JP2014107600A - アレーアンテナ装置 - Google Patents

アレーアンテナ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014107600A
JP2014107600A JP2012256976A JP2012256976A JP2014107600A JP 2014107600 A JP2014107600 A JP 2014107600A JP 2012256976 A JP2012256976 A JP 2012256976A JP 2012256976 A JP2012256976 A JP 2012256976A JP 2014107600 A JP2014107600 A JP 2014107600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
array antenna
series
distributor
antennas
array
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012256976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5697052B2 (ja
Inventor
Daisuke Inoue
大輔 井上
Masayuki Nagata
真幸 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Automotive Systems Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Automotive Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Furukawa Automotive Systems Inc filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2012256976A priority Critical patent/JP5697052B2/ja
Priority to CN201380057247.0A priority patent/CN104769776B/zh
Priority to PCT/JP2013/081299 priority patent/WO2014080951A1/ja
Publication of JP2014107600A publication Critical patent/JP2014107600A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5697052B2 publication Critical patent/JP5697052B2/ja
Priority to US14/718,818 priority patent/US9553362B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/26Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/38Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q13/00Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/20Non-resonant leaky-waveguide or transmission-line antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/206Microstrip transmission line antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/06Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
    • H01Q21/061Two dimensional planar arrays
    • H01Q21/065Patch antenna array

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

【課題】放射パターンを広角度かつアンテナ正面付近においてヌルを生じず、放射効率の高いアンテナ装置を提供すること。
【解決手段】複数の放射素子を有するアレーアンテナ装置1において、誘電体基板2と、誘電体基板上に形成され、複数の放射素子11〜13,21〜23が導体線路15,25によって直列に接続された2以上の直列アレーアンテナ10,20と、誘電体基板の直列アレーアンテナが形成された層とは異なる層に形成され、2以上の直列アレーアンテナに容量結合を介して電力を分配する分配器30と、分配器によって分配された電力の位相を調整する位相調整器(導体線路34〜37)と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電波を放射する機器に適用可能な広角アンテナを複数配列したアレーアンテナに関し、自動車に搭載されるレーダ装置への適用等に好適な広角アンテナおよびアレーアンテナに関する。
対人・対物等検知用レーダの用途は様々広がっている。中でも自動車の安全走行を支援するために、レーダを用いて自動車周辺にある障害物等(対象物)を監視する装置の開発が進められている。このような自動車周辺監視レーダとして、死角検知を支援するBSD(Blind Spot Detection)、および出会い頭に人や対向車等がいると警報を発するCTA(Cross Traffic Alert)等が実用化されつつある。これら自動車周辺監視レーダには、一定角度範囲からなる略扇形の範囲内(例えば、放射方向正面を中心に−60°〜+60°程度の広角範囲内)の対象物を検出することが要求されるものがある。一方自動車以外にも、防犯用途や監視用途としてインフラへの適用例として、同様に広角な検知範囲が要求される場合がある。いずれも角度範囲の拡大が必要であるが、同時に角度範囲内において特性の落ち込みのないもの、検知範囲として対称なものが好適となる場合がある。
特許文献1には、複数放射パターンを複数方向に放射強度がピークとなる主ローブを有するようなアレーアンテナと所定の広角方向を検知するセンサが開示されている。このアレーアンテナでは給電条件として、逆相での給電、振幅比として0.5,0.2程度の事例が提示されており、正面指向ではなく広角方向への放射パターン形成が可能としている。
また、特許文献2には、複数の放射素子を1/4波長側結合形方向性結合器によって結合したマイクロストリップアレーアンテナが開示されている。この特許文献1の「従来の技術」の欄に記載されているように、簡易な構成のT分岐線路を用いて給電回路を構成した場合、放射素子あるいは給電線路の反射波の影響により、T分岐線路の電力分配特性が所望の値からずれてしまい、各放射素子の励振分布が所望の値から乱れるため、アンテナの放射特性が劣化してしまう場合があった。しかし、特許文献2に記載の技術によれば、そのような放射特性の劣化を防ぐことができる。
特開2004−260554号公報 特開2000−101341号公報
ところで、特許文献1に開示された技術では広角な複数特定方向にピークをもつ放射パターンを形成することはできるものの、その特定方向の間の角度にはヌルが発生しており、広角ではあるものの全角度範囲にわたりヌルのないビーム形成とはならない。
また、特許文献2に開示された技術では、ある程度微弱な電力分配が可能となる方向性結合器が使用されているものの、終端手段が使用されていることにより何らか電力吸収する分の損失が発生する。また放射面と同じ面に方向性結合器が配置されていることにより、結合器での不要放射がアンテナ放射特性に影響する等の問題もある。また、設計調整が容易であり且つ簡易小型に片軸方向の広角化を良好に実現するような具体的な構成例は開示されていない。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、従来のアンテナに比べて、ヌルを生じることなく、広角度の放射パターンが得られるとともに、ロスを低減したアンテナおよびこれを用いたアレーアンテナを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の放射素子を有するアレーアンテナ装置において、誘電体基板と、前記誘電体基板上に形成され、複数の前記放射素子が導体線路によって直列に接続された2以上の直列アレーアンテナと、前記誘電体基板の前記直列アレーアンテナが形成された層とは異なる層に形成され、前記2以上の直列アレーアンテナに容量結合を介して電力を分配する分配器と、前記分配器によって分配された電力の位相を調整する位相調整器と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、複数のアンテナ素子に対する電力分配比を大きくできるため、放射パターンを広角度に調整することや、ヌルを生じることのないアンテナを得ることができる。また、複数のアンテナ素子に電力を分配するにあたり、線路上に終端抵抗を配置しないため、終端抵抗によるロスを低減することができ、アンテナの放射効率を向上することが可能となる。その際、分配器と位相調整器で形成する指向性が片軸方向のみであることから、不要な反射波含めた指向性調整は容易である。さらに、放射素子とは異なる層に分配器を形成することにより、放射への影響を低減することが可能となる。
また、本発明の一側面は、前記位相調整器は、前記分配器の電力分配比が相対的に小さい出力側に装荷されていることを特徴とする。
このような構成によれば、インピーダンス変化が給電点側に影響を与えにくくすることができる。
また、本発明の一側面は、前記分配器の電力分配比が相対的に小さい出力側から前記直列アレーアンテナの給電点までの線路は、電力分配比が相対的に大きい出力側から前記直列アレーアンテナの給電点までの線路よりも長いことを特徴とする。
このような構成によれば、線路長による電力の減少を少なくすることができる。
また、本発明の一側面は、前記分配器の電力分配比は−10dB以上であることを特徴とする。
このような構成によれば、放射パターンが広角度となるように設計した場合であっても、その角度範囲内において大きなヌルの発生を抑えることができる。
また、本発明の一側面は、前記位相調整器は、迂回路を有する線路によって形成されることを特徴とする。
このような構成によれば、簡単な構成によって位相を調整することができる。
また、本発明の一側面は、前記位相調整器は、前記2以上の直列アレーアンテナへ給電位相条件として、前記分配器含め、相対的に−135〜−225度の略逆相の範囲に調整されることを特徴とする。
このような構成によれば、正面付近におけるヌルの発生を抑えつつ、大方左右対称で広角度な放射パターンを得ることができる。
また、本発明の一側面は、前記各直列アレーアンテナを構成する各放射素子はその幅が異なることを特徴とする。
このような構成によれば、利得特性のサイドローブを小さくすることができる。
また、本発明の一側面は、前記2以上の直列アレーアンテナは、前記直列アレーアンテナの並び方向を軸とした場合に略対称の利得特性を有することを特徴とする。
このような構成によれば、複数のアレーアンテナ装置を配置する場合に、配線の引き回しを簡略化することができる。
また、本発明の一側面は、前記直列アレーアンテナは、レーダ装置の送信アンテナとして適用されることを特徴とする。
このような構成によれば、検知角度範囲が広く、利得特性が良好なレーダ装置を提供することができる。
また、本発明の一側面は、前記送信アンテナとしての前記直列アレーアンテナを2有することを特徴とする。
このような構成によれば、簡易で小型な構成、最小限の構成で、検知角度範囲を広くするとともに、良好な利得特性を得ることができる。
また、本発明の一側面は、前記送信アンテナとしての前記直列アレーアンテナを2有するとともに、受信アンテナとしての直列アレーアンテナを2有する。
このような構成によれば、機構上略対称の構成において、検知角度範囲が広く、利得特性が良好なレーダ装置を提供することができる。
本発明によれば、放射パターンを広角度かつアンテナ正面付近においてヌルを生じず、放射効率の高いアレーアンテナ装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係るアレーアンテナ装置の構成例を示す図である。 図1に示す実施形態を裏面から見た図である。 分配器を有しないアレーアンテナ装置の構成を示す図である。 図3に示すアレーアンテナ装置の利得特性を示す図である。 図4に示す正面利得とピーク利得の差を電力分配比の変化に応じて示す図である。 図2に示す分配器の詳細を示す図である。 図6に示す距離を変化させた場合の電力分配比の変化を示す図である。 図2に示す分配器を拡大して示す図である。 図8に示す容量結合間隔を調整した場合の利得の変化を示す図である。 図2に示す分配器を拡大して示す図である。 図10に示す折り返し距離を調整した場合の利得の変化を示す図である。 自動車にレーダ装置として搭載した場合の配線の引き回しを説明するための図である。 分配器の他の構成例を示す図である。 自動車にレーダ装置としての実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)実施形態の構成の説明
図1は、本発明の実施形態に係るアレーアンテナ装置の構成例を示す図である。この図1に示す例では、アレーアンテナ装置1は、分配器30によって電力の分配を受ける直列アレーアンテナ10,20を有しており、誘電体基板2の表(おもて)面に形成される。直列アレーアンテナ10は、導体線路15によって直列接続され、放射素子11〜13を備えている。図1の例では、放射素子11〜13は利得特性のサイドローブを低減するために異なる幅を有している。直列アレーアンテナ10には、分配器30を介して電力が供給される。直列アレーアンテナ20は、直列アレーアンテナ10と同様の構成を有し、直列アレーアンテナ10を導体線路15と直交する方向に平行移動された状態で配置されている。すなわち、直列アレーアンテナ20は、導体線路25によって直列接続され、放射素子21〜23を備えている。放射素子21〜23も直列アレーアンテナ10と同様に、利得特性のサイドローブを低減するために異なる幅を有している。直列アレーアンテナ20には、分配器30および位相調整器32を介して電力が供給される。
図2は、分配器30および位相調整器32の構成例を示す図である。なお、図2は、図1に示す誘電体基板2を裏面(図1に示す直列アレーアンテナ10,20が形成された面の裏側の面)から眺めた図である。誘電体基板2の裏面には、図2に示すように、分配器30および位相調整器32が配置されている。分配器30は、直列アレーアンテナ10の給電点14に接続された英文字「J」の形状を有する導体線路31と、導体線路31に平行に配置された導体線路33によって構成される。この分配器30の導体線路31の上端(図2の上端)に入力された電力は、導体線路31を介して給電点14に供給されるとともに、導体線路31と導体線路33の間に形成される容量結合を介して導体線路33に所定の分配比で分配される。位相調整器32は、折り返し構造を有する導体線路33〜37が接続されて形成される。分配器30によって導体線路33に所定の分配比で分配された電力は、折り返し構造を有する導体線路34〜37によって位相が遅延された後、給電点24に供給される。給電点14に供給された電力は、導体線路15によって放射素子11〜13に供給され、電波として放射される。また、給電点24に供給された電力は、導体線路25によって放射素子21〜23に供給され、電波として放射される。
(B)実施形態の動作の説明
つぎに、図1に示す実施形態の動作について説明する。以下では、図3を参照して、分配器30および位相調整器32を有しないアレーアンテナ装置1Aの動作について説明した後、図1を参照してアレーアンテナ装置1の動作について説明する。図3は、図2に示す分配器30および位相調整器32を有しない場合のアレーアンテナ装置1Aの構成例である。この例では、導体線路41,42によって給電点14,24に電力が個別に供給される。図4は、図3に示す導体線路41,42に供給する電力の比を変化させた場合における利得特性の変化を示す図である。図4の横軸は、図3の下に示す方向をプラスとした場合の角度を示し、縦軸は利得dBiを示している。図中において各曲線に付された数字は、導体線路41,42によって給電点14,24に供給される電力比を示す。なお、この例では、導体線路41と導体線路42に供給される電力P1,P2の位相差(=∠P2−∠P1)は−195(deg)に設定している。この場合、電力供給比(=P2/P1(dB))を−6dB,−8dB,−10dB,・・・,−18dBと変化させた場合、電力分配比が大きくなるに従って、正面(0(deg))におけるヌル部(特性の凹んだ部分)の利得特性が平坦になることが分かる。
図5は、給電電力比を変えた場合の図4に示す正面利得(0degにおける利得)とピーク利得(図4の曲線のピーク利得)の差を示す図である。この図5の横軸は給電電力比(dB)を示し、縦軸は正面利得からピーク利得を減算した値を示す。図5に示すように、分配電力比が大きくなるにつれて(図の左側に移動するにつれて)、正面利得からピーク利得を減算した値は小さくなる。ここでのアンテナ指向性含む実用的な例においては、正面利得とピーク利得の差を−3dB以下にするために、電力分配比を−10dBよりも大きくする必要があることが分かる。なお、アレーファクタでの計算においても少なくとも−10dBより大きくしておく必要がある。
ところで、従来使用されているT分岐型の分配器では、−10dB以上の分配比を得ることは困難である。一方、図2に示す分配器30では、−10dB以上の分配比を容易に得ることができる。また、T分岐型の分配器では、−10dB以上の大きな分配比を得ようとすると、サイズが大きくなる欠点があるが、図2に示す分配器30では、後述するように、導体線路31と導体線路33の距離を変更するだけで−10dB以上の分配比を得ることができる。
図6は分配器30の詳細な構成を示す図である。この図6に示すように、導体線路31と導体線路33とは距離dを隔てて平行に形成されている。ここで、導体線路31の上端(図6の上端)を端子T1とし、導体線路31の下端を端子T2とし、導体線路37の下端を端子T3とし、端子T1に電力を入力した場合の端子T2に出力される電力P2と、端子T3に出力される電力P3の電力分配比(P3/P2)を、図6に示す距離dを変えながら求めると、図7に示すグラフを得る。図7の横軸は距離d(mm)を示し、縦軸は電力分配比(dB)を示している。この図7に示すように、距離dの値が大きくなると、電力分配比が大きくなり、距離dが0.1mm以上になると、電力分配比(P3/P2)は−10dB以上となる。このため、図6に示す分配器30では、分配比を大きくするためには、この距離dを調整すればよく、T分岐型の分配器のように分配器30のサイズが大きくなることがない。
つぎに、図1を参照してアレーアンテナ装置1の動作について説明する。図2に示す導体線路31の上端に電力が供給されると、供給された電力は導体線路31および給電点14を介して直列アレーアンテナ10に供給される。一方、供給された電力の一部は導体線路31と導体線路33の間の容量結合を介して、導体線路33に分配される。なお、この分配比は、例えば、−10dB以上となるように設定されている。
導体線路33に分配された電力は、位相調整器32である、折り返し構造を有する導体線路34〜37を伝わる際に、その位相が、−180degを中心とする、例えば、−135〜−225degの範囲で遅延される。なお、アレーアンテナ装置1は、正面方向を中心として広角ビームの放射を主目的とするのであれば、遅延は逆相(180deg)とすることが一般的であるが、設計条件によっては、−180degが最適でない場合もあることから、−135〜−225degの範囲に設定される。また、位相の遅延の設定は−135〜−225degとしているが、これに±2nπ(n:整数)とする設定も適用可能である。
位相調整器32である導体線路34〜37によって位相が遅延された電力は、給電点24を介して直列アレーアンテナ20に供給される。これにより、直列アレーアンテナ20には、直列アレーアンテナ10に比較して、電力分配比が−10dB以上であって、位相が135〜225degの範囲で遅延された電力が供給される。その結果、アレーアンテナ装置1からは、例えば、図4の数値「−18」が付与された曲線のように、アンテナ正面におけるヌル部が小さく、平坦な特性の電波が放射される。
以上に説明したように、本発明の実施形態では、誘電体基板2の直列アレーアンテナ10,20とは異なる層に、容量結合を介して電力を分配する分配器30を形成するようにしたので、複数のアンテナ素子に対する電力分配比を大きくでき、放射パターンを広角度に調整した場合であっても、アンテナ正面付近においてヌルを生じることのないアンテナを得ることができる。また、複数のアンテナ素子に電力を分配するにあたり、線路上に終端抵抗を配置しないことにより終端抵抗によるロスを低減することができ、アンテナの放射効率を向上することが可能となる。さらに、放射素子とは異なる層に分配器を形成することにより、放射への影響を低減することが可能となる。また、容量結合を介して電力を分配する分配器30を用いることで、利得特性のヌル部を低減するための−10dB以上の電力分配比を小型のサイズで簡単に実現することができる。また、分配器30と給電点24の間に折り返し構造を有する導体線路34〜37による位相調整器32を設けるようにしたので、簡易な構造で位相の調整を確実に行うことができる。また、折り返し構造を有する導体線路34〜37を、電力分配比が小さい方の直列アレーアンテナ20側に設けるようにしたので、折り返し構造を有する導体線路34〜37によるインピーダンス変化の影響を受けにくくすることができる。また、折り返し構造を有する導体線路34〜37を、電力分配比が小さい方の直列アレーアンテナ20側に設けることで、長い線路によって生ずる電力の損失の影響を少なくすることができる。
ここまで、図3や特性例図4を参照してヌル部を低減するための設計の方向性と、この特性を実現する分配器の構成例や特性図6やその特性例図7を示してきたが、これらは本案のメカニズム説明として、本実施形態の各部を切り出した特性であった。以下、具体的に本実施形態における各寸法パラメータ変化における特性変化例を示す。
本実施形態では、前記で示してきたとおり図8に示す容量結合距離dを調整することにより、図9に示すように、ヌルの大きさを調整することができる。より詳細には、図9に示す「分配無し」は、一系統だけの直列アレーアンテナを用いた場合の利得特性を示している。また、各曲線に付された数字0.6,0.5,0.4,・・・,0.05は、容量結合距離dの設定値をmm単位で示している。この図9に示すように、一系統だけの直列アレーアンテナを用いた場合に比較して、2系統の直列アレーアンテナ10,20を使用した場合では、ビーム角を広くすることができる。また、容量結合距離dを調整することでヌルの大きさやある程度ビーム形状を調整することができる。
また、本実施形態では、図10に示す折り返し距離pを調整することにより、図11に示すように、ビーム形状を調整することができる。より詳細には、図11に示す各曲線に付された数字3.0,2.9,2.8,・・・,2.6は、折り返し距離pの設定値をmm単位で示している。この図11に示すように、折り返し距離pを調整することで、ビームの形状を調整することができる。また、折り返し距離pを調整して、ビームを大方左右対称な形状とすることができる。一般的な方向性結合器のうち、給電線路端に終端抵抗を接続する構成例もあるが、本案の分配器は線路端に終端抵抗を接続しない。これにより、吸収し得る部分が無いために反射波が累積して、所望の励振分布から若干ずれることが起こりうる。しかしながら、形成する指向性が片軸方向のみで分配箇所すなわち反射源の数が少ないこと、また上記のとおり寸法パラメータでの振幅・位相調整が容易であることから、仮に多重反射による所望の電力分配特性からのずれがあったとしても、そのずれ分を考慮した設計上のリカバ、指向性調整が可能である。
左右対称なビームとすることで得られるメリットとして、例えば、自動車のレーダ装置のアンテナとして使用する場合に、車体への取り付けを簡単にすることができる。より詳細には、図12の上段に示すように、ビームが左右対称である場合には取り付け方向を同じとすることができるので、配線の引き回しを2つのレーダ装置で同じ下方向に設定することができる。一方、図12の下段に示すように、ビームが左右対称でない場合には、自動車から左右対称のビームを放射するためには、一方のレーダ装置を上下方向に逆に配置する必要があるため、2台のレーダ装置で配線の伸出方向が逆になるため、配線の引き回しが複雑になる。
(C)変形実施形態の説明
以上の各実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の実施形態では、2系統の直列アレーアンテナ10,20を用いるようにしたが、3以上の直列アレーアンテナを用いることも可能である。図13は3系統の直列アレーアンテナに電力を分配する分配器の構成例を示す図である。この図13の例では、分配器50は、導体線路51〜53を有している。導体線路51は直線形状を有し、端子511に入力された電力が端子512に出力される。この端子512は第1の直列アレーアンテナ(不図示)の給電点に接続される。また、導体線路52は、直線の導体線路521と曲線の導体線路522と直線の導体線路523を有し、直線の導体線路523が第2の直列アレーアンテナ(不図示)の給電点に接続される。また、導体線路53は、直線の導体線路531と曲線の導体線路532と直線の導体線路533を有し、直線の導体線路533が第3の直列アレーアンテナ(不図示)の給電点に接続される。導体線路51の端子511に入力された電力は、端子512を介して第1の直列アレーアンテナの給電点に供給される。また、導体線路51の端子511に入力された電力の一部は、容量結合を介して導体線路521に伝送され、曲線の導体線路522によって遅延された後、端子524を介して第2の直列アレーアンテナに供給される。また、導体線路51の端子511に入力された電力の一部は、容量結合を介して導体線路531に伝送され、曲線の導体線路532によって遅延された後、端子534を介して第3の直列アレーアンテナに供給される。これにより、3系統の直列アレーアンテナに対して電力比と位相が異なる電力を供給することができる。なお、4系統以上の直列アレーアンテナに電力を供給する場合には、例えば、図13に示す導体線路52,53を所定の数設けることにより、実現することができる。
また、以上の実施形態から、正面付近においてヌルを生じない広角度な放射パターンを得る最小構成として、2系列の直列アレーアンテナを送信アンテナとして用いる場合を例に挙げて説明した。一方、受信アンテナとして2系列の直列アレーアンテナを用いたモノパルス方式による測角はレーダシステムにおいては公知技術である。ここでこれら送信2系列と受信2系列という構成をとることにより、最小の構成により、検知角度範囲が広く測角可能なレーダシステムを得ることができる。図14に示す例では、対象物に対して電波を照射し、反射波を検出することで対象物を検出するレーダ装置70に送信アンテナ71と、受信アンテナ72が設けられている。送信アンテナ71および受信アンテナ72のそれぞれは、2系統の直列アレーアンテナ711,712および直列アレーアンテナ721,722をそれぞれ有している。このような構成によれば、直列アレーアンテナを水平方向に略対称に配置することができる。よって送信アンテナを1系列アレーとしたり、2系列より多い系列のアレーとするような従来の構成と比較し、機構上左右方向に略対称な構成をとることができ、機構設計や、製造を容易にすることができる。
また、以上の各実施形態では、分配器は、直列アレーアンテナが形成される誘電体基板の面とは反対側の面に形成するようにしたが、直列アレーアンテナと異なる層であればよい。例えば、誘電体基板に中間層を設け、この中間層に分配器を設けるようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、各直列アレーアンテナは放射素子を6つずつ有するようにしたが、これ以外の個数(例えば、5以下または7以上)であってもよい。また、以上の各実施形態では、放射素子は異なる幅を有するようにしたが、同じ幅の放射素子を用いるようにしてもよい。また、例示したものは、アレー中央部から各々反対方向に分岐し、各々反対方向に向かい直列で接続したものを直列アレーと称しているが、図15の左側に示すように、給電点から一方向のみに直列に接続したものであっても良い。また直列アレーアンテナの素子の励振方向は直列給電方向と平行であるものに限らず、例えば図15の右側に示すような90度、45度となるような構成であっても良い。
また、以上の各実施形態では、直角の折り返し構造を有する導体線路によって位相調整器を構成するようにしたが、例えば、図13に示すような曲線構造であったり、直角以外の角度の折り返し構造であったりしてもよい。
また、以上の各実施形態では、自動車に搭載する場合を例に挙げて説明したが、例えば、住居等に設置する防犯用のレーダに使用することも可能である。
1 アレーアンテナ装置
2 誘電体基板
10,20 直列アレーアンテナ
11〜13,21〜23 放射素子
14,24 給電点
15,25 導体線路
30 分配器
31,33 導体線路
34〜37 導体線路(位相調整器)

Claims (11)

  1. 複数の放射素子を有するアレーアンテナ装置において、
    誘電体基板と、
    前記誘電体基板上に形成され、複数の前記放射素子が導体線路によって直列に接続された2以上の直列アレーアンテナと、
    前記誘電体基板の前記直列アレーアンテナが形成された層とは異なる層に形成され、前記2以上の直列アレーアンテナに容量結合を介して電力を分配する分配器と、
    前記分配器によって分配された電力の位相を調整する位相調整器と、
    を有することを特徴とするアレーアンテナ装置。
  2. 前記位相調整器は、前記分配器の電力分配比が相対的に小さい出力側に装荷されていることを特徴とする請求項1に記載のアレーアンテナ装置。
  3. 前記分配器の電力分配比が相対的に小さい出力側から前記直列アレーアンテナの給電点までの線路は、電力分配比が相対的に大きい出力側から前記直列アレーアンテナの給電点までの線路よりも長いことを特徴とする請求項1または2に記載のアレーアンテナ装置。
  4. 前記分配器の電力分配比は−10dB以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアレーアンテナ装置。
  5. 前記位相調整器は、迂回路を有する線路によって形成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアレーアンテナ装置。
  6. 前記位相調整器は、前記2以上の直列アレーアンテナへ給電位相条件として、前記分配器含め、相対的に−135〜−225度の略逆相の範囲に調整されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のアレーアンテナ装置。
  7. 前記各直列アレーアンテナを構成する各放射素子はその幅が異なることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のアレーアンテナ装置。
  8. 前記2以上の直列アレーアンテナは、前記直列アレーアンテナの並び方向を軸とした場合に略対称の利得特性を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のアレーアンテナ装置。
  9. 前記直列アレーアンテナは、レーダ装置の送信アンテナとして適用されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のアレーアンテナ装置。
  10. 前記送信アンテナとしての前記直列アレーアンテナを2有することを特徴とする請求項9に記載のアレーアンテナ装置。
  11. 前記送信アンテナとしての前記直列アレーアンテナを2有するとともに、受信アンテナとしての直列アレーアンテナを2有する請求項10に記載のアレーアンテナ装置。
JP2012256976A 2012-11-23 2012-11-23 アレーアンテナ装置 Active JP5697052B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012256976A JP5697052B2 (ja) 2012-11-23 2012-11-23 アレーアンテナ装置
CN201380057247.0A CN104769776B (zh) 2012-11-23 2013-11-20 阵列天线装置
PCT/JP2013/081299 WO2014080951A1 (ja) 2012-11-23 2013-11-20 アレーアンテナ装置
US14/718,818 US9553362B2 (en) 2012-11-23 2015-05-21 Array antenna device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012256976A JP5697052B2 (ja) 2012-11-23 2012-11-23 アレーアンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014107600A true JP2014107600A (ja) 2014-06-09
JP5697052B2 JP5697052B2 (ja) 2015-04-08

Family

ID=50776130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012256976A Active JP5697052B2 (ja) 2012-11-23 2012-11-23 アレーアンテナ装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9553362B2 (ja)
JP (1) JP5697052B2 (ja)
CN (1) CN104769776B (ja)
WO (1) WO2014080951A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019507986A (ja) * 2016-03-11 2019-03-22 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング レーダーセンサのためのアンテナ装置、レーダーセンサのためのアンテナ装置を製造する方法、及び、アンテナ装置のレーダーセンサでの利用法
CN112189281A (zh) * 2018-05-25 2021-01-05 株式会社藤仓 天线
CN114976616A (zh) * 2021-11-01 2022-08-30 加特兰微电子科技(上海)有限公司 天线、天线组件、雷达射频前端及电子设备

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104538728A (zh) * 2014-12-30 2015-04-22 佛山澳信科技有限公司 一种新型物联网天线
CN108604736A (zh) * 2015-12-15 2018-09-28 株式会社电装 天线装置
TWI583055B (zh) 2015-12-15 2017-05-11 啟碁科技股份有限公司 陣列天線與天線系統
CN105676007A (zh) * 2016-02-17 2016-06-15 北京森馥科技股份有限公司 偶极子天线以及使用该偶极子天线的全向性探头
CN109155457B (zh) * 2016-04-06 2021-08-06 康普技术有限责任公司 具有对辐射元件的频率相关的功率分发的天线系统
US9846228B2 (en) 2016-04-07 2017-12-19 Uhnder, Inc. Software defined automotive radar systems
US9689967B1 (en) 2016-04-07 2017-06-27 Uhnder, Inc. Adaptive transmission and interference cancellation for MIMO radar
US10261179B2 (en) 2016-04-07 2019-04-16 Uhnder, Inc. Software defined automotive radar
CN109075453B (zh) * 2016-04-21 2020-12-29 维宁尔瑞典公司 漏波开槽微带天线
WO2017187306A1 (en) 2016-04-25 2017-11-02 Uhnder, Inc. Adaptive filtering for fmcw interference mitigation in pmcw radar systems
US9806914B1 (en) 2016-04-25 2017-10-31 Uhnder, Inc. Successive signal interference mitigation
WO2017187304A2 (en) 2016-04-25 2017-11-02 Uhnder, Inc. Digital frequency modulated continuous wave radar using handcrafted constant envelope modulation
US9954955B2 (en) 2016-04-25 2018-04-24 Uhnder, Inc. Vehicle radar system with a shared radar and communication system
US9791551B1 (en) 2016-04-25 2017-10-17 Uhnder, Inc. Vehicular radar system with self-interference cancellation
US10573959B2 (en) * 2016-04-25 2020-02-25 Uhnder, Inc. Vehicle radar system using shaped antenna patterns
EP3449275A4 (en) 2016-04-25 2020-01-01 Uhnder, Inc. REDUCTION OF PMCW-PCMW INTERFERENCE
TWI623152B (zh) * 2016-05-10 2018-05-01 為昇科科技股份有限公司 具反向功率分配器功能之天線單元及其陣列模組
US9753121B1 (en) 2016-06-20 2017-09-05 Uhnder, Inc. Power control for improved near-far performance of radar systems
WO2018051288A1 (en) 2016-09-16 2018-03-22 Uhnder, Inc. Virtual radar configuration for 2d array
US10908272B2 (en) 2017-02-10 2021-02-02 Uhnder, Inc. Reduced complexity FFT-based correlation for automotive radar
WO2018146634A1 (en) 2017-02-10 2018-08-16 Uhnder, Inc. Increasing performance of a receive pipeline of a radar with memory optimization
US11454697B2 (en) 2017-02-10 2022-09-27 Uhnder, Inc. Increasing performance of a receive pipeline of a radar with memory optimization
CN107069206A (zh) * 2017-05-24 2017-08-18 武汉拓宝科技股份有限公司 一种扇形波束微带阵列天线
CN107453043A (zh) * 2017-06-23 2017-12-08 惠州市德赛西威汽车电子股份有限公司 一种汽车侧后方雷达天线阵列以及天线面阵
US11105890B2 (en) 2017-12-14 2021-08-31 Uhnder, Inc. Frequency modulated signal cancellation in variable power mode for radar applications
CN110311231B (zh) * 2018-03-27 2021-10-15 华为技术有限公司 一种天线阵列、天线阵列的连接方法及雷达模块
US11474225B2 (en) 2018-11-09 2022-10-18 Uhnder, Inc. Pulse digital mimo radar system
US11681017B2 (en) 2019-03-12 2023-06-20 Uhnder, Inc. Method and apparatus for mitigation of low frequency noise in radar systems
TWI705614B (zh) * 2019-05-09 2020-09-21 和碩聯合科技股份有限公司 天線結構
CN110380237B (zh) * 2019-07-20 2021-04-16 中国船舶重工集团公司第七二四研究所 球珊阵列天线监测装置
WO2021038965A1 (ja) * 2019-08-27 2021-03-04 株式会社村田製作所 アンテナモジュールおよびそれを搭載した通信装置
TWI704535B (zh) 2019-11-11 2020-09-11 財團法人工業技術研究院 天線陣列及包含此天線陣列的汽車防撞雷達
WO2021097850A1 (zh) * 2019-11-22 2021-05-27 深圳市大疆创新科技有限公司 毫米波天线、天线组件、毫米波雷达系统和可移动平台
US12078748B2 (en) 2020-01-13 2024-09-03 Uhnder, Inc. Method and system for intefrence management for digital radars
KR20220100367A (ko) * 2021-01-08 2022-07-15 한국전자통신연구원 커패시티브 결합 콤라인 마이크로스트립 배열 안테나 및 그 제조방법
US11742822B2 (en) * 2021-04-12 2023-08-29 AchernarTek Inc. Antenna structure and antenna array

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04122103A (ja) * 1990-09-12 1992-04-22 Omron Corp 平面アンテナ
JP2004221877A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Advanced Telecommunication Research Institute International 平面アレーアンテナ装置
JP2008029015A (ja) * 2007-08-01 2008-02-07 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 多素子平面アンテナ

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3995277A (en) * 1975-10-20 1976-11-30 Minnesota Mining And Manufacturing Company Microstrip antenna
US4180817A (en) * 1976-05-04 1979-12-25 Ball Corporation Serially connected microstrip antenna array
DE2632772C2 (de) * 1976-07-21 1983-12-29 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt Mikrowellen-Gruppen-Antenne in Streifenleitungstechnik
JP3316561B2 (ja) * 1998-07-06 2002-08-19 株式会社村田製作所 アレーアンテナ装置および無線装置
JP3279268B2 (ja) 1998-09-24 2002-04-30 三菱電機株式会社 マイクロストリップアレーアンテナ
US6100846A (en) * 1999-03-09 2000-08-08 Epsilon Lambda Electronics Corp. Fixed patch array scanning antenna
US6239762B1 (en) * 2000-02-02 2001-05-29 Lockheed Martin Corporation Interleaved crossed-slot and patch array antenna for dual-frequency and dual polarization, with multilayer transmission-line feed network
JP4134751B2 (ja) 2003-02-26 2008-08-20 株式会社日本自動車部品総合研究所 侵入センサ用アンテナ
US20040201525A1 (en) * 2003-04-08 2004-10-14 Bateman Blaine R. Antenna arrays and methods of making the same
WO2005099039A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Toto Ltd. マイクロストリップアンテナ
DE102004039743A1 (de) * 2004-08-17 2006-02-23 Robert Bosch Gmbh Antennenstruktur mit Patch-Elementen
DE102004044120A1 (de) * 2004-09-13 2006-03-16 Robert Bosch Gmbh Antennenstruktur für seriengespeiste planare Antennenelemente
KR100995716B1 (ko) * 2008-08-04 2010-11-19 한국전자통신연구원 근역장 rfid 리더 안테나
DE102009029503A1 (de) * 2009-09-16 2011-03-24 Robert Bosch Gmbh Radarsensorvorrichtung mit wenigstens einer planaren Antenneneinrichtung
JP5718315B2 (ja) * 2010-03-23 2015-05-13 古河電気工業株式会社 アンテナ及び一体化アンテナ
WO2012140586A1 (en) * 2011-04-12 2012-10-18 Vodafone Ip Licensing Limited Omnidirectional antenna with a null in a selected direction

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04122103A (ja) * 1990-09-12 1992-04-22 Omron Corp 平面アンテナ
JP2004221877A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Advanced Telecommunication Research Institute International 平面アレーアンテナ装置
JP2008029015A (ja) * 2007-08-01 2008-02-07 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 多素子平面アンテナ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019507986A (ja) * 2016-03-11 2019-03-22 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング レーダーセンサのためのアンテナ装置、レーダーセンサのためのアンテナ装置を製造する方法、及び、アンテナ装置のレーダーセンサでの利用法
CN112189281A (zh) * 2018-05-25 2021-01-05 株式会社藤仓 天线
CN112189281B (zh) * 2018-05-25 2023-11-07 株式会社藤仓 天线
CN114976616A (zh) * 2021-11-01 2022-08-30 加特兰微电子科技(上海)有限公司 天线、天线组件、雷达射频前端及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
CN104769776A (zh) 2015-07-08
US9553362B2 (en) 2017-01-24
JP5697052B2 (ja) 2015-04-08
WO2014080951A1 (ja) 2014-05-30
CN104769776B (zh) 2017-04-26
US20150255867A1 (en) 2015-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5697052B2 (ja) アレーアンテナ装置
JP4974168B2 (ja) レーダ装置用アンテナ
CN105762489B (zh) 具有全景检测的雷达天线组件
US9653816B2 (en) Antenna system
JP4379541B2 (ja) アンテナ装置、アレイアンテナ、マルチセクタアンテナ、および高周波送受波装置
JP6694967B2 (ja) レーダーセンサのためのアンテナ装置、レーダーセンサのためのアンテナ装置を製造する方法、及び、アンテナ装置のレーダーセンサでの利用法
EP2950390B1 (en) Patch array antenna and apparatus for transmitting and receiving radar signal including the same
JP5227820B2 (ja) レーダ装置用アンテナ
KR102068450B1 (ko) 단벽 도파관 방사를 위한 폴드형 방사 슬롯들
KR101673200B1 (ko) 중장비 차량용 근거리 패치배열 레이더 안테나
US20160372832A1 (en) Array antenna and radar system for vehicles having the same
JP5554352B2 (ja) 広角アンテナ及びアレーアンテナ
US20150325926A1 (en) Antenna array and method
JPWO2006092862A1 (ja) 導波管スロットアレーアンテナ装置
JP2009005086A (ja) テーパスロットアンテナおよびアンテナ装置
JP2006258762A (ja) レーダ装置
US8847837B2 (en) Antenna and radar apparatus
JP2022036886A (ja) アンテナ
JP2009100253A (ja) レーダ装置用アンテナ
JP3468044B2 (ja) 平面アンテナ
JP6087419B2 (ja) アレーアンテナおよびレーダ装置
JP2013135345A (ja) マイクロストリップアンテナ、アレーアンテナおよびレーダ装置
JP2017112460A (ja) アンテナ装置
JP2020072404A (ja) レーダセンサ用アンテナシステム及びレーダセンサ
JP2009076986A (ja) マイクロストリップアレーアンテナ及び位相モノパルスレーダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150203

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5697052

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350