JP2014108861A - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】残留シートを排出する際、シートがジャムするのを防ぐことのできるシート処理装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】ジャムシートの処理が終わった後、搬送動作を開始する前に、反転入口センサ704と反転パスセンサ708の検知状態を判定し、反転入口センサ704がシートを検知している場合には反転搬送ローラ702を駆動し、反転パスセンサ708がシートを検知している場合には反転ローラ703を駆動し、反転入口センサ704と反転パスセンサ708の両方がシートを検知している場合には、反転搬送ローラ702を反転ローラ703に優先して駆動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート処理装置及び画像形成装置に関し、特にジャムしたシートを処理した後の、シートを選択的に反転させて処理部に搬送する反転搬送部の制御に関する。
従来、複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置においては、画像を形成したシートに対して綴じ処理等を行うシート処理装置を備えたものがある。また、このようなシート処理装置においては、画像形成済みのシートを順次受入れた後、反転パス及びストレートパスを備えた反転搬送部によりシートを選択的に反転させて綴じ処理等を行うシート処理部に搬送するようにしたものがある。なお、反転処理は主にシートの画像形成面が上を向いている場合に行い、シートを、画像形成面を下に向けて排出する。
ところで、ジョブの途中で画像形成装置又はシート処理装置でシートのジャムが発生する場合がある。この場合、ジャムしたシートを取り出すが、このようにジャムしたシートを取り出した後、画像形成装置内部又はシート処理装置内部に残留したシートを外に排出する必要がある。
このため、従来のシート処理装置において、ジャム処理が終了すると、例えば反転パスに設けられたシート反転搬送ローラ及びストレートパスに設けられた搬送ローラを一定時間回転させるようにしたものがある(特許文献1参照)。そして、このようなシート処理装置では、シート反転搬送ローラを一定時間回転させる間に、反転パスに設けたセンサが残留シートを検知すると、引き続きシート反転搬送ローラを回転させ、残留シートを装置本体の外に排出する。また、搬送ローラを一定時間回転させる間に、ストレートパスに設けたセンサが残留シートを検知すると、引き続き搬送ローラを回転させ、残留シートを装置本体の外に排出する。なお、一定時間、反転搬送ローラ及び搬送ローラを駆動しても、センサがシートを検知しない場合は、シート反転搬送ローラ及び搬送ローラを停止させる。
特開2006−312513号公報
ところで、従来のシート処理装置において、反転搬送ローラ及び搬送ローラを駆動することにより、残留シートを排出するが、2つのローラを一斉に回転させると、反転パスとストレートパスの両パスから残留シートが搬送されてくる場合がある。このとき、双方のパスの合流部にて2枚の残留シートが重なると、シートが厚紙等の坪量の大きいシートの場合、パスの合流部にてシートのジャムや重送が発生するおそれがある。特に、高い生産性を求められる画像形成システムでは、ジョブ内のシート間隔が短いため、機内に滞在するシート枚数も多く、残留シート排出時にシートのジャムや重送が発生する可能性が高い。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、残留シートを排出する際、シートのジャムや重送の発生を防ぐことのできるシート処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シート処理装置において、シートを処理する処理部と、接続されている画像形成装置から排出されたシートを選択的に反転させて前記処理部に搬送する反転搬送部と、を具備し、前記反転搬送部は、前記画像形成装置から排出されたシートを前記処理部に案内するシート搬送路と、前記シート搬送路から分岐し、シートを反転させて前記シート搬送路に戻すための反転搬送路と、前記シート搬送路に進入したシートを搬送する第1の搬送手段と、前記シート搬送路に進入したシートを検知する第1の検知手段と、前記反転搬送路に進入したシートを前記シート搬送路に搬送する正逆転可能な第2の搬送手段と、前記反転搬送路に進入したシートを検知する第2の検知手段と、を備え、シートの搬送中に異常停止が発生した後、搬送動作を開始する前に、前記第1の検知手段がシートを検知している場合には前記第1の搬送手段を駆動し、前記第2の検知手段がシートを検知している場合には前記第2の搬送手段を駆動し、前記第1の検知手段及び前記第2の検知手段の両方がシートを検知している場合には、前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段の一方を優先して駆動することを特徴とするものである。
本発明のように、第1の検知手段及び第2の検知手段の両方がシートを検知している場合には、第1の搬送手段及び第2の搬送手段の一方を優先して駆動することにより、残留シートを排出する際、シートのジャムや重送の発生を防ぐことができる。
本発明の実施の形態に係るシート処置装置を備えた画像形成装置の構成を示す図。 上記シート処理装置であるフィニッシャに設けられたシート反転装置の構成を示す図。 上記フィニッシャの構成を示す図。 上記フィニッシャに設けられた前及び後整合板の構造を説明する図。 上記フィニッシャの制御ブロック図。 上記フィニッシャのコピー開始時の制御を説明するフローチャート。 上記フィニッシャのシート処理制御を説明するフローチャート。 上記シート反転装置の反転パス制御の一部を説明するフローチャート。 上記シート反転装置の反転パス制御の他の部分を説明するフローチャート。 上記シート反転装置のストレートパス制御を示すフローチャート。 上記シート反転装置のジャム復帰時、または電源投入時の制御の一部を説明するフローチャート。 上記シート反転装置のジャム復帰時、または電源投入時の制御の他の部分を説明するフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るシート処置装置を備えた画像形成装置の構成を示す図である。図1において、Aは画像形成装置、A1は画像形成装置本体、300は画像形成装置本体A1の上面に設けられた自動原稿給送装置(ADF)、400は画像形成装置Aから排出されたシートの処理を行うシート処理装置であるフィニッシャである。700はフィニッシャ400に設けられ、画像形成装置Aから排出されたシートを選択的に反転させる反転搬送部を構成するシート反転装置である。
また、図1において、100は原稿を画像データに変換するリーダ部(画像入力装置)、200は複数種類のシートカセット204,205を有し、プリント命令により画像データをシート上に可視像として出力する画像形成部であるプリンタ部である。250はリーダ部100と電気的に接続された外部装置である。
なお、この外部装置250は各種の機能を有し、不図示のファクス(ファクシミリ)部、ファイル部、ファイル部と接続されている外部記憶装置、コンピュータと接続するためのコンピュータインターフェイス部を備えている。また、この外部装置250は、コンピュータからの情報を可視像とするためのフォーマッタ部、リーダ部100からの情報の蓄積したり、コンピュータからの情報を一時的に蓄積したりするイメージメモリ部、及び上記各機能部を制御するコア部等を備えている。
そして、このような構成の画像形成装置Aにおいて、原稿画像を読み取って画像を形成する場合、まず自動原稿給送装置(ADF)300上に積載された不図示の原稿を、1枚ずつ順次プラテンガラス102上に搬送する。次に、このように原稿がプラテンガラス面102上の所定位置へ搬送されると、リーダ部100のランプ103が点灯し、かつスキャナユニット104が移動して原稿を照射する。そして、この原稿からの反射光は、ミラー105,106,107及びレンズ108を通してCCDイメージセンサ部109に入力され、CCDイメージセンサ部109において光電変換等の電気処理が行われ、通常のデジタル処理が施される。
次に、このように電気処理が施された画像信号はプリンタ部200の露光制御部201にて、変調された光信号に変換され、感光体ドラム202の表面を照射する。そして、この照射光によって感光体ドラム202表面に潜像が形成され、この潜像は、現像器203によって現像され、この結果、感光体ドラム202上にトナー像が形成される。
次に、このトナー像の先端とタイミングを合わせて、シートカセット204,205からシートSが供給され、転写部206にてトナー像がシートSに転写される。この後、シートSに転写されたトナー像は、定着部207にてシートSに定着され、トナー像が定着された後、シートSは排紙ローラ208より装置本体外部に排出される。そして、排紙ローラ208から出力されたシートSは、シート反転装置700を経てフィニッシャ400に搬送され、このフィニッシャ400で予め指定された動作モードに応じて仕分け、綴じ等の処理が行われる。
なお、順次読み込む画像を1枚のシートSの両面に出力する場合は、まず定着部207で片面にトナー像が定着されたシートSを、一度方向切り替え部材209を図中の実線方向にすることによりパス215に導く。また、方向切り替え部材213を破線方向にすることでパス218を経由して反転パス212まで搬送する。
次に、シート後端が方向切り替え部材213を通過した後、方向切り替え部材213を実線方向に切り替え、ローラ211の回転方向を反転することでシートSの搬送方向を反転して再給紙用シート積載部210に搬送する。この後、次の原稿が準備されると、上記プロセスと同様にして原稿画像が読み取られるが、シートSについては再給紙用シート積載部210より給送されるので、同一シートSの表面、裏面に2枚の原稿画像を出力することができる。
図2はシート反転装置700の構成を示す図である。図2において、701はプリンタ部200から排出されるシートの表裏反転(フェイスアップ・フェイスダウン)を選択する切り換え部材であり、後述する図5に示すソレノイド706により駆動される。また、702は反転搬送ローラである。この反転搬送ローラ702は、反転搬送モータ707により駆動されているが、一定以上の負荷が加わると反転搬送モータ707と反転搬送ローラ702の間に位置する不図示のトルクリミッタが空転することにより回転をしなくなるように構成されている。
703は正逆転可能な反転モータ709の正逆転駆動により、プリンタ部200から排出されたシートを反転し、反転搬送ローラ702まで搬送する正逆転可能な反転ローラである。本実施の形態において、この反転ローラ703は、円周部の一部を欠いた半月形状に形成されており、画像形成装置Aからシートが排出される前の初期状態では、その欠いた平面部が対向する従動ローラ703aに臨む位置で停止している。
なお、図2において、710はプリンタ部200から排出されたシートを、後述するシート処理部400Aに案内するシート搬送路の一例としてのストレートパス、711はストレートパス710から分岐した分岐パスである。712は、分岐パス711を通過した後、反転ローラ703の正転により引き込まれたシートが反転ローラ703の逆転により反転する反転ポイントである。713は分岐パス711を通過したシートを反転させてストレートパス710に戻すための反転パスであり、分岐パス711と反転パス713により、ストレートパス710から分岐し、シートを反転させてストレートパス710に戻すための反転搬送路が構成される。Jはストレートパス710と反転パス713との合流部であり、ストレートパス710に進入したシートを搬送する第1の搬送手段の一例としての反転搬送ローラ702は、この合流部Jのシート搬送方向下流側に配置されている。
ここで、反転パス713に進入したシートをストレートパス710に搬送する第2の搬送手段の一例としての反転ローラ703は、後述する図5に示すCPU1001により、初期状態では、平面部が従動ローラ703aに臨む位置で停止するように制御される。この結果、初期状態では、反転ローラ703と従動ローラ703aとは離間し、反転ローラ703と従動ローラ703aとの間には間隙が形成される。
なお、反転ローラ703は、反転モータ709の駆動を受けて正回転を始めると、やがて従動ローラ703aと接触し、これにより従動ローラ703aも回転し、シートを反転パス713内に引き込む。また、反転ローラ703は、反転モータ709の逆転駆動を受けて逆回転すると、シートをストレートパス710に向けて搬送する。
反転ローラ703の円弧部の周長は、反転ローラ703の上流搬送ローラ、本実施の形態では図1で示す排紙ローラ208から反転ポイント712までの距離、及び反転ポイント712から反転搬送ローラ702までの距離よりも長く設定されている。これにより、シートの後端が排紙ローラ208から抜ける時期を考慮して反転ローラ703を正回転させることで、反転ローラ703が一回転する前にシート後端を反転ポイント712の下流まで引き込むことができる。また、この後、反転ローラ703を逆回転させてシートを反転させるが、上記のように反転ローラ703の円弧部の周長を設定することにより、反転ローラ703が初期状態位置に戻るまでに、反転させたシートを反転搬送ローラ702まで搬送することができる。
704は接続されているプリンタ部200から排出され、ストレートパス710に進入するシートを検知する第1の検知手段の一例としてのプリズム式透過型センサである反転入口センサである。705は、シート反転装置700からフィニッシャ400へ搬送する際シートを検知する反転排紙センサである。708は、反転パス713に進入したシートを検知する第2の検知手段の一例としての反転パスセンサである。なお、本実施の形態において、反転入口センサ704は、反転パス713を通過するシートも検知する。
そして、このような構成のシート反転装置700において、シートを反転させずにフィニッシャ400へ搬送する場合には、切り換え部材701を破線で示すように下方回動させてストレートパス710を選択する。これにより、受け取られたシートは反転搬送モータ707で駆動される反転搬送ローラ702により、フィニッシャ400へ反転することなく搬送される。
一方、シートSを反転させてフィニッシャ400へ搬送する場合には、切り換え部材701を実線で示す位置とする。これにより、プリンタ部200から排出されるシートは図1に示す排紙ローラ208により分岐パス711、反転ポイント712を経て反転ローラ703及び従動ローラ703aで形成される間隙へと搬送される。そして、シート先端が分岐パス711を経て反転入口センサ704により検知されると、所定時間(例えばシート後端が排紙ローラ208を抜け出るのに要する時間以内の時間)後に、反転モータ709の正転駆動により反転ローラ703が回転を開始する。これにより、引き続き、シートは反転ローラ703と、従動ローラ703aによって分岐パス711内に引き込まれる。
そして、シート後端が反転ポイント712を通過すると、反転モータ709が逆転して反転ローラ703が逆回転し、シートは反転パス713を経て反転搬送ローラ702に送り出される。なお、シートを反転搬送ローラ702に送り出した後、反転ローラ703は初期状態位置に戻って回転を停止し、後続シートの搬送に備える。
図3はフィニッシャ400の構成を示す断面図である。図3において、401は上流に設けられたシート反転装置700から排出されるシートを受け取るシート受け入れ部である。そして、シート受け入れ部401により受け取られたシートは後述する図5に示す搬送モータ450で駆動される搬送ローラ407によって搬送され、シート処理部400Aに設けられた中間トレイ410上に排出される。403はシート受け入れ部401で受け取られた後、搬送ローラ407によって中間トレイ410に向けて搬送されるシートを検出するシート検知手段であるパスセンサであり、415は中間トレイ410上のシートを検出する中間トレイシートセンサである。
また、413a、413bは、中間トレイ410上にシート搬送方向と直交する幅方向に移動自在に設けられ、中間トレイ410上に積載されたシートの幅方向の両側端に当接してシートの幅方向の整合を行う前及び後整合板である。なお、この前及び後整合板413a,413bは、後述する図5に示す前及び後整合モータ447a,447bにより駆動される。なお、前及び後整合板413a,413bは、図4に示すようにそれぞれラック443a,443bと、ピニオンギア445a,445bにより幅方向に移動する。そして、このように前及び後整合板413a,413bを幅方向に移動することにより、中間トレイ410上に排出されたシートは中間トレイ410上で整合され、シート束とされる。
また、417は後述する図5に示す束排出モータ473により駆動される束排出ベルトである。中間トレイ410上に積載されたシートは、例えばステイプル処理された後、この束排出ベルト417に設けられた押圧片417aによって後端が押圧されることにより、スタックトレイ421上に束排出される。409は、図5に示す束排出モータ473の逆転駆動により、搬送ローラ407により搬送されて中間トレイ410上に落下したシートを引き込む束戻し部材である。この束戻し部材409によって引き込んだシートの後端を破線で示す位置にある押圧片417aに押し付けることにより、シートの搬送方向をそろえる整合動作が行われる。
図5は、フィニッシャ400の制御ブロック図であり、図5において、1001はフィニッシャ400の制御部としての例えばCPUである。1005はフィニッシャ400を制御する、後述する図6から図12に示す制御手順及びその他各部の制御手順に対応する制御プログラムが格納されているROMである。CPU1001はROM1005に記憶されたプログラムを実行してフィニッシャ400の制御を行う。
1003はCPU1001が制御プログラムを実行する上で使用される各種データ、作業用データや入力データが格納されるRAMである。1009はCPU1001とプリンタ部200との間で制御データの授受を行うシリアルインターフェイス部としての、例えば通信用ICである。CPU1001は、プリンタ部から送られてくるこれらのデータ、RAM1003の各種データ等をもとにROM1005に格納されている制御プログラムに基づき、フィニッシャ400全体の制御を行う。また、CPU1001は、通信用IC1009により受けた画像形成装置本体A1から情報に基づいた処理を行う。
CPU1001はその他の部品とも接続されている。例えば、CPU1001の入力ポートには、パスセンサ403、スタックトレイシート高さセンサ461、スタックトレイシートセンサ462、中間トレイシートセンサ415、スタックトレイ下限センサ463が接続されている。また、スタックトレイ下限手前センサ464、スタックトレイ上限センサ465、ステイプラカートリッジセンサ642、ステイプラ針センサ643、ステイプラ針頭出しセンサ644、束戻し部HP(ホームポジション)センサ471が接続されている。さらに、前整合板HPセンサ457、後整合板HPセンサ459、束排出ベルトHPセンサ472、ステイプラHPセンサ641、ジョイントセンサ481、搬送モータクロックセンサ451、スタックトレイクロックセンサ466が接続されている。また、反転入口センサ704、反転排紙センサ705、反転パスセンサ708等が接続されている。
一方、CPU1001の出力ポートには、搬送モータ450、前整合モータ447a、後整合モータ447b、束排出モータ473、スタックトレイモータ467、ステイプルモータ645、ソレノイド706が接続されている。また、反転搬送モータ707、反転モータ709等が接続されている。そして、CPU1001は、これらのセンサの状態に基づき、ROM1005に格納されたプログラムに従って出力ポートに接続された搬送モータ等の負荷を制御する。例えば、CPU1001は、中間トレイシートセンサ415からの信号に基づいて前整合モータ447a及び後整合モータ447bを駆動し、前及び後整合板413a,413bを中間トレイ410に積載されたシートの側端に当接させるように制御する。なお、本実施の形態ではCPU1001をフィニッシャ400に設けているが、このCPU1001をシート反転装置700又は画像形成装置Aに設けるようにしても良い。
次に、図6に示すフローチャートを用いてCPU1001によるフィニッシャ400のコピー開始時の制御について説明する。CPU1001は、まず、プリンタ部200がプリント(画像形成)を開始したかを、画像形成装置本体A1からのプリント開始の情報を、通信用IC1009を介して受信して判別する(S1001)。プリントが開始されていなければ(S1001のN)、開始を待つ。そして、プリントが開始された場合には(S1001のY)、次にプリンタ部200からシートが排出されるかどうかを画像形成装置本体A1のプリンタ部200からのシートの排出開始の情報を、通信用IC1009を介して受信して判別する(S1002)。
ここで、シートが排出されない場合には(S1002のN)、プリント開始を再び判別し(S1001)、プリンタ部200の緊急停止などに備える。また、シートの排出が開始された場合には(S1002のY)、画像形成装置本体A1の不図示の操作部の設定情報を、通信用IC1009を介して受け取りチェックしてプリンタ部200から排出されるシートを反転させるか否かを判別する(S1003)。
そして、シートを反転しない場合には(S1003のN)、後述する図10に示すストレートパス制御を行い(S1004)、反転する場合には(S1003のY)後述する図8及び図9に示す反転パス制御を行う(S1005)。この後、後述する図7に示すシート処理制御を行い、動作が完了したら再びプリント開始されているかを判別する(S1001)。
次に、図7を用いてCPU1001によるフィニッシャ400のシート処理制御について詳細に説明する。まず、搬送モータ450の回転を開始し(S1101)、シートを搬送する準備をする。次に、シート反転装置700から搬送されるシートを検知してパスセンサ403がオンとなるまで待ち(S1102)、パスセンサ403がオンとなると(S1102のY)、シートがパスセンサ403を抜け、パスセンサ403がオフとなるのを待つ(S1103)。
次に、シートが抜けてパスセンサ403がオフとなると(S1103のY)、シートを中間トレイ410に搬送するためCPU1001内のレジスタに形成したカウンタにより、搬送モータ450を駆動する搬送クロックのカウントを開始する(S1104)。ここで、この搬送クロックのカウントは、シートが中間トレイ410に搬送されるまで行われる。次に、シートを中間トレイ410に積載する所定のクロックカウントが完了したかを判別し(S1105)、クロックのカウントが完了したら(S1105のY)、搬送モータ450(搬送ローラ407)の回転を停止する(S1106)。
次に、中間トレイ410に積載されたシートを整合するため、束排出モータ473を逆転駆動して束戻し部材409によりシートの搬送方向をそろえる整合動作を行うための束戻し動作を開始する(S1107)。そして、この束戻し動作の後、前及び後整合板413a,413bによる整合動作を開始する(S1108)。
次に、画像形成装置本体A1から送信されるステイプル要求の有無を、通信用IC1009を介して受けて判別し(S1109)、ステイプル要求がある場合のみ(S1109のY)、ステイプル動作を行う(S1110)。この後、ステイプル要求の有無に関わらず、画像形成装置本体A1のプリンタ部200から送信される束排出要求の有無を通信用IC1009を介して受けて判別する(S1111)。そして、束排出要求がある場合(S1111のY)、束排出動作を行い(S1112)、シート処理制御が終了する。
次に、図8及び図9を用いてCPU1001によるシート反転装置700の反転パス制御について説明する。CPU1001は、プリンタ部200からシートが排出されると、このシートを分岐パス711に導く(引き込む)ためソレノイド706の駆動をオフする(S1301)。これにより、切り換え部材701は、既述した図2に示す実線位置に移動し、プリンタ部200から排出されたシートは分岐パス711に進入する。
次に、分岐パス711を通過するシートを検知して反転入口センサ704がオンとなると(S1302のY)、CPU1001は、画像形成装置本体A1からシートのサイズとプリンタ部200から排出されるシートの排出速度等の情報を受け取る。そして、この情報を元に、既述したようにシート後端が排紙ローラ208を抜け出る前に反転ローラ703によりシートを搬送するために反転モータ709を起動するタイミングを演算する。そして、演算された反転モータ動作待ち時間をCPU1001内に形成した反転モータ動作待ちタイマにセットする(S1303)。
この後、タイマがタイムアップ(カウントアップ)すると(S1304のY)、CPU1001は、画像形成装置本体A1から受け取ったシートのサイズと排出されるシートの排出速度等の情報を元に反転モータ709の正転回転速度を設定する(S1305)。そして、このように設定された正転回転速度により反転モータ709を正転駆動させ(S1306)、シートを搬送する。なお、このときCPU1001は反転ローラ703によるシートの搬送量を制御するため、CPU1001内のレジスタに形成したカウンタで搬送クロック(搬送モータの動作ステップ数)のカウントを開始する。
次に、搬送されたシートの後端が反転入口センサ704を通過すると、反転入口センサ704がオフとなる。そして、このように反転入口センサ704がオフとなると(S1307のY)、その位置から反転ポイント712までの距離分のステップ数を反転モータ709の残り動作ステップ数としてCPU1001内のレジスタに形成したカウンタにセットする(S1308)。この後、反転モータ709が残り動作ステップ数だけ動作し、シートの後端が反転ポイント712に到達すると、反転モータ709を停止し(S1309のY)、反転ローラ703を停止する。なお、CPU1001は、この反転モータ正転動作時のトータルステップ数である反転モータ動作ステップ数を記憶する(S1310)。
次に、反転モータ709を逆転駆動してシートをフィニッシャ400に搬送するが、このとき、シート処理部400Aにおいて先行するシートのシート綴じ処理が完了するタイミングにあわせシートを搬送する必要がある。そこで、反転モータ709を逆転駆動する前に、所定時間だけ反転モータ709の逆転駆動を待機させるため反転モータ逆転動作待ちの所定時間をCPU1001内の反転モータ逆転動作待ちタイマにセットし(S1311)、紙間調整を行う。なお、この所定時間はシート処理部400Aにおけるシート綴じ処理に影響を及ぼすことのない時間であり、例えばシートのサイズ等により予め設定される。
そして、タイマがタイムアップすると(S1312のY)、CPU1001は、シートのサイズ、排出速度、排出されるシート間の間隔等の情報を元に反転モータ709の逆転回転速度を設定し(S1313)、反転搬送モータ707を回転させる(S1314)。次に、S1310で記憶されたトータルステップ数分だけ反転モータ709を逆転駆動し(S1315)、反転ローラ703を逆転させる。
これにより、シートは反転パス713を経て反転搬送ローラ702に送り出され、反転ローラ703が停止後も、反転搬送ローラ702により反転した状態でフィニッシャ400へ搬送される。そして、反転モータ709の動作が終了し、反転モータ709が停止すると(S1316のY)、次のシートの搬入を待ち、一連の反転パス制御が終了する。なお、このとき反転モータ709は、正転動作時のトータルステップ数と同トータルステップ数分だけ逆転駆動するので、反転ローラ703の停止位置は、従動ローラ703aとは間隙を保った初期状態位置となる。
なお、既述したように本実施の形態においては、画像形成装置Aから一定の間隔で排出されるシートを既述したように一旦シート反転装置700に滞留させた後、反転搬送ローラ702により、滞留させたシートをフィニッシャ400へ搬送するようにしている。この場合、既述したS1311による反転モータ逆転動作待ちタイマの設定によっては、反転搬送ローラ702による搬送中、シート後端がまだ反転パス内にあるときに、次のシートがシート反転装置700内に搬送される場合がある。
しかし、このような場合でも、反転ローラ703は初期状態位置で停止しているので従動ローラ703aとの間には間隙が形成されている。このため、反転搬送ローラ702により先行シートを搬送しながら、次のシートを間隙内に搬送することができ、前述一連の反転パス制御をすることができる。また、この場合の先行シートは中間トレイ410に積載整合されるだけなので以降のシートはシート排出間隔によっては滞留させる必要はない。また、滞留時間を短く設定制御することで画像形成装置A及びフィニッシャ400のプロダクティビティの低下を抑えることができる。
図10はストレートパス制御を示すフローチャートである。この動作は、CPU1001の制御により行われる。この場合、プリンタ部200から排出されるシートをストレートパス710に導くためソレノイド706をオンとし(S1201)、切り換え部材701を図2の破線で示すように下方回動させる。また、反転搬送モータ707を回転させる(S1202)。これにより、シートは、ストレートパス710を通過する。
そして、ストレートパス710を通過するシートを反転排紙センサ705が検知すると、反転排紙センサ705がオンとなる(S1203のY)。この後、シートの後端が反転排紙センサ705を通過して反転排紙センサ705がオフとなると(S1204のY)、ソレノイド706をオフとする(S1205)。これにより、ストレートパス制御が終了する。
なお、これまでは反転ローラ703の逆転開始時間を変更して反転したシートのシート処理部400Aへの搬送タイミングを変更する場合について述べてきたが、本発明はこれに限らず、例えば、反転ローラ703の正逆転速度を変更するようにしても良い。即ち、反転ローラ703の、シートを分岐パス711に引き込む際の正転速度及びシートを反転させて反転パス713から送り出す逆転速度を減少させてシート処理部400Aへのシートの搬送タイミングを変更する(遅らせる)ようにしても良い。
また、本実施の形態では、反転ローラ703の形状を半月形状とし、従動ローラ703aに対し間隙を保った位置で停止するようにしたが、本発明はこれに限らない。例えば、反転ローラ703の形状をローラ形状とし、反転ローラ703または従動ローラをバネまたはカム機構等の離間手段で離間可能な構成とし、ジャム等による異常停止時はローラ間を離間するように制御しても良い。このように構成することにより、反転ローラ703の周長に制限されること無く反転ローラ703を回転させることができ、各搬送ローラ間の配置に自由度を持たすことができる。
ところで、ジョブの途中で画像形成装置1又はフィニッシャ400でシートのジャムが発生する場合がある。この場合、例えば電源をオフした後、ジャム処理を行うためジャム処理用のドアを開放してジャムシートを取り除くようにしている。しかし、ジャムしたシートを取り除いても、画像形成装置本体A1及びシート反転装置700の内部にシートが残っている場合がある。そこで、ジャム復帰時や電源投入時、画像形成装置本体A1及びシート反転装置700の内部に残ったシート(以下、残留シートという)を機外へ排出するため、画像形成装置本体A1及びシート反転装置700の搬送ローラを駆動する。
しかし、シート反転装置700の搬送ローラを一斉に駆動する場合、反転パスとストレートパスの両パスから残留シートが搬送されてくることがある。このとき、双方のパスの合流部にてシートが重なることがあり、このようにシートが重なると、シートが厚紙等の坪量の大きいシートの場合、シートのジャムや重送が発生するおそれがある。
そこで、本実施の形態においては、ジャム復帰時や電源投入時に残留シートを排出する場合、反転ローラ703は停止したまま動作させず、画像形成装置本体A1から排出されてくるシートをストレートパスに通して機外へ排出するようにしている。そして、一定時間経過後、画像形成装置本体A1から排出されるシートがないと判断した後、反転ローラ703を駆動して反転パスに残留しているシートの排出を行うようにしている。
次に、このようなジャム復帰時、または電源投入時の制御について図11及び図12に示すフローチャートを用いて説明する。CPU1001は、ジャムが発生した後、搬送動作を開始する前にジャム復帰動作、例えばジャム処理用のドアの開閉が有ったかを判断する(S1400)。そして、ドアの開閉が有った場合(S1400のY)、即ちジャム復帰動作が有ったと判断すると、次に反転入口センサ704又は反転パスセンサ708がオンかを検知し(S1402)、シート反転装置700の内部に残留シートが有るかを検知する。
また、ドアの開閉が無かった場合でも(S1400のN)、ジャム復帰動作である電源の投入が有ったかを判断する。そして、電源の投入があったと判断した場合、すなわち電源投入時(S1401のY)、反転入口センサ704又は反転パスセンサ708がオンかを検知し(S1402)、シート反転装置700の内部に残留シートが有るかを検知する。
そして、反転入口センサ704及び反転パスセンサ708のどちらもオフ状態の場合(S1402のN)、すなわちシート反転装置内で残留シートが検知されなかった場合、搬送系統を駆動し(S1403)、反転搬送モータ707と反転モータ709を駆動する。これにより、残留シートが2つのセンサ704,708により検知されない位置にある場合、例えば残留シートが画像形成装置本体内にある場合でも、残留シートを、反転入口センサ704及び反転パスセンサ708により検知可能な位置に搬送することができる。次に、反転入口センサ704又は反転パスセンサ708がオンかを検知し(S1404)、反転入口センサ704及び反転パスセンサ708のどちらもオフ状態の場合には(S1404のN)、この後、所定時間、搬送系統を駆動する。
所定時間経過後(S1405のY)、反転入口センサ704及び反転パスセンサ708のどちらもオフ状態の場合には(S1404のN)、画像形成装置本体A1及びシート反転装置700の内部に残留シートは無いと判断して搬送系統を停止する(S1406)。なお、所定時間とは、特別なケースでない限り、シート搬送動作が開始されてシートカセット204,205からシートSが搬送され、プリンタ部200からシートが排出されるまでの距離をモータの駆動速度で搬送した時間である。
一方、ドアの開閉が有りと判断したとき、あるいは電源投入時、反転入口センサ704及び反転パスセンサ708のどちらか一方でもオンしていた場合(S1402のY)、シート反転装置内に残留シートが有ると判断する。また、搬送系統の駆動により反転入口センサ704及び反転パスセンサ708のどちらか一方でもオンした場合には(S1404のY)、残留シートありと判断し、一旦搬送系統を停止する(S1412)。
そして、残留シートありと判断すると、まず反転パスセンサ708の状態を判定し、反転パスセンサ708がオンでない場合(S1500のN)、すなわち反転入口センサ704がオンの場合、反転搬送モータ707を駆動する(S1501)。なお、このとき図2に示す切り換え部材701は破線で示す位置にある。これにより、ストレートパス710内の残留シートが排出される。そして、反転搬送モータ707を駆動した後、所定時間、反転入口センサ704がオフの場合(S1502のY)、残留シートの排出が終了したと判断して反転搬送モータ707の駆動を停止する(S1503)。
また、反転パスセンサ708がオンである場合(S1500のY)、次に反転入口センサ704の状態を判定する(S1504)。そして、反転入口センサ704がオフであれば(S1504のN)、搬送系統を駆動し(S1505)、反転搬送モータ707、反転モータ709を駆動する。これにより、反転パス713内の残留シートが排出される。この後、所定時間、反転入口センサ704と反転パスセンサ708がオフしている場合には(S1506のY)、残留シートの排出が終了したと判断して搬送系統を停止させ(S1507)、反転搬送モータ707、反転モータ709の駆動を停止させる。
一方、反転パスセンサ708がオン(S1500のY)、反転入口センサ704がオンの場合(S1504のY)、すなわちストレートパス710及び反転パス713に残留シートが有る場合、まず反転搬送モータ707を駆動する(S1508)。これにより、ストレートパス710内の残留シートが排出される。この後、反転入口センサ704の状態を判定し、反転入口センサ704がオフの場合(S1509のY)、シート反転装置内の残留シートの排出が終了したと判断する。
なお、このように反転入口センサ704がオフとなっても、画像形成装置Aから画像形成装置内の後続の残留シートが排出される場合がある。このため、反転入口センサ704がオフとなると(S1509のY)、CPU1001は、RAM1003に記憶されている制御データを読込み(S1510)、画像形成装置Aにより排出される後続の残留シートの有無を判定する(S1511)。
ここで、後続の残留シートが有る場合(S1511のY)、反転モータ709を駆動させると、後続の残留シートのサイズ、速度によっては、反転パス713を通過するシートが、ストレートパス710を通過するシートと合流部Jで重なる可能性がある。そこで、本実施の形態においては、シートが重なる可能性があると判定した場合(S1515のY)、後続の残留シートのサイズや速度に基づき所定時間、反転モータ709の駆動を待機する(S1516)。そして、所定時間経過後、すなわち後続の残留シートと、反転パス713に存在する残留シートとが重なるのを回避することができるタイミングとなった後、反転モータ709を駆動する(S1512)。
なお、後続の残留シートが無い場合(S1511のN)、あるいはシートが重なる可能性がないと判定した場合(S1515のN)、すぐに反転モータ709を駆動する(S1512)。これにより、反転パス713の残留シートを排出する時間を早めることができる。この後、所定時間、反転入口センサ704と反転パスセンサ708がオフしているかを判定する(S1513)。そして、所定時間経過しても反転入口センサ704と反転パスセンサ708がオフしている場合には(S1513のY)、すなわちストレートパス710及び反転パス713の残留シートが排出されたと判断した場合には搬送系統を停止する(S1514)。
以上説明したように、本実施の形態においては、ジャムシートの処理が終わった後、搬送動作を開始する前に、反転入口センサ704と反転パスセンサ708の検知状態を判定するようにしている。そして、反転入口センサ704と反転パスセンサ708の両方がシートを検知している場合には、反転搬送ローラ702を反転ローラ703に優先して駆動するようにしている。これにより、合流部にて2枚の残留シートが重なるのを防ぐことができ、この結果、残留シートを排出する際、シートのジャムや重送の発生を防ぐことができる。
なお、これまでは反転パスセンサ708及び反転入口センサ704がオンの場合、まず反転搬送モータ707を駆動してストレートパス710及び画像形成装置本体内の残留シートを排出する場合について説明したが、本発明は、これに限らない。反転パスセンサ708及び反転入口センサ704が両方オンの場合、まず反転モータ709を優先して駆動して反転パス713の残留シートを排出するようにしても良い。ここで、このように反転モータ709を優先して駆動する場合、反転パスセンサ708がオンからオフに変わると、すぐに反転搬送モータ707を駆動するようにする。
また、RAM1003にCPU1001が上記制御プログラムを実行する上で使用される各種データ、作業用データや入力データが格納されているが、本発明は、これに限らない。例えば、画像形成装置本体からの情報に基づいて画像形成装置本体内にシートが残されているか判断した後、これを不揮発性メモリ領域に保存し、電源が一度切られた後に電源をオンした場合、残留シートがあるかの判断を行うようにしても良い。
また、S1405及びS1502で示す所定時間は、最も確実に残留シートを排出するのに必要な時間である。このため、残留シートの位置を、RAM1003や通信用IC1009で受けた通信情報に基づいて前回搬送したシートのサイズや搬送速度から判断することができるならば、所定時間よりも短い時間で反転モータ709の駆動を開始するようにしても良い。
400…フィニッシャ、700…シート反転装置、702…反転搬送ローラ、703…反転ローラ、704…反転入口センサ、705…反転排紙センサ、707…反転搬送モータ、708…反転パスセンサ、709…反転モータ、710…ストレートパス、711…分岐パス、713…反転パス、1001…CPU、A…画像形成装置、A1…画像形成装置本体、J…合流部、S…シート

Claims (7)

  1. シートを処理する処理部と、
    接続されている画像形成装置から排出されたシートを選択的に反転させて前記処理部に搬送する反転搬送部と、を具備し、
    前記反転搬送部は、
    前記画像形成装置から排出されたシートを前記処理部に案内するシート搬送路と、
    前記シート搬送路から分岐し、シートを反転させて前記シート搬送路に戻すための反転搬送路と、
    前記シート搬送路に進入したシートを搬送する第1の搬送手段と、
    前記シート搬送路に進入したシートを検知する第1の検知手段と、
    前記反転搬送路に進入したシートを前記シート搬送路に搬送する正逆転可能な第2の搬送手段と、
    前記反転搬送路に進入したシートを検知する第2の検知手段と、を備え、
    シートの搬送中に異常停止が発生した後、搬送動作を開始する前に、前記第1の検知手段がシートを検知している場合には前記第1の搬送手段を駆動し、前記第2の検知手段がシートを検知している場合には前記第2の搬送手段を駆動し、前記第1の検知手段及び前記第2の検知手段の両方がシートを検知している場合には、前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段の一方を優先して駆動することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記第1の搬送手段を優先して駆動した場合、前記第1の検知手段がシートを検知しなくなると前記第2の搬送手段の駆動を開始し、前記第2の搬送手段を優先して駆動した場合、前記第2の検知手段がシートを検知しなくなると、前記第1の搬送手段の駆動を開始することを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 前記第1の搬送手段を優先して駆動した場合、前記第1の搬送手段を駆動してから所定時間経過後に前記第1の検知手段がシートを検知しないと前記第2の搬送手段の駆動を開始することを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  4. 前記所定時間は、前記画像形成装置のシート搬送手段がシート搬送動作を開始してからシートが前記第1の検知手段に達するまでの時間であることを特徴とする請求項3記載のシート処理装置。
  5. 前記第1の搬送手段を優先して駆動した場合、画像形成装置内に残留するシートのデータに基づき、前記画像形成装置内に残留するシートが所定時間経過しても前記シート搬送路に進入しないと判断した場合には、前記第1の検知手段がシートを検知しなくなると、前記第2の搬送手段の駆動を開始することを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  6. 前記第2の搬送手段を、前記第2の搬送手段により搬送されたシートが前記シート搬送路及び前記反転搬送路の合流部で、前記第1の搬送手段により搬送されたシートと接触しないタイミングで駆動することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  7. シートを処理する請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート処理装置を備え、供給されるシートに画像を形成した後に処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
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