JP2014109653A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、設置モード後の画像形成における濃度低下や画像不良を低減させることである。
【解決手段】トナーを担持して回転する現像ローラ41を有し、トナーボトル9から補給されるトナーを内部に収納する現像器4と、現像器4の内部の現像剤の有無を検知するトナーセンサ45と、トナーセンサ45の検知結果に応じて現像ローラ41の動作を制御する制御装置20と、を有する画像形成装置において、現像器4を初めて使用する際に、トナーボトル9から現像器4の内部にトナーを補給した後に現像ローラ41を所定時間回転駆動する設置モードを有し、制御装置20は、設置モードの際に、設置モードの開始からトナーセンサ45がトナー有りを検知するまでの時間を計測し、トナー検知後の現像ローラ41の空回転時間tを計測時間p1に応じて変更する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、現像剤の補給を受けて内部に収納する現像器を有する電子写真複写機、情報記録装置等の画像形成装置に関する。
従来から知られている画像形成装置では、像担持体である感光体上に形成した静電潜像を、現像剤担持体である現像ローラが担持する現像剤であるトナーにより現像してトナー像を形成し、そのトナー像を転写材に転写、定着して、画像を形成している。
近年、電子写真複写機、情報記録装置等の画像形成装置の小型化が進み、装置内の限られたスペースの中に複数の現像装置である現像器を設ける場合や、現像器を小型化する場合があり、現像器内の現像剤収納容量も少なくなっている。
現像器はトナーを担持し回転可能な現像ローラを有し、トナーを内部に充填可能である。現像ローラ上のトナーは、トナー層厚規制手段としての現像ブレードにより薄層とされ、感光体と対向する領域へと搬送され、感光体上に形成された潜像を接触、もしくは、非接触で現像する。トナーは現像ローラの回転によるトナー同士の摩擦、現像ブレードとの摩擦等によって摩擦帯電することで、帯電量が上昇し、現像可能な状態になる。
ここで、トナーが充填された貯蔵容器(以下トナーボトルという)から、現像器に直接トナーを補給する画像形成装置が存在する。この構成では、トナーボトル内のトナー残量によって現像器内への排出されるトナー量が一定でないため、現像器内の新/旧トナーの割合が不均一となり画質不良を引き起こすことがある。
これに対し、トナーボトルと現像器の間に一時的にトナーを貯蔵するトナー補給部(ホッパー)を設け、ホッパーを介して現像器にトナーを補給することにより安定したトナー補給を行う画像形成装置が存在する。
トナーボトル内のトナーは、トナーボトルが回転することにより、ホッパー内に供給される。ホッパー内に供給されるトナー量は、ホッパーに設けられたトナー残量検知センサの検知情報に応じてトナーボトルを回転させることにより制御され、ホッパー内のトナー量を一定に保っている。
ホッパー内に供給されたトナーは、ホッパー内に設けられたスクリューによって現像器に搬送される。搬送されるトナー量は、現像器に設けられたトナー残量検知センサの検知情報に応じて制御され、適時現像器に補給される。この際のスクリューの回転軸と同期してホッパー内に設けた攪拌部材が回転し、ホッパー内にトナーが滞留することを防止している。
上記動作を繰り返すことにより、トナーボトルから現像器にトナーを安定して補給することが可能となる。
特許文献1には、現像によって消費されたトナーの現像器内への補給をトナー搬送機構によってホッパーから行う技術が開示されている。この構成では、ホッパー内のトナー残量検知センサがトナー無しと検知したとき、トナーボトルを回転してホッパーへのトナー補給が行われる。トナーボトルの回転が行われた後も尚、トナー残量検知センサによりホッパー内のトナー無し状態が維持されたときは、制御部はトナーボトル交換の要請表示を行い、ついでトナー搬送機構の回転数の計数を開始し、計数値が所定の回転数に達したときは、プリント動作の停止予告の表示を行う。
また、画像形成装置の新規購入時、現像器の交換時等、現像器にトナーが実質的に存在しない初期の状態においては、現像器を現像実行可能な状態にするべく、トナーを補給するためのトナー初期設置工程(以下、設置モードという)を実行することが多い。
特許文献2には、設置モードにおけるトナー補給制御に関する技術が開示されている。特許文献2における設置モードは、設置モード開始と同時にトナーボトルからホッパーを介して現像器内にトナー補給を開始し、所定時間(例えば3分間)はトナー補給手段を連続駆動し、その後はホッパー駆動ON(例えば2秒)、駆動OFF(例えば1秒)の間欠補給で現像器内にトナーを補給する。このようにすることで、画像形成可能なまでの時間を短縮させている。
さらに、現像器内にトナーを補給した後の最初の画像形成の際に、良好な画像を出力するために、設置モードにおいて、トナーを現像器へと補給しながら現像器を空回転させる工程と、現像器内にトナーが補給された後に、現像器を空回転させる工程とを有するものもある。
図10に従来の設置モードにおけるフローチャートを示す。設置モードを開始すると、現像ローラを駆動し、同時にトナーボトルからホッパーを介して現像器内にトナー補給を開始する(ステップS51〜S55))。現像ローラを駆動回転することで現像ローラ上にトナーを担持させ、かつ、摩擦帯電により現像ローラ上のトナーの帯電量を上昇させている。しかし、所定時間(例えば3分)経過しても、現像器内にトナーは十分に充填されるが、良好な画像を形成可能な帯電量までは達していない。そこで、トナー補給停止の後に(ステップS52)、更に現像ローラを所定時間(例えば2分)空回転することで更にトナーの帯電量を上昇させる(ステップS56、S57)。これにより、設置モード終了後の最初の画像形成の際に、良好な画質を達成している。
特開2005−084072号公報 特開平8−15984号公報
しかしながら、上述した従来技術において、設置モード時に、トナー補給後に一定時間現像ローラの空回転を行う制御では、トナーボトル内のトナーの状態や、環境によるトナーの流動性の変化から、補給後の現像器内トナーの帯電性能にバラツキが出てしまう。
例えば、長期に保管されたトナーボトルの場合、大気中の水分を吸収、トナー自身の劣化により、凝集し、流動性が悪化する。そうすると、トナー補給後の規定時間の現像ローラの空回転では、トナーを所定の帯電量に達するための十分な摩擦帯電付与ができず、設置モード終了後の最初の画像形成において、濃度低下が発生してしまう。
また、製造直後のトナーボトルの場合、トナーボトル内のトナーへの水分吸着は無く、流動性も良いため、設置モードにおける所定時間の現像ローラの空回転により、現像に必要な帯電量を十分に満足できる。しかし、同時に、必要以上の現像ローラの空回転により適正値よりも高い帯電量のトナーも発生し、適正値よりも高い帯電量のトナーと適正値よりも低い帯電量のトナーによる静電凝集が起こり、現像ローラ上のトナー層形成不良が発生する。層形成不良部はトナーの載り量が多くなるため、設置モード終了後の、最初の画像形成の際に、現像ローラ上の他の部分よりも多くのトナーが感光体に現像されてしまう。よって、図11に示すように現像ローラの回転周期で用紙上に斑点やスジといった画像不良が発生してしまう。
そこで、本発明の目的は、設置モード後の画像形成における濃度低下や画像不良を低減させることである。
上記目的を達成するため、本発明は、現像剤を担持して回転する現像剤担持体を有し、トナーボトルから補給される現像剤を内部に収納する現像器と、前記現像器の内部の現像剤の有無を検知する現像剤検知手段と、前記現像剤検知手段の検知結果に応じて前記現像剤担持体の動作を制御する制御手段と、を有する画像形成装置において、前記現像器を初めて使用する際に、前記トナーボトルから前記現像器の内部に現像剤を補給した後に前記現像剤担持体を所定時間回転駆動する設置モードを有し、前記制御手段は、前記設置モードの際に、前記設置モードの開始から前記現像剤検知手段が現像剤有りを検知するまでの時間を計測し、前記現像器の内部に現像剤を補給した後の前記現像剤担持体の駆動時間を、前記計測時間に応じて変更することを特徴とする。
また、現像剤を担持して回転する現像剤担持体を有し、トナーボトルから補給される現像剤を内部に収納する現像器と、前記現像器の内部の現像剤の有無を検知する第一の現像剤検知手段と、前記トナーボトルからの現像剤を一時的に貯蔵して前記現像器へ補給するホッパーと、前記ホッパーの内部の現像剤の有無を検知する第二の現像剤検知手段と、前記第一及び第二の現像剤検知手段の検知結果に応じて前記現像剤担持体の動作を制御する制御手段と、を有する画像形成装置において、前記現像器を初めて使用する際に、前記トナーボトルから前記現像器の内部に現像剤を補給した後に前記現像剤担持体を所定時間回転駆動する設置モードを有し、前記制御手段は、前記設置モードの際に、前記設置モードの開始から前記第二の現像剤検知手段が現像剤有りを検知するまでの第一の計測時間と、前記第二の現像剤検知手段が現像剤有りを検知してから前記第一の現像剤検知手段が現像剤有りを検知するまでの第二の計測時間を計測し、前記現像器の内部に現像剤を補給した後の前記現像剤担持体の駆動時間を、前記第一の計測時間と前記第二の計測時間に応じて変更することを特徴とする。
本発明によれば、設置モード後の画像形成における濃度低下や画像不良を低減させることができる。
本発明の実施の形態に係る電子写真方式の画像形成装置の概略構成を示す図 (a)は図1内に示した現像器にトナーを供給するトナー供給機構の部分拡大正面図、(b)は図1内に示した現像器にトナーを供給するトナー供給機構の部分拡大側面図 図1内に示した現像器の部分拡大正面図 図2内に示したトナー供給機構をその制御ハードウェアとともに示した図 本発明の第1の実施形態における設置モードのシーケンスを示す図 設置モード開始から現像器トナーセンサが"トナー有り"を検知するまでの時間p1と現像器トナーセンサが"トナー有り"を検知した時の現像ローラ上トナーの帯電量、現像器トナーセンサが"トナー有り"検知後の空回転時間tと空回転終了時の現像ローラ上の帯電量の関係を示す表図 現像器トナーセンサが"トナー有り"を検知してからの現像器の空回転時間tと設置モード終了後の初期画像形成におけるベタ黒パッチの反射濃度、と現像ローラ上トナーの帯電量の関係を示す表図 本発明の第2の実施形態における設置モードのシーケンスを示す図 設置モード開始からホッパートナーセンサが"トナー有り"を検知するまでの時間p2とホッパートナーセンサが"トナー有り"を検知してから現像器トナーセンサが"トナー有り"を検知するまでの時間p3と現像器の空回転時間tの関係を示す図 従来の実施形態における設置モードのシーケンスを示す図 現像ローラ上のトナーの静電凝集により発生する画像不良の図
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係る画像形成装置について説明する。図1に本実施の形態に係る電子写真方式の画像形成装置の概略構成を示す。図1に示すように、1は像担持体としての感光体1であり、図1に示す矢印方向に回転する。感光体1の周囲には、帯電手段としての帯電部材2、露光手段としての画像書込装置3、現像手段としての現像器4、クリーニング手段としてのクリーニング装置5、および転写手段が設けられている。帯電部材2は、感光体1を所定電位に帯電する。レーザ走査装置などの画像書込装置3は、所定電位に帯電された感光体1上に画像情報に応じた静電潜像を書き込む。現像器4は、感光体1上に形成された静電潜像をトナー(現像剤)を用いて現像し可視像化する。クリーニング装置5は、転写後に感光体1表面に残った転写残トナーなどを除去する。転写手段は、用紙などの転写材を搬送する転写ベルト6と、現像器4により現像されたトナー像(現像剤像)を転写材に転写する転写ローラ7とからなる。
画像形成装置の作像プロセスについて説明する。先ず、帯電部材2にて感光体1を一様に帯電した後、画像書込装置3からのレーザ光にて感光体1上に静電潜像を書き込む。その後、現像器4にて静電潜像をトナー像として可視像化し、所定のタイミングで転写部位へと移動させる。一方、転写材は、転写ベルト6にて所定のタイミングで転写部位へと搬送され、転写ローラ7と、帯電された転写ベルト6によって転写バイアスを印加されることで、感光体1上のトナー像が転写材に転写される。なお、転写ベルト6及び転写ローラ7とからなる転写手段は、帯電部材2による帯電とは逆極性となるように転写電界をかける。
図2に、感光体1に対向した現像器4にトナーを供給するトナー補給装置の部分拡大図を示す。図2(a)は正面図、図2(b)は側面図を示している。
図2(a)に示すように、トナー補給装置8は、トナーボトル9を着脱可能に収納するボトル接続部(トナーボトル収納手段)10と、トナーボトル9から供給されるトナーを一時的に貯蔵するホッパー11とを有している。トナーボトル9とホッパー11とは、トナーボトル9の排出口がホッパー11に挿入され、結合されることにより接続される。トナーボトル9の内壁には螺旋状の突条が設けられている。トナー補給装置8によりトナーボトル9を回転させると、前記螺旋状の突条と重力の働きにより、トナーボトル9内のトナーが排出口に送り出され、ホッパー11内にトナーが供給される。ボトル接続部10には、図2(b)に示すようにボトルモータ16が接続されており、このボトルモータ16が回転することによってトナーボトル9も回転し、排出口からホッパー11にトナーを送り出す。この構成によってトナー補給手段が実現される。またホッパー11と現像器4とは、搬送路14を介して接続されている。ホッパー11内のトナーはその下端に設けられた開口から搬送路14を経由して現像器4へ供給される。ホッパー11内に設けられた攪拌部材としての攪拌パドル12を回転させると、ホッパー11内のトナーの搬送路14への移動が促される。搬送路14内には搬送手段としてのオーガー15が配置され、ホッパーモータ17の回転により、搬送路14内のトナーが現像器4へ搬送されるようになっている。
続いて、図3に感光体1上に形成された静電潜像をトナー(現像剤)にて可視像化する現像器4の部分拡大図を示す。
図3に示すように、現像手段としての現像器4は、現像剤を担持して回転する現像剤担持体としての現像ローラ41を有している。現像ローラ41は、現像バイアスが印加されて感光体1に現像剤を供給する。現像器4では、現像剤としてのトナーを用いて感光体1上の静電潜像を現像する。現像器4では、トナー補給装置8から現像器に補給されたトナーを、オーガー43により現像容器40内へ搬送し、更に攪拌パドル44により攪拌しながら現像ローラ41に向けて搬送する。現像ローラ41は、複数の固定磁極の外周に回転可能なスリーブを配置した現像剤担持体である。現像ローラ41に担持されたトナーは、トナー層厚規制手段としての現像ブレード42により均一に層厚が規制された後、現像領域に搬送され、感光体1に接触あるいは非接触で静電潜像を現像する。現像器4の駆動は現像ローラ41、オーガー43、攪拌パドル44が連動して行われる。
本実施形態では、ホッパー11にホッパートナーセンサ(第二の現像剤検知手段)13を設け、ホッパートナーセンサ13によりホッパー11内のトナーの量を検知している。また現像器4に現像器トナーセンサ(第一の現像剤検知手段)45を設け、現像器トナーセンサ45により現像器4内のトナーの量を検知している。ホッパートナーセンサ13、現像器トナーセンサ45は、本実施形態では、透磁率検知式を使用しており、トナーがセンサの検知面に存在していれば"トナー有り(現像剤有り)"、存在していなければ"トナー無し(現像剤無し)"を検知する。すなわち、両トナーセンサ13,45は、トナー(現像剤)の有無を検知している。なお、トナーセンサは磁気検知以外にも、光検知式、電気検知式などが使用可能である。
図4にトナー補給装置8と現像器4をその制御ハードウェアとともに示す。図4を用いて、トナーボトル9から現像器4へのトナー補給に関わる制御について説明する。
まずは、トナーボトル9からホッパー11へのトナー補給に関わる制御について説明する。
ボトルモータ16は、画像形成装置本体の制御装置(制御手段)20に接続されている。制御装置20は、CPU21等の処理装置で構成され、メモリ22内に格納された制御プログラムを読み出して実行することにより必要な処理を実現する。制御装置20は、ホッパートナーセンサ13の検知結果に応じて、トナー補給を要求された場合、必要なサイクル分の動作を繰り返すようにボトルモータ16を制御する。ここでは、トナーボトル9の第一の規定時間(本例では3秒)の回転駆動と第二の規定時間(本例では2秒)の停止とを1サイクルとしている。なお、1サイクルの回転駆動は時間でなく回転数で規定してもよい。
例えば、ホッパートナーセンサ13は定期的にホッパー11内のトナー有無検知を行い、ホッパートナーセンサ13からの信号は常時、制御装置20に出力される。なお、本実施形態では、ホッパートナーセンサ13は画像形成時のみホッパー11内のトナーの有無検知を行う。制御装置20は、ホッパートナーセンサ13からの信号がホッパー11内の"トナー無し"を示す場合、ホッパー11内のトナーが少なくなっていると判断し、ボトルモータ16を1サイクル動作するように指示する信号を出力する。これにより、トナーボトル9からホッパー11に対してトナーが補給され、ホッパートナーセンサ13が"トナー有り"を検知するまでに上記サイクルを繰り返して実行する。その際、サイクル数を計数してメモリ22に記憶し、ホッパートナーセンサ13がトナー有りを検知すると計数値をクリアする。
続いて、ホッパー11から現像器4へのトナー補給に関わる制御について説明する。
上述のとおり、現像器4へのトナー補給は、搬送手段である搬送路14内のオーガー15で行われ、現像器4に設けられた現像器トナーセンサ45の検知結果が規定値を下回った時点で、トナーボトル9からホッパー11への補給制御同様にメモリ22内に格納された制御プログラムを読み出してCPU21等にて実行することにより必要な処理を実現する。
例えば、現像器トナーセンサ45は定期的に現像器4内のトナー有無検知を行い、現像器トナーセンサ45からの信号は制御装置20に出力される。なお、本実施形態では、現像器トナーセンサ45は現像ローラ駆動時のみ現像器4内のトナーの有無検知を行う。制御装置20は、現像器トナーセンサ45からの信号が現像器4内の"トナー無し"を示す場合、現像器4内のトナーが少なくなっていると判断し、ホッパーモータ17を駆動するように指示する信号を出力する。これにより、ホッパー11から現像器4にトナーが補給され、現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知するまでにホッパーモータ17を駆動する。その際、ホッパーモータ17の駆動時間を計数してメモリ22に記憶し、現像器トナーセンサ45がトナー有りを検知すると計数値をクリアする。
なお、上述したホッパー11内に設けられた攪拌パドル12は、搬送路14内のオーガー15と同一の駆動源であるホッパーモータ17により、オーガー15が駆動されている際に、回転し、ホッパー11内のトナーを攪拌する。
本画像形成装置では、画像形成装置を初めて使用開始する際には空の現像器にトナーを連続的に補給し、補給後(トナー有り検知後)に現像ローラを所定時間回転駆動する設置モードを行う。本実施形態では、設置モード開始から現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知するまでの時間p1を計測し、この計測時間p1に応じて、"トナー有り"検知後の現像ローラの空回転時間を変更している。そのために、制御装置20は前述の時間p1を計測するためのトナー検知カウント部24を有している。
図5に設置モードにおけるシーケンスを示し、詳細な説明を行う。
設置モードを開始すると、メインモータの駆動及び現像ローラ41の空回転を開始する(ステップS11)。この時、制御装置20のトナー検知カウント部24は設置モード開始からの時間p1を計測開始する(ステップS12)。設置モード開始と同時にホッパートナーセンサ13及び現像器トナーセンサ45がトナーの有無検知を行い、"トナー無し"検知によりボトルモータ16及びホッパーモータ27が駆動し、トナー補給が開始される(ステップS13〜S16)。
まずはトナーボトル9からホッパー11にトナーが補給され、ホッパー11にトナーが充填され始めると、トナーはホッパー11のパドル12により搬送路14に送られ、オーガー15を介して現像器4内に送られる。現像器4に送られたトナーはオーガー43により現像容器40内に充填され始め、攪拌パドル44により、現像ローラ41へ搬送される。トナーは、現像ローラ41、現像ブレード42、トナー同士等による摩擦帯電により、帯電量が上昇する。
トナーボトル9からホッパー11にトナーが補給され、一定量充填するとホッパートナーセンサ13が"トナー有り"を検知し、ボトルモータ16の駆動を停止する。その間も、現像器4へのトナー補給は行われるため、トナー補給によりホッパー11内のトナーが減少し、ホッパートナーセンサ13が"トナー無し"を検知すると、ボトルモータ16が再駆動し(ステップS16)、トナーボトル9からホッパー11へのトナー補給が再開する。時間が経過し、現像容器40内に十分にトナー充填されると、現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知し、ホッパーモータ17の駆動を停止する。同時に、トナー検知カウント部24は設置モード開始からの時間p1を計測停止し(ステップS17)、計測時間p1に応じた現像ローラ41の空回転時間tを算出する(ステップS18)。この空回転時間tに基づいて、現像ローラ41の空回転を実施し、規定の時間経過すると(ステップS19)、現像ローラ41の空回転を停止し(ステップS20)、設置モードが終了する。
図6に設置モード開始から現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知するまでの時間p1と現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知した時の現像ローラ上のトナーの帯電量、現像器トナーセンサ45が"トナー有り"検知後の空回転時間t、そして空回転終了時の現像ローラ上の帯電量の関係を示す。上述の現像ローラの空回転時間tは、トナーが補給され始めてから補給終了までの時間、つまりトナーがトナーボトル9からホッパー11を介して現像器4に移動するのにかかる時間で決定される。この時間tはトナーの流動性によって大きく変動し、流動性の良いトナーの場合、現像器4に補給されるまでの時間は短く、流動性の悪いトナーの場合、現像器4に補給されるまでの時間は長くなる。
トナーの帯電量はブローオフ法帯電量測定により求めた。トナーの帯電量はトナーの流動性、つまり、トナーの凝集具合に感度が有り、トナーの流動性が良ければ十分にトナー同士が攪拌され、摩擦帯電が均一に行われることで、トナーの帯電量が高くなり易い。一方、トナーの流動性が悪ければ、トナーが十分に摩擦帯電されず、トナーの帯電量が低くなってしまう。よって、長期に保管されたトナーボトル等、流動性の悪いトナーで設置モードを行った場合、その後の画像形成での濃度低下が発生する。これを防止するために、現像器トナーセンサ45が"トナー有り"検知後の現像ローラの空回転時間tを長くすることで、トナーに対して摩擦帯電付与し、現像可能なトナーの帯電量を達成できる。
例えば、図6に示すように、トナーAの場合、設置モード開始から現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知するまでの時間p1は200秒以内である。つまり、トナーの流動性が良いため、トナーボトル9からのトナーの排出性が良く、トナーがホッパー11内の攪拌パドル12や搬送路14内のオーガー15、そして、現像器4内のオーガー43、攪拌パドル44で十分に攪拌される。そのため、現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知した時の現像ローラ41上のトナーの帯電量は−7.2μC/gと高い数値を示している。そのため、現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知した後の現像ローラ41の空回転時間は30秒で良い。すなわち、計測時間p1が予め設定した基準時間(ここでは図6に示す201〜260秒)と比べて短い場合には、"トナー有り"を検知した後の現像ローラ41の空回転時間(駆動時間)tを基準時間の時よりも短くしている。
一方、トナーEの場合、設置モード開始から現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知するまでの時間p1は261秒以上である。つまり、トナーの流動性が悪いため、トナーボトル9からのトナーの排出性が悪く、トナーがホッパー11内の攪拌パドル12や搬送路14内のオーガー15、そして、現像器4内のオーガー43、攪拌パドル44で十分に攪拌されない。そのため、現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知した時の現像ローラ41上のトナーの帯電量は−3.4μC/gと低い数値を示している。そのため、現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知した後の現像ローラ41の空回転時間は180秒を要する。すなわち、計測時間p1が予め設定した基準時間(ここでは図6に示す201〜260秒)と比べて長い場合には、"トナー有り"を検知した後の現像ローラ41の空回転時間(駆動時間)tを基準時間の時よりも長くしている。
次に、図7に流動性の良いトナーA、流動性の悪いトナーE、それぞれにおける現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知してからの現像ローラ41の空回転時間tと設置モード終了後の初期画像形成におけるベタ黒パッチの反射濃度、さらに、現像ローラ41上のトナーの帯電量の関係を示す。流動性の良いトナーAでは、現像ローラ41の空回転時間tに関わらず、十分な反射濃度を達成しているのに対し、流動性の悪いトナーEに関しては、現像ローラ41の空回転時間tが短ければ、濃度が低下していることが確認できる。
また、空回転時間tが長いほど、現像ローラ41上のトナーの帯電量は上昇していく。しかし、流動性が良いトナーで現像ローラ41の空回転を長時間行うと、トナーの帯電量が過剰に上昇し、帯電量の高いトナーと低いトナーによる静電凝集が起こり画像不良が発生する。これを防止するために、流動性の良いトナーの場合、現像器トナーセンサ45が"トナー有り"検知後の現像ローラ41の空回転時間tを短くする。
上述したように、設置モード開始から現像器4が"トナー有り"を検知するまでの時間p1でトナーの流動性を予測することで、現像器4が"トナー有り"を検知した後の空回転時間tを制御し、トナーの流動性影響による濃度低下や画像不良を防止することができる。
例えば、設置モード開始から現像器トナーセンサが"トナー有り"を検知するまでの時間が基準時間より長ければ、トナーの流動性は悪いことが予想されるため、トナー帯電量は上昇し難い。この場合、"トナー有り"検知後の現像ローラの空回転時間を基準時間の時よりも長くすることでトナー帯電量を上昇させ、設置モード終了後の最初の画像形成時の濃度低下を防止することができる。一方、設置モード開始から現像器トナーセンサが"トナー有り"を検知するまでの時間が基準時間より短ければ、トナーの流動性は良いことが予想されるため、トナーの帯電量は上昇し易い。この場合、"トナー有り"検知後の現像ローラの空回転時間を基準時間の時よりも短くすることでトナー帯電量の過剰な上昇を抑制し、現像ローラ上のトナーの静電凝集に伴う画像不良を防止することができる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態に係る画像形成装置について説明する。
第1実施形態では、設置モード開始から現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知するまでの計測時間p1からトナーの流動性を予測し、現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知した後の現像ローラ41の空回転時間tを前記計測時間p1に応じて制御する構成を例示した。しかしながら、第1実施形態で例示した制御は、トナーボトル内のトナーの状態を好適に把握するものではない。
例えば、トナーボトルによっては内部のトナー状態は良好であるが、輸送等の物流の際に、トナーがトナーボトルの排出口部で一時的に圧縮して、設置モード初期におけるトナーボトルの駆動でのトナー排出性が悪くなることがある。一方、トナー状態は劣化しているものの、トナーボトルを振ったりすることによる一時的な流動性の良化により、設置モード初期におけるトナーボトルの駆動でのトナー噴出現象(フラッシング)が発生してしまい、トナーボトルからの排出性が良くなることもある。
そこで、本実施形態では、上記のように、トナーボトル内のトナーの状態によって設置モード時のトナーボトルからのトナーの排出性が異なった場合でも、トナーの流動性を検知して、現像器内のトナー帯電量を適正な状態に保つようにしている。詳しくは、設置モード開始からホッパートナーセンサ13が"トナー有り"を検知するまでの第一の計測時間p2、そして、ホッパートナーセンサ13が"トナー有り"を検知してから現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知するまでの第二の計測時間p3から、"トナー有り"を検知した後の現像ローラ41の空回転時間tを制御する。
第2実施形態における画像形成装置全体の概略構成は、前述した第1実施形態と同様であるため、同一の機能を有する部材には同一符号を付し、説明は省略する。
図8に本実施形態の設置モードにおけるシーケンスを示し、詳細な説明を行う。
設置モードを開始すると、メインモータの駆動及び現像ローラの空回転を開始する(ステップS31)。この時、制御装置20のトナー検知カウント部24は設置モード開始からの時間p2を計測開始する(ステップS32)。設置モード開始と同時にホッパートナーセンサ13及び現像器トナーセンサ45がトナーの有無検知を行い、"トナー無し"検知によりボトルモータ16及びホッパーモータ27が駆動し、トナー補給が開始される(ステップS33〜S36)。
まずはトナーボトル9からホッパー11にトナーが補給され、ホッパー11にトナーが充填され始めると、トナーはホッパー11のパドル12により搬送路14に送られ、オーガー15を介して現像器4内に送られる。現像器4に送られたトナーはオーガー43により現像容器40内に充填され始め、攪拌パドル44により、現像ローラ41へ搬送される。トナーは、現像ローラ41、現像ブレード42、トナー同士等による摩擦帯電により、帯電量が上昇する。
トナーボトル9からホッパー11にトナーが補給され、一定量充填するとホッパートナーセンサ13が"トナー有り"を検知し、ボトルモータ16の駆動を停止する。同時に、トナー検知カウント部24は設置モード開始からの時間p2の計測を停止し(ステップS37)、時間p3の計測を開始する(ステップS38)。その間も、現像器4へのトナー補給は行われるため、トナー補給によりホッパー11内のトナーが減少し、ホッパートナーセンサ13が"トナー無し"を検知すると、ボトルモータ16が再駆動し(ステップS36)、トナーボトル9からホッパー11へのトナー補給が再開する。
時間が経過し、現像容器40内に十分にトナー充填されると、現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知し、ホッパーモータ17の駆動を停止する。同時に、トナー検知カウント部24はホッパートナーセンサ13の"トナー有り"検知からの時間p3の計測を停止し(ステップS39)、計測時間p2、p3に応じた現像ローラ41の空回転時間tを算出する(ステップS40)。この空回転時間tに基づいて、"トナー有り"検知後の現像ローラ41の空回転を実施し、規定の時間経過すると(ステップS41)、現像ローラ41の空回転を停止し(ステップS42)、設置モードが終了する。
このように、本実施形態における制御装置20のCPU21のトナー検知カウント部24は、設置モード開始からホッパートナーセンサ13が"トナー有り"を検知するまでの第一の計測時間p2(ホッパー検知時間)及び、ホッパートナーセンサ13が"トナー有り"を検知してから現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知するまでの第二の計測時間p3(現像器検知時間)を計測し、設置モード開始からホッパートナーセンサ13が"トナー有り"を検知するまでの時間p2とホッパートナーセンサ13が"トナー有り"を検知してから現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知するまでの時間p3の検知結果に応じて、現像ローラの空回転時間tを算出する。
図9に設置モード開始からホッパートナーセンサ13が"トナー有り"を検知するまでの時間p2とホッパートナーセンサ13が"トナー有り"を検知してから現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知するまでの時間p3と現像ローラの空回転時間tの関係を示す。また、以下に、設置モード開始からホッパートナーセンサ13が"トナー有り"を検知するまでの時間p2とホッパートナーセンサ13が"トナー有り"を検知してから現像器トナーセンサ45が"トナー有り"を検知するまでの時間p3とトナーの状態例について説明する。
図9のNo.1に示すように、時間p2が第一の基準時間(ここでは11〜30秒)より短く、時間p3が第二の基準時間(ここでは191〜230秒)より短い場合、例えば、製造直後のトナーが該当し、トナーの流動性が非常に良い状態であり、現像ローラ41上のトナーの帯電量が上昇し易い傾向にある。そのため、濃度は十分に高くなるが、帯電量が高いトナーと低いトナーの静電凝集も発生し易いため、現像ローラ41の空回転時間tを通常時(基準時間の時の空回転時間)よりも短くする。
図9のNo.4に示すように、時間p2が第一の基準時間より短く、時間p3が第二の基準時間より長い場合、例えば、トナーは劣化傾向にあり流動性は比較的悪いものの、トナーボトル9を振ったりすることで、一時的にトナーボトル9からホッパー11の排出性が良くなる。しかし、トナー自体は劣化しているため、ホッパー11から現像器4への搬送時間は長くなってしまう。そこで、現像ローラ41の空回転時間tを通常時よりも長くして、現像ローラ41上のトナーの帯電量を上昇させる。
図9のNo.13に示すように、時間p2が第一の基準時間より長く、時間p3が第二の基準時間より短い場合、例えば、トナーは劣化はしていないものの、トナーボトル9の物流や、保管状態により、一時的にトナーボトル9からの排出性が悪くなる。しかし、トナー自体は劣化していないため、ホッパー11から現像器4への搬送時間は短くなる。よって、現像ローラ41上のトナーの帯電量は比較的上昇し易く、現像ローラ41の空回転時間も通常時よりも短くする。
図9のNo.16に示すように、時間p2が第一の基準時間より長く、時間p3が第二の基準時間より長い場合、例えば、長期保管されたトナーが該当し、トナーの流動性は非常に悪い状態であり、現像ローラ41上のトナーの帯電量は上昇し難い傾向にある。ゆえに、濃度は低くなるため、現像ローラ41の空回転時間tを通常時よりも更に長くし、現像ローラ41上の帯電量の更に上昇させるよう促進する。
以上のように、設置モード開始からホッパートナーセンサが"トナー有り"を検知するまでの時間p2、そして、ホッパートナーセンサが"トナー有り"を検知してから現像器トナーセンサが"トナー有り"を検知するまでの時間p3から、現像器トナーセンサが"トナー有り"を検知した後の、現像ローラの空回転時間tを制御する。これにより、更に精度良くトナーの流動性を検知し、濃度低下や画像不良を防止することが可能である。
〔他の実施形態〕
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。例えば、本発明は、現像方式を1成分方式または2成分方式に限定するものではない。
また前述した実施形態では、現像剤をトナーボトルからホッパーを介して現像器へ補給する構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、現像剤をトナーボトルから現像器へ補給する構成であっても本発明は有効である。
また前述した実施形態では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
1 …感光体
2 …帯電部材
3 …画像書込装置
4 …現像器
5 …クリーニング装置
6 …転写ベルト
7 …転写ローラ
8 …トナー補給装置
9 …トナーボトル
10 …ボトル接続部
11 …ホッパー
12 …攪拌パドル
13 …ホッパートナーセンサ
14 …搬送路
15 …オーガー
16 …ボトルモータ
17 …ホッパーモータ
20 …制御装置
21 …CPU
22 …メモリ
23 …表示部
24 …トナー検知カウント部
40 …現像容器
41 …現像ローラ
42 …現像ブレード
43 …オーガー
44 …攪拌パドル
45 …現像器トナーセンサ

Claims (4)

  1. 現像剤を担持して回転する現像剤担持体を有し、トナーボトルから補給される現像剤を内部に収納する現像器と、
    前記現像器の内部の現像剤の有無を検知する現像剤検知手段と、
    前記現像剤検知手段の検知結果に応じて前記現像剤担持体の動作を制御する制御手段と、を有する画像形成装置において、
    前記現像器を初めて使用する際に、前記トナーボトルから前記現像器の内部に現像剤を補給した後に前記現像剤担持体を所定時間回転駆動する設置モードを有し、
    前記制御手段は、前記設置モードの際に、前記設置モードの開始から前記現像剤検知手段が現像剤有りを検知するまでの時間を計測し、前記現像器の内部に現像剤を補給した後の前記現像剤担持体の駆動時間を、前記計測時間に応じて変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記計測時間が基準時間と比べて長い場合には、前記現像器の内部に現像剤を補給した後に行う前記現像剤担持体の駆動時間を基準時間の時と比べて長くし、前記計測時間が前記基準時間と比べて短い場合には、前記現像器の内部に現像剤を補給した後に行う前記現像剤担持体の駆動時間を基準時間の時と比べて短くすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 現像剤を担持して回転する現像剤担持体を有し、トナーボトルから補給される現像剤を内部に収納する現像器と、
    前記現像器の内部の現像剤の有無を検知する第一の現像剤検知手段と、
    前記トナーボトルからの現像剤を一時的に貯蔵して前記現像器へ補給するホッパーと、
    前記ホッパーの内部の現像剤の有無を検知する第二の現像剤検知手段と、
    前記第一及び第二の現像剤検知手段の検知結果に応じて前記現像剤担持体の動作を制御する制御手段と、を有する画像形成装置において、
    前記現像器を初めて使用する際に、前記トナーボトルから前記現像器の内部に現像剤を補給した後に前記現像剤担持体を所定時間回転駆動する設置モードを有し、
    前記制御手段は、前記設置モードの際に、前記設置モードの開始から前記第二の現像剤検知手段が現像剤有りを検知するまでの第一の計測時間と、前記第二の現像剤検知手段が現像剤有りを検知してから前記第一の現像剤検知手段が現像剤有りを検知するまでの第二の計測時間を計測し、前記現像器の内部に現像剤を補給した後の前記現像剤担持体の駆動時間を、前記第一の計測時間と前記第二の計測時間に応じて変更することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記第一の計測時間が第一の基準時間と比べて短く、前記第二の計測時間が第二の基準時間と比べて短い場合には、前記現像器の内部に現像剤を補給した後に行う前記現像剤担持体の駆動時間を基準時間の時と比べて短くし、
    前記第二の計測時間が第一の基準時間と比べて短く、前記第二の計測時間が第二の基準時間と比べて長い場合には、前記現像器の内部に現像剤を補給した後に行う前記現像剤担持体の駆動時間を基準時間の時と比べて長くし、
    前記第一の計測時間が第一の基準時間と比べて長く、前記第二の計測時間が第二の基準時間と比べて短い場合には、前記現像器の内部に現像剤を補給した後に行う前記現像剤担持体の駆動時間を基準時間の時と比べて短くし、
    前記第一の計測時間が第一の基準時間と比べて長く、前記第二の計測時間が第二の基準時間と比べて長い場合には、前記現像器の内部に現像剤を補給した後に行う前記現像剤担持体の駆動時間を基準時間の時と比べて更に長くすることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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