JPWO2016060093A1 - ソーシャル情報処理プログラム、ソーシャル情報処理装置、及びソーシャル情報処理方法 - Google Patents

ソーシャル情報処理プログラム、ソーシャル情報処理装置、及びソーシャル情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インターネット上に投稿されたソーシャル情報から所定の抽出条件を満足するものを抽出し、電子メールでのやりとりと同列に取り扱い可能とするための処理プログラム、処理装置、及び処理方法の提供を目的とした。【解決手段】ソーシャル情報処理装置10は、ソーシャル情報処理プログラムをコンピュータ20にインストールすることにより構成されている。ソーシャル情報処理装置10は、電子メールによる通信を行う電子メール通信処理部30と、インターネット上に投稿されたソーシャル情報から所定の抽出条件を満足するものを抽出するメッセージ抽出処理部44と、メッセージ抽出処理により抽出されたソーシャル情報を、電子メール通信処理に係る電子メールと同一のユーザインターフェイス内に表示可能とする表示処理部50とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、インターネット上に投稿されたソーシャル情報から所定の条件を満足するものを抽出して処理するための処理プログラム、処理装置、及び処理方法に関する。
近年、インターネットの発達に伴い、企業活動における情報伝達の手段として電子メールが必須のツールとなっている。従来は、例えば下記特許文献1に開示されているような電子メールシステムが企業等において利用されている。
その一方で、ミニブログ(マイクロブログ)やSNSと呼ばれるソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Networking Service)等の社会的ネットワークに係るサービスが提供され、新たなコミュニケーションツールとして人気を博している。このようなサービスにおいては、電子メールのように特定の者に対して情報が送受信されるのではなく、不特定多数の人に向けて情報が投稿される。そのため、ソーシャル・ネットワーキング・サービス等に投稿された情報は、情報伝達速度が速く、拡散しやすいという特徴を有する。
特開2013−77922号公報
上述したように、ソーシャル・ネットワーキング・サービス等に投稿された情報は、その情報の真偽にかかわらず、不特定多数に向けて迅速かつ広範囲に亘って拡散されることになる。そのため、企業が提供している商品やサービスについて、好意的な情報やポジティブな情報がソーシャル・ネットワーキング・サービス等に発信されれば、その商品やサービスの認知度が爆発的に向上し、売れ行きが急上昇する可能性がある。その反面、第三者のクレームや思い違い等による不適切な情報、ネガティブな情報などがソーシャル・ネットワーキング・サービス等に発信されてしまうと、その情報の真偽にかかわらず企業が提供している商品やサービスに悪いイメージが付いてしまい、取り返しのつかない事態に陥ってしまう可能性すらある。従って、企業の営業活動やカスタマーサポート等の現場においては、電子メールだけではなく、ソーシャル・ネットワーキング・サービス等に投稿されたソーシャル情報についてもいち早く取得し、有効利用できるような環境構築が望まれている。
そこで、本発明は、インターネット上に投稿されたソーシャル情報から所定の抽出条件を満足するものを抽出し、電子メールでのやりとりと同列に取り扱い可能とするための処理プログラム、処理装置、及び処理方法の提供を目的とした。
上述した課題を解決すべく提供される本発明のソーシャル情報処理プログラムは、特定の相手とのやりとりに係る私信情報を処理するプライベート情報処理と、インターネット上に投稿されたソーシャル情報から所定の抽出条件を満足するものを抽出する情報抽出処理と、前記情報抽出処理により抽出されたソーシャル情報を、前記プライベート情報処理に係る前記私信情報と同一のユーザインターフェイス内に表示可能とする表示処理とを実行可能であることを特徴とするものである。
本発明のソーシャル情報処理プログラムによれば、情報抽出処理を実行し、インターネット上にあふれかえっているソーシャル情報から所定の抽出条件を満足するものを抽出することができる。また、抽出されたソーシャル情報をプライベート情報処理に係る私信情報と同一のユーザインターフェイス内に表示することができる。そのため、本発明のソーシャル情報処理プログラムによれば、ソーシャル情報を私信情報と同列に取り扱い、一元的に取り扱い可能となる。これにより、私信情報による情報だけでなく、インターネット上に投稿されたソーシャル情報も有効利用可能となる。
上述した本発明のソーシャル情報処理プログラムにおいては、電子メールによる通信に係る電子メール通信処理が、前記プライベート情報処理に含まれ、前記電子メールが、前記私信情報の一部又は全部として取り扱われるものであることが好ましい。
本発明のソーシャル情報処理プログラムにおいては、私信情報である電子メールをプライベート情報処理によって処理すると共に、電子メールをソーシャル情報と同列に取り扱い、一元的に取り扱い可能となる。これにより、電子メールによるやりとりをインターネット上に投稿されたソーシャル情報と共に有効利用可能となる。
ここで、インターネット上に投稿されたソーシャル情報には、好意的な情報やポジティブな情報だけでなく、第三者のクレームや思い違い等による不適切な情報、ネガティブな情報など、様々な情報が含まれている。クレームや不適切な情報、ネガティブな情報等の、いわゆる悪い情報を放置しておくと、想定外の噂や現実とは異なる情報等として蔓延してしまい、収集がつかない事態に陥ってしまう可能性すらある。その一方で、これらの悪い情報が出現しはじめた初期段階において適切に対応できれば、悪い情報の拡散を収束させ得るばかりか、対応の適切さを賞賛する新たな情報が投稿される可能性すらある。従って、上述した本発明のソーシャル情報処理プログラムは、第三者がインターネット上に投稿したソーシャル情報に対してスムーズに対応できるものであることが望ましい。
上述した知見に基づいて提供される本発明のソーシャル情報処理プログラムは、前記情報抽出処理により抽出された前記ソーシャル情報への返信に係る新たなソーシャル情報を発信する返信処理、あるいは抽出された前記ソーシャル情報を引用した新たなソーシャル情報を発信する引用発信処理のいずれか一方又は双方を実行可能なものである。
本発明のソーシャル情報処理プログラムでは、情報抽出処理により抽出されたソーシャル情報への返信や、ソーシャル情報を引用した新たなソーシャル情報を発信も行うことができる。すなわち、本発明のソーシャル情報処理プログラムでは、情報抽出処理により抽出されたソーシャル情報をもとに、新たな情報発信を行うことができる。これにより、第三者がインターネット上に投稿したソーシャル情報に対してスムーズに対応可能とすることができる。
上述した本発明のソーシャル情報処理プログラムは、前記抽出条件を設定する条件設定処理を任意に実施可能であることが望ましい。
かかる構成によれば、所望の抽出条件に合致したソーシャル情報を抽出し、業務等に活用することができる。
ここで、上述した本発明のソーシャル情報処理プログラムでは、情報抽出処理で抽出されたソーシャル情報を私信情報と同一のユーザインターフェイス内で閲覧可能であるが、閲覧性や利便性を高めるためにはさらなる工夫を施すことが望ましい。
かかる知見に基づいて提供される本発明のソーシャル情報処理プログラムは、互いに所定の関連性を有する前記私信情報及び前記ソーシャル情報を単一のスレッドに纏めて表示するスレッド表示処理を実施可能なものである。
本発明のソーシャル情報処理プログラムでは、スレッド表示処理を実行することにより、互いに関連する私信情報及びソーシャル情報を単一のスレッドに纏めて表示できる。これにより、私信情報及びソーシャル情報を一括して閲覧することが可能となり、利便性をさらに向上させることができる。
なお、本発明及び以下の説明において「スレッド」とは、あるひとつの話題に関連した電子メールやソーシャル情報を集めて一括して閲覧可能なように表示するものである。例えば、電子メールやソーシャル情報に対する返信や引用返信を一括して閲覧可能なように集めたものが、スレッドに相当する。
ここで、上述したように抽出条件が共通する関連性の高い私信情報やソーシャル情報を単一のスレッドに纏めて表示可能とした場合、スレッド内に含まれている一部の私信情報やソーシャル情報をスレッドから抜き出して別スレッドに纏めることができれば、さらに利便性が向上するものと考えられる。
かかる知見に基づいて提供される本発明のソーシャル情報処理プログラムは、前記スレッドを構成している一部の前記私信情報あるいは前記ソーシャル情報、及びこれらに関連する前記私信情報あるいは前記ソーシャル情報を、既存のスレッドから独立した別のスレッドに纏めて表示するスレッド分割処理を実施可能なものである。
かかる構成によれば、既存のスレッドに纏められている私信情報あるいはソーシャル情報の一部を新規のスレッドに分割して取り扱うことができる。これにより、ソーシャル情報処理プログラムの利便性をより一層向上させることができる。
上述した本発明のソーシャル情報処理プログラムは、所定のネットワークに接続されたコンピュータ同士で前記私信情報及び前記ソーシャル情報を共有可能であることが望ましい。
本発明のように所定のネットワークに接続されたコンピュータ同士で私信情報及びソーシャル情報を共有可能とすることにより、他のコンピュータにおけるソーシャル情報処理プログラムの使用者が私信情報及びソーシャル情報でどのような対応を行ったかを確認しつつ業務を行うことができる。これにより、インターネット上に投稿されたソーシャル情報や私信情報を、他の使用者と共用し、業務効率や利便性を向上させることができる。
上述した本発明のソーシャル情報処理プログラムは、前記情報抽出処理により抽出されたソーシャル情報あるいは前記私信情報のいずれか一方又は双方に基づいて推定処理を実行し、前記推定処理の実行結果にもとづいて前記抽出条件を設定可能なものとすることも可能である。
本発明のソーシャル情報処理プログラムでは、ソーシャル情報あるいは私信情報に基づく推定により抽出条件を設定することができる。そのため、本発明によれば、抽出条件の設定の効率化や最適化を図ることが可能となる。
上述した本発明のソーシャル情報処理プログラムでは、私信情報とソーシャル情報とが同一のユーザインターフェイス内で閲覧可能であるが、これに加えて、チャットのようなリアルタイムに交換されるメッセージ交換情報を同一のインターフェイス内で閲覧できるようにすることが望ましい。
かかる知見に基づいて提供される本発明のソーシャル情報処理プログラムは、さらに、インターネット上でリアルタイムに交換されるメッセージ交換情報を取得する情報取得処理を実行可能であり、前記表示処理は、前記情報取得処理により取得されたメッセージ交換情報を、前記同一のユーザンターフェイス内に表示可能とする。
かかる構成によれば、私信情報、ソーシャル情報及びメッセージ交換情報が同一のユーザインターフェイス内に表示され、例えば、私信情報、ソーシャル情報への対応を、メッセージ交換により手軽かつ簡易にリアルタイムで他のユーザと打ち合わせることができる。
上述した本発明のソーシャル情報処理プログラムは、前記私信情報あるいは前記ソーシャル情報に、前記メッセージ交換情報を交換するための特定のメッセージ交換サイトへの接続権限を有さないゲストユーザに対して一時的に接続権限を付与するゲスト接続許可情報を付与可能である。
かかる構成によれば、私信情報あるいはソーシャル情報にゲスト接続許可情報が付与されているため、メッセージ交換サイトへの接続権限を有さないゲストユーザであってもメッセージ交換サイトに接続することができ、メッセージ交換サイトへ権限付与の申請等をすることなく、容易にメッセージを交換することができる。
本発明にかかるソーシャル情報処理プログラムは、前記ゲスト接続許可情報に基づいて前記特定のメッセージ交換サイトに接続することにより行われた前記メッセージ交換情報に関する記録を私信情報として前記ゲストユーザに送信可能である。
かかる構成によれば、ゲストユーザにメッセージ交換情報に関する記録が私信情報として送信される。メッセージ交換サイトへの接続権限を有さないゲストユーザは、通常は、過去のメッセージ交換に関する情報を閲覧できないが、本発明のソーシャル情報処理プログラムによりメッセージを交換した場合は、メッセージ交換情報に関する記録が送信され、メッセージ交換に関する情報を閲覧できる。
上述した本発明のソーシャル情報処理プログラムは、前記メッセージ交換情報に関する記録を私信情報として交換情報送信処理を実行可能なものである。
かかる構成によれば、メッセージ交換情報の履歴や内容を他のユーザと手軽かつ容易に共有することができる。
また、本発明のソーシャル情報処理装置は、私信情報による通信に係るプライベート情報処理を実行するプライベート情報処理部と、インターネット上に投稿されたソーシャル情報から所定の抽出条件を満足するものを抽出する情報抽出処理部と、前記情報抽出処理部により抽出されたソーシャル情報を、前記プライベート情報処理に係る前記私信情報と同一のユーザインターフェイス内に表示可能とする表示処理部とを有することを特徴とするものである。
本発明のソーシャル情報処理装置によれば、情報抽出処理部によりインターネット上に多数存在するソーシャル情報から所定の抽出条件を満足するソーシャル情報を抽出することができる。また、表示処理部による処理により、情報抽出処理によって抽出されたソーシャル情報をプライベート情報処理に係る私信情報と同一のユーザインターフェイス内に表示することができる。そのため、本発明のソーシャル情報処理装置によれば、ソーシャル情報と私信情報とを一元的に取り扱い可能となる。これにより、インターネット上に投稿されたソーシャル情報を私信情報による情報と同様に有効利用することができる。また、複数のソーシャル・ネットワーキング・サービス上のソーシャル情報を各ソーシャル・ネットワーキング・サービスから抽出するようにすれば、ユーザはいちいち各ソーシャル・ネットワーキング・サービスにアクセスしてソーシャル情報を抽出する手間がなくなる。
ここで、上述した本発明のソーシャル情報処理装置では、私信情報とソーシャル情報とが同一のユーザインターフェイス内で閲覧可能であるが、これに加えて、チャットサービスのようなメッセージ交換サービスを利用してリアルタイムに交換されるメッセージ交換情報を同一のインターフェイス内で閲覧できるようにすることが望ましい。
かかる知見に基づいて提供される本発明のソーシャル情報処理装置は、さらに、インターネット上でリアルタイムに交換されるメッセージ交換情報を取得可能である交換情報取得処理部を備え、前記表示処理部は、前記交換情報取得処理により取得されたメッセージ交換情報を、前記同一のユーザンターフェイス内に表示可能とするものである。
かかる構成によれば、私信情報、ソーシャル情報及びメッセージ交換情報が同一のユーザインターフェイス内に表示され、例えば、私信情報、ソーシャル情報への対応を、メッセージ交換により手軽かつ簡易にリアルタイムで他のユーザと打ち合わせることができる。
本発明のソーシャル情報処理方法は、私信情報による通信に係るプライベート情報処理と、インターネット上に投稿されたソーシャル情報から所定の抽出条件を満足するものを抽出する情報抽出処理と、前記情報抽出処理により抽出されたソーシャル情報を、前記プライベート情報処理に係る前記私信情報と同一のユーザインターフェイス内に表示可能とする表示処理とを実行可能であることを特徴とするものである。
本発明のソーシャル情報処理方法では、プライベート情報処理で得られた私信情報と、情報抽出処理で抽出されたソーシャル情報の双方を同一のユーザインターフェイス内に表示し、一元的に管理可能となる。これにより、私信情報による情報だけでなく、インターネット上に投稿されたソーシャル情報も有効利用できる。
ここで、上述した本発明のソーシャル情報処理方法では、私信情報とソーシャル情報とが同一のユーザインターフェイス内で閲覧可能であるが、これに加えて、チャットサービスのようなメッセージ交換サービスを利用してリアルタイムに交換されるメッセージ交換情報を同一のインターフェイス内で閲覧できるようにすることが望ましい。
かかる知見に基づいて提供される本発明のソーシャル情報処理方法は、さらに、インターネット上でリアルタイムに交換されるメッセージ交換情報を取得する交換情報取得処理を実行可能であり、前記表示処理は、前記交換情報取得処理により取得されたメッセージ交換情報を、前記同一のユーザンターフェイス内に表示可能とするものである。
かかる構成によれば、私信情報、ソーシャル情報及びメッセージ交換情報が同一のユーザインターフェイス内に表示され、例えば、私信情報、ソーシャル情報への対応を、メッセージ交換により手軽かつ簡易にリアルタイムで他のユーザと打ち合わせることができる。
本発明によれば、インターネット上に投稿されたソーシャル情報から所定の抽出条件を満足するものを抽出し、私信情報のやりとりと同列に取り扱い可能とするための処理プログラム、処理装置、及び処理方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るソーシャル情報処理プログラムを用いて実現されるソーシャル情報処理装置及びソーシャル情報処理方法の概要を示した説明図である。 図1に示したソーシャル情報処理装置の構成を示したブロック図である。 図1に示したソーシャル情報処理装置において表示されるインターフェイスの一例を示した画像図である。 図1に示したソーシャル情報処理装置の動作の一例を示したフローチャートである。 図1に示したソーシャル情報処理装置の動作の一例を示したフローチャートである。 本発明の第1の実施例に係るソーシャル情報処理プログラムを実行することにより表示されるトップ画面を示す画像図である。 図6のトップ画面においてコメント欄が表示された状態を示す画像図である。 本発明の第1の実施例に係るソーシャル情報処理プログラムを実行することにより表示されるタイムライン表示画面を示す画像図である。 本発明の第1の実施例に係るソーシャル情報処理プログラムを実行することにより表示されるダッシュボード画面を示す画像図である。 本発明の第1の実施例に係るソーシャル情報処理プログラムを実行することにより表示される担当者振り分けインターフェイスを示す画像図である。 本発明の第2の実施形態に係るソーシャル情報処理プログラムを用いて実現されるソーシャル情報処理装置及びソーシャル情報処理方法の概要を示した説明図である。 図11に示したソーシャル情報処理装置の構成を示したブロック図である。 図11に示したソーシャル情報処理装置において表示されるインターフェイスの一例を示した画像図である。 図11に示したソーシャル情報処理装置の動作の一例を示したフローチャートである。 (a)は本発明の第2の実施例に係るソーシャル情報処理プログラムを実行することによりゲストユーザーの端末側で表示される画像の一例を示す画像図、(b)はメッセージ交換サイトを介したメッセージ交換が可能となった状態で表示される画像の一例を示す画像図である。
[第1の実施形態]
先ず、本発明の位置実施形態に係るソーシャル情報処理装置10、ソーシャル情報処理プログラム、及びソーシャル情報処理方法について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1に示すように、ソーシャル情報処理装置10は、本発明のソーシャル情報処理方法を実施するためのものである。ソーシャル情報処理装置10は、コンピュータ20が備えているハードディスクやSSD(Solid State Drive)等の記憶媒体22に本発明のソーシャル情報処理プログラムをインストールすることにより、図2のような機能的構成がコンピュータ20に構築される。ソーシャル情報処理装置10は、コンピュータ20が備えているマウスやキーボード等の入力デバイス24や、モニタ等の出力デバイス26を介して利用することができる。また、ソーシャル情報処理装置10は、コンピュータ20が備えている通信デバイス28を介してインターネット網や、ローカルエリアネットワーク(LAN/Local Area Network)や広域通信網(WAN/Wide Area Network)、仮想プライベートネットワーク(VPN/Virtual Private Network)等の通信網に接続し、通信することができる。
図2は、ソーシャル情報処理装置10の機能的構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、ソーシャル情報処理装置10は、電子メール通信処理部30(プライベート情報処理部)、ソーシャル情報処理部40、表示処理部50、及び共有処理部60を機能的構成として備えている。
電子メール通信処理部30は、私信情報である電子メールによる通信(送受信)に関する処理(電子メール通信処理,プライベート情報処理)を実施するものである。電子メール通信処理部30は、従来公知の電子メール用ソフトと同様の構成とされている。具体的には、電子メール通信処理部30は、電子メール送信部32、電子メール受信部34、電子メール作成部36等を備えている。電子メール送信部32は、電子メール送信用の情報処理を行う。電子メール受信部34は、電子メール受信用の情報処理を行う。電子メール作成部36は、電子メール作成機能を実現するためものである。電子メール通信処理部30において処理される送受信済の電子メールや、作成中の電子メールに関するデータは、後に詳述する表示処理部50において所定のユーザインターフェイスで表示可能なように処理され、モニタ等の出力デバイス26に表示される。
ソーシャル情報処理部40は、インターネット上に投稿されたソーシャル情報についての処理を行うためのものである。ソーシャル情報処理部40は、無数のソーシャル情報から任意の抽出条件に合致するソーシャル情報を抽出し、抽出されたソーシャル情報を電子メールと同様に取り扱いできる機能を有する。ここで、ソーシャル情報処理部40が取り扱うソーシャル情報とは、例えばミニブログ(マイクロブログ)や、SNSと呼ばれるソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Networking Service)等の社会的ネットワークを構築可能なサービスやウェブサイトに投稿された情報を指す。そのため、ソーシャル情報は、電子メールのように特定の者に向けて発信された情報ではなく、不特定の者に読まれることを目的として発信された情報である。すなわち、ソーシャル情報は、ソーシャル情報処理装置10の利用者に向けて発信された情報ではないという点において電子メールと相違している。
ソーシャル情報処理部40は、条件設定処理部42、情報抽出処理部44、返信・引用発信処理部46、通常発信部48等を備えている。ソーシャル情報処理部40において取り扱われるソーシャル情報は、後に詳述する表示処理部50において所定のユーザインターフェイスで表示可能なように処理され、モニタ等の出力デバイス26に電子メールと共に表示される。
条件設定処理部42は、インターネット上に投稿されている無数のソーシャル情報から所望のソーシャル情報を抽出するための抽出条件を設定する処理(条件設定処理)を行う。条件設定処理部42により設定可能な抽出条件としては、例えば社名や商品・サービス名などの任意のキーワードを含むあるいは含まないという条件や、ソーシャル情報の投稿日時、投稿者の性別、投稿を行った位置情報等、様々な条件を採用することができる。
情報抽出処理部44は、条件設定処理部42によって設定された抽出条件を満足するソーシャル情報を、インターネット上に投稿されているソーシャル情報から抽出する処理(情報抽出処理)を行う。情報抽出処理部44によるメッセージの抽出処理方法については、特に限定されるものではなく、例えば従来公知の検索エンジン等を用いて検索するようにしても良い。
返信・引用発信処理部46は、情報抽出処理部44により抽出されたソーシャル情報への返信、及びソーシャル情報を引用した新たなソーシャル情報の投稿を行うものである。返信・引用発信処理部46により発信されたソーシャル情報は、コンピュータ20が備えている通信デバイス28を介してインターネット上に投稿される。
通常発信部48は、情報抽出処理部44によって抽出されたソーシャル情報とは関係なく、ミニブログやSNS等のサービスやウェブサイトに対して通常に投稿するためにソーシャル情報を発信するためのものである。
表示処理部50は、電子メール通信処理部30やソーシャル情報処理部40において処理された電子メールやソーシャル情報をモニタ等の出力デバイス26において所定のユーザインターフェイスで表示可能なように処理するものである。表示処理部50は、電子メールとソーシャル情報とを同一のユーザインターフェイス内に纏めて表示させることができる。表示処理部50は、スレッド表示処理部52と、新規スレッド構築処理部54とを有する。
スレッド表示処理部52は、互いに所定の関連性を有する電子メール及びソーシャル情報を選択し、例えば図3に示すような形態で単一のスレッドとして纏めて表示させる処理(スレッド表示処理)を実施するものである。スレッド表示処理部52は、所定の内容について記載された最初の電子メールやソーシャル情報に対する返信や引用投稿がなされると、自動的にスレッドを形成する。また、スレッド表示処理部52は、この返信や引用投稿に対して更に別の返信や引用投稿がなされると、この返信や引用投稿が先に形成されたスレッドに纏められる。スレッド表示処理部52は、このようにして電子メールやソーシャル情報を既存のスレッドに纏めたり、新たなスレッドを構築したりしていく。
ここで、スレッドを構築する際の基準となる電子メールやソーシャル情報の関連性(以下、「スレッド構築基準」とも称す)は、様々な条件で設定することが可能である。具体的には、ユーザが指定した所定のキーワードがタイトル(件名)や本文に含まれていること、ソーシャル情報の投稿日時、投稿者の性別、投稿を行った位置情報等、様々な条件をスレッド構築基準として採用することができる。スレッド構築基準は、ユーザによって任意に設定可能とされても、スレッド表示処理部52が所定のアルゴリズムに則って自動的に設定されても良い。
新規スレッド構築処理部54は、既存のスレッドを構成している電子メールあるいはソーシャル情報のうち一部のものに関連する電子メールあるいはソーシャル情報を、既存のスレッドから独立した別のスレッドに纏めて表示する処理(スレッド分割処理)を実施するものである。具体的には、新規スレッド構築処理部54は、既存のスレッドを構成している電子メールあるいはソーシャル情報のうち一部のものを選択すると、新規スレッド構築処理部54は、選択された電子メールやソーシャル情報に基づいて新たなスレッド構築基準(以下、「新規スレッド構築基準」とも称する)を設定する。新規スレッド構築処理部54は、既存のスレッドを構成している電子メールやソーシャル情報から、新規スレッド構築基準に合致するものを選択し、これらを別のスレッドに纏めて表示するための処理を行う。
共有処理部60は、所定のネットワークに接続された複数のソーシャル情報処理装置10間で電子メールやソーシャル情報について情報共有するための処理を行うものである。具体的には、ローカルエリアネットワーク(LAN/Local Area Network)や広域通信網(WAN/Wide Area Network)、仮想プライベートネットワーク(VPN/Virtual Private Network)等の通信網に接続された複数のソーシャル情報処理装置10間で、電子メールやソーシャル情報のデータを同期させる。これにより、ネットワークに接続されたいずれのソーシャル情報処理装置10において電子メールやソーシャル情報のやりとりがなされたとしても、その情報が他のソーシャル情報処理装置10においても確認することが可能となる。
続いて、上述したソーシャル情報処理装置10により実施されるソーシャル情報処理方法において、電子メールやソーシャル情報をスレッド表示する際の情報処理の流れについて、図4に係るフローチャートを参照しつつ詳細に説明する。
(ステップ1−1)
先ず、ステップ1−1において、電子メール通信処理部30による電子メールの通信(送受信)がなされたか否かの確認がなされる。電子メールによる通信がなされた場合には、制御フローがステップ1−4に進められ、電子メールによる通信がなされなかった場合には制御フローがステップ1−2に進められる。
(ステップ1−2)
ステップ1−2においては、事前に設定されている抽出条件に合致するソーシャル情報が、ソーシャル情報処理部40の情報抽出処理部44によって抽出されたか否かの確認がなされる。ここで、新たなソーシャル情報が抽出されたことが確認された場合には、制御フローがステップ1−4に進められる。一方、新たなソーシャル情報が抽出できなかった場合には、制御フローがステップ1−3に進められる。
(ステップ1−3)
ステップ1−3においては、ソーシャル情報処理部40の返信・引用発信処理部46や通常発信部48により、ソーシャル情報処理装置10のユーザがソーシャル情報の投稿を行ったか否かの確認がなされる。ここで、ソーシャル情報の投稿が確認された場合には、制御フローがステップ1−4に進められる。一方、ソーシャル情報処理装置10のユーザによるソーシャル情報の投稿が確認されなかった場合には、制御フローがステップ1−1に戻される。
(ステップ1−4)
ステップ1−4においては、スレッド表示処理部52により、上述したステップ1−1〜ステップ1−3において新たに確認された電子メールやソーシャル情報が既存のスレッドに分類可能であるか否かの確認がなされる。すなわち、ステップ1−1〜ステップ1−3において確認された新規の電子メールやソーシャル情報が、既存のスレッドへの分類条件(スレッド構築基準)に合致するものであるか否かの確認を行う。ここで、新規の電子メールやソーシャル情報が既存のスレッドに分類可能である場合には制御フローがステップ1−5に進められ、分類不可能である場合には制御フローがステップ1−6に進められる。
(ステップ1−5)
ステップ1−5においては、上述したステップ1−1〜ステップ1−3において取得された新規の電子メールやソーシャル情報を、ステップ1−4において分類可能と確認された既存のスレッドに組み込む処理がなされる。その後、制御フローはステップ1−7に進められる。
(ステップ1−6)
制御フローがステップ1−6に進んだ場合には、上述したステップ1−1〜ステップ1−3において取得された新規の電子メールやソーシャル情報を分類可能なスレッドが存在していない。そこで、ステップ1−6においては、スレッド表示処理部52により新規のスレッドが構築される。その後、制御フローは、ステップ1−7に進められる。
(ステップ1−7)
ステップ1−7においては、上述したステップ1−1〜ステップ1−3において取得された新規の電子メールやソーシャル情報が、ステップ1−5あるいはステップ1−6において決定されたスレッドに含まれるように表示させる処理がなされる。これにより、ソーシャル情報処理装置10により取り扱われる電子メール及びソーシャル情報が、同一のユーザインターフェイス内に表示される。そのため、ソーシャル情報を電子メールでのやりとりと同列に取り扱い、一元的管理可能となる。
続いて、上述したようにして単一のスレッドに纏めて表示されている電子メールやソーシャル情報の一部を、既存のスレッドから独立した別のスレッドに纏めて表示する処理(スレッド分割処理)の実施方法について、図5に係るフローチャートに則って説明する。
(ステップ2−1)
先ず、ステップ2−1において、新規スレッド構築処理部54により、スレッド分割処理の実施要求の有無についての確認がなされる。具体的には、既存のスレッドから独立した別のスレッドに纏めて表示したい電子メールあるいはソーシャル情報が選択されているか否かの確認がなされる。ここで、スレッド分割処理の実施要求が有ると判断された場合には、制御フローがステップ2−2に進められる。一方、スレッド分割処理の実施要求が無いと判断された場合には、一連の制御フローが完了する。
(ステップ2−2)
ステップ2−2においては、新規スレッド構築基準を決定する処理が実行される。具体的には、既存のスレッドを構成している電子メールあるいはソーシャル情報のうち一部のものが新規スレッドとして抜き出したいものとして選択されると、新規スレッド構築処理部54による情報処理により、新規スレッド構築基準が所定のアルゴリズムに則って自動設定される。
(ステップ2−3)
ステップ2−3においては、ステップ2−2で設定された新規スレッド構築基準に合致する電子メールやソーシャル情報を選別する処理(選別処理)がなされる。その後、制御フローは、ステップ2−4に進められる。
(ステップ2−4)
ステップ2−4においては、上述したステップ2−3において選別された電子メールやソーシャル情報を纏めて、新規のスレッドを構築する処理がなされる。新規スレッドの構築が完了後、制御フローはステップ2−5に進められる。
(ステップ2−5)
ステップ2−5においては、上述したステップ2−3において選別された電子メールやソーシャル情報を、ステップ2−4において構築された新規のスレッドに纏めて表示する処理がなされる。これにより、一連の制御フローが完了する。
上述したように、本実施形態のソーシャル情報処理装置10によれば、情報抽出処理を実行することにより、不特定多数のものに向けてインターネット上に投稿されたソーシャル情報から所定の抽出条件を満足するもの、すなわち自己に関係するものを抽出することができる。また、図3に示すように、抽出されたソーシャル情報を電子メール通信処理に係る電子メールと同一のユーザインターフェイス内に表示することができる。そのため、ソーシャル情報処理装置10によれば、ソーシャル情報を電子メールでのやりとりと同列に取り扱い、一元的に取り扱い可能となる。これにより、電子メールによる情報だけでなく、インターネット上に投稿されたソーシャル情報も有効利用可能となる。
なお、本実施形態においては、電子メールに係るスレッドにソーシャル情報を纏めて表示する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ソーシャル情報を表示するスレッドに関連する電子メールを纏めて表示するようにしても良い。
また、本実施形態のソーシャル情報処理装置10は、情報抽出処理により抽出されたソーシャル情報への返信等の手法により、新たな情報発信を行うことができる。これにより、第三者がインターネット上に投稿したソーシャル情報に対してスムーズに対応可能できる。
上述したように条件設定処理部42を設けておき、ソーシャル情報の抽出条件を任意に設定可能とすることにより、所望の抽出条件に合致したソーシャル情報を確実に抽出することができる。これにより、ソーシャル情報をより一層有効活用することができる。なお、本実施形態では、条件設定処理部42を設けておき、任意に抽出条件を設定可能とした例を示したが、本発明はこれに限定されるもものではなく、所定のアルゴリズムに則って自動的に設定される構成としたり、抽出条件を任意に設定可能であると共に自動設定も可能な構成としたりしても良い。また、抽出されたソーシャル情報や電子メールのいずれか一方又は双方に基づいて推定処理により適切な抽出条件を設定可能とする推定処理部を別途設けた構成としても良い。
また、本実施形態のソーシャル情報処理装置10では、互いに所定の関連性を有する電子メール及びソーシャル情報を単一のスレッドに纏めて表示するスレッド表示処理が実施可能とされている。そのため、ソーシャル情報処理装置10によれば、インターネット上から抽出したソーシャル情報を関連性を有する電子メールと共に一括して閲覧することが可能となり、利便性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態のソーシャル情報処理装置10においては、スレッドを構成している一部の電子メールあるいはソーシャル情報に関連する電子メールあるいはソーシャル情報を、既存のスレッドから独立した別のスレッドに纏めて表示するスレッド分割処理を実施可能である。これにより、ユーザが利用しやすい形態で電子メールやソーシャル情報処理装置をスレッド表示することが可能となり、より一層利便性が向上する。なお、本実施形態では、ソーシャル情報処理装置10としてスレッド分割処理を実施可能なものを例示したが、スレッド分割処理を実施できないものであっても良い。
上述したソーシャル情報処理装置10では、所定のネットワークに接続された他のソーシャル情報処理装置10との間で電子メール及びソーシャル情報を共有可能とされている。そのため、他のソーシャル情報処理装置10の使用者が電子メール及びソーシャル情報でどのような対応を行ったかを確認しつつ業務を行うことができる。これにより、インターネット上に投稿されたソーシャル情報や電子メールを、他の使用者と共用することが可能となり、業務効率や利便性をより一層向上させることができる。
なお、本実施形態においては、ネットワークに接続された各ソーシャル情報処理装置10を構成するコンピュータ20の記憶媒体22に電子メールやソーシャル情報のデータを格納しておくことを前提とした例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、電子メールやソーシャル情報のデータをネットワーク上にあるサーバの中にデータを格納し、各ソーシャル情報処理装置10からネットワークを通じてサーバにアクセスし、データを閲覧するようにしても良い。
また、上述したソーシャル情報処理装置10は、単一の電子メールアドレスにおいて送受信される電子メールのみを取り扱うものである必要は無く、複数の電子メールアドレスにおいて送受信される電子メールを取り扱うものであっても良い。また、ソーシャル情報処理装置10で取り扱われるソーシャル情報は、単一のソーシャル・ネットワーキング・サービスに係るものである必要はなく、多数のソーシャル・ネットワーキング・サービスに係るものを取り扱うものであっても良い。
また、本実施形態では、コンピュータ20にソーシャル情報処理プログラムをインストールし、ソーシャル情報処理方法を実施する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的には、いわゆるクラウドシステムのように、コンピュータ20が接続可能なネットワーク上に設けられたサーバにソーシャル情報処理プログラムをインストールしておき、必要に応じてネットワークを通じてサーバにアクセスすることによりソーシャル情報処理プログラムを実行可能なようにしても良い。
なお、本実施形態では、特定の相手とのやりとりに係る私信情報の一例として電子メールをとりあげると共に、私信情報を処理するプライベート情報処理、及びプライベート情報処理を実施するためのプライベート情報処理部の一例として電子メール通信処理、及び電子メール通信処理部30を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的には、私信情報としては、電子メールに代えて、あるいは電子メールに加えて、例えば電話等による特定の相手とのやりとりを記録した電子情報等を採用することができる。また、プライベート情報処理は、前述した電話等の応答記録情報を処理するものであっても良い。さらに、電子メール通信処理部30に代えて、あるいは電子メール通信処理部30に加えて、前述した電話等の応答記録情報を処理するための処理部をプライベート情報処理部として設けても良い。
また、上述したように電子メールやソーシャル情報を所定のユーザインターフェイスに纏めて表示する場合には、その電子メール等に含まれているキーワード等から苦情などの重要な情報が含まれたものであるか否かを自動的に判断する重要度判定機能等を実装しても良い。また、重要度判定機能を実装させた場合には、重要度が高いと判断された電子メール等を優先的に表示したり、重要であることを示すアイコンを付す等してユーザの注意を促すようにすることが望ましい。
[第1の実施例]
上述したソーシャル情報処理装置10の実施例について、図6〜図10を参照しつつ説明する。図6は、本実施例のソーシャル情報処理装置10において出力デバイス26たるモニタに表示される初期状態のユーザインターフェイス(以下、「トップ画面100」とも称する)である。トップ画面100の表示形態は、いかなるものであっても良いが、図6に示す例においては、図3に示したインターフェイスと同様に、左ペイン102、中央ペイン104、及び右ペイン106の3領域からなる、いわゆる3ペイン型のインターフェイスとされている。トップ画面100の左ペイン102には、メニューボタンが上下方向に並べて表示されている。
具体的には、図6に示した例では、電子メール及びソーシャル情報への対応状況ごとに設定されたボタンとして、未対応メニューボタン102a、対応中メニューボタン102b、対応完了メニューボタン102c、及び対応不要メニューボタン102dが準備されている。また、電子メール等を作成するためのテンプレート及び顧客リストを呼び出すためのボタンとして、テンプレートボタン102e、及び顧客リストボタン102fが設けられている。さらに、後述するダッシュボード画面120及び設定画面(図示せず)を呼び出すためのボタンとして、ダッシュボードボタン102g及び設定ボタン102hが設けられている。また、左ペイン102の上方側には、ソーシャル情報処理部40の条件設定処理部42に抽出条件を設定するための抽出条件設定ボタン102i、及び新着情報の有無を報知するための報知アイコン102jが設けられている。また、未対応の電子メール等が存在している場合には、その総数が報知アイコン102jや未対応メニューボタン102aの側方に表示される。報知アイコン102jや未対応メニューボタン102aの側方に表示されている未対応の電子メール等の件数は、ソーシャル情報処理装置10により管理している業務の処理状況を示す指標となるものである。従って、未対応件数がゼロとなるように対応を進めれば、ソーシャル情報処理装置10により管理している業務が滞りなく進むことになる。また、現在使用中のユーザアカウントを示す画像をサムネイル表示しつつ、アカウント切替用のボタンとしても機能するものとして、アカウントボタン102kが設けられている。
中央ペイン104は、スレッド104aを一覧表示するための領域である。図6に示した例においては、未対応メニューボタン102a、対応中メニューボタン102b、対応完了メニューボタン102c、及び対応不要メニューボタン102dのうち、選択されたメニューに該当する電子メール等からなるスレッド104aが中央ペイン104に一覧表示される。また、中央ペイン104に表示されたスレッド104aのうちの一つを選択すると、そのスレッド104aを構成する電子メール等の内容が右ペイン106に表示される。
図6に示したトップ画面100が表示されている状態においては、電子メールの作成及び送受信に加え、ソーシャル情報への返信及び引用発信を行うことができる。また、トップ画面100において左ペイン102に表示されたメニューのうち、未対応メニューボタン102aを選択すると、他人から着信した未対応の電子メール、及び抽出されたまま未対応であるソーシャル情報が中央ペイン104に一覧表示される。同様に、対応中メニューボタン102bを選択することにより対応中である電子メール等が中央ペイン104に一覧表示される。また、対応完了メニューボタン102cを選択することにより、対応を完了した電子メール等が中央ペイン104に一覧表示され、対応不要メニューボタン102dを選択することにより、以後の対応が不要とされた電子メール等が中央ペイン104に一覧表示される。
また、図7に示すように、中央ペイン104に一覧表示された電子メール等を選択すると、その電子メール等の内容が右ペイン106に表示されると共に、コメント欄108が表示される。コメント欄108は、ソーシャル情報処理装置10の利用登録を行っているユーザ間でコメントのやりとりをするために設けられたものである。コメント欄108に記入したコメントは、ソーシャル情報処理装置10を共用している他のユーザ間のいで閲覧可能であり、電子メール等のやりとりを行っている他人は閲覧できない。
また、図7に示すように、中央ペイン104に一覧表示された電子メール等を選択すると、タイムライン表示ボタン110が表示される。タイムライン表示ボタン110は、選択された電子メール等のやりとりを行っている特定の相手とのやりとりを時系列に並べて表示するために用いるボタンである。タイムライン表示ボタン110を選択すると、図8に示すようなタイムライン表示画面115が表示される。タイムライン表示画面115においては、特定の相手とやりとりした電子メール等を時間軸112に沿って時系列に並べて一覧表示(タイムライン表示)がなされる。
図8の状態において中央ペイン104にタイムライン表示された電子メール等を選択すると、その電子メール等の詳細な内容が右ペイン106に表示される。これにより、特定の相手と過去に行った電子メール等の記録を閲覧しつつ、次の電子メール等のやりとりを行うことができる。すなわち、従来技術のメーラー等では電子メール等の送受信記録を送受信日時や件名を基準として一覧することが可能であったが、件名に依存することなく特定の送受信対象者を基準として時系列に並べて電子メール等を一覧しつつ、その電子メール等の内容を確認することはできなかった。図8に示す例では、特定の送受信対象者とのやりとりを、件名に依存することなく時系列に並べて電子メール等を一覧表示(タイムライン表示)可能であると共に、その詳細な内容を右ペイン106に表示させたり、新たな電子メール等の送受信を行うことができる。そのため、過去に行った送受信記録をさかのぼりつつ、これに基づいた対応を容易に行うことができる。
また、上述したダッシュボードボタン102gを選択すると、図9に示すようなダッシュボード画面120が表示される。ダッシュボード画面120においては、ソーシャル情報処理装置10において取り扱われている電子メールやソーシャル情報についての情報を一覧可能となる。具体的には、アサイン状況や対応状況を示すグラフ、未対応である電子メール等の一覧、返事待ちである電子メール等の一覧などの情報を集約して表示可能である。
また、ソーシャル情報処理装置10は、各電子メール等について、担当者を振り分ける機能を備えている。具体的には、トップ画面100等において担当者の振り分けを行いたい電子メールが存在する場合には、図10に示すような担当者振り分けインターフェイス130を呼び出し、一覧表示された中から任意の担当者を選定することができる。
また、ソーシャル情報処理装置10において各種の設定を行いたい場合には、設定ボタン102hを選択することにより、設定画面(図示せず)を呼び出すことができる。この画面に表示されたメニューを適宜選択することにより、ソーシャル情報処理装置10の動作条件等を設定することができる。
ソーシャル情報処理装置10は、上述した各機能に加えて、ソーシャル情報処理装置10に登録されているユーザが電子メールやソーシャル情報を発信する際に、事前に管理者等の他のユーザが承認を与えない限り発信不可能とする機能(承認機能)を備えたものとすることができる。これにより、例えば業務に不慣れなソーシャル情報処理装置10のユーザが予期せぬ電子メールやソーシャル情報を発信してしまうことを抑制できる。また、承認機能を実装する場合には、管理者が承認できない電子メール等を発信しようとしているユーザに対して電子メール等を差し戻す機能をさらに実装しても良い。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係るソーシャル情報処理装置210、ソーシャル情報処理プログラム、及びソーシャル情報処理方法について、図面を参照しつつ詳細に説明する。ソーシャル情報処理装置210は、第1の実施形態に係るソーシャル情報処理装置10と同様に、本発明の第2の実施形態に係るソーシャル情報処理方法を実施するためのものであり、コンピュータ220が備えているハードディスクやSSD(Solid State Drive)等の記憶媒体222に本発明のソーシャル情報処理プログラムをインストールすることにより、図12のような機能的構成がコンピュータ220に構築される。ソーシャル情報処理装置210は、コンピュータ220が備えているマウスやキーボード等の入力デバイス224や、モニタ等の出力デバイス226を介して利用することができる。また、ソーシャル情報処理装置210は、コンピュータ220が備えている通信デバイス228を介してインターネット網や、ローカルエリアネットワーク(LAN/Local Area Network)や広域通信網(WAN/Wide Area Network)、仮想プライベートネットワーク(VPN/Virtual Private Network)等の通信網に接続し、通信することができる。
図12は、ソーシャル情報処理装置210の機能的構成の一例を示すブロック図である。ソーシャル情報処理装置210は、ソーシャル情報処理装置10と同様に、電子メール通信処理部230(プライベート情報処理部)、ソーシャル情報処理部240、表示処理部250、及び共有処理部260を機能的構成として備え、これらに加えて、メッセージ交換情報処理部270を機能的構成として備えている。
電子メール通信処理部230は、第1の実施形態に係るソーシャル情報処理装置10の電子メール通信処理部30と同様の構成及び機能を有し、電子メール通信処理部30と同様の処理(電子メール通信処理、プライベート情報処理)を実施するものである。
さらに、電子メール通信処理部230の電子メール作成部236は、作成された電子メールにチャットサイトのようなメッセージ交換サイトに参加するためのリンクを自動的に付加する処理を実施できる。これにより、ソーシャル情報処理装置210の電子メール送信部32から送信された電子メールを受け取った受信者は、本実施の形態にかかるソーシャル情報処理装置のユーザでなくとも、ソーシャル情報処理装置210のユーザとメッセージ交換サイトを介してリアルタイムに情報を交換することができる。
ソーシャル情報処理部240は、第1の実施形態に係るソーシャル情報処理装置10のソーシャル情報処理部40と同様に、インターネット上に投稿されたソーシャル情報についての処理を行うためのものであり、ソーシャル情報処理部40と同様の機能を有する。
ソーシャル情報処理部240は、条件設定処理部242、情報抽出処理部244、返信・引用発信処理部246、通常発信部248等を備える。条件設定処理部242、情報抽出処理部244、返信・引用発信処理部246、及び通常発信部248は、第1の実施形態に係るソーシャル情報処理部240の各処理部と同様の構成及び機能を有し、ソーシャル情報処理部240において取り扱われるソーシャル情報は、後に詳述する表示処理部250において所定のユーザインターフェイスで表示可能なように処理され、モニタ等の出力デバイス226に電子メールと共に表示される。
さらに、ソーシャル情報処理部240の通常発信部248は、ミニブログやSNS等のサービスやウェブサイトに対する通常の投稿にメッセージ交換サイトに参加するためのリンクを自動的に付加する処理を実施できる。これにより、ミニブログやSNS等の他のユーザは、ソーシャル情報処理装置210のユーザとメッセージ交換サイトを介してリアルタイムに情報を交換することができる。
メッセージ交換情報処理部270は、いわゆるチャットのような、メッセージ交換サイトを利用したメッセージ交換情報についての処理を行うためのものである。メッセージ交換情報処理部270は、メッセージ交換情報をチャットサイトのようなメッセージ交換サイトから取得し、取得されたメッセージ交換情報を電子メールと同様に取り扱いできる機能を有する。ここで、メッセージ交換情報とは、インターネットを介してリアルタイムで送受信されたメッセージを指す。メッセージは、電子メールと同様に特定の者に向けて発信された情報であるが、開封等の作業をすることなく素早く確認され、返信される。すなわち、メッセージは、リアルタイムに交換されることを目的とした情報であり、電子メールに比較して、交換(返信)の作業が手軽かつ容易に行われる。メッセージ交換情報処理部270において取り扱われるメッセージ交換情報は、表示処理部250において所定のユーザインターフェイスで表示可能なように処理され、モニタ等の出力デバイス226に電子メールやソーシャル情報と共に表示される。
交換情報取得処理部272は、インターネットを介して交換されるメッセージを取得する処理(交換情報取得処理)を行う。メッセージ交換サイトでのメッセージの交換は、自身のメッセージ及び相手のメッセージが相互に送信されて行われる。メッセージ交換サイトは、受け取った順に各メッセージを表示するため、チャットサイトの利用者は、相手のメッセージをリアルタイムで確認しながら自身の次のメッセージを送信できる。よって、チャットサイトでは、相手と会話するように手軽にメッセージの交換ができる。これにともない、交換情報取得処理部272は、相手のメッセージおよび自身のメッセージをチャットサイトから時系列に沿って順次、取得する。また、交換情報取得処理部272は、連続して交換されるメッセージに対して、最新のメッセージから所定の時間が経過した場合に、その最新のメッセージを最終メッセージと認識し、最終メッセージまでに交換された多数のメッセージを一つの纏まりとして認識する。以下、このメッセージの一つの纏まりを「メッセージの束」と称する。
交換情報記録部274は、交換情報取得処理部272が、チャットサイトから取得してくるメッセージをメッセージ交換情報に関する記録として順次、記録する。交換情報記録部274により記録されたメッセージは、後に詳述する表示処理部250において所定のユーザインターフェイスで表示可能なように処理され、図13に示すように、モニタ等の出力デバイス226に電子メールと共にメッセージ毎に表示される。また、交換情報記録部274は、交換情報取得処理部272により取得された複数のメッセージの纏まりであるメッセージの束をメッセージ交換情報に関する記録として記録してもよい。
交換情報送信部276は、交換情報記録部274が記録したメッセージ交換情報に関する記録を電子メール送信部232と協働して、メッセージを交換した相手に送信する。送信されるメッセージ交換情報に関する記録は、例えば、メッセージの束の内容そのものであってもよいし、メッセージの束のメッセージ履歴(時系列情報)だけであってもよい。これにより、ソーシャル情報処理装置210の利用者だけでなく、メッセージを交換した相手もメッセージ交換情報に関する記録を取得することができ、チャットサイトに再度アクセスすることなく、電子メールの確認と同様の方法でメッセージ交換情報を確認することができる。なお、本実施の形態では、メッセージ交換情報に関する記録を他の利用者に送信する場合を例示したが、メッセージ交換情報に関する記録の送信は必須ではない。例えば、メッセージを交換した相手が希望しない場合に、送信されなくすることもできる。
メッセージ交換処理部278は、従来よく知られるように、チャットサイトに接続して、チャットを行うための機能を有する。
本実施の形態において、交換情報取得部272は、チャットから順次、メッセージを取得したが、チャットが終了してから複数のメッセージを一括で取得してもよい。この場合、メッセージ交換情報記録部274は、一括で取得された情報をメッセージの束として記録する。
表示処理部250は、第1の実施形態に係るソーシャル情報処理装置10の表示処理部50と同様に、電子メール通信処理部230やソーシャル情報処理部240において処理された電子メールやソーシャル情報をモニタ等の出力デバイス226において所定のユーザインターフェイスで表示可能なように処理するものである。さらに、表示処理部250は、電子メールとソーシャル情報とに加え、メッセージ交換情報とを同一のユーザインターフェイス内に纏めて表示させることができる。表示処理部250は、スレッド表示処理部252と、新規スレッド構築処理部254とを有する。
スレッド表示処理部252及び新規スレッド構築処理部254は、それぞれ、一の実施の形態に係るソーシャル情報処理装置10のスレッド表示処理部52、新規スレッド構築処理部54と同様の構成及び機能を有する。
スレッド表示処理部252は、互いに所定の関連性を有する電子メール、ソーシャル情報及びメッセージ交換情報を選択し、例えば図13に示すような形態で単一のスレッドとして纏めて表示させる処理(スレッド表示処理)を実施するものである。スレッド表示処理部252は、所定の内容について記載された最初の電子メールやソーシャル情報、メッセージ交換情報に対する返信や引用投稿がなされると、自動的にスレッドを形成する。また、スレッド表示処理部252は、この返信や引用投稿に対して更に別の返信や引用投稿がなされると、この返信や引用投稿が先に形成されたスレッドに纏められる。スレッド表示処理部252は、このようにして電子メールやソーシャル情報、メッセージ交換情報を既存のスレッドに纏めたり、新たなスレッドを構築したりしていく。
ここで、スレッドを構築する際の基準となる電子メールやソーシャル情報、メッセージ交換情報の関連性(以下、「スレッド構築基準」とも称す)は、様々な条件で設定することが可能である。具体的には、ユーザが指定した所定のキーワードがタイトル(件名)や本文に含まれていること、ソーシャル情報の投稿日時、投稿者の性別、投稿を行った位置情報等、さらに、メッセージ交換情報の属するチャンネル等、様々な条件をスレッド構築基準として採用することができる。スレッド構築基準は、ユーザによって任意に設定可能とされても、スレッド表示処理部262が所定のアルゴリズムに則って自動的に設定されても良い。
新規スレッド構築処理部254は、既存のスレッドを構成している電子メールあるいはソーシャル情報やメッセージ交換情報のうち一部のものに関連する電子メールあるいはソーシャル情報を、既存のスレッドから独立した別のスレッドに纏めて表示する処理(スレッド分割処理)を実施するものである。具体的には、新規スレッド構築処理部254は、既存のスレッドを構成している電子メールあるいはソーシャル情報のうち一部のものを選択すると、新規スレッド構築処理部254は、選択された電子メールやソーシャル情報、メッセージ交換情報に基づいて新たなスレッド構築基準(以下、「新規スレッド構築基準」とも称する)を設定する。新規スレッド構築処理部254は、既存のスレッドを構成している電子メールやソーシャル情報、メッセージ交換情報から、新規スレッド構築基準に合致するものを選択し、これらを別のスレッドに纏めて表示するための処理を行う。
先に説明したように、メッセージ交換情報は、チャットが終了してから複数のメッセージを一括で取得されてもよい。この場合、この一括で取得されたメッセージは、メッセージの束としてメッセージ交換情報に関する記録となり、一つの電子メールとしてスレッドに表示されてもよい。また、この場合、交換情報送信部276は、チャットの相手に対してメッセージの束をそのまま送付してもよいし、メッセージの束の情報の一部のみを送付してもよい。
共有処理部260は、所定のネットワークに接続された複数のソーシャル情報処理装置210間で電子メールやソーシャル情報、メッセージ交換情報について情報共有するための処理を行うものである。具体的には、ローカルエリアネットワーク(LAN/Local Area Network)や広域通信網(WAN/Wide Area Network)、仮想プライベートネットワーク(VPN/Virtual Private Network)等の通信網に接続された複数のソーシャル情報処理装置間で、電子メールやソーシャル情報のデータを同期させる。これにより、ネットワークに接続されたいずれのソーシャル情報処理装置において電子メールやソーシャル情報、メッセージ交換情報のやりとりがなされたとしても、その情報が他のソーシャル情報処理装置210においても確認することが可能となる。
続いて、上述したソーシャル情報処理装置210により実施されるソーシャル情報処理方法において、電子メール、ソーシャル情報及びメッセージ交換情報をスレッド表示する際の情報処理の流れについて、図4に係るフローチャートを参照しつつ詳細に説明する。
(ステップ3−1)
先ず、ステップ3−1において、電子メール通信処理部230による電子メールの通信(送受信)がなされたか否かの確認がなされる。電子メールによる通信がなされた場合には、制御フローがステップ3−5に進められ、電子メールによる通信がなされなかった場合には制御フローがステップ3−2に進められる。
(ステップ3−2)
ステップ3−2においては、事前に設定されている抽出条件に合致するソーシャル情報が、ソーシャル情報処理部240の情報抽出処理部244によって抽出されたか否かの確認がなされる。ここで、新たなソーシャル情報が抽出されたことが確認された場合には、制御フローがステップ3−5に進められる。一方、新たなソーシャル情報が抽出できなかった場合には、制御フローがステップ3−3に進められる。
(ステップ3−3)
ステップ3−3においては、ソーシャル情報処理部240の返信・引用発信処理部246や通常発信部248により、ソーシャル情報処理装置210のユーザがソーシャル情報の投稿を行ったか否かの確認がなされる。ここで、ソーシャル情報の投稿が確認された場合には、制御フローがステップ3−5に進められる。一方、ソーシャル情報処理装置210のユーザによるソーシャル情報の投稿が確認されなかった場合には、制御フローがステップ3−4に進められる。
(ステップ3−4)
ステップ3−4においては、メッセージ交換情報処理部270がチャットサイトよりメッセージ交換情報を取得したか否かの確認がなされる。ここで、新たなメッセージ交換情報が取得されたことが確認された場合には、制御フローがステップ3−5に進められる。一方、新たなメッセージ交換情報が抽出できなかった場合には、制御フローがステップ3−1に戻される。
(ステップ3−5)
ステップ3−5においては、スレッド表示処理部262により、上述したステップ3−1〜ステップ3−4において新たに確認された電子メールやソーシャル情報、メッセージ交換情報が既存のスレッドに分類可能であるか否かの確認がなされる。すなわち、ステップ3−1〜ステップ3−4において確認された新規の電子メールやソーシャル情報、メッセージ交換情報が、既存のスレッドへの分類条件(スレッド構築基準)に合致するものであるか否かの確認を行う。ここで、新規の電子メールやソーシャル情報、メッセージ交換情報が既存のスレッドに分類可能である場合には制御フローがステップ3−6に進められ、分類不可能である場合には制御フローがステップ3−7に進められる。
(ステップ3−6)
ステップ3−6においては、上述したステップ3−1〜ステップ3−4において取得された新規の電子メールやソーシャル情報、メッセージ交換情報を、ステップ3−5において分類可能と確認された既存のスレッドに組み込む処理がなされる。その後、制御フローはステップ3−8に進められる。
(ステップ3−7)
制御フローがステップ3−7に進んだ場合には、上述したステップ3−1〜ステップ3−4において取得された新規の電子メールやソーシャル情報、メッセージ交換情報を分類可能なスレッドが存在していない。そこで、ステップ3−7においては、スレッド表示処理部262により新規のスレッドが構築される。その後、制御フローは、ステップ3−8に進められる。
(ステップ3−8)
ステップ3−8においては、上述したステップ3−1〜ステップ3−4において取得された新規の電子メールやソーシャル情報、メッセージ交換情報が、ステップ3−6あるいはステップ3−7において決定されたスレッドに含まれるように表示させる処理がなされる。これにより、ソーシャル情報処理装置210により取り扱われる電子メール、ソーシャル情報及びメッセージ交換情報が、同一のユーザインターフェイス内に表示される。そのため、ソーシャル情報を電子メールでのやりとりと同列に取り扱い、一元的管理可能となる。
上述したようにして単一のスレッドに纏めて表示されている電子メールやソーシャル情報の一部、及びメッセージ交換情報を、既存のスレッドから独立した別のスレッドに纏めて表示する処理(スレッド分割処理)の実施方法については、新規スレッド構築処理部264が処理を行う。この処理は、先に説明した新規スレッド構築処理部64が行う処理と同様であるため、説明は省略する。
また、本実施形態のソーシャル情報処理装置210では、互いに所定の関連性を有する電子メール、ソーシャル情報、及びメッセージ交換情報を単一のスレッドに纏めて表示するスレッド表示処理が実施可能とされている。そのため、ソーシャル情報処理装置210によれば、電子メールやソーシャル情報に対して、メッセージ交換情報処理部270を利用して、手軽かつ容易に情報を交換することができる。これにより、第三者がインターネット上に投稿したソーシャル情報に対しても、よりスムーズに対応可能できる。
上述したソーシャル情報処理装置210では、所定のネットワークに接続された他のソーシャル情報処理装置210との間で電子メール、ソーシャル情報及びメッセージ交換情報を共有可能とされている。そのため、他のソーシャル情報処理装置210の使用者が電子メール、ソーシャル情報及びメッセージ交換情報でどのような対応を行ったかを確認しつつ業務を行うことができる。これにより、インターネット上に投稿されたソーシャル情報や電子メール、メッセージ交換情報を、他の使用者と共用することが可能となり、業務効率や利便性をより一層向上させることができる。
なお、本実施形態においては、ネットワークに接続された各ソーシャル情報処理装置210を構成するコンピュータ220の記憶媒体222に電子メールやソーシャル情報のデータを格納しておくことを前提とした例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、電子メールやソーシャル情報のデータをネットワーク上にあるサーバの中にデータを格納し、各ソーシャル情報処理装置210からネットワークを通じてサーバにアクセスし、データを閲覧するようにしても良い。
また、上述したソーシャル情報処理装置210は、単一の電子メールアドレスにおいて送受信される電子メールのみを取り扱うものである必要は無く、複数の電子メールアドレスにおいて送受信される電子メールを取り扱うものであっても良い。また、ソーシャル情報処理装置210で取り扱われるメッセージ交換情報は、単一のチャットサイトに係るものである必要はなく、多数のチャットサイトに係るものを取り扱うものであっても良い。
また、本実施形態では、コンピュータ220にソーシャル情報処理プログラムをインストールし、ソーシャル情報処理方法を実施する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的には、いわゆるクラウドシステムのように、コンピュータ220が接続可能なネットワーク上に設けられたサーバにソーシャル情報処理プログラムをインストールしておき、必要に応じてネットワークを通じてサーバにアクセスすることによりソーシャル情報処理プログラムを実行可能なようにしても良い。
なお、特定の相手とのやりとりに係る私信情報の一例として電子メールをとりあげると共に、私信情報を処理するプライベート情報処理、及びプライベート情報処理を実施するためのプライベート情報処理部の一例として電子メール通信処理、及び電子メール通信処理部230を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的には、私信情報としては、電子メールに代えて、あるいは電子メールに加えて、例えば電話等による特定の相手とのやりとりを記録した電子情報等を採用することができる。また、プライベート情報処理は、前述した電話等の応答記録情報を処理するものであっても良い。さらに、電子メール通信処理部230に代えて、あるいは電子メール通信処理部230に加えて、前述した電話等の応答記録情報を処理するための処理部をプライベート情報処理部として設けても良い。
また、上述したように電子メールやソーシャル情報を所定のユーザインターフェイスに纏めて表示する場合には、その電子メール等に含まれているキーワード等から苦情などの重要な情報が含まれたものであるか否かを自動的に判断する重要度判定機能等を実装しても良い。また、重要度判定機能を実装させた場合には、重要度が高いと判断された電子メール等を優先的に表示したり、重要であることを示すアイコンを付す等してユーザの注意を促すようにすることが望ましい。
本実施の形態にかかる情報処理装置210からメッセージ交換情報サイトへのリンクが、自動的に付加された電子メールについて、図15を参照しつつ説明する。図15は、電子メール等のやりとりを行っている一般ユーザ(ゲストユーザ)のコンピュータの出力デバイスであるモニタに表示される電子メール通信処理の一般的なユーザインターフェイス200である。
情報処理装置210から送信された電子メールには、チャットサイトのようなメッセージ交換サイトにリンク付けされたリンク情報206が付加される。具体的には、図15(a)に示す例においては、「チャットで返信する」との文字情報と共にメッセージ交換サイトにリンク付けされたURL情報がリンク情報206として付加される。リンク情報206は、ゲストユーザ、すなわち自身が情報処理装置210を利用することなくメール等のやりとりを行っているユーザが会話を続けたい場合に、電子メールやSNSへの投稿として返信する以外の手段として、チャット等のメッセージ交換サイトを利用した方法で会話する手段を付与するためのものである。言い換えれば、リンク情報206は、メッセージ交換サイトへの接続権限を有さないゲストユーザに対しても一時的に接続権限を付与するゲスト接続許可情報であり、リンク情報206をクリックすることでメッセージ交換サイトへ接続できる。一方で、すでにメッセージ交換サイトへの接続権限を有する登録ユーザがチャットサイト参加ボタンをクリックした場合は、当然に、登録ユーザとしてメッセージ交換サイトへ接続できる。
電子メールの受信者は、リンク情報206にリンク付けされたチャットサイトへ接続すると、チャットサイトのようなメッセージ交換サイトを介してリアルタイムにメッセージ交換できるようになる。具体的には、図15(b)に示すように、メールの送受信を行うためのソフトウェア(メーラー)用のウィンドウ(メーラーウィンドウ208)以外に、チャット用のウィンドウ(チャットウィンドウ210)が開く。チャットウィンドウ210は、チャット専用のものであっても良いが、ゲストユーザが使用している端末にインストールされているブラウザなどを用いてチャットウィンドウ210を構築しても良い。チャットウィンドウ210が開くと、このウィンドウ内でリアルタイムでチャットによる情報交換を行うことができる。
先に説明したように、本発明に係るソーシャル情報処理装置210は、メッセージ交換情報に関する記録を私信情報としてメッセージを交換した相手に送信することができる。メッセージを交換した相手がゲスト接続許可情報に基づいてメッセージ交換サイトに接続した場合は、ゲスト情報許可情報が付加されていた電子メールを特定し、該電子メールの送付先をメッセージを交換した相手としてメッセージ交換情報に関する記録を送信することができる。
上述した例においては、リンク情報206を「チャットで返信する」などの文字情報と共にリンク付けされたURL情報を付加する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。リンク情報206を示す文字情報は、チャットなどのメッセージ交換サイトを利用した方法によるものを示すものであることをユーザに認識させることが可能なものであれば、他の文言や、他の形態で示されたものであっても良い。具体的には、リンク情報206を、URL以外の他のリンク付けされた文字情報を付加するようにしたり、メッセージ交換サイトにリンク付けされたボタンやアイコンなどの形態で示しても良い。
また、リンク情報206を示すボタン、アイコン等は、メッセージ交換サイトを利用するためのリンクを付加するだけでなくソーシャル情報処理装置210のユーザがメッセージ交換に参加できる状態であるか否か等の他の情報を複合的に表示できるようにしてもよい。例えば、会話相手であるソーシャル情報処理装置210のユーザがチャットに参加可能な場合と不可能な場合とで、リンク情報206を示すボタン、アイコン等の色や模様、形状等を変化させるようにしても良い。さらに詳細には、ソーシャル情報処理装置210のユーザがチャットに参加可能な状態である場合には、リンク情報206が付加されたボタンやアイコンを緑色で表示し、チャットに参加不可能の場合には赤色で表示するようにしてもよい。または、リンク情報206に基づいて誘導されるメッセージ交換サイトのユーザインターフェイスに、ソーシャル情報処理装置210のユーザが参加できる状態かを表示するようにしてもよい。
さらに、ソーシャル情報処理装置10,210のユーザが不在のときに、リンク情報206に基づいてゲストユーザがメッセージ交換サイトに誘導された場合に、ゲストユーザにはソーシャル情報処理装置のユーザが不在であることを自動的に知らせ、ソーシャル情報処理装置のユーザには電子メールによって他のユーザがメッセージ交換サイトに誘導されたことを自動的に知らせるようにしてもよい。
また、ゲストユーザがチャット等のメッセージ交換サイトを介してソーシャル情報処理装置10,210のユーザを呼び出しても一定時間返信がないなどして、ソーシャル情報処理装置10,210のユーザが不在であると推定される場合に、「担当者が不在です。代わりにメッセージを残しますか?」等のメッセージを表示するなどして、ゲストユーザにメッセージ(不在時メッセージ)を残すか否かの問いあわせ(不在時メッセージ要否確認)をゲストユーザに行い、ゲストユーザの要望に応じて不在メッセージを残せる機能を設けても良い。なお、ソーシャル情報処理装置10,210は、ソーシャル情報処理装置10,210のユーザが不在か否かを推定する機能を備えていないものでも良い。また、不在時メッセージ要否確認を行わず、一定時間返信がないなどして、ソーシャル情報処理装置10,210のユーザが不在であると推定されることを条件として、不在時メッセージ要否確認を行うことなく、不在メッセージを残せるようにしても良い。
本発明のソーシャル情報処理プログラム、ソーシャル情報処理装置、及びソーシャル情報処理方法は、例えば企業の営業活動やカスタマーサポート等の現場において、顧客の情報がインターネット上に投稿したソーシャル情報をいち早く取得し、早期のうちに対応する等の用途で有効利用することができる。
10,210 ソーシャル情報処理装置
20,220 コンピュータ
30,230 電子メール通信処理部
32,232 電子メール送信部
34,234 電子メール受信部
36,236 電子メール作成部
40,240 ソーシャル情報処理部
42,242 条件設定処理部
44,244 情報抽出処理部
46,246 引用発信処理部
48,248 通常発信部
50,250 表示処理部
52,252 スレッド表示処理部
54,254 新規スレッド構築処理部
60,260 共有処理部
206 リンク情報(ゲスト接続許可情報)
270 メッセージ交換情報処理部
272 交換情報取得処理部
274 交換情報記録処理部
276 交換情報送信処理部
278 メッセージ交換処理部

Claims (16)

  1. 特定の相手とのやりとりに係る私信情報を処理するプライベート情報処理と、
    インターネット上に投稿されたソーシャル情報から所定の抽出条件を満足するものを抽出するメッセージ抽出処理と、
    前記メッセージ抽出処理により抽出されたソーシャル情報を、前記プライベート情報処理に係る前記私信情報と同一のユーザインターフェイス内に表示可能とする表示処理とを実行可能であることを特徴とするソーシャル情報処理プログラム。
  2. 電子メールによる通信に係る電子メール通信処理が、前記プライベート情報処理に含まれ、
    前記電子メールが、前記私信情報の一部又は全部として取り扱われることを特徴とする請求項1に記載のソーシャル情報処理プログラム。
  3. 前記メッセージ抽出処理により抽出された前記ソーシャル情報への返信に係る新たなソーシャル情報を発信する返信処理、あるいは抽出された前記ソーシャル情報を引用した新たなソーシャル情報を発信する引用発信処理のいずれか一方又は双方を実行可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のソーシャル情報処理プログラム。
  4. 前記抽出条件を設定する条件設定処理を任意に実施可能とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のソーシャル情報処理プログラム。
  5. 互いに所定の関連性を有する前記私信情報及び前記ソーシャル情報を単一のスレッドに纏めて表示するスレッド表示処理を実施可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のソーシャル情報処理プログラム。
  6. 前記スレッドを構成している前記私信情報あるいは前記ソーシャル情報の一部のもの、及びこれらに関連する前記私信情報及び前記ソーシャル情報を、既存のスレッドから独立した別のスレッドに纏めて表示するスレッド分割処理を実施可能であることを特徴とする請求項5に記載のソーシャル情報処理プログラム。
  7. 所定のネットワークに接続されたコンピュータ同士で前記私信情報、前記ソーシャル情報を共有可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のソーシャル情報処理プログラム。
  8. 前記メッセージ抽出処理により抽出されたソーシャル情報あるいは前記私信情報のいずれか一方又は双方に基づいて推定処理を実行し、
    前記推定処理の実行結果にもとづいて前記抽出条件を設定可能であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のソーシャル情報処理プログラム。
  9. さらに、インターネットを介してリアルタイムに交換されるメッセージ交換情報を取得する交換情報取得処理を実行可能であり、
    前記表示処理は、前記交換情報取得処理により取得されたメッセージ交換情報を、前記同一のユーザインターフェイス内に表示可能とすることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のソーシャル情報処理プログラム。
  10. 前記私信情報あるいは前記ソーシャル情報に、前記メッセージ交換情報を交換するための特定のメッセージ交換サイトへの接続権限を有さないゲストユーザに対して一時的に接続権限を付与するゲスト接続許可情報を付与可能であることを特徴とする請求項9に記載のソーシャル情報処理プログラム。
  11. 前記ゲスト接続許可情報に基づいて前記特定のメッセージ交換サイトに接続することにより行われた前記メッセージ交換情報に関する記録を私信情報として前記ゲストユーザに送信可能であることを特徴とする請求項10に記載のソーシャル情報処理プログラム。
  12. 前記メッセージ交換情報に関する記録を私信情報として送信する交換情報送信処理を実行可能であることを特徴とする請求項9に記載のソーシャル情報処理プログラム。
  13. 特定の相手とのやりとりに係る私信情報に係るプライベート情報処理を実行するプライベート情報処理部と、
    インターネット上に投稿されたソーシャル情報から所定の抽出条件を満足するものを抽出するメッセージ抽出処理部と、
    前記メッセージ抽出処理部により抽出されたソーシャル情報を、前記プライベート情報処理に係る前記私信情報と同一のユーザインターフェイス内に表示可能とする表示処理部とを有することを特徴とするソーシャル情報処理装置。
  14. さらに、インターネット上でリアルタイムに交換されるメッセージ交換情報を取得する交換情報取得処理を実行する交換情報取得部とを備え、
    前記表示処理部は、前記交換情報取得処理部により取得されたメッセージ交換情報を、前記同一のユーザインターフェイス内に表示可能とすることを特徴とする請求項13に記載のソーシャル情報処理装置。
  15. 特定の相手とのやりとりに係る私信情報に係るプライベート情報処理と、
    インターネット上に投稿されたソーシャル情報から所定の抽出条件を満足するものを抽出するメッセージ抽出処理と、
    前記メッセージ抽出処理により抽出されたソーシャル情報を、前記プライベート情報処理に係る前記私信情報と同一のユーザインターフェイス内に表示可能とする表示処理とを実行することを特徴とするソーシャル情報処理方法。
  16. さらに、インターネット上でリアルタイムに交換されるメッセージ交換情報を取得する交換情報取得処理を実行可能であり、
    前記表示処理は、前記交換情報取得処理により取得されたメッセージ交換情報を、前記同一のユーザインターフェイス内に表示可能とすることを特徴とする請求項15に記載のソーシャル情報処理方法。
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