JP2742852B2 - 生コンクリート製造方法 - Google Patents
生コンクリート製造方法Info
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Description
水、混和剤の各種コンクリート材料を計量、混練して生
コンクリートを製造する生コン製造プラントにおける生
コンクリートの製造方法に関する。
クリートの品質に関係するスランプ値を配合設計通りに
維持することが重要である。そのためには各種コンクリ
ート材料を配合設計通りに計量して混練する必要がある
が、コンクリート材料の骨材、特に砂には表面水が付着
しており、材料計量時には計量した砂の表面水量を差し
引いて水を計量するようにしなければならない。そして
砂の表面水率にはばらつきがあることも十分考えられる
ので、試験室の係員は定期的に砂の表面水率を測定して
操作盤上の砂の表面水率設定値の補正を行ない、またプ
ラントの操作員は混練している生コンクリートのスラン
プを目視して所望の製品ができ上がっているか絶えず確
認している。
7号公報に開示される如く、砂の表面水率を若干高めに
設定して砂及び混練水を計量し、ミキサの負荷電力値と
混練容量とに基づくファジィ推論によって実計量水量に
対する補正水量を推定して適正な水の添加を行なう方法
を提案している。
面水率を若干高めに設定するようにしているものの、砂
の入庫状態によって表面水率が設定の範囲を越えて大き
くばらつくことがある。そのとき設定表面水率が実際の
表面水率より低い値になってしまうと計量水量が多くな
り、製品のスランプ値が設計スランプ値より大きくなっ
てしまってファジィ推論による計量水量の補正ができな
くなるという欠点がある。
混練バッチ毎に正確に把握し、砂の表面水率のばらつき
に追従した表面水率の設定を行なうことによってファジ
ィ推論による計量水補正を効果的に発揮せしめ、最終の
製品のスランプ値が設計通りのスランプ値となるように
した生コンクリート製造方法を提供することを目的とす
る。
成するために、生コン製造プラントに生コンクリートの
品種毎の標準配合値に配合番号を付して記憶する配合登
録手段と、水分センサを貯蔵ビン又は計量槽に配設して
砂の表面水率を検出する水分計と、前記表面水率により
標準配合値を補正して混練水の計量値を演算し、該計量
値に基づいて混練水を計量する材料計量手段と、ミキサ
駆動用モータの基準負荷電力値に対する混練中の負荷電
力値の偏差量と、1バッチ当たりの混練容量とをファジ
ィ推論の前件部とし、実計量水量に対する補正水量をフ
ァジィ推論の後件部としたファジィ推論規則に基づいて
混練水の補正水量をファジィ推論する補正水量推論手段
と、補正水量をミキサに計量投入する補正水投入手段と
を備え、製造する生コンクリートのスランプ値を設計通
りのスランプ値となるようにしたものである。
を測定し、砂の計量中にも引き続き表面水率を測定する
水分計と、先に測定した表面水率と後に測定した表面水
率を比較してスランプ値に影響を与える程度の差異が生
じると再度表面水率を修正し、新しい表面水率に基づい
て砂及び混練水の計量値を補正しながら計量を続行する
材料計量手段を備え、製造する生コンクリートのスラン
プ値を設計通りのスランプ値となるようにしたものであ
る。
波)帯域用の高周波電源を備えた高周波ブリッジに、セ
ンサ部となるUHF帯域用のアンテナをブリッジの平衡
条件素子の一つとして接続し、前記ブリッジの平衡状態
検出回路に水分率換算用の演算部を接続したものを採用
するものである。
よって生コンクリートの品種毎に標準配合を登録してお
き、生コンクリートの混練時に混練しようとする生コン
クリートの標準配合値を呼び出す。そして材料の計量開
始と同時に水分計により計量を開始した砂の表面水率を
測定し、該表面水率に基づいて材料計量手段により標準
配合値を補正して砂及び混練水の計量値を演算して計量
する。この砂と混練水とを他のコンクリート材料と共に
ミキサに投入して混練を開始し、混練中のミキサの負荷
電力値を検出すると共に、混練中のミキサの負荷電力値
と混練容量とをファジィ推論規則の前件部とし、混練水
の補正水量を後件部とした補正水量推論手段によってフ
ァジィ推論を行ない混練水量に対する補正水量を推定
し、該補正水を混練水に加える必要があるときには補正
水を補正水投入手段によってミキサに計量投入し、設計
スランプ値を有する所望の生コンクリートを製造する。
て、水分計により砂の計量開始と同時に計量する砂の表
面水率の測定を開始し、材料計量手段により先ずは当初
測定した表面水率に基づいて標準配合値を補正して砂及
び混練水の計量値を演算し、これらの計量値について計
量を行なう。そして、計量続行中に引き続き計量中の砂
の表面水率の測定を行ない、該表面水率と先に設定した
表面水率とを比較してスランプ値に影響を与えるような
差異が生じたときには、先に測定した表面水率を修正す
る。表面水率が修正されると材料計量手段により新しい
表面水率に基づいて計量値を再補正し、表面水率のばら
つきを吸収するようにしてできるだけ正確な表面水率に
基づいて混練水量を決定する。そしてこの新しい計量値
について引き続き計量を行なうようにしている。
のアンテナをセンサ部とし、UHF(極超短波)帯域の
電波を利用して表面水率を測定するようにしたので、砂
の表面水率の変化に対して直線性の電気出力が得られ、
検量線が直線となり電気出力から表面水率への換算が単
純になりスピーディにかつ精度よく砂の表面水率を決定
することができる。このことにより計量開始時又は計量
中に測定した表面水率を今回バッチにリアルタイムに適
用できる。
る。
サであって、内部に配設した混練羽根2をミキサ駆動用
モータ3によって所定の速度で回転させている。ミキサ
1の上位には砂利、セメント等の各種計量槽(図示せ
ず)と重量検出器4により支持した砂計量槽5と水計量
槽6を配設している。砂計量槽5の上位には砂貯蔵ビン
7を配設してあり、該砂貯蔵ビン7下部の排出ゲート8
付近の側壁には砂の表面水率を測定する水分センサ9を
取り付けている。水計量槽6の上位には貯水槽10を配
設してあり、該貯水槽10の下部には混練水制御弁11
を有する主排水管12と、該主排水管12から分岐させ
て補正水制御弁13を有する副排水管14を配設してい
る。そして、混練水制御弁11の開閉制御により排出さ
れる水を前記水計量槽6で所定量計量して混練水として
ミキサ1に投入すると共に、水量の不足分は補正水制御
弁13を開閉制御することにより所定量をミキサ1に投
入できるようにしてある。
の負荷電力値(又は負荷電流値)を検出する負荷電力検
出器15を接続しており、負荷電力検出器15により検
出した信号は操作盤16に入力させている。
る制御部17と後述するファジィ集合のメンバーシップ
関数とファジィ推論規則とからファジィ推論を行なうフ
ァジィ推論部18と、データの演算を行なう演算部1
9、データを大量に記憶する記憶部20、各種データを
入力する入力部21、データを表示する表示部22、そ
して各種信号やデータの入出力を行なう入出力部23及
び後述する水分センサ9を接続した水分計24のハード
ウエアからなっている。
水分計24の構成を示すもので、25は数十MHz〜数
百MHzのUHF(極超短波)帯域で作動する高周波ブ
リッジであり、該高周波ブリッジ25はバランス用高周
波可変抵抗器26を境にして右側に高周波抵抗器27を
接続し、左側にセンサ部となるUHF帯域用のアンテナ
28をブリッジの平衡条件素子の一つとして同軸ケーブ
ル29を介して接続している。
7及びアンテナ28とのそれぞれの接続回路とを平衡状
態検出回路30によって接続し、該平衡状態検出回路3
0に検波用ダイオード31とバランスコンデンサー32
を直列に接続している。そして検波用ダイオード31と
バランスコンデンサー32の接続回路を分岐してセンサ
出力回路33を設け、該センサ出力回路33にはチョー
クコイル34と検波負荷抵抗34を直列に接続してい
る。検波負荷用抵抗35の両端にはセンサ出力端子36
を設け、検波負荷抵抗35と並列にコンデンサー37を
挿入している。高周波ブリッジ25の電源部にはUHF
帯域用の高周波電源38を前記バランス用高周波可変抵
抗器26に接続している。センサ出力端子36は前記操
作盤16の入出力部23に接続し、センサ出力端子36
に現われる電圧を予め記憶部20入力した図3に示すよ
うな検量データに基づいて演算部19によって砂の表面
水率に換算できるようにしてある。
28に接触すると、砂の表面に付着している表面水の誘
電率の影響によってアンテナ28の入力インピーダンス
が変化し、高周波ブリッジ25の平衡状態が崩れて平衡
状態検出回路30に電流が流れ、センサ出力端子36に
砂の表面水率の大きさに比例した電圧が現われる。この
電圧をセンサ出力として演算部19に取り込み、出力電
圧の大きさから砂の表面水率を求めることができる。
的確に把握し、砂及び混練水の適正な計量値を決定して
計量混練することによって所望の生コンクリートを製造
する手順を図4に示すフローチャートにより説明する。
を表わす記号である。
クリートの品質毎の1m3 当たりの各材料の配合データ
を制御部17を介して記憶部20に記憶させておく(S
1)。
検出した値を表面水率に補正するに、数種類の砂の水分
計出力(電圧)に対する表面水率の関係を検量データと
して記憶させておく(S2)。このとき水分計出力に対
する表面水率の関係は砂の粒度構成によっても変化する
ので、使用する砂の種類に応じて数種の検量データを用
意して記憶させ、表面水率の特定のときに砂の種類に応
じて選択使用ができるようにしておく。
荷電力値の偏差量の大きさを評価するメンバーシップ関
数、図6の1バッチ当たりの混練容量の大きさを評価す
るメンバーシップ関数、図8の実計量水量に対する補正
水量を評価するメンバーシップ関数及び図7の配合及び
混練容量毎に設定したミキサ駆動用モータの基準負荷電
力値に対する混練中の負荷電力値の偏差量と、1バッチ
当たりの混練容量とをファジィ推論の前件部とし、実計
量水量に対する補正水量をファジィ推論の後件部とした
ファジィ推論規則等のファジィ推論用データを記憶させ
ておく(S3)。
操作盤16に生コンクリートの品種を示す配合番号(S
4)と出荷量、即ち全混練容量(S5)を入力する。操
作盤16の演算部19では入力した全混練容量からミキ
サ1により混練する1バッチ当たりの混練容量を演算す
る(S6)。制御部17では記憶部20から入力された
配合番号に対応する標準配合値を読み出し(S7)、演
算部19は前記標準配合値と1バッチ当たりの混練容量
を基に1バッチ当たりの各材料の計量値を演算する(S
8)。
(S9)、制御部17は水分センサ9から入出力部23
を介して計量しようとしている砂の水分測定信号(電
圧)を取り込み(S10)、予め記憶部20に記憶格納
している水分測定信号に対する表面水率の検量線データ
から表面水率を決定して操作盤16に設定する(S1
1)。演算部19は設定された表面水率によって前記の
砂及び混練水の計量値を演算補正して(S12)混練水
を計量する(S13)。なお、表面水率が変動していて
低めの表面水率を計測している可能性もあるために混練
水量は若干少なめに計量することを考慮しても良い。
後に粗計量中の砂の表面水率を再度測定し(S14)、
先に設定している表面水率と比較してその差異がスラン
プ値に影響を与える程度のものか否か判断する(S1
5)。前記表面水率の差異がスランプ値に影響を与える
程度のものである場合には先に設定している表面水率を
修正して再設定する(S16)。
計量開始時の測定値を最後まで採用する方法、計量開始
時の表面水率とT秒後の表面水率の平均値を取る方法、
T秒後の測定値を採用する方法、T秒後の測定値が採用
範囲内の変化であれば平均値を採用する方法、等が考え
られる。この表面水率の測定間隔や取り込み期間は砂の
状態やプラントの仕様によって選択可能にしている。表
面水率が修正されるとその表面水率に基づいて計量続行
中の砂及び混練水の計量値を再度補正し(S17)、補
正された計量値に基づいて計量を続行する(S18)。
前記表面水率の差異がスランプ値に影響を与える程度の
ものでなければ先に設定している表面水率を修正せずに
そのまま計量を続行する(S18)。
キサ1に投入し(S20)、混練を開始する(S2
1)。ミキサ1の電源回路に取り付けた負荷電力検出器
15がミキサ1の駆動用モータ3の負荷電力値の検出を
開始し(S22)、その値をファジィ推論部18に入力
する(S23)。ファジィ推論部18では予め記憶部2
0に記憶させた図5〜図8に示すようなファジィ集合の
推論規則やメンバーシップ関数に基づき混練中のミキサ
1の負荷電力値と混練容量とによって混練中の実混練水
量を推定し(S24)、この推定混練水量と標準配合の
混練水量を比較して補正水量を推定する(S25)。
あるか否か判断し(S26)、加える必要があるときに
は補正水を補正水制御弁13を介して計量しながらミキ
サ1に投入(S27)し、また加える必要がなければそ
のまま混練して設計スランプ値に見合った所望の生コン
クリートを練り上げる(S28)。混練が完了すると操
作終了か否か判断し(S29)、操作継続ならば(S
4)の配合番号入力に戻り、終了ならばENDに進み終
了する。
更に詳しく説明すると、負荷電力検出器15から負荷電
力値を検出すると予め記憶部20に記憶している配合番
号及び混練容量に対応した基準負荷電力値と比較して負
荷電力値の偏差量△P(KW)を演算する。図5のメン
バーシップ関数から負荷電力値の偏差量△Pの大きさを
定性的に評価する。このメンバーシップ関数の△P
(i)(i=1〜7)はメンバーシップ関数の形を規定
する定数であって、適宜決定する。またPB、PM、P
S、ZR、NS、NM、NBは負荷電力値の偏差量△P
の大きさを定性的に評価するためのメンバーシップ関数
に与えた名称であり、それぞれ下記の意味を持つ。
バーシップ値をもちいて負荷電力値の偏差量△Pを定性
的に評価する。
さを定性的に評価するためのメンバーシップ関数であっ
て内容は図5と同様の構成であり、この図から1バッチ
当たりの混練容量Mの大きさを定性的に評価する。
電力値の偏差量△Pと1バッチ当たりの混練容量Mの定
性的関係から実計量水量に対する補正水量Wを定性的に
決定する。
)THEN W isPB という意味を表わす。
が基準負荷電力値に対して非常に大きく、かつ混練容量
が非常に多い(今回混練中の生コンクリートが基準のも
のに対してスランプが非常に低い)ならば」(前件
部)、「補正水量を非常に多くせよ」(後件部)という
ルールを示している。
量を図8の実計量水量に対する補正水量を求めるメンバ
ーシップ関数を用いて定量的な値に変換して補正水量で
ある補正水量を推論するのである。また補正水量が複数
の推論規則による複数のメンバーシップ関数で規定され
る場合は、各メンバーシップ値に応じた加重平均をもっ
て実際の補正水量とする。
練水を計量開始と同時に水分計24によって砂の表面水
率を測定し、その表面水率により今回計量する砂及び混
練水の標準配合値を補正して計量し、計量した材料をミ
キサ1に投入し、混練するミキサ1の負荷電力値と混練
容量とからファジィ推論により標準配合の混練水量に対
する実混練水量の補正水量を推定し、この補正水量を追
加投入するようにしたので、設計通りのスランプ値を有
する生コンクリートを熟練したオペレータでなくとも容
易に製造することが期待できる。
粗計量続行中にも引き続き測定してその値をフィードバ
ックし、変動する砂の表面水率を加味しながら先に設定
した表面水率を計量中に修正し、実際の表面水に近い表
面水率を採用して砂、混練水の計量値を補正するように
したので、、砂の表面水率のばらつきをできるだけ吸収
して精度の高い計量を行なうことができ、設計通りのス
ランプ値を有する生コンクリートをより高い精度で製造
することが期待できる。
をセンサ部とし、UHF(極超短波)帯域の電波を利用
して表面水率を測定するようにしたので、砂の表面水率
の変化に対して直線性の電気出力が得られ、検量線が直
線となり電気出力から表面水率への換算が単純になりス
ピーディにかつ精度よく砂の表面水率を決定することが
でき、計量開始時又は計量中に測定した表面水率を今回
バッチにリアルタイムに適用できる。
部を示す説明図である。
図である。
ップ関数を示す図である。
バーシップ関数を示す図である。
を示す図である。
関数を示す図である。
モータ 4…重量検出器 5…砂計量槽 6…水計量槽 9…水分センサ 10…貯水槽 11…一次混練水
制御弁 13…二次混練水制御弁 15…負荷電力検
出器 17…制御部 18…ファジィ推
論部 19…演算部 20…記憶部 24…水分計
Claims (3)
- 【請求項1】予め、生コンクリートの品種毎にコンクリ
ート材料の標準配合値を記憶部に配合番号を付して記憶
させると共に、配合及び混練容量毎に設定したミキサ駆
動用モータの基準負荷電力値に対する混練中の負荷電力
値の偏差量と、1バッチ当たりの混練容量とをファジィ
推論の前件部とし、実計量水量に対する補正水量をファ
ジィ推論の後件部としたファジィ推論規則を記憶部に記
憶させておき、 生コンクリートの出荷時に配合番号と出荷量を入力すれ
ば、入力した配合番号に対応した標準配合値を読み出
し、出荷量からは1バッチ単位の混練容量を演算し、計
量開始と同時に貯蔵ビン又は計量槽に配設した水分計に
より砂の表面水率を検出し、該表面水率に基づいて前記
標準配合値を補正して砂及び混練水の計量値を演算し、
該計量値に基づいて各材料を計量してミキサに投入し、
混練中のミキサの負荷電力値を検出して該負荷電力値と
混練容量とから前記ファジィ推論規則に基づいて混練水
の補正水量を推定し、該補正水を混練水に対して加える
必要があるときには前記補正水量をミキサに追加するよ
うにしたことを特徴とする生コンクリート製造方法。 - 【請求項2】予め、生コンクリートの品種毎にコンクリ
ート材料の標準配合値を記憶部に配合番号を付して記憶
させると共に、配合及び混練容量毎に設定したミキサ駆
動用モータの基準負荷電力値に対する混練中の負荷電力
値の偏差量と、1バッチ当たりの混練容量とをファジィ
推論の前件部とし、実計量水量に対する補正水量をファ
ジィ推論の後件部としたファジィ推論規則を記憶部に記
憶させておき、 生コンクリートの出荷時に配合番号と出荷量を入力すれ
ば、入力した配合番号に対応した標準配合値を読み出
し、出荷量からは1バッチ単位の混練容量を演算し、計
量開始と同時に貯蔵ビン又は計量槽に配設した水分計に
より砂の表面水率の検出を開始し、先ず最初に検出した
表面水率に基づいて前記標準配合値を補正して砂及び混
練水量の計量値を演算し、該計量値について材料の計量
を行ない、計量続行中にも砂の表面水率を引き続き検出
し、該表面水率と先に検出した表面水率との間にスラン
プ値に影響を与える程度の差異を生じた場合には再度表
面水率を修正して新しい表面水率に基づいて計量値を補
正しながら引き続き計量を続行し、計量完了となれば計
量した材料をミキサに投入し、混練中のミキサの負荷電
力値を検出して該負荷電力値と混練容量とから前記ファ
ジィ推論規則に基づいて混練水の補正水量を推定し、該
補正水を混練水に対して加える必要があるときには前記
補正水量をミキサに追加するようにしたことを特徴とす
る生コンクリート製造方法。 - 【請求項3】前記水分計はUHF(極超短波)帯域用の
高周波電源を備えた高周波ブリッジに、センサ部となる
UHF帯域用のアンテナをブリッジの平衡条件素子の一
つとして接続し、前記ブリッジの平衡状態検出回路に水
分率換算用の演算部を接続した水分計を使用することを
特徴とする請求項1又は2記載の生コンクリート製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15317792A JP2742852B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 生コンクリート製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15317792A JP2742852B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 生コンクリート製造方法 |
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JPH05337929A JPH05337929A (ja) | 1993-12-21 |
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JP15317792A Expired - Fee Related JP2742852B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 生コンクリート製造方法 |
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-
1992
- 1992-06-12 JP JP15317792A patent/JP2742852B2/ja not_active Expired - Fee Related
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