JP6400431B2 - 分電盤計測装置 - Google Patents

分電盤計測装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6400431B2
JP6400431B2 JP2014216406A JP2014216406A JP6400431B2 JP 6400431 B2 JP6400431 B2 JP 6400431B2 JP 2014216406 A JP2014216406 A JP 2014216406A JP 2014216406 A JP2014216406 A JP 2014216406A JP 6400431 B2 JP6400431 B2 JP 6400431B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distribution board
circuit
branch
gap
measuring unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014216406A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016086473A (ja
Inventor
淳史 宮本
淳史 宮本
伊藤 裕幸
裕幸 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
Priority to JP2014216406A priority Critical patent/JP6400431B2/ja
Publication of JP2016086473A publication Critical patent/JP2016086473A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6400431B2 publication Critical patent/JP6400431B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)
  • Distribution Board (AREA)

Description

本発明は、分電盤の分岐回路ごとの電気量を測定する分電盤計測装置に関するものである。
近年、家庭における電力使用の有効化を図るHEMS等のシステムが普及しつつあり、そのためには分電盤の分岐回路に接続された各負荷の電気量を監視する必要がある。そこで本出願人は、特許文献1に示される分電盤計測装置を先に開発した。
この装置は、母線バーに各分岐ブレーカの電源側端子に向かって延びる腕部を形成し、各腕部に計測センサの磁気コアを取付けたものである。しかし各計測センサからの計測信号を取り出す信号線と、各計測センサに電力を供給するための電力供給線とがそれぞれ必要であるため、非常に多数の配線を分電盤内に引き回さねばならず、配線作業が煩雑化するという問題があった。
特開2013−21801号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、分電盤内に計測センサの配線を引き回す必要がなく、しかも分岐回路ごとの電気量を測定することができる分電盤計測装置を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、分電盤の分岐回路ごとの電気量を測定する分電盤計測装置であって、回路基板と複数の磁気コアとからなり、回路基板は、複数の分岐電路に対応する位置に設けられた計測部と、計測部の計測結果を出力する出力端子と、各計測部と出力端子とを結ぶ出力電路とを備えたものであり、母線バーを設置した分電盤の底面と平行に、母線バーに積層して配置され、各磁気コアは、前記分岐電路の周囲に配置され、その磁路の一部に空隙を備えたものであり、計測部センサが挿入される空隙を回路基板に向けて設置されたことを特徴とするものである。
本発明の好ましい実施形態では、回路基板は配線カバーと一体に形成されたものであり、配線カバーの装着時に計測部が前記磁気コアの空隙に挿入される構造となっている。また他の実施形態においては各計測部は、磁気コアの空隙を埋める分割コアに接合されたものとすることができる。さらに計測部と出力端子との間に、計測部の計測信号を処理する処理回路を設けることもできる。
本発明の分電盤計測装置は、回路基板に計測部と、その計測結果を出力する出力端子と、各計測部と出力端子とを結ぶ電路とを組み込んだ構造であるから、従来のように分電盤内に各計測部の配線を引き回す必要がない。しかも各分岐リード部の周囲に配置される各磁気コアは、各計測部が挿入される空隙を備えたものであるから、回路基板の取り付けと同時にセンサの装着が完了する。
本発明の分電盤計測装置が組み込まれた分電盤の正面図である。 図1の母線バーの垂直方向の断面図である。 図1の母線バーの長手方向の断面図である。 回路基板を示す下面図である。 磁気コアと計測部との関係を示す断面図である。 磁気コアと計測部との関係を示す断面図である。 第1の実施形態の配置を説明する断面図である。 第1の他の配置例を説明する断面図である。 第2の実施形態の配置を説明する断面図である。 第2の実施形態の配置を説明する断面図である。 第2の実施形態の他の配置例を説明する断面図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の分電盤計測装置が組み込まれた分電盤の正面図であり、1は主幹ブレーカ、2は主幹ブレーカ1の二次側端子3に接続された主幹リードバーである。図2、図3に示すように分電盤の底面の中央部には母線バー4が支持台5とスペーサ6によって所定間隔で三段に積層配置されており、主幹リードバー2はこれらの母線バー4にそれぞれ接続されている。なお以下の説明では、主幹ブレーカ1を上側として図1のように垂直な壁面に取付けた状態を基準とし、上下左右及び前後の方向を表現する。
母線バー4の両側には、多数の分岐ブレーカ7が配置されている。本実施形態では分岐ブレーカ7はプラグインブレーカである。図2に示すように、各母線バー4は分岐ブレーカ7の電源側端子8に向って延びる分岐リード部9を備えており、この分岐リード部9の尖端に電源側端子8がプラグイン接続されている。なお本発明において分岐ブレーカ7の電源側端子8がプラグインタイプであることは必須要件ではなく、分岐リードバー等により母線バーに接続するねじ式端子などのその他のタイプであっても差支えない。
図3に示すように、分岐リード部9の周囲には磁気コア10が設けられている。本実施形態では磁気コア10は三段の母線バー4のうち、最も手前側(図3では最も上側)の母線バー4に形成された分岐リード部9に設けられ、中段の分岐リード部9に固定された支持部材21に支持されている。これらの磁気コア10には、手前側に開口する空隙11が形成されている。なお磁気コア10は相互の干渉を避けるため、分岐リード部9の長手方向に交互に位置を変えて千鳥状に配置されている。
一方、図3、図4に示すように、回路基板12の片面にこれらの各磁気コア10の空隙11に挿入される多数の計測部13が突設されている。すなわち多数の計測部13が、複数の分岐リード部9に対応する位置に設けられている。そして回路基板12を母線バー4の前面を覆うように分電盤の底面と平行に取り付けたとき、各計測部13が磁気コア10の空隙11に嵌まり込んで環状の磁路を形成するようになっている。本実施形態では、回路基板12は配線カバーの裏面に一体的に装着されている。
図4に示すように、この回路基板12には、各計測部13に計測用の電力を入力端子14から供給するための入力電路15と、各計測部13の計測信号を出力端子16に取り出すための出力電路17とが形成されている。これらの入力電路15及び出力電路17はプリント配線とすることができる。なお図4に示すように、計測部13と出力端子16との間に、計測部13の計測信号を処理する処理回路18が形成されている。
計測部13は例えばホール素子であり、図5のAに示すように検出面が磁気コア10の空隙11内に垂直に挿入されるように配置される。この構成により、分岐リード部9を通じて分岐ブレーカ7に流れる電流が形成する磁界を検出し、電流値を計測することができる。なお計測部13は三段中の一相の電流値を検出するのみであるが、分岐ブレーカ7を通じて負荷回路に流れる電流を検出するうえで支障はない。
図5のAに示す計測部13は単独で磁気コア10の空隙11内に挿入されたが、図5のBに示すように空隙11を埋める分割コア19を形成し、この分割コア19の計測部13を取付けてもよい。さらに図6に示すように、磁気コア10を四角形とし、内側に一対の爪状突起20を設け、その内部に計測部13を配置することもできる。しかし検出精度の観点からは、図5のような円形とする方が好ましい。
また計測部13は必ずしもホール素子とする必要はなく、電路の周囲に発生する磁気を計測することにより電気量が計測できるものであればよい。例えばCTの二次巻線を分割コア19に設けて回路基板12の出力電路17に接続し、分割コア19は磁気コア10の空隙11に挿入してCTとして磁路を完成させたものとしてもよい。
このように構成された分電盤計測装置は、回路基板12に設けられた計測部13が分岐リード部9の周囲に設けられた磁気コア10の空隙11に挿入され、各分岐リード部9の電気量を計測するものであり、計測部へ計測用電力を供給する入力電路15と、各計測部13の計測信号を出力端子16に取り出す出力電路17を回路基板12に形成することができる。このため従来のように分電盤内に計測部13の配線を引き回す必要がなく、しかも分岐回路ごとの電気量を測定することができる。
上記した実施形態では、図7に示したように回路基板12を配線カバー22と一体化し、母線バー4及び分岐リード部9の前面から取付けた。これにより配線カバー22を支持部21に固定すると同時に、磁気コア10の空隙11への計測部13の挿入が完了する。しかし図8に示すように回路基板12を機器取付板20と一体化し、機器取付板20に隣接する母線バー4の分岐リード部9の電流値を計測することも可能である。この場合には計測部13の空隙11を機器取付板20側に開口させることとなる。この実施形態では測定対象となる相が前記の実施形態とは異なるが、分岐ブレーカ7を通じて負荷回路に流れる電流を検出するうえで支障はない。この実施形態においても、従来のように分電盤内に計測部13の配線を引き回す必要はない。
図9、10に第2の実施形態を示す。この第2の実施形態では、空隙11を備えた磁気コア10は配線カバー22に一体形成された回路基板12側に装着されている。回路基板12に装着された磁気コア10の基端部にはホール素子等の計測部13が装着されていて、実施形態1と同様に回路基板12には、各計測センサ部13に計測用の電力を入力端子14から供給するための入力電路15と、各計測センサ部13の計測信号を出力端子16に取り出すための出力電路17とが形成されている。磁気コア10の先端部形成された空隙11は、配線カバー22で母線バーを覆う時に、分岐リード部9に向かうように切りかかれている。すなわち配線カバー22を支持部材21に支持すると、空隙11が分岐リード部9を通過して分岐リード部9の周縁に取り付けられる。
このような構造であれば、予め分岐リード部9側に磁気コア10を装着せずとも配線カバー22を追加するだけで、分岐回路の電気量の計測が可能となる。なお、計測部13は磁気コア10のみからなり二次巻線を回路基板12の出力電路17に接続するCTであってもよい。
図11に示すように、第2の実施形態では分岐電路は分岐ブレーカ7の負荷側配線23であってもよい。すなわち、負荷側配線24を覆う配線カバー22を回路基板12と一体に形成し、負荷側に設けた支持部材24に装着することにより、負荷側配線23のいずれか一方に磁気コア10の空隙11が挿通される。このような構造であれば、分岐リード部がない平板積層の母線バーであっても、負荷側に配線カバー22を装着するのみで分岐回路の電気量の計測が可能となり、既存の分電盤への適用が容易となる。
以上に説明したように、本発明によれば、分電盤内に計測部13の配線を引き回すことなく、分岐回路ごとの電気量を測定することができる。
1 主幹ブレーカ
2 主幹リードバー
3 二次側端子
4 母線バー
5 支持台
6 スペーサ
7 分岐ブレーカ
8 電源側端子
9 分岐リード部
10 磁気コア
11 空隙
12 回路基板
13 計測部
14 入力端子
15 入力電路
16 出力端子
17 出力電路
18 処理回路
19 分割コア
20 機器取付板
21 支持部
22 配線カバー
23 負荷側配線
24 支持部材

Claims (5)

  1. 分電盤の分岐回路ごとの電気量を測定する分電盤計測装置であって、回路基板と複数の磁気コアとからなり、
    回路基板は、複数の分岐電路に対応する位置に設けられた計測部と、計測部の計測結果を出力する出力端子と、各計測部と出力端子とを結ぶ出力電路とを備えたものであり、母線バーを設置した分電盤の底面と平行に、母線バーに積層して配置され、
    各磁気コアは、前記分岐電路の周囲に配置され、その磁路の一部に空隙を備えたものであり、計測部センサが挿入される空隙を回路基板に向けて設置されたことを特徴とする分電盤計測装置。
  2. 回路基板は配線カバーと一体に形成されたものであり、配線カバーの装着時に計測部が前記磁気コアの空隙に挿入される構造としたことを特徴とする請求項1記載の分電盤計測装置。
  3. 各計測部が、磁気コアの空隙を埋める分割コアに接合されたものであることを特徴とする請求項1記載の分電盤計測装置。
  4. 磁気コアが計測部と一体に回路基板に装着され、分岐電路に挿通する空隙を備えたものであることを特徴とする請求項1記載の分電盤計測装置。
  5. 計測部と出力端子との間に、計測部の計測信号を処理する処理回路を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の分電盤計測装置。
JP2014216406A 2014-10-23 2014-10-23 分電盤計測装置 Active JP6400431B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014216406A JP6400431B2 (ja) 2014-10-23 2014-10-23 分電盤計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014216406A JP6400431B2 (ja) 2014-10-23 2014-10-23 分電盤計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016086473A JP2016086473A (ja) 2016-05-19
JP6400431B2 true JP6400431B2 (ja) 2018-10-03

Family

ID=55972405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014216406A Active JP6400431B2 (ja) 2014-10-23 2014-10-23 分電盤計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6400431B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013207974A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 多チャンネル電流検出装置、分電盤およびコンセント装置
JP5994973B2 (ja) * 2012-04-27 2016-09-21 東芝ライテック株式会社 分電盤

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016086473A (ja) 2016-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6594020B2 (ja) 分電盤
US20090295370A1 (en) Branch meter with strip adjustment
KR20130102091A (ko) 시스템의 적어도 하나의 상을 모니터링하는 측정 시스템
JP6043977B2 (ja) 分電盤
JP2015049053A (ja) 電流検出装置
JP2013233023A (ja) 分電盤
JP6083017B2 (ja) 電流計測用アダプタ
JP5859273B2 (ja) 分電盤
JP4514124B2 (ja) 電流検出器内蔵プラグユニット
JP6400431B2 (ja) 分電盤計測装置
JP6083018B2 (ja) 電流計測部材
JP6173739B2 (ja) 分電盤
JP5871132B2 (ja) 電力計測ユニットおよび分電盤
WO2020008844A1 (ja) 電気回路装置
KR100611602B1 (ko) 전력 계측정보 통합수집 모듈
JP5646542B2 (ja) 電路の異常を検出可能な端子台
JP5646543B2 (ja) 電路の異常を検出可能な分電盤
JP6424547B2 (ja) 分電盤
JP6019423B2 (ja) 電流計測用アダプタ
JP4493621B2 (ja) 電流変換装置
JP7053386B2 (ja) 差動電気的保護装置
JP2017058332A (ja) 電流センサ及び分電盤
JP2015061443A (ja) 分電盤
JP2016082737A (ja) 分電盤
JP6516548B2 (ja) 開閉器の電流測定システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170821

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6400431

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150