JP2014094125A - 薬剤収納カセットと、それを装着する薬剤払出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】薬剤収納カセットと、それを装着する薬剤払出装置に関するもので、薬剤は適切に払いだせるようにすることを目的とする。
【解決手段】搬送手段16は、カセット本体15の長手方向両側において、薬剤10を薬剤払出機構13側に搬送する搬送ベルト17と、搬送ベルト17の裏面側が摺動するベルト支持面18とを有している。また、ベルト支持面18の内周面は、搬送ベルト17の内周面よりも外方に配置したので、薬剤10は、搬送ベルト17に載置された状態で搬送されることになる。このため、前方の薬剤10と後方の薬剤10の一部が重なることはなく、その結果として、薬剤10は適切に払いだせるようになるのである。
【選択図】図14
【解決手段】搬送手段16は、カセット本体15の長手方向両側において、薬剤10を薬剤払出機構13側に搬送する搬送ベルト17と、搬送ベルト17の裏面側が摺動するベルト支持面18とを有している。また、ベルト支持面18の内周面は、搬送ベルト17の内周面よりも外方に配置したので、薬剤10は、搬送ベルト17に載置された状態で搬送されることになる。このため、前方の薬剤10と後方の薬剤10の一部が重なることはなく、その結果として、薬剤10は適切に払いだせるようになるのである。
【選択図】図14
Description
本発明は、例えば、病院業務の効率化を図るための薬剤収納カセットと、それを装着する薬剤払出装置に関するものである。
従来のこの種、薬剤収納カセットは、一端側に薬剤払出機構、他端側に引出操作部を有する上面が開口した長方形状のカセット本体と、このカセット本体内において、このカセット本体内に収納された薬剤を前記薬剤払出機構側に搬送する搬送手段とを備え、前記搬送手段は、前記カセット本体の長手方向の中央において、薬剤を薬剤払出機構側に搬送する搬送ベルトを有する構成となっている(たとえば、下記特許文献1)。
上記従来の薬剤収納カセットは、カセット本体内の長手方向に並べた筒状の薬剤を、搬送ベルトで転動させることにより、薬剤払出機構側に搬送する構成となっているが、このように、筒状薬剤の中央部を搬送ベルトで転動させる構成とすると、転動時に、薬剤が傾きながら薬剤払出機構側に搬送されることになる。
つまり、後方の薬剤の一端側が前方の薬剤の一端側に当接し、その結果として、前方の薬剤、及び後方の薬剤が、スムーズに転動しなくなり、これにより、薬剤がカセット本体内で詰まった状態となり、結果的に、薬剤が適切に払い出されなくなるのであった。
そこで本発明は、薬剤が適切に払い出されるようにすることを目的とするものである。
そこで本発明は、薬剤が適切に払い出されるようにすることを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明の薬剤収納カセットは、一端側に薬剤払出機構、他端側に引出操作部を有する上面が開口した長方形状のカセット本体と、このカセット本体内において、このカセット本体内に収納された薬剤を前記薬剤払出機構側に搬送する搬送手段とを備え、前記搬送手段は、前記カセット本体の長手方向両側において、薬剤を薬剤払出機構側に搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトの裏面側が摺動するベルト支持面とを有し、前記ベルト支持面の内周面は、前記搬送ベルトの内周面よりも外方に配置した構成とし、これにより、所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明の薬剤収納カセットは、一端側に薬剤払出機構、他端側に引出操作部を有する上面が開口した長方形状のカセット本体と、このカセット本体内において、このカセット本体内に収納された薬剤を前記薬剤払出機構側に搬送する搬送手段とを備え、前記搬送手段は、前記カセット本体の長手方向両側において、薬剤を薬剤払出機構側に搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトの裏面側が摺動するベルト支持面とを有し、前記ベルト支持面の内周面は、前記搬送ベルトの内周面よりも外方に配置したので、薬剤が適切に払い出されるようになる。
すなわち、本発明においては、前記搬送手段が、前記カセット本体の長手方向両側において、薬剤を薬剤払出機構側に搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトの裏面側が摺動するベルト支持面とを有し、前記ベルト支持面の内周面は、前記搬送ベルトの内周面よりも外方に配置したので、薬剤は、搬送ベルトに載置された状態で搬送されることになる。このため、前方の薬剤と後方の薬剤の一部が重なることはなく、その結果として、薬剤は適切に払いだせるようになるのである。
また、前記ベルト支持面の内周面を、前記搬送ベルトの内周面よりも外方に配置したので、薬剤が、搬送ベルトに載置された状態で搬送される際に、ベルト支持面の内周面に当接することもなく、この結果からも、前方の薬剤と後方の薬剤の一部が重なることはなく、結論として、薬剤は適切に払いだせるようになるのである。
すなわち、本発明においては、前記搬送手段が、前記カセット本体の長手方向両側において、薬剤を薬剤払出機構側に搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトの裏面側が摺動するベルト支持面とを有し、前記ベルト支持面の内周面は、前記搬送ベルトの内周面よりも外方に配置したので、薬剤は、搬送ベルトに載置された状態で搬送されることになる。このため、前方の薬剤と後方の薬剤の一部が重なることはなく、その結果として、薬剤は適切に払いだせるようになるのである。
また、前記ベルト支持面の内周面を、前記搬送ベルトの内周面よりも外方に配置したので、薬剤が、搬送ベルトに載置された状態で搬送される際に、ベルト支持面の内周面に当接することもなく、この結果からも、前方の薬剤と後方の薬剤の一部が重なることはなく、結論として、薬剤は適切に払いだせるようになるのである。
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施の形態1を図面とともに詳細に説明する。
以下に、本発明の実施の形態1を図面とともに詳細に説明する。
図1において、1は薬剤払出装置の本体ケースで、その前扉2を、図2のごとく開放すれば、その部分に複数のカセット装着口3が設けられ、このカセット装着口3には、薬剤収納カセット4が装着されている。
前記薬剤払出装置は、その本体ケース1の左側に、図1に示すごとく、薬剤を払い出すための空のトレイ5を保管する保管部6が設けられ、また、本体ケース1の右側に、払いだされた薬剤が収納されたトレイ5を保管する保管部7が設けられている。
つまり、保管部6に保管されていたトレイ5は、図3のごとく、カセット装着口3の下部に移送され、ここで、薬剤収納カセット4に収納されていた薬剤が投入され、その後、 図1に示すごとく、保管部7にて収納される。具体的には、トレイ5は、上述のごとく、カセット装着口3の下部に移送され、ここで、待機した状態となっている。この状態において、処方箋によって指示された薬剤を保管した薬剤収納カセット4の背面側に、図3の取出ヘッド8が移動し、この取出ヘッド8により取り出された薬剤が、この取出ヘッド8が下降することで、トレイ5に投入されるのである。
図4は、前記取出ヘッド8による薬剤の取り出し部分を示すものであるが、この部分は、よく知られた構成であるので、説明の煩雑化をさけるため、簡単に説明する。
つまり、薬剤収納カセット4の取出レバー(駆動レバーの一例)9を取出ヘッド8の操作部12で操作すると、図4に示すように、薬剤収納カセット4内の薬剤10が取り出され、次に、収納ポケット11内に保管される。
そして、この収納ポケット11内に保管された薬剤10が、図3に示すように、下方にてトレイ5内に投入されるようになっているのである。
さて、本実施形態の薬剤収納カセット4は、図2のごとく、カセット装着口3に対して、挿入と引き出しができるようになっているが、具体的には、図5以降に示す構成となっている。
すなわち、この薬剤収納カセット4は、図5、図6に示すように、一端側に薬剤払出機構13(上記取出レバー9は、その一構成部品)、他端側に引出操作部14を有する上面が開口した長方形状のカセット本体15と、このカセット本体15内において、このカセット本体15内に収納された薬剤10を薬剤払出機構13側に搬送する搬送手段16とを備えた構成となっている。
また、前記搬送手段16は、図5〜図8に示すごとく、前記カセット本体15の長手方向両側において、薬剤10を薬剤払出機構13側に搬送する搬送ベルト17と、この搬送ベルト17の裏面側が摺動するベルト支持面18とを有し、前記ベルト支持面18の内周面は、特に、図8に示すごとく、前記搬送ベルト17の内周面よりも外方に配置した構成となっている。
また、搬送手段16は、図6に示すごとく、カセット本体15の長手方向両側の一端側に設けた駆動ローラ19と、前記カセット本体15の長手方向両側の他端側に設けた従動ローラ20と、これら駆動ローラ19、及び従動ローラ20間に橋架した搬送ベルト17と、前記駆動ローラ19に係合させた取出レバー(駆動レバーの一例)9とにより構成されている。
また、本実施形態においては、この取出レバー(駆動レバーの一例)9と前記駆動ローラ19間には、図17に示すワンウエイクラッチ21を介在させている。
このワンウエイクラッチ21は、よく知られた構成であるので、説明の煩雑化を避けるために、簡単に説明すると、取出レバー(駆動レバーの一例)9が、取出ヘッド8の操作部12で下方に押し下げられると、駆動ローラ19を、図17の右側からみて、反時計方向に回動させる構成となっている。
このワンウエイクラッチ21は、よく知られた構成であるので、説明の煩雑化を避けるために、簡単に説明すると、取出レバー(駆動レバーの一例)9が、取出ヘッド8の操作部12で下方に押し下げられると、駆動ローラ19を、図17の右側からみて、反時計方向に回動させる構成となっている。
また、取出レバー(駆動レバーの一例)9が、上昇する時には、この取出レバー(駆動レバーの一例)9によって駆動ローラ19は、駆動力が伝達されず、いわゆる空回の状態となる。つまり、駆動ローラ19を取出レバー(駆動レバーの一例)9によって、断続的に操作することにより、搬送ベルト17を図6における右側から左側方向へと移動させ、これにより、薬剤10を薬剤払出機構13側へと搬送する構成となっているのである。
前記薬剤10は、図9〜図11に示すように、中部は円筒状となり、両側は扁平状となっており、この両側部分が上述のごとく、搬送ベルト17に載せられた状態で薬剤払出機構13側へと搬送されるようになっている。
以上の説明により、取出ヘッド8の操作部12より、薬剤払出機構13の取出レバー(駆動レバーの一例)9を操作することで、薬剤10を薬剤払出機構13側へと搬送することが理解されたところで、以下、各部について詳細に説明する。
まず、薬剤払出機構13の取出レバー(駆動レバーの一例)9は、図12〜図20に示すように、カセット本体15に対して、軸22により軸支されている。また、図13に示すように、この取出レバー(駆動レバーの一例)9と、カセット本体15間には、バネ23が橋架されており、これにより、取出レバー(駆動レバーの一例)9は、図13において、上方(図13における反時計方向)に付勢された状態となっている。
また、この取出レバー(駆動レバーの一例)9は、これら図12〜図18に示すように、軸22の前方側(取出ヘッド8側)において、この軸22と平行部分9aと、この平行部分9aの両側において、後方側(駆動ローラ19側)へと延長し、前記軸22によって、カセット本体15に軸支させた側方部分9bと、この側方部分9bに設けた前記取出ヘッド8の操作部12で操作する操作部分9cと、前記平行部分9aから軸22の上方で、駆動ローラ19側へと延長した一時停止体9dとにより構成されている。
また、図14に示すように、カセット本体15の底部で、軸22と、駆動ローラ19の駆動軸24の間部分には、図15に示す薬剤持ち上げレバー25が設けられている。この薬剤持ち上げレバー25は、軸26によって中部が軸支され、その一端側が、一時停止体9dによって、下方に押さえられると、他端側が駆動ローラ19の内側において、駆動ローラ19の下面、更に搬送ベルト17より上に持ち上げられる構成となっている。
なお、一時停止体9dの前方側(取出ヘッド8側)には、薬剤10を一時的に停止し、次に、取出ヘッド8の収納ポケット11に転動させるための一時停止ガイド27が本体ケース1に固定されている。
以下、本実施形態における動作説明を行う。
まず、図5、図6に示すように、本実施形態におけるカセット本体15内の長手方向両側には、このカセット本体15の長手方向両側の搬送ベルト17よりも外側に、筒状の薬剤10を搬送ベルト17上に所定間隔で配置する配置補助部材28を、複数個所定間隔で配置している。
このため、図2に示すごとく、カセット装着口3からカセット本体15を抜き出した状態で、配置補助部材28によって薬剤10を搬送ベルト17上に所定間隔で配置する。
なお、この配置補助部材28は、図7、図8に示すように、搬送ベルト17上に、所定間隔離した状態で配置されているので、この配置補助部材28によって薬剤10は搬送ベルト17上に載置された状態では、その両側扁平部分は、配置補助部材28には、触れない状態となっている。
なお、この配置補助部材28は、図7、図8に示すように、搬送ベルト17上に、所定間隔離した状態で配置されているので、この配置補助部材28によって薬剤10は搬送ベルト17上に載置された状態では、その両側扁平部分は、配置補助部材28には、触れない状態となっている。
そして、このカセット本体15をカセット装着口3に挿入し、前扉2を、図1のごとく閉じて動作を行わせる。この時、処方箋によって指示された薬剤10が、取出ヘッド8により取り出され、次に、この取り出された薬剤10が、この取出ヘッド8が下降することで、トレイ5に投入される。
この点について、詳細に説明すると、取出ヘッド8の操作部12が、図21、図22のごとく、取出レバー(駆動レバーの一例)9の操作部分9cを下方に押し下げると、ワンウエイクラッチ21、駆動軸24を介して、駆動ローラ19が、図22における反時計方向に回転させられる(なお、図21は、構成を理解するために薬剤10は図示しておらず、また、図22では、薬剤持ち上げレバー25を図示していない)。
その結果、図25、図26の状態から、搬送ベルト17によって、図27、図28、図29に示すように、薬剤10は、前方(取出ヘッド8側)へと搬送され、また、最も前方側の薬剤10は、取出レバー(駆動レバーの一例)9の一時停止体9dが、上昇していることで、この一時停止体9dに当接し、一時停止状態となっている。この時、薬剤持ち上げレバー25は、搬送ベルト17、及び駆動ローラ19より下方に下がった状態となっている。
次に、取出ヘッド8の操作部12が、取出レバー(駆動レバーの一例)9の操作部分9cによる操作が解除された状態では、取出レバー(駆動レバーの一例)9は、図13のバネ23によって持ち上げられ、その結果、図23、図24、図30、図31のごとく、取出レバー(駆動レバーの一例)9の一時停止体9dが、下方へと下がった状態になる(図23では、動作を理解をしやすくするために薬剤10は図示せず)。
すると、薬剤持ち上げレバー25は、一時停止体9dによって、その一端側が押し下げられ、他端側が押し上げられ、これによって、薬剤持ち上げレバー25は、搬送ベルト17、及び駆動ローラ19の下面より上方に上昇し、その結果として、最前列の薬剤10を搬送ベルト17より上方に持ち上げ、次に、この薬剤持ち上げレバー25自体に設けた図15に示す傾斜部25aによって、図32に示すように、前方へと排出することになる。この状態においては、前方に、一時停止ガイド27が存在しているので、薬剤10は、ここで一時的に停止させられた状態となっている。
つまり、一時停止体9dは、取出レバー(駆動レバーの一例)9の非駆動時には、前記駆動ローラ19の上面よりも下方に配置し、かつ、前記取出レバー(駆動レバーの一例)9の駆動時には、前記薬剤持ち上げレバー25を駆動ローラ19の下面の上方に移動させる構成としているのである。
そして次に、取出レバー(駆動レバーの一例)9が、取出ヘッド8の操作部12により、下方へと操作されると、図33のごとく、前方下方へと薬剤10が転動し、その結果として、上述のごとく、取出ヘッド8の収納ポケット11内へと転動され、その後は、取出ヘッド8により、トレイ5へと払出が行われるようになっている。
以上のごとく、本実施形態においては、前記搬送手段16が、前記カセット本体15の長手方向両側において、薬剤10を薬剤払出機構13側に搬送する搬送ベルト17と、この搬送ベルト17の裏面側が摺動するベルト支持面18とを有している。
以上のごとく、本実施形態においては、前記搬送手段16が、前記カセット本体15の長手方向両側において、薬剤10を薬剤払出機構13側に搬送する搬送ベルト17と、この搬送ベルト17の裏面側が摺動するベルト支持面18とを有している。
また、図8に示すように、前記ベルト支持面18の内周面は、前記搬送ベルト17の内周面よりも外方に配置したので、薬剤10は、搬送ベルト17に載置された状態で搬送されることになる。このため、前方の薬剤10と後方の薬剤10の一部が重なることはなく、その結果として、薬剤10は適切に払いだせるようになるのである。
また、前記ベルト支持面18の内周面を、前記搬送ベルト17の内周面よりも外方に配置したので、薬剤10が、搬送ベルト17に載置された状態で搬送される際に、ベルト支持面18の内周面に当接することもなく、この結果からも、前方の薬剤10と後方の薬剤10の一部が重なることはなく、結論として、薬剤10は適切に払いだせるようになるのである。
図34、図35は、本発明の他の実施形態を示し、この実施形態では、カセット本体4の長手方向両側の搬送ベルト7よりも外側に、薬剤10を搬送ベルト17上に所定間隔で配置する配置補助部材29を、着脱自在に配置する構成としている。
この配置補助部材29は、図35に示すごとく、枠状の配置補助体30に所定間隔で複数個配置したものであり、この構成により、上述のごとく、配置補助部材29がカセット本体4の長手方向両側の搬送ベルト7よりも外側に、薬剤10を搬送ベルト17上に所定間隔で配置する配置補助部材29を、着脱自在に配置する構成となる。
以上のように本発明の薬剤収納カセットは、前記搬送手段が、前記カセット本体の長手方向両側において、薬剤を薬剤払出機構側に搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトの裏面側が摺動するベルト支持面とを有し、前記ベルト支持面の内周面は、前記搬送ベルトの内周面よりも外方に配置したので、薬剤は、搬送ベルトに載置された状態で搬送されることになる。このため、前方の薬剤と後方の薬剤の一部が重なることはなく、その結果として、薬剤は適切に払いだせるようになるのである。
また、前記ベルト支持面の内周面を、前記搬送ベルトの内周面よりも外方に配置したので、薬剤が、搬送ベルトに載置された状態で搬送される際に、ベルト支持面の内周面に当接することもなく、この結果からも、前方の薬剤と後方の薬剤の一部が重なることはなく、結論として、薬剤は適切に払いだせるようになるのである。
従って、病院などで活用される薬剤収納カセットと、それを装着する薬剤払出装置としての活用が期待される。
従って、病院などで活用される薬剤収納カセットと、それを装着する薬剤払出装置としての活用が期待される。
1 本体ケース
2 前扉
3 カセット装着口
4 薬剤収納カセット
5 トレイ
6 保管部
7 保管部
8 取出ヘッド
9 取出レバー(駆動レバーの一例)
9a 平行部分
9b 側方部分
9c 操作部分
9d 一時停止体
10 薬剤
11 収納ポケット
12 操作部
13 薬剤払出機構
14 引出操作部
15 カセット本体
16 搬送手段
17 搬送ベルト
18 ベルト支持面
19 駆動ローラ
20 従動ローラ
21 ワンウエイクラッチ
22 軸
23 バネ
24 駆動軸
25 薬剤持ち上げレバー
25a 傾斜部
26 軸
27 一時停止ガイド
28 配置補助部材
29 配置補助部材
30 配置補助体
2 前扉
3 カセット装着口
4 薬剤収納カセット
5 トレイ
6 保管部
7 保管部
8 取出ヘッド
9 取出レバー(駆動レバーの一例)
9a 平行部分
9b 側方部分
9c 操作部分
9d 一時停止体
10 薬剤
11 収納ポケット
12 操作部
13 薬剤払出機構
14 引出操作部
15 カセット本体
16 搬送手段
17 搬送ベルト
18 ベルト支持面
19 駆動ローラ
20 従動ローラ
21 ワンウエイクラッチ
22 軸
23 バネ
24 駆動軸
25 薬剤持ち上げレバー
25a 傾斜部
26 軸
27 一時停止ガイド
28 配置補助部材
29 配置補助部材
30 配置補助体
Claims (10)
- 一端側に薬剤払出機構、他端側に引出操作部を有する上面が開口した長方形状のカセット本体と、このカセット本体内において、このカセット本体内に収納された薬剤を前記薬剤払出機構側に搬送する搬送手段とを備え、前記搬送手段は、前記カセット本体の長手方向両側において、薬剤を薬剤払出機構側に搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトの裏面側が摺動するベルト支持面とを有し、前記ベルト支持面の内周面は、前記搬送ベルトの内周面よりも外方に配置した薬剤収納カセット。
- 搬送手段は、カセット本体の長手方向両側の一端側に設けた駆動ローラと、前記カセット本体の長手方向両側の他端側に設けた従動ローラと、これら駆動ローラ、及び従動ローラ間に橋架した搬送ベルトと、前記駆動ローラに係合させた駆動レバーとにより構成した請求項1に記載の薬剤収納カセット。
- 搬送手段は、カセット本体の長手方向両側の一端側に設けた駆動ローラと、前記カセット本体の長手方向両側の他端側に設けた従動ローラと、これら駆動ローラ、及び従動ローラ間に橋架した搬送ベルトと、前記駆動ローラに係合させた駆動レバーと、この駆動レバーと前記駆動ローラ間に介在させたワンウエイクラッチとにより構成した請求項1に記載の薬剤収納カセット。
- 搬送手段は、カセット本体の長手方向両側の一端側に設けた駆動ローラと、前記カセット本体の長手方向両側の他端側に設けた従動ローラと、これら駆動ローラ、及び従動ローラ間に橋架した搬送ベルトと、前記駆動ローラに係合させた駆動レバーと、この駆動レバーと前記駆動ローラ間に介在させたワンウエイクラッチと、前記両側の駆動ローラ間に設けた駆動軸と、この駆動軸よりもカセット本体の一端側に設けられるとともに、前記駆動レバーに連結した一時停止体とにより構成し、前記一時停止体は、駆動レバーの非駆動時には、前記駆動軸よりも下方に配置した請求項1に記載の薬剤収納カセット。
- 搬送手段は、カセット本体の長手方向両側の一端側に設けた駆動ローラと、前記カセット本体の長手方向両側の他端側に設けた従動ローラと、これら駆動ローラ、及び従動ローラ間に橋架した搬送ベルトと、前記駆動ローラに係合させた駆動レバーと、この駆動レバーと前記駆動ローラ間に介在させたワンウエイクラッチと、前記両側の駆動ローラ間に設けた駆動軸と、この駆動軸よりもカセット本体の一端側に設けられるとともに、前記駆動レバーに連結した一時停止体と、この一時停止体の両側に配置した薬剤持ち上げレバーとにより構成し、前記一時停止体は、前記駆動レバーの非駆動時には、前記駆動ローラの上面よりも下方に配置し、かつ、前記駆動レバーの駆動時には、前記薬剤持ち上げレバーを前記駆動ローラの下面の上方に移動させる構成とした請求項1に記載の薬剤収納カセット。
- カセット本体の長手方向両側の搬送ベルトよりも外側に、薬剤を搬送ベルト上に所定間隔で配置する配置補助部材を配置した請求項1〜5のいずれか一つに記載の薬剤収納カセット。
- カセット本体の長手方向両側の搬送ベルトよりも外側に、薬剤を搬送ベルト上に所定間隔で配置する配置補助部材を複数配置した請求項6に記載の薬剤収納カセット。
- カセット本体の長手方向両側の搬送ベルトよりも外側に、薬剤を搬送ベルト上に所定間隔で配置する配置補助部材を、着脱自在に配置した請求項1〜5のいずれか一つに記載の薬剤収納カセット。
- カセット本体の長手方向両側の搬送ベルトよりも外側に、薬剤を搬送ベルト上に所定間隔で配置する配置補助体を着脱自在に配置し、この配置補助体は、複数の配置補助部材を有する請求項8に記載の薬剤収納カセット。
- 請求項1から9のいずれか一つに記載の薬剤収納カセットが引き出し自在に装着されるカセット装着口を設けた薬剤払出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012247074A JP2014094125A (ja) | 2012-11-09 | 2012-11-09 | 薬剤収納カセットと、それを装着する薬剤払出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012247074A JP2014094125A (ja) | 2012-11-09 | 2012-11-09 | 薬剤収納カセットと、それを装着する薬剤払出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014094125A true JP2014094125A (ja) | 2014-05-22 |
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ID=50937766
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012247074A Pending JP2014094125A (ja) | 2012-11-09 | 2012-11-09 | 薬剤収納カセットと、それを装着する薬剤払出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014094125A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015223281A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 | 薬品払出ユニットと、それを備えた薬品払出装置および薬品払出方法 |
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2012
- 2012-11-09 JP JP2012247074A patent/JP2014094125A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015223281A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 | 薬品払出ユニットと、それを備えた薬品払出装置および薬品払出方法 |
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