JP2014104588A - 記録装置 - Google Patents

記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014104588A
JP2014104588A JP2012256621A JP2012256621A JP2014104588A JP 2014104588 A JP2014104588 A JP 2014104588A JP 2012256621 A JP2012256621 A JP 2012256621A JP 2012256621 A JP2012256621 A JP 2012256621A JP 2014104588 A JP2014104588 A JP 2014104588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
recording
recording head
recording apparatus
leaf spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012256621A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Arimori
和彦 有森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2012256621A priority Critical patent/JP2014104588A/ja
Publication of JP2014104588A publication Critical patent/JP2014104588A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

【課題】記録装置に衝撃が加わった際に記録ヘッドが損傷することを防止することができる記録装置を提供する。
【解決手段】記録装置は、インクを吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドの走査方向に移動可能なキャリッジと、前記走査方向に沿って延び、キャリッジを走査方向に案内するキャリッジガイド軸と、キャリッジが該キャリッジの移動領域の所定位置に位置する際、記録ヘッドに弾接して記録ヘッドを保護し、当該弾接の作用により記録ヘッドに加わる、第1の方向の衝撃を吸収するキャップ部と、キャリッジと係合することにより記録ヘッドに加わる、第2の方向の衝撃を吸収する衝撃吸収手段と、を備え、キャリッジに衝撃が加わり、キャリッジがキャリッジガイド軸を中心にして回転しようとする際、キャップ部はキャリッジの第1の方向への回転動作を抑制し、衝撃吸収手段はキャリッジの第2の方向への回転動作を抑制する。
【選択図】図4

Description

本発明は、記録ヘッドの走査方向に移動可能なキャリッジを備えた記録装置に関する。
本願において、記録装置には、インクジェットプリンター、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
従来、記録装置の一例としてのインクジェットプリンターでは、インクを被記録媒体に吐出する記録ヘッドを備えたキャッリッジが記録ヘッドの走査方向に移動可能に構成されている。このインクジェットプリンターでは、キャリッジを走査方向に移動させつつ、該走査方向と交差する方向すなわち被記録媒体の搬送経路に沿って被記録媒体を移動させ、記録ヘッドからインクを吐出させることにより被記録媒体への記録を行っている。このインクジェットプリンターでは、前記キャリッジを支持するキャリッジガイド軸を備え、該キャリッジガイド軸により前記キャリッジを支持しているものがある(特許文献1)。
特開2002−254746号公報(第3図)
前記キャリッジガイド軸は前記キャリッジに挿入された状態となっており、これによりキャリッジは、キャリッジガイド軸により支持される。また、このインクジェットプリンターでは、装置前後方向においてキャリッジガイド軸の前方に重心が位置することから、キャリッジがキャリッジの自重により前記記録ヘッドが被記録媒体に接近する方向へ変位しようとする。
このため、キャリッジの下部は、装置前方側すなわち前記記録ヘッドが被記録媒体に接近する方向側に配置された装置本体のフレームと当接している。すなわち、キャリッジを該キャリッジの自重により装置本体のフレームに載っている状態となる。これにより、前記キャリッジは、被記録媒体に対して記録ヘッドを対向させた状態の姿勢を維持する。
ところで、このインクジェットプリンターでは、キャリッジの下部をキャリッジの自重により装置本体のフレームに当接させている構造であるため、インクジェットプリンターを持ち運ぶ際などに外部からインクジェットプリンターに衝撃が加わると、キャリッジがキャリッジガイド軸の軸周りに変位して、前記キャリッジが装置本体フレームと衝突する虞がある。また、キャリッジに加わる衝撃が大きいと、キャリッジから記録ヘッドが脱落する虞やインクノズル穴からインクが抜けてメニスカス状態が壊れる虞があり、正常な記録動作を行えなくなる虞がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、記録装置に衝撃が加わった際に記録ヘッドが損傷することを防止することができる記録装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様の記録装置は、被記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを備えるとともに該記録ヘッドの走査方向に移動可能なキャリッジと、前記記録ヘッドの走査方向に沿って延び、前記キャリッジに挿入されて該キャリッジを支持し、前記キャリッジを前記走査方向に案内するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジが該キャリッジの移動領域の所定位置に位置する際、前記記録ヘッドに弾接して該記録ヘッドを保護するとともに、当該弾接の作用により、前記記録ヘッドに加わる、重力方向成分を含む第1の方向の衝撃を吸収するキャップ部と、前記キャリッジの側方に配置され、前記重力方向と交差する方向において前記キャリッジと係合することにより、前記記録ヘッドに加わる、反重力方向成分を含む第2の方向の衝撃を吸収する衝撃吸収手段と、を備え、前記キャリッジに衝撃が加わり、前記キャリッジが前記キャリッジガイド軸を中心にして回転しようとする際、前記キャップ部は、前記キャリッジの前記第1の方向への回転動作を抑制し、前記衝撃吸収手段は、前記キャリッジの前記第2の方向への回転動作を抑制することを特徴とする。
本態様によれば、記録ヘッドに衝撃が加わった際に重力方向成分を含む第1の方向への衝撃はキャップ部が吸収し、反重力方向成分を含む第2の方向の衝撃は衝撃吸収手段が吸収することとなり、記録ヘッドに加わる衝撃を小さくすることができる。これにより、前記キャリッジに衝撃が加わって該キャリッジが前記キャリッジガイド軸を中心にして回転しようとする際、前記キャリッジの前記第1の方向への回転動作を前記キャップ部が抑制し、前記キャリッジの前記第2の方向への回転動作を前記衝撃吸収手段が抑制することができる。このため、前記キャリッジは、キャリッジガイド軸の円周方向のいずれにおいても前記キャリッジの衝撃を吸収する手段が前記記録装置に設けられていることから、前記キャリッジが記録装置本体のフレームに衝突することを防止することができ、前記記録ヘッドの損傷を防止することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記衝撃吸収手段は、前記キャリッジと前記記録装置の本体との間に介在する板ばねを備えて構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、衝撃吸収手段を板ばねにより構成したことにより、衝撃吸収手段を簡易な構成とすることができるとともにコストを低減することができる。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記板ばねは、前記キャリッジにおいて前記板ばねと係合する部位を前記板ばねとの係合位置に案内する案内面を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記板ばねは前記キャリッジの係合部位を係合位置に案内する案内面を備えていることから、前記キャリッジを係合位置に円滑に案内することができる。また、案内面により、前記キャリッジは係合位置まで案内されることから、前記板ばねと前記キャリッジとが接触して係合位置に至るまでの摩擦力を小さくできることから、前記キャリッジを駆動させる手段に余分な負荷を与えることを防止することができる。
本発明の第4の態様は、第2または第3のいずれか一の態様において、前記板ばねは前記キャリッジの移動方向に延びる形状を成すとともに、前記板ばねの一端部は前記記録装置の本体に取り付けられ、他端部は自由端として構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記板ばねは一端が前記装置本体に取り付けられ、他端が自由端に構成されていることから、板ばねの弾性力は板ばねの長さに比例する。このため、キャリッジと板ばねとの係合位置を任意に設定することにより、キャリッジに衝撃が加わった際の板ばねの衝撃吸収力を任意に設定することができる。
本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記板ばねの他端部は、前記キャリッジが前記キャリッジの移動領域の一端側に位置する際、前記キャリッジの移動方向における幅方向中央で前記キャリッジと係合していることを特徴とする。
本態様によれば、前記板ばねの他端部が、前記キャリッジの移動方向における幅方向中央で前記キャリッジと係合している。このため、前記キャリッジに衝撃が加わった際、前記幅方向における前記キャリッジの重心位置で前記キャリッジの動きを抑制することとなり、キャリッジにおいて装置高さ方向の軸線周りの回転を生じさせにくくすることができる。
本発明の第6の態様は、第1から第5のいずれか一の態様において、前記板ばねは、前記キャリッジと当接する当接部を複数備えていることを特徴とする。
本態様によれば、キャリッジに衝撃が加わった際、該キャリッジを支持する当接部を複数備えていることから、キャリッジにおいて装置高さ方向の軸線周りの回転を生じさせにくくすることができる。さらに、キャリッジが複数の当接部と接触することによりキャリッジに作用する衝撃力を分散することができ、キャリッジの係合部位の損傷を防止することができる。
本発明の第7の態様は、第1の態様において、前記衝撃吸収手段は、前記キャリッジと前記記録装置の本体との間に介在し、前記記録装置の本体側に配置されたゴム部材と、前記ゴム部材の前記キャリッジ側に設けられ、該キャリッジと係合する剛性部材とを備える
ことを特徴とする。
本態様によれば、前記衝撃吸収手段はゴム部材と剛性部材とから構成されていることから、ゴム部材がキャリッジに加わった衝撃を吸収することができるとともに剛性部材はゴム部材より摩擦力を低減することができることからキャリッジと前記衝撃吸収手段との係合位置までの案内を円滑なものとすることができる。
(A)は本実施例に係るプリンターの外観斜視図であり、(B)は本実施例に係るプリンターにおける排出スタッカーを開いた状態の外観斜視図。 本実施例に係るプリンターの搬送経路図。 本実施例に係るプリンターの記録部の斜視図。 第1の実施例に係る記録部の側面図。 (A)は第1の実施例におけるホームポジションの斜視図であり、(B)は第1の実施例におけるキャップの側面図。 (A)は第1の実施例に係る衝撃吸収機構の正面図であり、(B)は第1の実施例に係る衝撃吸収機構の平面図。 第1の実施例に係る衝撃吸収機構とキャッリッジとの係合状態を示す平面図。 (A)は第2の実施例に係る衝撃吸収機構の平面図であり、(B)は第2の実施例に係る衝撃吸収機構の平面図。 (A)は第3の実施例に係る衝撃吸収機構の平面図であり、(B)は第3の実施例に係る衝撃吸収機構の平面図。 (A)は第4の実施例に係る衝撃吸収機構の平面図であり、(B)は第4の実施例に係る衝撃吸収機構の平面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
図1は「記録装置」の一実施形態であるインクジェットプリンター(以下「プリンター」
という)10の外観斜視図であり、図1(B)は本実施例に係るプリンター10における排出スタッカーを開いた状態の外観斜視図であり、図2は本実施例に係るプリンターの搬送経路図であり、図3は本実施例に係るプリンターの記録部の斜視図であり、図4は第1の実施例に係るキャリッジの側断面図であり、図5(A)は第1の実施例におけるホームポジションの斜視図であり、図5(B)は第1の実施例におけるキャップの側面図である。
図6(A)は第1の実施例に係る衝撃吸収機構の正面図であり、図6(B)は第1の実施例に係る衝撃吸収機構の平面図であり、図7は第1の実施例に係る衝撃吸収機構とキャッリッジとの係合状態を示す平面図であり、図8(A)は第2の実施例に係る衝撃吸収機構の平面図であり、図8(B)は第2の実施例に係る衝撃吸収機構の平面図であり、図9(A)は第3の実施例に係る衝撃吸収機構の平面図であり、図9(B)は第3の実施例に係る衝撃吸収機構の平面図であり、図10(A)は第4の実施例に係る衝撃吸収機構の平面図であり、図10(B)は第4の実施例に係る衝撃吸収機構の平面図である。
尚、図3はプリンター10の用紙搬送経路上に配置されるローラーを図示するために、ほぼ全てのローラーを同一面上に描いているが、その奥行き方向(図3の紙面表裏方向)の位置は必ずしも一致しているとは限らない(一致している場合もある。)。また、各図において示すX−Y−Z座標系はX方向が記録ヘッドの走査方向、Y方向が記録装置の奥行き方向、Z方向が記録ヘッドと用紙との間の距離(ギャップ)の変化する方向すなわち装置高さ方向を示している。尚、各図において−Y方向を装置前面側とし、+Y方向側を装置背面側とする。
図1(A)、図1(B)及び図2を参照しつつプリンター10の全体構成について概説する。プリンター10は、ハウジング12と、装置本体14(図3参照)と、操作部16と、給紙部18と、排出部20とを備えている。ハウジング12の前面には、操作部16が設けられている。操作部16は、プリンター10を操作するための電源ボタンや印刷設定ボタン、表示パネル等を備えて構成されている。
また、プリンター10の装置背面側には、給紙部18が設けられている。給紙部18は、カバー22と、用紙サポート24とを備えている。カバー22をハウジング12に対して開いた状態とすることで、用紙束を給紙部18にセット可能な状態となる。セットされた用紙束は、装置背面側に傾斜してハウジング12から突出している用紙サポート24に支持される。
また、ハウジング前面には、排出部20が設けられている。排出部20は、排出スタッカー26を備えている。排出スタッカー26は、引き出し部28、30及び蓋体32を備えて多段式(本実施形態では3段に構成されている。)に構成されており、伸縮することで使用状態(図1(B)参照)と収納状態(図1(A)参照)とを切り換えることができるように構成されている。
また、蓋体32は、収納状態にある際、ハウジング12の前面とともにプリンター10の前面を構成する。また、排出スタッカー26の上方には、被記録媒体を手差しで給紙する手差し給送用ガイド34が設けられている。手差し給送用ガイド34も使用状態(図1(B)参照)と収納状態(図1(A)参照)との間を変位可能に構成されている。
次いで図2を参照しながら用紙搬送経路上の構成要素についてさらに詳説する。図2において紙面右側が搬送経路上流であり、紙面左側が搬送経路下流となっている。搬送経路上流側には、搬送手段36が設けられている。搬送手段36は、搬送駆動ローラー38と搬送従動ローラー40とを備えている。搬送手段36は、用紙サポート24に載置された用紙Pを搬送駆動ローラー38と搬送従動ローラー40との間で用紙Pをニップして搬送方向下流側に搬送する。搬送手段36の下流側には記録部42が設けられている。
記録部42は、記録ヘッド44と、該記録ヘッドと対向し、用紙Pを支持する支持部としての下部案内部材すなわちプラテン46とを備えている。記録ヘッド44は、キャリッジ48の底部に設けられ、用紙Pと対向する。キャリッジ48は、図示しない駆動モーターによって主走査方向(図2の紙面表裏方向すなわちX軸方向)に往復動する様に駆動される。また、プラテン46は、用紙Pを下方から支持することにより、用紙Pの記録面と記録ヘッド44のヘッド面との間の距離(ギャップ)を規定する。
記録部42の搬送方向下流側には、排出手段50が設けられている。排出手段50は、第1排出駆動ローラー52と、第1排出従動ローラー54と、第2排出駆動ローラー56と、第2排出従動ローラー58とを備えている。第1排出駆動ローラー52及び第1排出従動ローラー54、第2排出駆動ローラー56及び第2排出従動ローラー58は、それぞれ対になって、記録部42の下流側に順番に配置されている。
排出手段50は記録部42で記録が実行された用紙Pを第1排出駆動ローラー52と第1排出従動ローラー54との間でニップし、搬送経路下流側の第2排出駆動ローラー56と第2排出従動ローラー58との間に搬送する。さらに第2排出駆動ローラー56及び第2排出従動ローラー58は、第1排出駆動ローラー52と第1排出従動ローラー54から送られた用紙Pをローラー間にニップして排出部20の排出スタッカー26へと排出する。
■■■第1の実施例■■■■■
更に、図3及び図4を参照して本発明に係る第1の実施例について詳細に説明する。プリンター10は、ハウジング12内に装置本体14を備えている。装置本体14の背面側には、給紙部18が設けられている。装置本体14において、給紙部18の前方には記録部42が設けられている。記録部42は、前述の記録ヘッド44と、プラテン46とに加え、さらにキャリッジ48と、キャリッジガイド軸60と、キャリッジ駆動手段62と、キャップ部64と、「衝撃吸収手段」としての板ばね66とを備えている。
記録部42には、X軸方向すなわち装置本体の幅方向に延びるキャリッジガイド軸60が設けられている。キャリッジガイド軸60は、キャリッジ48の背面側に設けられた軸受け部69に通されている(図4参照)。キャリッジガイド軸60は、キャリッジ48を支持している。
また、キャリッジ駆動手段62は、駆動プーリー68(図6(A)参照)と従動プーリー(図示せず)と、駆動モーター70(図6(B)参照)と、無端ベルト72(図6(A)参照)とを備えている。駆動プーリー68は、本実施例では装置本体14においてキャリッジ48の背面側に立設されたフレーム14aの右端部に設けられている(図6(A)及び図6(B)参照)。従動プーリーは図示しないが装置本体14のフレーム14aの左端部に設けられている。駆動モーター70は、装置本体14に設けられ、駆動プーリー68を図6(A)において時計方向及び反時計方向に駆動させる。無端ベルト72は、駆動プーリー68及び従動プーリー(図示せず)に巻回され、駆動プーリー68により駆動される。
キャリッジ48の背面側には、無端ベルト把持部74が設けられている。無端ベルト把持部74は無端ベルト72の一部を把持している。これにより、無端ベルト72が駆動モーター70により駆動された際、キャリッジ48は無端ベルト72により記録ヘッド44の走査方向すなわちX軸方向に沿って変位する。尚、キャリッジガイド軸60は、キャリッジ48がX軸方向に移動する際、キャリッジ48をX軸方向に案内する。
本実施例においてキャリッジ48は、装置本体14に対して図3における該装置本体14の右端部と左端部との間を移動領域L1としている。前記移動領域L1内において記録ヘッド44がプラテン46と対向する領域が記録ヘッド44の記録領域L2となる。尚、本実施例では、移動領域L1の右端部はプラテン46が配置されていない領域となり、ホームポジションとして設定されている。キャリッジ48は、非通電時及び待機時にホームポジションに位置するように設定されている。
図4は、キャリッジ48がホームポジションに位置する際の記録部42の−X方向から+X方向へ見た際の側面図を示している。キャリッジ48の上部には、係合部76及び蓋体78が設けられている。係合部76は、キャリッジ48の上部背面側に上方に突出して設けられ、装置前後方向(Y軸方向)において前方側に係合部位76a、後方側に係合部位76bを備えている。
また、装置本体14には、キャリッジ48の係合部76に対応する位置に支持フレーム80が設けられている。支持フレーム80はX軸方向に沿って延びている。支持フレーム80の前端(−Y方向側)は、下方に折り曲げられて下方に突出する支持部82を形成している。
支持部82は、装置前後方向(Y軸方向)においてキャリッジ48の係合部76の前方に位置し、係合部76の係合部位76aと対向するように配置されている。また、キャリッジ48において、Y軸方向における重心はキャリッジガイド軸60よりも前方すなわち−Y方向に位置する。このため、キャリッジ48は、キャリッジガイド軸60を中心に図4において時計回りに回転しようとする。
このため、キャリッジ48において係合部76が、該キャリッジ48の自重により係合部位76aを支持フレーム80の支持部82に当接させた状態で支持部82と係合している。また、支持フレーム80の支持部82は、キャリッジ48が記録ヘッド44の走査方向すなわちX軸方向に移動する際のガイドとして機能する。
蓋体78は、キャリッジ48に対して回動可能に構成され、開いた状態と閉じた状態(図3及び図7参照)とを取り得る。蓋体78が開いた状態(図示せず)にあるとき、ユーザーはキャリッジ48内に設けられたインクカートリッジ収納部に対して複数のインクカートリッジ84(図7参照)を着脱することができる。
図5(A)及び図5(B)を参照して、記録部42において「所定位置」としてのホームポジションには、キャップ部64が設けられている。キャップ部64は、キャップ86と、付勢部材88と、キャップ支持部材90とを備えている。キャップ部64は、キャリッジ48がホームポジションに位置する際、キャリッジ48の記録ヘッド44の下方に位置している。尚、付勢部材88は、本実施例ではコイルばねとして構成されている。
キャリッジ48がホームポジションに変位すると、キャップ86は付勢部材88により記録ヘッド44に付勢されて、記録ヘッド44と接触する。これにより、記録ヘッド44の下面すなわちインクを吐出するノズルを複数備えたノズル面は、キャップ86により保護される。このため、キャリッジ48がホームポジションに位置している間、キャップ86が記録ヘッド44を下方から弾性接触した状態で保護する。
このため、キャリッジ48は、重力方向成分を含む第1の方向に衝撃が加わった際、キャリッジ48がキャリッジガイド軸60を中心に−Z方向に変位しようとする。この際、キャップ86がキャリッジ48に押されて−Z方向に変位しようとする。その結果、キャップ86には、付勢部材88によりキャリッジ48を+Z方向に押し返す弾性力F1が発生する。この弾性力F1により、キャリッジ48に加わる衝撃を吸収、あるいは和らげることができ、記録ヘッド44の損傷を防止することができる。
尚、キャップ86には、インク吸収部材92が設けられている。キャップ86は記録ヘッド44と係合した状態において、記録ヘッド44とキャップ86との間の空間はキャップ86内の空気を吸引するように設けられたポンプ(図示せず)により負圧にされる。このため、記録ヘッド44のインク吐出ノズル内に残留したインクが吸引される。インク吸収部材92は、前記インク吐出ノズル内から吸引されたインクを吸収する。
図4、図5(A)、図6(A)、図6(B)及び図7を参照するに、「衝撃吸収手段」としての板ばね66が、装置本体14におけるキャリッジ48のホームポジションに設けられている。板ばね66は、装置前後方向(Y軸方向)においてキャリッジ48の係合部76の後方すなわちキャリッジ48の側方に位置し、キャリッジ48の係合部76の係合部位76bに対向する位置に設けられている。尚、本実施例においてキャリッジ48の側方とは、キャリッジ48の後方及び前方を意味している。
板ばね66は、当接部位66aと、第1傾斜部位66bと、第2傾斜部位66cと、第1保持部位66dと、第2保持部位66eとを備えている。当接部位66aは、キャリッジ48がホームポジションに位置する際、キャリッジ48の係合部76の背面側の係合部位76bと係合する。このため、板ばね66は、重力方向(Z軸方向)と交差する方向においてキャリッジ48と係合する。当接部位66aと係合部位76bとの係合位置は、X軸方向においてキャリッジ48の中央近傍すなわちX軸方向におけるキャリッジ48の重心近傍に位置するように設定されている。このため、キャリッジ48においてZ軸を中心に該キャリッジ48を回転させようとする動きを抑制することができる。
当接部位66aの左端部には、該左端部からX方向に延びるとともにY方向に傾斜して延びる第1傾斜部位66bが設けられ、該第1傾斜部位66bの左端部には第1保持部位66dが設けられている。一方、当接部位66aの右端部には、該右端部から−X方向に延びるとともにY方向に傾斜して延びる第2傾斜部位66cが設けられ、該第2傾斜部位66cの右端部には第2保持部位66eが設けられている。
第1傾斜部位66b及び第2傾斜部位66cはそれぞれフレーム14aに設けられた開口部に通され、フレーム14aの前方側すなわち−Y方向側に位置する当接部位66aとフレーム14aの後方側すなわちY方向側に位置する第1保持部位66d及び第2保持部位66eとをそれぞれ接続している。第1保持部位66d及び第2保持部位66eは、装置本体14においてキャリッジ48の背面側に立設するフレーム14aに係合している。
また、第1傾斜部位66bは、キャリッジ48が変位する際、キャリッジ48の係合部76の係合部位76bをX軸方向において当接部位66aとの係合位置に円滑に変位するように案内する案内面としての機能を備えている。
また、キャリッジ48に反重力方向成分を含む第2の方向すなわちY方向に衝撃が加わった際、キャリッジ48がキャリッジガイド軸60を中心にして図4における反時計方向に回転しようとする。このとき、板ばね66の当接部位66aは、キャリッジ48の係合部76の背面側の係合部位76bから板ばね66をY方向に変位させようとする力を受ける。
これにより、板ばね66の当接部位66aがY方向に変位しようとする際、板ばね66の第1傾斜部位66b及び第2傾斜部位66cが、X軸方向に沿って+X方向及び−X方向に拡がることになる。その結果、板ばね66にはキャリッジ48を−Y方向すなわち重力方向(Z軸方向)と交差する方向に押し返す弾性力F2(図4及び図7参照)が生じる。この弾性力F2により、キャリッジ48に加わる衝撃を吸収、あるいは和らげることができ、記録ヘッド44の損傷を防止することができる。
再度、図4を参照するに、キャリッジ48に衝撃が加わった際、キャリッジ48がキャリッジガイド軸60を中心にして図4における時計方向に変位しようとする場合、記録ヘッド44と弾性接触しているキャップ86により時計方向への回転動作を抑制される。また、キャリッジ48がキャリッジガイド軸60を中心にして図4における反時計方向に変位しようとする場合、キャリッジ48の係合部76と弾性接触している板ばね66の弾性力F2により反時計方向への回転動作を抑制される。すなわち、キャリッジ48は、キャップ部64と衝撃吸収手段(板ばね)66との間でサンドイッチ状態で保持され、キャリッジ48に加わる衝撃を吸収、或いは和らげられることになる。
このため、キャリッジ48は、キャリッジ48の被記録媒体ひいてはプラテン46に対する姿勢を維持することができる。さらに本実施例における記録部42は、キャリッジ48に加わる衝撃を吸収、或いは和らげることができることから、記録ヘッド44の損傷の虞をなくす、或いはその虞を低減することができる。
<<<第1の実施例の変形例>>>
(1)板ばね66の第1保持部位66d及び第2保持部位66eは、フレーム14aに固定する構成としてもよい。
(2)板ばね66は、複数設ける構成としてもよい。
■■■第2の実施例■■■■■
図8(A)及び図8(B)を参照して、第2の実施例に係る「衝撃吸収手段」としての板ばね94について説明する。第2の実施例に係る板ばね94は、一端が自由端として構成されているすなわち片持ち梁として構成されている点で第1の実施例の板ばね66と相違する。
板ばね94は、キャリッジ48がホームポジションに位置する際、フレーム14aにおいてキャリッジ48の係合部76の背面側の係合部位76bと対向する位置に設けられている。板ばね94は固定部94aと当接部94bとを備えている。固定部94aは、X軸方向に延び、X軸方向における右端部に当接部94bが接続されている。固定部94aは装置本体14のフレーム14aにねじ等で固定されている。当接部94bは固定部94aの右端部から−Y方向へ傾斜しながら−X方向に延びている。当接部94bの右端部は、自由端として構成され、Y方向に変位すると弾性力を生じる。
また、当接部94bの右端部94cは、X軸方向においてキャリッジ48の中央近傍すなわちX軸方向におけるキャリッジ48の重心近傍に位置するように設定されている。すなわち、板ばね94の当接部94bの右端部94cとキャリッジ48の係合部76の背面側の係合部位76bとは、X軸方向におけるキャリッジ48の重心近傍で係合する。このため、キャリッジ48においてZ軸を中心に該キャリッジ48を回転させようとする動きを抑制することができる。
また、板ばね94の弾性力は当接部94bの長さに比例する。このため、当接部94bの長さに応じて板ばね94の弾性力を設定することが可能であり、キャリッジ48に作用する弾性力を容易に調整することができる。
また、当接部94bは−Y方向へ傾斜しながら−X方向に延びていることから、キャリッジ48の係合部位76bと右端部94cとが係合する位置まで、キャリッジ48を円滑に案内することができる。すなわち、当接部94bは係合部としての機能と案内面としての機能を兼ねている。
<<<第2の実施例の変形例>>>
(1)板ばね94は、複数設けてもよい。
(2)また、板ばね94を複数設ける場合、キャリッジ48における係合位置をキャリッジの幅方向(X軸方向)中央近傍から両端部としてもよい。係合位置を両端部とすることでキャリッジ48においてZ軸を中心に該キャリッジ48を回転させようとする動きを抑制することができる。
■■■第3の実施例■■■■■
図9(A)及び図9(B)を参照して、第3の実施例に係る「衝撃吸収手段」としての板ばね96について説明する。第3の実施例に係る板ばね96は、当接部位を複数備えている点で第1の実施例の板ばね66と相違する。
板ばね96は、第1当接部位96aと、第2当接部位96bと、第1傾斜部位96cと、第2傾斜部位96dと、第3傾斜部位96eと、第4傾斜部位96fと、第1固定部位96gと、第1保持部位96hと、第2保持部位96iとを備えている。板ばね96は、キャリッジ48がホームポジションに位置する際、フレーム14aにおいてキャリッジ48の係合部76の背面側の係合部位76bと対向する位置に設けられている。
第1当接部位96a及び第2当接部位96bは、キャリッジ48の係合部76の背面側の係合部位76bと係合する。このとき、第1当接部位96a及び第2当接部位96bと係合部位76bとの係合位置は、X軸方向におけるキャリッジ48の重心から等距離が望ましい。前記係合位置を等距離とすることにより、キャリッジ48においてZ軸を中心に該キャリッジ48を回転させようとする動きを抑制することができる。
また、第1固定部位96gは第1当接部位96a及び第2当接部位96bとの間に配置され、フレーム14aにねじ等で固定されている。また、第1傾斜部位96c及び第3傾斜部位96eは、キャリッジ48が変位する際、キャリッジ48の係合部76の係合部位76bをX軸方向において当接部位96a及び当接部位96bとの係合位置に円滑に変位するように案内する案内面としての機能を備えている。
本実施例において、キャリッジ48と係合する係合部位を複数とすることで、キャリッジ48の係合部位76bに掛かる力を1箇所ではなく複数の係合箇所に分散することができる。これにより、キャリッジ48が局所的に損傷する虞をなくす、或いはその虞を低くすることができる。
<<<第3の実施例の変形例>>>
(1)板ばね94は、第1固定部位96gを固定する構成に代えて、第1保持部位96h及び第2保持部位96iを固定する構成としてもよく、第1固定部位96g、第1保持部位96h及び第2保持部位96iの全てを固定する構成としてもよい。
(2)当接部位96a及び96bに加えて、さらに当接部位を備えていてもよい。
■■■第4の実施例■■■■■
図10(A)及び図10(B)を参照して、第4の実施例に係る衝撃吸収手段について説明する。第4の実施例に係る衝撃吸収手段98は、ゴム部材と剛性部材とを備えている点で第1の実施例の板ばね66と相違する。
衝撃吸収手段98は、キャリッジ48がホームポジションに位置する際、フレーム14aにおいてキャリッジ48の係合部76の背面側の係合部位76bと対向する位置に設けられている。衝撃吸収手段98は、ゴム部材100と剛性部材102とを備えている。
ゴム部材100は、Y軸方向における一端がフレーム14aに取り付けられ、他端には剛性部材102が取り付けられている。剛性部材102は、ゴム部材100より摩擦係数の低い材質、例えばプラスチック等から構成されている。また、剛性部材102は、キャリッジ48がホームポジションに位置する際、キャリッジ48の係合部76の背面側の係合部位76bと係合する。すなわち、剛性部材102はキャリッジ48との当接部を構成している。
剛性部材102は、摩擦係数の低い材質で構成されていることから、キャリッジ48を剛性部材102と係合部位76bとの係合位置まで円滑に案内することができる。
<<<第4の実施例の変形例>>>
(1)本実施例では、剛性部材102を1つの構成としたが、X軸方向においてゴム部材100をキャリッジ48の幅と同じくして、剛性部材102をゴム部材100の前記他端に間隔をおいて複数設ける構成としてもよい。
(2)剛性部材102のX軸方向における左端部すなわち装置幅方向における中央側に傾斜面すなわち案内面を設けてもよい。
上記説明をまとめるとプリンター10は、被記録媒体にインクを吐出する記録ヘッド44と、該記録ヘッド44を備えるとともに記録ヘッド44の走査方向に移動可能なキャリッジ48と、記録ヘッド44の走査方向(X軸方向)に沿って延び、キャリッジ48に挿入されて該キャリッジ48を支持し、キャリッジ48を走査方向(X軸方向)に案内するキャリッジガイド軸60と、前記キャリッジ48がキャリッジ48の移動領域のホームポジションに位置する際、記録ヘッド44に弾接して該記録ヘッド44を保護するとともに、当該弾接の作用により、記録ヘッド44に加わる、重力方向成分すなわちZ軸方向を含む第1の方向の衝撃を吸収するキャップ部64と、キャリッジ48の側方に配置され、前記重力方向と交差する方向においてキャリッジ48と係合することにより、記録ヘッド44に加わる、反重力方向成分すなわちY軸方向を含む第2の方向の衝撃を吸収する衝撃吸収手段66、94、96、98と、を備えている。このため、キャリッジ48に衝撃が加わり、該キャリッジ48がキャリッジガイド軸60を中心にして回転しようとする際、キャップ部64は、キャリッジ48の第1の方向すなわち時計方向への回転動作を抑制し、衝撃吸収手段66、94、96、98は、キャリッジ48の第2の方向すなわち半時計方向への回転動作を抑制する。
衝撃吸収手段66、94、96は、キャリッジ48と装置本体14との間に介在する板ばねとして構成されている。板ばね66、94、96は、キャリッジ48において板ばね66、94、96と係合する部位76bを前記板ばね66、94、96との係合位置に案内する案内面66b、94b、96c、96eを備えている。
板ばね94はキャリッジ48の移動方向に延びる形状を成すとともに、板ばね94の固定部94aは装置本体14のフレーム14aに取り付けられ、当接部94bは自由端として構成されている。板ばね94の当接部94bは、キャリッジ48が該キャリッジ48の移動領域のホームポジションに位置する際、キャリッジ48の移動方向における幅方向中央でキャリッジ48と係合している。
板ばね66、94、96は、キャリッジ48と当接する当接部を複数備えている。
衝撃吸収手段98は、キャリッジ48と装置本体14との間に介在し、装置本体14側に配置されたゴム部材100と、該ゴム部材100のキャリッジ48側に設けられ、該キャリッジ48と係合する剛性部材102とを備えている。
また、本実施形態では本発明に係る記録部42を記録装置の一例としてのインクジェットプリンターに適用したが、その他液体噴射装置一般に適用することも可能である。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10 プリンター、12 ハウジング、14 装置本体、14a フレーム、
16 操作部、18 給紙部、20 排出部、22 カバー、24 用紙サポート、
26 排出スタッカー、28,30 引き出し部、32,78 蓋体、
34 給送用ガイド、36 搬送手段、38 搬送駆動ローラー、
40 搬送従動ローラー、42 記録部、44 記録ヘッド、46 プラテン、
48 キャリッジ、50 排出手段、52 第1排出駆動ローラー、
54 第1排出従動ローラー、56 第2排出駆動ローラー、
58 第2排出従動ローラー、60 キャリッジガイド軸、62 キャリッジ駆動手段、64 キャップ部、66,98 衝撃吸収手段、66,94,96 板ばね、
66a 当接部位、66b 第1傾斜部位、66b 案内面、66c 第2傾斜部位、
66d 第1保持部位、66e 第2保持部位、68 駆動プーリー、69 軸受け部、70 駆動モーター、72 無端ベルト、74 無端ベルト把持部、76 係合部、
76a,76b 係合部位、80 支持フレーム、82 支持部、
84 インクカートリッジ、86 キャップ、88 付勢部材、90 キャップ支持部材、92 インク吸収部材、94a 固定部、94b 当接部、94c 右端部、
96a 第1当接部位、96b 第2当接部位、96c 第1傾斜部位、
96d 第2傾斜部位、96e 第3傾斜部位、96f 第4傾斜部位、
96g 第1固定部位、96h 第1保持部位、96i 第2保持部位、
100 ゴム部材、102 剛性部材、F1,F2 弾性力、L1 移動領域、
L2 記録領域、P 用紙

Claims (7)

  1. 被記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを備えるとともに該記録ヘッドの走査方向に移動可能なキャリッジと、
    前記記録ヘッドの走査方向に沿って延び、前記キャリッジに挿入されて該キャリッジを支持し、前記キャリッジを前記走査方向に案内するキャリッジガイド軸と、
    前記キャリッジが該キャリッジの移動領域の所定位置に位置する際、前記記録ヘッドに弾接して該記録ヘッドを保護するとともに、当該弾接の作用により、前記記録ヘッドに加わる、重力方向成分を含む第1の方向の衝撃を吸収するキャップ部と、
    前記キャリッジの側方に配置され、前記重力方向と交差する方向において前記キャリッジと係合することにより、前記記録ヘッドに加わる、反重力方向成分を含む第2の方向の衝撃を吸収する衝撃吸収手段と、を備え、
    前記キャリッジに衝撃が加わり、前記キャリッジが前記キャリッジガイド軸を中心にして回転しようとする際、
    前記キャップ部は、前記キャリッジの前記第1の方向への回転動作を抑制し、
    前記衝撃吸収手段は、前記キャリッジの前記第2の方向への回転動作を抑制する、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記衝撃吸収手段は、前記キャリッジと前記記録装置の本体との間に介在する板ばねを備えて構成されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項2に記載の記録装置において、前記板ばねは、前記キャリッジにおいて前記板ばねと係合する部位を前記板ばねとの係合位置に案内する案内面を備える、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項2または3に記載の記録装置において、前記板ばねは前記キャリッジの移動方向に延びる形状を成すとともに、前記板ばねの一端部は前記記録装置の本体に取り付けられ、他端部は自由端として構成されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項4に記載の記録装置において、前記板ばねの他端部は、前記キャリッジが前記キャリッジの移動領域の一端側に位置する際、前記キャリッジの移動方向における幅方向中央で前記キャリッジと係合している、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項2から4のいずれか一項に記載の記録装置において、前記板ばねは、前記キャリッジと当接する当接部を複数備えている、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1に記載の記録装置において、前記衝撃吸収手段は、前記キャリッジと前記記録装置の本体との間に介在し、
    前記記録装置の本体側に配置されたゴム部材と、
    前記ゴム部材の前記キャリッジ側に設けられ、該キャリッジと係合する剛性部材と、
    を備える、
    ことを特徴とする記録装置。
JP2012256621A 2012-11-22 2012-11-22 記録装置 Pending JP2014104588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012256621A JP2014104588A (ja) 2012-11-22 2012-11-22 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012256621A JP2014104588A (ja) 2012-11-22 2012-11-22 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014104588A true JP2014104588A (ja) 2014-06-09

Family

ID=51026502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012256621A Pending JP2014104588A (ja) 2012-11-22 2012-11-22 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014104588A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105172390A (zh) * 2014-06-11 2015-12-23 佳能株式会社 滑架装置
US10093118B2 (en) 2016-02-26 2018-10-09 Seiko Epson Corporation Recording apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105172390A (zh) * 2014-06-11 2015-12-23 佳能株式会社 滑架装置
US10093118B2 (en) 2016-02-26 2018-10-09 Seiko Epson Corporation Recording apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8636352B2 (en) Ink-jet recording apparatus
WO2014024391A1 (ja) 液体噴射装置
JP5919790B2 (ja) 画像形成装置
JP5776350B2 (ja) 画像形成装置
JP5083358B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2010221546A (ja) 画像形成装置
US8746696B2 (en) Sheet conveying device and image recording apparatus
JP2014104588A (ja) 記録装置
JP2006205537A (ja) 移動体の支持構造及び該支持構造を備えた記録装置と液体噴射装置
US8770728B2 (en) Image forming device
JP4058647B2 (ja) キャリッジ案内構造及び記録装置
JP4725332B2 (ja) 記録ヘッド位置決め構造及び記録装置
JP2007223048A (ja) 液体噴射ヘッドの固定構造及び液体噴射装置と記録装置
JP6011141B2 (ja) 記録装置
JP2007245599A (ja) 媒体搬送装置及び液体噴射装置と記録装置
JP2020019174A (ja) インクジェットプリンター
JP4003052B2 (ja) キャリッジ案内構造及び記録装置
CN113043757B (zh) 记录装置
US10350914B2 (en) Ink-jet recording apparatus
JP2005239374A (ja) 媒体搬送装置及び記録装置
JP4433161B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2007223049A (ja) キャリッジの支持機構及び液体噴射装置と記録装置
JP2023044025A (ja) 媒体給送装置、記録装置
JP5935455B2 (ja) 搬送装置及び画像記録装置
JP2022167351A (ja) 媒体収容装置、記録装置