JP2014101166A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置が、シートをセンタ中心からずらして搬送する特性を備えている場合、そのずれを補正して、シートの側端を整合すること。
【解決手段】画像形成システムは、画像形成装置と、画像形成装置からのシートのシート搬送方向に対して交差する方向の整合をするシート処理装置と、を備え、画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部に搬送されるシートの幅方向の基準位置に対する位置ずれ量を記憶するメモリを備え、シート処理装置は、画像形成装置からのシートを交差する方向にCPUによって移動するオフセットローラ407と、オフセットローラによって移動させられたシートを受け止めてシートの交差する整合する側端位置決め壁416と、オフセットローラを作動させるCPUと、を備え、シートは、オフセットローラによって交差する方向へ移動させるとき、メモリの位置ずれ量Gを補正した距離(L±G)を移動させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置と、画像形成装置に着脱自在に接続されるシート処理装置とを備えた画像形成システムに関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機器等の画像形成装置と、画像形成装置に着脱自在に接続されて、画像形成装置から送られてきたシートの側端を整合するシート処理装置とで構成された、画像形成システム(特許文献1)がある。
従来の画像形成システムは、画像形成装置内でシートを搬送する場合、シート処理装置内でシートを搬送する場合、いずれの場合も、シート搬送路の幅中心位置に、シートの搬送方向に対して交差する幅方向の中心位置を一致させて搬送するようになっている。すなわち、従来の画像形成システムは、シートをセンタ中心で搬送するようになっている。
そして、シート処理装置は、シートをシートの幅方向に移動させて、ストッパに当接させることで、シートの側端を整合(側端整合)するようになっている。
特開2008−156067号公報
しかし、画像形成装置によっては、部品の組み立て誤差によって、シートをセンタ中心から僅かにずらして搬送する特性(いわゆる、機械のクセ)を備えている場合がある。一方、シート処理装置は、シートがセンタ中心で搬送されてくるものとして、シートを側端整合するようになっている。このため、シート処理装置は、センタから位置がずれたシートの側端を整合すると、シートをストッパに当接させることができなかったり、シートをストッパに押し付け過ぎて、シートを座屈させたりして、シートの側端整合の精度が低下することがあった。
本発明は、画像形成装置が、シートをセンタ中心からずらして搬送する特性を備えている場合、シート処理装置が、画像形成装置からシートのずれ量の情報を受けて、そのずれ量を補正して、シートを側端整合する画像形成システムを提供することにある。
本発明の画像形成システムは、搬送するシートに画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置に接続されて、前記画像形成装置から送られてくるシートのシート搬送方向に対して交差する方向の整合をするシート処理装置と、を備え、前記画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部に搬送されるシートの前記交差する方向の基準位置に対する位置ずれ量を記憶する記憶手段と、を備え、前記シート処理装置は、前記画像形成装置から送られてきたシートを前記交差する方向に移動する移動手段と、前記移動手段によって前記交差する方向に移動させられたシートを受け止めてシートの幅方向を整合するストッパと、前記移動手段を作動させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記移動手段によってシートを前記交差する方向へ移動させるとき、前記記憶手段に記憶されている前記位置ずれ量を補正した距離を移動させる、ことを特徴とする。
本発明の画像形成システムは、移動手段によってシートをシート搬送方向に対して交差する方向へ移動させるとき、画像形成装置におけるシートの位置ずれ量を補正した距離を移動させるようになっている。このため、本発明の画像形成システムは、シートをストッパに当接し損なったり、押し付け過ぎてシートを座屈させたりすることを防止できて、シートの側端整合精度を向上させることができる。
本発明の実施形態である画像形成システムの部分概略図である。 図1の画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 本発明の実施形態であるシート処理装置をシート排出部側から見た図である。 図3のシート処理装置の主要部分のシート搬送方向に沿った断面図である。 図3のシート処理装置の主要部分の斜視図である。 図5に示すオフセットローラの動作、それに伴うシートの動きを説明するための図である。(A)は、オフセットローラが処理トレイに排出されたシートを一旦下流側に搬送している状態の図である。(B)は、オフセットローラが(A)に続いてシートを上流側に戻す搬送をしている状態の図である。(C)は、オフセットローラが(B)に続いてシートを幅方向に移動させている状態の図である。 シート処理装置のシート束排出部材の駆動機構を説明する図である。(A)は、シート束排出部材が不図示のシート束を排出する前の図である。(B)は、シート束排出部材が不図示のシート束を排出中の図である。 シート処理装置の制御部としてのCPUと、センサ、モータ等との接続関係を示すブロック図である。(A)全体のブロック図である。(B)RAMに格納されている作業用データの内容を示す図である。 画像形成装置とシート処理装置の制御動作説明用のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態の画像形成システムを図に基づいて説明をする。図1は、本発明の実施形態である画像形成システムの部分概略図である。画像形成システム400は、シートに画像を形成する画像形成装置300と、画像形成装置300で画像を形成されたシートの側端を整合する側端整合をしたり、綴じたりするシート処理装置1とを備えている。シートの側端とは、シートのシート搬送方向に沿った端部のことである。
なお、以下の説明では、搬送されるシートの上流側端を後端、下流側端を先端という。また、シートの幅方向とは、シート搬送方向に対して直交(交差)する方向のことをいう。
(画像形成装置)
図2は、図1の画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。図8は、シート処理装置の制御部としてのCPUと、センサ、モータ等との接続関係を示すブロック図である。(A)全体のブロック図である。(B)RAMに格納されている作業用データの内容を示す図である。図9は、画像形成装置とシート処理装置の制御動作説明用のフローチャートである。
画像形成装置300には、複写機、ファクシミリ、プリンタ、及びこれらの複合機等がある。画像形成装置300は、実施形態のシート処理装置1を購入選択肢(いわゆるオプション)として、装置本体300Aに分離可能に備えている。シート処理装置1は、画像形成装置の装置本体300A内に組み込まれていても良い。
装置本体300Aの上部には、自動原稿給送装置(ADF)305と、画像読取部306とが設けられている。自動原稿給送装置(ADF)305は原稿を自動的に画像読取部306に送り、画像読取部306は自動原稿給送装置305によって送られてきた原稿の画像を読み取る(S201,S202)。
画像読取部306が読み取った画像情報は、不図示のコントローラによりレーザ発振器に信号が送られる。レーザ発信器は画像情報をレーザ光として、回転しているポリゴンミラー309に向けて発する。レーザ光は、ポリゴンミラー309で反射され、さらに反射ミラー310で折り返し反射されて、表面が一様に帯電された感光体ドラム312を照射する。これによって、感光体ドラム312の表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム312上の静電潜像は、現像器311によってトナー現像されてトナー画像として可視像化される。すなわち、像担持体である感光体ドラム312は、画像を担持する。
一方、紙やOHPシートなどのシートPは、ピックアップローラ313によりシートカセット351,352から適宜選択的に送り出されて、分離部307により1枚ずつに分離されて、給送される。シートPは、ローラ対316,317によってレジストローラ対314に搬送され、レジストローラ対314によって斜行が矯正される。そして、シートPは、感光体ドラム312の回転に同期して感光体ドラム312とこれに対向する転写装置318との間に搬送される。感光体ドラム312に接触したシートPには、転写装置318の作用により感光体ドラム312に形成されたトナー画像が転写される。感光体ドラム312、現像器311等は、画像形成部300Bを構成している。
その後、シートPは、定着ローラ対301に導かれ、定着ローラ対301により加熱および加圧されてトナー画像が定着される。定着ローラ対301には、定着上分離爪303が接している。定着上分離爪303は、シートPを定着ローラ対301から分離する。分離されたシートPは、排出ローラ対399により、装置本体300Aから、装置本体300Aに接続されたシート処理装置1(図1、図3)に搬送される。
ところで、画像形成装置300は、シートを搬送するシート搬送路の幅方向の中心に、シートの幅方向の中心を一致させて、シートを搬送するようになっている。いわゆる、シートは、センタ中心で搬送されるようになっている。また、上記トナー画像も、トナー画像の幅方向の中心位置をシート搬送路の幅方向の中心に一致するように感光体ドラム312に形成されている。このように、シート搬送路の幅方向の中心を基準にして、シートの幅方向の中心とトナー画像の幅方向の中心とが位置決めされるので、両者の幅方向の中心が一致して、シートに形成されるトナー画像の位置が、シートに対して位置ずれしないようになっている。
しかし、画像形成装置300は、生産ラインやメンテナンス時において、部品の製作誤差や、取り付け誤差が生じることがある。この場合、シート搬送路の幅方向の中心に対して、シートの幅方向の中心とトナー画像の幅方向の中心との少なくとも一方がずれることがある。シートの幅方向の中心の位置調整は、シート搬送路の搬送ローラや、シートを案内するガイドの位置を調整するため、手間と時間を要する。
そこで、作業員或いはサービスマン(以下、作業員等と言う)が、画像情報としてのテストパターンを画像読取部306に読み取らせて、シートに複写させる。そして、作業員等は、テストパターンがシートの幅方向の中心に対してずれている量を実測し、その実測した距離だけ、感光体ドラムに形成するトナー画像の位置を調整する。
これによって、シートの幅方向の中心に、トナー画像の幅方向の中心を一致させて、シートにトナー画像を形成することができる。
このため、生産ラインにおいて、作業員等は、シートの幅方向の中心に、トナー画像の中心を一致させるため、上記実測した距離Gの値をシート側端位置として、操作パネル315に入力する(S203,S220)。入力されたシート側端位置は、画像形成装置の制御部501の本体メモリ123のメモリCに記憶される(S221)。この場合、シートがシート搬送路の幅中心に対して幅方向のどちら側に寄ってシートがずれているかを+,−として記憶される。すなわち、実測した距離Gは、CPU111に、感光体ドラムに形成される画像の主走査方向の位置を感光体ドラムに搬送されてくるシートの位置に合わせて調整するための位置ずれ量として記憶される。
本体メモリ123のメモリDに、本体作業用データとして、感光体ドラム312のセンタ基準位置からレーザの水平同期基準位置である不図示のBDセンサの位置までの距離Hが記憶される(S222)。また、本体メモリ123のメモリEに、シートに画像を形成するときのシート余白値Jが記憶される(S223)。さらに、本体メモリ123のメモリFに、制御部501内の不図示の演算部によって、(距離H±調整値G−シート余白値J)が演算されて、その演算結果がレーザ書き出し調整値Kとして記憶される(S224,S225)。
画像形成装置は、メモリFに記憶されたレーザ書き出し調整値Kに基づいて、感光体ドラムのレーザの照射開始位置を制御部501が変更することによって、シートの幅中心とトナー画像の幅中心とを一致させてシートにトナー画像を形成することができる。
(シート処理装置)
図3は、シート処理装置をシート排出部側から見た図である。図4は、図3のシート処理装置の主要部分のシート搬送方向に沿った断面図である。図5は、図3のシート処理装置の主要部分の斜視図である。図6は、図5に示すオフセットローラの動作、それに伴うシートの動きを説明するための図である。(A)は、オフセットローラが処理トレイに排出されたシートを一旦下流側に搬送している状態の図である。(B)は、オフセットローラが(A)に続いてシートを上流側に戻す搬送をしている状態の図である。(C)は、オフセットローラが(B)に続いてシートを幅方向に移動させている状態の図である。図7は、図4のシート処理装置のシート束排出部材の駆動機構を説明する図である。(A)は、シート束排出部材が不図示のシート束を排出する前の図である。(B)は、シート束排出部材が不図示のシート束を排出中の図である。
シート処理装置1(図1)は、画像形成装置300の装置本体300Aに設けられたスライドユニット4に水平移動自在に支持されている。シート処理装置1は、交換できるようにスライドユニット4に支持されている。シート処理装置1は、シート処理装置1の上部に回動自在に軸支されたロックアーム2を、装置本体300Aに固定されたホールド部材3に係合することで、装置本体300Aに対して位置決めされて着脱自在に接続される。
シート処理装置1は、装置本体300Aから排出された、原稿枚数に応じた枚数のシートPを受け入れて処理トレイ410に積載し、側端整合し、束状にし、処理をして、スタックトレイ421に排出するようになっている。処理には、針綴じ、孔あけ等の様々な処理がある。実施の形態のシート処理装置1は、側端整合して、針綴じを行えるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではない。
シート処理装置1は、主に、次の各構成部分から成り立っている。画像形成装置300の装置本体300Aから順次排出されたシートが積載される処理トレイ410。処理トレイ410上のシートの整合処理を行うオフセットローラ407。処理トレイ410上のシート束を綴じるステープラユニット420。処理トレイ410上のシート束を把持して排出するシートクランプ部材412。処理トレイ410上で形成されたシート束を最終的に積載するスタックトレイ421。装置本体300A内の制御部501(図1)からの制御信号に基づいて、シート処理装置1を作動させる制御手段であるCPU111。各センサ403,150,415。各モータ431,432,430。各ソレノイド433,434。
図8は、シート処理装置のCPU111に対する、各センサ403,150,415、各モータ431,432,430、各ソレノイド433,434、及び不揮発性メモリ122の接続関係を示す制御ブロック図である。(A)は全体のブロック図である。(B)はRAM120に格納されている作業用データ121の内容を示す図である。図9は、シート処理装置の動作説明用のフローチャートである。
CPU111は、ROM110を有している。ROM110には、図9に示すフローチャートに沿った動作制御プログラムを格納してある。CPU111は、ROM110に格納してある動作制御プログラムを読み出しながら各部の制御を行うようになっている。また、CPU111は、RAM120を有している。RAM120には、図8(B)に示す作業用データ121が格納されている。また、CPU111に接続された不揮発性メモリ122には、横レジ基準位置のデータが記憶されている。
装置本体300A内の制御部501とCPU111は、いずれか一方が他方に一体化されていてもよい。
シート受け入れ部401(図4)は、装置本体300A(図1)から排出されたシートPを受け取る。シートPは、入口センサ403に検知される。すると、画像形成装置の制御部501の本体メモリ123から、メモリCに記憶されているシート側端位置としての距離(調整値)Gがシート処理装置のCPU111に送られてくる(S204)。シート処理装置のCPU111は、シート側端位置としての距離GをRAM120の作業用データ121のメモリNに記憶する(S205)。
シートは、搬送ローラ405によって、処理トレイ410に排出されて、処理トレイ410に積載されたことがシート束排出センサ415に検知される。
移動部材としてのオフセットローラ407は、正転、逆転、オフセット移動してシートPをシート搬送方向の下流、上流、シートの幅方向へ移動させるようになっている。オフセットローラ407は、外周部にゴム、或いはゴムと同様な弾性を備えた樹脂等の弾性体を備えて、全体的に円筒状に形成されている。
オフセットローラ407(図5)は、搬送ローラ405(図4)を共通に駆動する正逆転可能な搬送モータ431によって回転するようになっている。搬送モータ431の回転は、タイミングベルト523、ローラギア524、アイドラギア525、オフセットギア526、オフセットプーリ527、及びタイミングベルト522を介してオフセットローラ407に伝達されるようになっている。
オフセットローラホルダ406は、オフセット軸511にシートの幅方向に往復移動自在に設けられて、オフセット軸511を支点にして上下方向に回動して、オフセットローラ407をシートPの上面に対して接離させるようになっている。
オフセットローラホルダ406は、ピックアップソレノイド433のオン、オフに応じて、ソレノイドアーム512、離間レバー514を介して上下方向に回動する。この結果、オフセットローラ407が、ピックアップソレノイド433のオン、オフに応じて上昇、下降するようになっている(図6(A))。
オフセット軸511は、角軸である。オフセットローラホルダ406は、角軸のオフセット軸511に係合する角孔を介してオフセット軸511に設けられており、オフセット軸511と一体に回転し、かつオフセット軸511上をスラスト方向(軸に沿った方向)へ移動できるようになっている。オフセットホームポジションセンサ150は、オフセットラック515を検知して、オフセットローラ407がホームポジションにいることを検知するようになっている。ピックアップソレノイド433(図4、図5)がオフされると、正転するオフセットローラ407が自重で下降してシート上に着地(当接)する(図6(A))。
側端位置決め壁416と、側端位置決め壁416に対向するシートの側端との間隔Lは、シートのサイズ毎に、側端規制位置としてRAM120のメモリMに記憶されている。また、CPU111は、画像形成装置の制御部501のメモリCから搬送路の幅中心に対して、シートの幅中心がずれている距離±Gが送られて来て、メモリNに記憶されている(S205)。側端位置決め壁416とオフセットローラ407とCPU111は、シート整合部417を構成している。
オフセットローラ407は、シートPを一旦下流へ搬送した後に逆転して、シートPを上流へ引き戻し、処理トレイ410の上流端部に立設されたシート後端ストッパ411にシートPの後端を突き当てることにより、シートPの後端を整合する(図6(B))。これによって、シートは、側端整合開始位置まで搬送されたことになる(S206)。
オフセットモータ432の回転は、オフセットモータギア432aからオフセットピニオン516に伝達され、オフセット軸511に沿ったオフセットラック515の直線運動に変換される。後端を整合されたシートPは、回転を停止したオフセットローラ407が、オフセット軸511上を移動して、オフセットローラ407の摩擦力によって引き摺られてシートPの幅方向に移動する。
CPU111は、シートサイズに応じた、側端位置決め壁416とシートの側端との間隔Lに、搬送路の幅中心に対してシートの幅中心がずれている距離±Gを加えた距離だけ、オフセットローラ407を幅方向に移動させて、停止する(S208、S209)。シートPは、シート押さえ510(図5)の下をくぐって側端位置決め壁416に当接させられて停止する(図6(C)、S209)。これによって、シートは、側端を整合されたことになる。
なお、オフセットローラ407は、シートの側端を側端位置決め壁416に当接させた後、側端位置決め壁416に対するシートの当接を確実にするため、さらに、距離αだけ、シートの幅方向へ移動してもよい。
このように、シート処理装置1は、搬送路の幅中心に対して距離±Gだけ、シートの幅中心がずれている特性が画像形成装置毎に異なっても、距離±Gを補正して、シートを幅方向に移動させて、側端位置決め壁416に当接させるようになっている。このため、シート処理装置1は、シートをストッパに当接させることができなかったり、シートをストッパに押し付け過ぎて、シートを座屈させたりするようなことが無くなり、シートの側端整合の精度を向上させることができる。
側端位置決め壁416に側端を整合されたシートPは、再度、逆回転するオフセットローラ407によって、後端をシート後端ストッパ411に押し付けられて、後端を、再度、整合させられる。その後、シートは、シートクランプ部材412によって、把持される。シートクランプ部材412は、上下の開閉爪412c、412dによってシート束を把持するようになっている。
オフセットローラ407は、シートPから離れて、ホームポジションに戻り、図6(A)の破線の位置で、後続のシートPが送り込まれてくるのを待つ。後続のシートPは、シートクランプ部材412によって処理トレイ410上に固定されている先行シートP上に積載されて、先行シートPと同様にして後端整合、側端整合をされる。このようにして所定枚数のシートPを積み重ねて形成されたシート束は、ステープラユニット420によって、後端の隅を斜めにステイプル処理(針綴じ)される。なお、シート束は、ステープラユニット420によって整合されるだけで、綴じられないで排出されることもある。
図7に示すシート束排出モータ430の駆動によりベルト551、プーリギア552を介して回転するスライドギアA553及びスライドギアB554には、ピンA553a及びピンB554aが垂設されている。ピンA553a及びピンB554aは、シート束排出部材413に形成されたガイド用スリット413aに係合している。
シート束排出モータ430が回転して、スライドギアA553及びスライドギアB554が回転すると、ピンA553a及びピンB554aがシート束排出部材413のガイド用スリット413a内を移動してシート束排出部材をシート排出方向へ移動する。シート束排出部材のシート排出方向への移動によって、ステイプル処理されて、或いは、整合処理されるだけで、シートクランプ部材412に挟まれたシート束は、スタックトレイ421に移動させられる。そして、シート束は、シートクランプ部材412の開放によって、スタックトレイ421(図3)に、装置本体1Aのシート排出部434から排出、積載される。
このとき、スタックトレイ421上に既に積載されているシート束は、押さえ部材421A(図4)によってスタックトレイ421上に押さえられているので、後続のシート束の排出によって、スタックトレイ421から押し出されることがない。
なお、スライドギアB554(図7)の近くには、束排出ホームポジションセンサ160が設けられている。スライドギアB554には、束排出ホームポジションセンサ160を横切るフラグ160aが設けられている。シート束排出部材413とシートクランプ部材412の現在位置は、束排出ホームポジションセンサ160がフラグ160aを検知してからスライドギアB554を回転させるシート束排出モータ430の回転パルスをCPUがカウントすることによって分る。
ところで、シート処理装置1は、スタックトレイ421にシート束を順次積載していくと、シート束によってシート排出部434が塞がれて、シート排出部434からシートPを排出することができなくなる。このため、スタックトレイ421は、シート束でシート排出部434を塞がないように、最上のシート束がシート排出部434に近くなると、所定距離だけ、下降するようになっている。
また、スタックトレイ421は、シート排出方向の上流端が下流端よりも低く傾斜している。これは、シート束がシート排出部434から排出されるとき、スタックトレイ421から飛び出さないようにするためである。また、スタックトレイ421に積載されたシート束がスタックトレイ421上を自重によって上流に滑ってシート束の後端を、シート処理装置1の装置本体1Aの側壁である積載壁1Aaに受け止めさせて、シート束同士の後端を整合させるためである。
なお、以上の説明では、搬送路の幅中心に対してシートの幅中心がずれている距離±Gは、作業員等が実測して求めていたが、特開2003−223088号公報に記載のような、センサによってシートの位置から直接求めて、メモリCに記憶してもよい。
本実施形態において、移動部材はオフセットローラ407で構成されているが、本発明はこれに限らず、移動部材を、シートの端部(側端)に当接してシートを移動させるものとしてもよい。
P:シート、1: シート処理装置、111:
CPU(制御手段)、123:本体メモリ(記憶手段)、300:画像形成装置、300A:画像形成装置の装置本体、300B:画像形成部、416:側端位置決め壁(ストッパ)、407:オフセットローラ(移動手段、移動部材)、417:シート整合部、312:感光体ドラム(像担持体)、400:画像形成システム。

Claims (3)

  1. 搬送するシートに画像を形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置に接続されて、前記画像形成装置から送られてくるシートのシート搬送方向に対して交差する方向の整合をするシート処理装置と、を備え、
    前記画像形成装置は、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部に搬送されるシートの前記交差する方向の基準位置に対する位置ずれ量を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記シート処理装置は、
    前記画像形成装置から送られてきたシートを前記交差する方向に移動する移動手段と、
    前記移動手段によって前記交差する方向に移動させられたシートを受け止めてシートの幅方向を整合するストッパと、
    前記移動手段を作動させる制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記移動手段によってシートを前記交差する方向へ移動させるとき、前記記憶手段に記憶されている前記位置ずれ量を補正した距離を移動させる、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記シート処理装置は、前記画像形成装置から送られてきたシートが積載される積載手段を備え、
    前記移動手段は、前記積載手段に積載されたシートの上面またはシートの端部に接触してシートを前記ストッパに移動させて当接させる移動部材を有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記画像形成部は、画像を担持する像担持体を有し、
    前記記憶手段は、前記像担持体に形成される画像の主走査方向の位置を、前記像担持体に搬送されてくるシートの位置に合わせて調整する量を前記位置ずれ量として記憶する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7188924B2 (ja) 2018-07-13 2022-12-13 東芝テック株式会社 画像形成装置

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