JP2014094822A - コンベア間の渡り板装置 - Google Patents
コンベア間の渡り板装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014094822A JP2014094822A JP2012248031A JP2012248031A JP2014094822A JP 2014094822 A JP2014094822 A JP 2014094822A JP 2012248031 A JP2012248031 A JP 2012248031A JP 2012248031 A JP2012248031 A JP 2012248031A JP 2014094822 A JP2014094822 A JP 2014094822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- plate
- downstream
- upstream
- conveyors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Abstract
【解決手段】多列式の上流側コンベアと多列式の下流側コンベアとを直列に接続する接続部に設けられ、上流側コンベアによって搬送されてきた容器を下流側コンベアに受け渡す渡り板装置3であって、上流側コンベアと下流側コンベアとの間に配置され、上流側コンベアによって搬送されてきた容器を下流側コンベアに受け渡す平坦な上面を有する渡り板31と、渡り板31を下方から支持するバネ板からなる支持板32とを備え、渡り板31は多列式のコンベアの搬送方向と直交する方向において多列式のコンベアの一側端から他側端まで延びる梁状部材からなり、梁状部材の断面形状は略逆三角形である。
【選択図】図2
Description
本発明によれば、渡り板は中央部においてバネ板からなる支持板により支持されているため、並列する多数の容器が渡り板に同時に乗ったとしても渡り板の下方への撓みが防止されるとともに渡り板の側方(水平方向)への反りが防止される。なお、渡り板の撓みや反りがわずかに起きても、この撓みや反りはバネ板により復帰する。したがって、多列のコンベアによって多数の容器を並列して搬送する場合においても、渡り板は正常な容器の受け渡し機能を発揮できる。
本発明によれば、容器が渡り板の受渡し面に乗っているときには、容器の一部は上流側コンベアの搬送面及び/又は下流側コンベアの搬送面に乗っていることになり、容器にはコンベアからの搬送力が常に作用する。したがって、先行の容器と後続の容器とが離間している場合であっても、容器は渡り板において上流側コンベアの搬送力及び/又は下流側コンベアの搬送力を利用して前進可能であり、容器は上流側コンベアから下流側コンベアにスムーズに乗り移って連続的に搬送される。
本発明によれば、案内部材は、チェーンを水平方向から斜め下方または斜め下方から水平方向へ案内する曲面を有しており、これら曲面の曲率半径を小さく設定することにより上流側コンベアと下流側コンベアとを近接させて上流側コンベアと下流側コンベアとの間隙を小さくしている。
本発明によれば、案内部材の曲面の曲率半径を小さく設定することにより上流側コンベアと下流側コンベアとを近接させて上流側コンベアと下流側コンベアとの間隙を小さくしている。
本発明の好ましい態様は、前記支持板の材質は、バネ鋼であることを特徴とする。
(1)渡り板は略逆三角形の断面形状を有し且つバネ板からなる支持板により支持されているため、並列する多数の容器が渡り板に同時に乗ったとしても渡り板の下方への撓みおよび側方への反りが防止される。したがって、多列式コンベアにおいて並列して搬送される多数の容器を転倒させることなく上流側コンベアから下流側コンベアにスムーズに乗り移させることができる。
(2)コンベア上で先行の容器と後続の容器とが離間している場合であっても、容器は渡り板上において上流側コンベアの搬送力及び/又は下流側コンベアの搬送力を利用して前進できる。したがって、容器は渡り板上で滞留することなくスムーズに下流側コンベアに乗り移る。
図1は、本発明に係るコンベア間の渡り板装置を備えた搬送装置を示す部分断面立面図である。図1に示すように、搬送装置は、上流側コンベア1と下流側コンベア2とを備えている。上流側コンベア1と下流側コンベア2とは、直列(シリーズ)に接続されており、上流側コンベア1と下流側コンベア2との接続部(突合せ部)には渡り板装置3が設置されている。上流側コンベア1および下流側コンベア2は、多列式のトッププレートチェーンコンベアから構成されている。本発明においては、上流側コンベア1および下流側コンベア2は2列〜45列のコンベアから構成されている。
また、図2に示すように、ノーズバー11,11はチェーン12,12を水平方向から斜め下方(または斜め下方から水平方向)へ案内する曲面を有しており、これら曲面の曲率半径(r)を小さく設定することにより上流側コンベア1と下流側コンベア2とを近接させて上流側コンベア1と下流側コンベア2との間隙を小さくしている。ここで、曲率半径(r)は、2mm〜50mmに設定されている。
図8(a)に示すように、容器5は上流側コンベア1の搬送面1aに載せられて搬送され、上流側コンベア1の下流側端部に到達すると渡り板31の受渡し面31uに乗る。このとき、容器5は上流側コンベア1の搬送面1aと受渡し面31uに跨った状態になる。容器5が更に前進すると、図8(b)に示すように、容器5は上流側コンベア1の搬送面1aと受渡し面31uに乗りつつ、容器5の一部は下流側コンベア2の搬送面2aにも乗る。すなわち、容器5は上流側コンベア1の搬送面1aと受渡し面31uと下流側コンベア2の搬送面2aとに跨った状態になる。そして、容器5が更に前進すると、図8(c)に示すように、容器5は下流側コンベア2の搬送面2aと受け渡し面31uとに跨った状態になり、その後、容器5は下流側コンベア2の搬送面2aに乗り移り、下流側コンベア2のみにより搬送される。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において、種々の異なる形態で実施されてよいことは勿論である。
1a,1c,2a,2c 搬送面
2,102 下流側コンベア
3 渡り板装置
5 容器
11 ノーズバー
12 チェーン
13 スプロケット
14 ターンローラ
31 渡り板
31c 切欠部
31u 上面,受渡し面
31s 両側面
32 支持板
32h 長孔
33 受けブラケット
34,38,39,43,44,46 ボルト
35,42 ナット
36,41 支持部材
36h 長孔
37 ブッシュ
37a 小径部
39a 軸部
40 コンベアフレーム
103 乗り移り部
104 ガイドレール
Claims (8)
- 多列式の上流側コンベアと多列式の下流側コンベアとを直列に接続する接続部に設けられ、上流側コンベアによって搬送されてきた容器を下流側コンベアに受け渡す渡り板装置であって、
前記上流側コンベアと前記下流側コンベアとの間に配置され、前記上流側コンベアによって搬送されてきた容器を前記下流側コンベアに受け渡す平坦な上面を有する渡り板と、
前記渡り板を下方から支持するバネ板からなる支持板とを備え、
前記渡り板は多列式のコンベアの搬送方向と直交する方向において多列式のコンベアの一側端から他側端まで延びる梁状部材からなり、前記梁状部材の断面形状は略逆三角形であることを特徴とするコンベア間の渡り板装置。 - 前記支持板は、前記梁状部材の中央部を支持していることを特徴とする請求項1に記載のコンベア間の渡り板装置。
- 前記渡り板の上面の幅をWとし、搬送対象の容器の直径をDとすると、W=(1/7)D〜(1/2)Dであることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンベア間の渡り板装置。
- 前記上流側コンベアの上流端および前記下流側コンベアの下流端には、チェーンを水平方向から斜め下方または斜め下方から水平方向に案内する案内部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のコンベア間の渡り板装置。
- 前記案内部材は、チェーンを水平方向から斜め下方または斜め下方から水平方向に案内する曲面を有しており、前記曲面の曲率半径は2mm〜50mmであることを特徴とする請求項4に記載のコンベア間の渡り板装置。
- 前記渡り板の材質は、ステンレス鋼であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコンベア間の渡り板装置。
- 前記支持板の材質は、バネ鋼であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコンベア間の渡り板装置。
- 上流側コンベアと下流側コンベアとを直列に接続する接続部に設けられ、上流側コンベアによって搬送されてきた容器を下流側コンベアに受け渡す渡り板装置であって、
前記上流側コンベアと前記下流側コンベアとの間に配置され、前記上流側コンベアによって搬送されてきた容器を前記下流側コンベアに受け渡す平坦な上面を有する渡り板と、
前記渡り板を下方から支持するバネ板からなる支持板とを備え、
前記上流側コンベアおよび前記下流側コンベアは、複数の容器を並列して搬送可能なコンベアであり、
前記渡り板は前記コンベアの搬送方向と直交する方向において前記コンベアの一側端から他側端まで延びる梁状部材からなり、前記梁状部材の断面形状は略逆三角形であることを特徴とするコンベア間の渡り板装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012248031A JP5873418B2 (ja) | 2012-11-12 | 2012-11-12 | コンベア間の渡り板装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012248031A JP5873418B2 (ja) | 2012-11-12 | 2012-11-12 | コンベア間の渡り板装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014094822A true JP2014094822A (ja) | 2014-05-22 |
JP5873418B2 JP5873418B2 (ja) | 2016-03-01 |
Family
ID=50938238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012248031A Active JP5873418B2 (ja) | 2012-11-12 | 2012-11-12 | コンベア間の渡り板装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5873418B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018034848A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 株式会社寺岡精工 | ラベル貼付装置、及び包装装置 |
CN109835675A (zh) * | 2017-11-24 | 2019-06-04 | 江苏中天华宇智能科技有限公司 | 光纤盘的输送装置 |
JP2020132399A (ja) * | 2019-02-22 | 2020-08-31 | Nke株式会社 | コンベヤユニット及び搬送装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH115624A (ja) * | 1997-06-16 | 1999-01-12 | Yamakiyuu Chain Kk | ベルトコンベア間の搬送面形成部材 |
-
2012
- 2012-11-12 JP JP2012248031A patent/JP5873418B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH115624A (ja) * | 1997-06-16 | 1999-01-12 | Yamakiyuu Chain Kk | ベルトコンベア間の搬送面形成部材 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018034848A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 株式会社寺岡精工 | ラベル貼付装置、及び包装装置 |
CN109835675A (zh) * | 2017-11-24 | 2019-06-04 | 江苏中天华宇智能科技有限公司 | 光纤盘的输送装置 |
JP2020132399A (ja) * | 2019-02-22 | 2020-08-31 | Nke株式会社 | コンベヤユニット及び搬送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5873418B2 (ja) | 2016-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3717979B2 (ja) | 小ピッチチェーンコンベヤ用引張転送プレート | |
JP2006315865A (ja) | 方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ | |
JP5873418B2 (ja) | コンベア間の渡り板装置 | |
CN101495390A (zh) | 用于运输带的引导单元 | |
JP2003012144A (ja) | 交差コンベヤチェーン装置 | |
JP2012116661A (ja) | バルク材料輸送用コンベア | |
JP6937592B2 (ja) | コンベヤ装置 | |
JP2008222355A (ja) | 容器整列搬送装置 | |
US9656810B1 (en) | Tilted conveyor systems and related methods | |
JP2005053662A (ja) | 物品の方向変更装置 | |
US2179186A (en) | Belt conveyer | |
US11787643B2 (en) | Diverting equipment | |
JP2016128305A (ja) | 搬送装置 | |
JP2006232545A (ja) | 物品搬送コンベヤ | |
JP2001233447A (ja) | コンベヤ間の受渡部材 | |
JP5992212B2 (ja) | 小型成形品の搬送装置 | |
CN212638992U (zh) | 一种pcb方向矫正机构 | |
JP4324723B2 (ja) | 台車コンベヤ | |
JP2005289585A (ja) | ベルトコンベヤ | |
TWM636639U (zh) | 容器側搭輸送裝置 | |
JP2006044371A (ja) | キャリア型フロアーコンベヤ | |
JP3725806B2 (ja) | 二重ベルトコンベヤの蛇行防止装置 | |
JP4919892B2 (ja) | 搬送装置 | |
JP5756647B2 (ja) | 重量物用搬送装置、及びそれを用いた重量物の搬送方法 | |
JP2021031270A (ja) | 搬送機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151009 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151020 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5873418 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |