JP2014099132A - 文書配信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷装置に対しては文書に印刷命令を付けて送り、そうでない装置に対しては印刷命令は付けずに文書を送る。
【解決手段】 文書の要求を外部装置から受信する受信手段と、前記外部装置が印刷装置であるか否かを判定する判定手段と、前記外部装置が印刷装置であると判定した場合に、印刷命令を付加した上で前記文書を当該印刷装置へ送信し、前記外部装置が印刷装置でないと判定した場合に、印刷命令を付加せずに前記文書を当該印刷装置へ送信する送信手段とを有することを特徴とするサーバ。
【選択図】 図2

Description

本発明は情報処理装置の要求に対して文書データを配信する文書配信システムに関する。
QRコード(登録商標)の印刷された簡易版パンフレットが普及し始めている。簡易版パンフレットの中味に興味を持ったユーザは、そのQRコード(登録商標)を携帯電話等の撮像機器で撮影し、QRコード(登録商標)内のURLにアクセスし、詳細な情報を閲覧することになる(特許文献1参照)。
特開2002−111909
一方、撮像能力のある印刷装置でその(登録商標)を撮像した場合に、自動的にURLにアクセスした上で情報をダウンロードしさらには印刷するといった印刷装置は知られていない。
文書の要求を外部装置から受信する受信手段と、前記外部装置が印刷装置であるか否かを判定する判定手段と、前記外部装置が印刷装置であると判定した場合に、印刷命令を付加した上で前記文書を当該印刷装置へ送信し、前記外部装置が印刷装置でないと判定した場合に、印刷命令を付加せずに前記文書を当該印刷装置へ送信する送信手段とを有することを特徴とするサーバ。
印刷装置に対しては文書に印刷命令を付けて送り、そうでない装置に対しては印刷命令は付けずに文書を送ることができる。
本発明の実施例におけるシステム全体構成を示す図である。 本発明の実施例におけるシステム全体の動作を説明する図である。 ドキュメントサーバのハードウェア構成を示す図である。 ドキュメントサーバが表示する文書登録時のユーザインタフェースの一例である。 ドキュメントサーバの文書登録時の処理を説明するフローチャートである。 本実施例のサンプル画像と合成サンプル画像の例である。 ドキュメントサーバの文書配信時の処理の1例を説明するフローチャート。 本発明の印刷装置のハードウェア構成を示す図である。 印刷装置の処理の1例を説明するフローチャートである。 本発明の実施例におけるシステム全体構成を示す図である。 ドキュメントサーバの文書配信時の処理の1例を説明するフローチャート。 印刷装置の処理の1例を説明するフローチャートである。
以下、図面を用いて本発明に係る実施形態を説明する。なお、以下で説明する実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、実施形態として説明されている全てが発明の解決手段になるとは限らない。
<第一実施例>
図1は本発明に係るドキュメント配信システムの全体像を示す図である。110は、配信する文書データを格納し、外部機器からの要求に従って格納している文書データを配信するドキュメントサーバである。120は印刷装置である。ドキュメントサーバ110と印刷装置120はネットワーク100にて接続されている。この他ネットワーク100には、ウェブサーバ、パーソナルコンピュータ、通信機能付き携帯端末等を接続することが可能である。また本発案の印刷装置が複数接続されていてもかまわない。
本実施例では、ドキュメントサーバに格納されている文書データへのリンク情報を含む2次元コードが付与された印刷物(以下サンプル用紙とする)を、印刷装置に備え付けられた撮像手段(例えば、カメラやスキャナ)にて撮像する。なお、以下では、カメラを例に説明を行うが、カメラ以外の撮像手段で代用できることは言うまでも無い。印刷装置は撮像された2次元コードを解析してドキュメントサーバを特定し、特定されたドキュメントサーバに対して該文書データの要求を行う。印刷装置から文書データの要求を受け付けたドキュメントサーバは、印刷装置に対して該文書データを印刷するための印刷ジョブを生成して送信し、印刷装置は該印刷ジョブの処理を行う。
図2は本実施例におけるドキュメント配信システムの動作の概略を示す。パーソナルコンピュータ130は、配信予定の文書データをドキュメントサーバ110に登録するための要求を行う(登録要求)。登録要求を受けたドキュメントサーバ110は、登録する文書データの情報を入力させるための登録用コンテンツをパーソナルコンピュータ130に送信する(登録用コンテンツの配信)。登録用コンテンツが配信されたパーソナルコンピュータ110は、登録する文書データの情報の入力を受け付けて、入力された情報をドキュメントサーバ110に送って登録処理の開始を指示する(登録実行)。印刷装置120は、登録された文書データをドキュメントサーバ110に要求する(配信要求)。配信要求を受けたドキュメントサーバ110は、印刷装置120に文書データを配信する(文書配信)。
本実施例において、サンプル用紙に印刷されている2次元コードに含まれている情報はUniform Resource Locator(URL)形式の文字列とする。また本実施例において、サンプル用紙には、サンプル画像と2次元コード画像とが印刷されているものとする。ここでサンプル画像は、何でも良いが、ドキュメントサーバに格納されている前記文書データの要約であったりする。即ち、簡易版パンフレットであったりする。
また本実施例において、印刷装置からドキュメントサーバに対して文書の要求を行うために、Hypertext Transfer Protocol(HTTP)を用いる。また本実施例において、ドキュメントサーバから印刷装置に印刷ジョブを送信する際は、Line Printer Daemon Protocol(LPR)を用いる。
なお以下の説明において、HTTPリクエストとは、HTTPで規定された方法で、あるネットワークに接続された情報処理装置が送信する、別の情報処理装置に処理を要求するための情報を示す。またHTTPレスポンスとは、HTTPリクエストを受信した情報処理装置が要求元に対して送信する、要求された処理の結果を示す。HTTPリクエストとして送信する内容やHTTPレスポンスとして送信する情報には、ヘッダフィールドと呼ばれる、複数の各種情報を埋め込むためのデータ領域を含めることができる。またHTTPレスポンスには、HTTPリクエストを送信した情報処理装置上で動作するブラウザで表示等を行うため情報を付与することができる。以下の説明では、このHTTPリクエストに付与された情報をHTTPレスポンスコンテンツと呼ぶ。
(ドキュメントサーバの説明)
以下本実施例におけるドキュメントサーバについて、図を用いて説明する。
図3はドキュメントサーバのハードウェア構成を示す図である。CPU301はROM302やハードディスク305に格納された各種制御プログラムをRAM304に読み出して実行し、読みだされた制御プログラムに従ってドキュメントサーバ全体を制御する。ROM302は制御プログラムなどを格納する。ネットワークインタフェース303はネットワークを介して外部装置と通信する。RAM304はCPU301の主メモリであり、一時記憶としても用いられる。ハードディスク206は各種制御プログラムのほか、配信予定の文書データを格納する。システムバス300は各デバイスを電気的に接続する。
本実施例のドキュメントサーバは、ハードディスク305にウェブサーバプログラムを格納する。ドキュメントサーバの電源投入時に、CPU301は上記ウェブサーバプログラムをRAM304に読み出して実行する。
上記ウェブサーバプログラムは、ネットワークインタフェース303を制御して、HTTPリクエストを解析して様々な処理を行う。たとえばHTTPリクエストがHTMLコンテンツを要求するものであれば、該HTMLコンテンツを要求元に送信するようにネットワークインタフェース303を制御する。また、HTTPリクエストがプログラムの実行を要求するものであれば、該プログラムを実行して、その結果を要求元に送信するようにネットワークインタフェース303を制御する。ウェブサーバプログラムが他のプログラムを実行するための仕組みはCGI(Common Gateway Interface)と呼ばれ、公知の技術である。
ドキュメントサーバで動作するウェブサーバプログラムは、3種類のHTTPリクエストを、ネットワークインタフェース303を制御することで受信する。1つ目は配信予定の文書データを指定するためのHTMLコンテンツを表示するためのHTTPリクエストである(図2の登録要求)。2つ目は該文書データを配信するために必要な処理を実行するプログラム(以下文書登録プログラムと呼ぶ)を実行するためのHTTPリクエストである(図2の登録実行)。3つ目は文書データの配信処理を行うプログラム(以下文書配信プログラムと呼ぶ)を実行するためのHTTPリクエストである(図2の配信要求)。上記のHTTPリクエストにはそれぞれ異なるURLを割り当てる。登録要求と登録実行に対応するHTTPリクエストはドキュメントサーバ自身のURLを含む、固定的なURLを割り当てる。文書配信に対応するHTTPリクエストには、文書登録プログラムが配信する文書毎に異なるURLを割り当てる。また上記HTMLコンテンツとプログラムはハードディスク305に格納されている。
最初に、図2の登録要求時のドキュメントサーバの動作、すなわちドキュメントサーバが配信予定の文書データを指定するためのHTMLコンテンツを表示するためのHTTPリクエストを受信した時の動作について説明する。
HTTPリクエストを受け付けたウェブサーバプログラムは、文書データを指定するためのHTMLコンテンツを、ネットワークインタフェース303を制御して要求元に送信する(2の登録用コンテンツの配信)。ここで送信するHTMLコンテンツは予めハードディスク305に格納され、配信予定の文書データ等を指定するためのフォーム要素が含まれている。ここでフォーム要素とは、ウェブブラウザ上で指定した情報を受信するプログラムや、入力情報を送信するための方法を指定する、HTMLコンテンツの要素である。本実施例において、上記フォーム要素には、上述の文書登録プログラムを指定する。
続いて、図2の登録用コンテンツの配信により、パーソナルコンピュータ130上で動作するウェブブラウザが表示する画面の一例について説明する。
図4の400は、上述のHTMLコンテンツによって、要求元のウェブブラウザに表示される画面の一例である。図4の401と402は配信予定の文書データを指定するためのコントロールである。402はボタンであり、このボタンが押下されると、ウェブブラウザを実行している情報機器がアクセス可能なファイルを選択するためのダイアログを表示する。401には選択された文書データのファイル名が表示される。403は上述したサンプル用紙に印刷されるサンプル画像を選択するためのコントロールである。本実施例では、サンプル画像を401に選択されている文書中の、コントロール404で指定するページ(例えば、第1頁目)の画像とするか、あるいはパーソナルコンピュータ上の他の画像ファイル(例えば、文書データの要約内容)とするか選択させる。405,406はサンプル画像の画像を選択するためのコントロールである。406はボタンであり、このボタンが押下されるとウェブブラウザを実行している情報機器がアクセス可能なファイルを選択するためのダイアログを表示する。405には選択されたサンプル画像のファイル名が表示される。407ドキュメントサーバが印刷ジョブを生成する際に参照する印刷パラメータを設定するためのダイアログを表示するためのボタンである。ここで印刷ジョブを生成する際に参照する印刷パラメータとは、例えば出力用紙の指定や両面印刷、ページ集約印刷、カラーモード設定等である。408は上述のフォーム要素で指定されたプログラムに上記各コントロールに入力された情報を送信するためのボタンである。
なおドキュメントサーバで受け付けることが可能な文書データの種類は、ドキュメントサーバ上で動作するアプリケーションの種類に限定される。しかし、ドキュメントサーバは通常のパーソナルコンピュータと同様、容易に新しいアプリケーションを導入できる。つまり、ドキュメントサーバで受け付けることが可能な文書の種類は、容易に増やすことができる。なお、これらのアプリケーションはハードディスク305に格納されている。また、ハードディスク305には、印刷装置120の印刷ジョブを生成するためのプリンタドライバも格納されている。ドキュメントサーバは上記アプリケーションとプリンタドライバを利用して印刷ジョブの生成を行う。プリンタドライバはネットワークで接続されている印刷装置120の機種やバージョンによって複数存在する。
図4のボタン408が押下されると、上述したフォーム要素の指定に従い、ウェブブラウザは、上述した上記ドキュメントサーバに対して文書登録プログラムの実行を要求するHTTPリクエストを送信する。すなわち図2の登録実行処理が開始する。この時、ウェブブラウザは、上述の入力情報を該プログラムに送信する。
続いて、図2の登録実行時のドキュメントサーバの動作、すなわちドキュメントサーバが文書登録プログラムを実行するためのHTTPリクエストを受信したときの動作について説明する。
文書登録プログラムを実行するためのHTTPリクエストをネットワークインタフェース303で受信すると、ウェブサーバプログラムは文書登録プログラムをハードディスク305からRAM304に読みこみ、CPU301にて実行を開始するように制御する。またウェブサーバプログラムは、ネットワークインタフェース303で受信した、ウェブアクセス要求元のウェブブラウザから送られた入力情報をRAM304もしくはハードディスク305に格納する。
図5のフローチャートは、文書登録プログラムの動作を説明するためのフローチャートである。前述のとおり、このプログラムはCPU301にて実行される。
まず文書登録プログラムは登録する文書データ毎に割り当てるURLを決定する(S501)。例えばドキュメントサーバ自身を示すURLに、登録文書データ毎に一意になる識別子を結合した文字列をURLとする。続いて文書登録プログラムは、RAM304もしくはハードディスク305に格納されている上述の入力情報(文書データやサンプル画像等)をハードディスク305に格納する(S502)。図4の405にてサンプル画像ファイルが選択されなかった場合、文書登録プログラムは図4の404で指定されたページの画像をハードディスク305に格納された文書データからRAM304上に形成する。その後、文書登録プログラムは上記形成された画像をハードディスク305に格納する(S503,S504)。続いて文書登録プログラムはS501で決定したURLを符号化した2次元コード画像を形成し、RAM304に格納する(S505)。続いて文書登録プログラムはハードディスク305に格納されたサンプル画像をRAM304に読み出し、S505で形成した2次元コード画像と合成した合成サンプル画像に変換し(S506)、ハードディスク305に格納する(S507)。続いて文書登録プログラムはS501で決定したURLに対してアクセスがあった際に、上述の文書配信プログラムが実行できるようにルーティングの設定を行う(S508)。すなわち文書登録プログラムはウェブサーバプログラムの設定を、S501で決定したURLに対するHTTPリクエストの受信に対して、S502で格納した文書データに対して上述の文書配信プログラムが実行されるように設定を変更する。続いて文書登録プログラムは、要求元に対してS507で形成した合成サンプル画像データを、ネットワークインタフェース303を制御して、HTTPレスポンスとして送信する(S509)。処理が終了すると、CPU301はウェブサーバプログラムの実行を再開し、HTTPリクエストの受信を続行する。
本実施例において、上記で説明した各種データの送受信はHTTPで定められた方法を用いる。すなわち文書データの送受信はPOSTメソッドもしくはPUTメソッドを使い、合成サンプル画像はHTTPレスポンスコンテンツに画像データ、もしくは画像データへのリンク情報を含めることで送受信を行う。
図6の600は図4の405、406で指定するサンプル画像、あるいはS504にて形成したサンプル画像の例である。図6の610はS506にて生成された合成サンプル画像の例であり、611はS505にて生成した2次元コード画像の例である。
利用者は、上記処理の結果受信した合成サンプル画像データを印刷し、サンプル文書として他の利用者に渡す。サンプル文書を受け取った利用者は、印刷装置120もしくは通信機能付き携帯端末等を操作して、サンプル画像上の2次元コードの読み取りを行う。2次元コードを読み取った印刷装置120もしくは通信機能付き携帯端末は、読み取った2次元コードに含まれるURLに対してHTTPリクエストを送信する。
続いて、図2における配信要求時のドキュメントサーバの動作について説明する。
上述したように、サンプル画像上の2次元コードには、ドキュメントサーバで文書配信プログラムを実行するためのURLが符号化されている。このため、上述のドキュメントサーバのネットワーク303は、このURLに対するHTTPリクエストを受信する。
ネットワーク303で受信したHTTPリクエストは、ドキュメントサーバ上で動作するウェブサーバプログラムにて処理される。
上記HTTPリクエストを受信したウェブサーバプログラムは、文書配信プログラムをハードディスク305からRAM304に読み込み、CPU301にて実行を開始するように制御する。この際ウェブサーバプログラムは、HTTPリクエストのヘッダフィールドをRAM304に格納する。
図7はドキュメントサーバで実行される文書配信プログラムのフローチャートである。前述のとおり、このプログラムはCPU301にて実行される。
まず文書配信プログラムは、配信要求された文書データがハードディスク305内に存在するか確認する(S701)。ハードディスク305に文書データがある場合、文書配信プログラムはRAM304に格納されたHTTPリクエストのヘッダフィールドを解析する(S702)。HTTPリクエストにはさまざまなヘッダフィールドを設定することが可能である。例えばFromヘッダにはHTTPリクエストを送信した情報機器特有の情報を埋め込むことができる。またUser−AgentヘッダにはHTTPリクエスト発行元のウェブブラウザの種類などの情報を埋め込むことができる。本実施例においては、印刷装置120はFromヘッダに印刷装置のIPアドレス、User−Agentヘッダに印刷装置の機種名やバージョンの情報を埋め込む。このため文書配信プログラムはHTTPリクエストを送信したのが印刷装置120であるか否か判断できる。続いて文書配信プログラムは上記HTTPリクエストに対するHTTPレスポンスコンテンツを作成し、RAM304もしくはハードディスク305に格納する。ここで文書配信プログラムは、S702の結果に従いHTTPレスポンスコンテンツの作成を行う。すなわち、上記HTTPリクエストが印刷装置120からなされたものであれば、文書配信プログラムは予め定められた規則に従ったHTTPレスポンスコンテンツを作成する。ここで作成するHTTPレスポンスについては後述する。一方、上記HTTPリクエストが印刷装置120以外から送信されたと判断した場合、要求された文書データそのもの、もしくは文書データへのリンクを含むHTML文書を作成する。文書配信プログラムは、このようにして作成されたHTTPレスポンスコンテンツを、ネットワークインタフェース303を制御して、要求元に送信する(S703)。続いて文書配信プログラムは、S702の解析結果から上記HTTPリクエストが印刷装置120から送信されたか否かを判定する(S704)。印刷装置120から送信された判断した場合、文書配信プログラムは文書データを印刷するための印刷ジョブをRAM304に生成する。続いて文書配信プログラムは、該印刷ジョブデータを、ネットワークインタフェース303を制御して印刷装置120に送信する(S705)。この処理が図2の文書配信である。ここで文書配信プログラムは、S702にて解析した情報に従い印刷ジョブの生成を行う。すなわち、文書配信プログラムは、印刷ジョブの生成に利用する各種アプリケーションとプリンタドライバを制御して印刷ジョブの生成を行う。また、図4の407で指定する印刷パラメータがハードディスク305に格納している場合には、それも参照する。印刷ジョブの生成については本発明と直接関係がないため説明を省略する。文書配信プログラムは、上述のように生成した印刷ジョブをS702で解析したFromヘッダが示す印刷装置のIPアドレスに対し、LPRを用いて送信するようにネットワークインタフェース303を制御する。
なおHTTPリクエストに対応する文書がドキュメントサーバ内に存在しない場合、文書配信プログラムはHTTPステータスコードにてエラーを通知するようにネットワークインタフェース303を制御する(S706)。
文書配信プログラムが作成する、予め定められた規則に従ったHTTPレスポンスコンテンツについて説明する。
印刷装置120はドキュメントサーバが送信する、HTTPレスポンスコンテンツにより、HTTPレスポンスを送信したサーバがドキュメントサーバであることを確認する。このためS703で生成する印刷装置120に送信するHTTPレスポンスコンテンツには、印刷装置120とドキュメントサーバのみが共有している情報を設定する。例えばレスポンスコンテンツ先頭に予め定められたマジックナンバーを設定する。すなわち印刷装置は受信したHTTPレスポンスに上記マジックナンバーが含まれているか否かを、パターンマッチング等で判定する。
(印刷装置の説明)
続いて印刷装置120について図を用いて説明する。図8は本実施例における印刷装置120のハードウェア構成を示す図である。
CPU801はROM802やハードディスク806に格納されたプリンタ制御プログラムをRAM803に読み出して実行し、プリンタ制御プログラムに従って印刷装置120全体を制御する。ROM802は上記プリンタ制御プログラムなどを格納する。RAM803はCPU801の主メモリであり、一時記憶領域としても用いられる。さらに、RAM803は印刷ジョブ情報やそのジョブで処理されるべきジョブデータ等を格納する。なおハードディスク806がRAM803の代わりに、これらの情報を格納してもよい。ネットワークインタフェース804はネットワークを介して外部装置と通信する。操作部805はハードウェアキーやタッチパネル付き液晶ディスプレイなどを含む。カメラ807は撮像範囲にかざされた用紙を撮影する。スキャナ808はスキャンジョブに従って原稿を読み取り、画像データを生成する。プリンタ809は、外部装置から印刷装置に投入された印刷ジョブに従って、印刷データをシートに印刷する。また、プリンタ809はコピージョブに従ってスキャナ808によって生成された画像データをシートに印刷する。ユーザが操作部805でコピーの実行指示を入力すると、コピージョブが印刷装置120に投入される。システムバス800はこれらのデバイスを電気的に接続する。
プリンタ制御プログラムの動作について説明する。
図9はプリンタ制御プログラムのフローチャートである。上述したとおり、プリンタ制御プログラムはCPU801にて実行される。
起動すると、まずプリンタ制御プログラムは、カメラ807を制御して撮像処理を行い、撮像処理によって得たビットマップ画像をRAM803に格納する。続いてプリンタ制御プログラムは、上記ビットマップ画像の画像解析を行い、該ビットマップ画像に2次元コードが含まれているか検出を行う(S901)。プリンタ制御プログラムは2次元コードを検出するまで上記処理を繰り返す。2次元コードを検出した場合、プリンタ制御プログラムはS901で検出した2次元コードのデコードを行う(S902)。デコード結果がURLであった場合(S903)、プリンタ制御プログラムはS902でデコードしたURLに対し、HTTPリクエストを送信するようにネットワークインタフェース804を制御する(S904)。この処理が図2の配信要求である。このとき、プリンタ制御プログラムは、HTTPのヘッダフィールドのFromヘッダにネットワークインタフェース804のIPアドレスを設定する。またプリンタ制御プログラムは、HTTPのヘッダフィールドのUser−Agentヘッダにプリンタ809の機種名やバージョンの情報を設定する。同時にプリンタ制御プログラムは、HTTPリクエスト処理を送信したことを表すメッセージを、操作部805に備え付けられた液晶ディスプレイ上に表示する。続いてプリンタ制御プログラムは、HTTPレスポンス及びHTTPレスポンスコンテンツの受信を行うようにネットワークインタフェース804を制御する(S905)。受信したHTTPレスポンス及びHTTPレスポンスコンテンツはRAM803に格納する。続いてプリンタ制御プログラムは、HTTPレスポンスに含まれるHTTPステータスの値を確認する。HTTPステータスには様々な種類が定義されているが、本実施例ではHTTPリクエストの成功を示す正常値と、HTTPリクエストの失敗を示す非正常値のみを取り扱う。HTTPステータスが正常値である場合(S906)、プリンタ制御プログラムはRAM803に格納したレスポンスコンテンツの解析を行う(S907)。S907の解析の結果、レスポンスコンテンツの送信元がドキュメントサーバ110であると判断した場合、プリンタ制御プログラムは、ネットワークインタフェース804が印刷ジョブを受信するのを、予め決められた時間まで待つ(S909)。ネットワークインタフェース804が印刷ジョブを受信すると、プリンタ制御プログラムは該印刷ジョブをRAM803に格納して解析し、プリンタ809を制御することで印刷処理を行う(S910)。印刷ジョブを解析して印刷処理を行う処理については公知の技術であるため、説明は省略する。
S903でデコードした2次元コードがURL以外の場合、プリンタ制御プログラムは印刷処理が行われないことを利用者に通知する(S911)。例えばプリンタ制御プログラムは、操作部805に備え付けられた液晶ディスプレイに2次元コードをデコードした文字列を表示するように制御を行う。あるいは不図示のスピーカーからビープ音をならすように制御してもよい。
S906でHTTPステータスが非正常値であった場合、プリンタ制御プログラムは印刷処理が行われないことを利用者に通知する(S912)。例えばプリンタ制御プログラムは操作部805に備え付けられた液晶ディスプレイにHTTPステータスを表示するように制御を行う。あるいは不図示のスピーカーからビープ音をならすように制御してもよい。
S908でHTTPレスポンスがドキュメントサーバ110以外から送られたと判断した場合、プリンタ制御プログラムは印刷処理が行われないことを利用者に通知する(S913)。例えばプリンタ制御プログラムは操作部805に備え付けられた液晶ディスプレイに受信したHTTPレスポンスコンテンツをレンダリングして表示するように制御を行う。一方、S908でHTTPレスポンスがドキュメントサーバ110から送られたと判断した場合、プリンタ制御プログラムは「文書を受信中である」旨を利用者に通知する。例えば、液晶ディスプレイにその旨を表示する。
S910で印刷ジョブの受信にタイムアウトが発生した場合、プリンタ制御プログラムは印刷が行われないことを利用者に通知する(S914)。例えばプリンタ制御プログラムは操作部805に備え付けられた液晶ディスプレイにHTTPリクエストしたURLを示す文字列と、タイムアウトが発生したことを伝えるメッセージを表示するように制御を行う。
以上説明したように、本発明における文書配信システムは、URLを符号化した2次元コードをサンプル画像データとするので、ネットワーク100上に複数のドキュメントサーバが接続されていても、正しいドキュメントサーバに対してアクセスすることができる。また文書データの要求にHTTPを用いるため、上述したURLが符号化されている2次元コードを読み取ることができる通信機能付き携帯端末やパーソナルコンピュータ等上のウェブブラウザからHTTPリクエストを送信することができる。またドキュメントサーバはHTTPリクエストを送信した情報処理装置が印刷機であるか否かを判断してHTTPレスポンスコンテンツを作成するので、通信機能付き携帯端末やパーソナルコンピュータ等に対して適切な形式で文書データを送信することができる。
またドキュメントサーバから印刷装置に印刷ジョブを送るためにLPRを利用しているため、印刷装置はドキュメントサーバからの印刷ジョブ投入に対応するために特別な装置や処理を追加する必要がない。
また印刷装置は、URL以外の情報がデコードされた2次元コードを読みこむとエラー処理を行う。例えばサンプル画像にもともと2次元コード画像が含まれていた場合で、該2次元コードを復号化した結果がURLでない場合は、利用者に文書データの配信が行われないことを利用者に通知することができる。
また印刷装置は、受信したHTTPレスポンスを送信した装置が、本発明のドキュメントサーバであるか否かを判断する。このためドキュメントサーバ以外のウェブサーバに対してURLにHTTPリクエストを送信した場合、タイムアウトを待つことなく文書データの配信が行われないことを利用者に通知することができる。
また印刷装置は、ドキュメントサーバから送信されるHTTPリクエストのヘッダフィールドを解析して機種名やバージョンを判断するので、複数の種類の印刷装置に対して本技術を適用することが可能である。
上記おいて、ドキュメントサーバはアプリケーションとプリンタドライバを用いて印刷ジョブの生成を行った。しかし印刷装置が直接処理できるフォーマットをもつ文書データを要求した場合、直接文書データをLPRにて該印刷装置に送信するようにしてもよい。この場合、上述の印刷ジョブを生成する際に参照する印刷パラメータを受信していたとしても、その設定は無視される。あるいは文書データを該印刷パラメータに従って文書データを編集し、編集した文書データを印刷装置に送信するようにしてもよい。なお、LPRで文書データを印刷装置に送信される際には、当然、文書データに印刷命令が付加された形で送信することになる。
また上記において、ドキュメントサーバは印刷装置以外からHTTPリクエストがある毎にHTTPレスポンスコンテンツを生成したが、一度印刷装置以外のためレスポンスコンテンツを作成したら、それを使いまわすようにしてもよい。あるいは文書登録時に印刷装置以外のためのレスポンスコンテンツを作成しても構わない。これは印刷装置以外のためのレスポンスコンテンツは、必ずしも要求元に応じて変更する必要がないためである。
また本実施例の印刷装置のプリンタ制御プログラムは、起動後に2次元コードの検出の検出処理を開始したが、別のタイミングで開始しても構わない。例えばカメラ807の撮像範囲内の明るさの変化をCPU801に通知するセンサを設け、該センサが明るさの変化を通知したら2次元コードの検出を開始してもよい。このように構成することで、2次元コードの検出処理の回数を減らすことができるため、CPU801やカメラ807の駆動に必要な電力を抑えることができる。
また印刷装置のプリンタ制御プログラムは、ドキュメントサーバ以外からHTTPレスポンスコンテンツを受信した際、液晶ディスプレイにメッセージを表示すると同時に、受信したコンテンツを印刷処理するようにプリンタ809を制御してもよい。
<第2実施例>
上述した第1実施例ではドキュメントサーバが印刷装置に対して印刷ジョブをLPRプロトコル送信した。本実施例ではドキュメントサーバは印刷ジョブの生成を行い、印刷装置に対してHTTPレスポンスコンテンツに印刷ジョブデータを含めて送信し、印刷装置はレスポンスコンテンツに含まれる印刷ジョブデータを抽出し、自身に対して印刷ジョブデータを送信する。
図10は本実施例のドキュメント配信システムの全体像を示す図である。1001は配信する文書データを格納するドキュメントサーバ、1011は文書データを要求して印刷を行う印刷装置である。ドキュメントサーバ1001は広域ネットワーク1000に接続され、印刷装置1011はローカルネットワーク1010に接続されている。広域ネットワーク1000とローカルネットワーク1010はルータ1012にて接続されている。広域ネットワーク1000或いはローカルネットワーク1010には、ウェブサーバ、パーソナルコンピュータ、通信機能付き携帯端末等を接続することが可能である。
(ドキュメントサーバの説明)
続いて本システムにおけるドキュメントサーバについて図を用いて説明する。本実施例におけるドキュメントサーバのハードウェア構成は図3と同じであるため説明は省略する。また上述した実施例と同様、本実施例におけるドキュメントサーバのCPU301はウェブサーバプログラムを実行する。また本実施例におけるドキュメントサーバも上述の実施例と同じ3つの要求を、ネットワークインタフェース303で受信する。配信予定の文書データを指定するためのHTMLコンテンツを表示するための要求については上述した実施例と同じであるため説明は省略する。また、文書登録プログラムについても、上述した実施例と同じであるため説明は省略する。
本実施例における図2の文書配信時のドキュメントサーバの動作について説明する。図11はドキュメントサーバで実行される情報処理のフローチャートである。文書配信プログラムはCPU301で実行される。
文書配信プログラムを実行するためのHTTPリクエストをネットワークインタフェース303で受信すると、ウェブサーバプログラムは、文書配信プログラムをハードディスク305からRAM304に読み込み、CPU301にて実行を開始するように制御する。この際ウェブサーバプログラムは、HTTPリクエストに埋め込まれているヘッダフィールドをRAM304に格納する。
まず文書配信プログラムは、配信要求された文書データがハードディスク305内に存在するか確認する(S1101)。ハードディスク305内に文書データがある場合、文書配信プログラムはRAM304に格納されたHTTPリクエスト情報のヘッダフィールドの解析を行う(S1102)。続いて文書配信プログラムは、上記HTTPリクエストが印刷装置120から送信されたか否かを判定し(S1103)、印刷装置から送信されたと判断した場合には、文書データに印刷命令を付加した状態のデータ(印刷ジョブデータ)を生成する(S1104)。ここで文書配信プログラムは、S1102にて解析した情報を用いて、利用するアプリケーションとプリンタドライバを制御して印刷ジョブデータを生成する。また、図4の407で指定する印刷パラメータがハードディスク305に格納している場合は、それも参照する。生成したジョブはRAM304もしくはハードディスク305に格納される。続いて文書配信プログラムは、受信したHTTPリクエストに対するHTTPレスポンスコンテンツの作成を行い、RAM304もしくはハードディスク305に格納する(S1105)。ここでS1104にて印刷ジョブデータを生成した場合、文書配信プログラムは印刷ジョブデータを含めるようにHTTPレスポンスコンテンツを生成する。本実施例においてHTTPレスポンスコンテンツはXML形式にて記述する。一方印刷ジョブデータが形成されていない場合、文書配信プログラムは、文書データそのもの、もしくは要求された文書データへのリンクを含むHTMLもしくはXML文書をHTTPレスポンスコンテンツとして作成する。文書配信プログラムは、以上のように生成したHTTPレスポンスコンテンツを、ネットワークインタフェース303を制御して送信する(S1105)。即ち、印刷命令が付加されていない状態でHTTPレスポンスコンテンツを送信する。文書配信プログラムは、HTTPレスポンスのUser−Agentヘッダに予め定めておいたマジックナンバーを設定する。印刷装置1011は、HTTPレスポンスのUser−AgentヘッダによってHTTPレスポンスを送信した装置がドキュメントサーバであることを判断する。
なおHTTPリクエスト受信時に、指定されたURLに対応する文書がドキュメントサーバ内に存在しない場合、文書配信プログラムはHTTPステータスコードにて要求元にエラーを通知するようにネットワークインタフェース303を制御する(S1106)。
(印刷装置の説明)
続いて本システムにおける印刷装置1011について図を用いて詳細に説明する。本実施例における印刷装置のハードウェア構成は図8と同じであるため説明は省略する。
図12は本実施例におけるプリンタ制御プログラムのフローチャートである。プリンタ制御プログラムはCPU801にて実行される。
図12のフローチャートのS1201及至S1204は、図9のフローチャートのS901及至S904と同じであるため説明を省略する。S1205にて、プリンタ制御プログラムはHTTPレスポンスの受信を行うようにネットワークインタフェース804を制御するが、ここではHTTPレスポンスコンテンツの受信を行わず、HTTPレスポンスヘッダフィールドまで受信を行う。受信したデータはRAM803に格納される。ドキュメントサーバ1001はHTTPレスポンスのUser−Agentヘッダにマジックナンバーを設定する。このためプリンタ制御プログラムはHTTPレスポンスコンテンツを受信しなくても、HTTPレスポンスを送信した装置がドキュメントサーバであることを判断できる。続いてプリンタ制御プログラムは、HTTPレスポンスに含まれるHTTPステータスの値を確認する(S1206)。HTTPステータスは様々な種類が定義されているが、本実施例ではHTTPリクエストの成功を示す正常値と、HTTPリクエストの失敗を示す非正常値のみを取り扱う。HTTPステータスが正常値である場合、HTTPレスポンスに含まれるレスポンスヘッダの解析を行う(S1207)。続いてプリンタ制御プログラムは、受信したHTTPレスポンスの送信元がドキュメントサーバ1001か否かを判定する(S1208)。受信したHTTPレスポンスがドキュメントサーバ1001から送信されたと判断した場合、プリンタ制御プログラムは、HTTPレスポンスコンテンツを受信するようにネットワークインタフェース804を制御する。ここで受信したデータはRAM803もしくはハードディスク806に格納する。続いてプリンタ制御プログラムは、HTTPレスポンスコンテンツの中から印刷ジョブデータ部を特定する(S1209)。その後プリンタ制御プログラムは、特定された印刷ジョブデータを、自身のネットワークインタフェース804宛てにLPRを用いて送信するようにネットワークインタフェース804を制御する(S1200)。ネットワークインタフェース804で印刷ジョブを受信すると、プリンタ制御プログラムは該印刷ジョブをRAM803に格納して解析し、プリンタ809を制御することで印刷処理を行う(S1211)。
S1203でデコードした2次元コードがURL以外の場合のS1212における処理は、図9のS911と同じである。またS1206でHTTPステータスが非正常値であった場合のS1213の処理は図9のS912と同じである。また、S1208でHTTPレスポンスがドキュメントサーバ1001以外から送られたと判断した場合、プリンタ制御プログラムは印刷が行われないことを利用者に通知する(S1214)。例えばプリンタ制御プログラムは、HTTPレスポンスコンテンツを全て受信するようにネットワークインタフェース804を制御し、操作部805に備え付けられた液晶ディスプレイに受信したコンテンツをレンダリングして表示するように制御する。
以上説明したように、本発明における文書配信システムは、HTTPレスポンスコンテンツに印刷ジョブデータを埋め込む。このためルータ1012等にファイアウォールが設置されてLPRで使用するポートへのアクセスが制限されていた場合でも、ドキュメントサーバから印刷装置に印刷ジョブデータを送信することが可能になる。
またドキュメントサーバ1001はHTTPのレスポンスヘッダに予め定められたマジックナンバーを設定する。このため印刷装置1011のプリンタ制御プログラムはHTTPレスポンスを全て受信しなくともレスポンスコンテンツを送った装置がドキュメントサーバ1001か否かを判断することができる。
またドキュメントサーバ1001は印刷装置に対してXML形式でHTTPレスポンスコンテンツを送信するので、印刷装置1011のプリンタ制御プログラムは受信したHTTPレスポンスコンテンツから印刷ジョブを特定するのが容易になる。
また印刷装置1011は受信したHTTPレスポンスコンテンツに含まれる印刷ジョブデータを抜き出して自身に対してLPRを用いて送信するので、印刷装置は抜き出した印刷ジョブデータを印刷するために特別な装置や処理を追加する必要がない。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
110、1001 ドキュメントサーバ
120、1011 印刷装置

Claims (7)

  1. 文書の要求を外部装置から受信する受信手段と、
    前記外部装置が印刷装置であるか否かを判定する判定手段と、
    前記外部装置が印刷装置であると判定した場合に、印刷命令を付加した上で前記文書を当該印刷装置へ送信し、
    前記外部装置が印刷装置でないと判定した場合に、印刷命令を付加せずに前記文書を当該印刷装置へ送信する送信手段とを有することを特徴とするサーバ。
  2. 前記文書の要求はHTTPで行われ、
    前記送信手段は、
    前記外部装置が印刷装置であると判定した場合に、HTTPで前記文書を後で送信する旨を前記印刷装置に送信し、その後、LPRで印刷命令の付加された前記文書を前記印刷装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
  3. 請求項2に記載された印刷装置であって、
    HTTPで前記文書を後で送信する旨を受信してから、LPRで印刷命令の付加された前記文書を受信するまで、文書を受信中である旨を示す表示を行うことを特徴とする印刷装置。
  4. 文書の要求を外部装置から受信する受信工程と、
    前記外部装置が印刷装置であるか否かを判定する判定工程と、
    前記外部装置が印刷装置であると判定した場合に、印刷命令を付加した上で前記文書を当該印刷装置へ送信し、
    前記外部装置が印刷装置でないと判定した場合に、印刷命令を付加せずに前記文書を当該印刷装置へ送信する送信工程とを有することを特徴とするサーバの制御方法。
  5. 前記文書の要求はHTTPで行われ、
    前記送信工程は、
    前記外部装置が印刷装置であると判定した場合に、HTTPで前記文書を後で送信する旨を前記印刷装置に送信し、その後、LPRで印刷命令の付加された前記文書を前記印刷装置に送信することを特徴とする請求項4に記載のサーバの制御方法。
  6. 請求項5に記載された印刷装置の制御方法であって、
    HTTPで前記文書を後で送信する旨を受信してから、LPRで印刷命令の付加された前記文書を受信するまで、文書を受信中である旨を示す表示を行うことを特徴とする印刷装置の制御方法。
  7. 請求項6に記載の印刷装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータよみとり可能なプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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