JP2014099012A - コミュニティサーバ、コミュニティサーバの制御方法、およびプログラム - Google Patents

コミュニティサーバ、コミュニティサーバの制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 発起人が電子会議の開始処理を行うと、ネットコミュニティを通して他のユーザに参加の依頼が通知され、参加の依頼を受けたユーザは、簡単な操作のみで電子会議に参加することが出来る仕組みを提供する。
【解決手段】 ネットコミュニティのユーザからの入室要求を受け付け、電子会議サーバにおける会議室に入室させるように、ネットコミュニティと電子会議サーバが連携して動作するシステムであり、入室を要求したユーザが、その会議室に最初に入室した参加者である場合には、他のユーザに対して、参加の要請をするために通知する。
【選択図】図17

Description

本発明は、コミュニティシステム(電子掲示板)と電子会議システムの連携を可能とする技術に関する。
例えば地理的に分散したコミュニケーションで意見交換をするためにSNS(ソーシャルネットワークシステム、あるいは電子掲示板、以下本明細書ではネットコミュニティあるいは単にコミュニティと呼ぶことがある。)と呼ばれるグループウェアを利用する場合がある。コミュニティの中で、特定の目的を持ったユーザが集まって仮想的グループを作成し意見交換をする場をフォーラムと呼ぶ。企業などのプロジェクトにおいて、前述のコミュニティ内でフォーラムを作成して、情報共有、意見交換を行うが、基本的に、これらの情報は投稿されたテキストメッセージであり、リアルタイムでの意見交換を望む場合には、不十分である。
そこで、コミュニティを使用している組織にとって、コミュニティと合わせて、オンラインミーティング(電話会議、ビデオカンファレンス、テレビ会議、Web会議)を用いて、リアルタイムな意見交換をしたいという要望がある。
しかしながら、従来、コミュニティシステムと会議システムはあくまで別々のアプリケーションであるため、コミュニティのユーザのうち会議に参加したいユーザを、会議システムにも登録し、会議実施時は、会議室を予約、会議を招集するユーザは、他の参加者がその会議室に入室できるようにして参加を呼びかける、等の手順を踏まなければならなかった。
特許文献1では、インスタントメッセージのシステム(以下、IMと略す)のユーザが電子会議(カンファレンスコール)の発起人となる場合に、IMを介して電子会議の開催を要求する技術を提供している。特許文献1の技術において、IMは、電子会議システムに記憶された他の参加可能なユーザを受け取り、発起人に提示、発起人はそれらユーザの中から参加者を指定する。さらに発起人は、IMから電子会議システムを介して、電子会議の開催を他の参加者に呼びかける。
特表2007−520117号公報
しかしながら、特許文献1は、あくまで電子会議システムにおいて管理されているユーザを、潜在的ターゲットとしてインスタントメッセージのユーザである発起人に提示し、発起人の観点からは潜在的ターゲットから参加者を選択しなければならない。また、インスタントメッセージは、会議システムを介して選択された参加者に通知処理と、電子会議システムの接続処理を行っているものの、通知を受けたユーザは、参加するために自ら電子会議システムにログインしなければならない。
本発明は、上記問題に鑑み、発起人が電子会議の開始処理を行うと、ネットコミュニティを通して他のユーザに参加の依頼が通知され、参加の依頼を受けたユーザは、簡単な操作のみで電子会議に参加することが出来る仕組みを提供することである。
本発明は、クライアント端末と、電子会議サーバと、ネットワークを介して接続可能な、ネットコミュニティに投稿されたメッセージを管理するコミュニティサーバであって、前記ネットコミュニティに投稿された前記メッセージを分割して管理するフォーラムを、フォーラム記憶手段に記憶させるためのフォーラム登録手段と、前記フォーラムと、投稿された前記メッセージと、該メッセージの投稿者であるユーザと、を対応付けてメッセージ情報としてメッセージ記憶手段に記憶させるメッセージ登録手段と、前記ネットコミュニティのユーザからの入室要求を受け付け、該ユーザを前記電子会議サーバにおける会議室に入室させるよう要求する会議室入室要求手段と、前記会議室入室要求手段により受け付けた入室要求に基づき前記会議室に入室した際に、該会議室への入室者が1人である第1入室者であるか否かを判定する会議開催判定手段と、前記会議開催判定手段により前記第1入室者であると判定された場合には、前記ネットコミュニティの他のユーザに、前記会議室へ入室することにより前記会議に参加を要請する参加要請通知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、発起人が電子会議の開始処理を行うと、ネットコミュニティを通して他のユーザに参加の依頼が通知され、参加の依頼を受けたユーザは、簡単な操作のみで電子会議に参加することが出来る仕組みを提供することを可能とする。
本発明の実施形態に係わるシステム構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わるコミュニティサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係わるコミュニティサーバのソフトウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わるコミュニティにおけるフォーラムとメッセージの一覧を表示するGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わるフォーラムとメッセージのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる投稿されたメッセージに対するサブメッセージを投稿するGUIの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わるメッセージ一覧において、投稿に従ってメッセージが追加される状態遷移の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係わる投稿されたメッセージに対するコメントを投稿するGUIの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係わる投稿されたコメントに対するサブコメントを投稿するGUIの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係わるメッセージ、コメント、サブコメントの一覧を表示するGUIの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わるメールからの投稿処理の一例を示すフローチャートである。ャートである。 本発明の実施形態に係わるSNSユーザインタフェースからの投稿処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係わる会議の参加者を選択するためのGUIの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わるフォーラム上のいずれのメンバーが会議室に入室しているかを表示するGUIの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる会議室の入室状況を表示する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係わる会議参加の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係わる会議参加の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<コミュニティシステムの基本的な動作を説明する第1の実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係わるシステム構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態におけるシステム構成では、コミュニティサーバ101がクライアント端末102(例えば社内のSNS(ソーシャルネットワークシステム)クライアント、社外のメールクライアント)、メールサーバ103、Webメールサーバ104、電子会議サーバ105が、ネットワーク106を介して接続されている。図1では、SNSクライアントを社内、メールクライアントを社外として例示しているが、あくまでネットコミュニティ(電子掲示板、SNSなど。)に対して、コミュニティのユーザ権限を持ち、SNSクライアントから投稿するか、メールクライアントから投稿するか、を示すものであり、これらの構成を制限するものではない。以下ネットコミュニティをコミュニティと略する場合がある。
コミュニティサーバ101は、クライアント端末102から投稿を受け付け、コミュニティに表示する。また、条件に応じてメールクライアントであるクライアント端末102に、投稿をメールとして送信する情報処理装置である。
クライアント端末102は、ユーザにSNSユーザインタフェース、またはメールソフトを使用させ、コミュニティサーバ101に対して投稿を行う情報処理装置である。また、SNSクライアントであるクライアント端末102においては、ユーザは、コミュニティのフォーラム、メッセージなどを各ユーザの権限に応じて閲覧可能である。
メールサーバ103は、コミュニティサーバ101から、またはWebメールサーバ104から、メールとメールの送受信の指示を受け付け、指示に従ってメールを送信し、または受信メールを各サーバに渡す。
次に、Webメールサーバ104について説明する。本発明でいうWebメールサーバ104に基づいて構成されるメールシステムとは、クライアント端末102のWebブラウザで利用することができる電子メールシステムのことを指す。受信したメールの閲覧や、新規メッセージの作成・送信などをWebブラウザのみで行なうことができる。クライアント端末102にメールソフトをインストールしてメールの送受信を管理する電子メールシステムとは異なり、すべてのメール送受信をサーバ側で管理するため、ユーザは、Webブラウザを用いることでどこにいてもメールの作成、受信、閲覧を行うことが可能である。
本システムの実施形態においては、メールサーバ103、Webメールサーバ104のいずれを用いてもよい。また、Webメールサーバ104が、構成としてはメールサーバ103を利用するものであって、クライアント端末102に対して、メールサーバ103をWebブラウザから利用できるようにするものであってもよい。また、前述ではクライアント端末102からWebブラウザを用いてWebメールサーバにアクセスする説明をしたが、本発明の実施形態においては、コミュニティサーバ101からHTTPプロトコルによる通信を行う構成も含む。
本発明の実施形態においては、コミュニティサーバ101から、メールサーバ103、またはWebメールサーバ104のAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)などを用いてメールの送受信を行う場合も含まれる。
電子会議サーバ105は、クライアント端末102からコミュニティサーバ101を経由して、会議の開始、会議室への入室などの処理を行う。また、会議中の音声、動画などを各々のクライアント端末102からの集約し、また配信などの処理を実行するサーバである。
なお、電子会議システムについては、特許文献「特開2012−178075」などに詳細が記載されており、周知の技術であるため、本実施形態では説明を省略する。
また、コミュニティサーバ101、メールサーバ103、Webメールサーバ104、電子会議サーバ105のいずれか、または全ては同一の筐体であってもよい。図1の構成は一例であり、様々な構成が可能である。
図2は、本発明の実施形態に係わるコミュニティサーバ101のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。その他の情報処理装置、すなわちクライアント端末102、メールサーバ103、Webメールサーバ104に対しても適用可能である。
図2に示すように、コミュニティサーバ101は、システムバス204を介してCPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)203、ROM(Read Only Memory)202、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208等が接続された構成を採る。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、各サーバあるいは各PCが実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。また、本発明を実施するために必要な情報が記憶されている。なお外部メモリはデータベースであってもよい。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
また、入力コントローラ205は、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。
ビデオコントローラ206は、ディスプレイ210等の表示器への表示を制御する。尚、表示器は液晶ディスプレイ等の表示器でもよい。これらは、必要に応じて管理者が使用する。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、あるいは、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワーク106を介して外部機器と接続・通信し、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いた通信等が可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上に表示することが可能である。また、CPU201は、ディスプレイ210上のマウスカーソル(図示しない)等によるユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイルおよび各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明についても後述する。
図3は、本発明の実施形態に係わるコミュニティサーバのソフトウェア構成の一例を示す図である。コミュニティサーバ101は、フォーラム登録部301、メール受付部302、SNSメッセージ受付部303、ID付与判定部304、ID判定部305、投稿部306、メール送信部307、フォーラム記憶部308、メッセージ記憶部309、メッセージ登録部310等を備えて構成されている。
フォーラム登録部301は、コミュニティサーバ101のフォーラム作成の権限のある管理ユーザ、または一般ユーザに作成させ、フォーラム記憶部308に登録する。
メール受付部302は、メールからの投稿データ(後述するメッセージ、サブメッセージ、コメント、サブコメント等)を受け付ける。
SNSメッセージ受付部303は、SNSユーザインタフェースからの投稿データを受け付ける。
ID付与判定部304は、第1の投稿データのヘッダ等の指定位置に、第2の投稿データを特定するIDが付与されているか否かを判定する。第2の投稿データを特定するIDが付与されている場合は、第1の投稿データが、新規の投稿(フォーラムの直下にあるもの)ではなく、IDにより特定される第2の投稿データを指定して、その下位の投稿としてなされたものであることを示している。IDが付与されていない場合は、新規の投稿であることを示している。
ID判定部305は、IDがある場合にそのIDが投稿されたフォーラムに既に存在かを判定する。なければエラーである。特にメールからの投稿はコミュニティのユーザではないため、投稿データのヘッダ等の指定位置に、誤って又は不正にIDを付与可能である。これらのIDを有する投稿を防止することも可能となる。本発明の実施形態においては、IDが投稿されたフォーラムに既に存在するかを判定する例としたが、IDをコミュニティ全体として管理し、また判定するようにしてもよい。
投稿部306は、メール受付部302またはSNSメッセージ受付部303で受け付けた投稿データを、コミュニティの指定のフォーラムに投稿する。投稿データは、投稿したユーザ情報などとともにメッセージ情報としてメッセージ記憶部309に記憶される。フォーラムの指定については後述する。
メール送信部307は、第1の投稿データが、メールから投稿されたものである場合に、第1の投稿データを指定して第2のデータを投稿する際に、第1投稿データに対するメールを送信するものである。メールアドレスの取得などの詳細は後述する。
フォーラム記憶部308は、前記フォーラム登録部から登録されたコミュニティ内のフォーラムに関する情報を記憶する。詳細は後述する。
メッセージ記憶部309は、投稿された投稿データをフォーラムに対応付けて記憶する。詳細は後述する。具体的にはメッセージ登録部310により登録される。
ユーザ情報記憶部311は、コミュニティシステムのユーザ情報が登録されているデータベースである。本発明の実施形態においては、後述するように電子会議サーバ105へのユーザ情報としても使用される。
ログイン制御部312は、ユーザにログイン操作をさせ、ユーザが入力したアカウント、パスワードなどをユーザ情報記憶部311に記憶されているユーザ情報と比較して、コミュニティシステムへのアクセス権限がある場合に、権限に応じてコミュニティサイトを使用できるようにする。
会議予約部313は、コミュニティシステムのクライアント端末102から、会議室および会議時間帯の予約を行うための機能部である。本発明の実施形態においては、各フォーラムに会議室とその会議室の使用可能時間が予め割り当てられているため、必ずしも実装されている必要はない。具体的には、後述する図4で406を押下することで、会議室の予約を行う。会議室の予約については前述の「特開2012−178075」に詳細に記載されている周知の技術であるため説明を省略する。
会議参加部314は、予約された会議室、または本発明の実施形態においては、フォーラムに対応付けられた会議室に入室し、会議に参加するための機能部である。具体的には、後述する図4で407を押下することで、会議室に入室する。会議室の入室については前述同様「特開2012−178075」に詳細に記載されている周知の技術であるため説明を省略する。
電子会議サーバ105は、管理部321、実行部322等から構成されている。
管理部321は会議システムのクライアント端末102からのログイン(認証)、会議室の予約・設定、実行部322への接続制限(時間指定)等を行う。ただし前述同様、これらの管理は、本発明の実施形態においては、コミュニティサーバ101、特にログインはログイン制御部312が行うため、管理部321は使用しない構成として説明する。しかしながら、コミュニティサーバ101では管理せず、電子会議サーバ105の管理部321に管理をさせるよう構成してもよい。
実行部322は、ユーザの会議室への入室要求により、電子会議システムのクライアントとセッションを確立し、電子会議を実行する。具体的には、音声、画像などのデータの集約、配信を行う。
これらの電子会議サーバ105については前述同様「特開2012−178075」に詳細に記載されている周知の技術であるため説明を省略する。
図4は、本発明の実施形態に係わるコミュニティにおけるフォーラムとメッセージの一覧を表示するGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)の一例を示す図である。図4の400が、クライアント端末102(SNSクライアント)においてSNSユーザに使用されるSNSユーザインタフェースの例を図示している。
401には、コミュニティで使用可能なフォーラムの一覧を、フォーラム記憶部308に基づき表示される。不図示ではあるが、例えばユーザ情報記憶部において、各フォーラムに対するユーザのアクセス権限を設定することが可能であり、特定のSNSユーザがSNSユーザインタフェースを使用する場合には、アクセス権限があるもののみ表示するようにしてもよい。また、アクセス権限においても、単に閲覧権限がある場合、また投稿する権限がある場合などにより表示形態(色、アイコンの形状)などを変更してもよい。
402には、現在着目しているフォーラムの名称が表示される。例えば、401のフォーラムの一覧からユーザが閲覧したいフォーラムをマウスでクリックする等により、403の画面を表示させることが可能である。図4の例では、“A社プロジェクト”(A社から受注した開発案件の情報共有とそのサポートをするためのフォーラム名)が表示されている。前述のフォーラム登録部301において、例えば、“A社プロジェクト”の関係者のみにアクセス権限を付与してもよい。その他、経営者やプロジェクト管理部門などにもアクセス権限を付与することも考えられる。また、後述する404(SNSからの新規投稿)ボタンが表示されている。
403には、投稿されたメッセージを階層構造(ツリー構造)として表示するものである。階層構造においては、あるメッセージがフォーラムに直接的に紐付けられる(ルートとなるメッセージ)。ルートとなるメッセージは、複数存在可能である。図4の403においては、メッセージAとメッセージBの2つがルートとなるメッセージである。ルートとなるメッセージは、例えば、404の新規投稿ボタンをマウスでクリックすることにより不図示ではあるがメッセージ入力画面が表示されることで投稿するメッセージを作成する、などのように実装される。また、サブメッセージを投稿する場合(すなわち、これから投稿しようとする第1のメッセージを、階層構造における第2のメッセージの1つ下の階層)に投稿したい場合がある。例えば図4のメッセージAの下の、メッセージA1、メッセージA2、あるいはメッセージA2の下のメッセージA21、メッセージA22などである。この場合は、例えば第2のメッセージ(1つ上の階層のメッセージ)をマウスで右クリックする、などによりメッセージを作成するGUIが表示され、投稿後は第2のメッセージの1つ下の階層に配置されるようにする。
メッセージA、メッセージBは、同じ“A社プロジェクト”に関する情報であっても、異なる話題を扱うために、異なる階層構造としてメッセージ群を分割する。この1つのメッセージ群を“スレッド”と称することもある。メッセージAをルートとするスレッドは、メッセージAに対する意見、確認、御礼などを述べるために、下位のメッセージ(サブメッセージ)としてメッセージA1、メッセージA2を有する。403では、メッセージAの1階層下に表示される(右側にインデントされて表示)。
第1の実施形態の図4においては、無制限にメッセージの階層構造を作成できるが、コミュニティシステムとして階層の数が固定されていてもよい。また、管理者が階層数を設定できるようにしてもよい。この場合は、例えばフォーラム登録部301において、フォーラム毎に設定できるようにしてもよいし、不図示の管理者GUIにおいて、システム全体として統一の階層数を設定できるようにしてもよい。設定可能な場合には、目的により、例えば社内のパーソナルコンピュータで主に使うのか、社外において画面の小さい携帯端末で主に使うのか、で運用方法を変更することが可能である。
405〜407は、コミュニティ以外のアプリケーションとの連携や、コミュニティのシステムを利用して他の目的のために用いる際の、アプリケーション開始ボタンである。
例えば、405は、新規メッセージをワークフローとして用いるためのボタンである。406は、電子会議システムにおいて会議室の予約を行う。407は、予約された会議室に入室(会議への参加)を行う。
408は、メールからの投稿を受け付けた際に、メールを受け付けたことをユーザに示すためのアイコンである。例えば、点滅、回転などの簡単なアニメーション等、表示形態を変えることにより実現する。
410は、メールによるメッセージの投稿を受け付けた場合に、そのメッセージをユーザが表示した画面の一例である。このコミュニティサーバ101は、“C開発株式会社”で運用されており、410の画面は、“A社”の“ニシモトさん”からメールで投稿されたものである。メールで投稿するためには、後述するコミュニティの“A社プロジェクト”フォーラムに設定されたメールアドレスを知っている必要がある。すなわち、A社・ニシモトさんには、予め前記メールアドレスを通知している。
運用の例として、例えば、メールクライアントを使用するユーザは、社外の顧客であり、SNSユーザインタフェースを使用するユーザは、C開発株式会社の担当部門、担当プロジェクトなどの担当者である。後述するように、担当者は、顧客に対してメールをする/しない、を選択しながらメッセージを投稿することが可能である。すなわち、顧客の要求/質問に対して、まず、要求/質問を受け付けた旨の回答をメールで送信し、その後、社内の担当者間で対応策について打ち合わせを行い、対応策がまとまった時点で最終回答をする、といった対応が可能となる。もちろん、その間に、中間回答を随時行うことも可能である。
これらの方法により、社内の担当者としては、SNSユーザインタフェースのみを用いて、顧客の要求/質問を受け付け、回答することが可能となる効果が得られる。また、社内での打ち合わせの全てではなく、必要なメッセージのみを顧客にメールで送信することが可能となる効果が得られる。
以上で、図4のGUIの説明を完了する。
図5は、本発明の実施形態に係わるフォーラムとメッセージのデータ構成の一例を示す図である。コミュニティで管理されるデータは、フォーラム記憶部308(図5の500を用いて詳述)、メッセージ記憶部309(図5の510を用いて詳述)に記憶される。
フォーラム記憶部308は、フォーラム名501、フォーラムメールアドレス502、会議室番号503、入室可能時間504、最大利用人数505等のデータ項目から構成される。
フォーラム名501は、図4のフォーラム一覧401において表示されるフォーラムの名称が登録されるデータ項目である。
フォーラムメールアドレス502は、該フォーラムにメールによる投稿をする際に使用するメールのアドレスを記載するデータ項目である。このメールアドレスは、対応するフォーラムの情報が、前記フォーラム登録部により登録される際に、権限のあるユーザ(管理ユーザなど)により指定することができる。
さらに、電子会議システムと連携するため、フォーラム毎に指定の会議室が、会議室番号503により割り当てられる。これらの会議室には、入室可能時間504で指定された時間に、当該フォーラムのメンバーが自由に入室することが出来る。ただし、最大利用人数505が設定されている場合には、同時に最大利用人数505の数のユーザしか入室できない。
メッセージ記憶部309は、フォーラム名511、ID512、投稿時刻513、上位ID514、メールアドレス515、内容516、投稿者517等のデータ項目から構成される。
フォーラム名511は、メッセージの情報がいずれのフォーラムのものかを特定するデータ項目である。
ID512は、メッセージを一意的に特定するIDを記載するデータ項目である。後述の上位ID514と合わせて使用することで、ルートのメッセージまで辿ることができる。これにより1つのスレッドの階層構造(ツリー構造)を決定することが可能である。また、後述するように、メールによる投稿があった場合に、そのメールのヘッダなどの指定位置にIDがあり、そのIDがメールアドレスに対応するフォーラムにおいて既存である場合には、そのスレッドに投稿されたメッセージとして特定される。メールクライアントからの投稿も、SNSクライアントからの投稿も、そのメッセージのヘッダ等の指定位置にあるIDのサブメッセージとして1つ下位の位置に投稿されることを想定している。しかしながらそのような構成に限定する
ものではない。例えば、メールクライアントからの投稿に限っては、IDを上位に辿って、必ずルートのメッセージの1つ下位の位置に投稿するように、コミュニティシステムを実装する、なども可能である。その他、投稿されたメッセージにおけるユーザの指定(メールのタイトルに何らかの記号を指定する、など)によりいずれのメッセージの下位に投稿するかを指定できてもよい。
投稿時刻513は、メッセージが投稿された時刻を記載するためのデータ項目である。
上位ID514は、該メッセージが、他のメッセージ(階層構造において1つ上位)のサブメッセージとして投稿された場合に、その上位のメッセージのIDを記載するデータ項目である。
メールアドレス515は、該メッセージの投稿がメールクライアントからなされた場合に、その送信元のメールアドレスを記載するデータ項目である。
内容516は、投稿されたメッセージの内容である。図4の410における「件名:製品の問い合わせ C開発株式会社・玉置様〜よろしくお願い申し上げます。」が記載されるデータ項目である。あるいは件名は別のデータ項目としてもよい。内容516の3行目以降は(<>で囲まれた文字列)は、実際の内容ではなく、各メッセージの階層構造における位置づけを記載している。
投稿者517は、当該メッセージを投稿したユーザを示す。
なお、図5の500は図4の400のフォーラム一覧、図5の510は、図4の403のメッセージ一覧に対応させて、フォーラムのデータ、投稿されたメッセージのデータが登録された例として記載している。
以上、図5の説明を完了する。前述のデータ構成はあくまで一例であり、その他のデータ項目を含んでいてもよい。例えばフォーラム記憶部308は、フォーラムを示すアイコンのイメージファイルに対するリンクが記載されていてもよい。その他、異なる構成であってもよい。
図6は、本発明の実施形態に係わる投稿されたメッセージに対するサブメッセージを投稿するGUIの一例を示す図である。図6の例では、図4の“A社プロジェクト”フォーラムに投稿された“メッセージA”に対して、サブメッセージを投稿する際のGUIである。前述のように、例えば、メッセージAをマウスで右クリックすることにより図6のGUIが表示される。
図6の上部側は、図4の410と同じである。すなわち、メッセージAの内容がそのまま表示される。下部側の601には、サブメッセージを入力するための欄(602)、メッセージを投稿するためのボタン(603)、メッセージを投稿し、更にその内容をメールで送信するためのボタン(604)が表示される。SNSユーザは、602の入力欄にメッセージを入力する。
前記の603のボタンを押下した場合(メッセージを投稿する指定をした場合)、図4の403のメッセージ一覧における“メッセージA1”の投稿処理が行われる。
前記の604のボタンを押下した場合(メッセージの投稿とメールの送信の両方を行う指定をした場合)、図4の403のメッセージ一覧における“メッセージA1”の投稿と同時にメールの送信処理もされるが、その詳細について説明する。
前記投稿の際のメールの送信に使用するアドレスは、メッセージを投稿する際に指定した(投稿が完了した時点で1つ上の階層のメッセージとなる)メッセージに対応したメールアドレスを検索する。すなわち、前記の例では、メッセージAのサブメッセージを投稿するため、メッセージAに対応するメールアドレス(図5の515)のメールアドレスを送信に使用する。また、対応するメールアドレスがない場合には、送信処理は中止する。
以上で、図6の説明を完了する。
<コミュニティシステムの基本的な動作を説明する第2の実施形態>
図7から図10を用いて第2の実施形態を説明する。第1の実施形態と第2の実施形態は、基本的に同じフローで処理されるが、第2の実施形態においては、メッセージの階層構造が3階層に制限されている。ルートメッセージを単に“メッセージ”、ルートメッセージ(メッセージ)のサブメッセージを“コメント”、コメントのサブメッセージを“サブコメント”と呼び、これが前述の3階層を構成する。
運用例として図4でも説明したように、メッセージ(ルートメッセージ)は、フォーラムに対応するSNSクライアントから、またはメールアドレスを知っているメールユーザがメールクライアントを用いて投稿可能である。すなわち、まず第1に、社内での担当者(SNSクライアントのユーザ)の間で、打ち合わせなどの情報共有を話題毎に行うことが可能である。この場合は、スレッド(メッセージ及びその下位のコメント、サブコメントをまとめたもの)に対応するメールアドレス(顧客のメールアドレス)がないため、メールが送信されることはない。さらに、メッセージが顧客のメールクライアントから送信されたものである場合には、対応するメールアドレスがあるため、メッセージなどの投稿時にメールを送信する場合と送信しない場合がある。
第1の実施形態との違いは、顧客にメールを送信するか否かを、コメントの投稿かサブコメントの投稿か、で変更することである。これにより、第1の実施形態とは異なり、投稿する階層により、担当者がメール送信するか否かを固定し、誤って社内での相談をメールしてしまうことを防止する効果を得ることが可能である。詳細を以下に説明する。
図7は、本発明の実施形態に係わるメッセージ一覧において、投稿に従ってメッセージが追加される状態の遷移の一例を示す図である。図7は、SNSユーザインタフェースにおいて、メッセージA(702)が投稿された状態(701)、メッセージA(702)に対するコメントA1(704)が投稿された状態(702)、コメントA1(704)に対するサブコメントA11(706)が投稿された状態(705)、を図示している。
図8は、本発明の第2の実施形態に係わる投稿されたメッセージに対するコメントを投稿するGUIの一例を示す図である。第1の実施形態においては、図6で説明したように第1の実施形態においては、サブメッセージを作成した後に、そのメッセージをコミュニティに投稿するだけか、投稿と合わせてメール送信も行うか、を投稿者がボタンなどにより指定した。第2の実施形態においては、以下の通りとなる。
メッセージに対して、コメントの投稿を使用とする場合には、図8のGUIのようになる。上部側は、図4、図6の410と同じである。すなわち、メッセージAの内容がそのまま表示される。下部側の801には、コメントを入力するための欄(802)、コメントを投稿し、更にその内容をメールで送信するためのボタン(803)が表示される。SNSユーザは、802の入力欄にメッセージを入力する。メッセージAがメールから投稿されたものである場合には、前述の通り、コメントの投稿およびメールの送信が行われるが、メッセージAがSNSユーザインタフェースから投稿されたものである場合には、メールの送信は行われない(対応するメールアドレスがない)。その場合、803の“コメント&メール”ボタンの代わりに、後述する図9の904と同様の、“コメント”ボタンが表示され、投稿のみが可能であることを投稿者に分かりやすく提示してもよい。
図9は、本発明の第2の実施形態に係わる投稿されたコメントに対するサブコメントを投稿するGUIの一例を示す図である。前述の運用例の説明の通り、サブコメントはコメントに対して1つ下位となるメッセージの投稿であり、また社内での打ち合わせであるため、メール送信は行わない(例え、メッセージにメールアドレスが対応していても送信しない)。
図9の上部側の901は、投稿及び顧客に対する送信を行ったサブコメントである(図8の803と同じ内容)。それに対して、下部側902には、サブコメントの入力欄(903)と、入力したサブコメントを投稿するためのボタン(904)がある。
図10は、本発明の第2の実施形態に係わるメッセージ、コメント、サブコメントの一覧を表示するGUIの一例を示す図である。前述の例にあるように、顧客からのメールによる投稿(メッセージA(1001)と、それに対する応答(コメントA1(1002):投稿およびメール送信)がある。更に、コメントA1に対する社内でのサブコメント(1003〜1004)がある。
コメントA2は、ユーザの投稿が、メッセージAのコメントとして表示されている。コメントA1を投稿する担当者がメッセージAを選択したため(この時点でコメントA1はない)、メッセージAのIDをヘッダに付与して顧客にメール送信する。その返信である顧客からのメールのヘッダにも前記IDが付与されているため、メッセージAのサブメッセージであるコメントとして投稿される。これにより、コメントA1のサブコメント(社内での対応策の打ち合わせ)に、顧客からの返信メールであるコメントA2が紛れ込まないようにすることが可能である。
逆に、内容としてはコメントA1(担当者から顧客へのメール)に対する返信であるため、コメントA1のサブコメントとする方が分かりやすければ、投稿されたばかりのコメントA1のIDをヘッダに付与して顧客に返信すればよい。
また、不図示ではあるが、メッセージAのコメントとするか、コメントA1のサブコメントとするかを投稿者に選択させるように、SNSユーザインタフェースのコメント投稿時に指示可能としてもよい。
最終的に、メッセージAに対する対応策が、社内担当者間で決定し、メッセージAに対しての投稿と顧客に対するメール送信を行った状態がコメントA3(1006)である。
以上で図7から図10を用いて、第2の実施形態において、第1の実施形態と異なる部分の説明を行った。次に、図11、図12のフローチャートを用いて、コミュニティサーバにおける処理を説明する。基本的には、第1の実施形態と第2の実施形態とで処理が同じであるため、同じフローチャートを用いるが異なるのは次の2点である。まず1点目は、SNSユーザインタフェースにおいて、3階層目(またはサブコメント)に対する投稿が可能か否か、が異なる。2点目としては、サブコメント(3階層目)の投稿時に、メールアドレスがコメント(2階層目)に設定されていなければ、第1階層まで確認するか否か、が異なる。これら2点の違いは、フローチャートの説明の中では特に述べない。
図11は、本発明の実施形態に係わるメールからの投稿処理の一例を示すフローチャートである。図11の各ステップは、コミュニティサーバ101のCPU201によって実行される。
S1101においては、コミュニティサーバにおけるコミュニティの処理を終了する命令がされたか否かをチェックする。終了命令がない場合(NO)にはS1102に進む。終了命令がある場合(YES)には、終了する。
S1102においては、メールの受信を確認する。
S1103においては、S1102の確認においてメールが受信されたか否かを判定する。メールの受信がある場合(YES)には、S1104に進む。ない場合(NO)には、S1101に進む。
S1104においては、受信したメールデータの所定位置(例えばヘッダの送信者名に対応する位置)に本発明の実施形態で指定された形式のIDが付与されているか解析する。
S1105においては、IDが含まれているか否かを判定する。含まれていない場合(NO)には、S1106に進む。含まれている場合(YES)には、S1108に進む。
S1106においては、メールデータとして投稿されたメッセージをルートメッセージと見なす。すなわち、他のメッセージの下位となるメッセージではなく新規メッセージとしてIDを発行する(ID発行部)。
S1107においては、メールデータとして投稿されたメッセージを、送信元のメールアドレスおよびS1106において発行されたIDを対応付けて、ルートメッセージとして投稿する。
S1108においては、IDがフォーラムにおいて既存のものか否かを判定する。既存のIDではない場合(NO)には、S1109に進む。既存のIDである場合(YES)の場合には、S1110に進む。
S1109においては、存在していないIDが付与されたメッセージのメールからの投稿を、えらーとみなし、メール送信元に対してその旨を通知する。
S1110においては、メールデータをIDに対応したメッセージのサブメッセージとして投稿する。この場合に置いて、本メッセージに対応するIDを新たに発行する(ID発行部)。
以上により、図11のフローチャートの説明を完了する。
図12は、本発明の実施形態に係わるSNSユーザインタフェースからの投稿処理の一例を示すフローチャートである。図12の各ステップは、コミュニティサーバ101のCPU201によって実行される。
S1201においては、コミュニティサーバにおけるコミュニティの処理を終了する命令がされたか否かをチェックする。終了命令がない場合(NO)にはS1202に進む。終了命令がある場合(YES)には、終了する。
S1202においては、SNSユーザインタフェースからのメッセージの投稿有無を確認する。
S1203においては、S1202の確認において投稿があるか否かを判定する。投稿がある場合(YES)には、S1204に進む。ない場合(NO)には、S1201に進む。
S1204においては、投稿されたメッセージの所定位置(例えばヘッダの指定されたタグの位置)に本発明の実施形態で指定された形式のIDが付与されているか解析する。
S1205においては、IDが含まれているか否かを判定する。含まれていない場合(NO)には、S1206に進む。含まれている場合(YES)には、S1208に進む。
S1206においては、投稿されたメッセージをルートメッセージと見なす。すなわち、他のメッセージの下位となるメッセージではなく新規メッセージとしてIDを発行する(ID発行部)。
S1207においては、投稿されたメッセージを、S1206において発行されたIDを対応付けて、ルートメッセージとして投稿する。
S1208においては、メッセージをIDに対応したメッセージのサブメッセージとして投稿する。この場合に置いて、本メッセージに対応するIDを新たに発行する(ID発行部)。
S1209においては、このメッセージをメール送信するように指定されているか否かを判定する(メール送信指定判定部)。前述の運用例では、担当者から顧客にメールを送信する場合に対応する。送信すると指定されている場合(YES)には、S1210に進む。送信すると指定されていない場合(NO)には、S1201に進む。送信する/しないを具体的に説明すると、第1の実施形態における図6のメッセージボタン(603)を押下するか、メッセージ&メールボタン(604)を押下するか、による。また、第2の実施形態におけるメッセージに対するコメントの投稿か、コメントに対するサブコメントの投稿か、等による。その他、前述しているように、不図示ではあるがユーザが明示的に選択できる場合、など各方法による指定を含むものとする。
S1210においては、対応するIDに基づき、上位のメッセージを辿り、メールアドレスを取得する。第2の実施例においては、コメントを投稿した際に、上位であるメッセージにメールアドレスがある場合である。また、第1の実施例においても上位のメッセージにメールアドレスがある場合であるが、1つ上位のメッセージにメールアドレスがない場合に、更に上位を辿るかは設計または設定による。
S1211においては、前記S1210においてメールアドレスを取得した場合に、S1208において投稿したメッセージをメールとして、前記メールアドレスに送信する。
以上により、図12のフローチャートの説明を完了する。
<コミュニティシステムと会議システムの連携に係わる実施形態>
図13は、本発明の実施形態に係わる会議の参加者を選択するためのGUIの一例を示す図である。フォーラム内のあるユーザが会議を発起する際に、他のユーザを選択する場合の画面である。
また、以下の説明において、クライアント端末102は、SNSユーザインタフェースの電子会議に関連する部分(アイコンなど)の表示を変更することがある。さらに、電子会議クライアントとしてのユーザインタフェースを起動することもある。
実装としては、SNSクライアントの機能が、電子会議クライアントを起動させてもよい。あるいは電子会議クライアントの機能がSNSクライアント起動時とあわせて起動されており、必要に応じてSNSクライアントと電子会議サーバとの仲介をしたり、電子会議のユーザインタフェースを表示をさせてもよい。
図13の400は、クライアント端末102の表示装置に表示されるSNSユーザインタフェースであり、図4で説明したものと同じである。SNSのユーザのうち、会議の発起人になろうとするユーザが、406のボタンを押下することで、電子会議サーバ105と連携して(例えば、電子会議クライアントを表示することによって)電子会議サーバ105の会議室を予約するよう実装してもよい。この場合には、図5の会議室番号503で説明したフォーラムに対応付けられた会議室は不要であるか、またはデフォルトとしては会議室番号503が使用され、それ以外の会議室も使用可能になるようにしてもよい。
また、会議室を予約する際に参加を促す他のユーザの指定方法には様々な実装がある。例えば、予約する際に、選択されている(アクティブになっている)フォーラムの全てのユーザ、あるいは選択されている(アクティブになっている)スレッドの全てのユーザが参加を促す対象ユーザとして、自動的に選択されてもよい。
あるいは、会議室を予約する発起人であるユーザが、クライアント端末102の表示装置に表示される参加候補ユーザ一覧1301から参加を促す対象ユーザを選択するように実装されてもよい。その際に、選択されているフォーラムの全てのユーザ、あるいは選択されているスレッドの全てのユーザが、参加候補ユーザ一覧1301に表示されてもよい。発起人であるユーザは、参加候補ユーザ一覧1301の中から参加させたい他のユーザを参加要請チェックボックス1302等により選択する。
発起人が参加者として指名したユーザは、コミュニティサーバ101または電子会議サーバに送信され、対応するフォーラムまたは会議室と対応付けられて、参加要請ユーザ記憶部(不図示)に記憶されるようにしてもよい。参加要請ユーザ記憶部には、参加を要請されたユーザが、実際に参加しているか否かを区別するように記憶することが可能である。
図14は、本発明の実施形態に係わるフォーラム上のいずれのメンバーが会議室に入室しているかを表示するGUIの一例を示す図である。
図14のSNSユーザインタフェースにおいて、参加を促されたユーザの「会議への参加」ボタン(407)は、例えば点滅する、アニメーションになる、色を変えるなど表示形態を変え、ユーザに会議への参加が促されている旨をわかるようにしてもよい。この時に「会議への参加」ボタン(407)を押下すると、参加が促されている会議室に入室できる。
なお、誰も参加していない状態で、「会議への参加」ボタン(407)を押下すると、フォーラムに対応付けられた会議室、または406で予め予約された会議室に、自動的に入室し発起人とみなされ、図13で説明したように、対応付けられるフォーラムやスレッドのユーザに自動的に会議室へ参加するよう通知されるように実装されてもよい。
また、参加を要請されたユーザの状態は、図13で説明したように、会議室への「入室」、または「未入室」に区別されるので、入室状況欄1401が表示され、例えばフォーラム(この例では「A社プロジェクト」フォーラム)フォーラムの他のユーザからわかるようにしてもよい。
図15は、本発明の実施形態に係わる会議室の入室状況を表示する処理の一例を示すフローチャートである。図15のフローチャートの各ステップは、コミュニティサーバ101、クライアント端末102、電子会議サーバ105のいずれかのCPU201によって実行される。
S1501からS1517のループ処理は、コミュニティサーバ101と電子会議サーバ105が連携して会議が行われている間、繰り返される。ただし、ここで「会議が行われている間」とは、実際に複数の参加者が同じ会議室に入室し、何らかの打合せを行っている間に限定しない。例えば、複数ある会議室のうち、いずれかの会議室が予約されている時間帯に常時監視用に動作していてもよい。あるいは、コミュニティサーバ101が動作している間であれば、予約がなくても予約外に会議が開催されることを想定して、常時監視用に動作していてもよい。
「常時監視」としては、前述のように様々な実装が可能であるが、各ユーザの入室から退室までを監視し、入退室に応じた処理を前述のループ処理の中で実施することになる。
S1502において、コミュニティサーバ101は、電子会議サーバ105に現在の入室者リストを要求する。すなわち、現在「どのユーザが」、「いずれの会議室に」入室しているか、という情報を要求する。ここで、コミュニティサーバ101は、フォーラム(あるいはスレッド)に対応した会議室、または会議室を自由に予約できる場合はであっても、それら予約された会議室を記憶しており特定できる。従ってコミュニティサーバ101で記憶した会議室(会議室の一覧)に対してのみ「どのユーザが」使用しているかを問い合わせる要求を送信してもよい。
S1503において、電子会議サーバ105は、コミュニティサーバ101から入室者リストの送信要求を受け付ける。
S1504において、電子会議サーバ105は、電子会議サーバ105の会議室と該会議室に入室しているユーザを記憶する記憶部(不図示)から、ユーザリストを取得する。ここで、前述のようにS1502におけるコミュニティサーバ101からの要求に会議室の一覧が含まれている場合は、その会議室の一覧に参加しているユーザリストを取得するものとする。
S1505において、電子会議サーバ105は、S1504にて取得したユーザと会議室の情報をコミュニティサーバ101に送信する。
S1506において、コミュニティサーバ101は、電子会議サーバ105から送信されたユーザと会議室の情報を受信する。
S1507からS1511のループ処理においてコミュニティサーバ101は、S1506で受信したユーザと会議室の情報をもとにクライアント端末102に対するSNSユーザインタフェースの会議参加者状況の表示情報の変更指示を行う。すなわち、ユーザと会議室の情報ごとに処理するループとなる。ここで、ループ処理はユーザと会議室の情報に基づくため、1人のSNSユーザが複数の会議室に同時に入室可能な場合は同一ユーザが(異なる会議室で)現れる可能性がある。また1ユーザが同時に入室可能なのは1会議室に限定されている場合には、複数回現れない。いずれの実装であってもよい。
S1508において、コミュニティサーバ101は、1入室者(会議の参加者)に着目する。
S1509において、コミュニティサーバ101は、着目した入室者が入室している会議室と対応するフォーラムを取得する。
S1510において、コミュニティサーバ101は、フォーラムに対応する入室者リスト(なければ生成)に着目中の入室者を追加する。
S1512からS1516のループ処理においてコミュニティサーバ101は、S1507からS1511で生成した入室者リストに対する処理を繰り返す。すなわち、入室者リストがあるフォーラムごと単位の処理を実行する。
S1513において、コミュニティサーバ101は、1つのフォーラムに着目する。
S1514において、コミュニティサーバ101は、参加を要請されているユーザの参加状況(会議室への入室状況)を判定し(入室状況判定部)、その判定結果に基づき着目中のフォーラムに登録されているユーザのクライアント端末102(SNSクライアント)に対して、入室者、未入室者を通知する(入室状況通知部)。
S1515において、クライアント端末102は、コミュニティサーバ101から入室者、未入室者の通知を受け付け、クライアント端末102(SNSクライアント)のSNSユーザインタフェースの表示を変更させる。すなわち、例えば図14の入室状況欄1401における入室、未入室のユーザリストを更新させる。
図15のフローチャートで説明した処理により、コミュニティシステムのユーザは、自分が関連する(登録されている)フォーラムで何らかの会議が開始されたことや、そのユーザ自身が参加要請されていることなどを、視覚的に認識できる。すなわち、電子会議システムとの連携を意識せず、コミュニティシステムのSNSユーザインタフェース上で、容易に確認することが出来るという効果を得ることができる。
以上で、図15のフローチャートの説明を完了する。
図16は、本発明の実施形態に係わる会議参加の処理の一例を示すフローチャートである。図16のフローチャートの各ステップは、コミュニティサーバ101、クライアント端末102、電子会議サーバ105のいずれかのCPU201によって実行される。
クライアント端末102はSNSクライアントとして動作し、ユーザが操作するSNSユーザインタフェースにおいて、会議室への入室要求を受け付ける。前述のように、SNSユーザインタフェースにおけるフォーラムに電子会議サーバ105の会議室が1つ対応付けられている場合(図5の503)には、「会議への参加」ボタン(図4の407)を押下するだけで、入室要求を発行することが出来る。また、同フォーラムで、既に他のユーザにより会議が開催されている場合も同様である。フォーラムに会議室が対応付けられておらず、予め予約する必要がある場合には、会議の発起人は406により予め会議室を予約し、同時に入室する。予約と入室を分け、予め406で予約しておき、会議開始時刻に、407で入室してもよい。
S1601において、クライアント端末102は、前述の会議室への入室を、コミュニティサーバ101に要求する。
S1602において、コミュニティサーバ101は、クライアント端末102(SNSクライアント)から会議室の入室要求を受け付ける。
S1603において、コミュニティサーバ101は、会議室の入室要求から、入室を要求する対応フォーラムを取得する。具体的には、SNSユーザインタフェースにおいて入室を要求したユーザが、いずれのフォーラムから入室要求の操作を行ったかによる。
S1604において、コミュニティサーバ101は、S1603で取得したフォーラム(入室要求に対応するフォーラム)から、入室する会議室を取得する。具体的には、フォーラム記憶部308の会議室番号503を取得する。
S1605において、コミュニティサーバ101は、ユーザの入室要求に基づき、入室する会議室を指定して入室をクライアント端末102に要求する(S1602〜S1605により会議室入室要求手段部を構成)。
S1606において、クライアント端末102は、ユーザが入室する会議室と入室の要求をコミュニティサーバ101から受信する。
S1607において、クライアント端末102(SNSクライアント)は、S1606において受信した会議室を指定して、入室をクライアント端末102(電子会議クライアント)に対して要求する。
S1608において、クライアント端末102(電子会議クライアント)は、S1607における会議室への入室の要求を、クライアント端末102(SNSクライアント)から受け付ける。
S1609において、クライアント端末102(電子会議クライアント)は、S1608において受け付けた会議室への入室の要求を、電子会議サーバ105に要求する。
S1610において、電子会議サーバ105は、クライアント端末102(電子会議クライアント)からの会議室への入室要求を受け付ける。
S1611(電子会議サーバ105)と、S1612(クライアント端末102:電子会議クライアント)と、においては、会議室に入室するためのセッションを確立する。
S1613からS1615のループ処理においてクライアント端末102(電子会議クライアント)は、ユーザが会議室から退室するまで、会議実施(ユーザの参加状態維持)の処理を継続する。
一方、S1616からS1618のループ処理において電子会議サーバは、全てのユーザが会議室から退室するまで、会議実施の処理を継続する。
S1617(電子会議サーバ105)と、S1614(クライアント端末102:電子会議クライアント)と、においては、会議を実施するためのデータの送信処理、および再生処理を行う。
具体的には、S1614において、電子会議クライアント(クライアント端末102)は、会議参加者の音声、またカメラが接続されている場合には、撮像データを電子会議サーバ105に送信する。また、電子会議サーバ105から転送された他の参加者の電子会議クライアント(クライアント端末102)の音声、撮像データを受信し、電子会議クライアントの表示装置に表示制御する。
また、S1617において、電子会議サーバ105は、電子会議クライアント(クライアント端末102)から音声、撮像データを受信し、合成するなど画像処理を行い、さらに会議に参加している電子会議クライアントに送信する。
以上、図16のフローチャートにより、SNSクライアントのユーザは、電子会議システムを別のアプリケーションであることを意識せずに、容易に入室(参加)することができるという効果を得る。すなわち、コミュニティシステムと電子会議システムのシームレスな連携が実現される。
以上で、図16のフローチャートの処理を説明する。
図17は、本発明の実施形態に係わる会議参加の処理の一例を示すフローチャートである。図16のフローチャートとの違いは、会議室に最初に入室するユーザが発起人となるため、他のユーザ(他のクライアント端末102、すなわちSNSクライアント)に、参加を要請することである。図17のフローチャートの各ステップは、コミュニティサーバ101、クライアント端末102のいずれかのCPU201によって実行される。
会議室に最初に入室するユーザであるか否かは、例えば前述のS1604または後述のS1704の処理の最初に判定が行われ、分岐する(会議開催判定部)。
S1601からS1603までは、図16と同一の処理なので説明を省略する。また、S1706からは、S1707へステップの他に、図16のS1607への「会議室への入室を要求」に関する処理も行われる。「会議室への入室を要求」する処理と「選択されたユーザへ通知」する処理の前後関係はないため、いずれが先であってもよい。以下で、S1704からS1711までの各ステップの説明を行う。
S1704において、コミュニティサーバ101は、S1703で取得したフォーラム(入室要求に対応するフォーラム)から、入室する会議室を取得する。具体的には、フォーラム記憶部308の会議室番号503を取得する。また、フォーラムに登録されているユーザ(あるいは発起人となるユーザがフォーカスしているスレッドにメッセージを投稿した全ユーザ)から、ユーザ一覧を取得する。
S1705において、コミュニティサーバ101は、入室要求をしたユーザが入室する会議室と、ユーザ一覧をクライアント端末102に通知する(参加候補ユーザ一覧通知部)。
S1706において、クライアント端末102は、ユーザが入室する会議室と、ユーザ一覧をコミュニティサーバ101から受信する。
S1707において、クライアント端末102は、SNSのユーザ(会議の発起人)に、参加するユーザを促す他のユーザを選択させる。具体的には、図13の参加候補ユーザ一覧1301を提示し、他のユーザに選択させる。あるいは、S1705において、ユーザ一覧をクライアント端末102に送信せず、すなわち発起人であるユーザには参加候補ユーザ一覧1301を提示して他のユーザを選択させることなくともよい。その場合、コミュニティサーバ101側で、フォーラムユーザ全員、またはスレッドにメッセージを投稿したユーザ全員を自動的に参加者として選択されたものとしてもよい。以下の処理は、S1707において、発起人であるユーザに他の参加者のユーザを選択した場合を想定したものである。
S1708において、クライアント端末102は、コミュニティサーバ101に、会議への参加を要請するために選択したユーザへの通知を要求する。
S1709において、コミュニティサーバ101は、クライアント端末102から、会議への参加を要請するために選択したユーザへの通知の要求を受け付ける。
S1710において、コミュニティサーバ101は、選択されたユーザを、参加要請ユーザとして参加要請ユーザ記憶部に登録する。
S1711において、コミュニティサーバ101は、参加要請されたユーザのクライアント端末102に、参加要請の通知を行う(参加要請通知)。この通知により、クライアント端末102においては、前述のように図14の407の表示形態が変更される等の処理が行われる。
なお、クライアント端末102のユーザが、SNSユーザインタフェースを起動しているとは限らない。そのため、各ユーザがユーザ情報記憶部311に通知先のメールアドレスを登録している場合には、メールによって会議への参加要請も合わせて通知するようにしてもよい。
以上の処理により、会議の発起人が意識しない(自動的にフォーラムまたはスレッドのユーザが参加要請される場合)、あるいは電子会議システムを意識せず簡単な指定(S1707で図13の1301を用いてユーザを選択する場合)により、他のユーザに参加を要請することが可能となる効果を得る。
以上で図17のフローチャートの説明を完了する。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図11、図12、図15〜図17に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図11、図12、図15〜図17の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図11、図12、図15〜図17の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。 さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 コミュニティサーバ
102 クライアント端末
103 メールサーバ
104 Webメールサーバ
105 電子会議サーバ
106 ネットワーク

Claims (10)

  1. クライアント端末と、電子会議サーバと、ネットワークを介して接続可能な、ネットコミュニティに投稿されたメッセージを管理するコミュニティサーバであって、
    前記ネットコミュニティに投稿された前記メッセージを分割して管理するフォーラムを、フォーラム記憶手段に記憶させるためのフォーラム登録手段と、
    前記フォーラムと、投稿された前記メッセージと、該メッセージの投稿者であるユーザと、を対応付けてメッセージ情報としてメッセージ記憶手段に記憶させるメッセージ登録手段と、
    前記ネットコミュニティのユーザからの入室要求を受け付け、該ユーザを前記電子会議サーバにおける会議室に入室させるよう要求する会議室入室要求手段と、
    前記会議室入室要求手段により受け付けた入室要求に基づき前記会議室に入室した際に、該会議室への入室者が1人である第1入室者であるか否かを判定する会議開催判定手段と、
    前記会議開催判定手段により前記第1入室者であると判定された場合には、前記ネットコミュニティの他のユーザに、前記会議室へ入室することにより前記会議に参加を要請する参加要請通知手段と、
    を備えることを特徴とするコミュニティサーバ。
  2. 前記会議室入室要求手段により受け付けた入室要求には、入室を要求した前記ユーザが閲覧しているフォーラムの情報が含まれるものであって、
    前記会議室は、前記フォーラム記憶手段において前記フォーラムに対してあらかじめ対応付けられており、
    前記会議室入室要求手段は、
    前記ユーザを、前記フォーラム記憶手段において、前記フォーラムに対応付けられた前記会議室に入室させることを特徴とする請求項1に記載のコミュニティサーバ。
  3. 前記参加要請通知手段により参加を要請されたユーザと、入室する前記会議室と、入室状況と、を記憶する参加要請ユーザ記憶手段と、
    参加を要請された前記ユーザが、前記会議室に入室しているか否かを参加要請ユーザ記憶手段に記憶された前記入室状況に基づき判定する入室状況判定手段と、
    参加要請された前記ユーザの入室状況判定手段による判定結果を、前記クライアント端末に通知する入室状況通知手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のコミュニティサーバ。
  4. 前記参加要請通知手段は、
    前記会議開催判定手段により第1入室者であると判定されたユーザが閲覧している前記フォーラムの他のユーザに対して参加を要請するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のコミュニティサーバ。
  5. 前記参加要請通知手段は、
    前記会議開催判定手段により第1入室者であると判定されたユーザが閲覧しているスレッドに前記メッセージを投稿した他のユーザに対して参加を要請するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のコミュニティサーバ。
  6. 前記会議開催判定手段により第1入室者であると判定されたユーザが閲覧している前記フォーラムの他のユーザの一覧を、参加候補ユーザ一覧として前記第1入室者の前記クライアント端末に送信し、提示させる参加候補ユーザ一覧通知手段と、
    を更に備え、
    前記参加要請通知手段は、
    前記第1入室者であるユーザに、前記参加候補ユーザ一覧から選択されたユーザに対して参加を要請するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のコミュニティサーバ。
  7. 前記会議開催判定手段により第1入室者であると判定されたユーザが閲覧しているスレッドの他のユーザの一覧を、参加候補ユーザ一覧として前記第1入室者の前記クライアント端末に送信し、提示させる参加候補ユーザ一覧通知手段と、
    を更に備え、
    前記参加要請通知手段は、
    前記第1入室者であるユーザに、前記参加候補ユーザ一覧から選択されたユーザに対して参加を要請するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のコミュニティサーバ。
  8. 前記コミュニティに登録されたユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    を更に備え、
    前記ユーザ情報に対応するユーザのメールアドレスが登録されている場合には、前記参加要請通知手段は、更に、前記参加を要請するユーザに対してメールによる参加要請の通知をすることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のコミュニティサーバ。
  9. クライアント端末と、電子会議サーバと、ネットワークを介して接続可能な、ネットコミュニティに投稿されたメッセージを管理するコミュニティサーバの制御方法であって、
    フォーラム登録手段が、前記ネットコミュニティに投稿された前記メッセージを分割して管理するフォーラムを、フォーラム記憶手段に記憶させるためのフォーラム登録ステップと、
    メッセージ登録手段が、前記フォーラムと、投稿された前記メッセージと、該メッセージの投稿者であるユーザと、を対応付けてメッセージ情報としてメッセージ記憶手段に記憶させるメッセージ登録ステップと、
    会議室入室要求手段が、前記ネットコミュニティのユーザからの入室要求を受け付け、該ユーザを前記電子会議サーバにおける会議室に入室させるよう要求する会議室入室要求ステップと、
    会議開催判定手段が、前記会議室入室要求ステップにより受け付けた入室要求に基づき前記会議室に入室した際に、該会議室への入室者が1人である第1入室者であるか否かを判定する会議開催判定ステップと、
    参加要請通知手段が、前記会議開催判定ステップにより前記第1入室者であると判定された場合には、前記ネットコミュニティの他のユーザに、前記会議室へ入室することにより前記会議に参加を要請する参加要請通知ステップと、
    を備えることを特徴とするコミュニティサーバの制御方法。
  10. コンピュータを、クライアント端末と、電子会議サーバと、ネットワークを介して接続可能な、ネットコミュニティに投稿されたメッセージを管理するコミュニティサーバとして機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記ネットコミュニティに投稿された前記メッセージを分割して管理するフォーラムを、フォーラム記憶手段に記憶させるためのフォーラム登録手段、
    前記フォーラムと、投稿された前記メッセージと、該メッセージの投稿者であるユーザと、を対応付けてメッセージ情報としてメッセージ記憶手段に記憶させるメッセージ登録手段、
    前記ネットコミュニティのユーザからの入室要求を受け付け、該ユーザを前記電子会議サーバにおける会議室に入室させるよう要求する会議室入室要求手段、
    前記会議室入室要求手段により受け付けた入室要求に基づき前記会議室に入室した際に、該会議室への入室者が1人である第1入室者であるか否かを判定する会議開催判定手段、
    前記会議開催判定手段により前記第1入室者であると判定された場合には、前記ネットコミュニティの他のユーザに、前記会議室へ入室することにより前記会議に参加を要請する参加要請通知手段、
    を備えることを特徴とするコミュニティサーバとして機能させるためのプログラム。
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