JP2014099723A - 画像形成システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の用紙を処理する後処理位置と用紙に形成される画像との重なりを防止しつつ、入力画像に対する不要な修正処理を回避できる画像形成システムを提供する。
【解決手段】入力画像に基づいて、ページにおける綴じ領域に入力画像の少なくとも一部があるか否かを判断する。ページの綴じ領域に入力画像の少なくとも一部があるときは、その入力画像の少なくとも一部が針無し綴じの歯型パターンの画像と一致するか否かを判断する。ページの綴じ領域にある入力画像の少なくとも一部が歯型パターンの画像と一致するときは、入力画像を修正しないで用紙Pに形成する。ページの綴じ領域にある入力画像の少なくとも一部が歯型パターンの画像と一致しないときは、入力画像の移動及び縮小の少なくとも一方を行って綴じ領域にある入力画像の少なくとも一部を綴じ領域から退避させるように入力画像を修正し、その修正後の入力画像を用紙Pに形成する。
【選択図】図21

Description

本発明は、画像が形成された用紙を処理する後処理機能を有する画像形成システム及びプログラムに関するものである。
従来、画像が形成された複数の用紙を綴じる後処理を伴う画像形成動作を行う際に、用紙上の後処理された位置と画像とが重ならないようにする画像形成システムが知られている。
例えば、特許文献1には、後処理によりシート(用紙)上の画像の一部が損なわれることを防止する目的で、後処理を行うことが選択されたとき、後処理が行われる分だけシート上の画像複写位置をずらしたり複写画像を縮小したりする画像形成装置が開示されている。
上記後処理を行う位置に重なる画像は、針無し綴じパターンの画像などの後処理で発生する後処理パターンの画像である場合もあり得る。このような後処理パターンの画像は、ユーザが出力を希望する通常の画像とは異なり、画像形成後の後処理を行う位置に重なっても構わない。しかしながら、上記従来の画像形成システムや画像形成装置では、後処理が行われる分だけシート上の画像複写位置をずらしたり複写画像を縮小したりする処理を、後処理を行うことが選択されたときに一律に実行している。そのため、上記後処理を行う位置に重なる画像が綴じパターンなどの後処理パターンの画像である場合にも、画像複写位置をずらしたり複写画像を縮小したりする不要な処理が実行されるという問題がある。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、複数の用紙を処理する後処理位置と用紙に形成される画像との重なりを防止しつつ、入力画像に対する不要な修正処理を回避できる画像形成システム及びプログラムを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、画像形成対象の画像の入力手段と、前記入力手段で入力された入力画像に基づいて用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段で画像が形成された複数の用紙に対して後処理を行う用紙後処理手段と、前記画像形成手段による画像形成動作を制御する制御手段と、を備えた画像形成システムであって、用紙の後処理で該用紙上に生じる後処理パターンの画像を記憶する記憶手段を更に備え、前記制御手段は、前記入力画像に基づいて、前記用紙に対応するように設定された画像形成の1単位であるページにおける前記用紙後処理手段による後処理が行われる後処理位置とその周辺とを含む後処理領域に、前記入力画像の少なくとも一部があるか否かを判断し、前記ページの後処理領域に前記入力画像の少なくとも一部があるときは、その入力画像の少なくとも一部が前記後処理パターンの画像と一致するか否かを判断し、前記ページの後処理領域にある前記入力画像の少なくとも一部が前記後処理パターンの画像と一致するときは、前記入力画像を修正しないで用紙に形成し、前記ページの後処理領域にある前記入力画像の少なくとも一部が前記後処理パターンの画像と一致しないときは、該入力画像の移動及び縮小の少なくとも一方を行って該後処理領域にある該入力画像の少なくとも一部を該後処理領域から退避させるように該入力画像を修正し、その修正後の入力画像を用紙に形成するように、制御することを特徴とするものである。
本発明によれば、入力画像に基づいて、用紙に対応するように設定された画像形成の1単位であるページの後処理領域に入力画像の少なくとも一部があるときは、その入力画像の少なくとも一部が後処理パターンの画像と一致するか否かを判断する。ここで、前記ページの後処理領域にある入力画像の少なくとも一部が後処理パターンの画像と一致するときは、用紙の後処理位置と入力画像とが重ならないので、入力画像を修正しないで用紙に形成する。これにより、入力画像の不必要な修正を回避できる。一方、前記ページの後処理領域にある入力画像の少なくとも一部が後処理パターンの画像と一致しないときは、入力画像の移動及び縮小の少なくとも一方を行って後処理領域にある入力画像の少なくとも一部を後処理領域から退避させるように入力画像を修正する。この修正後の入力画像を用紙に形成することにより、後処理位置と用紙に形成される画像との重なりを防止することができる。以上のように、本発明によれば、複数の用紙を処理する後処理位置と用紙に形成される画像との重なりを防止しつつ、入力画像に対する不要な修正処理を回避できる。
(a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施形態に係る画像形成システムの全体構成の一例を示す概略構成図。 本実施形態に係る画像形成システムの用紙後処理装置の一構成例を示す平面図。 同用紙後処理装置の正面図。 用紙後処理装置に受け入れた用紙を分岐する分岐爪のホームポジションを示す説明図。 用紙後処理装置に受け入れた用紙を分岐路に分岐するときの分岐爪の位置を示す説明図。 歯型が開いた状態の綴じ具及びその駆動機構の一例を示す説明図。 歯型が閉じた状態の綴じ具及びその駆動機構の一例を示す説明図。 (a)及び(b)はそれぞれ、初期化処理が完了した用紙後処理装置の内部の様子を示す平面図及び正面図。 (a)及び(b)はそれぞれ、用紙を受け入れているときの用紙後処理装置の内部の様子を示す平面図及び正面図。 (a)及び(b)はそれぞれ、用紙の幅方向の位置を位置決めしているときの用紙後処理装置の内部の様子を示す平面図及び正面図。 (a)及び(b)はそれぞれ、用紙の後端の位置を位置決めしているときの用紙後処理装置の内部の様子を示す平面図及び正面図。 (a)及び(b)はそれぞれ、後続の用紙を受け入れているときの用紙後処理装置の内部の様子を示す平面図及び正面図。 (a)及び(b)はそれぞれ、更に後続の用紙を受け入れているときの用紙後処理装置の内部の様子を示す平面図及び正面図。 (a)及び(b)はそれぞれ、用紙束の整合処理が完了し綴じ処理が開始する前の用紙後処理装置の内部の様子を示す平面図及び正面図。 (a)及び(b)はそれぞれ、綴じ処理が完了した用紙束の排出を開始するときの用紙後処理装置の内部の様子を示す平面図及び正面図。 本実施形態の画像形成システムの外観の一例を示す正面図。 同画像形成システムの表示操作部の一例を示す平面図。 本実施形態の画像形成システムの制御系の要部構成の一例を示すブロック図。 記憶装置に格納された複数種類の針無し綴じの歯型パターンの画像を例示する説明図。 (a)、(b)及び(c)は、用紙に対応する画像形成単位のページにおける3種類の入力画像の様子を示す説明図。 本実施形態の画像形成システムにおける複数の用紙の綴じ処理を伴う画像形成ジョブの流れの一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1(a)及び(b)はそれぞれ、本発明の実施形態に係る画像形成システムの全体構成の一例を示す概略構成図である。図1(a)の画像形成システム100は、入力画像に基づいて用紙に画像を形成する画像形成手段としての画像形成装置101に用紙後処理手段としての用紙後処理装置201を組み込んだ構成例である。また、図1(b)の画像形成システム100は、画像形成装置101に用紙後処理装置201を連結した構成例である。
本実施形態の画像形成装置101は、電子写真方式でトナー像からなる画像を用紙上に形成するものであるが、インクジェット方式などの他の方式で画像を形成するものであってもよい。
本実施形態の用紙後処理装置201は、画像が形成された複数の用紙(シート)の後処理として複数の用紙を綴じる用紙綴じ手段としての搬送路綴じ機構を備えている。この搬送路綴じ機構は、用紙搬送路内で用紙を重ね合わせ整合する構成と、その重ね合わせた用紙を用紙搬送路内で綴じる綴じ手段としての綴じ具とを有する。
図2及び図3はそれぞれ、本実施形態の画像形成システムに備えた搬送路綴じ機構を有する用紙後処理装置201の構成例を示す平面図及び正面図である。
用紙後処理装置201は、入口センサ202と入口ローラ203と分岐爪(切換爪)204と排紙ローラ205とシフトリンク206とシフトカム207とシフトカムスタッド208とシフトホームポジションセンサ209と綴じ具210とを備える。
入口センサ202は、画像形成装置101の排紙ローラ102から用紙後処理装置201に搬入された用紙の先端と後端と有無とを検知する。
入口ローラ203は、用紙後処理装置201の入口に位置し、用紙を用紙後処理装置201に搬入する機能を有する。この入口ローラ203のローラニップを使用して用紙の突き当てスキュー補正も可能となっている。入口ローラ203は図示しない制御可能な駆動源で駆動される。この駆動源は後述の制御手段で制御され、これにより、駆動源による入口ローラ203の回転駆動及び停止、並びに入口ローラ203による用紙の搬送量が制御される。なお、制御手段は、画像形成装置101に設けてもよい。
分岐爪204は、用紙の後端を分岐路241へ導くために設けた搬送路を切換える回動可能な爪である。また、分岐爪204は、分岐路搬送面に用紙を押圧することが可能な構成となっており、この押圧により用紙を固定可能となっている。
排紙ローラ205は、用紙後処理装置201の出口に位置し、用紙を搬送・シフト・排出する機能を有する。また、排紙ローラ205は、図示しない制御可能な駆動源で駆動される。この駆動源は後述の制御手段で制御され、これにより、駆動源による排紙ローラ205の回転駆動及び停止、並びに排紙ローラ205による用紙の搬送量が制御される。
シフトリンク206は、排紙ローラ205の軸端に設けられており、シフトの移動力を受ける部位になっている。
シフトカム207は、シフトカムスタッド208を有し、回転をする円盤状の部品である。この部品の回転によってシフトカムスタッド208を介しシフトリンク206の長穴部と連結された排紙ローラ205をシフトさせる。
シフトカムスタッド208は、シフトリンク206の長穴部と連動し、シフトカム207の回転運動を排紙ローラ205の軸方向の直動運動に変える。
シフトホームポジションセンサ209は、シフトリンク206の位置を検出し、この検出したポジションをホームポジション(待機位置)とする。
綴じ具210は、金属針を用いないで用紙束を綴じる道具である。本実施形態では、表面に凹凸を有する1対の歯型で用紙束を狭持することで用紙を変形させ繊維を絡める綴じ具210を用いている。この種の綴じ具210としては、例えば実公昭36−013206号公報に開示されているような既知の綴じ具を用いることができる。また、用紙束にU字型の切り曲げを施し、その曲げ元近傍にスリットを同時に開け、切り曲げた先端部を前記スリットに通して解けないようにすることで、金属針を用いないで用紙束を綴じる綴じ具を用いてもよい(例えば、実公昭37−007208号公報参照)。なお、用紙束を綴じる綴じ手段としては、本実施形態の綴じ具に限定されるものではなく、広く一般的に知られている綴じ具のように綴じる機能があればよい。
用紙端検知手段としての用紙端センサ220は、用紙の側端を検出するセンサである。用紙を揃えるときに、このセンサで検知した検知位置を基準に用紙が揃えられる。
綴じ具ホームポジションセンサ221は、用紙の搬送方向に交差する幅方向に移動可能な綴じ具210の位置を検出するセンサである。最大サイズの用紙が搬送されても邪魔にならない位置に綴じ具210が位置するポジションをホームポジション(待機位置)とし、この位置が綴じ具ホームポジションセンサ221によって検出される。
綴じ具移動ガイドレール230は、綴じ具210が用紙の幅方向に安定して移動可能なように、その移動をガイドするレールである。
搬送路240は、受入れた用紙を搬送排出する通常の経路である。分岐路241は、用紙を重ね合わせて整合するために設けられ、用紙のスイッチバックにより後端側から搬入される搬送路である。
突き当て面242は、用紙の後端を突き当て整合する基準面である。歯型261は、例えば本実施形態では1対の凹凸が噛み合うような形状の歯型であり、用紙を狭持することで用紙を変形させ繊維を絡める。
図4及び図5はそれぞれ用紙後処理装置201に受け入れた用紙を分岐する分岐爪204及びその周辺の詳細な構成例を示す説明図である。図4は分岐爪204のホームポジションを示す説明図である。また、図5は、用紙後処理装置201に受け入れた用紙を分岐路241に分岐するときの分岐爪の位置を示す説明図である。
分岐爪204は、搬送路240と分岐路241とを切り換えるために回動可能に構成されている。図4に示すように、図中の右側より受け入れた用紙が抵抗無く搬送できる回転位置が、分岐爪204のホームポジションとなっている。分岐爪204は、図4に示すようにスプリング251により常時加圧されている。スプリング251は分岐爪可動レバー部204aにかけられている。分岐爪可動レバー部204aにはリンクを介して分岐ソレノイド250も連結されている。また、分岐路241の搬送面と分岐爪204は搬送路内にある用紙を狭持可能に構成されている。搬送路の切換えは、分岐ソレノイド250をONすることで分岐爪204は図5中矢印A1方向に回動し、搬送路240を閉鎖し、分岐路241へ用紙をガイドする。
図6及び図7はそれぞれ綴じ具210の構成及び動作の一例を示す説明図である。図6は、歯型261が開いた状態の綴じ具210及びその駆動機構の一例を示す説明図であり、図7は、歯型261が閉じた状態の綴じ具210及びその駆動機構の一例を示す説明図である。なお、綴じ具210の構成は、図6及び図7の構成に限定されるものではない。
図6において、歯型261は上下対となり噛み合う形状をしている。この歯型261は複数に組み合わせたリンク群の端に設置されており、加圧レバー262の回動によって互いに接離するように構成されている。加圧レバー262は、図7中矢印A2方向に回転するカム266により、図7中矢印A3方向に回動する。このカム266は駆動モータ265より駆動力を与えられ回転し、カムホームポジションセンサ267の検知情報に基づき、その検知位置に位置するように制御される。カムホームポジションセンサ267の検知位置をカム266のホームポジションとし、この位置で歯型261は開いた状態となっている。
用紙を綴じるときは、図7に示すように動作する。一対の歯型261が開いた状態で、その間に用紙Pを挿入し、駆動モータ265の回転によってカム266を図7中矢印A2方向へ回転させる。そのカム面の変位によって加圧レバー262は図中矢印A3方向に回動する。その回転力は、てこを利用したリンク群を介して力を増し、その端部の歯型261に伝わる。カム267が一定量だけ回転した時点で歯型261は噛み合い、用紙Pを狭持する。この狭持によって、用紙Pは変形加圧され、隣接した用紙同士の繊維が絡み合い綴じられる。その後、駆動モータ265は逆回転し、カムホームポジションセンサ267の検知位置で停止する。また、加圧レバー262はバネ性を有しており過負荷が加わったときは撓み、その過負荷を逃がすようになっている。
次に、用紙後処理装置201の綴じ動作の一例について説明する。
図8〜図15は本例の綴じ動作を実行しているときの用紙後処理装置201の平面図及び正面図である。図8〜図15それぞれにおいて、分図(a)は用紙後処理装置201の平面図であり、分図(b)は用紙後処理装置201の正面図である。
まず、図8(a)及び(b)において、画像形成装置101から用紙の出力が開始されると、各部はホームポジションに移動し、初期化処理(イニシャル処理)を完了する。
次に、図9(a)及び(b)において、画像形成装置101から出力される用紙Pが用紙後処理装置201に搬入される前に、用紙後処理装置201は、動作モードの情報と用紙Pの情報を受け取り、それらの情報に基づき、受入れ待機状態になる。なお、本実施形態における動作モードは、ストレートモード、シフトモード及び綴じモードであるが、これに限定されるものではない。
ストレートモードの受入れ待機状態では、画像形成装置101の排紙ローラ102が図中矢印A4方向に回転することにより、画像形成装置101から排出された用紙Pが用紙後処理装置201に送り込まれる。用紙後処理装置201では、受け入れた用紙Pを所定の搬送方向(図中の左方向)に搬送するように、入口ローラ203及び排紙ローラ205がそれぞれ所定の回転方向(図中のA5方向及びA6方向)の回転を開始する。複数の用紙Pが順次搬送・排出され、最終紙が排出されると、各ローラ203、205は停止する。
シフトモードの受入れ待機状態では、まず、ストレートモードと同様に、受け入れた用紙Pを所定の搬送方向(図中の左方向)に搬送するように、入口ローラ203及び排紙ローラ205がそれぞれ所定の回転方向の回転を開始する。シフト排紙動作は、用紙Pを受入れ搬送し、用紙Pの後端が入口ローラ203を抜けたところで、シフトカム207が一定量回転し、排紙ローラ205が軸方向に移動する。このとき、用紙Pも排紙ローラ205の移動とともに移動する。また、用紙Pが排出されるとシフトカム207はホームポジションに復帰するべく回転し、次の用紙にそなえる。この排紙ローラ205の動作を同じ「部」の用紙が排出されるまで繰り返す。次の「部」の用紙が搬入された場合は、シフトカム207は先程とは逆回転方向に回転し、用紙は反対側に移動して排出される。
綴じモードの受入れ待機状態では、入口ローラ203は停止し、受け入れた用紙Pを所定の搬送方向(図中の左方向)に搬送するように、排紙ローラ205が図中矢印A6方向の回転を開始する。また、綴じ具210は用紙Pの幅方向端部より一定量退避した待機位置(ホームポジション)に移動して待機する。
その後、用紙Pが用紙後処理装置201に搬入されると、その用紙Pの先端が入口センサ202で検知される。この検知されたタイミングから一定距離(用紙Pの先端が入口ローラ203のニップに突き当たって一定量の撓みを生じさせる距離)だけ用紙Pが搬送される。その搬送の後、入口ローラ203が回転し始める。これにより、用紙Pのスキューが補正される。
次に、図10(a)及び(b)において、用紙Pの後端を検知した入口センサ202の検知情報を基準にして用紙Pの搬送量がカウントされ、その用紙Pの位置情報が把握されている。用紙Pの後端が入口ローラ203のニップを通過したら、入口ローラ203は次の用紙受入れのために停止する。それと同時期に、シフトカム207が図10(a)中の矢印A7方向(時計方向)に回転し、用紙Pとともに排紙ローラ205は軸方向に移動を開始する。すると、用紙Pは図10(a)中の矢印A8方向に斜行しながら搬送される。その後、綴じ具210に併設または組込まれた用紙端センサ220が用紙Pを検知すると、シフトカム207は停止した後、逆転する。このシフトカム207の逆回転は、用紙端センサ220が非検知状態になったときに停止する。以上の動作が完了し、用紙Pの後端が分岐爪204の先端を通過した所定の位置で、排紙ローラ205の図中矢印A9方向の回転が停止する。
次に、図11(a)及び(b)において、分岐爪204が図11(b)中の矢印A10方向(時計方向)に回転し、搬送路が切り換えられる。その後、排紙ローラ205が図中矢印A11方向(反時計方向)に逆回転し、用紙Pの後端部が分岐路241に搬入されるように用紙Pが図中矢印A12に搬送される。この搬送により、用紙Pが突き当て面242に突き当てられて揃えられ、排紙ローラ205が停止する。ここで、排紙ローラ205は、用紙Pが突き当たるとスリップするように弱い搬送力となるように設定されている。
次に、図12(a)及び(b)において、分岐爪204が図12(b)中の矢印A13方向(反時計方向)に回転し、分岐路241にある用紙Pの後端が分岐爪204の接触面で強力に押さえられ、待機する。後続の用紙P’が画像形成装置101から出力されてくると、1枚目の用紙Pと同様に、入口ローラ203で用紙P’のスキュー補正を行なう動作をする。また、入口ローラ203の回転が開始するのと同時期に、用紙を搬送する回転方向(図中A6方向)に排紙ローラ205も回転を開始する。
次に、図13(a)及び(b)において、2枚目以降の用紙P’’、・・・についても、前述の図10及び図11の動作を実施し、順次用紙を狙いの位置に移動させ重ね合わせることで整合状態の用紙束Psを搬送路内にスタックする。
次に、図14(a)及び(b)において、最終紙を整合状態の用紙束Psに重ね合わせる動作が完了したら、用紙束Psを一定量だけ搬送させるように排紙ローラ205が図14(b)中の矢印A14方向(時計方向)に回転して停止する。この排紙ローラ205の動作により、用紙の後端を突き当て面242に突き当てたときに発生した撓みを無くすことができる。その後、分岐爪204は図14(b)中の矢印A15方向(時計方向)に回転して先端の向きが切り換えられ、用紙束Psにかけていた押さえ力が開放される。
次に、図15(a)及び(b)において、排紙ローラ205が図中A16方向に回転することにより、綴じ具210の歯型261の位置と用紙の加工位置(綴じ位置)とが一致する距離分だけ用紙束Psが搬送され停止する。これにより、用紙搬送方向における綴じ具210の歯型261の位置と用紙の加工位置(綴じ位置)とが合せられる。また、綴じ具210の歯型261の位置と用紙の加工位置とが一致する距離分だけ、綴じ具210が図15(a)中の矢印A17方向に移動して停止する。これにより、用紙幅方向における綴じ具210の歯型261の位置と用紙の加工位置(綴じ位置)とが合わせられる。このとき、分岐爪204は図15(b)中の矢印A18方向(反時計方向)に回転して先端の向きが切り換えられ、用紙受入れ状態に復帰する。その後、綴じ具駆動モータ265がONされ、歯型261によって用紙束Psが加圧されて絞りが行われることで、各用紙Pの繊維が互いに絡んで用紙同士が結合され、用紙束Psが綴じられる。
なお、図8〜図15では、綴じ手段(後処理手段)が用紙束の絞りを行なって綴じる綴じ具210の場合について説明したが、他の構成の綴じ具を用いてよい。例えば、半抜き加工、切曲げ加工、切り曲げて更に穴に通す加工などの他の綴じ方で用紙を綴じる綴じ具を使用した場合も、同様に用紙束Psを揃えて綴じることができる。
次に、本実施形態の画像形成システムの制御系について説明する。
図16は、本実施形態の画像形成システムの外観の一例を示す正面図である。また、図17は、図16の画像形成システムの表示操作部の一例を示す平面図である。なお、図16の例は、画像形成装置101の排紙側の側面に用紙後処理装置201を連結した構成例である。
図16において、画像形成装置101は上面に、利用者が操作することができる表示操作部901を備えている。表示操作部901は、例えば図17に示すように表示手段としての液晶ディスプレイ(LCD)等からなる表示パネル902と、操作手段としてのキー操作部(例えば、テンキー)903を備える。なお、本例の表示パネル902はタッチパネルの機能を有し、各種表示とともに利用者の接触位置検知が可能である。すなわち、本例の表示パネル902は操作手段としての機能も有している。
図18は、本実施形態の画像形成システムの制御系の要部構成の一例を示すブロック図である。図18において、画像形成装置101の内部に設けられた制御系は、主制御手段としてのコントローラ930と、画像形成装置101内の画像形成のための部材や装置などの機械的な構成要素を制御するメカ制御部940とを備えている。
コントローラ930は、通信制御部931と表示操作制御部932とジョブ制御部933と記憶装置制御部934と画像処理部935とを備えている。通信制御部931は、LANやWANなどの通信ネットワーク970を介したコンピュータ980等の外部装置との通信を制御する。表示操作制御部932は、表示操作部901との間のデータや信号の入出力を制御する。ジョブ制御部933は、画像形成装置101や用紙後処理装置201で実行される各種ジョブを管理したり当該ジョブの実行を制御したりする。記憶装置制御部934は、記憶手段としてのHDD(ハードディスクドライブ)等の記憶装置936へのデータの保存や記憶装置936からのデータの読み出しを制御する。記憶装置936は、HDD等の磁気記憶装置のほか、光ディスクなどの光学記憶装置、各種半導体メモリ、メモリーカードやUSBメモリなどの着脱可能な記憶媒体などであってもよい。画像処理部935は、画像データの展開などに用いられる画像処理用のメモリを有し、画像形成対象の入力画像の画像データに対して各種処理を行い、出力画像を用紙に形成するための画像データを生成する。
メカ制御部940は、スキャナ制御部941と画像処理部942とプロッタ制御部943とを備えている。スキャナ制御部941は、画像読み取り手段としてのスキャナ部に設けられた原稿読み取り装置950を制御する原稿搬送制御部951に接続され、画像読み取り対象の原稿の搬送などを制御する。画像処理部942は、用紙に形成される出力画像の画像データを処理する。プロッタ制御部943は、用紙後処理装置201を制御する後処理制御部961に接続され、画像形成装置101の外部に設けられた用紙後処理装置201と通信をしながら、画像形成処理(印刷処理)を行う。
コントローラ930及びメカ制御部940は、例えばCPU、RAM、ROM、I/Oインターフェースなどのハードウェアで構成され、所定の制御プログラムが読み込まれて実行される。この制御プログラムの実行により、コントローラ930及びメカ制御部940は、上記各部を制御したり、上記各部との間でデータや信号を送受信したりすることができる。なお、コントローラ930及びメカ制御部940それぞれの一部又は全体は、所定の機能を実現できるように構成されたデバイスや電子部品で構成してもよい。例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やプログラマブルロジックデバイスやFPGA(Field-Programmable Gate Array)等の電子回路素子(電子部品)で構成してもよい。
上記構成の制御系において、コントローラ930は、表示操作制御部932又は通信制御部931を介して利用者が画像形成装置101に期待するドキュメント操作を把握する。例えば、利用者が表示操作部901を操作し、画像読み取り手段としてのスキャナ部に原稿をセットして画像形成対象(印刷対象)の画像を読み込み画像形成条件(印刷条件)を入力するドキュメント操作を行う。コントローラ930は、このドキュメント操作の情報を表示操作制御部932を介して受信することにより、利用者のドキュメント操作を把握できる。また、利用者が外部のコンピュータ980を操作し、画像形成対象(印刷対象)の画像を指定するとともに画像形成条件(印刷条件)を設定するドキュメント操作を行う。このドキュメント操作の情報は、コンピュータ980から通信ネットワーク970を介して画像形成装置101に送信される。コントローラ930は、このドキュメント操作の情報を、通信制御部931を介して受信することにより、ドキュメント操作を把握できる。
また、コントローラ930は、上記ドキュメント操作を把握した後、電子的なドキュメント(例えば用紙に形成される出力画像の画像データ)を生成して管理する。メカ制御部940は、非電子媒体(例えば、原稿)上の情報を電子化してコントローラ930に受け渡す処理や、コントローラ930から受け渡された電子情報を非電子媒体(例えば、記録媒体としての用紙)に印刷するという処理を行う。
上記構成の制御系において、画像形成対象の画像の入力手段は、例えば、スキャナ部と、表示操作部901と、コントローラ930の表示操作制御部932と、原稿送り装置950及び原稿搬送制御部951と、を用いて構成される。また、入力手段は、コントローラ930の通信制御部931を用いて構成される。
また、画像形成装置101による画像形成動作などを制御する制御手段は、コントローラ930を用いて構成される。
また、前記入力手段で入力された入力画像を記憶する第1の記憶手段は、記憶装置936や画像処理部935内のメモリ等を用いて構成される。また、用紙の後処理で用紙上に生じる後処理パターン(例えば、針無し綴じの歯型パターン)の画像を記憶する第2の記憶手段も同様に、記憶装置936や画像処理部935内のメモリ等を用いて構成される。
また、コントローラ930は、後述の入力画像における後処理パターンに関する判断及び入力画像の修正処理を行う制御手段としても機能する。
図19は、記憶装置936に格納された後処理パターンとしての複数種類の針無し綴じの歯型パターンの画像1200、1201、1202、1203を例示する説明図である。また、図20(a)〜(c)は、用紙に対応するように設定された画像形成の1単位であるページ1300、1310、1320における3種類の入力画像の様子を示す説明図である。
針無し綴じを施す画像形成ジョブ(印刷ジョブ)を実行する際、画像形成装置101のコントローラ930は、画像形成対象の入力画像について次のような判断及び修正処理を行う。ここで、入力画像は、スキャナ制御部941により読み取った原稿の入力画像、通信ネットワーク970を介して受け取った入力画像、記憶装置936に予め格納された入力画像などである。
まず、コントローラ930は、入力画像に基づいて、ページにおける綴じ位置とその周辺とを含む綴じ領域1301、1311、1321に、入力画像の少なくとも一部があるか否かを判断する。
次に、コントローラ930は、ページ内の綴じ領域1301、1311、1321に入力画像の少なくとも一部があるときは、入力画像の少なくとも一部と針無し綴じの歯型パターンの画像1200、1201、1202、1203とを比較する。なお、コントローラ930におけるパターン比較は例えば画像処理部935で行われるが、パターン比較技術自体については公知の技術を用いることができる。そして、コントローラ930は、上記入力画像の少なくとも一部が針無し綴じの歯型パターンの画像1200、1201、1202、1203と一致するか否かを判断する。
ここで、図20(a)に示すようにページ1300の綴じ領域1301にある入力画像の少なくとも一部1302が歯型パターンの画像1200、1201、1202、1203のいずれにも一致しないとき、コントローラ930は入力画像の修正を行う。例えば、入力画像の移動及び縮小の少なくとも一方を行って綴じ領域1301にある入力画像の少なくとも一部を綴じ領域1301から退避させるように入力画像が修正される。そして、コントローラ930は、修正後の入力画像を用紙に形成するようにメカ制御部940を介して画像形成動作を制御する。
また、図20(b)に示すようにページ1310の綴じ領域1311に入力画像がないときは、コントローラ930は、そのページの1310に対する入力画像について移動も縮小もしない。そして、コントローラ930は、移動や縮小を行っていない修正なしの入力画像用紙に形成するように、メカ制御部940を介して画像形成動作を制御する。
また、コントローラ930は、図20(c)に示すようにページ1320の綴じ領域1321にある入力画像の一部1322が歯型パターンの画像1200、1201、1202、1203のいずれかと一致するか否かを判断する。ページ1320の綴じ領域1321にある入力画像の一部1322が歯型パターンの画像1200、1201、1202、1203のいずれかと一致するは、コントローラ930は、そのページの1320に対する入力画像について移動も縮小もしない。そして、コントローラ930は、移動や縮小を行っていない修正なしの入力画像用紙に形成するように、メカ制御部940を介して画像形成動作を制御する。
図21は、本実施形態の画像形成システムにおける複数の用紙の綴じ処理を伴う画像形成ジョブ(印刷ジョブ)の流れの一例を示すフローチャートである。
図21において、まず、画像形成装置101の画像処理部935は、1ページ毎に画像形成対象の入力画像の画像データをメモリに展開する(S101)。
次に、針無し綴じを行う画像形成ジョブ(印刷ジョブ)の場合(S102でY)には、画像処理部935は、ページ上の綴じ位置及びその周辺を含む綴じ領域に相当するメモリ上の画像を検査する。そして、画像処理部935は、その検査結果に基づいて、綴じ領域に入力画像の少なくとも一部があるか否かを判断する(S103)。ここで、綴じ領域に画像がある場合(S103でY)は、その画像が記憶装置936に登録されている針無し綴じの歯型パターンの画像1200、1201、1202、1203と一致するか否かを判断する(S104)。歯型パターンの画像1200、1201、1202、1203のいずれにも一致しない場合(S105でY)は、該当ページの画像を移動又は縮小する修正処理を実行し(S106)、修正後の画像を用紙に形成する。
一方、綴じ領域に画像がない場合(S103でN)、及び綴じ領域に画像があり且つその画像が歯型パターンの画像1200、1201、1202、1203のいずれにも一致しない場合(S105でN)は、入力画像を修正しないで用紙に形成する。
次に、複数の用紙からなる1冊分のページについて画像形成動作(印刷動作)を終了する(S108でN)。その画像形成後の複数の用紙からなる用紙束に針無し綴じを施す場合(S109)には、用紙束を針無し綴じ処理した後、綴じ処理後の用紙束を排紙先に排出する(S110)。
一方、針無し綴じを施さない画像形成ジョブ(印刷ジョブ)の場合(S109でN)には、1ページの画像形成動作(印刷動作)が終了する毎に、画像形成後の用紙を排紙先に排出する。
なお、上記実施形態において、スキャナ部の原稿台(コンタクトガラス)の上に、綴じられた複数枚の原稿が載置して圧版で押圧した状態で、各原稿の画像を順次読み取る場合は、次のように制御してもよい。この場合、複数枚の原稿のうち表紙側の第1番目の原稿については綴じ領域の画像を読み取ることができる。そして、この綴じ領域に画像がある場合は、その画像が針無し綴じの歯型パターンの画像と一致するか否かを判断できる。一方、2番目以降の原稿については、綴じ領域が折り曲げられた状態になるため、綴じ領域の画像を読み取ることができず、針無し綴じの歯型パターンの画像と一致するか否かの判断もできない。そこで、第1番目の原稿について読み取った入力画像について、前述のページ上の綴じ領域に入力画像の少なくとも一部があるか否かの判断と、綴じ領域に画像がある場合にその画像が針無し綴じの歯型パターンの画像と一致するか否かの判断を行ってもよい。そして、その第1番目の原稿の入力画像について行った判断結果に基づいて、各原稿の画像について用紙への画像形成動作を制御する。
また、上記実施形態において、ページの綴じ領域に針無し綴じの歯型パターンと相似の相似形パターンの画像がある場合には、次のように制御してもよい。この場合、針無し綴じの歯型パターンと相似形パターンとの大小関係に基づいて、入力画像が縮小された画像であるか否かを判断する。ここで、入力画像が縮小された画像であるときは、ページの綴じ領域に前記相似形パターンの画像以外の他の画像があるか否かを判断する。他の画像があるときは、入力画像の移動及び縮小の少なくとも一方を行って綴じ領域にある他の画像を綴じ領域から退避させるように入力画像を修正する。そして、その修正後の入力画像を用紙に形成するように制御する。
また、上記実施形態において、入力画像が等倍であり且つ入力画像を所定の縮小率で縮小して出力するように指示され、入力画像を所定の縮小率で縮小するように修正する場合は、次のように制御してもよい。この場合、縮小修正後の入力画像に基づいて、前記ページの綴じ領域に針無し綴じの歯型パターンと相似の相似形パターンの画像があるか否かを判断し、ページの綴じ領域に相似形パターンの画像以外の他の画像があるか否かを判断する。ここで、前記他の画像があるときは、縮小修正後の入力画像について移動及び縮小の少なくとも一方を行って綴じ領域にある他の画像を綴じ領域から退避させるように入力画像を更に修正する。そして、この修正後の入力画像を用紙に形成するように制御する。
また、上記実施形態において、前記針無し綴じの歯型パターンの画像を読み取る後処理パターン読み取り手段として、前記原稿を読み取るスキャナ部を用いてもよい。例えば、一種類又は複数種類の針無し綴じの歯型パターンを有する用紙をスキャナ部にセットし、スキャナ部で読み取った針無し綴じの歯型パターンの画像を、前記記憶装置936に記憶させて登録してもよい。
また、上記実施形態において、前記記憶装置936に記憶する針無し綴じの歯型パターンの画像は、本実施形態の画像形成システムに着脱可能なメモリーカードやUSBメモリなどの外部記憶媒体から取得した針無し綴じの歯型パターンの画像であってもよい。また、記憶装置936に記憶する針無し綴じの歯型パターンの画像は、通信ネットワーク970を介して画像形成システムと通信可能なサーバやパソコンなどに設けられた外部記憶媒体から取得した針無し綴じの歯型パターンの画像であってもよい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
画像形成対象の画像のスキャナ部などの入力手段と、入力手段で入力された入力画像に基づいて用紙Pに画像を形成する画像形成装置101などの画像形成手段と、画像形成手段で画像が形成された複数の用紙Pに対して綴じ処理などの後処理を行う用紙後処理装置201などの用紙後処理手段と、画像形成手段による画像形成動作を制御するコントローラ930などの制御手段と、を備えた画像形成システムであって、用紙Pの後処理で用紙上に生じる針無し綴じの歯型パターンなどの後処理パターンの画像を記憶する記憶装置936などの記憶手段を更に備え、前記制御手段は、入力画像に基づいて、用紙Pに対応するように設定された画像形成の1単位であるページにおける前記用紙後処理手段による後処理が行われる綴じ位置などの後処理位置とその周辺とを含む綴じ領域などの後処理領域に、入力画像の少なくとも一部があるか否かを判断し、ページの後処理領域に入力画像の少なくとも一部があるときは、その入力画像の少なくとも一部が後処理パターンの画像と一致するか否かを判断し、ページの後処理領域にある入力画像の少なくとも一部が後処理パターンの画像と一致するときは、入力画像を修正しないで用紙に形成し、ページの後処理領域にある入力画像の少なくとも一部が後処理パターンの画像と一致しないときは、入力画像の移動及び縮小の少なくとも一方を行って後処理領域にある該入力画像の少なくとも一部を後処理領域から退避させるように入力画像を修正し、その修正後の入力画像を用紙に形成するように、制御する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、複数の用紙を処理する後処理位置と用紙に形成される画像との重なりを防止しつつ、入力画像に対する不要な修正処理を回避できる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、コントローラ930などの制御手段は、前記ページの後処理領域に入力画像の少なくとも一部がないときは、入力画像を修正しないで用紙に形成するように制御する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、入力画像に対する不要な修正処理をより確実に回避できる。
(態様C)
上記態様A又は態様Bにおいて、前記入力手段は、コンタクトガラスなどの原稿台の上に原稿が載置された状態で原稿の画像を読み取るスキャナ部などの画像読み取り手段であり、前記制御手段は、複数枚の原稿の画像を順次読み取って用紙に画像を形成する場合、その複数枚の原稿のうち第1番目の原稿について読み取った入力画像について前記判断を行い、その判断結果に基づいて、各原稿の画像に対する画像形成動作を制御する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、互いに綴じられた複数枚の原稿の画像を順次読み取って用紙に画像を形成する場合に、各原稿の画像が形成される複数の用紙を綴じる後処理位置と用紙に形成される画像との重なりを防止することができる。また、第2番目の原稿については、読み取った入力画像について前記判断を行う必要がないので、画像形成動作を効率的に実行することができる。
(態様D)
上記態様A乃至Cのいずれかにおいて、コントローラ930などの制御手段は、ページの綴じ領域などの後処理領域に針無し綴じの歯型パターンなどの後処理パターンと相似の相似形パターンの画像がある場合には、後処理パターンと相似形パターンとの大小関係に基づいて、前記入力画像が縮小された画像であるか否かを判断し、前記入力画像が縮小された画像であるときは、ページの後処理領域に相似形パターンの画像以外の他の画像があるか否かを判断し、他の画像があるときは、入力画像の移動及び縮小の少なくとも一方を行って後処理領域にある他の画像を後処理領域から退避させるように入力画像を修正し、その修正後の入力画像を用紙に形成するように制御する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、入力画像が縮小済みの画像である場合に、複数の用紙を処理する後処理位置と用紙に形成される画像との重なりをより確実に防止することができる。
(態様E)
上記態様A乃至Cのいずれかにおいて、コントローラ930などの制御手段は、入力画像が等倍であり且つ入力画像を所定の縮小率で縮小して出力するように指示されているときは、入力画像を所定の縮小率で縮小するように修正し、その縮小修正後の入力画像に基づいて、ページの綴じ領域などの後処理領域に針無し綴じの歯型パターンなどの後処理パターンと相似の相似形パターンの画像があるか否かを判断し、ページの後処理領域に相似形パターンの画像以外の他の画像があるか否かを判断し、他の画像があるときは、上記縮小修正後の入力画像の移動及び縮小の少なくとも一方を行って後処理領域にある他の画像を後処理領域から退避させるように上記縮小修正後の入力画像を更に修正し、その修正後の入力画像を用紙に形成するように、制御する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、入力画像が等倍であり且つ入力画像を所定の縮小率で縮小して出力するように指示されている場合に、複数の用紙を処理する後処理位置と用紙に形成される画像との重なりをより確実に防止することができる。
(態様F)
上記態様A乃至Eのいずれかにおいて、針無し綴じの歯型パターンなどの後処理パターンの画像を読み取るスキャナ部などの後処理パターン読み取り手段を備え、記憶装置936等の記憶手段に記憶する後処理パターンの画像は、前記パターン読み取り手段で読み取った後処理パターンの画像である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、後処理パターンがある用紙を用いて後処理パターンを容易に登録できる。
(態様G)
上記態様A乃至Eのいずれかにおいて、記憶装置936等の記憶手段に記憶する針無し綴じの歯型パターンなどの後処理パターンの画像は、当該画像形成システムに着脱可能なメモリーカードなどの外部記憶媒体から取得した後処理パターンの画像又は通信ネットワーク970を介して当該画像形成システムと通信可能なパソコンなどの外部記憶媒体から取得した後処理パターンの画像である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、着脱可能な外部記憶媒体や通信ネットワークを介して接続されている外部記憶媒体から、後処理パターンを取得して容易に登録できる。
(態様H)
上記態様A乃至Gのいずれかにおいて、記憶装置936等の記憶手段は、複数種類の針無し綴じの歯型パターンなどの後処理パターンの画像を記憶し、その複数種類の後処理パターンの画像から少なくとも一つの後処理パターンの画像を選択する表示操作部901などの選択手段を備え、コントローラ930などの制御手段は、選択手段で選択された後処理パターンの画像を用いて前記判断を行う。
これによれば、上記実施形態について説明したように、複数種類の後処理パターンが存在する場合でも、複数の用紙を処理する後処理位置と用紙に形成される画像との重なりを防止しつつ、入力画像に対する不要な修正処理を回避できる。
(態様I)
上記態様A乃至Hのいずれかにおいて、用紙後処理装置201などの用紙後処理手段は、画像形成装置101などの画像形成手段で画像が形成された複数の用紙Pに対して針無し綴じを行う用紙綴じ手段であり、前記後処理パターンは、針無し綴じパターンであり、前記後処理位置は、前記紙綴じ手段による綴じ位置である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、複数の用紙を綴じる綴じ位置と用紙に形成される画像との重なりを防止しつつ、入力画像に対する不要な修正処理を回避できる。
(態様J)
入力画像に基づいて用紙に画像を形成し、画像が形成された複数の用紙に対して後処理を行う画像形成システムの制御手段に読み込まれて実行されるプログラムであって、前記入力画像に基づいて、用紙に対応するように設定された画像形成の1単位であるページにおける用紙後処理装置201などの用紙後処理手段による綴じ処理などの後処理が行われる綴じ位置などの後処理位置とその周辺とを含む綴じ領域などの後処理領域に、入力画像の少なくとも一部があるか否かを判断するステップと、ページの後処理領域に入力画像の少なくとも一部があるときは、その入力画像の少なくとも一部が後処理パターンの画像と一致するか否かを判断するステップと、ページの後処理領域にある入力画像の少なくとも一部が後処理パターンの画像と一致するときは、入力画像を修正しないで用紙に形成するステップと、ページの後処理領域にある入力画像の少なくとも一部が後処理パターンの画像と一致しないときは、入力画像の移動及び縮小の少なくとも一方を行って後処理領域にある該入力画像の少なくとも一部を後処理領域から退避させるように入力画像を修正し、その修正後の入力画像を用紙に形成するステップと、を前記制御手段に実行させる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、上記プログラムを画像形成システムの制御手段に読み込んで実行することにより、複数の用紙を処理する後処理位置と用紙に形成される画像との重なりを防止しつつ、入力画像に対する不要な修正処理を回避できる。
100 画像形成システム
101 画像形成装置
102 排紙ローラ
201 用紙後処理装置
202 入口センサ
203 入口ローラ
204 分岐爪
205 排紙ローラ
206 シフトリンク
207 シフトカム
208 シフトカムスタッド
209 シフトホームポジションセンサ
210 綴じ具
220 用紙端センサ
221 綴じ具ホームポジションセンサ
230 綴じ具移動ガイドレール
240 搬送路
241 分岐路
242 突き当て面
261 歯型
262 加圧レバー
265 駆動モータ
266 カム
267 カムホームポジションセンサ
901 表示操作部
902 表示パネル
903 キー操作部
930 コントローラ
931 通信制御部
932 表示操作制御部
933 ジョブ制御部
934 記憶装置制御部
935 画像処理部
940 メカ制御部
941 スキャナ制御部
942 画像処理部
943 プロッタ制御部
950 原稿読み取り装置
951 原稿搬送制御部
961 後処理制御部
970 通信ネットワーク
980 コンピュータ
1200、1201、1202、1203 針無し綴じの歯型パターンの画像
1300、1310、1320 画像形成単位のページ
1301、1311、1321 ページ内の綴じ領域
1322 入力画像の一部
P、P’、P’’ 用紙
特開平02−089068号公報

Claims (10)

  1. 画像形成対象の画像の入力手段と、
    前記入力手段で入力された入力画像に基づいて用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段で画像が形成された複数の用紙に対して後処理を行う用紙後処理手段と、
    前記画像形成手段による画像形成動作を制御する制御手段と、を備えた画像形成システムであって、
    用紙の後処理で該用紙上に生じる後処理パターンの画像を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記制御手段は、
    前記入力画像に基づいて、前記用紙に対応するように設定された画像形成の1単位であるページにおける前記用紙後処理手段による後処理が行われる後処理位置とその周辺とを含む後処理領域に、前記入力画像の少なくとも一部があるか否かを判断し、
    前記ページの後処理領域に前記入力画像の少なくとも一部があるときは、その入力画像の少なくとも一部が前記後処理パターンの画像と一致するか否かを判断し、
    前記ページの後処理領域にある前記入力画像の少なくとも一部が前記後処理パターンの画像と一致するときは、前記入力画像を修正しないで用紙に形成し、
    前記ページの後処理領域にある前記入力画像の少なくとも一部が前記後処理パターンの画像と一致しないときは、該入力画像の移動及び縮小の少なくとも一方を行って該後処理領域にある該入力画像の少なくとも一部を該後処理領域から退避させるように該入力画像を修正し、その修正後の入力画像を用紙に形成するように、制御することを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1の画像形成システムにおいて、
    前記制御手段は、前記ページの後処理領域に前記入力画像の少なくとも一部がないときは、前記入力画像を修正しないで用紙に形成するように制御することを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項1又は2の画像形成システムにおいて、
    前記入力手段は、原稿台の上に原稿が載置された状態で該原稿の画像を読み取る画像読み取り手段であり、
    前記制御手段は、複数枚の原稿の画像を順次読み取って用紙に画像を形成する場合、該複数枚の原稿のうち第1番目の原稿について読み取った入力画像について前記判断を行い、その判断結果に基づいて、各原稿の画像に対する画像形成動作を制御することを特徴とする画像形成システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの画像形成システムにおいて、
    前記制御手段は、
    前記ページの後処理領域に前記後処理パターンと相似の相似形パターンの画像がある場合には、該後処理パターンと該相似形パターンとの大小関係に基づいて、前記入力画像が縮小された画像であるか否かを判断し、
    前記入力画像が縮小された画像であるときは、前記ページの後処理領域に前記相似形パターンの画像以外の他の画像があるか否かを判断し、
    前記他の画像があるときは、前記入力画像の移動及び縮小の少なくとも一方を行って前記後処理領域にある該他の画像を該後処理領域から退避させるように該入力画像を修正し、その修正後の入力画像を用紙に形成するように、制御することを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項1乃至3のいずれかの画像形成システムにおいて、
    前記制御手段は、
    前記入力画像が等倍であり且つ該入力画像を所定の縮小率で縮小して出力するように指示されているときは、該入力画像を該縮小率で縮小するように修正し、
    前記縮小修正後の入力画像に基づいて、前記ページの後処理領域に前記後処理パターンと相似の相似形パターンの画像があるか否かを判断し、
    前記ページの後処理領域に前記相似形パターンの画像以外の他の画像があるか否かを判断し、
    前記他の画像があるときは、前記縮小処理後の入力画像の移動及び縮小の少なくとも一方を行って前記後処理領域にある該他の画像を該後処理領域から退避させるように該縮小修正後の入力画像を更に修正し、その修正後の入力画像を用紙に形成するように、制御することを特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかの画像形成システムにおいて、
    前記後処理パターンの画像を読み取る後処理パターン読み取り手段を備え、
    前記記憶手段に記憶する後処理パターンの画像は、前記パターン読み取り手段で読み取った後処理パターンの画像であることを特徴とする画像形成システム。
  7. 請求項1乃至5のいずれかの画像形成システムにおいて、
    前記記憶手段に記憶する後処理パターンの画像は、当該画像形成システムに着脱可能な外部記憶媒体から取得した後処理パターンの画像又は通信ネットワークを介して当該画像形成システムと通信可能な外部記憶媒体から取得した後処理パターンの画像であることを特徴とする画像形成システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれかの画像形成システムにおいて、
    前記記憶手段は、複数種類の後処理パターンの画像を記憶し、
    前記複数種類の後処理パターンの画像から少なくとも一つの後処理パターンの画像を選択する選択手段を備え、
    前記制御手段は、前記選択手段で選択された後処理パターンの画像を用いて前記判断を行うことを特徴とする画像形成システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれかの画像形成システムにおいて、
    前記用紙後処理手段は、前記画像形成手段で画像が形成された複数の用紙に対して針無し綴じを行う用紙綴じ手段であり、
    前記後処理パターンは、針無し綴じパターンであり、
    前記後処理位置は、前記紙綴じ手段による綴じ位置であることを特徴とする画像形成システム。
  10. 入力画像に基づいて用紙に画像を形成し、該画像が形成された複数の用紙に対して後処理を行う画像形成システムの制御手段に読み込まれて実行されるプログラムであって、
    前記入力画像に基づいて、前記用紙に対応するように設定された画像形成の1単位であるページにおける前記用紙後処理手段による後処理が行われる後処理位置とその周辺とを含む後処理領域に、前記入力画像の少なくとも一部があるか否かを判断するステップと、
    前記ページの後処理領域に前記入力画像の少なくとも一部があるときは、その入力画像の少なくとも一部が前記後処理パターンの画像と一致するか否かを判断するステップと、
    前記ページの後処理領域にある前記入力画像の少なくとも一部が前記後処理パターンの画像と一致するときは、前記入力画像を修正しないで用紙に形成するステップと、
    前記ページの後処理領域にある前記入力画像の少なくとも一部が前記後処理パターンの画像と一致しないときは、該入力画像の移動及び縮小の少なくとも一方を行って該後処理領域にある該入力画像の少なくとも一部を該後処理領域から退避させるように該入力画像を修正し、その修正後の入力画像を用紙に形成するステップと、を前記制御手段に実行させることを特徴とするプログラム。
JP2012249910A 2012-11-14 2012-11-14 画像形成システム及びプログラム Active JP6179791B2 (ja)

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