JP2018010436A - アスファルトプラントの遠隔保守装置及び方法 - Google Patents

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【課題】 アスファルトプラントで発生するエラーの原因を装置類の故障、或いはオペレータの誤操作によるものかを早期に判別できて迅速かつ適切な保守管理が可能なアスファルトプラントの保守管理装置及びその方法を提供することを課題とする。【解決手段】 プラント監視端末3には、プラント制御装置2の操作画面2aの動画を常時録画記憶する操作画面動画記憶部8と、プラントのエラー判定をするエラー判定部11と、エラー内容に応じ重度エラーか軽度エラーかをレベル判定するエラーレベル判定部12と、重度エラーと判定した場合に前記操作画面動画記憶部8に記憶した動画からエラー発生時刻前後数分間分の動画を切り取る動画切り取り部14と、この動画をエラー内容に付してエラー履歴データを作成するエラー履歴データ作成部15を備える一方、遠隔保守装置4には、プラント監視端末3から前記エラー履歴データを回収して表示する表示部23を備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、アスファルトプラントを運転制御するプラント制御装置と接続されるプラント監視端末と通信手段を介して接続してプラントの運転状況を遠隔にて監視するアスファルトプラントの遠隔保守装置及び方法に関する。
アスファルトプラントにおいては、砕石、砂といった骨材を種別毎に貯蔵する骨材ホッパ、骨材をバーナの熱風にて加熱乾燥処理するドライヤ、加熱乾燥した骨材を粒径別に貯蔵する骨材貯蔵ビン、各種粒径の骨材及び添加物を計量する計量槽、計量された各種材料を混合するミキサ等の各機器を備えており、所望するアスファルト混合物の配合等に基づいて各種粒径の加熱骨材を所定量計量してミキサに投入すると共に、溶融アスファルト等を添加、混合してアスファルト混合物を製造している。
また、前記アスファルトプラントには、プラント設備内に配した温度センサや計量センサ等の各種センサにて検出される計測値を逐次取り込みながら、前記各機器を制御するプラント制御装置を備えており、プラントオペレータは所望するアスファルト混合物の配合等に基づいて前記プラント制御装置の操作画面を通じて骨材や添加物の計量値や骨材の加熱温度等を設定すれば、プラント制御装置ではこれらの各種設定値を読み込んで前記各機器を制御して所望のアスファルト混合物を製造可能としている。
ところで、アスファルトプラントを運転する上では様々なエラー、例えば、前記ドライヤのバーナが失火したり、ドライヤからの排ガス温度が高温になるなどのプラントの運転に支障を来しかねないような重度のエラーや、前記計量センサの計量ミスといった程度の比較的軽度のエラーも含めて様々なエラーが発生することがあり、前記プラント制御装置に接続されるプラント監視端末がこれらのエラーを検知すると、制御装置の操作画面上にエラー表示を行ってプラントオペレータに対して注意・対応を促す一方、プラントメーカー側が用意するプラント遠隔保守装置に対しても適宜の通信手段を介してエラーを発報し、このエラーを受報したメーカー側は前記プラント監視端末よりエラー履歴データを回収することにより、素早いエラー対応を行えるように図ったものもある(特許文献1参照)。
特開2000−148233号公報
しかしながら、上記従来装置にあっては、メーカー側のプラント遠隔保守装置では保守対象のプラントにてどの様なエラーが発生したかまでは把握できるものの、そのエラーの発生原因までは前記エラー情報を参照しても正確に判断することは難しく、例えば、前記各機器やセンサ類等の故障や損耗等に起因するものであるのか、或いはオペレータの操作画面上での単なる誤操作に起因するものであるのかの判断は遠隔保守装置側ではできない。また、プラントのエラーに対するメーカー側の対処方法もそのエラー原因によって変わる場合も少なくないため、プラントの迅速かつ適切な保守管理を行うにはエラー原因の特定も重要な要素となる。
特に、アスファルトプラントにおいては、アスファルト混合物の素材となる骨材の乾燥度は製品の品質に大きな影響を及ぼすため、骨材を加熱乾燥処理するドライヤ、及びそれに付随するバーナ等の各種装置やセンサ類の制御・管理は特に重要なものとなっており、このようなドライヤ関連のエラーが発生したときには、メーカー側にはとりわけ迅速で適切な対応が求められる。例えば、雨天等による高含水率の骨材に対応するために、プラントのオペレータがバーナ制御を自動制御から手動制御へと切り替えてバーナ燃焼量を高めるように設定値を変更するといったこともしばしば行われており、仮にこのオペレータが自動制御へと戻し忘れて翌日も変更した設定値のままで運転を行った場合には、加熱し過ぎとなって骨材温度異常や排ガス温度異常等のエラーが発生する可能性があるものの、このエラー情報を受信した遠隔保守装置側では、前記のような事情までは把握できないため、エラー原因を特定するのに無駄に時間を要してしまい、対応が遅れてしまう可能性もあり得る。
本発明は上記の点に鑑み、アスファルトプラントで発生するエラーの原因を装置類の故障、或いはオペレータの誤操作によるものかを早期に判別できて迅速かつ適切な保守管理が可能なアスファルトプラントの保守管理装置及びその方法を提供することを課題とする。
本発明に係る請求項1記載のアスファルトプラントの遠隔保守装置では、アスファルトプラントのプラント制御装置に接続したプラント監視端末と通信手段を介して接続してプラントの運転状況を遠隔にて監視するようにしたアスファルトプラントの遠隔保守装置であって、前記プラント監視端末には、前記プラント制御装置の操作画面の動画を常時録画記憶する操作画面動画記憶部と、プラントの各機器やセンサ類から出力される動作状態データを記憶する動作状態データ記憶部と、前記動作状態データの適正範囲を示す基準状態データを予め記憶する基準状態データ記憶部と、前記動作状態データと基準状態データとを比較してエラー判定するエラー判定部と、前記エラーの内容に応じて重度エラーか軽度エラーかをレベル判定するエラーレベル判定部と、前記エラーを重度エラーと判定した場合に前記操作画面動画記憶部に記憶した操作画面の動画からエラー発生時刻前後所定時間分の動画を切り取る動画切り取り部と、前記切り取った動画をエラー発生時刻とエラー内容とに付してエラー履歴データを作成するエラー履歴データ作成部と、前記エラー履歴データを記憶するエラー履歴データ記憶部とを備える一方、前記遠隔保守装置には、前記プラント監視端末に記憶した前記エラー履歴データを回収するエラー履歴データ回収部と、回収したエラー履歴データを表示する表示部とを備えたことを特徴としている。
また、請求項2記載のアスファルトプラントの遠隔保守装置では、前記重度エラーに少なくともドライヤ関連のエラーを含むことを特徴としている。
また、請求項3記載のアスファルトプラントの遠隔保守装置では、前記遠隔保守装置には回収したエラー履歴データを前記表示部に表示する際にエラー履歴データに付した動画を再生する動画再生ボタンを表示画面上に表示する動画再生ボタン表示機能を具備したことを特徴としている。
また、請求項4記載のアスファルトプラントの遠隔保守方法では、アスファルトプラントのプラント制御装置に接続したプラント監視端末と遠隔保守装置とを通信手段を介して接続してプラントの運転状況を遠隔にて監視するようにしたアスファルトプラントの遠隔保守方法であって、前記プラント監視端末では、プラント制御装置の操作画面の動画を常時録画記憶しておき、プラントにエラーが発生すると、そのエラー内容が重度エラーか軽度エラーかをレベル判定し、重度エラーと判定した場合にエラー発生時刻前後所定時間分の動画を切り取り、この切り取った動画をエラー発生時刻とエラー内容とに付してエラー履歴データを作成する一方、前記遠隔保守装置では、プラント監視端末から前記エラー履歴データを回収し、表示部の表示画面上にエラー発生時刻、エラー内容と併せて、操作画面の動画を再生してエラー内容を確認することを特徴としている。
また、請求項5記載のアスファルトプラントの遠隔保守方法では、前記プラント制御装置の操作画面の動画を、操作画面上のマウスポインタの軌跡が追える下限のフレームレートで録画することを特徴としている。
本発明に係る請求項1記載のアスファルトプラントの遠隔保守装置によれば、プラント監視端末には、プラント制御装置の操作画面の動画を常時録画記憶する操作画面動画記憶部と、プラントの動作状態データを記憶する動作状態データ記憶部と、前記動作状態データの適正範囲を示す基準状態データを記憶する基準状態データ記憶部と、前記動作状態データと基準状態データとを比較してエラー判定するエラー判定部と、前記エラーの内容に応じて重度エラーか軽度エラーかをレベル判定するエラーレベル判定部と、前記エラーを重度エラーと判定した場合に前記操作画面動画記憶部内の動画からエラー発生時刻前後所定時間分の動画を切り取る動画切り取り部と、前記切り取った動画をエラー発生時刻とエラー内容とに付してエラー履歴データを作成するエラー履歴データ作成部と、前記エラー履歴データを記憶するエラー履歴データ記憶部とを備える一方、前記遠隔保守装置には、前記プラント監視端末から前記エラー履歴データを回収するエラー履歴データ回収部と、回収したエラー履歴データを表示する表示部とを備えたので、メーカー側では重度エラーの発生時刻前後所定時間分のプラント制御装置の操作状況を操作画面の動画再生でもって確認することができ、それによって前記重度エラーが装置類の故障によるものか、或いはオペレータの単なる誤操作によるものなのかを早期に判別でき、プラントの迅速かつ適切な保守管理が可能となる。
また、請求項2記載のアスファルトプラントの遠隔保守装置によれば、前記重度エラーに少なくともドライヤ関連のエラーを含むので、メーカー側では特に即応性の求められるドライヤ関連の重度エラーへの対応を迅速かつ適切に行うことができる。
また、請求項3記載のアスファルトプラントの遠隔保守装置によれば、前記遠隔保守装置には回収したエラー履歴データを前記表示部に表示する際にエラー履歴データに付した動画を再生する動画再生ボタンを表示画面上に表示する動画再生ボタン表示機能を具備したので、エラー発生時刻前後のプラント制御装置の操作画面の動画再生をより簡単にかつ直感的に行え、遠隔保守装置の操作性の向上が期待できる。
また、請求項4記載のアスファルトプラントの遠隔保守方法によれば、プラント監視端末では、プラント制御装置の操作画面の動画を常時録画記憶しておき、プラントにエラーが発生すると、そのエラー内容が重度エラーか軽度エラーかをレベル判定し、重度エラーと判定した場合にエラー発生時刻前後所定時間分の動画を切り取り、この切り取った動画をエラー発生時刻とエラー内容とに付してエラー履歴データを作成する一方、前記遠隔保守装置では、プラント監視端末から前記エラー履歴データを回収すると、表示部の表示画面上にエラー発生時刻、エラー内容と併せて、操作画面の動画を再生してエラー内容を確認するようにしたので、特に即応性の求められる重度エラーが発生すると、メーカー側では前記重度エラーの発生時刻前後所定時間分のプラント制御装置の操作状況を操作画面の動画再生でもって確認することができ、それによって前記重度エラーが装置類の故障によるものか、或いはオペレータの単なる誤操作によるものなのかを早期に判別でき、プラントの迅速かつ適切な保守管理が可能となる。
また、請求項5記載のアスファルトプラントの遠隔保守方法によれば、前記プラント制御装置の操作画面の動画を、操作画面上のマウスポインタの軌跡が追える下限のフレームレートで録画するようにしたので、エラー発生時におけるプラント制御装置の操作状況を確認可能な画像を維持しつつ、記憶容量の節約を図れてより多くのエラー発生時の動画を回収でき、エラー原因やその防止方法を検証する上での有効な手掛かりとすることができる。
本発明に係るアスファルトプラントの遠隔保守装置及び方法を採用するアスファルトプラント及び遠隔保守装置の概略説明図である。 プラント制御装置に接続されるプラント監視端末の機能ブロック図である。 遠隔保守装置の機能ブロック図である。 エラー履歴データを表示する際のエラーガイダンス画面の一例である。 プラント監視端末及び遠隔保守装置におけるプラントのエラー処理手順を示すフローチャート図である。
本発明に係るアスファルトプラントの遠隔保守装置及び方法にあっては、アスファルトプラントを運転制御するプラント制御装置に接続したプラント監視端末とメーカー側の遠隔保守装置とを、例えばインターネット回線等の通信手段にて接続する。
前記プラント監視端末には、プラント制御装置の操作画面の動画を少なくともプラント運転中は常時録画記憶して蓄積する操作画面動画記憶部と、プラントの各機器やセンサ類から出力されるプラントの動作状態データを記憶する動作状態データ記憶部と、適正なプラント運転を維持するための前記動作状態データの適正範囲を示す基準状態データを予め記憶する基準状態データ記憶部と、前記動作状態データと基準状態データとを比較して動作状態データが適正範囲内にあるか否かによってエラー判定するエラー判定部とを備える。
また、前記プラント監視端末には、前記構成に加えて、前記エラーと判定した事象のエラー内容に応じ、例えばプラントの運転に支障を来しかねないような重度エラーか、それ以外の軽度エラーかをレベル判定するエラーレベル判定部と、前記エラーを重度エラーと判定した場合にのみ、前記操作画面動画記憶部に常時録画記憶している操作画面の動画からエラー発生時刻の前後所定時間分、例えば前後数分間程度の動画を切り取る動画切り取り部と、前記切り取った動画をエラー発生時刻とエラー内容とに付してエラー履歴データを作成するエラー履歴データ作成部と、前記エラー履歴データを記憶保存するエラー履歴データ記憶部とを備える。なお、前記エラーレベル判定部にて軽度エラーと判定した場合には、エラー発生時刻とエラー内容のみからエラー履歴データを作成し、記憶させる。
一方、前記遠隔保守装置には、前記プラント監視端末のエラー履歴データ記憶部に記憶保存したエラー履歴データをインターネット等の通信手段を介して回収するエラー履歴データ回収部と、回収したエラー履歴データを表示するモニター等の表示部を備える。
ここで、前記プラント監視端末には、プラントで発生する(想定される)様々なエラー事象を予めそれぞれ重度エラーか軽度エラーかに振り分けて記憶登録しておき、前記エラーレベル判定部では、プラントで実際に発生したエラーの内容と予め記憶登録した前記エラー事象とを照らし合わし、発生したエラーが重度エラーに該当するのか軽度エラーに該当するのかをもってレベル判定するようにする。
なお、前記重度エラーの対象となるエラー事象は、保守管理側が保守対象であるプラントの運転状態や過去のエラーの発生傾向等を考慮して適宜決定するとよいが、少なくとも特に即応性の求められるドライヤ関連のエラーを含むようにすると好ましい。例えば、骨材の含水率に応じてプラントオペレータがドライヤのバーナ燃焼量を手動で調整するといったことも少なくなく、その際の設定ミスや自動制御への戻し忘れといったごく単純なエラーが元々生じやすい上、仮に設定ミスをした場合にもそれが骨材温度エラーや排ガス温度エラー等として検出されるまでにはある程度の時間を要する一方、エラー発生時には製品の品質に多大な影響を及ぼしかねないため、前記ドライヤ関連のエラーを重点的に監視することはアスファルトプラントの保守管理上特に有効となる。
また、前記操作画面動画記憶部に記憶する動画は、テレビやビデオ映像等においてはごく一般的な毎秒30フレーム程度の連続的な動画として録画するようにしてもよいが、本発明においては、動画からエラー発生時のプラント制御装置の操作状況を再生確認さえできればよいので、例えば、多少滑らかさには欠けるものの、少なくとも操作画面上のマウスポインタの軌跡が追える下限のフレームレートである毎秒2〜3フレーム程度の間欠的な動画としてもよく、こうすることで動画データの膨大化を抑制できてより多くの動画が記憶可能となる。
また、好ましくは、前記遠隔保守装置には、回収したエラー履歴データを前記表示部に表示する際に、エラー履歴データに付した動画を再生する動画再生ボタンを表示画面上に描画表示する動画再生ボタン表示機能を具備しておくと、エラー発生時刻前後のプラント制御装置の操作画面の動画再生をより簡単にかつ直感的に行え、より取り扱いやすいものとなる。
そして、前記アスファルトプラントの運転時には、前記プラント監視端末では、前記プラント制御装置のモニターに表示されている操作画面を常時録画して動画データとして記憶蓄積しておき、プラントに何らかのエラーが発生すれば、そのエラーが例えばドライヤ関連等の重度エラーかそれ以外の軽度エラーかをレベル判定する。そして、重度エラーと判定すれば、エラー発生時刻前後所定時間分の動画を切り取り、この切り取った動画をエラー発生時刻とエラー内容とに付してエラー履歴データとして記憶保存すると共に、メーカー側の遠隔保守装置へエラー発報する。
一方、前記エラーを受報した遠隔保守装置側では、ユーザー側のプラント監視端末に記憶保存しているエラー履歴データを通信手段を介して回収すると、表示部の表示画面上にエラー発生時刻、エラー内容と併せて、エラー発生時刻前後のプラント制御装置の操作画面の動画を再生する、例えば動画再生ボタンを表示する。そして、メーカー側の保守管理担当者は、前記表示部に表示されるエラー内容と共に、エラー発生前後の操作画面の動画を再生確認することにより、エラーの発生原因がプラントの装置類やセンサ類の故障・損耗によるものか、プラントオペレータの操作画面上での単なる誤操作によるものなのかを早期に判別し、その判別結果等に基づいてメーカー側はそれに見合った適切なエラー対応を行うと共に、必要に応じて動作状態データ等も回収してエラー原因やその防止方法等を検証する上での有効な手掛かりとする。
このように、プラントで発生したエラーに対し、メーカー側ではそのエラーの内容だけでなく、エラー発生時のプラント制御装置の操作画面の動画データから、エラー発生に至るまでのプラントの運転経緯や操作状況等を容易に確認でき、迅速かつ適切なエラー対応が可能となる。また、プラントで発生するエラーの多くを占め、かつ即応性の低い軽度エラーには動画を付さず、重度エラーのみに限定して動画を付すようにしたので、記憶容量の節約が図れると共に、メーカー側での確認作業の負荷軽減も期待できる上、特に即応性が求められる重度エラーをより重点的にチェックできて漏れや遅れのない適切なエラー対応が可能となる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図中の1は、アスファルト混合物製造工場に設置されるアスファルトプラントであって、図1に示すように、前記アスファルトプラント1を運転制御するプラント制御装置2に接続したプラント監視端末3と、メーカー側の遠隔保守センターに設置する遠隔保守装置4とを、例えばインターネット回線等の適宜の通信手段5にて接続している。
図2は前記プラント監視端末3の機能ブロック図であって、前記アスファルトプラント1に備えた各機器やセンサ類から出力される、例えばバーナファンやミキサ等の駆動用モータの動作信号、排出ゲートの開閉信号、また骨材や排ガスの温度値、骨材計量値等からなるプラントの動作状態データ、及び前記プラント制御装置2の操作画面2aの動画を逐次取り込む入出力部6と、取り込んだ前記動作状態データを記憶する動作状態データ記憶部7と、前記操作画面2aの動画を記憶する操作画面動画記憶部8と、適正なプラント運転を維持するための前記動作状態データの適正範囲を示す基準状態データを予め設定記憶しておく基準状態データ記憶部9とを備えている。なお、前記操作画面動画記憶部8では、操作画面2aの動画を一定周期で何度も繰り返し上書きして録画するようにしている。
図中の10は、前記各データ等を基に各種の演算・制御を行う制御部であって、該制御部10には、前記動作状態データと基準状態データとを比較して動作状態データが適正範囲内にあるか否かによってエラー判定するエラー判定部11と、該エラー判定部11にてエラーと判定した事象のエラー内容に応じ、例えば、プラントの運転に支障を来しかねないような重度エラーか、それ以外の軽度エラーかをレベル判定するエラーレベル判定部12とを備えている。
図中の13は、プラントで発生する(想定される)様々なエラー事象を予めそれぞれ重度エラーか軽度エラーかに振り分けて記憶登録しておくエラー事象記憶部であって、前記エラーレベル判定部12では、プラントで実際に発生したエラー内容と予め記憶登録した前記エラー事象とをその都度照らし合わし、発生したエラーが重度エラーに該当するのか、或いは軽度エラーに該当するのかをもってレベル判定するようにしている。なお、前記エラーレベルをより細かく、例えばその緊急度やプラントの継続運転への影響度等の観点から3段階以上にレベル分けするようにしてもよい。
前記エラー事象記憶部13に記憶しておくエラー事象としては、保守対象であるプラントの運転状態や過去のエラーの発生傾向等を考慮して適宜決定するとよいが、例えば、重度エラーであれば、「バーナファンの異常停止」、「プラント運転中のバーナ不着火」、「集塵機の入口・出口の排ガス温度異常」、「プラント動力盤とプラント制御装置との通信異常」等、少なくとも特に即応性の求められるドライヤ関連等のエラーが含まれるようにすると好ましく、それ以外の、例えば、「位置検出用の光センサの光量低下」、「故障予知用のリミットスイッチ異常」等、プラントの運転継続にはあまり影響を来さないごく軽微なエラーを軽度エラーとするとよい。
また、前記制御部10には、前記エラーレベル判定部12にて重度エラーと判定した場合にのみ、前記操作画面動画記憶部8に常時録画記憶している操作画面2aの動画からエラー発生時刻の前後数分間、例えば前後5〜10分間程度の動画を切り取って複製する動画切り取り部14と、前記切り取って複製した操作画面2aの動画をエラー発生時刻とエラー内容とに付してエラー履歴データを作成するエラー履歴データ作成部15とを備えている。また、プラント監視端末3には、前記エラー履歴データ作成部15にて作成したエラー履歴データを記憶保存するエラー履歴データ記憶部16と、この記憶保存したエラー履歴データや前記動作状態データ等の各種データを遠隔保守装置4との間で送受信するデータ送受信部17とを備えている。
なお、前記エラーレベル判定部12にて軽度エラーと判定したエラーに対しては、操作画面2aの動画を付さずにエラー発生時刻とエラー内容のみからエラー履歴データを作成し、前記エラー履歴データ記憶部16に記憶保存するようにしておく。
また、前記動画切り取り部14での動画の切り取り時間の幅は適宜決定するとよいが、プラント制御装置2の操作画面2a上での誤操作から実際にプラントのエラーとして検知されるまでにある程度の時間を要するものもあり、例えば、ドライヤのバーナ温度の設定値を誤入力した場合には排ガス温度エラーや骨材温度エラーとして検出されるまでに若干のタイムラグがあるため、上記事情等を考慮し、少なくともエラー発生(検出)時点からエラー原因を遡って確認できるように動画の切り取り時間の幅を決定するとよい。
更に、前記操作画面動画記憶部8に記憶する動画は、テレビやビデオ映像等においてはごく一般的な毎秒30フレーム程度の連続的な動画として録画するようにしてもよいが、例えば、多少滑らかさには欠けるものの、少なくとも操作画面2a上のマウスポインタの軌跡が追える下限のフレームレートである毎秒2〜3フレーム程度の間欠的な動画として録画するようにしてもよく、こうすることで操作画面動画記憶部8の記憶容量の節約を図れ、より多くのエラー発生時の操作画面2aの動画を記憶保存することが可能となる。
一方、図3は前記遠隔保守装置4の機能ブロック図であって、前記プラント監視端末3との間でインターネット回線等の通信手段5を介して前記各種データを送受信するデータ送受信部18と、前記プラント監視端末3内のエラー履歴データを回収するエラー履歴データ回収部19と、同様にプラントの動作状態データを回収する動作状態データ回収部20と、回収したエラー履歴データを基に、例えば図4に示すような、エラーガイダンス画面Aを作成するエラーガイダンス画面作成部21と、作成した前記エラーガイダンス画面Aを出力する入出力部22と、該入出力部22を介して出力したエラーガイダンス画面Aを表示するモニター等の表示部23と、これら各種データ処理に伴う演算・制御等を行うデータ制御部24とを備えている。
前記エラーガイダンス画面Aでは、例えば、図4に示すように、表示部23の表示画面23a上に、遠隔保守装置4に回収した各エラー履歴データのエラー内容(エラーメッセージ)をエラー発生時刻順に一覧表示し、新たなエラーが発生するなどの更新データがあれば最新のエラー履歴データを随時挿入するようにしている。また、各エラー履歴データをマウスポインタ等で指定すれば、そのエラー履歴データがハイライト表示され、そのエラーの詳細情報やエラー対処方法等が併せて表示されるようにしている。
また、前記エラーガイダンス画面Aの下端部付近には、各エラー履歴データ毎に付した、エラー発生時刻前後のプラント制御装置2の操作画面2aの動画を再生する動画再生ボタンBを表示するようにしており、メーカー側の保守管理担当者はエラーガイダンス画面A上に表示されるエラー内容を確認しつつ、そのエラーに付された動画再生ボタンBを押して動画を再生することにより、エラーの発生原因がプラントの装置類やセンサ類の故障・摩耗によるものか、プラントオペレータの操作画面上での単なる誤操作によるものなのかを判別可能としている。
次に、上記構成よりなるアスファルトプラントの遠隔保守装置において、プラント監視端末3によってプラント1の状態やエラーの有無を監視しつつ、それを遠隔保守装置4側で把握してエラー対応する処理手順について図5に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、図中のS1〜S16は各手順のステップを表わす。
先ず、アスファルトプラント1にてプラントの運転を開始すると、プラント制御装置2のプラント監視端末3では、プラント制御装置2の操作画面2aの動画の録画を開始すると共に(S1)、プラントに備えた各機器やセンサ類から発信されるプラントの動作状態データを逐次取り込み(S2)、動作状態データ記憶部7と操作画面動画記憶部8とにそれぞれ記憶していく。
次いで、エラー判定部11では前記動作状態データ記憶部7から読み出した動作状態データと、基準状態データ記憶部9に予め記憶している、適正なプラント運転を維持するための動作状態データの適正範囲を示す基準状態データとを比較し(S3)、動作状態データが適正範囲内にあるか否かによってエラー判定する(S4)。
ステップ4にてエラーと判定しなければステップ10に進んで運転終了か否かを判断する一方、エラーと判定すると、エラーレベル判定部12ではそのエラー内容と、エラー事象記憶部13に予め記憶している、エラーレベル毎の各エラー事象とを照らし合わし、発生したエラーが、例えばドライヤ関連等の即応性の求められる重度エラーに該当するか否かを判定する(S5)。
ステップ5にて発生したエラーが重度エラーに該当しない、即ち軽度エラーと判定した場合には、エラー履歴データ作成部15ではエラー発生時刻とエラー内容のみからエラー履歴データを作成し、エラー履歴データ記憶部16に軽度エラー履歴データとして記憶保存すると共に(S6)、ステップ10に進んで運転終了か否かを判断する。
また、ステップ5にて発生したエラーが重度エラーに該当すると判定した場合には、動画切り取り部14では前記操作画面動画記憶部8に常時記憶しているプラント制御装置2の操作画面2aの動画からエラー発生時刻前後数分間分の動画を切り取り(S7)、エラー履歴データ作成部15ではこの切り取った動画をエラー発生時刻とエラー内容とに付してエラー履歴データを作成し、エラー履歴データ記憶部16に重度エラー履歴データとして記憶保存すると共に(S8)、メーカー側が用意する遠隔保守センターの遠隔保守装置4に対して重度エラー発生の警報を発報する(S9)。
次いで、運転終了か否かを判断し(S10)、終了しない場合にはステップ1に戻ってプラント監視を続行する一方、終了する場合にはプラント制御装置2の操作画面2aの録画を停止後(S11)、プラントの運転を終了する。
一方、メーカー側の遠隔保守装置4では、プラント監視端末3からの警報の受報の有無を判断し(S12)、受報が無ければ受報待ちとなり、受報が有ればエラー履歴データ回収部19及び動作状態データ回収部20ではインターネット回線等の通信手段5を介し、プラント監視端末3のエラー履歴データ記憶部16内のエラー履歴データ、及び動作状態データ記憶部7内の動作状態データを自動または手動にて回収する(S13)。
次いで、エラーガイダンス画面作成部21では、回収したエラー履歴データを基に、例えば図4に示すような、エラー発生時刻やエラー内容(エラーメッセージ)、また個々のエラーへの対処方法等からなるエラーガイダンス画面Aを作成すると共に(S14)、この作成したエラーガイダンス画面Aと併せて、各エラー発生前後のプラント制御装置2の操作画面2aの動画を再生する動画再生ボタンBを表示部23の表示画面23a上に表示する(S15)。
このとき、メーカー側の保守管理担当者は、前記表示画面23aに表示したエラーガイダンス画面A上のエラー内容を確認しながら、各エラー履歴データ毎に付された操作画面2aの動画を再生する動画再生ボタンBを順次押して再生確認し、各エラーの発生原因がプラントの装置類やセンサ類の故障・損耗によるものか、或いはプラント制御装置2の操作画面2a上での単なる誤操作によるものなのかを判別し、その判別結果に基づいてメーカー側はそれに見合った適切なエラー対応を実施すると共に、必要に応じて動作状態データ等も参照しながらエラーの原因究明やエラー防止対策等を講じる。
そして、保守終了するか否かを判断し(S16)、終了しない場合にはステップ12に戻って遠隔保守を続行する。
このように、ユーザー側のプラント監視端末3では、プラントで発生したエラーが重度エラーか軽度エラーかを判断しつつ、重度エラーであればエラー発生時刻やエラー内容だけでなく、エラー発生前後のプラント制御装置2の操作画面2aの動画を付してエラー履歴データとして記憶保存するようにしたので、メーカー側の遠隔保守装置4では、前記エラー履歴データをプラント監視端末3より随時回収すれば、エラー内容等と共にエラー発生前後のプラント制御装置2の操作画面2aの動画を再生確認でき、それによって前記エラーの発生原因を比較的容易に突き止められ、迅速かつ適切なエラー対応が可能となる。
なお、メーカー側では、プラント監視端末3より回収したプラント制御装置2の操作画面2aの動画を確認することによって、プラントオペレータがプラント制御装置2の操作画面2aを普段どのように操作して運転しているかも把握でき、場合によっては誤操作を誘発しかねないような操作画面2aのレイアウト上の問題点等を見つけ出し、レイアウトの改善を行うといったこともできる。
また、前記エラーガイダンス画面Aにて、全ての重度エラーを発生時刻順に表示するようにしてもよいが、例えば、同種のエラー事象だけをまとめて表示するようにしてもよく、そうすることで特に何度も発生するエラーに対して発生原因の傾向を掴みやすくなり、エラー防止策等を講じる際により効果的な対処が可能となる。
また、前記エラーガイダンス画面Aを、メーカー側の遠隔保守装置4の表示部23だけでなく、ユーザー側のプラント制御装置2の操作画面2a上にも併せて表示するようにしてもよく、そうすればエラーの内容によってはプラントオペレータが自らエラー原因を特定してより早期にエラーから復帰させるといったことも期待できるものとなる。
1…アスファルトプラント 2…プラント制御装置
2a…操作画面(プラント制御装置) 3…プラント監視端末
4…遠隔保守装置 5…インターネット回線(通信手段)
7…動作状態データ記憶部(プラント監視端末)
8…操作画面動画記憶部(プラント監視端末)
9…基準状態データ記憶部(プラント監視端末)
11…エラー判定部(プラント監視端末)
12…エラーレベル判定部(プラント監視端末)
14…動画切り取り部(プラント監視端末)
15…エラー履歴データ作成部(プラント監視端末)
16…エラー履歴データ記憶部(プラント監視端末)
19…エラー履歴データ回収部(遠隔保守装置)
20…動作状態データ回収部(遠隔保守装置)
21…エラーガイダンス画面作成部(遠隔保守装置)
23…表示部(遠隔保守装置) 23a…表示画面(表示部)

Claims (5)

  1. アスファルトプラントのプラント制御装置に接続したプラント監視端末と通信手段を介して接続してプラントの運転状況を遠隔にて監視するようにしたアスファルトプラントの遠隔保守装置であって、前記プラント監視端末には、前記プラント制御装置の操作画面の動画を常時録画記憶する操作画面動画記憶部と、プラントの各機器やセンサ類から出力される動作状態データを記憶する動作状態データ記憶部と、前記動作状態データの適正範囲を示す基準状態データを予め記憶する基準状態データ記憶部と、前記動作状態データと基準状態データとを比較してエラー判定するエラー判定部と、前記エラーの内容に応じて重度エラーか軽度エラーかをレベル判定するエラーレベル判定部と、前記エラーを重度エラーと判定した場合に前記操作画面動画記憶部に記憶した操作画面の動画からエラー発生時刻前後所定時間分の動画を切り取る動画切り取り部と、前記切り取った動画をエラー発生時刻とエラー内容とに付してエラー履歴データを作成するエラー履歴データ作成部と、前記エラー履歴データを記憶するエラー履歴データ記憶部とを備える一方、前記遠隔保守装置には、前記プラント監視端末に記憶した前記エラー履歴データを回収するエラー履歴データ回収部と、回収したエラー履歴データを表示する表示部とを備えたことを特徴とするアスファルトプラントの遠隔保守装置。
  2. 前記重度エラーに少なくともドライヤ関連のエラーを含むことを特徴とする請求項1記載のアスファルトプラントの遠隔保守装置。
  3. 前記遠隔保守装置には回収したエラー履歴データを前記表示部に表示する際にエラー履歴データに付した動画を再生する動画再生ボタンを表示画面上に表示する動画再生ボタン表示機能を具備したことを特徴とする請求項1または2記載のアスファルトプラントの遠隔保守装置。
  4. アスファルトプラントのプラント制御装置に接続したプラント監視端末と遠隔保守装置とを通信手段を介して接続してプラントの運転状況を遠隔にて監視するようにしたアスファルトプラントの遠隔保守方法であって、前記プラント監視端末では、プラント制御装置の操作画面の動画を常時録画記憶しておき、プラントにエラーが発生すると、そのエラー内容が重度エラーか軽度エラーかをレベル判定し、重度エラーと判定した場合にエラー発生時刻前後所定時間分の動画を切り取り、この切り取った動画をエラー発生時刻とエラー内容とに付してエラー履歴データを作成する一方、前記遠隔保守装置では、プラント監視端末から前記エラー履歴データを回収し、表示部の表示画面上にエラー発生時刻、エラー内容と併せて、操作画面の動画を再生してエラー内容を確認することを特徴とするアスファルトプラントの遠隔保守方法。
  5. 前記プラント制御装置の操作画面の動画を、操作画面上のマウスポインタの軌跡が追える下限のフレームレートで録画することを特徴とする請求項4記載のアスファルトプラントの遠隔保守方法。
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