JP2014109713A - カメラボディ、交換レンズ、およびレンズフード - Google Patents

カメラボディ、交換レンズ、およびレンズフード Download PDF

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Abstract

【課題】カメラボディ内やレンズ装着部を水滴から保護すること。
【解決手段】カメラボディ1は、交換レンズ2を装着するレンズ装着部12と、交換レンズ2の未装着時にレンズ装着部12への異物侵入を阻止する空気を吹き出す吹き出し孔10aと、吹き出し孔10aからの空気の吹き出しをオン/オフさせる空気吹き出し制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラボディ、交換レンズ、およびレンズフードに関する。
降雨などで湿度が高いときに、交換レンズをカメラボディから取り外せないようにするカメラが知られている(特許文献1参照)。
特開平5−333413号公報
従来技術では、交換レンズを外している場合の水滴などに対処できなかった。
本発明によるカメラボディは、交換レンズを装着するレンズ装着部と、交換レンズの未装着時にレンズ装着部への異物侵入を阻止する空気を吹き出す吹き出し孔と、吹き出し孔からの空気の吹き出しをオン/オフさせる空気吹き出し制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明による交換レンズは、カメラボディのレンズ装着部と嵌合する装着部材と、レンズ面に向けて空気を吹き出す空気吹き出し孔と、カメラボディから供給される空気を吹き出し孔へ導く流路と、を備えることを特徴とする。
本発明によるレンズフードは、交換レンズのレンズ面に向けて空気を吹き出す空気吹き出し孔と、送風部材と、送風部材からの空気を吹き出し孔へ導く流路と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、カメラボディまたはレンズを水滴などから保護できる。
図1(a)はカメラボディの側面図、図1(b)はカメラボディの正面図である。 交換レンズの側面図である。 図3(a)は交換レンズを装着したカメラボディの側面図、図3(b)は交換レンズを装着したカメラボディの正面図である。 カメラシステムの要部構成を例示するブロック図である。 制御回路が防水モード時に行う処理の流れを説明するフローチャートである。 レンズフードの側面図である。 第二の実施形態による制御回路が防水モード時に行う処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。本実施形態によるレンズ交換式カメラシステムは、交換レンズが装着されていないカメラボディのレンズ装着部を雨滴から保護したり、交換レンズのレンズ面を雨滴から保護したりする。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態によるカメラボディ1を説明する図である。図1(a)はカメラボディ1の側面図、図1(b)はカメラボディ1の正面図である。カメラボディ1の正面には、後述する交換レンズ2(図2)側のマウント22と嵌合するマウント12が設けられている。接点群13は、カメラボディ1が装着された交換レンズ2との間で通信を行うための通信用接点である。
撮像素子102は、交換レンズ2によって結像された被写体像を撮像する。カメラボディ1は、マウント12に交換レンズ2も保護用キャップも装着されていない状態で、撮像素子102や接点群13などに水滴がつくのを防ぐため、エアカーテン機構を備える。エアカーテンは、カメラボディ1の正面の吸気口11から取り込んだ空気をマウント12内の上部に設けた吹き出し孔10aから下部へ吹き出す。本実施形態では、カメラボディ1の内部に設けたファン107を回転させることにより、空気をカメラボディ1内の流路10へ導き、吹き出し孔10aから吹き出す。吹き出し孔10aから空気を吹き出す方向は、水滴や埃などをカメラボディ1内へ侵入させない向きである。なお、吸気口11には、水滴を通さずに通気するフィルタを設けている。
カメラボディ1は、底部に振動発生器108を内蔵しており、例えばレンズ交換時において振動を発生させる。この振動により、仮に撮像素子102や接点群13に水滴がついたとしても、これをふるい落とす。
レンズロック解除ボタン14は、カメラボディ1から交換レンズ2を取り外す際に押下される。レンズロック解除ボタン14が押下されると、カメラボディ1内の図示しないロック機構がマウントロックを解除する。これにより、交換レンズ2を取り外すための交換レンズ2の回転操作が可能になる。
図2は、本発明の一実施の形態による交換レンズ2の側面図である。交換レンズ2には、カメラボディ1のマウント12と嵌合するマウント22が設けられている。また、鏡胴内には、カメラボディ1へ装着された状態でカメラボディ1の吹き出し孔10aからの空気を受けて鏡胴の先端部へ導く流路20が設けられている。なお、撮影光学系21は複数のレンズ群によって構成されるが、図2においては単レンズとして図示している。
交換レンズ2は、振動発生器208、および図示しない振動オン/オフスイッチを有しており、図示しない電池が装填される。振動発生器208は、振動オン/オフスイッチ操作に応じて振動を発生/停止する。カメラボディ1へ装着する前において、仮に、交換レンズ2の撮影光学系21に水滴がついた場合には、振動発生器208による振動で水滴をふるい落とす。
図3(a)は交換レンズ2を装着したカメラボディ1の側面図、図3(b)は交換レンズ2を装着したカメラボディ1の正面図である。交換レンズ2をカメラボディ1へ装着後は、カメラボディ1の正面の吸気口11から取り込んだ空気が、カメラボディ1内の流路10および交換レンズ2内の流路20を通って鏡胴の先端部の吹き出し孔20aから吹き出す。吹き出し孔20aから空気を吹き出す方向は、撮影光学系21の表面についた水滴や埃などを吹き飛ばす向きである。
上述したカメラシステムの要部構成について図4に例示するブロック図を参照して説明する。図4において、カメラボディ1は、操作部材101と、撮像素子102と、レンズ装着検出部103と、記録再生部104と、制御回路105と、モニタ106と、ファン107と、振動発生器108と、通信回路109と、距離検出部110とを含み、図示しない電池が装填される。
操作部材101は、使用者によって操作される種々の入力部材、例えば電源スイッチ、レリーズボタン、メニューボタン、レンズロック解除ボタン14などを含む。撮像素子102は、CMOSイメージセンサなどによって構成される。
レンズ装着検出部103は、例えばレンズロック解除ボタン14の操作状態に基づいて交換レンズ2の装着の有無を判定する。なお、後述する通信回路109による交換レンズ2との間の通信の成否に基づいて交換レンズ2の装着の有無を判定してもよい。
記録再生部104は、制御回路105からの指示に基づいて画像ファイルをメモリカード50に記録し、また、メモリカード50に記録されている画像ファイルを読出す。メモリカード50は、図示しないカードスロットに着脱自在に取り付けられる記録媒体である。制御回路105は、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、カメラボディ1が行う撮影動作を制御する。
モニタ106は、カメラボディ1の背面に搭載された液晶モニタである。当該モニタ106には、メモリカード50に記録されている画像ファイルに基づく再生画像や、カメラボディ1の機能を設定するための設定メニューなどが表示される。
ファン107は、上述したエアカーテン機構を構成する。ファン107のオン/オフは、制御回路105によって制御される。振動発生器108は、上述したように水滴をふるい落とすための振動を発生する。振動発生器108のオン/オフは、制御回路105によって制御される。
通信回路109は、上記接点群13を介して交換レンズ2側の通信回路209との間で通信を行う。通信内容は、例えば、交換レンズ2側の制御回路210に対する制御信号などである。距離検出部110は、電波式の距離センサである。本実施形態では、交換レンズ2をカメラボディ1へ装着する前に、カメラボディ1と交換レンズ2との間の距離を少なくとも2段階(例えば、5cmと5mm)に検出する。
交換レンズ2は、制御回路210と、通信回路209と、振動発生器208とを含む。通信回路209は、カメラボディ1側の通信回路109との間で通信を行う。制御回路210は、カメラボディ1からの指示に基づいて、撮影光学系21(図2)を構成する図示しないフォーカシングレンズや絞りの駆動を制御する。振動発生器208は、撮影光学系21に付着した水滴をふるい落とすための振動を発生する。本実施形態においては、交換レンズ2における振動発生器208のオン/オフは、振動オン/オフスイッチの操作に基づく。
以上説明したカメラシステムにおいて、カメラボディ1の制御回路105がレンズやカメラボディを水滴から保護するために行う処理の流れについて、図5のフローチャートを参照して説明する。制御回路105は、「防水モード」がオンされると図5による処理を起動する。「防水モード」は、例えば操作部材101を構成する「防水モード」設定/解除スイッチからの操作信号に応じて「防水モード」の設定/解除を切り替える。なお、設定メニューの中に「防水モード」の項目を含めて、「防水モード」を設定/解除するように構成してもよい。
図5のステップS11において、制御回路105は、レンズロック解除ボタン14が押下されたか否かを判定する、制御回路105は、レンズロック解除ボタン14が操作された場合にステップS11を肯定判定してステップS12へ進み、レンズロック解除ボタン14が操作されていない場合には、ステップS11を否定判定してステップS17へ進む。
ステップS12において、制御回路105はエアカーテンの送風を開始させるため、ファン107の回転を開始させてステップS13へ進む。ステップS13において、制御回路105は、振動発生器108によって振動を発生させる。制御回路105は、カメラボディ1の振動発生を開始させるとステップS14へ進む。
ステップS14において、制御回路105はレンズロック解除ボタン14が復帰したか否かを判定する、制御回路105は、レンズロック解除ボタン14が復帰した場合にステップS14を肯定判定してステップS15へ進み、レンズロック解除ボタン14が復帰していない場合には、ステップS14を否定判定してステップS22へ進む。
ステップS15へ進む場合は、交換レンズ2が装着された場合である。交換レンズ2が装着された以降は、撮像素子102や接点群13に水滴がつくおそれがない。このため、制御回路105はファン107の回転を停止させてステップS16へ進む。さらにステップS16において、制御回路105は、振動発生器108による振動を停止させてステップS17へ進む。
本実施形態では、レリーズボタンが半押し操作された場合を撮影または撮影準備中と判断し、撮影光学系21に水滴がつくのを防止するためにエアカーテンの送風を行う。このために制御回路105は、ステップS17において、レリーズボタンが半押し操作されたか否かを判定する。制御回路105は、レリーズボタンが半押し操作された場合にステップS17を肯定判定してステップS18へ進み、レリーズボタンが半押し操作されない場合には、ステップS17を否定判定してステップS21へ進む。
ステップS18において、制御回路105は、ファン107の回転を開始させてステップS19へ進む。本実施形態では、半押し操作後、所定時間が経過するまでを撮影または撮影準備中と判断する。そこで制御回路105は、ステップS19において、レリーズボタンが半押し操作されてから所定時間(例えば5秒)が経過したか否かを判定する。制御回路105は、所定時間が経過するとステップS19を肯定判定してステップS20へ進み、所定時間が経過しない場合には、ステップS19を否定判定してステップS25へ進む。
ステップS20において、制御回路105は、ファン107の回転を停止させてステップS21へ進む。ステップS21において、制御回路105は、「防水モード」がオフされたか否かを判定する。制御回路105は、「防水モード」がオフされた場合にステップS21を肯定判定して図5による処理を終了する。制御回路105は、「防水モード」がオフされていない場合にはステップS21を否定判定し、ステップS11へ戻る。ステップS11へ戻る場合の制御回路105は、上述した処理を繰り返す。
上述したステップS14を否定判定してステップS22へ進む場合は、レンズロック解除ボタン14が押下されたままの場合である。この場合の制御回路105は、「防水モード」が継続されていることを条件にステップS14へ戻り、レンズロック解除ボタン14の復帰を待つ。このために制御回路105は、ステップS22において「防水モード」がオフされたか否かを判定する。制御回路105は、「防水モード」がオフされた場合にステップS22を肯定判定してステップS23へ進む。制御回路105は、「防水モード」がオフされていない場合にはステップS22を否定判定し、ステップS14へ戻る。
ステップS23において、制御回路105はファン107の回転を停止させる。さらにステップS24において、制御回路105は、振動発生器108による振動を停止させて図5による処理を終了する。
制御回路105は、半押し操作後に所定時間が経過する前であっても、「防水モード」がオフされた場合はエアカーテンの送風を停止させる。このため、上述したステップS19を否定判定して進むステップS25において、制御回路105は、「防水モード」がオフされたか否かを判定する。制御回路105は、「防水モード」がオフされた場合にステップS25を肯定判定してステップS26へ進む。制御回路105は、「防水モード」がオフされていない場合はステップS25を否定判定し、ステップS19へ戻る。ステップS26において、制御回路105は、ファン107の回転を停止させて図5による処理を終了する。
以上説明した第一の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)カメラボディ1は、交換レンズ2を装着するマウント12と、交換レンズ2の未装着時にマウント12への水滴の侵入を阻止する空気を吹き出す吹き出し孔10aと、吹き出し孔10aからの空気の吹き出しをオン/オフさせる制御回路105と、を備えるようにしたので、カメラボディ1内やマウント12を水滴から保護できる。
(2)上記(1)のカメラボディ1において、制御回路105は、交換レンズ2の取り外し用のレンズロック解除ボタン14が操作された状態で空気の吹き出しをオンさせ、レンズロック解除ボタン14の操作状態が解除されると空気の吹き出しをオフさせるので、交換レンズ2が外され、マウント12内へ水滴や埃などの異物が侵入するおそれがある状態でオン、交換レンズ2が装着され、マウント12内へ異物が侵入するおそれがない状態でオフというように、空気の吹き出しを適切に制御できる。
(3)上記(2)のカメラボディ1において、カメラボディ1を振動させる振動発生器108と、レンズロック解除ボタン14が操作された状態で振動発生器108による振動をオンさせ、レンズロック解除ボタン14の操作状態が解除されると振動発生器108による振動をオフさせる制御回路105と、をさらに備えるので、マウント12内へ水滴が侵入するおそれがある状態において付着した水滴をふるい落とす振動をオン、マウント12内へ水滴が侵入するおそれがない状態では振動をオフというように、振動の発生を適切に制御できる。また、撮像素子102や接点群13などを、付着した水滴から保護できる。
(4)上記カメラボディ1において、制御回路105はさらに、レリーズボタンが半押し操作されると空気の吹き出しをオンさせ、半押し操作の解除後所定時間が経過すると空気の吹き出しをオフさせるようにした。レンズ面に水滴が付着するおそれがある場合には、付着した水滴を吹き飛ばすので、レンズ面を付着した水滴から保護できる。加えて、レリーズボタンが半押し操作された場合は空気の吹き出しのみを行って振動を発生させないので、振動による撮影時のブレ発生が抑えられる。
(5)上記カメラボディ1において、交換レンズ2がマウント12に装着されている時、吹き出し孔10aから交換レンズ2へ空気を供給するようにしたので、カメラボディ1の送風源であるファン107を、交換レンズ2の吹き出し口20aから空気を吹き出す場合の送風源としても共用できる。
(6)交換レンズ2は、カメラボディ1のマウント12と嵌合するマウント22と、レンズ面に向けて空気を吹き出す空気吹き出し孔20aと、カメラボディ1から供給される空気を吹き出し孔20aへ導く流路20と、を備えるので、レンズ面を水滴や埃などから保護できる。
(7)上記(6)の交換レンズ2において、交換レンズ2を振動させる振動発生器208をさらに備えるようにしたので、交換レンズ2をカメラボディ1に装着する前において、仮にレンズ面に水滴が付着したとしても、これをふるい落としてレンズ面を保護できる。
(変形例1)
上述した説明では、レンズロック解除ボタン14が押下されてからレンズロック解除ボタン14が復帰するまで、エアカーテンの送風を行うとともに振動発生器108による振動を発生させる例を説明した。この代わりに、エアカーテンの送風と、振動発生器108による振動のうち、エアカーテンの送風のみを行うように構成してもよい。エアカーテンの送風のみを行う場合は、振動発生器108を省略してもよい。
(変形例2)
変形例1と異なり、エアカーテンの送風と、振動発生器108による振動のうち、振動発生器108による振動のみを行うように構成してもよい。
(変形例3)
上記実施形態では、操作部材101を構成する「防水モード」設定/解除スイッチからの操作信号に応じて「防水モード」の設定/解除を切り替える例を説明した。この代わりに、カメラボディ1に湿度センサを設け、検出湿度が所定湿度以上の場合に自動的に「防水モード」に設定するように構成してもよい。
(変形例4)
レンズフードの中にファンを設けてもよい。図6は、変形例3によるレンズフード5の側面図である。レンズフード5は、ファン107B、および図示しない送風オン/オフスイッチを有しており、図示しない電池が装填される。ファン107Bは、送風オン/オフスイッチ操作に応じて送風を開始/停止する。仮に、エアカーテンの送風に対応していない(鏡胴に空気の流路を備えていない)交換レンズ2Bの撮影光学系21Bに水滴がつくおそれのある場合には、交換レンズ2Bに装着したレンズフード5のファン107Bを回転させておく。
ファン107Bが回転すると、空気をレンズフード5内に取り込んで吹き出し孔50aから吹き出す。吹き出し孔50aから空気を吹き出す方向は、交換レンズ2Bの撮影光学系21Bの表面に付着した水滴や埃を吹き飛ばす向きである。なお、レンズフード5の吸気口(不図示)には、水滴を通さずに通気するフィルタを設けている。
(変形例5)
エアカーテン用に空気を取り込む吸気口11は、録音用のマイクの集音口と兼用させてもよい。ただし、録音時には空気の取り込み(すなわち空気の吹き出し)を停止させる。
(変形例6)
振動発生器108の位置は、カメラボディ1の底部の代わりに側部に設けてもよいし、底部および側部の両方に設けてもよい。
(第二の実施形態)
カメラボディ1および交換レンズ2間の距離に基づいてカメラボディ1の振動/停止を切り替えるように構成してもよい。例えば、交換レンズ2を装着する前にカメラボディ1を振動させて水滴をふるい落とし、交換レンズ2を装着する直前には振動を停止して装着時の音鳴り(カメラボディ1と交換レンズ2のマウント同士が振動によって接触/非接触を繰り返して音を出す状態)を防止する。図7は、本発明の第二の実施形態によるカメラボディ1の制御回路105がレンズやカメラボディ内部を水滴から保護するために行う処理の流れを説明するフローチャートである。
制御回路105は、「防水モード」がオンされると図7による処理を起動する。なお、図7による処理は、図5のフローチャートにおけるステップS13、S16、およびS24をスキップさせた上で、図5による処理と並行して実行するので、エアカーテンの送風については第一実施形態と同様に制御する。
図7のステップS51において、制御回路105は、距離検出部110からの検出信号に基づいて、カメラボディ1と交換レンズ2との間の距離が第1距離(たとえば5cm)以下か否かを判定する。制御回路105は、第1距離以下の場合にステップS51を肯定判定してステップS52へ進み、第1距離以下でない場合には、ステップS51を否定判定してステップS55へ進む。ステップS52へ進む場合は、ただちに水滴をふるい落とす場合である。ステップS55へ進む場合は、水滴をふるい落とすタイミングを先延ばしする場合である。
ステップS52において、制御回路105は、振動発生器108に振動を発生させる。制御回路105は、カメラボディ1に振動発生を開始させるとステップS53へ進む。ステップS53において、制御回路105は、距離検出部110からの検出信号に基づいて、カメラボディ1と交換レンズ2との間の距離が第2距離(たとえば5mm)以下か否かを判定する。制御回路105は、第2距離以下の場合にステップS53を肯定判定してステップS54へ進み、第2距離以下でない場合には、ステップS53を否定判定してステップS56へ進む。
ステップS54へ進む場合は、交換レンズ2の装着に備えて振動を停止させる場合である。制御回路105は、ステップS54において振動発生器108の振動を停止させてステップS55へ進む。
ステップS55において、制御回路105は、「防水モード」がオフされたか否かを判定する。制御回路105は、「防水モード」がオフされた場合にステップS55を肯定判定して図7による処理を終了する。制御回路105は、「防水モード」がオフされていない場合にステップS55を否定判定し、ステップS51へ戻る。ステップS51へ戻る場合の制御回路105は、上述した処理を繰り返す。
上記ステップS53を否定判定してステップS56において、制御回路105は、カメラボディ1と交換レンズ2との間の距離が第1距離以下か否かを判定する。制御回路105は、第1距離以下の場合にステップS56を肯定判定してステップS53へ戻る。この場合は、水滴をふるい落としながら交換レンズ2の装着を待つ。制御回路105は、第1距離以下でない場合には、ステップS56を否定判定してステップS54へ進む。ステップS54へ進む場合は、交換レンズ2がカメラボディ1から遠ざけられた場合である。この場合も振動を停止させる。
以上説明した第二の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)カメラボディ1は、交換レンズ2を装着するマウント12と、交換レンズ2の未装着時にマウント12への水滴の侵入を阻止する空気を吹き出す吹き出し孔10aと、吹き出し孔10aからの空気の吹き出しをオン/オフさせる制御回路105と、を備えるようにしたので、カメラボディ1内やマウント12を水滴から保護できる。
(2)上記カメラボディ1において、未装着の交換レンズ2との間の距離を検出する距離検出部110をさらに備え、制御回路105は、距離検出部110により検出された距離が5cmより短くなると振動発生器108による振動をオンさせ、検出された距離が5cmより短い5mmより短くなると振動発生器108による振動をオフさせる。これにより、カメラボディ1と交換レンズ2のマウント同士が振動によって接触/非接触を繰り返して音を出す状態を防止できる。
(変形例7)
カメラボディ1による水滴をふるい落とすための振動開始に合わせて、交換レンズ2においても自動的に振動を開始させてもよい。変形例7のカメラボディ1の通信回路109および交換レンズ2の通信回路210は、それぞれが無線通信も可能に構成される。そして、変形例7の制御回路105は、図7のステップS52において、カメラボディ1の振動発生器108に振動を発生させるとともに、通信回路109を介して無線通信で交換レンズ2に対して振動発生開始を指示する。これにより、交換レンズ2の制御回路210が振動発生器208に振動を発生させるので、交換レンズ2側においてレンズ面を付着した水滴から保護できる。
変形例7の制御回路105は、図7のステップS54において、カメラボディ1の振動発生器108による振動を停止させるとともに、通信回路109を介して無線通信で交換レンズ2に対して振動発生停止を指示する。これにより、交換レンズ2の制御回路210が振動発生器208に振動を停止させる。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。各実施形態および変形例は、適宜組み合わせて構成してもよい。
1…カメラボディ
2、2B…交換レンズ
5…レンズフード
10、20、50…流路
10a、20a、50a…吹き出し孔
11…吸気口
12、22…マウント
13…接点群
14…レンズロック解除ボタン
21、21B…撮影光学系
101…操作部材
102…撮像素子
105、210…制御回路
107、107B…ファン
108、208…振動発生器
109、209…通信回路

Claims (9)

  1. 交換レンズを装着するレンズ装着部と、
    前記交換レンズの未装着時に前記レンズ装着部への異物侵入を阻止する空気を吹き出す吹き出し孔と、
    前記吹き出し孔からの空気の吹き出しをオン/オフさせる空気吹き出し制御部と、
    を備えることを特徴とするカメラボディ。
  2. 請求項1に記載のカメラボディにおいて、
    前記空気吹き出し制御部は、前記交換レンズの取り外し用の操作部材が操作された状態で前記空気の吹き出しをオンさせ、前記操作部材の操作状態が解除されると前記空気の吹き出しをオフさせることを特徴とするカメラボディ。
  3. 請求項2に記載のカメラボディにおいて、
    前記カメラボディを振動させる振動部材と、
    前記操作部材が操作された状態で前記振動部材による振動をオンさせ、前記操作部材の操作状態が解除されると前記振動部材による振動をオフさせる振動制御部と、
    をさらに備えることを特徴とするカメラボディ。
  4. 請求項3に記載のカメラボディにおいて、
    未装着の前記交換レンズとの間の距離を検出する距離検出部をさらに備え、
    前記振動制御部は、前記距離検出部により検出された距離が第1距離より短くなると前記振動部材による振動をオンさせ、前記検出された距離が前記第1距離より短い第2距離より短くなると前記振動部材による振動をオフさせることを特徴とするカメラボディ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のカメラボディにおいて、
    前記空気吹き出し制御部はさらに、レリーズボタンが半押し操作されると前記空気の吹き出しをオンさせ、前記半押し操作の解除後所定時間が経過すると前記空気の吹き出しをオフさせることを特徴とするカメラボディ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のカメラボディにおいて、
    前記交換レンズが前記レンズ装着部に装着されている時、前記吹き出し孔から前記交換レンズへ空気を供給することを特徴とするカメラボディ。
  7. カメラボディのレンズ装着部と嵌合する装着部材と、
    レンズ面に向けて空気を吹き出す空気吹き出し孔と、
    前記カメラボディから供給される空気を前記吹き出し孔へ導く流路と、
    を備えることを特徴とする交換レンズ。
  8. 請求項7に記載の交換レンズにおいて、
    前記交換レンズを振動させる振動部材をさらに備えることを特徴とする交換レンズ。
  9. 交換レンズのレンズ面に向けて空気を吹き出す空気吹き出し孔と、
    送風部材と、
    前記送風部材からの空気を前記吹き出し孔へ導く流路と、
    を備えることを特徴とするレンズフード。
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