JP2014099052A - テキストを編集する装置、データ処理方法およびプログラム - Google Patents

テキストを編集する装置、データ処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作者がコピー操作やカット操作において誤った範囲を指定したままペースト操作を行ってしまうことを防止し、テキスト編集における誤操作を抑制する。
【解決手段】表示装置200に表示されたテキストの少なくとも一部を範囲指定する操作を受け付ける操作受け付け部20と、この操作受け付け部20により受け付けられた操作によって指定された範囲のテキストおよび指定された範囲に関わる他のテキストを含む所定のテキスト(指定範囲候補テキスト)を記憶する記憶部50と、テキストの貼り付け処理を行う際に、指定された範囲のテキストと共に記憶部50に記憶されている所定のテキストを、表示装置200に表示させ、指定された範囲のテキストを変更する操作を受け付けた場合には、この操作に応じて貼り付け対象のテキストを変更して貼り付け処理を行う編集処理部40と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、テキストを編集する装置、方法およびプログラムに関し、特にコピー・アンド・ペーストやカット・アンド・ペースト等の操作の誤りを抑制する装置、方法およびプログラムに関する。
コンピュータでテキスト・データを編集する際に、表示装置の画面に表示されたテキストの適当な範囲を指定し、指定した範囲のテキストを複写したり(コピー)、切り取ったり(カット)して、他の場所に貼り付ける(ペースト)操作が行われる場合がある。テキストの範囲の指定は、マウス等のポインティング・デバイスやキーボードのカーソル・キーを用いて、表示装置の画面に表示されたカーソル(マウス・ポインタ)を移動させながら、指定範囲の両端の位置を指示することにより行われる。
これらの操作は、テキストの編集操作時に頻繁に行われる操作であり、従来から、操作の利便性を高めたり、誤操作を抑制したりするための提案がなされている。例えば、コピー操作が行われた際に、その操作によりコピーされた内容および過去にコピーされた内容を表示し、ユーザの選択を受け付けてペーストする従来技術がある(例えば、特許文献1参照)。また、ペースト操作が行われる際に、コピー操作やカット操作において指定されたテキストを編集用ウィンドウに表示し、ペーストする前にユーザがテキストを編集できるようにする従来技術がある(例えば、特許文献2、3参照)。
特開2006−338458号公報 特開2011−128864号公報 特開平5−35837号公報
コピー操作やカット操作の対象となるテキストの範囲の指定を、マウス等のポインティング・デバイスを用いて行う場合、ポインティング・デバイスを操作する手の揺れによって、操作者が意図していた範囲とは異なる範囲を指定してしまう場合がある。このような場合、誤った範囲を指定したまま操作者がペースト操作を行うと、操作者が意図していないテキストがペーストされてしまう。
本発明は、操作者がコピー操作やカット操作において誤った範囲を指定したままペースト操作を行ってしまうことを防止し、テキスト編集における誤操作を抑制することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、次のような装置として実現される。この装置は、テキストを編集する装置において、表示装置に編集対象のテキストを表示させる表示制御部と、表示装置に表示されたテキストの少なくとも一部を範囲指定する操作を受け付ける操作受け付け部と、この操作受け付け部により受け付けられた操作によって指定された範囲のテキストおよび指定された範囲に関わる他のテキストを含む所定のテキスト(指定範囲候補テキスト)を記憶する記憶部と、テキストの貼り付け処理を行う際に、指定された範囲のテキストと共に記憶部に記憶されている所定のテキストを、表示制御部により表示装置に表示させ、指定された範囲のテキストを変更する操作を受け付けた場合には、この操作に応じて貼り付け対象のテキストを変更して貼り付け処理を行う編集処理部と、を備える。
また、より好ましくは、上記装置において、操作受け付け部により受け付けられた操作によって指定されるテキストの範囲が、所定の基準を超えて変動したか否かを判定する判定部をさらに備える構成とし、編集処理部は、判定部によりテキストの範囲が所定の基準を超えて変動したと判定された場合に、記憶部に記憶されている所定のテキストを、表示制御部により表示装置に表示させる。
さらに詳細には、上記装置において、記憶部は、操作受け付け部により受け付けられた操作によって指定された範囲のテキストをその一部に含み、指定された範囲に基づいて定まる特定の範囲のテキストを、指定された範囲のテキストと共に所定のテキストとして記憶する構成としても良い。
また、記憶部は、操作受け付け部により受け付けられた操作の進行に伴って、操作によって指定された範囲のテキストを順次、追加記憶し、編集処理部は、最後に記憶したテキストから遡って、所定の記憶回数分のテキストを、所定のテキストとして、表示制御部により表示装置に表示させる構成としても良い。
ここで、編集処理部は、最後に記憶したテキストから遡って、所定の記憶回数分のテキストを、表示制御部により表示装置に表示させ、テキストの貼り付け処理における貼り付け対象として最後に記憶したテキスト以外のテキストを選択する操作を受け付けた場合に、選択されたテキストと共に記憶部に記憶されている所定のテキストを、表示制御部により表示装置に表示させる構成としても良い。
さらに詳細には、判定部は、表示制御部から、範囲指定の操作において指定されたテキストの範囲を示すために表示される矩形領域の位置情報を、この操作の進行に伴って定期的に取得し、取得した位置情報に基づく矩形領域が、直前に取得した位置情報に基づく矩形領域を内包しない場合に、指定されるテキストの範囲が所定の基準を超えて変動したと判定する。
また、判定部は、表示制御部から、範囲指定の操作に用いられるカーソルの位置情報を、この操作の進行に伴って定期的に取得し、取得したカーソルの位置情報が、表示装置に表示されたテキストにおける同じ行の表示位置を一定時間以上移動した後に、異なる行の表示位置に移動した場合に、指定されるテキストの範囲が所定の基準を超えて変動したと判定するようにしても良い。
さらにまた、本実施形態は、コンピュータでテキストを編集するデータ処理方法としても実現される。この方法は、表示装置に表示されたテキストの少なくとも一部を範囲指定する操作を受け付けるステップと、受け付けた操作によって指定された範囲のテキストおよびこの指定された範囲に関わる他のテキストを含む所定のテキスト(指定範囲候補テキスト)を記憶部に記憶させるステップと、テキストの貼り付け処理を行う際に、指定された範囲のテキストと共に記憶部に記憶されている所定のテキストを、表示装置に表示させるステップと、指定された範囲のテキストを変更する操作を受け付けない場合には、指定された範囲のテキストを貼り付け対象として貼り付け処理を行い、指定された範囲のテキストを変更する操作を受け付けた場合には、操作に応じて貼り付け対象のテキストを変更して貼り付け処理を行うステップと、を含む。
また、より好ましくは、上記のデータ処理方法において、受け付けた操作によって指定されるテキストの範囲が、所定の基準を超えて変動したか否かを判定するステップをさらに含み、テキストの貼り付け処理を行う際に、テキストの範囲が所定の基準を超えて変動したと判定されたことを条件として、記憶部に記憶されている所定のテキストを、表示装置に表示させる。
さらにまた、本発明は、コンピュータを制御して上述した装置の各機能を実現するプログラム、またはコンピュータに上記の方法における各ステップに対応する処理を実行させるプログラムとしても実現される。このプログラムは、磁気ディスクや光ディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体に格納して配布したり、ネットワークを介して配信したりすることにより、提供することができる。
本発明によれば、操作者がコピー操作やカット操作において誤った範囲を指定したままペースト操作を行ってしまうことを防止し、テキスト編集における誤操作を抑制することができる。
本実施形態が適用される編集システムの機能構成例を示す図である。 本実施形態の編集システムを構成するのに好適なコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 テキストの範囲指定の例を示す図である。 本実施形態で用いられる範囲調整ウィンドウの表示例を示す図である。 本実施形態の範囲調整ウィンドウを用いたテキストの指定範囲の調整例を示す図である。 ポインティング・デバイスのドラッグ操作に応じてテキストが追加保存されていく様子を示す図である。 ポインティング・デバイスのドラッグ操作において、カーソルの位置が操作者の意図した位置からずれた状態を示す図である。 範囲調整ウィンドウの表示例を示す図である。 範囲調整ウィンドウを用いた指定範囲の調整手段において、第1の調整手法と第2の調整手法とを組み合わせて用いる手順の例を示すフローチャートである。 テキストの範囲を指定する操作に伴って表示される矩形領域を用いて、誤操作の可能性があるか否かを判断する手法を説明する図である。 テキストの範囲を指定する操作に伴って表示される矩形領域を用いて、誤操作の可能性があるか否かを判断する手法を説明する図である。 テキストの範囲を指定する操作におけるカーソルの変位に基づいて、誤操作の可能性があるか否かを判断する手法を説明する図である。 本実施形態によるテキストの範囲指定およびペースト操作におけるデータ処理の流れを示すフローチャートである。 指定範囲の特定処理の詳細を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<システムの機能構成>
図1は、本実施形態が適用される編集システムの機能構成例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の編集システム100は、表示制御部10と、操作受け付け部20と、操作判定部30と、編集処理部40と、記憶部50とを備える。また、編集システム100の表示制御部10には、液晶ディスプレイ等の表示装置200が接続されている。
表示制御部10は、表示装置200の表示画面に、各種の画像を表示する。具体的には、処理対象であるテキスト・データやカーソルを表示させる。また、後述するように、操作者によるカーソルの操作により特定の範囲のテキストが指定された場合は、指定された範囲が視覚的に識別できるように、表示態様を変更する。さらに、本実施形態では、テキストのペースト操作が行われる場合に、ペーストされるテキストに対する操作を受け付けるためのウィンドウ(以下、操作ウィンドウと呼ぶ)を表示装置200に表示させる。操作ウィンドウに関する表示制御の詳細については後述する。
操作受け付け部20は、操作者がポインティング・デバイス等の入力デバイスを用いて行った操作の情報を取得する。取得する操作の内容は、テキストの範囲を指定する操作、指定された範囲のテキストのコピーやカットを指示する操作、テキスト・データ中の特定の位置を指定してテキストのペーストを指示する操作等である。また、本実施形態では、操作受け付け部20は、表示制御部10により表示装置200に表示された操作ウィンドウに対する操作を受け付ける。
操作判定部30は、操作受け付け部20により受け付けた操作の内容を判定する。具体的には、指示された操作(コピー、カット、ペースト)の識別、コピー操作やカット操作に伴って指定された範囲のテキストの特定、ペースト操作において指定されたテキストのペースト位置の特定等を行う。なお、ペースト位置は、コピー操作やカット操作が行われたテキスト上の位置には限定されず、他のアプリケーション・プログラムによるテキストの表示が可能な位置(入力フォーム等)であっても良い。また、本実施形態では、操作判定部30は、テキストの範囲を指定する操作において誤った範囲の指定が行われた可能性がある場合に、これを検出する。テキストの指定範囲に対する判定処理の詳細については後述する。
編集処理部40は、操作受け付け部20により受け付けられ、操作判定部30により判定された操作に基づき、テキスト・データの編集処理を実行する。具体的には、コピー、カット、ペーストの各操作に対応する処理を実行する。コピー処理では、編集処理部40は、操作判定部30により特定された指定範囲のテキストを記憶部50に保存する。カット処理では、編集処理部40は、操作判定部30により特定された指定範囲のテキストを記憶部50に保存し、元のテキスト・データから指定範囲のテキストを削除する。ペースト処理では、操作判定部30により特定されたペースト位置に、記憶部50に保存されているテキストを挿入する(貼り付ける)。また、編集処理部40は、カット処理においてテキストを削除したり、ペースト処理においてテキストを挿入したりした際に、そのテキストの削除や挿入により影響を受ける他のテキスト部分の処理(表示位置の変更等)を行う。
記憶部50は、上記のコピー処理やカット処理の対象となったテキストを一時的に記憶する。一般に、コンピュータのOS(オペレーティング・システム)は、クリップボード(Clipboard)等と呼ばれる、アプリケーション・プログラム間で共有されるメモリ領域を提供する。記憶部50として、例えば、このメモリ領域を用いることができる。
<ハードウェア構成例>
図2は、本実施形態の編集システム100を構成するのに好適なコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
図2に示すコンピュータは、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)110aと、主記憶手段であるメモリ110cを備える。また、外部デバイスとして、磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)110g、ネットワーク・インターフェイス110f、表示機構110d、音声機構110h、キーボードやマウス等の入力デバイス110i等を備える。
図2に示す構成例では、メモリ110cおよび表示機構110dは、システム・コントローラ110bを介してCPU110aに接続されている。また、ネットワーク・インターフェイス110f、磁気ディスク装置110g、音声機構110hおよび入力デバイス110iは、I/Oコントローラ110eを介してシステム・コントローラ110bと接続されている。各構成要素は、システム・バスや入出力バス等の各種のバスによって接続される。
なお、図2は、本実施形態が適用されるのに好適なコンピュータのハードウェア構成を例示するに過ぎない。本実施形態は、コピー、カット、ペースト等の処理を含むテキスト・データの編集を行う情報処理システムに広く適用できるものであり、図示の構成においてのみ本実施例が実現されるのではない。
図2において、磁気ディスク装置110gにはOSやアプリケーション・プログラムが格納されている。そして、これらのプログラムがメモリ110cに読み込まれてCPU110aに実行されることにより、図1に示した表示制御部10、操作受け付け部20、操作判定部30、編集処理部40の機能が実現される。また、磁気ディスク装置110gやメモリ110c等の記憶手段により、記憶部50が実現される。表示制御部10は、図2に示す表示機構110dを介して表示装置200への画像表示を行う。また、操作受け付け部20は、図2に示す入力デバイス110iから操作者により行われた操作の情報を取得する。
<テキストの範囲指定>
次に、コピー操作やカット操作で行われるテキストの範囲指定について説明する。
テキストの範囲指定は、通常、入力デバイスを用い、指定しようとする範囲の両端の位置とを指示することにより行われる。例えば、入力デバイスとしてマウスを用いる場合、マウスを操作してカーソル(マウス・ポインタ)を移動させ、表示装置200の画面上で、所望の2箇所の位置を特定する。具体的には、例えば、カーソルが2箇所の特定位置の一方にあるときにマウス・ボタンを押し、そのままマウスを移動(ドラッグ)させて、カーソルが特定位置の他方に到達したときにマウス・ボタンを放す操作が行われる。操作受け付け部20がこのような操作を受け付けると、操作判定部30は、2箇所の特定された位置(特定位置)の間に存在するテキストの範囲を指定範囲として認識する。
図3は、テキストの範囲指定の例を示す図である。
図3(a)に示すテキストが表示装置200に表示された状態で、枠線301に囲まれた範囲のテキストを範囲指定する場合を考える。この場合、例えば、マウスを操作してカーソルを移動させ、指定したい範囲のテキストにおける先頭の文字(図ではテキスト「http」の「h」)を含む位置から最後の文字(図ではテキスト「update」の「e」)を含む位置までドラッグ操作を行い、位置を特定する。これにより、特定位置の間に存在するテキストの範囲(図では「http://RWP-Server_1/ccrc/update」)が指定される。
なお、マウス等の操作による画面上の特定位置や文字の表示位置の情報(画面上の座標値等)は、例えば、図2に示した表示機構110dから取得される。2箇所の特定位置に基づいてどのようにテキストの範囲が指定されるかについては、テキスト・データを表示するアプリケーション・プログラムに依存する。具体的には、例えば、図3(a)に示すような複数行の横書きテキストの場合、指定範囲が複数行にわたる場合は、画面上で上に位置する特定位置から、下に位置する特定位置までのテキストが指定範囲となる。また、指定範囲が一行以内の場合は、画面上で左に位置する特定位置から、右に位置する特定位置までのテキストが指定範囲となる。
図3(b)および図3(c)は、マウスにより図3(a)に枠線301で示した範囲を指定する様子を示す。図示の例において、操作者は、図3(a)に示した枠線301の左端から右端に向かってマウスのドラッグ操作を行うものとする。図3(b)には、文字列「http://RWP-S」の範囲までドラッグ操作が進んだ状態が示されている。
ここで、マウス等のポインティング・デバイスを用いてカーソルを移動させる場合、操作者の手の物理的な動作等が画面上のカーソルの動作に反映するため、移動させたカーソルの位置が操作者の意図した位置からずれる場合がある。このような場合、通常、操作者は、画面を見てカーソルの位置を確認し、修正することができる。しかし、操作の状況によっては、カーソルの位置を修正せずにドラッグ操作を終了し、操作者が所望する範囲とは異なるテキストの範囲を指定範囲としてしまうことが起こり得る。
例えば、一方の特定位置から他方の特定位置までドラッグ操作を行い、マウス・ボタンを放す際に操作者の手が動いてカーソルの位置が変わってしまうことがある。図3(c)は、図3(b)の状態からドラッグ操作を進めて、指定しようとする範囲の文字列「http://RWP-Server_1/ccrc/update」全体に対してドラッグ操作が行われた後、マウス・ボタンを放す際にカーソルが一つ上の行へ移動してしまった状態を示している。この場合、特定位置は、操作者が意図していた「update」の「e」の位置ではなく、1行上の「to」の「t」を含む位置になる。そのため、指定範囲は、操作者が所望する「http://RWP-Server_1/ccrc/update」(図3(a)の枠線301で示された範囲)ではなく、2行にわたる2箇所の特定位置の間に存在するテキストの範囲「to this server and can be accessed using the following URL: 」となってしまう。
上記のようにテキストの範囲の指定を誤った場合、操作者が、コピー操作やカット操作、ペースト操作等を行う前に誤操作に気付けば、範囲指定をやり直したり、指定範囲を修正したりすることも可能である。しかし、操作者がペースト操作を行って貼り付けられたテキストを見るまで、範囲指定の誤操作に気付かない場合もある。そこで、本実施形態は、操作者がペースト操作を行う際に、テキストの指定範囲を調整することが可能となる手段を提供する。
<指定範囲の調整手段>
本実施形態では、操作者がペースト操作を行う際に適用される指定範囲の調整手段として、表示装置200の画面におけるペースト操作のための指定位置の近くに、指定範囲の調整用のウィンドウ(以下、範囲調整ウィンドウと呼ぶ)を表示する。第1の調整手法として、この範囲調整ウィンドウには、テキストの範囲を指定する操作によって実際に指定された範囲を含む所定範囲のテキスト(以下、指定範囲候補テキストと呼ぶ)が表示される。
図4は、範囲調整ウィンドウの表示例を示す図である。
図4に示す例では、表示装置200の画面に表示された入力フォーム401にテキストを貼り付けるペースト操作において、ペースト位置の付近に範囲調整ウィンドウ410が表示されている。範囲調整ウィンドウ410の表示位置は、ペースト操作の邪魔にならない位置であれば良く、例えば、図示のように、ペースト位置の下部近辺に表示させる。この表示は、既存のアプリケーション・プログラム等で一時的にウィンドウやダイアログ・ボックス等を表示する際に用いられる手法を適用して良い。
本実施形態において、範囲調整ウィンドウ410に表示される指定範囲候補テキストは、操作者がコピー操作やカット操作等を行った際に指定されたテキストを含み、その前後の所定範囲にわたるテキストである。図4に示す例では、図3(c)で誤って指定された範囲のテキスト「to this server and can be accessed using the following URL: 」を含む
「In this example, the Rational Web Platform (RWP) server is named RWP-Server_1 will be used. The new CCRC download bits have been added to this server and can be accessed using the following URL: http://RWP-Server_1/ccrc/update」
というテキストが、指定範囲候補テキストとして表示されている。
ここで、指定範囲候補テキストとして表示されるテキストの範囲は、範囲指定の操作により指定されたテキストの範囲に基づく相対的な範囲として定まるが、そのサイズ等の設定は、操作者が予め適宜に行うことができるものとする。例えば、範囲指定の操作により指定された範囲の前後の文字数や行数を指定して指定範囲候補テキストとしても良いし、指定された範囲を含むパラグラフ全体を指定範囲候補テキストとしても良い。この指定範囲候補テキストとして表示されるテキストの範囲は、範囲指定の操作やコマンド入力等の所定の操作等に応じて動的に変更可能としても良い。例えば、後述のマーカー411が当初の設定範囲(範囲調整ウィンドウ410に表示される範囲)の最初の行(または最後の行)に設定されたならば、さらにその上方(または下方)の数行分を指定範囲候補テキストとして設定することが考えられる。また、範囲指定の操作の実行時に、初期的に設定された指定範囲候補テキストの範囲を前方や後方に拡大するコマンドの入力を受け付けるようにしても良い。
また、図4に示すように、範囲調整ウィンドウ410に表示された指定範囲候補テキストのうち、範囲指定の操作により実際に指定された範囲のテキストは、他のテキスト部分と区別できるように、表示態様を変えて表示されている。図示の例では、反転表示となっているが、この例に限定されるものではなく、異なる表示色で表示したり、下線等の装飾を付加したりする等、種々の表示態様を適用して良い。
さらに、範囲調整ウィンドウ410には、指定範囲候補テキストにおける指定範囲の両端の位置に、これらの位置を変更するためのマーカー411が表示されている。このマーカー411は、マウス等のポインティング・デバイスで、カーソルをマーカー411の位置に合わせてドラッグ操作を行うことにより移動させることができる。この他、範囲調整ウィンドウ410には、ペースト処理を終了するコマンドの入力用のボタン・オブジェクト412、413が表示されている。ボタン・オブジェクト412は、指定範囲の(反転表示された)テキストをペースト位置に貼り付けてペースト操作を完了するためのオブジェクトである。ボタン・オブジェクト413は、テキストを貼り付けずに(ペースト操作を中断して)範囲調整ウィンドウ410を閉じるためのオブジェクトである。
図5は、範囲調整ウィンドウ410を用いたテキストの指定範囲の調整例を示す図である。
図5(a)に示す範囲調整ウィンドウ410においては、図3(c)で誤って指定された範囲のテキスト「to this server and can be accessed using the following URL: 」が反転表示され、この範囲の両端にマーカー411が表示されている。ここで、操作者が、指定範囲を図3(a)の枠線301で囲まれたテキストの範囲に修正するために、マーカー411を移動させる。具体的には、反転表示されたテキストの範囲における先頭の文字「t」の位置のマーカー411を1行分下方へ移動させ、テキスト「update」の「e」を含む位置に配置する。これにより、図5(b)に示すように、2つのマーカー411に挟まれた指定範囲が変更され、「http://RWP-Server_1/ccrc/update」が指定範囲となる。この状態で、ボタン・オブジェクト412がクリックされると、修正された指定範囲のテキストがペースト位置(図4の入力フォーム401)に貼り付けられる。
上記のような範囲調整ウィンドウ410を用いた操作を行うため、図1に示した本実施形態の編集システム100において、次のような処理が行われる。
まず、操作判定部30は、操作受け付け部20により受け付けた操作がテキストの範囲を指定する操作であった場合に、予め行われた指定範囲候補テキストの設定にしたがって、指定された範囲の前後のテキストを含む指定範囲候補テキストを特定する。そして、操作受け付け部20によりコピー操作やカット操作が受け付けられると、編集処理部40は、指定範囲のテキストと指定範囲候補テキストとを記憶部50に保持させる。なお、指定範囲候補テキストの範囲の動的な変更を可能とする場合は、操作判定部30は、変更条件(上述した例では、マーカー411の位置やコマンドの入力)を満たすか否かを判断し、変更条件を満たすならば、その変更条件に応じて変更した範囲で指定範囲候補テキストを特定する。
次に、操作受け付け部20によりペースト操作が受け付けられると、編集処理部40の制御の下で、表示制御部10は、ペースト位置付近に範囲調整ウィンドウ410を表示する。そして、この範囲調整ウィンドウ410に、指定範囲のテキストを他のテキスト部分とは異なる表示態様として、指定範囲候補テキストを表示する。この後、指定範囲を調整する操作が行われた場合、編集処理部40は、操作に応じて指定範囲のテキストを変更する。さらに、ボタン・オブジェクト412に対するクリック操作が行われると、編集処理部40は、指定範囲のテキストをペースト位置に貼り付ける。
以上のようにして、本実施形態によれば、ペースト操作を行う際に、範囲調整ウィンドウ410を開いて指定範囲候補テキストを表示し、操作者が指定範囲のテキストを確認し、修正できるようにした。このため、コピー操作やカット操作において誤って範囲指定されたテキストを、ペースト操作により貼り付けてしまうことを回避することができる。
<指定範囲の他の調整手段>
次に、範囲調整ウィンドウ410を用いた調整手段による第2の調整手法について説明する。
この第2の調整手法では、テキストの範囲を指定する操作が行われた際に、ポインティング・デバイスのドラッグ操作中に所定の時間間隔ごとに指定範囲のテキストを、記憶部50に追加保存する。そして、保存されたテキストのリストを範囲調整ウィンドウ410に表示する。
図6は、ポインティング・デバイスのドラッグ操作に応じてテキストが追加保存されていく様子を示す図である。
図6に示す例では、図3(b)に示した例と同様に、操作者は、図3(a)に示した枠線301の左端から右端に向かってマウスのドラッグ操作を行うものとする。図6(a)には、文字列「http://RWP-S」の範囲までドラッグ操作が進んだ状態が示されている。
図6(b)には、記憶部50に、テキストが逐次的に追加保存される様子が示されている。具体的には、まず、最初にドラッグ操作による指定範囲に含まれる文字「h」が保存され、続いて、ドラッグ操作が進むのに伴い、「ht」、「htt」、「http」、……というように、指定範囲に含まれる文字列が順次、記憶部50に保存される。
ここで、記憶部50にテキストが保存される時間間隔は、編集システム100を実現するコンピュータの動作クロック等に基づいて定めることができ、例えば、数ミリ秒〜数十ミリ秒程度とすることができる。したがって、図6(b)に示す例では、追加保存されるテキストが1文字ずつ増加しているが、ドラッグ操作の速度によっては、1文字あるいは2文字程度を飛ばして保存される場合もある。例えば、「h」の後に「htt」が保存される場合があり得る。
一方、ドラッグ操作の速度が遅い場合は、テキストを追加保存しようとする際に、指定範囲に含まれているテキストが、前回保存したテキストと同じである場合がある。このような場合は、同じテキストを重複して保存することを避けるため、記憶部50への保存を行わないようにしても良い。
図7は、ポインティング・デバイスのドラッグ操作において、カーソルの位置が操作者の意図した位置からずれた状態を示す図である。
図7(a)に示す例では、図3(c)に示した例と同様に、指定しようとする範囲の文字列「http://RWP-Server_1/ccrc/update」全体に対してドラッグ操作が行われた後、マウス・ボタンを放す際にカーソルが一つ上の行へ移動してしまったものとする。このため、図7(b)に示すように、記憶部50に最後に保存されたテキストは、「to this server and can be accessed using the following URL: 」であり、その直前に保存されたテキストは、「http://RWP-Server_1/ccrc/update」となっている。
図8は、範囲調整ウィンドウ410の表示例を示す図である。
図8に示す範囲調整ウィンドウ410には、図7(b)に示した記憶部50に記憶されているテキスト群のうち、最後から5回分のテキストのリストが、指定範囲候補テキストとして表示されている。操作者が、範囲調整ウィンドウ410に表示された指定範囲候補テキストの中から、所望のテキストを選択すると、選択されたテキストがペースト位置に貼り付けられる。図8に示す例では、記憶部50に最後に保存されたテキスト「to this server and can be accessed using the following URL: 」ではなく、その直前に保存されたテキスト「http://RWP-Server_1/ccrc/update」が選択されている(図8では、選択されたテキストが太字で強調表示されている)。
以上のようにして、この調整手段において、ペースト操作を行う際に、範囲調整ウィンドウ410を開いて指定範囲候補テキストを表示し、操作者が指定範囲のテキストを確認し、所望のテキストを選択することが可能となる。そして、コピー操作やカット操作において誤って範囲指定されたテキストを、ペースト操作により貼り付けてしまうことを回避することができる。
ところで、上記において、記憶部50にテキストが保存される時間間隔に対してドラッグ操作の速度が速い場合は、直前に保存されたテキストに対して数文字飛ばして次のテキストが追加保存される場合があることを説明した。この場合、操作者が指定しようとした範囲のテキストに一致するテキストが記憶部50に保存されない場合があり得る。具体的には、例えば、図7(b)において、操作者が指定しようとしたテキストが「http://RWP-Server_1/ccrc/update」であるのに対し、最後に保存されたテキストの直前に保存されたテキストが「http://RWP-Server_1/ccrc/updat」(最後の「e」が不足)であるような場合である。
このような場合、記憶部50に記憶されているテキスト群を範囲調整ウィンドウ410に表示するだけでは、ペースト操作において、操作者が指定しようとしたテキストを貼り付けることができない。そこで、上記第2の調整手法に、図4および図5を参照して説明した第1の調整手法を組み合わせて用いても良い。すなわち、範囲調整ウィンドウ410において最後に保存されたテキスト以外のテキストが選択された場合は、図4および図5に示した例のように、最後に保存されたテキストを含む所定範囲のテキストを、改めて指定範囲候補テキストとして範囲調整ウィンドウ410に表示し、指定範囲の修正を受け付ける。
図9は、範囲調整ウィンドウ410を用いた指定範囲の調整手段において、第1の調整手法と第2の調整手法とを組み合わせて用いる手順の例を示すフローチャートである。
図9に示すように、操作者によりコピー操作やカット操作が行われ、次いでペースト操作が行われると(ステップ901)、編集処理部40は、範囲調整ウィンドウ410を表示装置200に表示させる(ステップ902)。そして、編集処理部40は、範囲調整ウィンドウ410に、コピー操作やカット操作においてテキストを範囲指定する操作に伴って蓄積されたテキスト群を表示させる(ステップ903)。
次に、編集処理部40は、表示されたテキスト群からテキストを選択する操作が行われるのを待ち、最後に保存されたテキストが選択されたならば、選択されたテキストをペースト位置に貼り付けて処理を終了する(ステップ904、908)。一方、最後に保存されたテキスト以外のテキストが選択されたならば、次に編集処理部40は、範囲調整ウィンドウ410に、最後に保存されたテキストを含む所定範囲のテキストを表示させる(ステップ904、905)。そして、テキストの指定範囲を変更する操作を受け付ける。
次に、編集処理部40は、ペースト処理を終了するコマンドが入力されるのを待つ(ステップ906)。このコマンド入力は、例えば、図4および図5に示した範囲調整ウィンドウ410に表示されたボタン・オブジェクト412、413をクリックすることにより行われる。テキストを貼り付けるコマンドが入力されたならば、編集処理部40は、範囲調整ウィンドウ410に表示された指定範囲候補テキストにおける、指定された範囲のテキストをペースト位置に貼り付けて、処理を終了する(ステップ907、908)。一方、ペースト操作を中止するコマンドが入力されたならば、編集処理部40は、指定された範囲のテキストをペースト位置に貼り付けずに、処理を終了する(ステップ907)。
上記のように、本実施形態は、ペースト操作の際に、範囲調整ウィンドウ410を用いて、テキストの指定範囲の調整を可能としている。しかしながら、ペースト操作が行われるたびに毎回、範囲調整ウィンドウ410を表示して操作者の操作を受け付けることは、操作者にとって煩雑な作業となる場合もある。そこで、コピー操作やカット操作で行われるテキストの範囲を指定する操作において、誤操作の可能性があることを検出し、そのような操作が検出されたことを条件として範囲調整ウィンドウ410を表示することが考えられる。
<誤操作である可能性のある操作の検出>
以下、テキストの範囲を指定する操作において、誤操作の可能性があることを検出する手法について説明する。
本実施形態では、編集処理部40は、テキストの範囲を指定する操作を監視し、ある時点で、操作の内容が所定の基準を超えて変動した場合、言い換えれば、それまでの操作と比較して大きく異なる操作が行われた場合に、誤操作の可能性があると判断する。具体的な検出手法として、本実施形態では、テキストの範囲を指定する操作が行われる際に表示される矩形領域を用いる手法(第1の検出手法)と、ポインティング・デバイスで操作されるカーソルの変位を用いる手法(第2の検出手法)とを提案する。以下、各々の手法について、詳細に説明する。
<第1の検出手法>
テキストの範囲を指定する操作が行われる場合、通常、指定された範囲を操作者が確認できるように、表示装置200の画面において、指定された範囲のテキストが強調表示される。この強調表示の表示態様として、指定された範囲のテキストを囲む矩形領域を表示することが行われることが多い。また、この矩形領域には、テキストが視認できる透明性を有する着色がなされることもある。第1の検出手法では、この矩形領域の変動に基づいて、誤操作の可能性があるか否かを判断する。テキストの指定範囲を表す矩形領域の、表示装置200の画面における表示情報(表示装置200の画面上の位置、形状、サイズ、個数等の情報)は、表示制御部10から取得することができる。
図10および図11は、テキストの範囲を指定する操作に伴って表示される矩形領域を用いて、誤操作の可能性があるか否かを判断する手法を説明する図である。
操作者がテキストの所望の範囲を指定する際の操作としては、指定範囲の一端から他端へ向けて、ポインティング・デバイスを用いてドラッグ操作を行うことが一般的である。この場合、適当な時間間隔(例えば、数ミリ秒〜数十ミリ秒程度)で、指定された範囲を表す矩形領域の表示情報を取得し、最後に取得された表示情報とその直前に取得された表示情報とに基づいて両者の矩形領域を比較すると、前者が後者を包含する。図10および図11を参照すると、図10(b)に示す指定範囲1002は、図10(a)に示す指定範囲1001を包含している。また、図11(a)に示す指定範囲1101は、図10(b)に示す指定範囲1002を包含している。
これに対し、図11(a)、(b)を比較すると、図11(b)に示す指定範囲1102は、図11(a)に示す指定範囲1101を包含していない。そこで、編集処理部40は、図11(a)、(b)に示す例のように、ある時点で表示情報を取得した矩形領域が、その直前に表示情報を取得した矩形領域を包含していない場合に、所定の基準を超えて変動したと認識し、誤操作の可能性があると判断する。
なお、操作者によるポインティング・デバイスの操作の仕方によっては、図11(a)、(b)の例のように指定範囲を表す矩形領域が大きく変動するような操作でありながら、正しい(操作者が意図する)範囲を指定している場合もあり得る。しかし、本実施形態では、誤操作の可能性のある操作を検出できれば良いので、このような場合にも誤操作の可能性があると判断して範囲調整ウィンドウ410を表示して構わない。範囲指定の操作の途中で、操作者の手の揺れ等により、直前の矩形領域を含まないような矩形領域が出現した場合も同様である。
<第2の検出手法>
第2の検出手法では、テキストの範囲を指定するために、ポインティング・デバイスで操作されるカーソルの、表示装置200の画面での変位(動作)に基づいて、誤動作の可能性があるか否かを判断する。表示装置200の画面におけるカーソルの位置情報は、表示制御部10から取得することができる。また、表示装置200の画面に表示されている各文字の表示位置の情報も、表示制御部10から取得することができる。なお、この第2の検出手法は、コピー操作やカット操作におけるテキストの指定範囲が1行の(複数行にわたらない)文字列である場合に好適である。
図12は、テキストの範囲を指定する操作におけるカーソルの変位に基づいて、誤操作の可能性があるか否かを判断する手法を説明する図である。
1行のテキストの範囲を指定する場合、操作者は通常、指定範囲の一端から他端へ向けて、範囲指定しようとする文字列の上をカーソルが移動するように、ポインティング・デバイスによるドラッグ操作を行う。すなわち、テキストの範囲を指定する操作中に、カーソルがテキストの1行分の幅を超えて移動することはない。そこで、適当な時間間隔(例えば、数ミリ秒〜数十ミリ秒程度)で、カーソルの位置情報を取得し、テキストの1行分の幅の表示範囲を超えて移動したか否かを判断する。
図12を参照すると、カーソルは、テキストの範囲を指定するドラッグ操作が開始された時刻t0から時刻t1までは、安定して文字列の中心付近を移動している。そして、時刻t1以降は、カーソルが、大きく文字列の幅方向(横書きテキストにおける上下方向)に移動し、時刻t2で1行分の文字列の表示範囲を超えて移動している。このような場合に、編集処理部40は、指定範囲に対応するカーソルの位置が、所定の基準を超えて変動したと認識し、誤操作の可能性があると判断する。
なお、図12に示す例では、カーソルは、時刻t2で、1行分の文字列の表示範囲を超えて移動した後、再度、元の行の表示範囲に戻っている。このような場合は、最終的に1行の文字列に対してドラッグ操作を終えているので、誤操作はないと判断し、範囲調整ウィンドウ410を表示しないようにしても良い。また、第1の検出手法の場合と同様に、本実施形態では誤操作の可能性のある操作を検出できれば良いので、このような場合にも誤操作の可能性があると判断して、範囲調整ウィンドウ410を表示するようにしても良い。
<データ処理の流れ>
図13は、本実施形態によるテキストの範囲指定およびペースト操作におけるデータ処理の流れを示すフローチャートである。
図13に示すように、コピー操作やカット操作が行われる際にテキストの範囲を指定する操作が行われると、操作受け付け部20により、この操作が受け付けられ(ステップ1301)、操作判定部30により、指定された範囲のテキストが特定される(ステップ1302)。特定された指定範囲の情報は、編集処理部40により、記憶部50に保存される。
このとき、操作判定部30は、テキストの範囲を指定する操作の進行に伴って変化する指定範囲を、適当な時間間隔で連続的に特定していく。そして、編集処理部40は、操作判定部30により特定された指定範囲の情報を、順次、記憶部50に追加保存する。また、編集処理部40は、操作判定部30により特定された指定範囲の情報に基づいて、範囲を指定する操作中に指定範囲が所定の基準を超えて変動したか否かを判定する。
コピー操作やカット操作が完了し、最終的なテキストの指定範囲が確定すると(ステップ1303)、編集処理部40は、指定範囲のテキストを含む指定範囲候補テキストを記憶部50に保存する(ステップ1304)。そして、操作受け付け部20により、ペースト操作が受け付けられると(ステップ1305)、編集処理部40は、範囲を指定する操作中の指定範囲の変動に基づいて、範囲調整ウィンドウ410を表示するか否かを決定する。
すなわち、範囲指定の操作中に、上記第1の検出手法や第2の検出手法により、操作中に指定範囲が所定の基準を超えて変動したと判定された場合は、範囲調整ウィンドウ410が表示される(ステップ1306、1307)。そして、指定範囲の特定処理が行われた後(ステップ1308)、特定された指定範囲のテキストがペースト位置に張り付けられる(ステップ1309)。一方、テキストの範囲を指定する操作中に指定範囲が所定の基準を超えて変動しなかったと判定された場合は、範囲調整ウィンドウ410は表示されず、ステップ1303で確定した指定範囲のテキストがペースト位置に張り付けられる(ステップ1306、1309)。
なお、上記の処理手順では、テキストの範囲を指定する操作中に指定範囲が所定の基準を超えて変動した場合に、範囲調整ウィンドウ410が表示されて指定範囲の特定処理が行われることとした。これに対し、操作中における指定範囲の変動に関わらず、ペースト操作時に必ず範囲調整ウィンドウ410を表示し、指定範囲の特定処理が行われるようにしても良い。
図14は、図13のステップ1308に示した指定範囲の特定処理の詳細を示すフローチャートである。
編集処理部40は、図13のステップ1307で範囲調整ウィンドウ410を表示すると、範囲指定の操作に伴って記憶部50に追加保存されたテキストのうち、最後に保存されたテキストから所定回数分のテキストのリストを、範囲調整ウィンドウ410に表示させる(ステップ1401)。
次に、操作受け付け部20により、範囲調整ウィンドウ410に表示されたテキストの選択操作が受け付けられると(ステップ1402)、編集処理部40は、選択されたテキストが記憶部50に最後に保存されたテキストか否かを判断する(ステップ1403)。選択されたテキストが最後に保存されたテキストであれば、編集処理部40は、選択されたテキストを貼り付け対象のテキストとして、図13のステップ1309へ移行する。
一方、選択されたテキストが、記憶部50に最後に保存されたテキスト以外のテキストであった場合、次に、編集処理部40は、範囲調整ウィンドウ410に、記憶部50に記憶されている、最後に保存されたテキストを含む指定範囲候補テキストを表示する(ステップ1403、1404)。そして、操作受け付け部20により、指定範囲候補テキストから指定範囲のテキストを確定する操作が受け付けられると(ステップ1405)、編集処理部40は、確定された指定範囲のテキストを貼り付け対象のテキストとして、図13のステップ1309へ移行する。このとき、指定範囲候補テキストに対する操作によって指定範囲が変更されていたならば、ステップ1405の処理で確定された指定範囲のテキストは、ステップ1303で確定された指定範囲のテキストとは異なる。
なお、上記の処理手順では、範囲指定の操作に伴って記憶部50に追加保存された数回分のテキストに基づいて指定範囲のテキストを選択する操作を受け付けた後に、所定の条件に基づいて、範囲調整ウィンドウ410に指定範囲候補テキストを表示した。これに対し、追加保存数回分のテキストに基づく選択の受け付けを行わず、最初から範囲調整ウィンドウ410に指定範囲候補テキストを表示するようにしても良い。
以上、本実施形態では、ペースト操作時に、範囲調整ウィンドウ410を表示して、範囲指定の操作に伴って追加保存された数回分のテキストや指定範囲候補テキストに基づいて、指定範囲の調整を可能とした。これに対し、編集処理部40が、範囲指定の操作に伴って追加保存されたテキスト(範囲指定の操作の履歴)に基づいて、誤操作が行われたと判断した場合には、指定された範囲のテキストを正しい指定範囲と推定される範囲のテキストに変更してペースト処理を行う実施態様とすることも可能である。
例えば、範囲指定の操作の履歴において、記憶部50に保存された各テキストと各々の直前に保存されたテキストとを比較し、図7に示したように、最後に保存されたテキストとその直前に保存されたテキストのみが大きく異なっている場合、ポインティング・デバイスのドラッグ操作を終了する時点で誤操作が発生した可能性が大きい。そこで、このような場合は、編集処理部40が、最後に保存されたテキストではなく、その直前に保存されたテキストを貼り付け対象として、ペースト位置に張り付ける。そして、ポインティング・デバイスのクリック操作等によって行われるオプション・メニューとして、範囲調整ウィンドウ410の表示を行うようにしても良い。
10…表示制御部、20…操作受け付け部、30…操作判定部、40…編集処理部、50…記憶部、100…編集システム、200…表示装置、410…範囲調整ウィンドウ

Claims (12)

  1. テキストを編集する装置において、
    表示装置に編集対象のテキストを表示させる表示制御部と、
    前記表示装置に表示された前記テキストの少なくとも一部を範囲指定する操作を受け付ける操作受け付け部と、
    前記操作受け付け部により受け付けられた操作によって指定された範囲のテキストおよび当該指定された範囲に関わる他のテキストを含む所定のテキストを記憶する記憶部と、
    テキストの貼り付け処理を行う際に、前記指定された範囲のテキストと共に前記記憶部に記憶されている前記所定のテキストを、前記表示制御部により前記表示装置に表示させ、当該指定された範囲のテキストを変更する操作を受け付けた場合には、当該操作に応じて貼り付け対象のテキストを変更して貼り付け処理を行う編集処理部と、
    を備える、装置。
  2. 前記操作受け付け部により受け付けられた操作によって指定されるテキストの範囲が、所定の基準を超えて変動したか否かを判定する判定部をさらに備え、
    前記編集処理部は、前記判定部により前記テキストの範囲が所定の基準を超えて変動したと判定された場合に、前記記憶部に記憶されている前記所定のテキストを、前記表示制御部により前記表示装置に表示させる、請求項1に記載の装置。
  3. 前記記憶部は、前記操作受け付け部により受け付けられた操作によって指定された範囲のテキストをその一部に含み、当該指定された範囲に基づいて定まる特定の範囲のテキストを、当該指定された範囲のテキストと共に前記所定のテキストとして記憶する、請求項1または請求項2に記載の装置。
  4. 前記記憶部は、前記操作受け付け部により受け付けられた操作の進行に伴って、当該操作によって指定された範囲のテキストを順次、追加記憶し、
    前記編集処理部は、最後に記憶したテキストから遡って、所定の記憶回数分のテキストを、前記所定のテキストとして、前記表示制御部により前記表示装置に表示させる、
    請求項1または請求項2に記載の装置。
  5. 前記記憶部は、
    前記操作受け付け部により受け付けられた操作の進行に伴って、当該操作によって指定された範囲のテキストを順次、追加記憶し、
    最後に記憶したテキストをその一部に含み、当該指定された範囲に基づいて定まる特定の範囲のテキストを、当該最後に記憶したテキストと共に前記所定のテキストとして記憶し、
    前記編集処理部は、
    最後に記憶したテキストから遡って、所定の記憶回数分のテキストを、前記表示制御部により前記表示装置に表示させ、
    テキストの貼り付け処理における貼り付け対象として前記最後に記憶したテキスト以外のテキストを選択する操作を受け付けた場合に、選択されたテキストと共に前記記憶部に記憶されている前記所定のテキストを、前記表示制御部により前記表示装置に表示させる、
    請求項1または請求項2に記載の装置。
  6. 前記判定部は、
    前記表示制御部から、範囲指定の操作において指定されたテキストの範囲を示すために表示される矩形領域の位置情報を、当該操作の進行に伴って定期的に取得し、
    取得した位置情報に基づく矩形領域が、直前に取得した位置情報に基づく矩形領域を内包しない場合に、指定されるテキストの範囲が所定の基準を超えて変動したと判定する、
    請求項2に記載の装置。
  7. 前記判定部は、
    前記表示制御部から、範囲指定の操作に用いられるカーソルの位置情報を、当該操作の進行に伴って定期的に取得し、
    取得した前記カーソルの位置情報が、前記表示装置に表示されたテキストにおける同じ行の表示位置を一定時間以上移動した後に、異なる行の表示位置に移動した場合に、指定されるテキストの範囲が所定の基準を超えて変動したと判定する、
    請求項2に記載の装置。
  8. テキストを編集する装置において、
    表示装置に編集対象のテキストを表示させる表示制御部と、
    前記表示装置に表示された前記テキストの少なくとも一部を範囲指定する操作を受け付ける操作受け付け部と、
    前記操作受け付け部により受け付けられた操作の進行に伴って、当該操作によって指定された範囲のテキストを順次、追加記憶し、当該追加記憶において最後に記憶したテキストをその一部に含み、当該指定された範囲に基づいて定まる特定の範囲のテキストを記憶する記憶部と、
    前記操作受け付け部により受け付けた操作によって指定されるテキストの範囲が、所定の基準を超えて変動したか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記テキストの範囲が所定の基準を超えて変動したと判定された場合、テキストの貼り付け処理を行う際に、最後に記憶したテキストから遡って、所定の記憶回数分のテキストを、前記表示制御部により前記表示装置に表示させ、テキストの貼り付け処理における貼り付け対象として前記最後に記憶したテキスト以外のテキストを選択する操作を受け付けた場合に、選択されたテキストと共に前記記憶部に記憶されている前記特定の範囲のテキストを、前記表示制御部により前記表示装置に表示させ、当該指定された範囲のテキストを変更する操作を受け付けた場合には、当該操作に応じて貼り付け対象のテキストを変更して貼り付け処理を行う編集処理部と、
    を備える、装置。
  9. コンピュータでテキストを編集するデータ処理方法であって、
    表示装置に表示された前記テキストの少なくとも一部を範囲指定する操作を受け付けるステップと、
    受け付けた操作によって指定された範囲のテキストおよび当該指定された範囲に関わる他のテキストを含む所定のテキストを記憶部に記憶させるステップと、
    テキストの貼り付け処理を行う際に、前記指定された範囲のテキストと共に前記記憶部に記憶されている前記所定のテキストを、前記表示装置に表示させるステップと、
    前記指定された範囲のテキストを変更する操作を受け付けない場合には、当該指定された範囲のテキストを貼り付け対象として貼り付け処理を行い、当該指定された範囲のテキストを変更する操作を受け付けた場合には、当該操作に応じて貼り付け対象のテキストを変更して貼り付け処理を行うステップと、
    を含む、データ処理方法。
  10. 受け付けた操作によって指定されるテキストの範囲が、所定の基準を超えて変動したか否かを判定するステップをさらに含み、
    前記テキストの貼り付け処理を行う際に、前記テキストの範囲が所定の基準を超えて変動したと判定されたことを条件として、前記記憶部に記憶されている前記所定のテキストを、前記表示装置に表示させる、
    請求項9に記載のデータ処理方法。
  11. コンピュータに、
    表示装置に表示されたテキストの少なくとも一部を範囲指定する操作を受け付ける処理と、
    受け付けた操作によって指定された範囲のテキストおよび当該指定された範囲に関わる他のテキストを含む所定のテキストを記憶部に記憶させる処理と、
    テキストの貼り付け処理を行う際に、前記指定された範囲のテキストと共に前記記憶部に記憶されている前記所定のテキストを、前記表示装置に表示させる処理と、
    前記指定された範囲のテキストを変更する操作を受け付けない場合には、当該指定された範囲のテキストを貼り付け対象として貼り付け処理を行い、当該指定された範囲のテキストを変更する操作を受け付けた場合には、当該操作に応じて貼り付け対象のテキストを変更して貼り付け処理を行う処理と、
    を実行させる、プログラム。
  12. 前記コンピュータに、
    受け付けた操作によって指定されるテキストの範囲が、所定の基準を超えて変動したか否かを判定する処理をさらに実行させ、
    前記テキストの貼り付け処理を行う際に、前記テキストの範囲が所定の基準を超えて変動したと判定されたことを条件として、前記記憶部に記憶されている前記所定のテキストを、前記表示装置に表示させる、請求項11に記載のプログラム。
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