JP2014107209A - 圧縮機用の電源線接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】圧縮機用の電源線接続構造において、圧縮機の温度の異常な上昇を確実に検知可能な構造を備えたもの、圧縮機に温度スイッチを低コストで容易に取り付け可能な構造を備えたもの、小型な圧縮機にも温度スイッチを容易に設置可能な構造を備えたものを提供する。
【解決手段】冷媒回路10等に用いられる圧縮機20の電源端子31に接続端子33を接続する圧縮機用の電源線接続構造30は、電源線32の端部に設けられた接続端子33であって、電源端子31に接続可能な接続端子33を備え、接続端子33は、設定温度を超えた場合に電源線32から接続端子33への通電を遮断する温度スイッチ34と一体的に構成され、電源端子31は三相モータ駆動用の3端子で構成されると共に、接続端子33は電源端子31に対応する3端子で構成され、接続端子33の3端子のうちの少なくとも2つの端子が温度スイッチ34によって通電が遮断されるように構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】冷媒回路10等に用いられる圧縮機20の電源端子31に接続端子33を接続する圧縮機用の電源線接続構造30は、電源線32の端部に設けられた接続端子33であって、電源端子31に接続可能な接続端子33を備え、接続端子33は、設定温度を超えた場合に電源線32から接続端子33への通電を遮断する温度スイッチ34と一体的に構成され、電源端子31は三相モータ駆動用の3端子で構成されると共に、接続端子33は電源端子31に対応する3端子で構成され、接続端子33の3端子のうちの少なくとも2つの端子が温度スイッチ34によって通電が遮断されるように構成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は圧縮機用の電源線接続構造に関し、特に圧縮機の温度が異常に上昇した場合に電源線から圧縮機への電源供給が遮断されるものに関する。
従来から、ヒートポンプ給湯装置が一般に広く普及している。このヒートポンプ給湯装置は、湯水を貯留する貯湯タンクと、冷媒回路を有するヒートポンプ式熱源機とを備え、夜間割引の安価な電力を利用して、貯湯タンク内の湯水を循環させてヒートポンプ式熱源機で加熱して、その加熱された湯水を貯湯タンク内に貯留しておき、蛇口や風呂等の所望の給湯先に給湯するものである。
上記のヒートポンプ式熱源機の冷媒回路は、圧縮機、凝縮器、膨張器、蒸発熱交換器が配管を介して接続されることで構成されている。給湯加熱運転は、冷媒回路に封入された冷媒を利用して行われる。この給湯加熱運転では、圧縮機と蒸発熱交換器用の送風ファンが駆動され、凝縮器により冷媒と湯水との間で熱交換が行われて湯水が加熱される。
ところで、圧縮機は、冷媒を圧縮する際に高温になり易い構造であるので、圧縮機には、一般的に安全装置としてサーマルプロテクタ(温度スイッチ、ハイリミットスイッチ等)が取り付けられている。この種のサーマルプロテクタは、圧縮機の異常過熱時に検知信号を制御部に送信し、この制御部により圧縮機への電源を供給する回路を遮断して、圧縮機の運転を停止することができる。サーマルプロテクタの構造としては、例えば、以下の特許文献1,2のような構造が実用に供されている。
特許文献1には、2要素式サーマルプロテクタが開示されている。即ち、このサーマルプロテクタは、圧縮機のモータと電源との間に接続され且つ皿形バイメタルからなる主プロテクタ、2つの発熱要素等を備え、これら部材がケース部材に収納されて構成されている。このサーマルプロテクタは、ケース部材を圧縮機の外周部に取り付け、圧縮機への通電電流が異常になった場合又は圧縮機の温度が異常になった場合に、主プロテクタが作動してモータへの電源供給を遮断する。また、特許文献2には、インサート成形された構造のサーマルプロテクタが開示されている。
特許文献1,2のサーマルプロテクタの構造では、圧縮機の表面温度を検知する為に、圧縮機の外周部に予めサーマルプロテクタ用の取付座を設け、この取付座に対してサーマルプロテクタをブラケット等で押し付けて密着状に取り付ける必要がある。しかし、サーマルプロテクタが取付座から少しでも浮いてしまうと、圧縮機の表面温度を検知することができずにサーマルプロテクタが作動しないという問題がある。
また、サーマルプロテクタを小型な圧縮機に取り付ける場合、専用の取付座を圧縮機の外周部に設けるのは困難であるので、小型な圧縮機にはサーマルプロテクタを取り付け難いという問題がある。さらに、サーマルプロテクタによる圧縮機の異常温度の検知信号を制御部に送信する為に、サーマルプロテクタと制御部とを接続する専用の信号線が必要となる場合があり、結果的に取り付け工数が掛かりコスト高となってしまう虞がある。
本発明の目的は、圧縮機用の電源線接続構造において、圧縮機の温度の異常な上昇を確実に検知可能な構造を備えたもの、圧縮機に温度スイッチを低コストで且つ容易に取り付け可能な構造を備えたもの、小型な圧縮機にも温度スイッチを容易に取り付け可能な構造を備えたもの、等を提供することである。
請求項1の圧縮機用の電源線接続構造は、冷媒回路等に用いられる圧縮機の電源端子に電源線を接続する圧縮機用の電源線接続構造において、前記電源線の端部に設けられた接続端子であって、前記電源端子に接続可能な接続端子を備え、前記接続端子は、設定温度を超えた場合に前記電源線から前記接続端子への通電を遮断する温度スイッチと一体的に構成されていることを特徴している。
請求項2の圧縮機用の電源線接続構造は、請求項1の発明において、前記電源端子は三相モータ駆動用の3端子で構成されると共に、前記接続端子は前記電源端子に対応する3端子で構成され、前記接続端子の3端子のうちの少なくとも2つの端子が前記温度スイッチによって通電が遮断されるように構成されたことを特徴している。
請求項3の圧縮機用の電源線接続構造は、請求項2の発明において、前記接続端子の3端子のうちの少なくとも2つの端子と前記温度スイッチとが一体的に構成されていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、圧縮機用の電源線接続構造は、電源線の端部に設けられた接続端子であって、電源端子に接続可能な接続端子を備え、接続端子は、設定温度を超えた場合に電源線から接続端子への通電を遮断する温度スイッチと一体的に構成されているので、圧縮機の温度が異常に上昇した場合、この異常に上昇した温度が、接続端子を介して温度スイッチに伝熱されて温度スイッチが確実に作動することで、電源線から接続端子への通電を遮断することができ、故に、圧縮機の温度が異常に上昇した場合には圧縮機の運転を停止することができる。
従って、電源線の端部の接続端子を電源端子に接続するだけで、圧縮機に温度スイッチを容易に取り付けることができ、また、接続端子に一体的に温度スイッチを設けることで、圧縮機の異常な温度上昇を確実に検知することができる。温度スイッチを圧縮機の外周部に取り付ける作業を必要としないので、従来と比較して圧縮機の組み付け作業の工数が減少する上、圧縮機に温度スイッチ専用の取付座を設ける必要がないので、低コスト化を図ることができると共に小型な圧縮機にも対応することができる。
請求項2の発明によれば、電源端子は三相モータ駆動用の3端子で構成されると共に、接続端子は電源端子に対応する3端子で構成され、接続端子の3端子のうちの少なくとも2つの端子が温度スイッチによって通電が遮断されるように構成されたので、圧縮機の温度が異常に上昇した場合には、電源端子の3端子のうちの2端子への電源供給が遮断され、故に、圧縮機の三相モータを確実に停止することができる。
請求項3の発明によれば、接続端子の3端子のうちの少なくとも2つの端子と温度スイッチとが一体的に構成されているので、2つの端子を一度の取付作業で対応する電源端子の3端子のうちの2つの端子に容易に取り付けることができる。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
先ず、本発明に係る圧縮機20が用いられるヒートポンプ給湯装置1の全体構成について説明する。
図1に示すように、ヒートポンプ給湯装置1は、湯水を貯留する大容量の貯湯タンク5を備えた貯湯タンクユニット2、冷媒回路10を有するヒートポンプ式熱源機3、貯湯タンクユニット2とヒートポンプ式熱源機3との間に湯水を循環させる循環用配管9a,9b等から構成されている。
図1に示すように、ヒートポンプ給湯装置1は、湯水を貯留する大容量の貯湯タンク5を備えた貯湯タンクユニット2、冷媒回路10を有するヒートポンプ式熱源機3、貯湯タンクユニット2とヒートポンプ式熱源機3との間に湯水を循環させる循環用配管9a,9b等から構成されている。
図1に示すように、貯湯タンクユニット2は、縦長筒状の外周面を有する貯湯タンク5、各種の配管6,7,9a,9b、主制御ユニット11、外装ケース14等を備えている。貯湯タンク5は、ヒートポンプ式熱源機3で加熱された高温の湯水(例えば、80〜90℃)を貯留するものである。
貯湯タンク5の下端部には、給水配管6と循環用配管9aとが接続されている。給水配管6には、貯湯タンク5へ水道水を供給する為の開閉弁15が設けられている。貯湯タンク5の上端部には、循環用配管9bと出湯配管7とが接続され、循環用配管9bから戻された高温の湯水を貯湯タンク5内に貯留し、給湯時には貯湯タンク5内の高温の湯水を出湯配管7に供給することができる。
貯湯タンク5には、複数の温度センサ5a〜5dが高さ方向所定間隔おきの位置に配置され、温度センサ5a〜5dの温度検出信号が主制御ユニット11に供給される。外装ケース14は、薄鋼板製の箱状に形成され、主制御ユニット11、貯湯タンク5、配管類6,7、循環用配管9a,9bの大部分、液送ポンプ16、開閉弁15、混合弁27、複数の温度センサ26a〜26d等を収容している。
次に、ヒートポンプ式熱源機3について説明する。
図1に示すように、ヒートポンプ式熱源機3は、蒸発熱交換器としての外気熱吸収用熱交換器18と、圧縮機20と、凝縮器としての湯水加熱用熱交換器21と、高圧の冷媒を急膨張させて温度と圧力を下げる膨張弁22とを有し、これら機器18,20,21,22が配管23を介して接続され冷媒回路10を構成し、この冷媒回路10に収容された冷媒を利用して給湯加熱運転を行う。
図1に示すように、ヒートポンプ式熱源機3は、蒸発熱交換器としての外気熱吸収用熱交換器18と、圧縮機20と、凝縮器としての湯水加熱用熱交換器21と、高圧の冷媒を急膨張させて温度と圧力を下げる膨張弁22とを有し、これら機器18,20,21,22が配管23を介して接続され冷媒回路10を構成し、この冷媒回路10に収容された冷媒を利用して給湯加熱運転を行う。
ヒートポンプ式熱源機3は、さらに送風モータ19aで駆動される蒸発熱交換器用の送風ファン19と、主制御ユニット11に接続され且つヒートポンプ式熱源機3を制御する補助制御ユニット24と、これらを収納する外装ケース25等を備えている。
圧縮機20は、気相状態の冷媒を断熱圧縮して温度上昇させる公知の密閉型圧縮機である。尚、本発明に係る圧縮機用の電源線接続構造30については後述する。
外気熱吸収用熱交換器18は、配管23に含まれる蒸発器通路部18aを有し、この蒸発器通路部18aは複数のフィンを有し、この外気熱吸収用熱交換器18において、蒸発器通路部18aを流れる冷媒と外気との間で熱交換され、冷媒は外気から吸熱して気化する。
湯水加熱用熱交換器21は、熱交換器通路部21aと配管23の一部となる内部通路21bとを有する二重管で構成されている。この湯水加熱用熱交換器21において、内部通路21bを流れる冷媒と循環用配管9aから熱交換器通路部21aに供給される湯水との間で熱交換され、湯水は加熱され冷媒は冷却され液化する。
膨張弁22は液相状態の冷媒を断熱膨張させ温度低下させる。この膨張弁22は絞り量が可変な制御弁からなる。尚、膨張弁22の代わりに絞り量が一定の膨張弁を採用しても良い。
ヒートポンプ式熱源機3において、圧縮機20により高圧に圧縮された加熱状態の冷媒は、湯水加熱用熱交換器21に送られ、液送ポンプ16の駆動により貯湯タンク5の下端部から循環用配管9aを経て熱交換器通路部21aに流入した水と熱交換してその水を暖め、加熱された湯水が循環用配管9bを通って貯湯タンクユニット2の貯湯タンク5に貯留され、ヒートポンプ式熱源機3を経由する加熱動作を繰り返すことで貯湯タンク5に高温の湯水が貯留される。
主制御ユニット11は、ユーザーが操作可能な操作リモコン12との間でデータ通信可能であり、操作リモコン12のスイッチ操作により目標給湯温度が設定されると、その目標給湯温度データが操作リモコン12から主制御ユニット11に送信される。
補助制御ユニット24は、主制御ユニット11との間でデータ通信可能であり、主制御ユニット11からの指令に従ってヒートポンプ式熱源機3の各種機器(送風モータ19a、圧縮機20等)の駆動制御を行う。
次に、本発明に係る圧縮機用の電源線接続構造30について説明する。
図2〜図5に示すように、圧縮機用の電源線接続構造30は、冷媒回路10に用いられる圧縮機20の電源端子31に電源回路から延びる電源線32を接続する為の構造であり、圧縮機20に電源を供給する為の電源線32、この電源線32の端部に設けられた接続端子33、設定温度を超えた場合に電源線32から接続端子33への電源の供給を遮断する温度スイッチ34等を備えている。
図2〜図5に示すように、圧縮機用の電源線接続構造30は、冷媒回路10に用いられる圧縮機20の電源端子31に電源回路から延びる電源線32を接続する為の構造であり、圧縮機20に電源を供給する為の電源線32、この電源線32の端部に設けられた接続端子33、設定温度を超えた場合に電源線32から接続端子33への電源の供給を遮断する温度スイッチ34等を備えている。
次に、電源端子31について説明する。
図2に示すように、電源端子31は、圧縮機20の三相モータ駆動用の3端子31a〜31cで構成されている。これら3端子31a〜31cは、圧縮機20の上端部に設けられた電源ターミナル部20aに周方向に等間隔に設置されている。各端子31a〜31cは、電源ターミナル部20aから上方に突出するピン部36と、このピン部36に固定された板部37とから一体的に夫々構成されている。各端子31a〜31cは、所謂ファストン端子の雄型形状に構成されている。
図2に示すように、電源端子31は、圧縮機20の三相モータ駆動用の3端子31a〜31cで構成されている。これら3端子31a〜31cは、圧縮機20の上端部に設けられた電源ターミナル部20aに周方向に等間隔に設置されている。各端子31a〜31cは、電源ターミナル部20aから上方に突出するピン部36と、このピン部36に固定された板部37とから一体的に夫々構成されている。各端子31a〜31cは、所謂ファストン端子の雄型形状に構成されている。
各端子31a〜31cのピン部36は、圧縮機20の内部に設けられた3つの内部端子(図示略)に夫々接続され、これら内部端子は、圧縮機20の内部に設けられた三相モータの3端子(図示略)に夫々接続されている。各端子31a〜31cの板部37の下端部には、接続端子33を挿入した場合に下方への移動を規制する1対の規制部37aが夫々形成されている。各端子31a〜31cは、ピン部36を軸として電源ターミナル部20aに対して回転自在に夫々設けられている。
次に、電源線32について説明する。
図2〜図5に示すように、電源線32は、圧縮機20の三相モータに対応する3本のケーブル32a〜32cで構成されている。各ケーブル32a〜32cは、内部導体38、この内部導体38を覆う絶縁層や保護被膜39等からなる一般的な構造のものである。3本のケーブル32a〜32cの一端部には、接続端子33の3端子33a〜33cが夫々設けられている。3本のケーブル32a〜32cの接続端子33とは反対側の端部は、補助制御ユニット24の電源回路に接続されている。
図2〜図5に示すように、電源線32は、圧縮機20の三相モータに対応する3本のケーブル32a〜32cで構成されている。各ケーブル32a〜32cは、内部導体38、この内部導体38を覆う絶縁層や保護被膜39等からなる一般的な構造のものである。3本のケーブル32a〜32cの一端部には、接続端子33の3端子33a〜33cが夫々設けられている。3本のケーブル32a〜32cの接続端子33とは反対側の端部は、補助制御ユニット24の電源回路に接続されている。
次に、接続端子33について説明する。
図3〜図5に示すように、接続端子33は、電源端子31の3端子31a〜31cに対応する3端子33a〜33cで構成されている。これら3端子33a〜33cは、偏平なスリーブ形状に夫々形成されている。即ち、各端子33a〜33cは、平坦部41と、この平坦部41の両端部を内側に向って湾曲状に折り曲げて形成された2つの湾曲側壁部42と、平坦部41に形成された2つの開口部43とを夫々有し、電源端子31の3端子31a〜31cに接続可能に夫々構成されている。各端子33a〜33cは、所謂ファストン端子の雌型形状に構成されている。
図3〜図5に示すように、接続端子33は、電源端子31の3端子31a〜31cに対応する3端子33a〜33cで構成されている。これら3端子33a〜33cは、偏平なスリーブ形状に夫々形成されている。即ち、各端子33a〜33cは、平坦部41と、この平坦部41の両端部を内側に向って湾曲状に折り曲げて形成された2つの湾曲側壁部42と、平坦部41に形成された2つの開口部43とを夫々有し、電源端子31の3端子31a〜31cに接続可能に夫々構成されている。各端子33a〜33cは、所謂ファストン端子の雌型形状に構成されている。
接続端子33の3端子33a〜33cを電源端子31の3端子31a〜31cに接続する場合、接続端子33の各端子33a〜33cの平坦部41を、電源端子31の対応する端子31a〜31cの板部37にピン部36が湾曲側壁部42間に位置するように夫々挿入すると、板部37の板厚により2つの湾曲側壁部42が僅かに弾性変形して板部37を平坦部41に圧着して、板部37と平坦部41とが電気的に接続され、接続端子33から延びる3本のケーブル32a〜32cと電源端子31の3端子31a〜31cとが電気的に接続される。
次に、温度スイッチ34について説明する。
図2〜図5に示すように、温度スイッチ34は、接続端子33の3端子33a〜33cのうちの2つの端子33a,33bと一体的に構成されている。即ち、電源線接続構造30は、設定温度を超えた場合に接続端子33の3端子33a〜33cのうちの2つの端子33a,33bが温度スイッチ34によって通電が遮断されるように構成されている。温度スイッチ34は、所謂サーマルプロテクタやハイリミットスイッチを構成するものである。
図2〜図5に示すように、温度スイッチ34は、接続端子33の3端子33a〜33cのうちの2つの端子33a,33bと一体的に構成されている。即ち、電源線接続構造30は、設定温度を超えた場合に接続端子33の3端子33a〜33cのうちの2つの端子33a,33bが温度スイッチ34によって通電が遮断されるように構成されている。温度スイッチ34は、所謂サーマルプロテクタやハイリミットスイッチを構成するものである。
図3〜図5に示すように、温度スイッチ34は、合成樹脂製の箱状のケース部材45と、このケース部材45の内部の一端部に夫々設けられ且つ可動接点46aを夫々有する1対の可動電極46と、ケース部材45の内部の他端部に夫々設けられ且つ固定接点47aを夫々有する1対の固定電極47と、1対の可動電極46を電源遮断側に切り換え可能な電極切換部48とから構成されている。
1対の可動電極46は、バネ性を有する金属製の薄板で夫々構成され、その可動端子46aは設定温度を超えていない場合、1対の固定電極47の固定端子47aに夫々当接されている(図4参照)。1対の可動電極46は、接続端子33の2つの端子33a,33bの平坦部41に電気的に夫々接続されている。
1対の固定電極47は、金属製の薄板で夫々構成されている。1対の固定電極47は、1対の圧着端子部51a,51bに電気的に接続されている。1対の圧着端子部51a,51bには、ケーブル32a,32bの端部の内部導体38が夫々挿入されて圧着固定されることで、ケーブル32a,32bと電気的に接続されている。
尚、接続端子33の残りの1端子33cにおいても同様に、この1端子33cの端部に平坦部41に連なる圧着端子部51cが設けられ、この圧着端子部51cにケーブル32cの端部の内部導体38が挿入されて圧着固定されることで、この1端子33cとケーブル32cとが電気的に接続されている(図2参照)。
図3〜図5に示すように、電極切換部48は、平面視にてT字状に構成されている。即ち、電極切換部48は、ケース部材45の内部の一端部において1対の可動電極46の間に設けられた矩形板状の熱反動素子48aと、この熱反動素子48aの端部に固定され且つ可動電極46と固定電極47の間に延びる細長い板状の絶縁体48bとを備えている。熱反動素子48aは、設定温度を超えるとスナップ作動するように所謂バイメタルから構成されている。尚、熱反動素子48aは、ケース部材45の内部に収納されているが、ケース部材45の外部に延びる延長部分を設けて、この延長部分を圧縮機20の外周部に当接させても良い。
温度スイッチ34の内部の温度が設定温度を超えた場合、電極切換部48の熱反動素子48aがスナップ作動して、この熱反動素子48aに連なる絶縁体48bが、1対の可動電極46を可動接点46aが固定接点47aから離脱する方向に移動させることで、電源線32のケーブル32a,32bから接続端子33の2端子33a,33bへの電源供給を遮断する(図5参照)。尚、設定温度は、圧縮機20の動作限界温度より僅かに低い温度に設定されるのが望ましい。
次に、本発明の圧縮機用の電源線接続構造30の作用及び効果について説明する。
先ずは、ヒートポンプ式熱源機3の圧縮機20を運転可能状態に設定する為に、図2に示すように、補助制御ユニット24の電源回路から電源線32を構成する3本のケーブル32a〜32cを圧縮機20の上側に延ばし、3本のケーブル32a〜32cの端部に設けられている接続端子33の3端子33a〜33cを、圧縮機20の電源ターミナル部20aにある電源端子31の3端子31a〜31cに夫々接続する。
先ずは、ヒートポンプ式熱源機3の圧縮機20を運転可能状態に設定する為に、図2に示すように、補助制御ユニット24の電源回路から電源線32を構成する3本のケーブル32a〜32cを圧縮機20の上側に延ばし、3本のケーブル32a〜32cの端部に設けられている接続端子33の3端子33a〜33cを、圧縮機20の電源ターミナル部20aにある電源端子31の3端子31a〜31cに夫々接続する。
ところで、ヒートポンプ式熱源機3の冷媒回路10において、圧縮機20により冷媒が圧縮されて外気熱吸収用熱交換器18に送られ、この送られた圧縮冷媒は、熱交換する際に送風ファン19の駆動により外装ケース25内にて取り込まれた外気に放熱するので、外装ケース25内は常に高温になり易い環境下にある。また、圧縮機20自体も、冷媒を圧縮する際に高温になり易い構造である。
ここで、圧縮機20の温度は、電源端子31の2端子31a,31bと接続端子33の2端子33a,33bを介して温度スイッチ34に常に伝熱されているので、圧縮機20が何らかの原因で温度が異常に上昇して、それに伴い温度スイッチ34の内部温度が設定温度を超えた場合、温度スイッチ34が作動して、図4に示す状態から図5に示す状態に切り換わり、電源線32のケーブル32a,32bから接続端子33の2端子33a,33bへの電源供給が遮断される。
以上の説明によれば、圧縮機用の電源線接続構造30は、電源線32の端部に設けられた接続端子33であって、電源端子31に接続可能な接続端子33を備え、接続端子33の3端子33a〜33cのうちの2端子33a,33bは、設定温度を超えた場合に電源線32から接続端子33の2端子33a,33bへの通電を遮断する温度スイッチ34と一体的に構成されているので、圧縮機20の温度が異常に上昇した場合、この異常に上昇した温度が、接続端子33の2端子33a,33bを介して温度スイッチ34に確実に伝熱されて温度スイッチ34が作動することで、電源線32のケーブル32a,32bから2端子33a,33bへの通電を遮断することができ、故に、圧縮機20の温度が異常に上昇した場合には圧縮機20の運転を確実に停止することができる。
従って、電源線32の端部の接続端子33を電源端子31に接続するだけで、圧縮機20に温度スイッチ34を容易に取り付けることができ、また、接続端子31に一体的に温度スイッチ34を設けることで、圧縮機20の異常な温度上昇を確実に検知することができる。温度スイッチ34を圧縮機20の外周部に取り付ける作業を必要としないので、従来と比較して圧縮機20の組み付け作業の工数が減少する上、圧縮機20に温度スイッチ34専用の取付座を設ける必要がないので、低コスト化を図ることができると共に小型な圧縮機20にも対応することができる。
また、電源端子31は三相モータ駆動用の3端子31a〜31cで構成されると共に、接続端子33は電源端子31に対応する3端子33a〜33cで構成され、接続端子33の3端子33a〜33cのうちの少なくとも2つの端子33a,33bが温度スイッチ34によって通電が遮断されるように構成されたので、圧縮機20の温度が異常に上昇した場合には、電源端子31の3端子31a〜31cのうちの2端子31a,31bへの電源供給が遮断され、故に、圧縮機20の三相モータを確実に停止することができる。
さらに、接続端子33の3端子33a〜33cのうちの少なくとも2つの端子33a,33bと温度スイッチ34とが一体的に構成されているので、2つの端子33a,33bを一度の取付作業で対応する電源端子31の3端子31a,31bのうちの2つの端子31a,31bに容易に取り付けることができる。
尚、本実施例の電源線接続構造30において、接続端子33の3端子33a〜33cのうちの2端子33a,33bが温度スイッチ34と一体的に構成されていると説明しているが、特に2端子33a,33bに限定する必要はなく、3端子33a〜33cの全てが温度スイッチ34によって通電が遮断されるように温度スイッチ34と一体的に構成されても良い。
次に、実施例1の圧縮機20の電源線接続構造30を部分的に変更した実施例2について説明する。尚、実施例1では、接続端子33の3端子33a〜33cのうちの2つの端子33a,33bが、1つの温度スイッチ34と一体的に構成されているが、実施例2では、接続端子33の3端子33a〜33cのうちの2つの端子33a,33bが独立して温度スイッチ34Aと一体的に構成されている
図6〜図8に示すように、接続端子33の1端子33aは、設定温度を超えた場合に電源線32のケーブル32aからこの1端子33aへの通電を遮断する温度スイッチ34Aと一体的に構成されている。尚、接続端子33の1端子33bも同様に、設定温度を超えた場合に電源線32のケーブル32bからこの1端子33bへの通電を遮断する温度スイッチ34Aと一体的に構成されている。2つの温度スイッチ34Aは同じ構成のものであるので、以下では、1端子33aに設けられた温度スイッチ34Aについてのみ説明する。
温度スイッチ34Aは、合成樹脂製の箱状のケース部材55と、このケース部材55の一端部に設けられ且つ可動接点56aを有する可動電極56と、ケース部材55の他端部に設けられ且つ固定接点57aを有する固定電極57と、この可動電極56を保持する可動電極保持部58とから構成されている。
可動電極56は、設定温度を超えるとスナップ作動する所謂バイメタルからなる薄板状の熱反動素子で形成され、可動電極56の可動端子56aは、設定温度を超えていない場合、固定電極57の固定端子57aに当接されている(図7参照)。可動電極56は、可動電極保持部58を介して接続端子33の端子33aの平坦部41に電気的に接続されている。
固定電極57は、金属製の薄板で構成されている。固定電極57は、圧着端子部51aに電気的に接続されている。固定電極57に連なる圧着端子部51aには、ケーブル32aの端部の内部導体38が挿入されて圧着固定されている。また、1端子32bに設けられた温度スイッチ34Aの固定電極57に連なる圧着端子部51bには、ケーブル32bの端部の内部導体38が挿入されて圧着固定されている。
尚、接続端子33の残りの1端子33cの端部にも同様に、平坦部41に連なる圧着端子部51cが設けられ、この圧着端子部51cにケーブル32cの端部の内部導体38が挿入されて圧着固定されている。
圧縮機20の温度は、電源端子31の端子31a(31b)と接続端子33の端子33a(33b)と可動電極保持部58を介して可動電極56に常に伝熱されている。圧縮器20の温度の異常な上昇に伴い、可動電極56の温度が設定温度を超えた場合、可動電極56がスナップ作動して、可動接点56aが固定接点57aから離脱して接続端子33の端子33a(33b)への電源供給を遮断する(図8参照)。その他の構成、作用及び効果については、前記実施例1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
尚、本実施例の電源線接続構造30において、接続端子33の3端子33a〜33cのうちの2端子33a,33bが独立して温度スイッチ34Aと一体的に構成されていると説明しているが、特に2端子33aに限定する必要はなく、3端子33a〜33cの全てが独立して温度スイッチ34Aと一体的に構成されても良い。
次に、前記実施例を部分的に変更した形態について説明する。
[1]前記実施例1,2では、前記接続端子33は、ファストン端子の雄型形状に構成され、前記電源端子31は、ファストン端子の雌型形状に構成されているが、特にファストン端子の形状に限定する必要はなく、接続端子33と電源端子31は、電気的に接続可能であれば、種々の構造のものを適宜適用可能である。
[1]前記実施例1,2では、前記接続端子33は、ファストン端子の雄型形状に構成され、前記電源端子31は、ファストン端子の雌型形状に構成されているが、特にファストン端子の形状に限定する必要はなく、接続端子33と電源端子31は、電気的に接続可能であれば、種々の構造のものを適宜適用可能である。
[2]前記実施例1,2では、前記温度スイッチ34,34Aの構造は、ほんの1例を示したに過ぎず、所謂サーマルプロテクタやハイリミットスイッチを構成するものであれば、種々の構造のものを適宜適用可能である。
[3]前記実施例1,2において、圧縮器用の電源線接続構造30は、ヒートポンプ式熱源機3の冷媒回路10に用いられる圧縮機20に適用したものについて説明したが、特に冷媒回路10に用いられものに限定する必要はなく、冷媒回路10以外の他のものに用いられる圧縮機に対して本発明の電源線接続構造30を適用しても良い。
[4]その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
10 冷媒回路
20 圧縮機
30 電源線接続構造
31 電源端子
32 電源線
33 接続端子
34,34A 温度スイッチ
20 圧縮機
30 電源線接続構造
31 電源端子
32 電源線
33 接続端子
34,34A 温度スイッチ
Claims (3)
- 冷媒回路等に用いられる圧縮機の電源端子に電源端子を接続する圧縮機用の電源線接続構造において、
前記電源線の端部に設けられた接続端子であって、前記電源端子に接続可能な接続端子を備え、
前記接続端子は、設定温度を超えた場合に前記電源線から前記接続端子への通電を遮断する温度スイッチと一体的に構成されていることを特徴とする圧縮機用の電源線接続構造。 - 前記電源端子は三相モータ駆動用の3端子で構成されると共に、前記接続端子は前記電源端子に対応する3端子で構成され、
前記接続端子の3端子のうちの少なくとも2つの端子が前記温度スイッチによって通電が遮断されるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機用の電源線接続構造。 - 前記接続端子の3端子のうちの少なくとも2つの端子と前記温度スイッチとが一体的に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の圧縮機用の電源線接続構造。
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JP2012261158A JP2014107209A (ja) | 2012-11-29 | 2012-11-29 | 圧縮機用の電源線接続構造 |
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- 2012-11-29 JP JP2012261158A patent/JP2014107209A/ja active Pending
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