JP2014103935A - 魚釣用リール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リール本体の側板に調節つまみ60が回転自在に設けられる魚釣用リールであって、調節つまみ60は、側板に露出する丸型のキャップ部64を有しており、キャップ部64の側面には、周方向に溝64bが形成されており、溝64bには装着部材65が装着されている構成とした。装着部材65は、溝64b内に収まるようにしてもよいし、溝64b内から側面の側方に突出するようにしてもよい。
【選択図】図3
Description
なお、一般的に、調節つまみは、同形状、同寸法の成形体を多量に作製できることから型を作成して成形される。
また、溝の深さによっては、調節つまみの操作時に指先が装着部材に触れつつ、溝のエッジに指を当てる(掛ける)ようにして回動操作することも可能であり、調節つまみの回動操作性が向上する。
また、調節つまみの操作時に、装着部材の位置を指先で確かめながら回動操作することができるので、操作性が向上する。また、装着部材に指を当てる(掛ける)ようにして回動操作することも可能であるので、調節つまみの回動操作性が向上する。
図1に示すように、本実施形態に係る魚釣用リールとしての両軸受型リール1は、左側板1a,右側板1bと、左右側板1a,1bによって覆われた左フレーム2a,右フレーム2bとを有するリール本体を備えている。左右フレーム2a,2b間にはスプール軸5が軸受7,7を介して回転可能に支持されており、スプール軸5には釣糸が巻回されるスプール5aが一体的に固定されている。
また、ピニオンギヤ8には図示しない駆動歯車が噛合しており、この駆動歯車に取り付けられた図示しないハンドル軸の端部には、ハンドル9が取り付けられている。したがって、ハンドル9を回転操作すると、前記した駆動歯車とピニオンギヤ8とを介して、スプール軸5が回転駆動され、それに伴ってスプール5aが回転される。
なお、支持部材51は、スプール軸5の右端を支持する軸受7が装着されている。
また、外側磁極環体42は、例えば、内側磁極環体41の環状磁石のNS極と夫々相対向した径方向のNS極を交互逆向きに相対向して形成した環状磁石と、その外周面に嵌着された鉄等の磁性材料で形成された環状継鉄から構成されている。そして、外側磁極環体42は、保持体52に固着された状態で、内側磁極環体41の径方向外側に同心環状に間隔を隔てて配置されており、このように間隔を隔てて配置された内側磁極環体41と外側磁極環体42との間には、導電体30が配置されるようになっている。導電体30は、例えば、アルミ銅などの非磁性材料からなる。
一方、右側板1bには、スプール軸5の前側において、調節つまみ60が回動可能に軸支されており、この調節つまみ60に取り付けられた歯車61の歯部62が、保持体52の前記した歯部53と噛合している。これにより、調節つまみ60を回動させることにより、保持体52の外側磁極環体42を内側磁極環体41に対して回動させることができ、内側磁極環体41と外側磁極環体42との対向しているNS極の関係を変更できるように構成されている。
図2に示すように、円筒部63は、段付き円筒状を呈しており、右側板1bに取り付けられたホルダー1dの内側に収容される。円筒部63の左端外周部には、歯車61が形成されており、その歯部62が、磁極環体40の保持体52の歯部53に噛合している。
環状部64aの右側面(側面)には、装着部材65が装着される周溝(溝)64bが形成されている。周溝64bは、図4に示すように、環状部64aの周方向に連続して形成されており、その底部には、図2に示すように、右側方へ向けて隆起する隆起部64fと、内溝64g,64gとが形成されている。
隆起部64fの側面は平らに形成されており、側面には接着剤等を介して装着部材65が密着可能となっている。内溝64g,64gは、装着部材65を取り付ける際の接着剤の逃げ部(貯溜部)として機能する。
なお、環状部64aの右側面は、径方向に湾曲しており、この湾曲した部分に周溝64bが形成されていることから、周溝64bの径方向内側部64eが径方向外側部64hに比べて深くなっている。ちなみに、この深く形成された径方向内側部64eは、調節つまみ60の操作時における指掛け部(指の引っ掛かり部)として機能させることができる。
なお、接着剤を用いることなく、周溝64b内に装着部材65がきつく嵌り込むように寸法を調整して形成してもよい。
また、装着部材65に所望の色彩を付したり、紫外線発光塗料や蛍光塗料を用いたりしてもよく、光沢感やつや消し感を持たせてもよい。また、色調を変更して調節つまみ60を強調したり、逆に目立たないようにしたりすることもできる。
また、装着部材65に、凹凸等を有する表面改質処理を施してもよい。例えば、金属表面にナノレベルの凹凸を形成したり、金属表面や樹脂表面に皮膜や印刷を施したりしてもよい。
また、装着部材65の表面に調節操作時の目安となる数字や記号等を設けてもよい。
また、装着部材65の右側面(表面)は、平に形成したが、これに限られることはなく、周方向や径方向において、部分的あるいは全体的に凹凸状としてもよい。なお、部分的に突起を設けることによって調節の目安とすることもできる。突起としては、四角形状や半円形状、三角形状等、種々のものを採用することができる。
なお、キャップ部64の円筒部63と固定ねじ66の頭部66cとの間には、スプリング68が縮設されている。
これにより魚釣用リールの形態および様々な設計仕様等に適したデザインの調節つまみ60とすることができる。
また、周溝64bの深さによっては、調節つまみ60の操作時に指先が装着部材65に触れつつ、周溝64bのエッジ(径方向内側部64e)に指を当てる(掛ける)ようにすることも可能であり、調節つまみ60の回動操作性が向上する。
また、調節つまみ60の操作時に、装着部材65の位置を指先で確かめながら回動操作することができるので、操作性が向上する。また、装着部材65に指を掛けるようにして回動操作することも可能であるので、回動操作性がよい。
図5を参照して第2実施形態の魚釣用リールについて説明する。
本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、周溝64bが周方向に2つに分割されており、分割されたそれぞれの周溝64b1,64b2に装着部材65a,65bが装着されている点にある。
なお、周溝64b1,64b2同士の間には境界部64j,64kが形成されている。
また、装着部材65a,65b毎に材質や表面処理、色調等を変更することにより、デザインの自由度をより一層向上させることができる。装着部材65a,65b毎に材質や表面処理等を変更することにより、目視や指の触感から調節つまみ60の回動位置(制動位置)を把握することも可能となる。
このように、一方を突出させる構成とすることにより、デザインの自由度をより一層向上させることができる。また、装着部材65a,65bの突出高さが異なるので、目視や指の触感から調節つまみ60の回動位置(制動位置)を把握することも可能となる。
図6を参照して第2実施形態の魚釣用リールについて説明する。
本実施形態が前記第1,2実施形態と異なるところは、周溝64bが周方向に4つに分割されており、分割されたそれぞれの周溝64b3,64b4,64b5,64b6に装着部材65c,65d,65e,65fが装着されている点にある。
なお、周溝64b3,64b4,64b5,64b6同士の間には境界部64j,64k,64m,64nが形成されている。
また、本実施形態においても、装着部材65c,65d,65e,65f毎に材質や表面処理、色調等を変更することにより、デザインの自由度をより一層向上させることができる。装着部材65c,65d,65e,65f毎に材質や表面処理等を変更することにより、目視や指の触感から調節つまみ60の回動位置(制動位置)を把握することも可能となる。
また、装着部材65c,65fの突出高さが異なるので、目視や指の触感から調節つまみ60の回動位置(制動位置)を把握することも可能となる。
図7を参照して第4実施形態の魚釣用リールについて説明する。
本実施形態が前記第1〜3実施形態と異なるところは、周溝64bが同心環状に2つに分割されており、分割されたそれぞれの周溝64b7,64b8に円環状の装着部材65g,65hが装着されている点にある。
なお、周溝64b7,64b8の間には円環状の境界部64pが形成されている。
また、装着部材65g,65h毎に材質や表面処理、色調等を変更することにより、デザインの自由度をより一層向上させることができる。
このように、一方を突出させる構成とすることにより、デザインの自由度をより一層向上させることができる。
また、前記実施形態では、一つの周溝64b等に装着部材65等を一つ装着する例を示したが、短く形成した装着部材を複数個装着することで周溝64bが埋まるように構成してもよい。また、周溝64b等の全体に装着部材65を装着しなくてもよく、周溝64b等の一部に装着するようにしてもよい。
また、装着部材65等を複数枚重ねて装着してもよい。
1a 左側板
1b 右側板
60 調節つまみ
64a 環状部
64b 周溝(溝)
65 装着部材
20 制動装置
Claims (5)
- リール本体の側板に調節つまみが回転自在に設けられる魚釣用リールであって、
前記調節つまみは、前記側板に露出する丸型のキャップ部を有しており、前記キャップ部の側面には、周方向に溝が形成されており、前記溝には装着部材が装着されていることを特徴とする魚釣用リール。 - 前記装着部材は、前記溝内に収まることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。
- 前記装着部材は、前記キャップ部の側面の側方に前記溝から突出することを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。
- 前記溝は、前記キャップ部の側面の周方向に間隔を空けて複数設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の魚釣用リール。
- 前記溝は、前記キャップ部の側面に同心環状に複数設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の魚釣用リール。
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JP2012261125A JP6063226B2 (ja) | 2012-11-29 | 2012-11-29 | 魚釣用リール |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017079701A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | グローブライド株式会社 | 魚釣用両軸受型リール |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5942830A (ja) * | 1982-06-11 | 1984-03-09 | ア−ベ−ウ−・アクチエボラ−グ | 磁気ブレ−キ |
JPH0476226U (ja) * | 1990-11-14 | 1992-07-03 | ||
US7963003B1 (en) * | 2009-04-13 | 2011-06-21 | Keene Melanie J | Decorative appliance control knob |
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2012
- 2012-11-29 JP JP2012261125A patent/JP6063226B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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