JP2014109398A - 熱源機およびドレン中和ユニット - Google Patents

熱源機およびドレン中和ユニット Download PDF

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【課題】給水を使用することなく詰まりを解消可能なドレンの中和器を備えた潜熱回収型の熱源機を提供する。
【解決手段】中和ユニット20は下部が連通するように仕切り板22で前室23と後室24に仕切られており、前室23の上部からドレンを受け入れ、後室24の上部の排出口は気密に連結管27でドレンタンク30の上端に連通している。ドレンタンク30の上部に設けられたオーバーフロー排水口31には、ドレンタンク30内が負圧になると閉じる弁38が設けられている。ドレンタンク30に溜まったドレンをポンプ35で吸い出し始めると、弁38が閉じてさらに内部が負圧になるため中和器21内のドレンはドレンタンク30側へ吸い出される。前室23の水位が仕切り板22の下端を下回ったとき泡が前室23から後室24へボコボコっと入ってドレンが振動することで詰まりが解消される。
【選択図】図4

Description

本発明は、燃焼排気から顕熱および潜熱を回収する熱源機および潜熱回収時にドレンを中和するドレン中和ユニットに関する。
バーナで加熱された空気から主に顕熱を回収する顕熱回収用熱交換器の下流に、排気の潜熱をさらに回収する潜熱回収用熱交換器を設けて熱回収効率を高めるように構成された潜熱回収型の給湯機などの熱源機がある。
このような潜熱回収型の熱源機では、排気に含まれる水蒸気が潜熱回収時に結露して凝縮水(ドレン)が生じる。このドレンは、排気中の窒素酸化物や硫黄酸化物を吸収して酸性となる。そのため、潜熱回収型の熱源機では、ドレンを回収し、中和器で中和してから排水するようになっている。
しかし、長期間使用すると、熱源機不使用時に風等で排気口内に落ち葉や土が入り込むことがあり、これがドレン回収時に中和器に流れ込むことで、中和器の中にサビ、ゴミ等が溜まるほか、微生物によるバイオフィルムと呼ばれる藻のような異物が発生するため、中和器が詰まってしまう。
従来は、このような詰まりを取り除くために、給水を中和器に通して洗浄するといった方法が採られていた(特許文献1参照)。
特許第3868269号
給水を通して中和器を洗浄する方法では、給水を中和器に通して排水するための配管や洗浄の際に給水経路等を切り替えるための電磁弁などを要するため、構造が複雑になってしまう。また、洗浄のために多くの給水が使用されるという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、給水を使用することなく詰まりを解消可能なドレンの中和器を備えた潜熱回収型の熱源機およびドレン中和ユニットを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]燃焼部と、
前記燃焼部の排気から顕熱および潜熱を回収する熱交換器と、
前記熱交換器で生じたドレンを回収するドレン回収部と、
下部が連通した2室に中和剤が装填され、一方の室の上部に前記ドレン回収部で回収されたドレンの受け入れ口を有し、他方の室の上部にドレンの排出口を有する中和器と、
前記中和器の前記排出口へ連通し、前記排出口から流出したドレンを受け入れて一時的に溜めるドレンタンクと、
前記ドレンタンクに設けられて、所定の水位を越えるドレンを排出するためのオーバーフロー排水口と、
前記ドレンタンクに溜まったドレンを吸い出して排出するポンプと、
前記ポンプを作動させて前記ドレンタンクに溜まったドレンを吸い出すときに閉じて前記オーバーフロー排水口を封鎖する弁と、
を有する
ことを特徴とする潜熱回収型の熱源機。
上記発明では、ドレンタンクに溜まったドレンをポンプで吸い出し始めると、弁が閉じてさらに内部が負圧になるため中和器内のドレンはドレンタンク側へ吸い出される。中和器のうち受け入れ口側の室(前室)の中のドレンの水位が2室を連通させている部分まで下がったとき、子の連通している部分を通じて泡が前室から他方の室(後室)へボコボコっと入って後室内のドレンが振動する。これにより中和剤の隙間に溜まったゴミや微生物が除去されて、詰まりが解消される。
[2]前記弁は、負圧で閉じる受動弁である
ことを特徴とする[1]に記載の潜熱回収型の熱源機。
上記発明では、弁は、所謂、ダックビル式、アンブレラ式などと称される弁である。能動的に弁を開閉する制御が不要となり、構成が簡略となる。
[3]燃焼部の排気から熱交換器で潜熱を回収した際に生じるドレンを中和して排水するドレン中和ユニットにおいて、
下部が連通した2室に中和剤が装填され、一方の室の上部に回収されたドレンの受け入れ口を有し、他方の室の上部にドレンの排出口を有する中和器と、
前記中和器の前記排出口へ連通し、前記排出口から流出したドレンを受け入れて一時的に溜めるドレンタンクと、
前記ドレンタンクに設けられて、所定の水位を越えるドレンを排出するためのオーバーフロー排水口と、
前記ドレンタンクに溜まったドレンを吸い出して排出するポンプと、
前記ポンプを作動させて前記ドレンタンクに溜まったドレンを吸い出すときに閉じて前記オーバーフロー排水口を封鎖する弁と、
を有する
ことを特徴とするドレン中和ユニット。
本発明に係る潜熱回収型の熱源機およびドレン中和ユニットによれば、給水を使用することなく、簡易な構成で中和器の詰まりを解消することができる。
本発明の実施の形態に係る熱源機の概略の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る熱源機で使用される中和ユニットを示す図である。 ドレン排水中の中和ユニットの様子を示す説明図である。 ドレン排水中の中和ユニットの様子であって気泡によってドレンが振動する様子を示す説明図である。 ドレン排水中の中和ユニットの様子であって後室から前室へドレンが戻って振動する様子を示す説明図である。 オーバーフロー排出口に弁を具備しない中和ユニットを示す図である。 風呂の追い焚き循環回路のポンプはドレン排水用のポンプに兼用する構成の潜熱回収型の給湯機の概略構成を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る熱源機3の概略の構成を示している。熱源機3は、給水を加熱して出湯する給湯機能を備えている。熱源機3は、燃焼ガスを燃焼させるバーナ4と、バーナ4へ空気を送り込む燃焼ファン5と、バーナ4の上方に設置されてバーナ4で加熱された空気から主に顕熱を回収して給水を加熱する顕熱熱交換器6と、バーナ4からの空気の流れで顕熱熱交換器6の下流に配置され、主として排気の潜熱を回収して給水を加熱する潜熱熱交換器7を有する。
熱源機3の内部にはさらに、上記のバーナ4、顕熱熱交換器6、潜熱熱交換器7を下からこの順に並べて収めた燃焼室8と、燃焼室8の上端に連通した排気筒9を有する。
潜熱熱交換器7の下方には、排気の潜熱を回収することで生じた酸性の凝縮水(ドレン)を受け止めて回収するための受け皿11が設けてある。また、排気筒9の出口近傍の底部には、ドレン回収口12が設けてある。受け皿11およびドレン回収口12で回収されたドレンは案内管13を通じて中和ユニット20に案内され、この中和ユニット20にて中和されて排水される。
図2は、中和ユニット20の概略の構成を示している。中和ユニット20は、中和剤によってドレンを中和する中和器21と、中和器21で中和された後のドレンを一時的に溜めるドレンタンク30と、ドレンタンク30の上部に開口されたオーバーフロー排水口31と、ドレンタンク30に溜まったドレンを吸い出して排出するポンプ35を備えて構成される。
中和器21は、中空の容器を、下部が連通するように仕切り板22で2室(前室23と後室24)に区切った構造を有している。前室23の上部には案内管13からのドレンを受け入れるドレン入口25が設けて有り、ここに案内管13が接続されている。後室24の上部には中和したドレンを排出するドレン出口26が設けてある。ドレン出口26は、連結管27でドレンタンク30の上部に開口されたドレンタンク入口32に気密に接続されている。
ドレン出口26は、ドレン入口25より低い位置にされている。またドレンタンク入口32は、中和器21のドレン出口26より低くされている。
中和器21の前室23および後室24には、凝縮水を中和するための中和剤28が装填されている。中和剤28は、炭酸カルシウムなどであり、直径1cmほどの豆粒大の粒状を成している。中和器21の前室23および後室24に装填された多数の粒状の中和剤28の隙間を通る際にドレンは中和される。
ドレンタンク30は、中和器21より低い位置(図2の例では若干低い位置)に設置される。ドレンタンク30の下部には、ドレンタンク30に溜まったドレンの排水路となる排水管33が連通して接続されている。排水管33の途中にはドレンタンク30に溜まったドレンを吸い出して排出するポンプ35が介挿されている。
オーバーフロー排水口31は、ドレンタンク30の上部であってドレンタンク入口32より少し低い位置に開設されている。オーバーフロー排水口31にはオーバーフロー管36が接続されている。
オーバーフロー管36の途中(オーバーフロー排水口31の近傍)には、オーバーフロー管36を封鎖した閉状態と、開通させた開状態とに変化する弁38が設けてある。弁38は、弁の両側の気圧の差によって受動的に開閉する弁である。具体的には、弁38は、通常は開状態にあり、ドレンタンク30内が外部に比べて(大気圧に対して)一定以上負圧になると閉じる。なお、通常は閉状態にあっても、わずかな水圧程度で開となることでオーバーフローの役割を阻害しないのであればそれでもよい。弁38は、ゴムなどの弾性材料で形成された、所謂、ダックビル式あるいはアンブレラ式などの受動型の逆止弁である。逆止弁は案内管13がドレンで満たされて受け皿11やドレン回収口12から溢れ出ることがないようにオーバーフローの役割を阻害しないのであれば、弁体とスプリングを用いた従来型の通常は閉状態のものであってもかまわない。
ドレンタンク30には、ドレンタンク30内の水位を検出する水位センサ41が設けてある。水位センサ41は、ドレンタンク30内の水位がオーバーフロー排水口31よりやや低い所定の上限水位に到達したこと、および排水完了とされる所定の低水位に達したことを検知する。
次に、熱源機3におけるドレンの中和・排出に関する動作について説明する。
熱源機3の図示省略した制御部は、ドレンの排水時にポンプ35等の動作を制御する。通常状態ではポンプ35は停止している。また、弁38は開いている。
潜熱熱交換器7で生じたドレンは受け皿11、ドレン回収口12にて回収され、案内管13を経てドレン入口25から中和器21の前室23へ流れ込む。最初は、中和器21の中にドレンが溜まる。そして、中和器21内の水位が後室24の上部にあるドレン出口26の水位に達すると、それ以上のドレンはドレン出口26から連結管27を通じて流れ出し、ドレンタンク30に受け止められて溜められる。
さらにドレンが案内管13から流れ込むと、ドレンタンク30内のドレンの水位が次第に上昇する。ドレンタンク30内の水位が所定の上限水位に達したことが水位センサ41によって検出されると、ポンプ35を動作させて、能動的な排水動作が行われる。
ポンプ35を動作させて排水動作を開始すると、ドレンタンク30内のドレンは排水管33を通じて外部へ排出される。ドレンが排出されると、ドレンタンク30の中は外部より負圧になり、弁38は閉じた状態になる。すると、排水に伴って、益々、ドレンタンク30内は低圧になり、やがて、図3に示すように、中和器21内のドレンが連結管27を通じてドレンタンク30内へと吸い出されて流れ込むようになる。
この吸い出しに伴って、前室23側の水位は次第に低下する。そして、図4に示すように、前室23側の水位が仕切り板22の下端を下回るとき、前室23側からの空気が仕切り板22より下方の連通部分を通じて後室24の下部に入り込み、この空気の泡が後室24内を勢い良く上昇し(泡がボコボコっと発生し)、後室24内のドレンを振動させて激しく波打たせる。
空気が後室24内に入ると、後室24の上部およびドレンタンク30内の気圧が大気圧に近づき、今度は、図5に示すように、後室24にあったドレンが前室23へ戻って、前室23および後室24の内部でドレンが振動して波打つ。
このように中和器21の内部で発生した泡やドレンの振動・移動によって、粒状の中和剤28の隙間にあったゴミや微生物によるバイオフィルムが取り除かれて洗浄され、隙間の詰まりが除去される。
ドレンタンク30内のドレンの水位が排水完了とされる所定の低水位まで低下したことが水位センサ41によって検知されるとポンプ35は停止される。
ポンプ35を作動させて排水を行っている間に、仕切り板22の下端を通って前室23側から後室24へ空気がボコボコっと入って後室24側のドレンが波打ち、その直後に後室24側から前室23へドレンが戻って再び波打つという前述したドレンの振動現象が、1または複数回繰り返される。
また、上記のような動作でドレンタンク30内のドレンの排水が完了したとき、中和器21内のドレンも排水されるので、中和器21内での微生物の繁殖が抑えられ、バイオフィルムの発生を少なくすることができる。
なお、従来は、図6に示すような中和ユニット100が使用されていた。この中和ユニット100の構造は、本実施の形態に係る中和ユニット20に比べて、オーバーフロー管36に弁38が設けられていない点で相違し、その他は同一である。同一部分には図2と同一の符号を付してある。従来の中和ユニット100では、ポンプ35を作動させてドレンタンク30内のドレンを排出したとき、オーバーフロー排水口31を通じて外気がドレンタンク30内に入ってくるので、ドレンタンク30内は負圧にならない。従って、中和器21側のドレンがドレンタンク30内へ吸い出されることはなく、本実施の形態の中和ユニット20と異なり、仕切り板22の下端を通って前室23側から後室24へ空気がボコボコっと入って後室24側のドレンが波打ち、その直後に後室24側から前室23へドレンが戻って再び波打つというドレンの振動現象は発生しない。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
中和ユニット20のポンプ35は、風呂の追い焚き循環回路用のポンプが兼用されてもよい。たとえば、熱源機3の設置場所(マンションの玄関横など)にドレンの排水口がない場合に、ドレンタンク30から排水されるドレンを風呂の追い焚き循環回路の管路を通じて浴室まで搬送し、浴室の排水口へ流し込んで排水するといった構成にされてもよい。
図7は、このような、ドレンの排水機能を備えた風呂給湯機3Bの構成例を示している。図1と同一の箇所には同一の符号を付してある。ドレンの排出時は、第1三方弁51をドレンタンク30側に切り替え、かつ第2三方弁52を浴室排水口側へ切り替えて、ポンプ35を作動させる。これによりドレンタンク30内のドレンは第1三方弁51からふろ戻り管53、追い焚き用熱交換器54、ふろ往き管55、第2三方弁52を経て、浴室排水口へ排水される。
その後、第1三方弁51を浴槽56側へ切り替え、さらに注湯電磁弁57を開いて浴槽への注水動作を行うことで、先ほどドレンを排出した際の排水経路を洗浄する。詳細には、給水元からの給水が、注湯電磁弁57の開かれた注湯連結管58を通じてふろ戻り管53へ流れ込み、第1三方弁51、ふろ戻り管53、追い焚き用熱交換器54、ふろ往き管55、第2三方弁52を通って浴室排水口へ排水されて経路が洗浄される。その後、第2三方弁52を浴槽側に切り替えて、通常の風呂の追い焚き循環経路に戻される。
たとえば、浴槽56へ湯張りすると、その間に新たに生じるドレンでドレンタンク30が溢れると想定される場合に、湯張りの開始前に、ドレンタンク30内のドレンを風呂の追い焚き循環回路を通じて排水し、その後、排水時の経路を洗浄してから通常の風呂の追い焚き循環回路に戻して浴槽56への湯張りを開始する、といった制御を行う。
3…熱源機
3B…風呂給湯機
4…バーナ
5…燃焼ファン
6…顕熱熱交換器
7…潜熱熱交換器
8…燃焼室
9…排気筒
11…受け皿
12…ドレン回収口
13…案内管
20…中和ユニット
21…中和器
22…仕切り板
23…前室
24…後室
25…ドレン入口
26…ドレン出口
27…連結管
28…中和剤
30…ドレンタンク
31…オーバーフロー排水口
32…ドレンタンク入口
33…排水管
35…ポンプ
36…オーバーフロー管
38…弁
41…水位センサ
51…第1三方弁
52…第2三方弁
53…ふろ戻り管
54…追い焚き用熱交換器
55…ふろ往き管
56…浴槽
57…注湯電磁弁
58…注湯連結管
100…中和ユニット

Claims (3)

  1. 燃焼部と、
    前記燃焼部の排気から顕熱および潜熱を回収する熱交換器と、
    前記熱交換器で生じたドレンを回収するドレン回収部と、
    下部が連通した2室に中和剤が装填され、一方の室の上部に前記ドレン回収部で回収されたドレンの受け入れ口を有し、他方の室の上部にドレンの排出口を有する中和器と、
    前記中和器の前記排出口へ連通し、前記排出口から流出したドレンを受け入れて一時的に溜めるドレンタンクと、
    前記ドレンタンクに設けられて、所定の水位を越えるドレンを排出するためのオーバーフロー排水口と、
    前記ドレンタンクに溜まったドレンを吸い出して排出するポンプと、
    前記ポンプを作動させて前記ドレンタンクに溜まったドレンを吸い出すときに閉じて前記オーバーフロー排水口を封鎖する弁と、
    を有する
    ことを特徴とする潜熱回収型の熱源機。
  2. 前記弁は、負圧で閉じる受動弁である
    ことを特徴とする請求項1に記載の潜熱回収型の熱源機。
  3. 燃焼部の排気から熱交換器で潜熱を回収した際に生じるドレンを中和して排水するドレン中和ユニットにおいて、
    下部が連通した2室に中和剤が装填され、一方の室の上部に回収されたドレンの受け入れ口を有し、他方の室の上部にドレンの排出口を有する中和器と、
    前記中和器の前記排出口へ連通し、前記排出口から流出したドレンを受け入れて一時的に溜めるドレンタンクと、
    前記ドレンタンクに設けられて、所定の水位を越えるドレンを排出するためのオーバーフロー排水口と、
    前記ドレンタンクに溜まったドレンを吸い出して排出するポンプと、
    前記ポンプを作動させて前記ドレンタンクに溜まったドレンを吸い出すときに閉じて前記オーバーフロー排水口を封鎖する弁と、
    を有する
    ことを特徴とするドレン中和ユニット。
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