JP2014104589A - トレッドのセンターリング装置 - Google Patents

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Kenya Shigeta
賢也 重田
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Abstract

【課題】幅広のトレッドが上流側のコンベア上を蛇行して搬送されてきた場合であっても、下流側のコンベアにおいて、正確にセンターリングを行って、トレッドのセンター位置を十分に維持することができるトレッドのセンターリング装置を提供する。
【解決手段】タイヤの製造において、ローラーコンベア上を搬送されるトレッドのセンター位置を予め設定された位置にセンターリングするためのトレッドのセンターリング装置であって、所定の長さに切断されたトレッドが上流側の搬送コンベアから下流側の搬送コンベアに乗り移る際に形成されるダンサーのループ部の直後に、トランスホイルが組み込まれたフリーロールが配置され、フリーロールの下流側近傍に、トレッドをセンターリングするガイドロールが配置されているトレッドのセンターリング装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンベア上を搬送される押出トレッドの蛇行を矯正して、押出トレッドのセンター位置を予め設定された位置にセンターリングするためのトレッドのセンターリング装置に関する。
タイヤ製造のトレッドラインでは、押出成形によって長尺のトレッドが製造された後、搬送コンベア上をスカイバーまで搬送されて所定の長さに切断される。切断されたトレッドは別の搬送コンベアに乗り移った後、反転機に向けて搬送される。そして、反転機のアームでチャックされて表裏が反転させられる。表裏が反転されたトレッドは、その後、一次成形装置(タイヤ成形ドラム)において生タイヤに組み込まれる(例えば、特許文献1)。
このとき、トレッドのセンター位置がズレた状態で搬送されるとスカイバーでのトラブルや反転機でのトラブルが発生するため、搬送コンベア上を搬送されるトレッドのセンター位置が常に搬送コンベアの中心になるように、搬送コンベア上でトレッドのセンターリングを行う必要がある。
従来のトレッドラインにおいては、コンベア間での乗り移りに際して、上流側コンベアと下流側コンベアとの間で、トレッドが若干引張り気味になるように搬送速度を調整していた。近年、幅広のタイヤが広く用いられるようになってきたが、幅広のトレッドを反転機においてアームでチャックして反転させようとすると、アームの懐が幅広のトレッドの寸法に対して十分な余裕がないため、蛇行によりセンター位置に少しの乱れが発生していても、トレッドがアームに引っ掛かってトラブルが発生する恐れがあることが分かった。
特開平2002−18976号公報
そこで、本発明は、幅広のトレッドが上流側のコンベア上を蛇行して搬送されてきた場合であっても、下流側のコンベアにおいて正確なセンターリングを行って、トレッドのセンター位置を十分に維持することができるトレッドのセンターリング装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、
タイヤの製造において、ローラーコンベア上を搬送されるトレッドのセンター位置を予め設定された位置にセンターリングするためのトレッドのセンターリング装置であって、
所定の長さに切断された前記トレッドが上流側の搬送コンベアから下流側の搬送コンベアに乗り移る際に形成されるダンサーのループ部の直後に、トランスホイルが組み込まれたフリーロールが配置され、
前記フリーロールの下流側近傍に、トレッドをセンターリングするガイドロールが配置されている
ことを特徴とするトレッドのセンターリング装置である。
請求項2に記載の発明は、
前記ガイドロールが、前記トレッドのエッジ部の傾斜に沿うように、前記ローラーコンベアに対する角度を変えられるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のトレッドのセンターリング装置である。
請求項3に記載の発明は、
トレッドラインの停止時に、前記ガイドロールが上昇して、前記トレッドから離間されるように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトレッドのセンターリング装置である。
請求項4に記載の発明は、
前記ガイドロールに過大な力が加わったときに、前記ガイドロールを前記ローラーコンベアの幅方向の外方に逃がすクッション用のシリンダーが備えられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のトレッドのセンターリング装置である。
本発明によれば、幅広のトレッドが上流側のコンベア上を蛇行して搬送されてきた場合であっても、下流側のコンベアにおいて、正確にセンターリングを行って、トレッドのセンター位置を十分に維持することができるトレッドのセンターリング装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るトレッドのセンターリング装置の構成の概要を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 本発明の一実施の形態に係るトレッドのセンターリング装置に配置されたトランスホイル付きフリーロールのトランスホイルを説明する図である。 本発明の一実施の形態に係るトレッドのセンターリング装置のシリンダーの動作機構を説明する図である。
以下、本発明を実施の形態に基づき、図面を参照して説明する。
1.トレッドのセンターリング装置の全体構成
図1は本実施の形態に係るトレッドのセンターリング装置(以下、単に、「センターリング装置」とも言う)の構成の概要を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
図1において、1はトレッドセンターリング装置であり、本発明の特徴であるトランスホイルが組み込まれたフリーロール(トランスホイル付きフリーロール)31と2本のガイドロール11が設けられている。
そして、コンベアロールRの回転により、トランスホイル付きフリーロール31および2本のガイドロール11によりセンターリングされたトレッドWが、コンベア上を図1(c)に白抜き矢印で示す方向に搬送される。
2.トランスホイル付きフリーロール
本実施の形態に係るトレッドセンターリング装置1は、コンベアロールRの上流側、具体的には、切断されたトレッドが上流側のコンベアから下流側のコンベアに乗り移る際に形成されるダンサーのループ部の直後に、トランスホイル付きフリーロール31が、配置されていることを特徴としている。そして、ガイドロール11は、トランスホイル付きフリーロール31の下流側近傍に配置されている。
図2にトランスホイルの一例を示す。図2に示すように、トランスホイルには、フリーロール本体の回転方向に対して直角の方向に回転可能な小ロールrが周方向に複数設けられている。このため、蛇行して搬送されてきたトレッドWが、ガイドロール11によりセンターリングされた場合でも、トランスホイル付きフリーロール31によってトレッドWの流れ位置を無理なく変更することができる。
この結果、ローラーコンベアRの回転によりコンベア上を搬送されるトレッドWのセンター位置を正確に維持することができ、幅広のトレッドであっても反転機搬入に際してのトラブル、具体的には、前記したトレッドのアームへの引っかかりなどの発生を十分に抑制することができる。
3.ガイドロール
2本のガイドロール11は、支持部材S2を介してガイドロール支持機構2に支持されており、またガイドロール支持機構2は支持部材S1を介してフレームF1に支持されている。
具体的には、フレームF1に固定された2つの支持部材S1の間には台形ネジ12が設けられていると共に、台形ネジ12のコンベアロールの上流側と下流側とには互いに平行な2本のガイドフレームF2が設けられている。
左右2つの支持部材S2は、それぞれにネジ受け13およびガイドフレーム受け14に設けられていると共に、ガイドフレーム受け14を2本のガイドフレームF2に挿通させることにより、図1(b)の水平な双方向の矢印で示すようにガイドフレームF2に沿って移動可能に懸架されている。
また、ネジ受け13に台形ネジ12が螺合されている。台形ネジ12はモーターMに連結されており、モーターMを駆動させることにより回転する。台形ネジ12は中央を境としてネジが逆向きに切られており、台形ネジ12を回転させることにより、2個の支持部材S2は、台形ネジ12の回転量に応じた距離だけ互いに逆向きの方向に移動する。台形ネジ12の回転量はエンコーダー15により検出され、モーター駆動制御装置により所定の値に制御される。これにより、2本のガイドロール11の間隔をトレッドWの幅に応じて適切な大きさに設定することができる。以上によって、正確なセンターリングを行うことができる。
このため、スペックに基づいたトレッド幅を予め制御手段にインプットしておくことにより、ガイドロール11の間隔をトレッド毎に適した間隔に自動的に設定することができる。なお、ガイドロール11の間隔は、トレッドWが通過後直ちに自動で狭まり、トレッドWが無くなると自動で開限まで広がるように構成されている。
このとき、ガイドロール支持機構2は、ガイドロール11をトレッドの傾斜に沿わせることができるように構成されている。
このように、本実施の形態においては、トレッドWの幅や傾斜に合わせて、ガイドロール11の幅や傾斜を変更することができるように構成されているため、よりスムーズにセンターリングすることができる。また、前記した従来の縦ガイドロールを用いてセンターリングを行う場合、ガイドロールが強く当たるとトレッドWのエッジが潰れるため、強く当てることができなかったが、本実施の形態では多少強く当ててもトレッドWを傷つけることがない。
また、トレッドラインが停止したときには、ガイドロール11の間隔を開限まで広げると共に、ガイドロール支持機構2にシリンダー21が設けられており、ガイドロール11を上昇させて、トレッド面から離すように構成されている。これにより、ライン停止時、ガイドロール11の押圧力がトレッドWの面に掛かることを防止することができ、トレッド面にガイドロール11の跡が残らないようにすることができる。
なお、ガイドロール11にはステンレス(SUS)製ガイドロールなどが、モーターMには防水仕様モーターが、エンコーダー15にはインクリメンタル型のロータリエンコーダーが、台形ネジ12にはピッチ3mmの台形ネジなどが好ましく用いられる。
また、図3に示すように、シリンダー21には、エアレギュレータ22、24、およびソレノイドバルブ23が付設されており、ソレノイドバルブ23により、シリンダー21へのエアーの供給がON/OFFされ、エアレギュレータ22、24により、シリンダー圧力が制御される。
大きく蛇行したトレッドをセンターリングしようとすると、ガイドロール11に大きな力が作用してガイドロール11の故障を招く恐れがあるが、シリンダー21の圧力を調節し、ガイドロール11を外側に逃がすようにしてクッションの役割を果たさせることにより、ガイドロール11に故障が発生することが防止される。
以上のように、本実施の形態に係るトレッドのセンターリング装置を用いることにより、正確にセンターリングすることができるため、蛇行した幅広のトレッドが搬送されてきた場合でも、反転機への搬入におけるトラブルの発生を抑制することができる。また、以降のコンベアにおけるスカイバートラブルなどの発生を抑制することもできる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
1 トレッドセンターリング装置
2 ガイドロール支持機構
11 ガイドロール
12 台形ネジ
13 ネジ受け(ナット)
14 ガイドフレーム受け
15 エンコーダー
21 シリンダー
22、24 エアレギュレータ
23 ソレノイドバルブ(電磁弁)
31 トランスホイル付フリーロール
F1 フレーム
F2 ガイドフレーム
M モーター
R コンベアロール
r 小ロール
S1、S2 支持部材
W トレッド

Claims (4)

  1. タイヤの製造において、ローラーコンベア上を搬送されるトレッドのセンター位置を予め設定された位置にセンターリングするためのトレッドのセンターリング装置であって、
    所定の長さに切断された前記トレッドが上流側の搬送コンベアから下流側の搬送コンベアに乗り移る際に形成されるダンサーのループ部の直後に、トランスホイルが組み込まれたフリーロールが配置され、
    前記フリーロールの下流側近傍に、トレッドをセンターリングするガイドロールが配置されている
    ことを特徴とするトレッドのセンターリング装置。
  2. 前記ガイドロールが、前記トレッドのエッジ部の傾斜に沿うように、前記ローラーコンベアに対する角度を変えられるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のトレッドのセンターリング装置。
  3. トレッドラインの停止時に、前記ガイドロールが上昇して、前記トレッドから離間されるように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトレッドのセンターリング装置。
  4. 前記ガイドロールに過大な力が加わったときに、前記ガイドロールを前記ローラーコンベアの幅方向の外方に逃がすクッション用のシリンダーが備えられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のトレッドのセンターリング装置。
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