JP2014106197A - 電流センサ保持構造 - Google Patents

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裕史 松隈
Kenji Tanaka
健次 田中
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【課題】電流センサ保持構造において、電流検出手段を容易に着脱自在とする技術を提供すること。
【解決手段】基板20の一端から一対の腕部10を突出させてその内側を端部が開放された配線挿通部11とするとともに、一対の腕部10の各々に磁気検出素子14を搭載した電流センサ8を、配電機器5を通過する電路7上に着脱自在とした電流センサ保持構造であって、該電路7の下方に電流センサ保持部9を備え、該電流センサ保持部9で、電流センサ8の腕部10または電流センサ8を被覆したケース16の腕部17を保持する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電流センサ保持構造に関するものである。
電気機器収納用箱において、配線用遮断器等の配電機器に接続された負荷へ流れる電流値を検出する手段として、配電機器の2次側に配置される端子台の内部に電流検出手段を内蔵する技術(例えば、特許文献1)が開示されている。
電流検出が必要であることが事前に明らかな箇所には、予め上記の電流検出手段を内蔵した端子台を配置しておくことができるが、電気機器収納用箱内の全ての端子台を、電流検出手段を内蔵した端子台とすることは、製品コストの観点から好ましくない。
一方、電流検出が必要であることが事前に明らかな箇所以外は、通常の端子台(電流検出手段を内蔵しない端子台)とした場合、事後的に電流検出が必要となった際、通常の端子台からの電流検出手段を内蔵した端子台へ交換作業を行う必要があり、交換作業に手間がかかるという問題があった。
特開2000−323202号公報
本発明の目的は前記の問題を解決し、電流センサ保持構造において、電流検出手段を容易に着脱自在とする技術を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明の電流センサ保持構造は、基板の一端から一対の腕部を突出させてその内側を端部が開放された配線挿通部とするとともに、一対の腕部の各々に磁気検出素子を搭載した電流センサを、配電機器を通過する電路上に着脱自在とした電流センサ保持構造であって、該電路に臨む位置に電流センサ保持部を備え、該電流センサ保持部で、電流センサの腕部または電流センサを被覆したケースの腕部を保持することを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電流センサ保持構造において、該電流センサ保持部で、電流センサの両腕部または電流センサを被覆したケースの両腕部を保持し、該電路を配線挿通部内に配置したことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の電流センサ保持構造において、電流センサ保持部は、電流センサの腕部または電流センサを被覆したケースの腕部を差し込んで保持する筒状部を有することを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の電流センサ保持構造において、該筒状部の1辺に、電流センサの腕部または電流センサを被覆したケースの腕部を係止する係止部を形成したことを特徴とするものである。
本発明に係る電流センサ保持構造は、基板の一端から一対の腕部を突出させてその内側を端部が開放された配線挿通部とするとともに、一対の腕部の各々に磁気検出素子を搭載した電流センサを保持する電流センサ保持部を、配電機器を通過する電路に臨む位置に備え、該電流センサ保持部で、電流センサの腕部または電流センサを被覆したケースの腕部を保持する構造とすることにより、電流センサを簡単な作業で着脱可能としている。また、電流センサの腕部または電流センサを被覆したケースの腕部を保持することにより電流センサのガタツキを無くし電路の電流を精度良く測定することが可能となるものである。
本発明に用いる電流センサは、基板の一端から一対の腕部を突出させてその内側を端部が開放された配線挿通部とするとともに、一対の腕部の各々に磁気検出素子を搭載したものであり、電路と磁気検出素子との位置関係にずれが生じると電流の検出値が変化しやすいが、請求項3記載の発明のように、電流センサの腕部または電流センサを被覆したケースの腕部を差し込んで保持する筒状部を設け、更に、該筒状部の1辺に、電流センサの腕部または電流センサを被覆したケースの腕部を係止する係止部を形成することにより、電流センサのガタツキや外れを防止し、より正確に電路の電流を精度良く測定することができる。
本実施形態の電気機器収納用箱の全体図である。 図1の要部拡大図である。 電流センサの説明図である。 図2の要部抽出図である。 電流センサ保持部の説明図である。 図4の上面図である。 電流センサ保持部の他の実施形態の説明図である。 電流センサ保持部の他の実施形態の説明図である。 他の実施形態の説明図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。本実施形態の電気機器収納用箱は、太陽光電源システムに用いられる集電ボックス1である。
集電ボックス1の筐体内部には、図1に示すように、内部機器の取付けに用いる機器取付板2が配置され、機器取付板2上には逆流防止ダイオード3の他、集電開閉器4、複数の入力開閉器5(=配電機器)、主幹バー6、分岐バー7が取り付けられている。なお、図1において、それぞれを接続する電線は図示を省略している。本発明の構造として集電ボックス1を用いたものに限定するものではなく、分電盤、配電盤などの電気機器収納用箱の内部に形成した配電機器の電流を測定するものに利用するものでも良い。
図2に示すように、分岐バー7は、入力開閉器間5と主幹バー6とを接続する電路となり、分岐バー7の下方には、分岐バー7に流れる電流(すなわち入力開閉器5の電流値)を測定する電流センサ8を着脱自在に保持する電流センサ保持部9を機器取付板2上に備えている。
電流センサ8は、図3に示すように、基板20の一端から一対の腕部10を突出させてその内側を端部が開放された配線挿通部11とした略U字構造を有するものである。電流センサ8の腕部10には、図3に示すように、磁気検出素子14を搭載している。この磁気検出素子14は、腕部10間に配置された電路に流れる電流によって生じる磁場を検知するものであり、基板20には、これらの磁気検出素子14の検知出力を処理して接続端子に流れる電流値を算出する集積回路15も搭載されている。本実施形態では、磁気検出素子14を各腕部10に各1個ずつ搭載しているが、複数搭載したものであっても良い。複数搭載することにより、更に正確に電路に流れる電流を調査することが可能である。
本実施形態において、電流センサ8は、図3に示すケース16で被覆されている。ケース16は、電流センサ8と同様に、一対の腕部17を有する略U字構造に形成されている。
電流センサ保持部9は、図4、図5に示すように、電流センサ8を被覆したケース16の一対の腕部17を差し込んで保持する3辺の壁部12a、12b、12cを連結させて形成した2つの筒状部12と、該筒状部12間を連結する連結部13から構成されている。なお、他の実施形態として、図8に示すようにケース16を用いることなく、直接、電流センサ8の一対の腕部10を電流センサ保持部9に保持させることもできる。
電流センサ保持部9の構造に関し、本実施形態では、図5に示すように、2つの筒状部12を連結部13で連結した電流センサ保持部を、2つずつ一体形成して取り付け作業数削減を図っているが、電流センサ保持部の構造は、2つの筒状部を連結部で連結したのみの単独構造としたり、さらに複数を一体形成することもできる。
また、本実施形態では、図6に示すように、電流センサ8が楔状に配置されるよう、電流センサ保持部9を前後2列で、左右にずらしながら配置している。
本実施形態において、電流センサ8の取り付け作業は、電流センサ8を被覆したケース16の一対の腕部17を筒状部12に差し込んで、簡単に行うことができる。このとき、分岐バー6は、配線挿通部11内の中央部に配置される。
なお、電路と磁気検出素子14との位置関係にずれが生じると電流の検出誤差に影響を与えてしまうため、電流センサ8にガタツキを生じないように保持することが好ましい。本実施形態では、図5に示すように、電流センサ保持部9の筒状部12の1辺の開放端部側に、係止部18を形成するとともに、電流センサのケース16の腕部17に、該係止部18が嵌め込まれる係止孔部19を形成して、腕部17を係止部18と反対側の面に押し付けながら、強固に安定保持できる構造としている。
なお、図5に示すように壁部12cの開放端部側を垂直に折り返して形成したガイド部12dを形成しており、係止部18を形成しない場合でも脱落せずに電流センサ8を保持可能に形成しているものである。またガイド部12dを延長して、開放端部を形成せずにケース16の一対の腕部17を4辺で囲うものであっても良い。
ケース16の一対の腕部17を保持する別の実施形態として、図7に示すように3辺の壁部12a、12b、12cをそれぞれ独立して立設形成して腕部17を囲うようにして保持するものであっても良い。なお、一対の腕部17に係止孔部19を形成している場合においては、係止部18と係止部18に対向して形成した壁部12bのみ形成するものであっても良いものである。
電流センサ保持部9の構造は上記実施形態のものに限定されず、筒状部12の変わりに、腕部を嵌め込むことによって係止する構造や、筒状部を片側のみ形成しておき一方の腕部のみ保持させる構造とすることもできる。
上記実施形態では、電流センサ保持部を配電機器の外部に配置しているが、電流センサ保持部の位置は特に限定されず、図9に示すように配電機器の端部や、端部の内部に配置することもできる。
1 集電ボックス(=電気機器収納用箱)
2 機器取付板
3 逆流防止ダイオード
4 集電開閉器
5 入力開閉器(=配電機器)
6 主幹バー
7 分岐バー
8 電流センサ
9 電流センサ保持部
10 腕部
11 配線挿通部
12 筒状部
12a 壁部
12b 壁部
12c 壁部
12d ガイド部
13 連結部
14 磁気検出素子
15 集積回路
16 ケース
17 腕部
18 係止部
19 係止孔部
20 基板

Claims (5)

  1. 基板の一端から一対の腕部を突出させてその内側を端部が開放された配線挿通部とするとともに、一対の腕部の各々に磁気検出素子を搭載した電流センサを、配電機器を通過する電路上に着脱自在とした電流センサ保持構造であって、
    該電路に臨む位置に電流センサ保持部を備え、
    該電流センサ保持部で、電流センサの腕部または電流センサを被覆したケースの腕部を保持することを特徴とする電流センサ保持構造。
  2. 該電流センサ保持部は、機器取付板に固定され、電流センサの両腕部または電流センサを被覆したケースの両腕部を保持し、該電路を配線挿通部内に配置したことを特徴とする請求項1記載の電流センサ保持構造。
  3. 電流センサ保持部は、電流センサの腕部または電流センサを被覆したケースの腕部を保持する壁部を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の電流センサ保持構造
  4. 該壁部は、電流センサの腕部または電流センサを被覆したケースの腕部を差し込んで保持する筒状部からなることを特徴とする請求項3記載の電流センサ保持構造。
  5. 該壁部または該筒状部の1辺に、電流センサの腕部または電流センサを被覆したケースの腕部を係止する係止部を形成したことを特徴とする請求項3または請求項4記載の電流センサ保持構造。
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