JP2014094299A - 飲料のカップ内調製のための装置 - Google Patents

飲料のカップ内調製のための装置 Download PDF

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Abstract

【課題】容器内に供給される飲料濃縮物から、容器へ希釈剤ジェットを供給することにより飲料を調製できるようにする。
【解決手段】容器内に収容される飲料濃縮物から飲料を調製するための飲料製造装置であって、容器13を支持するための支持手段1と、支持手段に対して垂直に配置され、流体ジェットAを容器13内に注入するための少なくとも4つの出口ノズル4を備えるプレート部材2と、出口ノズル4に接続される液体供給手段とを備え、出口ノズル4のうちの少なくとも2つが、流体ジェットA3、A4を容器13の内側壁13bへ向けるようになっており、前記出口ノズル4が垂直線に対して異なる角度で配置され、出口ノズル4のうちの少なくとも2つが、流体ジェットA1、A2を容器の底部13aへ向けるようになっており、前記出口ノズル4が垂直線に対して異なる角度で配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、容器内に供給される食品物質から飲料を調製するための装置およびシステムに関する。特に、本発明は、容器内に供給される飲料濃縮物から、容器へ希釈剤ジェットを供給することにより飲料を調製できるようにするそのような装置に関する。
乾燥粉末などの飲料濃縮物と冷水または熱水などの液体とを混合させることにより飲料を調製することが知られている。その場合、一般に、以下の原理が飲料調製のために適用される。乾燥粉末などの飲料濃縮物がコーヒーカップまたはお茶カップなどの容器内へ導入される。その後、カップは、飲料濃縮物と熱水との相互作用を可能にするために少なくとも水蒸気または水のジェットをカップへ導入する希釈・混合装置の出口の下側に配置される。したがって、飲料濃縮物は、飲料を調製するために熱水によって溶解されて最終的に泡立てられる。しかしながら、上記した原理を使用する既存の飲料調製装置は、飲料濃縮物が完全に希釈されず、濃縮物の残留物が調製された飲料中に存在するという不都合が生じる。これにより、調製された飲料は不均一なものとなり、飲みたいと思わせる外観にはならない。
また、飲料濃縮物を容器へ供給する最中に、濃縮物の一部が容器の内側壁に固着する場合があり、したがって、飲料調製プロセスにおいて濃縮物の一部を完全に溶解させることができない。また、容器に供給される液体中で飲料濃縮物が完全に溶けなければ、飲料の味が意図される飲料の味と異なる場合がある。そのため、特にお茶やコーヒーなどの熱い飲料の飲料調製においては、調製されるべき飲料の濃さおよび濃度をそれぞれ再現できることが望ましく、その場合、飲料の濃度は、容器に供給される飲料濃縮物の量に応じて、それぞれの調製ごとに変化しない。したがって、前述した原理にしたがった飲料調製のための装置であって、容器に供給される飲料濃縮物の量全体を完全に溶解可能な装置が求められている。
欧州特許公開第0060645号明細書は、分配ステーションで液体を容器内へ分配するための装置を提案しており、該装置では、2つ以上のノズルが中心軸の周りに対称に配置され、これらのノズルにはポンプによってリザーバから液体が供給される。その場合、ノズルは、液体が容器の底部に衝突する際に渦巻き作用を引き起こすように垂直線に対して傾斜される。したがって、容器の底部に配置される固体材料を溶解させあるいは分散させるためのカップ内分配を行なうことができる。
従来技術に基づいて、本発明は、ジェット溶解装置によって供給される熱水と混合される容器に供給される食品濃縮物に基づいた効率的な飲料調製を可能にするための装置および方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、コーヒーとミルクとから成る混合飲料、例えばカプチーノまたはラテマキアートを製造するための装置および方法を提供することも目的とする。その場合、異なる食品物質と液体との完全な相互作用を可能にするには、異なる飲料タイプの混合前に、コーヒー飲料がミルク飲料とは別個に調製されるのが好ましい。
本発明は、非常に短い時間で粉末濃縮物を熱水で効果的に溶解して飲料を調製することができる。
また、本発明は、小さい濃密な泡と均一な溶解とを同時に有する魅力的な外観を伴う飲料を製造することができる。
更に、本発明は、調製される飲料のタイプにしたがって異なるタイプの泡品質を有するあるいは更には泡が存在しない異なる飲料を調製することができる。
最後に、本発明は、異なる基本液体飲料(そのうちの1つがコーヒーであることが好ましい)から成る発泡状または非発泡状の複合飲料を限られた時間で調製することができる。
第1の態様において、本発明は、容器内に収容される飲料濃縮物から飲料を調製するための飲料製造装置であって、
容器を支持するための支持手段と、
支持手段に対して垂直に配置され、流体ジェットを容器内に注入するための少なくとも4つの出口ノズルを備えるプレート部材と、出口ノズルに接続される液体供給手段とを備え、出口ノズルのうちの少なくとも2つが、流体ジェットを容器の内側壁へ向けるようになっており、該出口ノズルは垂直線に対して異なる角度(α)でプレート部材に配置され、出口ノズルのうちの少なくとも2つが、流体ジェットを容器の底部へ向けるようになっており、該出口ノズルは垂直線に対して異なる角度(β)でプレート部材に配置される、飲料製造装置に関する。
プレート部材の出口ノズルは、垂直線に対して異なる角度で配置される。容器の底面に垂直な軸線に対して出口ノズルが配置される角度は、−10°〜+10°の値を有することが好ましい。したがって、流体ジェットは、1つの単一の交点に集中されず、容器の異なる点へ加えられる。
2つの流体ジェットは、容器に供給される分配された食品物質を溶解するのに不可欠な力を与えるために容器の底部へ向けられる。他の2つの流体ジェットは、容器に導入された食品物質が容器の側壁に付着するのを避けるために容器の内側壁へ方向付けられる。また、調製中に液体飲料の上端で流れる場合がある溶出が改善される。
特定の実施形態によれば、4つの出口ノズルがリング形状に沿って配置される。
好ましい実施形態では、液体供給手段が出口ノズルに接続される。これらの液体供給手段は、加圧液体を出口ノズルへ供給するようになっていることが好ましい。したがって、液体供給手段は、水リザーバまたは給水栓などの液体供給源に接続されるポンプを備えることが好ましい。
また、液体供給手段は、リザーバによって供給される液体を加熱するのに適したボイラまたはサーモブロックを備えることが好ましい。したがって、加熱された加圧液体が供給手段によって出口ノズルへ供給される。
本発明に係る装置を用いると、飲料濃縮物が導入された容器内へ冷水または熱水などの希釈剤を導入することにより、濃縮物を溶解させて最終的に泡立たせることができる。その場合、飲料濃縮物が乾燥粉末であることが好ましい。
容器内で食品物質を混合することで、更なる混合室は不要となる。また、混合室も飲料機械の他の部分も細菌に影響される流体よって汚染されず、それにより、非常に衛生的な飲料を調製することができる。
好ましい実施形態において、プレート部材の出口ノズルはそれらの直径が異なり、それにより、異なる圧力の流体ジェットが対応する出口ノズルによって噴出される。したがって、異なる種類の飲料が本発明に係る装置によって調製されるように噴出される流体ジェットの圧力を調整することができる。
好ましい実施形態では、本装置は制御手段を更に備える。該制御手段は、液体を液体供給手段から出口ノズルへ選択的に供給するようになっていることが好ましい。
好ましい実施形態において、他の出口ノズルと比べて大きい出口直径の少なくとも1つの更なる出口ノズルがプレート部材に設けられる。そのため、より小さい出口直径のノズルが適用される場合と比べて低圧で多くの量の液体を容器へ供給できる。したがって、装置のユーザの待ち時間が短縮させて飲料の調製が促進される。更に、液体が低圧で注入される場合には、本装置を泡の形成を伴わない飲料を調製するために使用することができ、これは例えばお茶飲料を調製する場合も当てはまる。
好ましい実施形態において、プレート部材は、液体のスプレーを容器へ供給するようになっているスプレーノズルを更に備える。スプレーノズルには、液体供給手段から液体が選択的に供給されるのが好ましい。したがって、スプレーノズルをプレート部材の出口ノズルとは無関係に動作させることができる。スプレーノズルは、カプチーノなどの調製されるべき飲料の上表面に小さい気泡を形成するために使用されるのが好ましい。飲料の上表面で大きい泡が形成されないようにスプレーノズルが効果的に使用されてもよい。これは、ノズルから出されるジェットにより形成される大きい泡とのその相互作用が泡を消失するからである。
装置のプレート部材および支持手段は、相対的に回転移動されおよび/または互いに垂直に移動されるように構成されるのが好ましい。そのため、飲料調製プロセス中、食品物質の溶解または分散が向上される。これは、飲料調製中に、出口ノズルによって噴出される流体ジェットが容器の異なる部分へ方向付けられるからである。また、持ち上げ動作および下降または回転動作のそれぞれに起因して、容器の側壁部に固着する全ての残りの食品物質を洗い流すことができる。
プレート部材は、プレート部材および支持手段の相対的な垂直動作を可能にする持ち上げ手段に接続されるのが好ましい。また、容器支持手段は、垂直線周りでの容器の回転を可能にする回転ドライブに接続されるのが好ましい。その場合、回転ドライブおよび持ち上げ手段を互いに独立に動作させることができる。
装置の支持手段は、プレート部材に対して容器を正しく位置決めするための位置決め手段を備えることが好ましい。特に、出口ノズルにより噴出される流体ジェットを容器の内側壁部および底部に対して正確に位置決めできるようにするために、ノズル出口に対して容器が中心に位置決めされる。
位置決め手段は、容器の下部を取り囲むように支持手段のベース部に接続され得る突出環状フレームであってもよい。支持手段は、容器の異なるサイズおよび形状に合わせて調整できる。したがって、食品濃縮物の溶解または分散を促進させるために、容器を出口ノズルに対して正確に位置決めすることができる。
言うまでもなく、支持手段は、正確な位置決め、特に出口ノズルに対する容器の同心的な位置を可能にするために支持手段と容器との間の相互作用を可能にする任意の手段であってもよい。
例えば、支持手段が該支持手段の中心に配置される磁気手段であってもよく、該磁気手段は、例えば支持手段の磁気手段と相互に作用するために少なくとも一部が強磁性体から形成される専用の容器と相互に作用することができる。それにより、支持手段に対する、つまり出口ノズルに対する容器の同心的な位置決めが容易になる。
本発明に係る装置と共に使用されるべき容器は、円錐台形状を成すことが好ましい。容器の側壁は、ジェットによる混合の性能に影響を及ぼすことなく直線状にすることができる、あるいは傾斜させることができる。容器の側壁は、紙または発泡スチロール製のコーヒーカップに使用されるような従来の様式で僅かに傾けられるのが好ましい。したがって、容器は、容器の対称軸線に対して1〜15度の傾斜側壁を有してもよい。その場合、側壁は真っ直ぐであることが好ましい。すなわち、側壁は、容器の対称軸線に対して同じ角度で一定に傾けられる。しかしながら、側壁が僅かに丸みを帯びていてもよい。すなわち、容器の側壁が凸状または凹状の形状を成していてもよい。容器は50〜300mlの容積を有することが好ましい。
好ましい実施形態において、装置の制御手段は、供給手段から分配される液体の蓄積量に関してプレート部材の出口ノズルへの液体の供給を制御するようになっている状態機械を備える。したがって、供給手段は、分配される液体の蓄積量を飲料調製サイクルごとに検出できる流量計を備えることが好ましい。この実施形態によれば、制御手段は、所定の時間に関してあるいは液体供給手段により供給される液体の蓄積量に関してプレート部材の出口ノズルを開放しあるいは閉塞してもよい。
第2の態様によれば、本発明は、容器内に収容される飲料濃縮物から飲料を調製するための飲料製造装置であって、
容器を支持するための支持手段と、
該支持手段に対して垂直に配置され、流体ジェットを容器内に注入するための少なくとも2つの出口ノズルを備えるプレート部材と、
出口ノズルに接続される液体供給手段と、
を備え、
出口ノズルのうちの少なくとも1つは、流体ジェットを容器の内側壁へ向けるようになっており、
出口ノズルのうちの少なくとも1つは、流体ジェットを容器の底部へ向けるようになっており、
プレート部材は、コーヒーを容器内へ注入するためにコーヒー混合室と接続する出口ノズルを備える、飲料製造装置に関する。
支持手段およびプレート部材は、本発明の第1の態様に係る飲料製造装置の場合と同じ特徴を有することが好ましい。特定の実施形態によれば、プレート部材は、流体ジェットを容器内に注入するための少なくとも4つの出口ノズルを備えることができる。この場合、出口ノズルのうちの少なくとも2つは、流体ジェットを容器の内側壁へ向けるようになっており、該出口ノズルは垂直線に対して異なる角度(α)でプレート部材に配置され、また、出口ノズルのうちの少なくとも2つは、流体ジェットを容器の底部へ向けるようになっており、該出口ノズルは垂直線に対して異なる角度(β)でプレート部材に配置される。
プレート部材は、コーヒーを容器内に注入するためにコーヒー混合室と接続する出口ノズルを備えることができる。該コーヒー混合室は、装置の外側からアクセスできることが好ましい。そのため、液体供給手段によって供給される液体がコーヒー混合室へ供給されるコーヒー抽出物と相互に作用する場合にはコーヒー飲料が調製され、その後、該コーヒー飲料をプレート部材の出口によって容器へ供給することができる。好ましい実施形態によれば、本発明の装置は、コーヒー混合室と接続する出口ノズルを択一的に閉塞、開放、または、制限するための手段も備えることができる。これらの手段は2つの穴を有するプレートであってもよく、一方の穴は、コーヒー混合室と接続する出口ノズルと少なくとも同じ大きさの断面を有し、また、他方の穴は、コーヒー混合室と接続する出口ノズルよりも小さい断面を有する。このプレートは、プレートとコーヒー混合室出口との相対的な動作に加えて2つの穴のうちの1つをコーヒー混合室出口と対向させることができるようにあるいは2つの穴をコーヒー混合室出口と対向させることができないようにプレート部材に対して配置させることができる。この動作は、出口に対するプレートの回転動作または並進摺動動作であってもよい。コーヒー混合室と接続する出口ノズルを択一的に開放、閉塞、または、制限するための手段は、
該手段が閉塞されるときに、混合室内でのコーヒー飲料の製造および保持を可能にする、
該手段が開放されるときに、コーヒー飲料の容器内への供給を可能にする、
該手段が制限されるときに、容器へ供給されるコーヒー飲料の泡立ちを可能にする。実際に、小さい方の穴は、ノズルの出口を制限し、それにより、コーヒー混合室から出るコーヒージェットにせん断力をもたらして、良好なコーヒークレマを形成することができる。
その結果、これらの手段は、複合飲料の調製時間を短くするという課題を解決する。これは、他の飲料が容器内で調製される間に、コーヒーがコーヒー混合室内で調製されて保持されるからである。また、これらの手段は、クレマの層を伴う泡立ちコーヒーまたは泡立ちのないコーヒーを供給することによりコーヒー品質が異なるという課題も解決する。
第3の態様において、本発明は、食品物質から飲料を調製するための方法であって、
a)飲料濃縮物を容器へ供給するステップと、
b)容器に対して垂直に配置されるプレート部材に設けられる出口ノズルにより、少なくとも2つの流体ジェットを容器の内底部へ向けるとともに、少なくとも2つの流体ジェットを容器の内側壁部へ向けるステップとを備え、容器の内底部へ向けられる少なくとも2つの流体ジェットおよび容器の内側壁部へ向けられる少なくとも2つの流体ジェットのそれぞれが垂直線に対して異なる角度(α、β)で配置される、方法に関する。
容器およびプレート部材は、飲料の調製中に互いに対して回転移動されおよび/または垂直に移動されることが好ましい。そのため、流体ジェットが容器の異なる部分へ向けられると、容器へ供給される飲料濃縮物が効果的に溶解または分散される。
また、出口ノズルには、出口ノズルに供給される液体の蓄積量に応じて、液体供給手段から液体が選択的に供給されるのが好ましい。これによれば、例えば、所定の飲料調製段階で特定の出口ノズルを開放または閉塞することができる。これは、例えば、スプレーを容器へ供給する出口ノズルが飲料調製プロセスの最後の所定の一連の時間中に開放されるお茶の調製において有益となり得る。そのため、出口ノズルにより噴出される該スプレーに起因して、飲料の上表面の大きい泡の変形を抑制できる。
また、好ましい実施形態において、出口ノズルは、飲料の調製前に容器の縁部に近づけられる。そのため、飲料の表面に衝突する流体ジェットの圧力が増大するので、飲料の混合が促進される。容器の充填中、該容器が前述したように回転されるのが好ましい。
容器は円錐台形状を有することが好ましい。
第4の態様において、本発明は、飲料濃縮物およびコーヒー抽出物からコーヒーベースの飲料を調製するための方法であって、
a)飲料濃縮物を容器へ供給するステップと、
b)容器に対して垂直に配置されるプレート部材に設けられる出口ノズルにより、少なくとも1つの流体ジェットを容器の内底部へ向けるとともに、少なくとも1つの流体ジェットを容器の内側壁部へ向けるステップと、
を備え、
c)液体供給手段に接続される混合室へコーヒー抽出物を供給する工程、および
d)結果として生じるコーヒー飲料をプレート部材の出口によって容器へ排出する工程、
によってコーヒー飲料を製造するステップを更に備える、方法に関する。
コーヒー抽出物は、液体コーヒー濃縮物または可溶性コーヒー粉末であってもよい。
コーヒー飲料を製造するステップc)は、ステップa)、b)が実施される最中に実施されるのが好ましい。特に、
コーヒー飲料を製造するステップc)の最中に、コーヒー混合室と接続する出口ノズルが閉じられ、
コーヒー飲料を容器へ排出するステップd)の最中に、コーヒー混合室と接続する該出口ノズルが開放されあるいは制限される。
本方法によれば、容器内に導入される飲料原料を出口ノズルを通じて導入される希釈剤を用いて希釈することにより他の飲料が容器内で直接に調製される間にコーヒー混合室内でコーヒー飲料を調製することができる。両方の調製は別個にかつ同時に行なわれ、それは、別個に調製されて最終的に共に混合されなければならない異なる基本飲料から成る複合飲料を調製するための時間を短くするという利点を有する。コーヒー飲料および他のカップ内飲料が調製されたら、コーヒー混合室と接続する出口ノズルを開放できるとともに、コーヒーを容器内に注ぐことができる。これは、ラテマキアートまたはカプチーノなどの混合飲料の調製において特に有益である。なぜなら、異なる飲料濃縮物を1つの単一の混合室内で混合させる必要がないからである。加えて、コーヒー混合室は、コーヒー飲料の調製のみに使用することができるので、細菌の影響を受ける流体の場合のように各飲料調製サイクルの後に洗浄する必要がない。
好ましい実施形態では、ステップb)中、プレート部材に設けられる出口ノズルにより、少なくとも2つの流体ジェットが容器の内底部へ向けられるとともに、少なくとも2つの流体ジェットが容器の内側壁部へ向けられる。この場合、容器の内底部へ向けられる少なくとも2つの流体ジェットおよび容器の内側壁部へ向けられる少なくとも2つの流体ジェットのそれぞれが垂直線に対して異なる角度(α、β)で配置される。
本発明の態様が何であろうと、飲料濃縮物は、ミルクまたはミルクベースの粉末、お茶粉末、および、チョコレートベースの粉末のリストの中で選択されるのが好ましい。
本発明の更なる特徴、利点、および、目的は、本発明の実施形態の以下の詳細な説明を読んで、添付図面の図と併せて解釈されると、当業者に明らかになる。
本発明に係る装置の好ましい実施形態の概略側面図を示している。 本発明に係る装置の他の好ましい実施形態の側面図を示している。 コーヒー混合室の出口および出口ノズルを収容するプレート部材の好ましい実施形態の底面図を示している。 本発明と共に使用されるべき容器の好ましい実施形態の平面図を示しており、出口ノズルおよびコーヒー混合室の出口によって噴出される流体ジェットの衝突点が示されている。 コーヒー混合室を閉塞、開放、あるいは、制限するための手段が明らかな本発明に係る装置の平面図を示している。 コーヒー混合室を閉塞、開放、あるいは、制限するための手段が明らかな本発明に係る装置の底面図を示している。
図1は、本発明に係る装置の好ましい実施形態の概略側面図である。図1から分かるように、プレート部材2が4つの出口ノズル4を備える。また、プレート部材は、該プレート部材に取り付けられるコーヒー混合室5に流体接続する出口3を備える。
プレート部材2は、該プレート部材2の下側に配置される容器へ向けてスプレーA5を注入するようになっているスプレーノズル8を備えることが好ましい。
出口ノズル4、スプレーノズル8、および、混合室5は、装置の液体供給手段6に流体接続している。
液体供給手段は、液体を装置へ供給するのに適した水タンク6a、特にリザーバを備えることが好ましい。なお、リザーバの代わりに、装置は、永続的な液体供給を達成するために給水栓に接続されてもよい。
液体供給手段は、リザーバに接続して液体を水供給手段6のボイラ6cへ供給するポンプ6bを備える。それに関し、ボイラの代わりに、サーモブロックまたは他の適した加熱手段が設けられてもよい。この実施形態によれば、水供給手段は加熱加圧液体を供給するようになっている。
しかしながら、好ましい実施形態では、加熱手段6cを迂回させることにより加圧冷水を出口ノズル4およびスプレーノズル8にそれぞれ供給するためにバイパス水経路(図示せず)が設けられてもよい。
液体供給手段6と出口ノズル4およびスプレーノズル8のそれぞれと混合室5との間の流体接続は、図1に概略的に示される管状部材4a、5a、8aによって達成される。
混合室5と出口ノズル4とスプレーノズル8との間の流体接続内にはバルブ部材23、24、25が配置される。バルブ部材は、液体供給手段から出口ノズル4、スプレーノズル8、または、混合室5への液体の流れが可能または不可能にそれぞれなる開位置および閉位置を少なくとも有する。その場合、バルブ部材23、24、25は、バルブ部材の位置を制御する制御ユニット7に接続されるのが好ましい。したがって、液体を出口ノズル4、スプレーノズル8、および、混合室5へ選択的に供給できる。
しかしながら、1つのバルブ部材、例えばバルブ部材23だけを液体供給手段6と出口ノズル4との間に接続することもできる。その場合、出口ノズル4は、バルブ部材23に接続される単一の管状部材、例えば管状部材4aに流体接続する。管状部材4aは例えばプレート部材2の円形チャンネルに接続されてもよく、該円形チャンネルは異なる出口ノズル4に現れる。出口ノズル4が管状部材4aに流体接続しているため、管状部材4aから出口ノズル4へ液体を分配することができる。
出口ノズル4が流体ジェットを容器13へ方向付けるのに適した任意の手段を備えてもよいことは言うまでもない。出口ノズル4は、プレート部材2からある程度まで突出してもよい。しかしながら、出口ノズルは、例えばプレート部材2に形成される穴など、プレート部材の一体部分として形成されてもよい。穴は、異なる水圧を与えるために異なるサイズを有することができる。
図1から分かるように、出口ノズル4への液体供給により、液体ジェットA2、A4が対応する出口ノズル4から噴出される。その場合、出口ノズルは、プレート部材2の下側の支持手段1上に配置される容器13の底部13aへ流体ジェットA2が向けられるようにプレート部材2に配置されるのが好ましい。また、出口ノズル4のうちの少なくとも1つは、噴出される流体ジェットA4が容器13の側壁部13bに衝突するように配置される。その場合、容器13の底部13aへ向けられる流体ジェットは、好ましくは粉末形態で容器へ供給される食品物質を溶かすために不可欠な力を与える。また、容器の側壁部13bへ向けられる流体ジェットは、食品物質が容器の側壁に固着するのを防止できる。
好ましい実施形態では、出口ノズル4がプレート部材2の所定の位置に配置されるのが好ましい。しかしながら、出口ノズル4の位置を調整するため、つまり、出口ノズルから噴出される流体ジェットの経路を調整するための調整手段が設けられてもよい。
容器13は、出口ノズル4に対して中央に配置されるのが好ましい。これによれば、噴出される流体ジェットは、前述したように容器13の意図される部分へ向けられる。
プレート部材2に対して容器13を正確に位置決めするため、容器の正しい位置へ向けて容器を案内できる位置決め手段9が設けられる。
位置決め手段9は、同心的に配置される環状溝9a、9b、9cを備えることが好ましい。該環状溝内には、好ましくは異なる溝9a、9b、9cに適合するように異なるサイズに調整できる環状リング部材9dが配置されてもよい。そのため、リング部材9dは、支持手段1の上面1aから所定の度合いまで突出する。したがって、本装置と共に使用されるべき容器13のサイズに応じて、ユーザは、プレート部材2に対する容器13の同心的な位置決めを可能にするために、リング部材9dを、設けられた溝9a、9b、9cのうちの1つに嵌り合うように、つまり、容器13の下部を案内するように調整してもよい。
言うまでもなく、位置決め手段は、プレート部材2に対して容器を位置決めする際に装置のユーザをサポートするための任意の手段であってもよい。また、突出するリング部材9dと相互に作用する溝の数は、図に示される数と異なってもよい。
支持手段1は、モータ26に接続される回転・持ち上げ装置27に接続されるのが好ましい。その場合、モータ26は、飲料調製サイクル中に図1に矢印Z1、Z2で示されるような回転・持ち上げ装置27の動作を可能にするために装置の制御ユニット7により制御されるのが好ましい。
図2は、本発明に係る装置の他の好ましい実施形態の側面図に関する。この実施形態では、持ち上げ装置が接続要素29によってプレート部材2に接続され、接続要素29は、プレート部材2の周囲に配置されるとともに、装置のハウジング100内に収容される持ち上げ手段27に接続される。モータ27は、飲料調製サイクル中に矢印Z2で示されるような持ち上げ装置の動作を可能にするために装置の制御ユニット7により制御されるのが好ましい。支持手段1は、モータ26に接続されて容器のその中心軸Cを中心とする回転を可能にする回転装置27に接続されるのが好ましい。その場合、モータ26は、飲料調製サイクル中に矢印Z1で示されるような回転装置27の動作を可能にするために装置の制御ユニット7により制御されるのが好ましい。
図2に示されるように、混合室5は、開口28を備えているので、装置のユーザがアクセスできる。その場合、開口28には、混合室5の開閉を可能にするために蓋(図示せず)が設けられてもよい。混合室5は、円筒状に形成されるのが好ましく、出口3を混合室5の下部に備える。また、混合室5内の高い位置には、管状部材5aによって液体供給手段に流体接続する水注入口5bが配置される。
したがって、コーヒー飲料を調製するために、コーヒー粉末21などのコーヒーベースの濃縮物用量が開口28を用いて混合室5へ供給されてもよい。その後、液体、好ましくは熱い加圧水が混合室5内に導入される。そのため、供給された液体がコーヒー粉末21と相互に作用して、出口3によって混合室5から分配されるコーヒー飲料が形成される。
したがって、コーヒー飲料は、プレート部材2の下側に配置される容器13へ供給される。この場合、出口3はプレート部材2に対して同心的に配置されるのが好ましい。
出口3は、コーヒー粉末21が該粉末21と液体との相互作用前に容器内に落ちるのを防止するために有孔部材3aを備えてもよい。
また、基本的にコーヒーとミルクとから成るカプチーノまたはラテマキアートなどの混合飲料を調製するために、ミルクは、そのカップ内調製により容器内で調製される。
したがって、乾燥粉末などの食品物質が飲料調製前に容器13へ供給されてもよい。その後、流体ジェットA1、A2、A3、A4の形態を成す液体が容器13へ供給されて、容器内の食品物質20が溶解される。
容器13内で飲料を調製するために、プレート部材2は4つの出口ノズル4を備えることが好ましい。この場合、少なくとも2つの出口ノズルA1、A2は、流体ジェットを容器の底部13aへ向けるように配置される。また、好ましくは、出口ノズル4のうちの2つは、流体ジェットA3、A4を容器13の内側壁部13bへ供給するように配置される。そのため、容器13内で食品物質20が効果的に溶解される。
好ましい実施形態において、プレート部材2は、液体を容器へ供給する前に、容器の上縁部13cに近づけられる。そのため、飲料調製中に容器内の液体の表面領域に衝突する流体ジェットの圧力が減少されるので、飲料の混合が促進される。また、流体ジェットと容器13内の液体の表面との衝突に起因する大きい気泡の形成が減少される。
容器13内の液体の充填レベルの増大に伴って、プレート部材2、つまり出口ノズル4を容器13に対して持ち上げることができる。その場合、プレート部材2は、持ち上げ/回転手段27によって容器の中心軸Cを中心に回転されるのが好ましい。これによれば、プレート部材2の出口ノズル4によって噴出される流体ジェットが容器13の異なる部分へ供給されて、飲料の混合が促進される。特に、容器13の側壁部13bへ供給される流体ジェットは、容器13の内周部へ連続的に供給される。そのため、容器13の内側壁部に固着する食品物質の残留物が全て洗い流される。
制御手段7(図1参照)は、出口ノズル4、スプレーノズル8、および、混合室5のそれぞれへの液体供給の制御を可能にする状態機械を備えることが好ましい。したがって、混合飲料の飲料調製中、制御手段7は、最初に、容器へ供給された食品物質を溶解して最終的に泡立たせるために出口ノズル4、つまり容器13へ液体を供給する。その場合、容器に供給される液体の量は、液体供給手段7の液体流路および出口ノズル4内に接続される流量測定装置(図示せず)によって制御されることが好ましい。その場合、ユーザは、装置に設けられるマニュアルインタフェース(図示せず)によって容器13へ分配されるべき液体の量を選択することができ、あるいは、ユーザによって選択される飲料のタイプに見合った量を所定のプログラムにしたがって自動的に分配することができる。
出口ノズル4による容器13への液体供給が停止された後、入口5bによって混合室5へ液体が供給されるようになる。したがって、混合室3に供給された乾燥コーヒー粉末などの任意の食品物質は、供給された液体と相互に作用して、出口3を通じて容器13内へ分配される。入口5bと液体供給手段との間の間には、混合室5に供給される液体の量を制御するために流量測定装置が配置されるのが好ましい。その場合、ユーザは、装置に設けられるマニュアルインタフェース(図示せず)により、混合室5に供給されるべき液体の量を制御でき、あるいは、ユーザによって選択される飲料のタイプに見合った量を所定のプログラムにしたがって自動的に分配することができる。
また、スプレーノズル8には、出口ノズル4への液体供給が制御手段7によってカットされた後に液体が供給されてもよい。そのため、スプレーノズルにより供給される蒸気のスプレーが容器13内の飲料に加えられて、大きな気泡が抑制される。また、蒸気のスプレーは、飲料の表面上の小さい気泡の形成をサポートし、これはカプチーノタイプの飲料にとって特に望ましい。
容器13内で飲料を効率的に混合するために、出口ノズル4、つまり噴出流体ジェットは、垂直線に対して特定の角度α、β(図1参照)で配置される。その場合、角度αは、流体ジェットA1、A2を容器の底部13aへ向けるようになっている出口ノズル4ごとに異なることが好ましい。また、角度βは、流体ジェットA3、A4を容器13の内側壁13bへ向けるようになっている出口ノズル4ごとに異なることが好ましい。好ましい実施形態では、角度α、βが−10〜+10度である。
好ましい実施形態では、第1のノズル4が垂直線Cと平行(β=0)に配置される。また、第2の出口ノズルは垂直線に対してβ=−10°の角度で配置される。更に、第3の出口ノズル4は垂直線に対して3°の角度αで配置される。第4の出口ノズルは10°の角度αで配置される。角度α、βにおける値は、本発明の範囲から逸脱することなく変わってもよい。
好ましい実施形態では、第5の出口ノズル11がプレート部材2に配置され、該ノズルは液体供給手段6に流体接続する。該第5の出口ノズル11は他の出口ノズル4に対して直径が異なることが好ましい。特に、出口ノズル11は、飲料調製サイクル中に低圧で更に多くの量の液体を容器へ供給するために、より大きい直径を有する。したがって、装置のユーザの待ち時間が短縮され、ジェットの発泡力が減少される。出口ノズル4は特にお茶の調製において有用である。
図3は、コーヒー混合室の出口3および出口ノズル4を収容するプレート部材2の好ましい実施形態の底面図である。図から分かるように、出口ノズル4はリング上に周方向に配置されており、また、混合室5の出口3は、ノズル出口4が配置されるリングの中心C1に中心付けられて配置される。
出口ノズル4は同じ出口直径d4を有することが好ましく、それにより同じ圧力の流体ジェットが形成される。出口直径d4は0.2〜0.9mmであることが好ましい。
該出口ノズル4は、プレート部材2の中心C1から同じ距離d1に配置される。該距離d1は30〜60mmであることが好ましい。
スプレーノズル8は、プレート部材2の中心c1から更に短い距離d2で配置されるのが好ましい。その場合、距離d2は20〜50mmであることが好ましい。スプレーノズルは、60〜85°の角度をもって中空円錐状の蒸気スプレーを噴出することが好ましい。スプレーノズルの液体流量は1.5〜3ml/秒であることが好ましい。
出口ノズル11は、出口ノズル4よりも大きい直径d3を有しており、プレート部材2の中心c1から同じ距離d1で配置されるのが好ましい。直径d3は1.5〜4mmであることが好ましい。
プレート部材2の回転速度は0.5〜1.5回転/秒であることが好ましい。より好ましくは、プレート部材の回転速度は0.8〜1.2回転/秒である。
図4は、本発明と共に使用されるべき容器の好ましい実施形態の平面図であり、出口ノズル4によって噴出される流体ジェットA1、A2、A3、A4の衝突点が示されている。
混合室5の出口は、容器13の底部13aの中心C1に合うことが好ましい。また、参照符号A3、A4により示されるように、出口ノズル4により供給される流体ジェットのうちの2つは、容器の側壁部13bに衝突することが好ましい。その場合、流体ジェットA3、A4の衝突点の中心c1からの距離が異なることが好ましい。
また、参照符号A1、A2は、容器13の底部13aに衝突するようになっている出口ノズル4により噴出される2つの流体ジェットの衝突点を示している。その場合、図4に示されるように、中心c1からの衝突点A1、A2の距離は異なることが好ましい。したがって、容器の底部の異なる点には、混合プロセスの向上をもたらす流体ジェットが衝突する。また、プレート部材2の回転に起因して、流体ジェットが容器の軸線Cを中心に連続的に回転しており、それにより、容器内に渦巻き動作が引き起こされる。したがって、調製されるべき飲料の強力な混合が促進される。
参照符号A6は、他の出口ノズルよりも大きい出口直径を有することが好ましい更なるノズル11の衝突点を示している。出口ノズル11は、流体ジェットを容器の側壁部13bへ方向付けるように配置されるのが好ましい。
図5は、出口ノズルおよびスプレーノズルに供給する管状部材4a、5a、8aが接続されるプレート部材2の平面図である。コーヒー混合室5は、その出口がプレートを貫通して現れるようにプレート上に配置される。
図6はプレート部材2の底面図であり、この図には、出口ノズル4、11およびスプレーノズル8がはっきりと見える。コーヒー混合室出口3の下側には、該出口ノズルを閉塞、開放、あるいは、制限するための手段がある。該手段は、コーヒー混合室出口3の断面とほぼ同じ断面を有する穴142と、コーヒー混合室出口3の断面よりも小さい断面を有する制限穴141とが開けられたプレート14から成る。このプレート14は、穴142または制限穴141のいずれかがコーヒー混合室出口3と対向するようにあるいは両方の穴がコーヒー混合室出口3と対向しないように移動させることができる。このプレートをモータ143によって移動させることができ、該モータの切欠き付き歯車が、プレート14に固定される切欠き付きプレート144と組み付けられる。その結果、モータ143は、コーヒー混合室出口を開放、閉塞、あるいは、制限するためにプレートを移動させることができる。
本発明の好ましい実施形態を参照して本発明を説明してきたが、添付の特許請求の範囲により規定される本発明の範囲から逸脱することなく当業者により多くの改良および変更が行なわれてもよい。

Claims (14)

  1. 容器内に収容される飲料濃縮物から飲料を調製するための飲料製造装置であって、
    容器と、
    前記容器(13)を支持するための支持手段(1)と、
    前記支持手段に対して垂直に配置され、流体ジェット(A)を前記容器(13)内に注入するための少なくとも4つの出口ノズル(4)を備えるプレート部材(2)と、
    前記出口ノズル(4)に接続される液体供給手段(6)と、
    を備え、
    前記出口ノズル(4)のうち少なくとも2つが、流体ジェット(A3,A4)を前記容器(13)の内側壁(13b)へ向けるようになっており、前記出口ノズル(4)が前記プレート部材(2)の中心軸(C)に対して異なる角度で配置され、
    前記出口ノズル(4)のうち少なくとも2つが、流体ジェット(A1,A2)を前記容器の底部(13a)へ向けるようになっており、前記出口ノズル(4)が前記プレート部材(2)の中心軸(C)に対して異なる角度(β)で配置される、飲料製造装置。
  2. 前記プレート部材(2)が、スプレーを前記容器(13)へ供給するようになっているスプレーノズル(8)を更に備える、請求項1に記載の飲料製造装置。
  3. 前記角度(α、β)が、−10°〜+10°の値である、請求項1または2に記載の飲料製造装置。
  4. 前記プレート部材(2)および前記支持手段(1)が、相対的に回転移動され、さらに/または、互いに垂直に移動されるように構成される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の飲料製造装置。
  5. 前記支持手段(1)が、前記容器を前記プレート部材に対して中心に位置決めできるようにするための位置決め手段(9)を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の飲料製造装置。
  6. 前記位置決め手段(9)は、前記支持手段(1)の上面(1a)から突出し、異なる容器サイズに適合する、環状リング部材(9d)を備える、請求項5に記載の飲料製造装置。
  7. 前記プレート部材(2)は、コーヒーを前記容器(13)に注入する為に、コーヒー混合室(5)に接続された出口ノズル(3)を備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の飲料製造装置。
  8. 前記装置は、更に制御手段(7)を備え、前記制御手段は、状態機械を備え、前記状態機械は、前記供給手段(6)から分配される液体の蓄積量に関して、前記混合室(5)と前記プレート部材(2)の前記出口ノズル(4)への液体供給を制御するようになっている、請求項7に記載の飲料製造装置。
  9. 食糧物質から飲料を調製するための方法であって、
    飲料濃縮物(20)を容器(13)へ供給するステップと、
    前記容器(13)に対して垂直に配置されるプレート部材(2)に設けられる出口ノズル(4)により、少なくとも2つの流体ジェット(A1,A2)を前記容器の内底部(13a)へ向けるとともに、少なくとも2つの流体ジェット(A3,A4)を前記容器の内側壁部(13b)へ向けるステップと、
    を備え、
    前記容器の内底部(13a)へ向けられる前記少なくとも2つの流体ジェット(A1,A2)および前記容器の内側壁部(13a)へ向けられる少なくとも2つの流体ジェット(A3,A4)のそれぞれが、前記プレート部材(2)の中心軸(C)に対して異なる角度(α、β)で配置され、前記方法は、
    前記飲料の調製中に、前記容器(13)及び前記プレート部材(2)を互いに対して垂直に移動させるステップを更に備える、方法。
  10. 液体供給手段(6)に接続される混合室(5)へコーヒー抽出物又はコーヒー粉末(21)を供給し、結果として生じるコーヒー飲料を前記プレート部材(2)の出口ノズル(3)によって前記容器(13)へ排出するステップを更に備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記飲料の調製中に前記容器(13)及び前記プレート部材(2)が互いに対して回転移動される、請求項9又は10に記載の方法。
  12. 前記飲料の調製前に前記プレート部材(2)が前記容器(13)の縁部(13c)に近づけられ、前記容器の充填中に前記容器(13)が回転される、請求項9〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記飲料濃縮物は、ミルクまたはミルクベースの粉末、お茶粉末、および、チョコレートベースの粉末のリストの中で選択される、請求項9〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記容器が円錐台形状を有する、請求項9〜13のいずれか一項に記載の方法。
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