JP2014095743A - 情報表示媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】非接触通信によって得た電源を用いて情報を可変表示させる構成において、金属に近づけた場合に情報が表示できなくなってしまうことを回避する。
【解決手段】電位により情報を可変表示する電子ペーパー30と、非接触通信によって得た電源を、電位を付与するために電子ペーパー30に供給するアンテナ21とを有し、一方の面側から電子ペーパー30にて表示される情報が視認される構成において、アンテナ21に対して情報が視認される面とは反対側に設けられた緩衝材層60と、緩衝材層60に対して情報が視認される面とは反対側に設けられた樹脂スペーサ80と、樹脂スペーサ80に対して情報が視認される面とは反対側に設けられた磁性層90とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、付与された電位に応じて情報を可変表示する情報表示媒体に関し、特に、非接触通信によって得られる電源を用いて情報を可変表示する情報表示媒体に関する。
従来より、情報を表示する表示装置として、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等が用いられており、これらは、テレビ受像機に用いられることによりテレビ局から送信されたテレビ映像を表示したり、パソコンのディスプレイとして用いられることにより、パソコンに保存された情報やインターネットを介して配信された情報を表示したりすることができる。
近年、上述したような表示装置に加えて、電位により情報を可変表示する薄型の情報表示層を用いた情報表示媒体が普及しはじめている。このような情報表示媒体においても、情報を表示するための電源が必要となるが、非接触通信機能を有するアンテナを設け、このアンテナを介して電源を得ることが考えられている(例えば、特許文献1,2参照)。
ここで、上記のようにアンテナを有する構成においては、金属からなる物品に取り付けられた場合、金属の影響によってアンテナを介して電源を得ることができなくなってしまう場合がある。そこで、アンテナが形成された基板のアンテナとは反対側の面に磁性体を配置することによって磁束の通り道を確保し、金属からなる物品に取り付けられた場合においても、金属の影響によってアンテナを介して電源を得ることができなくなってしまうことを回避する技術が考えられている(例えば、特許文献3参照)。また、絶縁性の基板上にアンテナコイルが形成された構成において、基板の裏面に磁性層を設けることによって、アンテナコイル内にて発生した磁束の洩れを小さくする技術も考えられている(例えば、特許文献4参照)。
特許第4592847号公報 特表2007−532447号公報 特開2006−262125号公報 特開昭62−275790号公報
しかしながら、上述したようにアンテナが形成された基板の裏面に磁性層を設けただけでは、通信性能は向上するものの、金属に近づけた場合、アンテナにて得られるエネルギーが小さくなってしまうことには変わりない。
ここで、上述したような情報表示媒体は、アンテナにおける非接触通信によって得られた電源を用いて情報を可変表示することになるが、情報を可変表示するために必要となるエネルギーは、非接触通信を行うだけのものや、非接触通信によって得られた電源で回路を動作させるもの等に比べて格段に大きい。そのため、上述したようにアンテナが形成された基板の裏面に磁性層を設けただけでは、金属に近づけた状態で使用した場合、情報を可変表示するために必要となるエネルギーを得られずに情報を可変表示できなくなってしまう虞れがある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、非接触通信によって得た電源を用いて情報を可変表示させる構成において、金属に近づけた場合に情報が表示できなくなってしまうことを回避できる情報表示媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
電位により情報を可変表示する情報表示層と、非接触通信によって得た電源を、前記電位を付与するために前記情報表示層に供給するアンテナとを有し、一方の面側から前記情報表示層にて表示される情報が視認される情報表示媒体において、
前記アンテナに対して前記一方の面とは反対側に設けられた第1の樹脂層と、
前記第1の樹脂層に対して前記一方の面とは反対側に設けられた第2の樹脂層と、
前記第2の樹脂層に対して前記一方の面とは反対側に設けられた磁性層とを有することを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、アンテナにおける非接触通信によって得られた電源が情報表示層に供給され、情報表示層においてこの供給された電源による電位によって情報が可変表示される。ここで、アンテナに対して情報が視認される面とは反対側には第1の樹脂層が設けられているが、この第1の樹脂層に対して情報が視認される面とは反対側に磁性層が設けられていることにより、情報が視認される面とは反対側の面が金属に近づけられた場合でも磁束の通り道が確保され、アンテナの通信性能の低下をある程度抑えることができる。ところが、情報表示層にて情報を可変表示するためには大きなエネルギーが必要であるため、磁性層を上記のように設けただけでは十分なエネルギーを得ることができない場合がある。そこで、第1の樹脂層に対して情報が視認される面とは反対側に第2の樹脂層が設けられ、磁性層がこの第2の樹脂層に対して情報が視認される面とは反対側に設けられていることにより、アンテナに対して情報が視認される面とは反対側において第1の樹脂層と磁性層に加えて第2の樹脂層においても磁束が通ることができ、それにより、磁束の通り道が増え、情報が視認される面とは反対側の面が金属に近づけられた場合でも、情報表示層にて情報を可変表示するために十分なエネルギーを得ることができるようになる。
本発明によれば、アンテナに対して情報が視認される面とは反対側において第1の樹脂層と磁性層に加えて第2の樹脂層においても磁束が通ることができ、それにより、磁束の通り道が増え、情報が視認される面とは反対側の面が金属に近づけられた場合でも、情報表示層にて情報を可変表示するために十分なエネルギーを得ることができるようになる。これにより、非接触通信によって得た電源を用いて情報を可変表示させる構成において、金属に近づけた場合に情報が表示できなくなってしまうことを回避できる。
本発明の情報表示媒体の実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は裏面図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示した電子ペーパーラベルの内部構造を示す図である。 図1及び図2に示した電子ペーパーラベルの作用を説明するための図であり、(a)は電子ペーパーラベルが物品に貼付された状態を示す表面図、(b)は図1及び図2に示した構成から樹脂スペーサを除いた構成における磁束の流れを示す通信部の断面図、(c)は図1及び図2に示した構成における磁束の流れを示す通信部の断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の情報表示媒体の実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は裏面図、(c)は(a)に示したA−A’断面図である。図2は、図1に示した電子ペーパーラベル1の内部構造を示す図である。
本形態は図1に示すように、表示部2と通信部3とが併設されて構成された電子ペーパーラベル1であって、マスクフィルム10と第2の樹脂層となる樹脂スペーサ80との間に、情報表示層となる電子ペーパー30と、バリアフィルム31と、電極基板40と、コントローラ基板20と、緩衝材層60とが挟み込まれて構成されている。
電極基板40は、その表面に14個の表示電極41及びこれに接続された配線42が形成されているとともに、その裏面の全面に導電層となるアルミニウム層50が蒸着されて構成されている。14個の表示電極41は、表示部2にて情報が表示される領域にセグメント形状に形成されており、例えば表示部2にて“00”〜“99”の2桁の数字を表示するためのものである。配線42は、14個の表示電極41のそれぞれに接続されており、表示電極41に電位を付与するためのものである。このように構成された電極基板40は、アルミニウム層50が蒸着された面側を接着面として、樹脂スペーサ80のうち表示部2となる領域上に両面テープ等の粘着層71によって接着されている。
樹脂スペーサ80としては、例えば、非晶質ポリエチレンテレフタレート(A−PET)、結晶性ポリエチレンテレフタレート(C−PET)等のポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、アクリルアミド、セルロースプロピオネート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリテトラフルオロエチレン、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、アクリロニトリルスチレン共重合樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリアセタール、変性ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、環状ポリオレフィン、ポリフェニレンスルフィド、ポリテトラフルロエチレン、ポリスルホン、非晶ポリアリレート、ポリイミド、ポリアミドイミド、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー共重合体、その他アクリル樹脂、アクリルニトリルブタジエンスチレン等が挙げられる。
表示電極41が形成された電極基板40上には、電子ペーパー30が積層されている。電子ペーパー30は、電気泳動タイプや電子粉粒タイプ、エレクトロクロミック等の一般的なものが用いられ、表示電極41とは反対側の面の全面に全面電極となるITO等の透明電極を有している。電子ペーパー30は、この透明電極と表示電極41との間の電位差に応じて、視認される色が変化することで情報を可変表示する。
電極基板40上に積層された電子ペーパー30は、バリアフィルム31で覆われている。
樹脂スペーサ80のうち通信部3となる領域の裏面には、磁性体シートからなる磁性層90が両面テープ等の粘着層72によって接着されている。この磁性層90の材料としては、ポリマーにフェライト粉末や軟磁性体粉末等の透磁性材料を分散した材料や、プラスチックシートに、フェライト粉末や軟磁性体粉末を塗料化した透磁性材料を塗工した材料等が考えられる。ただし、被着体である金属体に流れる磁束ループを少なくし反磁界発生の抑制効果があれば、特に上記材質に限定されない。磁性層90として使用される磁性体シートは、高透磁率のシート状磁性体のことをいい、通常、フェライトが用いられるが、フェライトだけからなるもの、フェライトと絶縁材料などが複合からなるもの、フェライトと絶縁材料、金属化合物の複合からなるもの等がある。また、フェライト粉末の形状は特に限定されない。上記絶縁材料としては、加工性のよい熱可塑性プラスチックを用いたり、あるいは耐熱性のよい熱硬化性プラスチックを用いたりすることができる。上記金属の粉末としては、カーボニル鉄粉末、鉄−パーマロイ等のアトマイズ粉末、還元鉄粉末等が用いられる。絶縁材料を用いて成形する他に、金属粉とフェライト粉の焼結体や圧粉体としてもよい。また、アモルファス磁性体シートも新しい材料として知られている。磁性体シートの厚みは、紙やプラスチックフィルムと同等の厚みのものを使用できる。上記絶縁材料としては、センダスト、フェライト、カーボニル鉄、鉄−パーマロイ等の透磁性材料をニトリルゴム、クロロプレンゴム、シリコーンゴム、ポリウレタンゴム、環化ゴム等のゴム系ポリマー、クロロスルホン化ポリエチレン、エポキシ樹脂、塩素化ポリエチレン等のポリマーに分散したものが多く使用されている。
樹脂スペーサ80のうち通信部3となる領域の磁性層90とは反対側には、緩衝材層60を介してコントローラ基板20が積層されている。
緩衝材層60は、本発明において第1の樹脂層となるものであって、ウレタン発泡材やポリエチレン等の樹脂からなり、粘着層71によって樹脂スペーサ80と接着されている。
コントローラ基板20は、その表面にコイル状のアンテナ21が形成されているとともに、その裏面には、表示制御用IC23及び通信制御用IC22が設けられている。表示制御用IC23及び通信制御用IC22は、コイル状のアンテナ21の内部に対向するように配置されている。また、アンテナ21の両端部にはそれぞれ、コントローラ基板20の表裏貫通したスルーホール28が形成されている。なお、コントローラ基板20においても、基材が樹脂からなるものとすることで本発明の第1の樹脂層となる。すなわち、緩衝を防止する必要がない場合に緩衝材層60を設けなくても、コントローラ基板20によって本発明の第1の樹脂層は存在することになる。
表示制御用IC23は、表示部2にて情報を可変表示させるために電子ペーパー30の透明電極及び表示電極41に印加する電圧を制御するものであって、コントローラ基板20の表示制御用IC23と同一面に形成された配線25の一端に接続されている。通信制御用IC22は、アンテナ21を介しての非接触通信を制御するものであって、コントローラ基板20の通信制御用IC22と同一面に形成された配線27の一端に接続されているとともに、これと同一面に形成された配線26を介して表示制御用IC23と接続されている。また、コントローラ基板20の配線27の他端は、スルーホール28と接続されており、それにより、コントローラ基板20の表面に形成されたアンテナ21とコントローラ基板20の裏面に形成された配線27とが、スルーホール28を介して電気的に導通している。
このように構成されたコントローラ基板20は、緩衝材層60上に、表示制御用IC23及び通信制御用IC22が設けられた面が緩衝材層60に当接するように積層されている。そして、コントローラ基板20の配線25と、電極基板40に形成された配線42とが、異方導電性接着フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)層43によって電気的に接続された状態となっている。このように、コントローラ基板20の配線25が電極基板40に形成された配線42と接続されるため、配線25の本数は、電極基板40に形成された表示電極41の数以上となっており、表示制御用IC23と通信制御用IC22とを接続する配線26の本数よりも多くなっている。また、配線27の本数は、アンテナ21の両端部に接続されたスルーホール28に接続されるものであることから2本となっており、配線25,26よりも少なくなっている。
そして、バリアフィルム31及びコントローラ基板20上にマスクフィルム10が積層されており、コントローラ基板20の配線25と電極基板40の配線42とが電気的に接続された領域が、封止層24によって封止されている。この封止層24は、コントローラ基板20の配線25と電極基板40の配線42とが電気的に接続された領域への水分の侵入を防ぐためのものである。
マスクフィルム10は、表示部2のうち表示電極41に対向する領域に表示窓部11が設けられており、通信部3を含むその他の領域は、その全面が印刷が施された印刷部12となっている。表示窓部11は、表示電極41に対向する領域に設けられているため、電子ペーパー30の色の変化による情報を視認することができる。
上記のように構成された電子ペーパーラベル1においては、電子ペーパー30の透明電極に所定の電圧が印加された状態で、表示窓部11にて表示する情報に応じて表示電極41に2種類の電圧が選択的に印加されることによって電子ペーパー30に電位が付与され、電子ペーパー30がこの電位によって状態が変化し、この状態の変化がマスクフィルム10側から視認された場合に表示窓部11において2色で情報が表示される。この際、電子ペーパー30の透明電極及び表示電極41に電圧を印加するための電源が、アンテナ21を介した非接触通信によって得られる。この電源は、通信制御部22及び表示制御部23を介して電子ペーパー30の透明電極及び表示電極41に供給されることになる。
以下に、上述した電子ペーパーラベル1の作用について説明する。
図3は、図1及び図2に示した電子ペーパーラベル1の作用を説明するための図であり、(a)は電子ペーパーラベル1が物品に貼付された状態を示す表面図、(b)は図1及び図2に示した構成から樹脂スペーサ80を除いた構成における磁束の流れを示す通信部3の断面図、(c)は図1及び図2に示した構成における磁束の流れを示す通信部3の断面図である。なお、図3(b),(c)においては、図1及び図2に示した通信制御用IC22及び表示制御用IC23の図示は省略している。
図1及び図2に示した電子ペーパーラベル1は、例えば図3に示すように、樹脂スペーサ80側を貼付面として物品となる金属プレート4に貼付されることによって取り付けられて使用され、表示窓部11にて情報が表示される。
上述した電子ペーパーラベル1は、金属プレート4とは反対側、すなわち情報が視認される面側に配置されたリーダ/ライタ(不図示)からの磁束6がコイル状のアンテナ21の内部を通過することにより、アンテナ21に電流が流れ、それにより、電源が得られる。そして、アンテナ21にて得られた電源が、通信制御部22及び表示制御部23を介して電子ペーパー30及び表示電極41に供給されることによって、電子ペーパー30に電位が付与されて情報が可変表示される。ここで、図3(b)に示すように、アンテナ21に対して情報が視認される面とは反対側には緩衝材層60が設けられているが、この緩衝材層60の情報が視認される面とは反対側の面に磁性層90が粘着剤72によって接着されていることにより、情報が視認される面とは反対側の面が金属プレート4に貼付された場合でも磁束6が磁性層90を通ることにより磁束6の通り道が確保される。またその際、リーダ/ライタからの磁束6の一部が、図3(b)中破線で示すように緩衝材層60を通ることによっても磁束の通り道が確保され、アンテナ21の通信性能の低下をある程度抑えることができる。
ところが、電子ペーパー30にて情報を可変表示するためには大きなエネルギーが必要であるため、上述したようにアンテナ21に対して情報が視認される面とは反対側に設けられた緩衝材層60に磁性層90が接着された構成とするだけでは、十分なエネルギーを得ることができない場合がある。そこで、図1及び図2に示したように、緩衝材層60に対して情報が視認される面とは反対側に樹脂スペーサ80を設け、磁性層90をこの樹脂スペーサ80に対して情報が視認される面とは反対側に設けることにより、図3(c)中一点鎖線で示すように、リーダ/ライタからの磁束6の一部が樹脂スペーサ80を通ることによっても磁束の通り道が確保され、電子ペーパー30にて情報を可変表示するために十分なエネルギーを得ることができるようになる。
なお、本形態においては、金属プレート4が貼付された状態における作用を例に挙げて説明したが、金属に近づけられた場合にも同様の作用が生じる。その場合においても、金属とは反対側、すなわち情報が視認される面側にリーダ/ライタが配置され、アンテナ21との間にて非接触通信が行われることになる。
また、本形態においては、情報表示層として、電位により情報を可変表示するものとして電子ペーパー30を例に挙げて説明したが、電気泳動表示やエレクトロクロミック等の表示メモリ性を有する電子ペーパーではなく、電位により情報を可変表示するものであれば、液晶または有機EL等の表示メモリ性を有さないものでも構わない。
また、本形態においては、コントローラ基板20の表面、すなわちマスクフィルム10側にアンテナ21が形成されるとともに、コントローラ基板20のそれとは反対側の面に通信制御用IC22及び表示制御用IC23が設けられたものを例に挙げて説明したが、アンテナ21がコントローラ基板20の裏面に形成されるとともに、通信制御用IC22及び表示制御用IC23がコントローラ基板20の表面に設けられていてもよく、さらに、これらが同一面に設けられていてもよい。
1 電子ペーパーラベル
2 表示部
3 通信部
4 金属プレート
6 磁束
10 マスクフィルム
11 表示窓部
12 印刷部
20 コントローラ基板
21 アンテナ
22 通信制御用IC
23 表示制御用IC
24 封止層
25〜27,42 配線
28 スルーホール
30 電子ペーパー
40 電極基板
41 表示電極
43 異方導電性接着フィルム層
50 アルミニウム層
60 緩衝材層
71,72 粘着層
80 樹脂スペーサ
90 磁性層

Claims (1)

  1. 電位により情報を可変表示する情報表示層と、非接触通信によって得た電源を、前記電位を付与するために前記情報表示層に供給するアンテナとを有し、一方の面側から前記情報表示層にて表示される情報が視認される情報表示媒体において、
    前記アンテナに対して前記一方の面とは反対側に設けられた第1の樹脂層と、
    前記第1の樹脂層に対して前記一方の面とは反対側に設けられた第2の樹脂層と、
    前記第2の樹脂層に対して前記一方の面とは反対側に設けられた磁性層とを有することを特徴とする情報表示媒体。
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