JP2014099279A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランプユニットに遮蔽部材を確実に固定することが重要である。
【解決手段】この発明は、ランプハウジング2と、ランプレンズ3と、ランプユニット4と、光軸可変装置5と、インナーパネル6と、遮蔽部材7と、固定部と、を備える。固定部は、第1光軸方向固定部31と、第2光軸方向固定部32と、光軸回転方向固定部33と、から構成されている。この結果、この発明は、固定部により、ランプユニット4に遮蔽部材7を確実に固定することができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ランプユニットの光軸を変えることができる車両用灯具に関するものである。
この種の車両用灯具は、従来からある(たとえば、特許文献1、特許文献2)。従来の車両用灯具は、ランプボディと透明カバーとで形成された灯室内に灯具ユニットがエイミング機構もしくはスイブル機構を介して光軸調整可能に収納されている。灯室内には、第1エクステンションリフレクタが透明カバーに沿って配置されている。第1エクステンションリフレクタには、灯具ユニットから照射される光を通過させる開口部が設けられている。灯具ユニットの前側(光の照射方向側)には、第2エクステンションリフレクタが固定されている。第2エクステンションリフレクタは、第1エクステンションリフレクタの開口部の縁と灯具ユニットとの間の隙間を遮蔽する。
第1エクステンションリフレクタは、外側から透明カバーを介して灯室内を見た際に、灯具ユニットの後側(光の照射方向と反対側)の灯具の構造部品などが見えないように、構造部品などを覆い隠して、見栄えを向上させるものである。第2エクステンションリフレクタは、光軸調整により移動する灯具ユニットと第1エクステンションリフレクタの開口部の縁との間の隙間を常時遮蔽して、その隙間から構造部品などが見えないようにして、見栄えを向上させるものである。
特開2006−310048号公報 特開2007−27067号公報
かかる車両用灯具においては、灯具ユニットに第2エクステンションリフレクタを確実に固定することが重要である。
この発明が解決しようとする課題は、灯具ユニットに第2エクステンションリフレクタを確実に固定することが重要である、という点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、灯室を区画するランプハウジングおよびランプレンズと、灯室内に光軸可変に配置されているランプユニットと、ランプユニットの光軸を変える光軸可変装置と、灯室内に配置されていて、ランプユニットからの光を通過させる開口部を有するインナーパネルと、ランプユニットに固定部を介して固定されていて、ランプユニットとインナーパネルの開口部の縁との間の隙間を遮蔽する遮蔽部材と、を備え、固定部が、遮蔽部材をランプユニットに光軸方向に固定する光軸方向固定部と、遮蔽部材をランプユニットに光軸を中心とする回転方向に固定する光軸回転方向固定部と、から構成されている、ことを特徴とする。
この発明(請求項2にかかる発明)は、光軸可変装置が、ランプユニットに固定されている第1ブラケットと、第1ブラケットを支持する第2ブラケットと、第2ブラケットに対して第1ブラケットを駆動させて光軸を変える駆動部と、を備え、固定部が、少なくとも、遮蔽部材と第1ブラケットとに設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項3にかかる発明)は、遮蔽部材には、屈曲部が形成されていて、遮蔽部材のランプレンズと対向する面と反対側の面であって、屈曲部には、固定部が設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項4にかかる発明)は、光軸方向固定部が、第1光軸方向固定部と、第2光軸方向固定部と、からなり、第1光軸方向固定部が、第1ブラケットに設けられている当部と、遮蔽部材に設けられていて、当部にランプレンズ側からランプレンズと反対側に当接する当接部と、から構成されていて、第2光軸方向固定部が、ランプユニットに設けられている係合部と、遮蔽部材に設けられていて、係合部にランプレンズと反対側からランプレンズ側に弾性係合する弾性係合部と、から構成されている、ことを特徴とする。
この発明(請求項5にかかる発明)は、光軸回転方向固定部が、第1ブラケットもしくは遮蔽部材のうち少なくともいずれか一方に設けられていて、光軸に対して交差する方向の嵌合溝を有する嵌合突起部と、第1ブラケットもしくは遮蔽部材のうち少なくともいずれか他方に設けられていて、嵌合突起部の嵌合溝に嵌合する嵌合凸部と、から構成されている、ことを特徴とする。
この発明(請求項6にかかる発明)は、嵌合突起部には、嵌合凸部を嵌合溝にガイドするガイド部が設けられている、ことを特徴とする。
この発明の車両用灯具は、固定部の光軸方向固定部により、遮蔽部材がランプユニットに光軸方向に固定されていて、また、固定部の光軸回転方向固定部により、遮蔽部材がランプユニットに光軸を中心とする回転方向に固定されている。この結果、遮蔽部材をランプユニットに確実に固定することができる。これにより、車両の振動などにより、遮蔽部材がランプユニットから外れるようなことはない。
図1は、この発明にかかる車両用灯具の実施形態を示す縦断面図(垂直断面図)である。 図2は、ランプユニットと第1ブラケットと遮蔽部材とを示す側面図である。 図3は、第1ブラケットと遮蔽部材との分解状態から固定する状態を示す側面図である。 図4は、第1ブラケットを示す正面図(図3におけるIV矢視図)である。 図5は、遮蔽部材を示す正面図(図3におけるV矢視図)である。 図6は、第1ブラケットと遮蔽部材との固定状態を示す一部断面図(図4におけるVI−VI線断面図、図5におけるVI−VI線断面図)である。 図7は、ランプユニットと遮蔽部材との固定状態を示す一部断面図である。
以下に、この発明にかかる車両用灯具の実施形態(実施例)の1例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。図1、図2、図4において、レンズのハッチングを省略してある。この明細書において、前、後、上、下、左、右とは、この発明にかかる車両用灯具を車両に装備した際の前、後、上、下、左、右である。
(実施形態の構成の説明)
以下、この実施形態における車両用灯具の構成について説明する。この例は、たとえば、自動車用前照灯のヘッドランプについて説明する。
(車両用灯具1の説明)
図1において、符号1は、この実施形態における車両用灯具である。前記車両用灯具1は、車両の前部の左右両側にそれぞれ搭載されている。前記車両用灯具1は、図1に示すように、ランプハウジング2と、ランプレンズ3と、ランプユニット4と、光軸可変装置5と、インナーパネル(固定側インナーパネル、固定側インナーハウジング)6と、遮蔽部材(ベゼル、可動側インナーパネル、可動側インナーハウジング)7と、固定部と、を備える。
前記ランプハウジング2および前記ランプレンズ(たとえば、素通しのアウターレンズなど)3は、灯室8を画成する。前記ランプユニット4は、前記灯室8内に光軸可変に配置されている。前記ランプユニット4の光軸Zは、前記光軸可変装置5により、変えられる。前記ランプハウジング2の後部には、光源交換用の開口部が設けられていて、前記開口部には、キャップが着脱可能に取り付けられている。
(ランプユニット4の説明)
前記ランプユニット4は、この例では、プロジェクタタイプのランプユニットである。前記ランプユニット4は、図1、図2に示すように、光源(図示せず)と、リフレクタ9と、ホルダ10と、投影レンズ11と、を備えるものである。
図1に示すように、前記光源は、前記リフレクタ9にソケット12を介して着脱可能に取り付けられている。前記ソケット12は、ハーネス13を介して点灯回路装置14に電気的に接続されている。前記点灯回路装置14は、ハーネス(図示せず)を介して外部の電源(図示せず)に電気的に接続されている。
前記リフレクタ9は、前記光源からの光を前記投影レンズ11側に反射させる反射面が設けられている。図6に示すように、前記ホルダ10は、前記投影レンズ11の全周縁部をリム(環形状のクリップ)15を介して保持する。前記リフレクタ9と前記ホルダ10とは、スクリュー16により固定されている。
前記光源を点灯すると、前記光源からの光が反射面で反射し、その反射光が投影レンズ11を透過して、所定の配光パターン(ロービーム配光パターン、ハイビーム配光パターン)として前記ランプレンズ3を透過して車両の前方に照射される。
(光軸可変装置5の説明)
前記光軸可変装置5は、図1に示すように、第1ブラケット17と、第2ブラケット18と、駆動部19と、を備えるものである。前記光軸可変装置5は、この例においては、AFSであって、車両の走行状況に合わせて、前記ランプユニット4の光軸Zを、垂直軸V回りに左右方向に回転(スイブル)させ、また、回転軸Oを中心に上下方向に回転(レベリング)させるものである。
前記第1ブラケット17は、図1〜図4、図6に示すように、正面視、前記ランプユニット4より一回り大きい環状形状をなす。前記第1ブラケット17の上端の中央部と下端の中央部とには、支持軸20と支持部21とが一体に設けられている。前記第1ブラケット17の上端部の左右および適宜箇所には、ボス部22が一体に設けられている。
前記第1ブラケット17は、前記ランプユニット4に固定されている。図6に示すように、前記第1ブラケット17の前記ボス部22に前記ホルダ10を介してスクリュー23がねじ込まれている。
前記第2ブラケット18は、図示されていないが、前記第1ブラケット17と同様に、正面視、前記ランプユニット4より一回り大きい環状形状をなす。前記第2ブラケット18の上端の中央部には、前記第1ブラケット17の前記支持軸20が、継手部24を介して、前記垂直軸V回りに左右方向に回転(スイブル)可能に、また、前記回転軸Oを中心に上下方向に回転(レベリング)可能に支持されている。
前記第2ブラケット18の下端部は、前記駆動部19に固定されている。前記駆動部19には、前記第1ブラケット17の前記支持部21が支持されている。前記駆動部19は、前記支持部21を介して前記第1ブラケット17を前記第2ブラケット18に対して駆動させて前記ランプユニット4の前記光軸Zを変える。
(インナーパネル6の説明)
前記インナーパネル6は、光不透過性の部材から構成されている。前記インナーパネル6のうち少なくとも前記ランプレンズ3と対向する側の面には、アルミ蒸着などの表面処理が施されている。前記インナーパネル6は、図1に示すように、前記灯室8内であって、前記ランプレンズ3と前記ランプユニット4との間に配置されている。前記インナーパネル6は、前記ランプハウジング2に固定されている。前記インナーパネル6には、前記ランプユニット4からの光を通過させる開口部25が設けられている。前記開口部25は、前記投影レンズ11よりも一回り大きく、かつ、前記遮蔽部材7よりも一回り小さい。
(遮蔽部材7の説明)
前記遮蔽部材7は、光不透過性の部材から構成されている。前記遮蔽部材7のうち少なくとも前記ランプレンズ3と対向する側の面には、アルミ蒸着などの表面処理が施されている。前記遮蔽部材7は、図1〜図3、図5〜図7に示すように、前記第1ブラケット17および前記第2ブラケット18と同様に、正面視、前記ランプユニット4より一回り大きい環状形状をなす。
前記遮蔽部材7は、前記ランプユニット4の前記ホルダ10と前記第1ブラケット17とに、前記固定部を介して固定されている。前記遮蔽部材7は、前記ランプユニット4と前記インナーパネル6の前記開口部25の縁との間の隙間を遮蔽する。
前記遮蔽部材7は、内側部分26と、中間部分27と、外側部分28と、から構成されている。前記内側部分26は、前記ランプユニット4側の部分である。前記中間部分27は、前記内側部分26より外側の部分である。前記外側部分28は、前記内側部分26および前記中間部分27より外側の部分である。
前記遮蔽部材7の前記内側部分26と前記中間部分27との間には、円形もしくはほぼ円形の屈曲部29が形成されている。また、前記遮蔽部材7の前記中間部分27と前記外側部分28との間にも、同じく円形もしくはほぼ円形の屈曲部30が形成されている。前記遮蔽部材7の前記ランプレンズ3と対向する面と反対側(後側)の面であって、前記屈曲部29、および、前記屈曲部30には、前記固定部が設けられている。
(固定部の説明)
前記固定部は、前記遮蔽部材7を前記ランプユニット4に前記光軸Z方向に固定する第1光軸方向固定部31および第2光軸方向固定部32と、前記遮蔽部材7を前記ランプユニット4に前記光軸Zを中心とする回転方向に固定する光軸回転方向固定部33と、から構成されている。
前記第1光軸方向固定部31は、図2〜図6に示すように、当部22(前記ボス部の符号「22」と兼用する)と、当接部34と、から構成されている。前記当部22は、前記第1ブラケット17に設けられているボス部22と兼用する。すなわち、前記当部22は、前記第1ブラケット17の前記ランプレンズ3側(前側)に設けられている。前記当接部34は、前記遮蔽部材7の前記ランプレンズ3と対向する面と反対側(後側)の面であって、前記中間部分27と前記外側部分28との間の前記屈曲部30に、前記当部22と対応して、設けられている。前記当接部34は、前記屈曲部30に沿った薄板形状(リブ形状)をなす。前記当接部34は、前記第1ブラケット17の前記当部22に前記光軸Z方向であって前記ランプレンズ3側から前記ランプレンズ3と反対側(図6中の実線矢印方向側)に当接する。これにより、前記遮蔽部材7は、前記ランプユニット4に、前記光軸Z方向であって前記ランプレンズ3側から前記ランプレンズ3と反対側方向(図6中の実線矢印方向)において、固定される。
前記第2光軸方向固定部32は、図7に示すように、係合部35と、弾性係合部36と、から構成されている。前記係合部35は、前記ランプユニット4の前記ホルダ10の前記ランプレンズ3と反対側(後側)の任意の箇所に設けられている。前記弾性係合部36は、前記遮蔽部材7の前記ランプレンズ3と対向する面と反対側(後側)の面であって、前記内側部分26と前記中間部分27との間の前記屈曲部29に、前記係合部35と対応して、設けられている。前記弾性係合部36には、薄板形状(リブ形状)の補強部が設けられている。前記弾性係合部36は、前記ホルダ10の前記係合部35に前記光軸Z方向であって前記ランプレンズ3と反対側から前記ランプレンズ3側(図7中の実線矢印方向側)に弾性係合する。これにより、前記遮蔽部材7は、前記ランプユニット4に、前記光軸Z方向であって前記ランプレンズ3と反対側から前記ランプレンズ3側方向(図7中の実線矢印方向)において、固定される。
前記第1光軸方向固定部31および前記第2光軸方向固定部32により、前記遮蔽部材7は、前記ランプユニット4に、前記光軸Z方向において、固定される。
前記光軸回転方向固定部33は、図2〜図5に示すように、嵌合溝37を有する嵌合突起部38と、嵌合凸部39と、から構成されている。前記嵌合突起部38は、前記第1ブラケット17の左右両側部の中間部の前記ランプレンズ3側(前側)に設けられている。前記嵌合溝37は、前記嵌合突起部38の中間に、前記光軸Zに対して交差(この例では直交)する方向であって、水平方向(左右方向)に、設けられている。前記嵌合凸部39は、薄板形状(リブ形状)の取付部40を介して前記遮蔽部材7に設けられている。前記取付部40は、前記遮蔽部材7の前記ランプレンズ3と対向する面と反対側(後側)の面であって、前記内側部分26と前記中間部分27との間の屈曲部29に、前記嵌合溝37を有する前記嵌合突起部38と対応して、設けられている。前記嵌合凸部39は、前記取付部40の外周面の中間部に、前記光軸Zに対して交差(この例では直交)する方向であって、水平方向(左右方向)に、かつ、前記嵌合溝37に対応して、一体に設けられている。前記嵌合凸部39は、前記嵌合溝37に嵌合する。これにより、前記遮蔽部材7は、前記ランプユニット4に、前記光軸Zを中心とする回転方向において、および、前記嵌合溝37および前記嵌合凸部39に対して直交する方向(垂直方向、上下方向)において、固定される。
前記嵌合突起部38の前記嵌合溝37の縁には、前記嵌合凸部39を前記嵌合溝37にガイドするガイド部41が設けられている。前記ガイド部41は、傾斜面をなす。
(実施形態の作用の説明)
この実施形態における車両用灯具1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
ランプユニット4の光源を点灯する。すると、光源からの光がリフレクタ9の反射面で反射する。その反射光が投影レンズ11を透過して、所定の配光パターン(ロービーム配光パターン、ハイビーム配光パターン)として、ランプレンズ3を透過して車両の前方に照射される。
車両の走行状況に応じて、光軸可変装置5の駆動部19が駆動する。すると、ランプユニット4が光軸可変装置5の第1ブラケット17および第2ブラケット18を介して、垂直軸V回りに左右方向に回転(スイブル)し、また、回転軸Oを中心に上下方向に回転(レベリング)する。この結果、ランプユニット4の光軸Zが、垂直軸V回りに左右方向に変わり、また、回転軸Oを中心に上下方向に変わる。
ランプユニット4が回転してランプユニット4の光軸Zが変わっても、ランプユニット4とインナーパネル6の開口部25の縁との間の隙間は、ランプユニット4に固定されている遮蔽部材7により遮蔽されている。この結果、外側からランプレンズ3を介して灯室8内を見た際に、ランプユニット4とインナーパネル6の開口部25の縁との間の隙間から、遮蔽部材7の後側(ランプレンズ3と反対側)に存在する灯具の構造部品などが見えず、見栄えを向上させることができる。
(実施形態の効果の説明)
この実施形態における車両用灯具1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態における車両用灯具1は、固定部の第1光軸方向固定部31および第2光軸方向固定部32により、遮蔽部材7がランプユニット4およびランプユニット4に固定されている第1ブラケット17に光軸Z方向に固定されている。また、固定部の光軸回転方向固定部33により、遮蔽部材7がランプユニット4およびランプユニット4に固定されている第1ブラケット17に光軸Zを中心とする回転方向に固定されている。この結果、遮蔽部材7をランプユニット4に確実に固定することができる。これにより、車両の振動などにより、遮蔽部材7がランプユニット4から外れるようなことはない。
この実施形態における車両用灯具1は、光軸可変装置5がランプユニット4に固定されている第1ブラケット17を備え、第1光軸方向固定部31の当部22と光軸回転方向固定部33の嵌合溝37を有する嵌合突起部38が第1ブラケット17に設けられている。このために、遮蔽部材7を第1ブラケット17を介してランプユニット4に確実に固定することができる。しかも、第1ブラケット17は、光軸可変装置5の構成部品であるから、別個に遮蔽部材7をランプユニット4に固定する部品を設ける必要が無く、その分、部品点数を軽減することができ、製造コストを安価にすることができる。
この実施形態における車両用灯具1は、第1光軸方向固定部31の当接部34が遮蔽部材7の後側の面であって、中間部分27と外側部分28との間の屈曲部30に設けられている。また、第2光軸方向固定部32の弾性係合部36が遮蔽部材7の後側の面であって、内側部分26と中間部分27との間の屈曲部29に設けられている。さらに、光軸回転方向固定部33の嵌合凸部39が遮蔽部材7の後側の面であって、内側部分26と中間部分27との間の屈曲部29に設けられている取付部40に設けられている。このために、当接部34、弾性係合部36、取付部40、嵌合凸部39の強度を大きくするために、当接部34、弾性係合部36、取付部40、嵌合凸部39の肉厚を厚くしても、遮蔽部材7の成形時のひけが屈曲部29、30により、目立たない。この結果、当接部34、弾性係合部36、取付部40、嵌合凸部39の強度を大きくすることができるので、遮蔽部材7をランプユニット4にさらに確実に固定することができる。しかも、遮蔽部材7の前面側の面の美観が損なわれない。
この実施形態における車両用灯具1は、第1光軸方向固定部31が、第1ブラケット17に設けられている当部22と、遮蔽部材7に設けられていて、当部22にランプレンズ3側からランプレンズ3と反対側に当接する当接部34と、から構成されている。このために、遮蔽部材7をランプユニット4に、光軸Z方向のランプレンズ3側からランプレンズ3と反対側への方向を固定することができる。また、第2光軸方向固定部32が、ランプユニット4に設けられている係合部35と、遮蔽部材7に設けられていて、係合部35にランプレンズ3と反対側からランプレンズ3側に弾性係合する弾性係合部36と、から構成されている。このために、遮蔽部材7をランプユニット4に、光軸Z方向のランプレンズ3と反対側からランプレンズ3側への方向を固定することができる。これにより、遮蔽部材7をランプユニット4に光軸Z方向において確実に固定することができる。
この実施形態における車両用灯具1は、光軸回転方向固定部33が、第1ブラケット17に設けられていて、光軸Zに対して交差する方向の嵌合溝37を有する嵌合突起部38と、遮蔽部材7に取付部40を介して設けられていて、嵌合突起部38の嵌合溝37に嵌合する嵌合凸部39と、から構成されている。このために、遮蔽部材7をランプユニット4に光軸Zを中心とする回転方向において確実に固定することができる。
この実施形態における車両用灯具1は、嵌合突起部38には、嵌合凸部39を嵌合溝37にガイドするガイド部41が設けられているので、嵌合凸部39を嵌合溝37に確実に嵌合させることができる。これにより、遮蔽部材7をランプユニット4に光軸Zを中心とする回転方向においてさらに確実に固定することができる。
(実施形態以外の例の説明)
なお、この実施形態においては、光軸可変装置5として、AFSであって、車両の走行状況に合わせて、ランプユニット4の光軸Zを、垂直軸V回りに左右方向に回転(スイブル)させ、また、回転軸Oを中心に上下方向に回転(レベリング)させるものを使用するものである。ところが、この発明においては、光軸可変装置として、前記のAFSに、ランプユニット4の光軸Zを水平軸回りに上下方向に回転させて調整する上下方向用光軸調整機構、ランプユニット4の光軸Zを垂直軸回りに左右方向に回転させて調整する左右方向用光軸調整機構、を追加したものを使用しても良い。あるいは、前記のAFSを使用せずに、上下方向用光軸調整機構、左右方向用光軸調整機構、のみを使用したものであっても良い。
また、この実施形態においては、固定部が、遮蔽部材7とランプユニット4のホルダ10およびランプユニット4に固定されている第1ブラケット17とに設けられている。ところが、この発明においては、固定部を、少なくとも、遮蔽部材7とランプユニット4に固定されている第1ブラケット17とに設けても良い。たとえば、ランプユニット4のホルダ10に設けた係合部35を第1ブラケット17に設けても良い。
さらに、この実施形態においては、ロービーム配光パターン、ハイビーム配光パターンを車両の前方に照射するものである。ところが、この発明においては、所定の配光パターンの配光パターンとして、ロービーム配光パターン、ハイビーム配光パターン以外の配光パターン、たとえば、フォグランプ配光パターン、高速道路配光パターンなどであっても良い。
さらにまた、この実施形態においては、ランプユニットとして、プロジェクタタイプのランプユニット4を使用するものである。ところが、この発明においては、ランプユニットとして、プロジェクタタイプのランプユニット4以外のランプユニット、たとえば、レンズ直射タイプのランプユニット、リフレクタとレンズとの組み合わせタイプのランプユニット、リフレクタタイプのランプユニットを使用しても良い。
さらにまた、この実施形態においては、遮蔽部材7の内側部分26と中間部分27との間、および、中間部分27と外側部分28との間には、円形もしくはほぼ円形の屈曲部29および30がそれぞれ形成されているものである。ところが、この発明においては、遮蔽部材7の内側部分26と中間部分27との間、および、中間部分27と外側部分28との間以外の部分に屈曲部を設けても良い。また、屈曲部は、円形もしくはほぼ円形でなくても良い。たとえば、遮蔽部材7の上下両端部に水平の屈曲部を、または、遮蔽部材7の左右両端部に垂直の屈曲部を、または、遮蔽部材7に斜めの屈曲部を、設けても良い。
さらにまた、この実施形態においては、光軸回転方向固定部33が、第1ブラケット17に設けられていて、光軸Zに対して交差する方向の嵌合溝37を有する嵌合突起部38と、遮蔽部材7に設けられていて、嵌合突起部38の嵌合溝37に嵌合する嵌合凸部39と、から構成されているものである。ところが、この発明においては、光軸回転方向固定部33として、光軸Zに対して交差する方向の嵌合溝37を有する嵌合突起部38を遮蔽部材7に設け、一方、嵌合突起部38の嵌合溝37に嵌合する嵌合凸部39を第1ブラケット17に設けたものであっても良い。また、光軸回転方向固定部33として、光軸Zに対して交差する方向の嵌合溝37を有する嵌合突起部38を第1ブラケット17と遮蔽部材7とにそれぞれ設け、一方、嵌合突起部38の嵌合溝37に嵌合する嵌合凸部39を遮蔽部材7と第1ブラケット17とにそれぞれ設けたものであっても良い。
1 車両用灯具
2 ランプハウジング
3 ランプレンズ
4 ランプユニット
5 光軸可変装置
6 インナーパネル
7 遮蔽部材
8 灯室
9 リフレクタ
10 ホルダ
11 投影レンズ
12 ソケット
13 ハーネス
14 点灯回路装置
15 リム
16 スクリュー
17 第1ブラケット
18 第2ブラケット
19 駆動部
20 支持軸
21 支持部
22 ボス部(当部)
23 スクリュー
24 継手部
25 開口部
26 内側部分
27 中間部分
28 外側部分
29、30 屈曲部
31 第1光軸方向固定部
32 第2光軸方向固定部
33 光軸回転方向固定部
34 当接部
35 係合部
36 弾性係合部
37 嵌合溝
38 嵌合突起部
39 嵌合凸部
40 取付部
41 ガイド部
O 回転軸
V 垂直軸
Z 光軸

Claims (6)

  1. 灯室を区画するランプハウジングおよびランプレンズと、
    前記灯室内に光軸可変に配置されているランプユニットと、
    前記ランプユニットの光軸を変える光軸可変装置と、
    前記灯室内に配置されていて、前記ランプユニットからの光を通過させる開口部を有するインナーパネルと、
    前記ランプユニットに固定部を介して固定されていて、前記ランプユニットと前記インナーパネルの前記開口部の縁との間の隙間を遮蔽する遮蔽部材と、
    を備え、
    前記固定部は、前記遮蔽部材を前記ランプユニットに前記光軸方向に固定する光軸方向固定部と、前記遮蔽部材を前記ランプユニットに前記光軸を中心とする回転方向に固定する光軸回転方向固定部と、から構成されている、
    ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記光軸可変装置は、前記ランプユニットに固定されている第1ブラケットと、前記第1ブラケットを支持する第2ブラケットと、前記第2ブラケットに対して前記第1ブラケットを駆動させて前記光軸を変える駆動部と、を備え、
    前記固定部は、少なくとも、前記遮蔽部材と前記第1ブラケットとに設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記遮蔽部材には、屈曲部が形成されていて、
    前記遮蔽部材の前記ランプレンズと対向する面と反対側の面であって、前記屈曲部には、前記固定部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用灯具。
  4. 前記光軸方向固定部は、第1光軸方向固定部と、第2光軸方向固定部と、からなり、
    前記第1光軸方向固定部は、前記第1ブラケットに設けられている当部と、前記遮蔽部材に設けられていて、前記当部に前記ランプレンズ側から前記ランプレンズと反対側に当接する当接部と、から構成されていて、
    前記第2光軸方向固定部は、前記ランプユニットに設けられている係合部と、前記遮蔽部材に設けられていて、前記係合部に前記ランプレンズと反対側から前記ランプレンズ側に弾性係合する弾性係合部と、から構成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
  5. 前記光軸回転方向固定部は、前記第1ブラケットもしくは前記遮蔽部材のうち少なくともいずれか一方に設けられていて、前記光軸に対して交差する方向の嵌合溝を有する嵌合突起部と、前記第1ブラケットもしくは前記遮蔽部材のうち少なくともいずれか他方に設けられていて、前記嵌合突起部の前記嵌合溝に嵌合する嵌合凸部と、から構成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
  6. 前記嵌合突起部には、前記嵌合凸部を前記嵌合溝にガイドするガイド部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の車両用灯具。
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