JP2014108575A - 生コン出荷不適合品の発生確率を抑制する方法及び生コン出荷設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】計測値あるいは骨材の品質などの誤差があったとしても厳密な出荷判定を行うことができ、安定的に高品質の生コンを出荷することを目的とする。
【解決手段】本発明は、材料の動荷重計測値のうち混練後のセメント量と混練後の単位水量との比率を求め、推定強度を求めると共にこの推定強度の最低値と最高値の領域を求め、単位水量の上限値以下であるか否か、セメント量と単位水量の比率が所定割合以下であるか否か、推定強度の最低値と最高値の領域のうち該最低値が必要強度であると共に該最低値が推定強度の発現確率条件を満たすか否か、の全ての条件を満たす場合にのみ出荷の判定を行うようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、出荷以降に不適合が生じるおそれを高確率で抑制し、安定的に高品質の生コンを出荷することができる生コン出荷不適合品の発生確率を抑制する方法及び生コン出荷設備に関するものである。
生コンの製造工程では、生コンの材料となるセメント、骨材、水、混和剤の計量と、各材料を混練装置に投入する順序及び混練時間と、混練後の生コン性状と、を管理するようにしている。
そして、生コン工場において出荷後には、出荷日に生コン打設時の一部を試料生コンとして取り出し、1週間後又は4週間後に硬化した試料生コンに対して圧縮強度試験などを行って品質の管理を行っていた。
上記の出荷後の品質管理では、当然に1週間後又は4週間後にしか強度を判断できず、かつその判断を待って出荷するという慣習がないので品質不良が発覚するのが現場でコンクリートを打設した後ということがあった。
そこで、出荷前に上記の推定的に圧縮強度を求めるべく、特許文献1では、水分計により骨材の表面水率を連続的に、かつ出力電圧と含水率との構成及び含水率と表面水率との検出によって測定し、その測定値と骨材の計量値から骨材の表面水量を割り出した上で、水の計量値と合算して総水量を求め、その総水量から単位水量を求めるようにしている。
しかしながら、特許文献1及び従来の製造工程の管理では、例えば材料の動荷重計における投入指示数値と投入量の誤差、計測装置の実計測値の誤差、骨材の品質や表面水率、が総合的に大きな誤差となって計画通りの品質、ひいては特許文献1における求められた推定圧縮強度が得られず、出荷後に様々なトラブルを招いていた。
特開平6−285841号公報
本発明が解決しようとする課題は、上記のとおり従来の製造管理に基づいて、あるいは求めた推定圧縮強度に基づいて、出荷の適否を判断する手法では、材料量や計測値あるいは骨材の品質などの誤差を考慮したものではなかったので、出荷以降に不適合が生じるおそれが高く、安定的に高品質の生コンを出荷することができない点、である。
本発明は、生コンを製造する際に、オーダーに基づいて配合する、セメント、骨材、骨材の表面水率に基づいて補正した水、混和剤、の動荷重を計測し、これらを混練し、混練後の生コンの単位水量を計測し、前記計測値のうちセメント量と単位水量との比率を求め、推定強度を求めると共にこの推定強度の最低値と最高値の領域を求め、前記単位水量の上限値以下であるか否か、セメント量と単位水量の比率が所定割合以下であるか否か、推定強度の最低値と最高値の領域のうち該最低値が必要強度であると共に該最低値が推定強度の発現確率条件を満たすか否か、の全ての条件を満たす場合にのみ出荷の判定を行うようにしたことを最も主要な特徴とする。
本発明は、混練後の生コンの単位水量の上限値以下である場合、セメント量と単位水量の比率が所定割合以下である場合、推定強度の最低値と最高値の領域のうち該最低値が必要強度であると共に該最低値が推定強度の発現確率条件を満たす場合、の全ての条件を満たした際に出荷の判定を行うので、材料量や計測値あるいは骨材の品質などの誤差があったとしてもこうした誤差を考慮して厳密な出荷判定を行うことができ、よって、安定的に高品質の生コンを出荷することができる。
また、本発明は、上記のとおり、材料の計測値の誤差を考慮して、強度の最低値と最高値の領域のうち最低値が必要強度であって発現確率が所定値以上である場合に出荷の判定を行うので、硬化後の(出荷後の)コンクリートの実際の強度との誤差を極めて小さくすることができると共に許容強度以下となる可能性がほとんどない。
図1は本発明の生コン出荷設備の概略構成を示す図である。 図2は本発明の生コン出荷不適合品の発生確率を抑制する方法を説明するフローチャートである。 図3は本発明の生コン出荷不適合品の発生確率を抑制する方法を説明するフローチャートである。
本発明の生コン出荷不適合品の発生確率を抑制する方法は、材料の配合誤差を考慮して求めた推定強度に基づいた出荷判定を厳密なものとし、出荷後にトラブルが発生することを抑制するという目的を、セメント、骨材、骨材の表面水率に基づいて補正した水、混和剤、の動荷重を計測し、これらを混練し、混練後の生コンの単位水量を計測し、前記計測値のうちセメント量と単位水量との比率を求め、推定強度を求めると共にこの推定強度の最低値と最高値の領域を求め、前記単位水量の上限値以下であるか否か、セメント量と単位水量の比率が所定割合以下であるか否か、推定強度の最低値と最高値の領域のうち該最低値が必要強度であると共に該最低値が推定強度の発現確率条件を満たすか否か、の全ての条件を満たす場合にのみ出荷の判定を行うことで実現した。
また、上記の生コン出荷不適合品の発生確率を抑制する方法は、オーダーされた生コンを製造して出荷適否を判断して出荷可能と判断された生コンを出荷するする生コン出荷設備であって、オーダーされたセメント、骨材、骨材の表面水率、骨材の表面水率に基づいて補正した水、混和剤、を各々計測する計測部と、これら計測部に基づいて各種計算及び判定を行うと共に全体を制御する管理部とを備え、前記管理部に、オーダーされた生コンの配合量を指示する入力する入力部と、この入力部で入力された配合割合のセメント及び骨材の投入を指示する指示部と、前記計測部により計測された各々の値に基づいて、セメント量と単位水量との比率を求め、推定強度を求めると共にこの推定強度の最低値と最高値の領域を求める演算部と、前記単位水量の上限値以下であるか否か、セメント量と単位水量の比率が所定割合以下であるか否か、推定強度の最低値と最高値の領域のうち該最低値が必要強度であると共に該最低値が推定強度の発現確率条件を満たすか否か、の全ての条件を満たすか否かを判断する判定部と、を備えた本発明の生コン出荷設備により実施される。
すなわち、本発明は、従来の材料計測で誤差を含んで求めた推定強度だけに頼らず、計測誤差があるものと考慮したうえで、混練後の生コンの単位水量の上限値、セメント量と単位水量の比率、推定強度の最低値と最高値の領域のうち該最低値と必要強度の比較、該最低値が推定強度の発現確率を満たすか、といった各種条件を全て満たす場合のみ出荷を行うというものである。こうすることで、本発明は、出荷後の生コンが例えば強度不足になるなどといったトラブルの発生をほとんどなくすることができるのである。
以下、図1〜図3を用いて本発明の具体的実施例について説明する。1は、本発明の生コン出荷設備である。なお、この生コン出荷設備1は、生コンの製造、管理、混練、出荷、を行う設備である。
2はセメント切出部、3は骨材切出部、4は水供給部、5は混和剤切出部であり、セメント切出部2、骨材切出部3、混和剤切出部5のそれぞれには、各材料の質量を計測するセメント動荷重計測部2A、骨材動荷重計測部3A、表面水率計測部3B、水動荷重計測部4A、混和剤動荷重計測部5Aが各々設けられている。
6は、セメント切出部2、骨材切出部3、水供給部4、混和剤切出部5から、供給された各材料を混練する混練装置であり、この混練装置6には、混練時間を計測する時間計測部6A、混練回数を計測する混練回数計測部6B、が各々設けられている。
7は、混練装置6から供給された生コンを切り出す生コン切出部であり、この生コン切出部7には、単位水量計測部7A、出荷量計測部7B、が設けられている。
以上が、生コン出荷設備1のうち屋外に設けた設備であり、屋外設備の各計測部による計測信号、各部の稼働指示信号、は屋内設備として設けられた管理部11に入力、管理部11から出力、されるように構成されている。なお、屋内設備と屋外設備の接続関係は後述する。
生コン出荷設備1のうち屋内に設けられた管理部11は、実質的にはパーソナルコンピュータで構成され、該パーソナルコンピュータに備えたCPU及びメモリが制御部12、ハードディスクがデータ部13、キーボード及びマウスが入力部14、ディスプレイ(やプリンタ)が出力部15、とされている。
生コン出荷不適合品の発生確率を抑制する方法は、具体的にはプログラムであり、管理部11においてはデータ部12からプログラム全体が制御部12に読み出され、制御部12が、各種入力データとデータ部13から読み出した数式や問い合わせに対するデータにより各種演算を行うと共に、屋外設備の各部を制御して生コンの製造、管理、混練、出荷可否の判断を行う。
制御部12には、各計測部2A,3A,3B,4A,5Aの計測値に基づいて各種の演算を行う演算部12Aと、各セメント切出部2、骨材切出部3、水供給部4、混和剤切出部5へ配合指示を出力する配合指示部12B、を有している。なお、これら演算部12A、配合指示部12Bは、プログラム上で構築された概念的な構成である。
さらに、制御部12には、上記演算部12Aによって演算された各演算値に基づいて生コンの出荷の可否を判定する判定部12Cと、を有している。なお、この判定部12Cもまたプログラム上で構築された概念的な構成である。
ここで、屋外設備と屋内設備との接続構成について説明する。配合指示部12Bは、セメント切出部2、骨材切出部3、水供給部4、混和剤切出部5に対して各々配合量の指示信号を出力する。また、セメント動荷重計測部2A、骨材動荷重計測部3A、表面水率計測部3B、水動荷重計測部4A、混和剤動荷重計測部5Aは演算部12Aに対して各々計測値の信号を出力する。
制御部12は混練装置6に対して混練時間と混練回数の指示信号を出力する。また、時間計測部6A、混練回数計測部6Bは制御部12に対して各々計測値の信号を出力する。
制御部12は生コン切出部7に対して出荷指示信号を出力する。また、単位水量計測部7A、出荷量計測部7Bは演算部12Aに対して各々計測値の信号を出力する。
判定部12Cは、生コン切出部7に対して、上記演算部12Aで演算された各種(後述)の演算値を用いた判定結果に基づいて出荷(切り出し)の可否を出力する。
以下に、上記構成の生コン出荷設備1による生コン出荷不適合品の発生確率を抑制する方法及び生コン出荷の手順について図2及び図3を用いて説明する。管理部11では生コン出荷不適合品の発生確率を抑制する方法(プログラム)が実行され、屋外側の各部が稼働状況下において、求められたオーダーに基づいて入力部14から各材料の配合量の指示が与えられる。
次に、材料として配合する骨材を採取し、粗粒率の測定を行い(#1)、骨材のうちの粗骨材の実績率を測定する(#2)。その後、表面水率計測部3Bにより骨材の表面水率を測定する(#3)。#3の後にその生コンの製造に関する配合に関する条件を入力部14から入力する(#4)。
#5では、制御部12は材料の受け入れ時の品質データをデータ部13に問い合わせ、さらに推定強度を求める演算式を指定、さらにその際の標準偏差、を入力部14の入力により設定する。また、#5では、上記#4によって計測した骨材の表面水率に基づいて演算部12Aが配合する水の量のうち補正水量を求める。
#5の後、つまり、入力部14により配合するセメント、骨材、水、混和剤、の決定された配合量や条件等が出力部15(ここではディスプレイとして説明する)に出力され(#6)、出力部15において配合量や条件等を出力し(#7)、入力ミス等があれば(#7でNo)、#1に戻り、問題がなければ、各材料の計測部において動荷重計測を開始する(#8)。
#8で動荷重計測の指示が制御部12より出力されると、動荷重を計測するに際し、各計測部2A,3A,4A,5Aの計測精度の確認を行い(#9)、この精度値が制御部12へ出力され、制御部12は計測精度が許容範囲を超える誤差である場合は(#9でNo)、出荷停止とし(#10)、許容誤差範囲内である場合は#11へ進み、各材料の動荷重計測を行う(#11)。
#11における各材料の動荷重計測の後、演算部12Aにおいて、セメントと水の動荷重値を用いて水の量/セメント量の割合を演算すると共に、各材料の動荷重値を用いて混練前の強度を演算し(#12)、この値を一旦データ部13へ記憶する。なお、本発明で言う強度とは、圧縮強度と曲げ強度を総称している。
#12の後、混練装置6に混練を開始し(#13)、以下、図3を参照して説明を続ける。制御部12は、混練装置6からの混練回数と混練時間を制御し、出力部15にその状況を出力して、状況をモニタする(#14)。所定混練回数と時間を経過した後、制御部12は、混練措置6から生コン切出部7へ混練後の生コンを排出する(#15)。その後、生コン切出部7において、混練後の生コンの単位水量を単位水量計測部7Aにより計測する(#16)。
#17では、#16において得た単位水量と#11で計測したセメントの動荷重値とに基づいて、単位水量/セメント量を演算し、この値をデータ部13へ記憶する。さらに、演算部12Aは、前記単位水量に基づいて推定強度を演算する(#18)。
そして、上記#12で得た混練前の各種演算値と、#18混練後の各種演算値を、データ部13から読み出し、判定部12Cにおいて、出荷適否の判定を行う(#19)。この判定部12Cにおける判定では、次の条件について判定する。
#19では、単位水量の上限値が195kg/m3 以下であるか否か、単位水量/セメント量の割合がセメントの種類により60%未満又は65%未満であるか否か、推定強度値の最小値と最大値の領域のうち、最低値が必要強度を満たしているか否か、また、該最低値の発現確率が95%以上であるか否か、の各々を判断する。なお、これら各々の出荷適否条件における数値設定理由については後述する。
#19の判定において、1つでも満たさない場合(#19でNo)、出荷不適品として廃棄し(#20)、全てを満たす場合(#19でYes)、出荷に適した生コンとして制御部12から生コン切出部7に切出指示を出力し(#21)、ここまでの諸データ、量、等の伝票を出力部15(このときはプリンタを意味する)より出力し(#22)、処理を終了する。
一般的に鉄筋コンクリート構造物で用いるコンクリートは鉄筋に対するかぶり厚さが3cmとされ、このかぶり厚さで鉄筋が想定期間60年以上、錆びないことを保証するために185kg/m3 の許容量±10kg/m3 の単位水量とすることが推奨されている。したがって、単位水量が195kg/m3 より高い場合は、規定で保証されている185kg/m3 の許容量±10kg/m3 のうちのプラス側を超える(水が多い)ことになるから、出荷不適とする。
また、セメントの耐久性判断は、上記単位水量(水量)だけでは測り得ない場合もあるため、単位水量/セメント量の割合を出荷の適否の判断として用いている。セメントの種類により単位水量/セメント量の割合が60%又は65%より高い場合は、セメントに対する水の割合が多いことを意味するので、上記の60年以上の防錆保証を満たさない可能性があり、出荷不適とする。
さらに、推定強度値の最小値と最大値の領域のうち、最低値が必要強度を満たしているか否かについては、混練後に単位水量を中心に演算した強度領域(#18:混練後の演算値)のうちの最低値が、オーダーされた強度(#12:混練前の演算値)すなわち必要強度より低い場合は、出荷不適とする。
また、上記混練後に単位水量を中心に演算した強度領域(#18:混練後の演算値)のうちの最低値が必要強度より高い場合であっても、該最低値の発現確率が95%より低い場合は、必要強度より高い最低値の発現可能性に保証を欠くものとして出荷不適とする。
このように、本発明は、上記のとおりオーダーに基づく演算値(#12:混練前の演算値)と、出荷直前の演算値(#18:混練後の演算値)との間で誤差などがあることを考慮して厳密な条件を全て満たした場合のみ#20で出荷に適する旨判定するから、出荷後に強度面や耐久面でトラブルが生じることを著しく抑制することができる。
また、本発明は、上記のとおりオーダーに基づく演算値(#12:混練前の演算値)と、出荷直前の演算値(#18:混練後の演算値)との間で誤差があることを前提としているので、#12、#18で得られた演算値、#20で下した判定のデータを、データ部13においてデータベースとして蓄積(フィードバック)し、配合の妥当性、演算の標準化を行っていくことができるので、出荷オーダーのたびにデータベースが肥大化し、これにより#20における出荷適否の精度が向上すると共に、出荷不適確率を限りなく0%に近づけることができる。
1 生コン出荷設備
2 セメント切出部
2A セメント動荷重計測部
3 骨材切出部
3A 骨材動荷重計測部
3B 表面水率計測部
4 水供給部
4A 水動荷重計測部
5 混和剤切出部
5A 混和剤動荷重計測部
6 混練装置
7 生コン切出部
7A 単位水量計測部
11 管理部
12 制御部
12A 演算部
12B 配合指示部
12C 判定部
13 データ部
14 入力部
15 出力部

Claims (2)

  1. 生コンを製造する際に、オーダーに基づいて配合する、セメント、骨材、骨材の表面水率に基づいて補正した水、混和剤、の動荷重を計測し、これらを混練し、混練後の生コンの単位水量を計測し、前記計測値のうちセメント量と単位水量との比率を求め、推定強度を求めると共にこの推定強度の最低値と最高値の領域を求め、前記単位水量の上限値以下であるか否か、セメント量と単位水量の比率が所定割合以下であるか否か、推定強度の最低値と最高値の領域のうち該最低値が必要強度であると共に該最低値が推定強度の発現確率条件を満たすか否か、の全ての条件を満たす場合にのみ出荷の判定を行うことを特徴とする生コン出荷不適合品の発生確率を抑制する方法。
  2. オーダーされた生コンを製造して出荷適否を判断して出荷可能と判断された生コンを出荷するする生コン出荷設備であって、オーダーされたセメント、骨材、骨材の表面水率、骨材の表面水率に基づいて補正した水、混和剤、を各々計測する計測部と、これら計測部に基づいて各種計算及び判定を行うと共に全体を制御する管理部とを備え、前記管理部に、オーダーされた生コンの配合量を指示する入力する入力部と、この入力部で入力された配合割合のセメント及び骨材の投入を指示する指示部と、前記計測部により計測された各々の値に基づいて、セメント量と単位水量との比率を求め、推定強度を求めると共にこの推定強度の最低値と最高値の領域を求める演算部と、前記単位水量の上限値以下であるか否か、セメント量と単位水量の比率が所定割合以下であるか否か、推定強度の最低値と最高値の領域のうち該最低値が必要強度であると共に該最低値が推定強度の発現確率条件を満たすか否か、の全ての条件を満たすか否かを判断する判定部と、を備えたことを特徴とする生コン出荷設備。
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