JP2014097156A - 二重まぶた形成用テープ、及び二重まぶた形成用テープ集合シート - Google Patents

二重まぶた形成用テープ、及び二重まぶた形成用テープ集合シート Download PDF

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Abstract

【課題】二重まぶたを形成可能な程度の強度を維持しつつ、かつ、まぶたに貼り付けた際にはテープの上から化粧を施さなくとも目立たずに使用することが可能な二重まぶた形成用テープ、及び、該二重まぶた形成用テープの保持に適した二重まぶた形成用テープ集合シートを提供する。
【解決手段】合成樹脂からなるテープ本体2の少なくとも裏面側に粘着剤(図示せず)が塗着されてなり、かつ、前記テープ本体2の厚さが3μm以上15μm以下である、二重まぶた形成用テープ、及び、二重まぶた形成用テープを保持した二重まぶた形成用テープ集合シート1であって、前記二重まぶた形成用テープと、前記粘着剤を介して前記テープ本体2の裏面側に設けられた台紙4と、前記テープ本体2の表面側に設けられた合成樹脂からなる保護フィルム3とから構成される、二重まぶた形成用テープ集合シート1。
【選択図】図3

Description

本発明は、まぶたに貼って二重まぶたを形成するための二重まぶた形成用テープ、及び該二重まぶた形成用テープを保持した二重まぶた形成用テープ集合シートに関する。
近年、上まぶたに軽く押し当てて貼ることで、簡便に二重まぶたを形成することができる二重まぶた形成用テープが販売されている。このような二重まぶた形成用テープとしては、ポリエステル等の合成樹脂製からなる透明なタイプのものや、不織布等からなる肌色に着色したタイプのもの等が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開平10−304935号公報 特開2007−136061号公報
しかしながら、いずれの素材のものを使用する場合であっても、従来の二重まぶた形成用テープは、実際にまぶたに貼り付けて使用するとテープ部分が目立ってしまい、そのため、夜間の寝ている間に癖付け用としてテープを使用するか、或いは、昼間の外出時に使用する際には、貼り付けたテープの上からアイシャドウ、アイライン等のアイメイクを施し、テープを目立たないように隠す必要があった。そのため、例えば、薄化粧の状態や、化粧をしない、いわゆるすっぴんの状態では、テープを使用したまま外出することが難しいという欠点があった。
このような状況に鑑み、本発明者らは、薄化粧や化粧をしないことを好む人達にも適した二重まぶた形成用テープが必要であると考えた。すなわち本発明は、二重まぶたを形成可能な程度の強度を維持しつつ、かつ、まぶたに貼り付けた際にはテープの上から化粧を施さなくとも目立たずに使用することが可能な二重まぶた形成用テープ、及び、該二重まぶた形成用テープの保持に適した二重まぶた形成用テープ集合シートを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するにあたり、本発明者らは鋭意検討を行った結果、ポリウレタン等の合成樹脂からなるテープを所定の範囲内の薄さに調整することで、二重まぶたの形成のために必要な強度を維持しつつ、かつ、テープの透明性を向上させて、薄化粧や化粧をしない状態でまぶたに貼り付けた場合にも目立たない二重まぶた形成テープを得ることができることを見出した。更に、本発明者らは、このような薄い形状の二重まぶた形成用テープであっても、該テープを保持した二重まぶた形成用テープ集合シートを、保護フィルム、二重まぶた形成用テープ、及び、台紙の三層構造で構成し、かつ、好ましくは保護フィルムと台紙とにそれぞれ特徴的な切れ目を設けることによって、台紙からの剥離及びまぶたへの貼り付けが容易となることを見出し、本発明の完成に至った。
すなわち本発明は、まぶたに貼って二重まぶたを形成するための二重まぶた形成用テープであって、合成樹脂からなるテープ本体の少なくとも裏面側に粘着剤が塗着されてなり、かつ、前記テープ本体の厚さが3μm以上15μm以下である、二重まぶた形成用テープに関する。中でも、前記テープ本体の厚さは、6μm以上8μm以下であることが好適である。
また本発明は、二重まぶた形成用テープを保持した二重まぶた形成用テープ集合シートであって、合成樹脂からなるテープ本体の少なくとも裏面側に粘着剤が塗着されてなる二重まぶた形成用テープと、前記粘着剤を介して前記テープ本体の裏面側に設けられた台紙と、前記テープ本体の表面側に設けられた合成樹脂からなる保護フィルムとから構成され、かつ、前記テープ本体の厚さが3μm以上15μm以下である、二重まぶた形成用テープ集合シートにも関する。前記二重まぶた形成用テープ集合シートにおいて、前記保護フィルムには、前記保護フィルムの長手方向の中央よりも外側に偏位した位置において、長手方向に直交する方向の切れ目が設けられており、これにより前記保護フィルムは外側部と内側部とに区分けされ、かつ、前記台紙には、前記保護フィルムの切れ目により区分けされた前記保護フィルムの外側部に対応する領域において、略半円状の切れ目が設けられており、これにより前記台紙の略半円状の部分は前記台紙の残りの部分から切り離し可能とされていることが好適である。
本発明によれば、二重まぶたを形成可能な強度を維持しつつ、かつ薄手で、まぶたに貼り付けた際に上から化粧を施さなくても目立たず使用が可能な二重まぶた形成用テープ、及び、このような薄い二重まぶた形成用テープであっても、台紙からの剥離及びまぶたへの貼り付けが容易となる二重まぶた形成用テープ集合シートを提供することができる。
本発明の二重まぶた形成用テープは、テープ本体の厚さを3μm以上15μm以下とすることにより、合成樹脂からなるテープ本体の透明性を向上させることができ、まぶたに貼り付けた際に目立たず、外出する際にもテープの上から化粧を施してテープを隠す必要がなく、薄化粧や化粧をしない状態でも不自然とならずにテープを使用することができる。好ましくは更に、前記テープ本体の厚さを6μm以上8μm以下の範囲内とすることにより、テープ本体の透明性を高めつつ、二重まぶたの形成に必要な強度をより良く確保することができ、そのためまぶたに貼り付けた際に、テープを目立たせなくさせると同時に、より綺麗なラインで二重まぶたを形成することができる。
また、上記の二重まぶた形成用テープを保持する本発明の二重まぶた形成用テープ集合シートは、保護フィルム、二重まぶた形成用テープ、及び、台紙の三層構造をとることにより、従来よりも二重まぶた形成用テープが格段に薄く形成されているにもかかわらず、台紙からの剥離、及びまぶたへの貼り付けを容易に行うことが可能となる。好ましくは更に、保護フィルム、及び、台紙に、それぞれ上記したような特徴的な切れ目を入れておくことで、薄い二重まぶた形成用テープであっても、簡単な作業で台紙及び保護フィルムから容易に剥離することができ、かつ、まぶたの所望の位置に二重まぶた形成用テープを綺麗に貼り付けることが可能となる。
本発明の二重まぶた形成用テープ集合シートの一実施形態を示す正面図である。 本発明の二重まぶた形成用テープ集合シートの一実施形態を示す背面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 本発明の二重まぶた形成用テープ集合シートから二重まぶた形成用テープをはがす際の手順の説明図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。ただし、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1〜4は、本発明に係る二重まぶた形成用テープを保持した状態の二重まぶた形成用テープ集合シートの一実施形態を示している。この二重まぶた形成用テープ集合シート1は、テープ本体2と、該テープ本体2の表面側に設けられた保護フィルム3と、テープ本体2の裏面側に塗着された粘着剤(図示せず)を介して該テープ本体2の裏面側に設けられた台紙4との三層から構成されている。一枚の長方形状の台紙4上には、左右一対以上のテープ本体2及び保護フィルム3のセットが備えられており、例えば図1に示すように、左右2列で上下方向に各々7個(右まぶた用7個、左まぶた用7個の計14個)のテープ本体2及び保護フィルム3のセットが備えられている。上記のようにテープ本体2の裏面側には粘着剤(図示せず)が塗着されており、このテープ本体2とその裏面側に塗着された粘着剤とによって、本発明に係る二重まぶた形成用テープが構成されている。
テープ本体2は、二重まぶた形成用テープの本体であり、流線形状に形成された、ポリウレタン等の合成樹脂からなる透明なフィルムである。テープ本体2は、目じり側が太く目頭側が細い流線形状に形成されており、すなわち、図1の左列に配置されるテープが右まぶた用、右列に配置されるテープが左まぶた用となる。テープ本体2の厚さは、3μm以上15μm以下となるように構成されている。好ましくは、テープ本体2の厚さは5μm以上10μm以下であり、より好ましくは、テープ本体2の厚さは6μm以上8μm以下である。テープ本体2の厚さが上記の所定の範囲よりも薄いと、二重まぶたを形成するために必要な強度に劣る場合があり、また、製造する上でも困難である。一方、テープ本体2の厚さが所定の範囲よりも厚くなると、テープ本体2の透明性が低下し、まぶたに貼り付けた際に目立ってしまい、外出時には化粧でテープ部分を隠す等の手間が生じてしまう。一方、テープ本体2の厚さが好ましい範囲内であると、必要な強度を維持しつつ、製造も比較的容易であり、かつ、テープ本体2の透明性が高いため、化粧をしない状態でもまぶたに貼り付けた際に目立たない点で優れている。
従来の二重まぶた形成用テープには、一枚のシート状に形成されたテープ素材に、まぶたに貼り付ける際の所望形状のテープ本体を区切る切れ目が複数設けられ、使用時に各々のテープ本体を、切れ目を介してシート状のテープ素材から切り離して使用するタイプのものが多い(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、本発明では、上記のように予めまぶたに貼り付けるための所望形状(流線形状等)に形成されたテープ本体2及び保護フィルム3を、粘着剤を介して台紙4上に貼り付けた構成としておくことが好ましい。このような構成とすることで、使用前には所望形状のテープ本体2及び保護フィルム3をそのまま台紙4から剥離すれば足りるため、テープ素材の余剰部から所望形状のテープ本体を切り離す作業が不要であり、また、上記のようにテープ本体2が非常に薄く構成されていても、テープ素材からの切り離し作業によりテープ本体2が引っ張られて部分的にくっついてしまったり、丸まったりしてしまうことを防ぐことができ、テープ本体2の取扱いが容易となる。
保護フィルム3は、使用前のテープ本体2の表面を保護し、かつ、台紙4からのテープ本体2の剥離や、まぶたへのテープ本体2の貼り付けを容易にするために設けられており、流線形状(テープ本体2と同形状)に形成された、ポリエステル、ポリエチレン、ポリウレタン等の合成樹脂からなるフィルムから構成される。保護フィルム3は、テープ本体2の保護や、台紙4からのテープ本体2の剥離、まぶたへのテープ本体2の貼り付けの容易化の観点から、少なくともテープ本体2よりも厚いことが必要とされ、その厚さとしては50μm以上100μm以下が好ましい。このような比較的厚手の保護フィルム3を設けることで、上記のようにテープ本体2が非常に薄く構成されていても、使用前にテープ本体2の表面を指で触れてしまいテープ本体2がしわになったり丸まったりしてしまうことや、手の油等が付着して汚れてしまい透明性が低下してしまったりすること等を防止し、使用前のテープ本体2を綺麗な状態に維持することができる。なお、保護フィルム3は、テープ本体2及び台紙4との識別を容易とするために、着色されていることが好ましい。
また、保護フィルム3には、長手方向(図1における左右方向)の中央よりも目じり側(外側)に偏位した位置において、長手方向に直交する方向(図1における上下方向)に切れ目5が設けられている。すなわち保護フィルム3は切れ目5によって、目頭側の領域(内側部)3aと目じり側の領域(外側部)3bとに分割されており、保護フィルムの内側部3aと保護フィルムの外側部3bとを、それぞれ別個にテープ本体2から剥離することが可能なように設計されている。なお、切れ目5の周辺部は目立つように、保護フィルム3の全体よりも濃い色で着色されていることが好ましい。ここで、例えば図3に示される断面において、保護フィルムの内側部3aと保護フィルムの外側部3bの長手方向(図3における左右方向)の長さの比は、3a:3b=6:4〜7:3の範囲内で設定されることが好ましい。このように、保護フィルムの内側部3aと外側部3bとを同じ長さとせず、保護フィルムの外側部3bを内側部3aよりも短く設定することにより、後述するように、片手の指先で台紙の切り取り部4bと保護フィルムの外側部3bとをつまみ上げる際に(図5(b)参照)、保護フィルムの外側部3bが指先でつまみ上げるのに適切なサイズとなり、また、つまみ上げる際に保護フィルムの内側部3aが切れ目5の周辺部においてテープ本体2からずれることがなく、保護フィルムの内側部3aと外側部3bとを同じ長さとするよりも、安定した状態でつまみ上げることができる。
なお、保護フィルム3とテープ本体2とは、粘着剤(図示せず)により剥離可能に接着されていることが好ましい。例えば、保護フィルム3として微粘着性のフィルムを使用することにより、保護フィルム3とテープ本体2とを接着してもよいし、保護フィルム3とテープ本体2との間にアクリル系の接着剤を介在させることにより、保護フィルム3とテープ本体2とを接着してもよい。また、テープ本体2から保護フィルム3を剥離する際に、それらの間に存在する粘着剤層は、テープ本体2又は保護フィルム3のいずれに残存するように設計されていてもよいが、剥離後の粘着剤層は保護フィルム3に残存し、テープ本体2には残存しないように設計されていることが好ましい。まぶたに貼り付ける際に、テープ本体2の表面側(まぶたに貼り付ける側とは反対側)には粘着剤が付着していない方が、手指を汚さずにテープ本体2を貼り付けることができ、取扱いの点で有利である。
台紙4は、使用前のテープ本体2を保持するためのものであり、一枚の長方形状に構成され、テープ本体2の裏面側の粘着剤(図示せず)を介して剥離可能に貼り付けられている。台紙4は、粘着剤が容易に剥離されるような素材、例えばセパレータ処理を施した上質紙から構成されている。なお、台紙4は、テープ本体2を保持するために適度な厚みを有していればよい。
また、台紙4には、略半円状の切れ目6が、前記保護フィルム3の切れ目5により区分けされた前記保護フィルムの外側部3bに対応する領域に設けられている。したがって、略半円状の切れ目6で囲まれた台紙の一部(台紙の切り取り部4b)は、台紙の残りの部分(台紙の残存部4a)から容易に切り離すことが可能となっている。この台紙の切り取り部4bの周縁は、前記保護フィルムの外側部3bの周縁よりもやや外側に位置しており、すなわち台紙の切り取り部4bは保護フィルムの外側部3bよりも若干大きなサイズに設計されている。これにより、台紙の切り取り部4bを下から押し上げて台紙の残存部4aから切り離し、台紙の切り取り部4bと保護フィルムの外側部3bとでテープ本体2を挟んだ状態で摘み上げる際に(図5(b)参照)、台紙の切り取り部4bを表面方向に押し上げやすくなり、仮に、押し上げ時にテープ本体2が若干上下左右方向にずれることがあったとしても、テープ本体2の裏面の粘着剤が指に付着してしまうことを防ぐことができる。また、台紙4の略半円状の切れ目6のうち、上下方向に延びる切れ目部分(略半円状の直径端に相当する部分)は、保護フィルム3の切れ目5よりも目頭側(内側)に設けられている。台紙4の切れ目6のうち上下方向に延びる切れ目部分を保護フィルム3の切れ目5よりも内側に設けておくことにより、台紙の切り取り部4bと保護フィルムの外側部3bとを指でつまみ上げて台紙の残存部4aから切り離し(図5(b)〜(c)参照)、次いでテープ本体2の裏面側の露出部分をまぶたに貼り付けようとする際に、台紙の切り取り部4bが保護フィルムの外側部3bよりもやや目頭側の方向(内側方向)に突出した状態でテープ本体2及び保護フィルム3を下方向から支える状態となり(図5(c)参照)、これによりテープ本体2の露出部分や保護フィルムの内側部3aが下方向に垂れすぎて、保護フィルム3が切れ目5の部分で先に剥離してしまうことや、テープ本体2が自らの重みや静電気で丸まってしまうことを防ぎ、テープ本体2を安定した状態でまぶたに貼り付けることが可能となる。
なお、台紙4とテープ本体2とは、テープ本体2の裏面側に塗着された粘着剤(図示せず)により剥離可能に接着されている。例えば、台紙4とテープ本体2との間(テープ本体2の裏面側)にアクリル系の接着剤を施すことにより、台紙4とテープ本体2とを接着させることができる。台紙4は上記したように、粘着剤が容易に剥離される素材から構成されているため、テープ本体2はその裏面側に粘着剤が付着した状態のまま(すなわち、まぶたに貼り付けることが可能な二重まぶた形成用テープの状態として)、容易に台紙4から剥離される。なお、テープ本体2と台紙4との間に介在する粘着剤層(図示せず)の厚さとしては、まぶたへの粘着力や、まぶたに貼り付けた際の二重まぶた形成用テープの透明性を確保する観点から、20μm以上50μm以下が好ましい。
図5(a)〜(e)は、二重まぶた形成用テープ集合シート1から二重まぶた形成用テープを剥離して、まぶたに貼り付けるまでの手順の一例を示している。なお、ここでは、右まぶた用のテープを、右のまぶたに貼り付ける場合を例に挙げて説明する。まず、剥離前の状態(図5(a))の二重まぶた形成用テープ集合シート1を手で持ち、集合シート1の左列(図1の正面図参照)に配置された右まぶた用のテープのうちの一つについて、略半円状の切れ目6で囲まれた台紙の切り取り部4bを、指で二重まぶた形成用テープ集合シート1の表面側に押し上げ、次いで台紙の切り取り部4bと保護フィルムの外側部3bとを指でつまんで、二重まぶた形成用テープ集合シート1の表面側に持ち上げるようにする(図5(b))。そうすると、台紙の切り取り部4bは台紙の残存部4aから切り離され、テープ本体2が、台紙の切り取り部4b及び保護フィルム3(保護フィルムの内側部3aと保護フィルムの外側部3b)と共に、台紙の残存部4aから剥離された状態となる。これにより、テープ本体2の目頭側の部分(内側部分)は、裏面側が露出した状態となる(図5(c))。次いで、片手の指先で台紙の切り取り部4bと保護フィルムの外側部3bとをつまんだまま、露出したテープ本体2の内側部分の裏面側を、右の上まぶたの目頭側に位置決めし、もう片方の指先で軽く押さえるようにして貼り付ける。上記のようにテープ本体2の裏面には粘着剤(図示せず)が施されているため、テープ本体2はまぶたの所望の位置に容易に貼り付けることができる。テープ本体2の露出した内側部分の裏面側を目頭側に貼り付けた後、台紙の切り取り部4bを、テープ本体2の目じり側の部分(外側部分)を表面側に軽く折り曲げるようにしながらテープ本体2から剥離し、これにより露出したテープ本体2の外側部分の裏面側も、右の上まぶたの目じり側に貼り付ける(図5(d))。最後に、保護フィルムの内側部3aと外側部3bとを、それぞれテープ本体2から剥離する。保護フィルム3には切れ目5が設けられているため、保護フィルムの内側部3aと外側部3bとの各々は、切れ目5から表面方向につまみ上げることで容易にテープ本体2から剥離することができる。例えば、まず保護フィルムの内側部3aの切れ目5の近傍部分を片手の指先で軽く押さえることにより、もう一方の保護フィルムの外側部3bの切れ目5の近傍部分はテープ本体2からわずかに表面側に浮き上がるため、その浮き上がった部分を残りの手の指先でつまんで表面側に引き上げることにより、保護フィルムの外側部3bを容易にテープ本体2から剥離することができる。後は、残りの保護フィルムの内側部3aも、切れ目5の部分から指先でつまんで表面側に引き上げ、剥離すればよい。これにより、テープ本体2の全体を、その裏面の接着剤(図示せず)を介して右の上まぶたに貼り付けることができる(図5(e))。このようにして、右まぶた用の二重まぶた形成用テープを、右まぶたに貼り付けることができる。左まぶた用の二重まぶた形成用テープの左まぶたへの貼り付けも、上記と同様に行うことができる。なお、まぶたに貼り付ける適切な位置は人によっても異なるが、例えば睫毛から上方向に2〜3mm程度離した位置に、テープ本体2の流線形状の太い側を目じり側に、細い側を目頭側にして貼り付けることにより、綺麗な二重まぶたを形成することができる。
上記の実施形態によれば、非常に薄い二重まぶた形成用テープ(例えば、テープ本体2が、7μmの厚さのもの)であっても、その表面に保護フィルム3を、その裏面に台紙4を設け、更にそれぞれに特徴的な切れ目を設けることで、テープ本体2を容易に台紙4から剥離することができ、まぶたの所望の位置に失敗なく貼り付けることができる。テープ本体2を台紙4から剥離する際には、テープ本体2に直接触れることなく、保護フィルムの外側部3bと台紙の切り取り部4bとを指先でつまんで持ち上げればよいために、薄いテープ本体2を直接指で触ることにより、誤って折り曲げてしまったり、丸めたりしてしまうことがない。また、保護フィルムの外側部3bと台紙の切り取り部4bとは、指で摘み上げやすい適切なサイズに調整されている。更に、保護フィルムの外側部3bと台紙の切り取り部4bとをつまんで持ち上げて、テープ本体2の内側部分の裏面側を露出させた状態とした際には(図5(c))、台紙の切り取り部4bが保護フィルムの外側部3bよりもやや内側方向に突出した状態でテープ本体2の露出部分及び保護フィルム3を下方向から支える状態となっているために、テープ本体2の内側部分及び保護フィルム3が下方向に垂れすぎてその重みで保護フィルム3が切れ目5の部分で先に剥離してしまうことや、テープ本体2が自らの重みや静電気で丸まってしまうことを防ぐことができ、取扱いが容易となる。また、図5(c)の段階で裏面が露出した状態となるテープ本体2の内側部分は、この段階で裏面が台紙の切り取り部4bに覆われたままの状態であるテープ本体2の外側部分よりも広い範囲となるために、持ち手としての台紙の切り取り部4b(テープ本体2の外側部分に対応)は片手の指先でつまみやすい程度の適度なサイズに保ちつつも、まぶたに最初に貼り付けるテープ本体2の内側部分を比較的大きくすることができる。これにより、まずテープ本体2の一部が比較的広い面積でまぶたに貼り付けられるために、その部分を安定に貼り付けた状態のまま、その後の、テープ本体2の外側部分からの台紙の切り取り部4bの剥離を容易に行うことができる。まぶたに貼り付けられた二重まぶた形成用テープのテープ本体2は非常に薄い(例えば、7μmの厚さである)ため、透明性が高く、テープ本体2の上に化粧を施さずとも目立つことがない。一方で、二重まぶたを形成するために必要な強度は有しているため、適切な位置に貼り付けることで、所望の二重まぶたを形成することが可能となる。
本発明に係る二重まぶた形成用テープ及び二重まぶた形成用テープ集合シートは、上記の実施形態に限定されるものではなく、各部分の素材や形状等を所望に応じて適宜変更することが可能である。例えば、テープ本体2の形状は流線形状に限定されず、まぶたに貼り付けて二重まぶたを形成できるような、まぶたの左右方向に細長い形状であればよい。台紙4のサイズや台紙4上に設けられるテープ本体2の数も上記の例示に限定されるものではなく、また、テープ本体2、保護フィルム3、及び台紙4の素材も、適宜変更することが可能である。ただし、テープ本体2の素材としては、肌に貼り付けた際に目立たないよう、所望の薄さに形成可能な、透明性に優れた合成樹脂製のフィルムを使用することが好ましい。また、テープ本体2と保護フィルム3との間に介在する粘着剤、及び、テープ本体2と台紙4との間に介在する(テープ本体2の裏面側に存在する)粘着剤の種類にも、それぞれ制限はなく、例えば後者においては、テープ本体2をその裏面側に粘着剤が付着した状態のまま台紙4から剥離して、まぶたに貼り付けることが可能となるような、従来公知のものを使用することができる。なお、本発明に係る二重まぶた形成用テープは上記のように化粧で隠さずとも充分目立たないものであるが、従来と同様に、テープの上からアイシャドウ、アイライン等のアイメイクを施すことも勿論可能である。
1 二重まぶた形成用テープ集合シート
2 テープ本体
3 保護フィルム
3a 保護フィルムの目頭側の領域(内側部)
3b 保護フィルムの目じり側の領域(外側部)
4 台紙
4a 台紙の残存部
4b 台紙の切り取り部
5 保護フィルムの切れ目
6 台紙の切れ目

Claims (4)

  1. まぶたに貼って二重まぶたを形成するための二重まぶた形成用テープであって、合成樹脂からなるテープ本体の少なくとも裏面側に粘着剤が塗着されてなり、かつ、前記テープ本体の厚さが3μm以上15μm以下である、二重まぶた形成用テープ。
  2. 前記テープ本体の厚さが、6μm以上8μm以下である、請求項1に記載の二重まぶた形成用テープ。
  3. 二重まぶた形成用テープを保持した二重まぶた形成用テープ集合シートであって、合成樹脂からなるテープ本体の少なくとも裏面側に粘着剤が塗着されてなる二重まぶた形成用テープと、前記粘着剤を介して前記テープ本体の裏面側に設けられた台紙と、前記テープ本体の表面側に設けられた合成樹脂からなる保護フィルムとから構成され、かつ、前記テープ本体の厚さが3μm以上15μm以下である、二重まぶた形成用テープ集合シート。
  4. 前記保護フィルムには、前記保護フィルムの長手方向の中央よりも外側に偏位した位置において、長手方向に直交する方向の切れ目が設けられており、これにより前記保護フィルムは外側部と内側部とに区分けされ、かつ、前記台紙には、前記保護フィルムの切れ目により区分けされた前記保護フィルムの外側部に対応する領域において、略半円状の切れ目が設けられており、これにより前記台紙の略半円状の部分は前記台紙の残りの部分から切り離し可能とされている、請求項3に記載の二重まぶた形成用テープ集合シート。
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