JP2014107895A - 端子台、端子台システム及び分電盤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電力供給線が接続される一対の電源接続端子と、中性線が接続される中性線接続端子と、電源接続端子と複数のブレーカの電源入力端子とをそれぞれ接続する接続バーと、中性線接続端子と複数のブレーカの中性線入力端子とを接続する接続バー25〜29とを備えた端子台において、電源接続端子及び接続バー25〜29を複数のブレーカ毎に電気的に独立して設け、電源接続端子間を接続する接続線を着脱可能とした。
【選択図】図2
Description
屋外の電力網から供給される商用電源は、第一及び第二の電力供給線4a,4bと中性線4cを介して一次送りブレーカ8aの接続端子10a〜10cに供給される。また、各接続端子10a〜10cはそれぞれ接続線11a〜11cを介して一次送りブレーカ8bの接続端子12a〜12cに接続されて一次送りブレーカ8aに対し一次送りブレーカ8bが並列に接続される。
また、一次送りブレーカ8a,8b間の接続線11a,11cには電流センサ9a,9bがそれぞれ装着され、その電流センサ9a,9bで発電装置から電力網に流れる逆潮流電流を検出して、逆潮流電流を適宜に制御するようになっている。
図10に示す分電盤では、一次送りブレーカ8a,8b間に電流センサ9a,9bを設けることはできるが、直径8mm〜14mmといった太い電線を使用した接続線11a〜11c及び接続線13a〜13cが密集する位置で電流センサを配設する必要がある。
さらに、太い電線を使用した接続線11a〜11c及び接続線13a〜13cは屈曲し難いため、一次送りブレーカ3a,3b間には若干の間隔を確保する必要がある。すると、図11に示すように、さらに多数の一次送りブレーカ3a〜3dを電力供給線4a,4bと主幹ブレーカ2との間で並列に接続する必要がある場合には、各一次送りブレーカ3a〜3d間に所要の間隔cをそれぞれ確保する必要があることから、分電盤の横方向の寸法が増大する。従って、屋内の限られたスペースに分電盤を設置することが困難となる場合がある。
また、上記構成において、前記接続線を電線で形成することが好ましい。
また、上記構成において、前記接続線を前記電源接続端子間を電気的に接続可能とした導電バーとすることが好ましい。
以下、一次送りブレーカの端子台の第一の実施形態を図1〜図5に従って説明する。図9に示す従来例と同一構成部分は、同一符号を付して説明する。
屋外の電力網から供給される商用電源は、第一及び第二の電力供給線4a,4bと中性線4cを介して端子台22に供給され、その端子台22から第一及び第二の電力供給線4a,4bと中性線4cに対応する接続線5a〜5cを介して主幹ブレーカ2に供給される。そして、主幹ブレーカ2に供給された商用電源が各分岐ブレーカ1を介して負荷機器に供給される。
図2及び図3に示すように、前記端子台22には前記接続端子24a〜24fにそれぞれ接続される第一〜第五の接続バー25〜29が備えられ、第一〜第五の接続バー25〜29は導電性を有する板状の金属板で形成される。
図1に示すように、接続端子24a,24bと、接続端子24c,24dとをそれぞれ電流センサ50a,50bを備えた接続線33a,33bで接続した場合の等価回路を図5(a)に示す。なお、図5(a)では中性線の記載を省略している。この状態では、図10に示す従来例と等価回路的に同等となる。なお、接続線33a,33bは、適宜に屈曲した金属棒(導電バー)とすることもできる。
この状態では、一次送りブレーカ23aは住宅情報機器等の負荷機器を一次送り配線で接続することができるとともに、一次送りブレーカ23bを一次送りブレーカ23aとは独立したブレーカとして使用可能となる。
(1)端子台22の接続端子24a,24bと同24c,24dとの間に電流センサ50a,50bを介在させることにより、一次送りブレーカ23a,23b間に電流センサ50a,50bを介在させることができる。従って、一次送りブレーカ23bに電力買取未実施の発電装置を取着した場合に、逆潮流電流を検出することができる。
(2)一次送りブレーカ23a,23b間の一次送り配線を第一〜第五の接続バー25〜29で配線することができる。従って、一次送りブレーカ23a,23b間での接続線の密集を緩和することができるので、一次送りブレーカ23a,23bの設置間隔を小さくすることができる。
(3)一次送りブレーカ23a,23b間に電流センサ50a,50bを介在させる場合、端子台22の接続端子24a,24b間及び同24c,24d間に、電流センサ50a,50bを備えた接続線33a,33bを接続すればよい。従って、図10に示す従来例のように、一次送りブレーカ8a,8b間で接続線11a〜11cが密集する位置で電流センサ9a,9bを配設する必要がないので、電流センサの設置作業を容易に行うことができる。
(4)端子台22の接続端子24a,24bと同24c,24dとの間を、通常の接続線で接続すると、一次送りブレーカ23a,23bを通常の一次送り配線で接続することができる。
(5)端子台22の接続端子24a,24bとの間を未接続とし、接続端子24c,24dとの間を未接続とすると、一次送りブレーカ23a,23bのいずれか一方を独立したブレーカとして使用することができる。従って、独立したブレーカを商用電源のブレーカとは独立した直流電流用のブレーカとして使用することができる。
(第二の実施形態)
図6は、第二の実施形態を示す。この実施形態は、第一の実施形態の構成に電流センサを設置するための電流センサ用端子台を別途備え、前記端子台22と電流センサ用端子台とを接続バーで電気的に接続したものである。第一の実施形態と同一構成部分は、同一符号を付して説明する。
(1)電流センサ36a,36bを備えた接続線37a,37bを接続するための専用の電流センサ用端子台38を備えたので、一次送りブレーカ23a,23bと主幹ブレーカ2とを接続する接続線と、電流センサ36a,36bを接続するための接続線37a,37bとの干渉を防止して、施工性を向上させることができる。
(第三の実施形態)
図7は、第三の実施形態を示す。この実施形態は、3台の一次送りブレーカ28a〜28cに一次送り配線するために、その一次送りブレーカ28a〜28cに対応する電流センサ用端子台39a,39bを備えたものである。第二の実施形態と同一構成部分は、同一符号を付して説明する。
本実施形態によれば、第二の実施形態で得られた効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
(1)電流センサ42a〜42dを備えた接続線を接続するための専用の電流センサ用端子台39a,39bを備えたので、一次送りブレーカ23a〜23cと主幹ブレーカ2とを接続する接続線と、電流センサ42a〜42dを配設するための接続線との干渉を防止して、施工性を向上させることができる。また、各一次送りブレーカ23a〜23c間での接続線の密集を防止することができるので、各一次送りブレーカ23a〜23cの間隔を小さくして、分電盤の小型化を図ることができる。
(第四の実施形態)
図8は、第四の実施形態を示す。この実施形態は、4台の一次送りブレーカ23a〜23dに一次送り配線するために、その一次送りブレーカ23a〜23dに対応する電流センサ用端子台39a,39bを備えたものである。第三の実施形態と同一構成部分は、同一符号を付して説明する。
本実施形態によれば、4台の一次送りブレーカ23a〜23dを備えた分電盤において、第三の実施形態と同様な効果を得ることができる。
・第三及び第四の実施形態において、端子台22a,22b及び電流センサ用端子台39a,39bをいったいの端子台としてもよい。
Claims (7)
- 電力供給線が接続される一対の電源接続端子と、
中性線が接続される中性線接続端子と、
前記電源接続端子と複数のブレーカの電源入力端子とをそれぞれ接続する接続バーと、
前記中性線接続端子と複数のブレーカの中性線入力端子とを接続する接続バーと
を備えた端子台において、
前記電源接続端子及び接続バーを前記複数のブレーカ毎に電気的に独立して設け、前記電源接続端子間を接続する接続線を着脱可能としたことを特徴とする端子台。 - 請求項1に記載の端子台において、
前記接続線に電流センサを備えたことを特徴とする請求項1記載の端子台。 - 請求項1又は2に記載の端子台において、
前記接続線を電線で形成したことを特徴とする端子台。 - 請求項1又は2に記載の端子台において、
前記接続線を前記電源接続端子間を電気的に接続可能とした導電バーとしたことを特徴とする端子台。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の端子台において、
電流センサを備えた接続線を接続するための電流センサ用端子台を前記端子台と別個に設け、前記電流センサ用端子台と前記端子台を接続バーで電気的に接続したことを特徴とする端子台。 - 電力供給線が接続される一対の電源接続端子と、
中性線が接続される中性線接続端子と、
前記電源接続端子と複数のブレーカの電源入力端子とをそれぞれ接続する接続バーと、
前記中性線接続端子と複数のブレーカの中性線入力端子とを接続する接続バーと
を備え、
前記電源接続端子及び接続バーを前記複数のブレーカ毎に電気的に独立して設け、前記各ブレーカに対応する電源接続端子間を電気的に未接続とする状態と、前記各ブレーカに対応する電源接続端子間を接続線で電気的に接続する状態と、前記各ブレーカに対応する電源接続端子間を電流センサを備えた接続線で電気的に接続する状態とのいずれかを選択可能としたことを特徴とする端子台システム。 - 複数の負荷機器への電源の供給をそれぞれ開閉する分岐ブレーカと、
電源供給線と前記分岐ブレーカとの間に介在され、前記分岐ブレーカへの電源の供給を開閉する主幹ブレーカと、
前記電源供給線に接続され、複数の一次送りブレーカを前記電源供給線に対し一次送り接続する端子台と
を備えた分電盤において、
前記端子台には、
電力供給線が接続される一対の電源接続端子と、
中性線が接続される中性線接続端子と、
前記電源接続端子と前記一次送りブレーカの電源入力端子とをそれぞれ接続する接続バーと、
前記中性線接続端子と前記一次送りブレーカの中性線入力端子とを接続する接続バーと、
前記複数の一次送りブレーカ毎に電気的に独立して設けた前記電源接続端子及び接続バーと、
前記電源接続端子間を着脱可能に接続する接続線と
を備えたことを特徴とする分電盤。
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