JP2014094077A - 電気炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電気炊飯器において、撹拌羽根や撹拌アームを設けることなく、自動的な洗米・撹拌を可能とする。
【解決手段】この発明の課題解決手段は、米等を収容する内鍋と、この内鍋を収容する内鍋収容口および内鍋加熱手段を有する炊飯器本体と、この炊飯器本体の上記内鍋収容口の上部に開閉可能に設けられた蓋体と、上記内鍋加熱手段による内鍋の加熱状態を制御する内鍋加熱制御手段とを備え、炊飯又は調理を実行するようにしてなる電気炊飯器において、上記蓋体側から上記内鍋内に送風する所定の送風手段を設け、該送風手段からの風によって内鍋内の水を旋回させることにより、撹拌羽根や撹拌アームを設けることなく、自動的な洗米・撹拌を可能とした。
【選択図】 図1
【解決手段】この発明の課題解決手段は、米等を収容する内鍋と、この内鍋を収容する内鍋収容口および内鍋加熱手段を有する炊飯器本体と、この炊飯器本体の上記内鍋収容口の上部に開閉可能に設けられた蓋体と、上記内鍋加熱手段による内鍋の加熱状態を制御する内鍋加熱制御手段とを備え、炊飯又は調理を実行するようにしてなる電気炊飯器において、上記蓋体側から上記内鍋内に送風する所定の送風手段を設け、該送風手段からの風によって内鍋内の水を旋回させることにより、撹拌羽根や撹拌アームを設けることなく、自動的な洗米・撹拌を可能とした。
【選択図】 図1
Description
この出願の発明は、蓋体側から内鍋内に送風する送風手段を設け、該送風手段からの風により内鍋内の水を旋回させるようにした電気炊飯器の構成に関するものである。
従来から電気炊飯器には種々の改良が施されて来ており、最近の電気炊飯器の使い勝手や炊飯性能は相当に向上したものとなっている。
しかし、それでも内鍋内に収納する米を洗い、米の量に応じた所定量の水を入れて炊飯するのは同じであり、内鍋内の米を洗う洗米作業は比較的繁雑な作業であり、改善が求められている。
また、一方、これまでの電気炊飯器では、内鍋に対するヒータ、ワークコイル等加熱手段の配置を工夫したり、加熱パターンを変えることにより、炊飯時の内鍋内の対流状態を良好にすることにより、可能なかぎり加熱状態を均一にして、炊飯性能を向上させる努力もなされている。
しかし、そのような加熱方法、対流状態の改善による炊飯性能の向上には限界があり、特に炊飯量が多い時には、有効かつ十分な対流効果を得ることが難しい。
このような事情から、例えば一部に、電気炊飯器の蓋体の下面部に格納可能な折り畳み構造の撹拌羽根又は撹拌アームを設け、該撹拌羽根又は撹拌アームの米撹拌作用によって、人手によらない自動的な洗米を可能とする一方、必要に応じて炊飯中の米を撹拌することにより、自然対流に比べて良好な均一加熱を実現しようとするものが提案されている(例えば特許文献1、特許文献2を参照)。
しかし、上記従来の撹拌手段は、所定の長さの撹拌羽根又は撹拌アームを直接内鍋内に挿入してモータにより回転させるもので、例えば取り付け、取り外し、折り畳みなどの複雑な構造を必要とし、高コストで、しかも使い勝手も悪い欠点がある。
この出願の発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、蓋体側から内鍋内に送風する送風手段を設け、該送風手段からの風により内鍋内の水を旋回させることによって、撹拌羽根・撹拌アーム等を不要とした電気炊飯器を提供することを目的とするものである。
本願発明は、上記の目的を達成するために、次のような課題解決手段を備えて構成されている。
(1) 請求項1の発明
この発明の課題解決手段は、米等を収容する内鍋と、この内鍋を収容する内鍋収容口および内鍋加熱手段を有する炊飯器本体と、この炊飯器本体の上記内鍋収容口の上部に開閉可能に設けられた蓋体と、上記内鍋加熱手段による内鍋の加熱状態を制御する内鍋加熱制御手段とを備え、炊飯又は調理を実行するようにしてなる電気炊飯器において、上記蓋体側から上記内鍋内に送風する送風手段を設け、該送風手段からの風により内鍋内の水を旋回させるようにしたことを特徴としている。
この発明の課題解決手段は、米等を収容する内鍋と、この内鍋を収容する内鍋収容口および内鍋加熱手段を有する炊飯器本体と、この炊飯器本体の上記内鍋収容口の上部に開閉可能に設けられた蓋体と、上記内鍋加熱手段による内鍋の加熱状態を制御する内鍋加熱制御手段とを備え、炊飯又は調理を実行するようにしてなる電気炊飯器において、上記蓋体側から上記内鍋内に送風する送風手段を設け、該送風手段からの風により内鍋内の水を旋回させるようにしたことを特徴としている。
このように、電気炊飯器において、上記蓋体側から上記内鍋内に送風する送風手段を設け、該送風手段からの風によって内鍋内の水を旋回させるようにすると、該旋回流によって内鍋内の米を洗米することができ、また吸水や昇温、沸騰維持工程などにおいても、自然対流を超える有効な対流を形成することができるので、加熱状態が均一になり、炊きムラが解消される。
しかも、送風は内鍋内の蒸気を含む空気を、そのまま旋回させるか、又は一旦吸入して循環させるようにすれば良いから、内鍋内の水の温度を下げることもない。
また、撹拌羽根や撹拌アームのような複雑な構造物が不要であるから、構造も簡単で、コストも低くなる。
もちろん、従来の撹拌羽根や撹拌アームに比べて使い勝手も良く、遥かに便利である。
(2) 請求項2の発明
この発明の課題解決手段は、上記請求項1の発明の課題解決手段の構成において、送風手段が、蓋体部にあり、蓋体内に設けられた駆動手段により駆動されるようになっていることを特徴としている。
この発明の課題解決手段は、上記請求項1の発明の課題解決手段の構成において、送風手段が、蓋体部にあり、蓋体内に設けられた駆動手段により駆動されるようになっていることを特徴としている。
このように、送風手段が蓋体部にあり、蓋体内に設けられた駆動手段により駆動されるようになっていると、駆動手段が外部から見えないことはもちろん、蓋体内に設けた駆動手段の駆動軸に外部ファンよりなる送風手段を取り付けたり、あるいは送風手段そのものも蓋体部分に組み込んだり、自由で使い勝手の良い設置が可能となる。
(3) 請求項3の発明
この発明の課題解決手段は、上記請求項1または2の発明の課題解決手段の構成において、蓋体の下面側には内蓋が回転可能に設けられ、送風手段が、内蓋の下面に設けられた送風ブレードであることを特徴としている。
この発明の課題解決手段は、上記請求項1または2の発明の課題解決手段の構成において、蓋体の下面側には内蓋が回転可能に設けられ、送風手段が、内蓋の下面に設けられた送風ブレードであることを特徴としている。
このように、蓋体の下面側には内蓋が回転可能に設けられており、送風手段が、そのような内蓋の下面に設けられた送風ブレードである場合、何らプロペラファン等の別のファンを設けなくても、内蓋の下面にフィン構造のブレードを形成するだけで、旋回流形成のための送風手段を構成することができる。
したがって、別途専用のファンを設置する場合に比べて、遥かに構造もシンプルで、低コストなものになる。
(4) 請求項4の発明
この発明の課題解決手段は、上記請求項1又は2の発明の課題解決手段の構成において、送風手段が、遠心ファンであり、該遠心ファンが蓋体内に設けられていることを特徴としている。
この発明の課題解決手段は、上記請求項1又は2の発明の課題解決手段の構成において、送風手段が、遠心ファンであり、該遠心ファンが蓋体内に設けられていることを特徴としている。
このように、送風手段が、遠心ファンであり、該遠心ファンが蓋体内に設けられていると、外部から駆動手段はもちろん、送風手段も見えないように設置することができ、蓋体そのものを極めてシンプルな、スッキリとしたものに構成することができる。
また、遠心ファンは、大気圧の下で空気を吸い込んで、例えば1000mmH2O以上となる高圧の空気を吹き出すことも可能な特徴を有するから、小型で蓋体内に容易に設置できる構造のものであっても、十分に内鍋内の水に旋回流を形成することができる。
(5) 請求項5の発明
この発明の課題解決手段は、上記請求項4の発明の課題解決手段の構成において、遠心ファンの空気吹出口が、蓋体下面の内鍋内に対応する外周に位置して開口し、内鍋の周方向に向けて所定角傾斜して設けられていることを特徴としている。
この発明の課題解決手段は、上記請求項4の発明の課題解決手段の構成において、遠心ファンの空気吹出口が、蓋体下面の内鍋内に対応する外周に位置して開口し、内鍋の周方向に向けて所定角傾斜して設けられていることを特徴としている。
このように、遠心ファンの最終的な空気吹出口が、蓋体下面の内鍋内に対応する外周に位置して開口していて、内鍋の周方向に向けて所定角傾斜して設けられていると、上記高い圧力で吹き出される高速の空気流が内鍋内の水を効果的に旋回方向に回転させるから、十分に洗米等の作業も可能となる。
以上の結果、本願発明によると、撹拌羽根や撹拌アームが不要な米の撹拌が可能となり、従来のものに比べて電気炊飯器の構造(特に蓋部の構造)が極めて簡単となる。また、使用時の利便性、使い勝手も向上する。
(実施の形態1)
先ず図1および図2は、内鍋内の米や被調理物等を撹拌する送風手段を有する本願発明の実施の形態1に係る電気炊飯器の炊飯器本体部分および内蓋部分の構成をそれぞれ示している。
先ず図1および図2は、内鍋内の米や被調理物等を撹拌する送風手段を有する本願発明の実施の形態1に係る電気炊飯器の炊飯器本体部分および内蓋部分の構成をそれぞれ示している。
(炊飯器本体部分の概要)
この電気炊飯器1は、例えば内鍋(飯器)3としてヒータプレート17による伝熱加熱が可能な例えばクラッド構造の金属板よりなるものが採用されている一方、当該内鍋3に対する炊飯又は保温時の加熱手段として、当該内鍋3の底部3aの略全体に対応するヒータプレート17が設けられ、また内鍋3を収容する内ケース(保護枠)4上端側には、当該内鍋3の開口縁部3cの全周に対応する肩ヒータH3が設けられている。そして、それらヒータプレート17のヒータH1および肩ヒータH3をマイコン制御ユニットによって適切に駆動制御することによって適切な炊飯機能と保温機能とを実現できるようになっている。
この電気炊飯器1は、例えば内鍋(飯器)3としてヒータプレート17による伝熱加熱が可能な例えばクラッド構造の金属板よりなるものが採用されている一方、当該内鍋3に対する炊飯又は保温時の加熱手段として、当該内鍋3の底部3aの略全体に対応するヒータプレート17が設けられ、また内鍋3を収容する内ケース(保護枠)4上端側には、当該内鍋3の開口縁部3cの全周に対応する肩ヒータH3が設けられている。そして、それらヒータプレート17のヒータH1および肩ヒータH3をマイコン制御ユニットによって適切に駆動制御することによって適切な炊飯機能と保温機能とを実現できるようになっている。
一方、それらの各機能に対するタイマー予約や炊飯および保温メニューの選択、それら各メニューに対応した加熱量、加熱パターン、保温温度、保温時間などの操作設定、洗米コース、無洗米コースなどの選択設定は、当該電気炊飯器1の前面側操作パネル20に設けられた各種入力スイッチを介してユーザーにより行われ、その設定内容に応じて、最終的にマイコン基板P1上のマイコン制御ユニットにより上記ヒータH1、肩ヒータH3が制御されるようになっている。
また、上記操作パネル20の中央部には、炊飯、保温、無洗米、洗米その他の各メニュー、各コース、設定された保温温度、設定保温時間並びに現在時刻および炊飯完了までの残時間その他の炊飯、保温に必要な各種の事項を表示する液晶パネル31aに対応した透明な表示窓31が設けられている。
(炊飯器本体部分の詳細な構成)
この電気炊飯器1の炊飯器本体は、例えば図1に示すように、上述した内鍋3と、該内鍋3を任意にセットし得るように形成された合成樹脂製の有底筒状の内ケース(保護枠)4と、該内ケース4を保持する外部筺体である有底筒状の外ケース5と、該外ケース5と上記内ケース4とを一体化して形成された炊飯器本体の開口面上部に開閉可能に設けられた蓋体2とから構成されている。
この電気炊飯器1の炊飯器本体は、例えば図1に示すように、上述した内鍋3と、該内鍋3を任意にセットし得るように形成された合成樹脂製の有底筒状の内ケース(保護枠)4と、該内ケース4を保持する外部筺体である有底筒状の外ケース5と、該外ケース5と上記内ケース4とを一体化して形成された炊飯器本体の開口面上部に開閉可能に設けられた蓋体2とから構成されている。
上記内ケース4の底部4a部分に上述したヒータ(メインヒータ)H1およびヒータプレート17が設けられ、内鍋3の底部3aが当接されるようになっており、それにより通電時には内鍋3の底部を加熱して、同底部3aを介して、その全体を略均一に加熱するようになっている。
また、上記内ケース4の上端部には、内鍋3開口部の加熱手段として機能する肩ヒータH3が設けられており、保温時等において上記内鍋3の上部を加熱するようになっている。
また、上記内ケース4の前面部側には、例えばヒータH1、さらに後述する蓋ヒータH2、肩ヒータH3等を、駆動制御するヒータ駆動回路、蓋ヒータ駆動回路、肩ヒータ駆動回路などを備えた制御回路基板P2が上記マイコン基板P1の基板カバー下端部分に一体化して設けられている。
この制御回路基板P2の下部には、例えば放熱用のヒートシンク9が設けられている。
また上記外ケース5は、例えば合成樹脂材で形成された上下方向に筒状のカバー部材5aと、該カバー部材5aの上端部に結合された合成樹脂製の肩部材10と、上記カバー部材5aの下端部に一体化された合成樹脂製の底部材5bとからなり、かつ上記内ケース4の底部4aとの間に所定の広さの断熱および通風空間部を形成した全体として有底の筒状体に構成されている。
該外ケース5の前面部上方には、その左右両側間に亘って例えば略半月形状の操作パネル20が設けられている。該操作パネル20面には、十分に広く大きな表示面積をもつ透明な表示窓21とタイマー炊飯予約スイッチ、炊飯開始スイッチ、取消スイッチ、保温スイッチ、メニュースイッチ、洗米スイッチ、タイマー用時・分設定スイッチ等の各種入力スイッチが設けられている。そして、操作パネル20の裏側には、スイッチ機構およびマイコン制御ユニットを備えた上述のマイコン基板P1が設けられている。
さらに、上記内ケース4下方側の中央部には、ヒータプレート17部分を上下方向に同心状に貫通したセンタセンサ収納空間部が形成されており、該センタセンサ収納空間部に上下方向に昇降自在な状態で、かつ常時コイルスプリングにより上方に上昇付勢された状態で内鍋温度検知センサよりなるセンタセンサS1が設けられている。
一方、符号2は蓋体であり、該蓋体2は、その器体中心部分を構成するとともに調圧用の蒸気キャップ設置溝(調圧用蒸気キャップの設置用凹部)2gおよび蒸気パイプ嵌合孔2hを有する合成樹脂製のカバー部材2aと、該カバー部材2aの外周縁部下方に設けられた合成樹脂製の内枠2bと、該内枠2bの内側に設けられた蒸気パイプ嵌合孔2hを有する金属製の放熱板2cとを備えて構成されている。また、放熱板2cの下方には、内蓋23が、後述するモータ軸21aに対して着脱可能な状態で設けられている。そして、上記内枠2bの内周縁部と放熱板2cの外周縁部との間には内鍋3の開口縁部3cの内周面に対応するパッキン2e(延びた非当接状態で図示)が設けられ、また内蓋23の下部には、内鍋3のの開口縁部3cの内側にあって、内鍋3内の水Wに旋回流を形成する所定翼角以上の翼角をもつ送風用のブレード23b,23b・・・が設けられている。
すなわち、この実施の形態の内蓋23は、図1、図2に示すように、従来の内蓋機能を果たす上板23aと、この上板23aの下面部に設けられた送風用の複数枚のブレード23b,23b・・・とから構成されており、その中心軸部分の嵌合孔のパッキン22を介して蓋体2内に設置された内蓋回転駆動モータ21の駆動軸21aに着脱可能に取り付けられて水平方向に回転するようになっている。そして、それにより内鍋3内の水Wを旋回させる送風手段を構成している。
一方、内蓋23を回転させる内蓋回転駆動モータ21は、上記カバー部材2a側の筒状の嵌合部2iと放熱板2c側の凹状の支持部2jとの間に固定して支持されており、その駆動軸21a部分のみを放熱板2cの下方に突出させたものとなっている。
このように、電気炊飯器において、上記蓋体2側から上記内鍋3内に送風する送風手段を設け、該送風手段からの風によって内鍋3内の水を強制的に旋回させるようにすると、該旋回流によって内鍋3内の米を洗米することができ、また吸水や昇温、沸騰維持工程などにおいても、自然対流を超える有効な対流を形成することができるので、加熱状態が均一になり、炊きムラが解消される。
しかも、送風は内鍋3内の蒸気を含む高温の空気をそのまま旋回させて吹き付けるようにすれば良いから、内鍋3内の水の温度を下げることもない。
また、従来の撹拌羽根や撹拌アームのような複雑な構造物が不要であるから、蓋部の構造も簡単で、コストも低くなる。
もちろん、従来のものに比べて使い勝手も良く、遥かに便利である。
また、以上のように、送風手段が蓋体2の下方部分にあり、蓋体2内に設けられたモータ21等の駆動手段により駆動されるようになっていると、駆動手段が外部から見えないことはもちろん、蓋体2内に設けた駆動手段の駆動軸に外部ファンよりなる送風手段を取り付ければ良く、自由で使い勝手の良い設置が可能となる。
また、以上の構成のように、蓋体2の下面側に内蓋23が回転可能に設けられており、送風手段が、そのような内蓋23の下面に設けられた送風ブレード23b,23b・・・である場合、何らプロペラファン等の別のファンを設けなくても、内蓋23の下面にフィン構造のブレード23b,23b・・・を形成するだけで、旋回流形成のための送風手段を構成することができる。
したがって、別途専用のファンを設置する場合に比べて、遥かに構造もシンプルで、低コストなものになる。
また、上記放熱板2cの上面には内鍋3の上部側を加熱する蓋ヒータH2が設けられている。
そして、上記構造の蓋体2は、上記外ケース5上部の肩部材10に対してヒンジ機構12を介して回動自在に取付けられており、その開放端側には、該蓋体2の所定位置に係合して該蓋ユニット2の上下方向への開閉を行う蓋開閉レバー13が設けられている。
また、上記蓋体2の蒸気キャップ設置溝2gには、図示のような、調圧通路14a,14bを有する調圧用の蒸気キャップ14が調圧キャップ嵌合孔2hに嵌合される形で設けられている。
なお、上記内蓋23のブレード23b,23b・・・は、一定値以上の翼角を有していて、一定回転速度以上の高い回転速度で回転させると、上述のごとく内鍋3内の水にファン回転方向の旋回渦流を形成できるようになっており、洗米工程はもちろん、吸水工程や昇温、沸騰維持工程でも、従来の撹拌羽根や撹拌アームに代る撹拌、対流促進効果が得られるが、例えば低速回転させると、ご飯の冷却などにも適したものとなる。
そのようにした場合、例えば炊き上ったご飯を効率良く冷まし、速やかに設定された保温温度に移行させることができ、ご飯の味を低下させなくて済む。
また、すし飯など、ご飯を扇いで冷ますときなどにも利用することができる。
さらに、連続で炊飯したい場合、すばやく炊飯器本体を冷却し、速やかに次の炊飯を開始することもできる。
そして、このような冷却に際しては、例えば一例として、蓋体2を半開きにした状態で、蓋体2側から内鍋3内に風を送り、冷却できるようにしても良い。
(実施の形態2)
図3は、内鍋内の米を撹拌する撹拌手段として遠心送風機を有し、該遠心送風機によって内鍋内の米を撹拌することができるようにした、本願発明の実施の形態2に係る電気炊飯器の炊飯器本体部分の構成を示している。
図3は、内鍋内の米を撹拌する撹拌手段として遠心送風機を有し、該遠心送風機によって内鍋内の米を撹拌することができるようにした、本願発明の実施の形態2に係る電気炊飯器の炊飯器本体部分の構成を示している。
(炊飯器全体の概要)
この電気炊飯器1は、例えば内鍋(飯器)3として高効率の電磁誘導加熱が可能なセラミック製の内鍋(土鍋)が採用されている一方、当該内鍋3に対する炊飯時の加熱手段として、合成樹脂製の内ケース(保護枠)4を介して当該内鍋3の底部3aから側部3bの略全体を包み込むように当該内鍋3の底部3aの中央部側と側部側(コーナー部側)の2ケ所の全周面に対応する第1,第2の2組のワークコイルC1,C2が設けられ、また当該内鍋3に対する保温時の加熱手段として、当該内鍋3の側部3bの全周に対応する保温ヒータH4が設けられている。そして、それらをマイコン制御ユニットによって適切に駆動制御することによって適切な炊飯機能と保温機能とを実現できるようになっている。
この電気炊飯器1は、例えば内鍋(飯器)3として高効率の電磁誘導加熱が可能なセラミック製の内鍋(土鍋)が採用されている一方、当該内鍋3に対する炊飯時の加熱手段として、合成樹脂製の内ケース(保護枠)4を介して当該内鍋3の底部3aから側部3bの略全体を包み込むように当該内鍋3の底部3aの中央部側と側部側(コーナー部側)の2ケ所の全周面に対応する第1,第2の2組のワークコイルC1,C2が設けられ、また当該内鍋3に対する保温時の加熱手段として、当該内鍋3の側部3bの全周に対応する保温ヒータH4が設けられている。そして、それらをマイコン制御ユニットによって適切に駆動制御することによって適切な炊飯機能と保温機能とを実現できるようになっている。
一方、それらの各機能に対するタイマー予約や炊飯および保温メニューの選択、それら各メニューに対応した加熱量、加熱パターン、保温温度、保温時間などの操作設定、洗米コース、無洗米コースの選択設定は、当該電気炊飯器1の前面側操作パネル20部分に設けられた各種入力スイッチ群を介してユーザーにより行われ、その設定内容に応じて、最終的にマイコン制御ユニットにより上記第1,第2のワークコイルC1,C2および保温ヒータH4、蓋ヒータH5などが制御されるようになっている。
また、上記操作パネル20の中央部には、炊飯、保温、無洗米、洗米その他の各メニュー、各コース、設定された保温温度、設定保温時間並びに現在時刻および炊飯完了までの残時間その他の炊飯、保温に必要な各種の事項を表示する液晶パネル21aに対応した透明な表示窓21が設けられている。
(炊飯器本体部分の詳細な構成)
この電気炊飯器1の炊飯器本体は、例えば図3に示すように、内部に誘起されるうず電流によって自己発熱が可能な誘導発熱体G1,G2を設けた内鍋3と、該内鍋3を任意にセットし得るように形成された合成樹脂製の有底筒状の内ケース(保護枠)4と、該内ケース4を保持する外部筺体である有底筒状の外ケース5と、該外ケース5と上記内ケース4とを一体化して形成された炊飯器本体の開口面上部に開閉可能に設けられた蓋体2とから構成されている。
この電気炊飯器1の炊飯器本体は、例えば図3に示すように、内部に誘起されるうず電流によって自己発熱が可能な誘導発熱体G1,G2を設けた内鍋3と、該内鍋3を任意にセットし得るように形成された合成樹脂製の有底筒状の内ケース(保護枠)4と、該内ケース4を保持する外部筺体である有底筒状の外ケース5と、該外ケース5と上記内ケース4とを一体化して形成された炊飯器本体の開口面上部に開閉可能に設けられた蓋体2とから構成されている。
上記内ケース4の底部4aの下方側にはコイル台7が設けられ、その上部には、図示しないフェライトコア収納部8を介し、上記内鍋3の底部3aの中央部と側方部(コーナー部)の各位置に対応して各々リッツ線が同心状に巻成された第1,第2の2組のワークコイルC1,C2が、それぞれ内鍋3の底部3aの中心部から側部に到る略全体を包み込むように設けられており、それにより通電時には内鍋3の底部およびアール面部の誘導発熱体G1,G2にうず電流を誘起して、その全体を略均一に加熱するようになっている。
そして、同第1,第2のワークコイルC1,C2の一端は、例えばIH回路および整流平滑回路等を介した電源ラインに、また他端はIGBT駆動回路(パワートランジスタ)のコレクタ側にそれぞれ接続されている。
また、上記内ケース4の側部4bには、保温時において加熱手段として機能する保温ヒータH4が設けられており、保温時において上記内鍋3の全体を有効かつ均一に加熱するようになっている。
また、上記内ケース4の前面部側には、例えば第1,第2のワークコイルC1,C2、保温ヒータH4、蓋ヒータH5等を駆動制御する、上記IGBT駆動回路や保温ヒータ駆動回路、蓋ヒータ駆動回路、電源電圧整流用のダイオードブリッジよりなる整流平滑回路などを備えた制御回路基板P2が上下方向に立設して設けられている。
この制御回路基板P2の下部には、例えば上記IGBT駆動回路のパワートランジスタに接して放熱用のヒートシンク9が設けられ、その下部側には冷却ファン11が設けられている。冷却ファン11は、上記外ケース1の底部材5b部分に形成された空気吸込グリル6部分から吸入した空気を上記ヒートシンク9および制御基板P2を介して内ケース4の外周囲に流し、必要な発熱部の冷却を行う。
また上記外ケース5は、例えば合成樹脂材で形成された上下方向に筒状のカバー部材5aと、該カバー部材5aの上端部に結合された合成樹脂製の肩部材10と、上記カバー部材5aの下端部に一体化された合成樹脂製の底部材5bとからなり、かつ上記内ケース4の底部4aとの間に所定の広さの断熱および通風空間部を形成した全体として有底の筒状体に構成されている。
該外ケース5の前面部上方には、その左右両側間に亘って例えば略半月形状の操作パネル20が設けられている。該操作パネル20面には、十分に広く大きな表示面積をもつ透明な表示窓31とタイマー炊飯予約スイッチ、炊飯開始スイッチ、取消スイッチ、保温スイッチ、メニュースイッチ、洗米スイッチ、タイマー用時・分設定スイッチ等の各種入力スイッチが設けられている。そして、操作パネル20の裏側には、スイッチ機構およびマイコン制御ユニットを備えたマイコン基板P1が設けられている。
さらに、上記内ケース4下方側のコイル台7の中央部には、上下方向に同心状に貫通したセンタセンサ収納空間部が形成されており、該センタセンサ収納空間部中に上下方向に昇降自在な状態で、かつ常時コイルスプリングにより上方に上昇付勢された状態で内鍋温度検知センサよりなるセンタセンサS1が設けられている。
一方、符号2は蓋体であり、該蓋体2は、その器体中心部分を構成するとともに調圧用の蒸気キャップ設置溝(調圧用蒸気キャップ14の設置用凹部)2gおよび蒸気キャップ14の蒸気パイプ嵌合孔2hを有する合成樹脂製のカバー部材2aと、該カバー部材2aの外周縁部下方に設けられた合成樹脂製の内枠2bと、該内枠2bの内側に設けられた、カバー部材2aと同様に蒸気パイプ嵌合孔2hを有する金属製の放熱板2cとを備えて構成されている。また、放熱板2cの下方には、内蓋2dが着脱可能な状態で設けられている。そして、上記内枠2bの内周縁部と放熱板2cの外周縁部との間には内蓋2dの上縁部内周面に対応するパッキン2eが設けられ、また内蓋2dの外周には、内鍋3の開口縁部3cに対応するパッキン2fが設けられている。さらに、放熱板2cの上面には内鍋3の上部側を加熱する蓋ヒータH5が設けられている。
この蓋体2は、上記外ケース5上部の肩部材10に対してヒンジ機構12を介して回動自在に取付けられており、その開放端側には、該蓋体2の所定位置に係合して該蓋ユニット2の上下方向への開閉を行う蓋開閉レバー13が設けられている。
ところで、図3中における符号15は、遠心ファンであり、この遠心ファン15は、例えば送風圧の高いブロアファン(ターボファン)により構成されている。
符号15aは、同遠心ファン15の渦巻状のファンケーシングであり、その一側面に空気吸込口15b、遠心方向終端に筒状の空気吹出口15dを有しているとともに、空気吸込口15bと同軸方向に多数枚の羽根を備えた遠心羽根車15cが設けられている。この遠心羽根車15cの各羽根は、羽根車15cの回転方向に対して後向きの曲がりを有しており、羽根幅は狭く、高速回転に適したものとなっている。羽根車15cは、モータにより回転駆動される。
そして、同ファンケーシング15aは、上記蓋体2の後部側に位置し、カバー部材2aと放熱板2cとの間のスペースを利用して設置されており、その筒状の空気吹出口15dは、放熱板2cの開口部を貫通してファンケーシング15a側に臨まされた空気ダクト16の通路部上端16a内に嵌合せしめられている。
空気ダクト16の通路部は、上記放熱板2cの開口部分から、それよりも下方の内蓋2dの開口部を貫通する形で下方に所定長さ長く延びており、その下端側所定の長さの延設部分16bを、内鍋3の開口縁部3cの内側周辺で周方向に所定の角度傾斜させ。かつ少し内向きにして開口させている。
他方、上記ファンケーシング15aの空気吸込口15bは、図示していないが、放熱板2cを貫通した所定の蒸気導入通路を介して内鍋3内の蒸気を吸入するようになっている。
この遠心ファン(ブロアファン)15は、大気圧の下で空気を吸い込んで、例えば1000mmH2O(水柱)以上となる高圧の空気を吹き出すことが可能な特徴を有することから、図示のように小型で蓋体内に容易に設置できる構造のものであっても、十分に内鍋3内の水に旋回流を形成することができる。
そして、この実施の形態の遠心ファン15では、その空気吹出口15dが、蓋体2下面側の内蓋2d部分から下方に延び、その下端側が内鍋3内に対応する外周に位置して開口していて、内鍋3の周方向(水旋回方向)に向けて高圧の空気を吹き出すように設けられているから、上記高い圧力で吹き出される高速の空気流が内鍋3内の水を効果的に旋回方向に回転させることになる。
したがって、このような構成によると、蓋体2部分に従来のような撹拌羽根や撹拌アーム等の複雑な機械的構造物を設けることなく、上述の実施の形態1のもの以上の有効な米の撹拌効果を得ることができ、洗米はもちろん、吸水、沸騰維持工程等の炊飯工程でも有効な米の撹拌による均一な加熱を実現することができる。
そして、このように、送風手段が遠心ファン15である場合、該遠心ファン15を蓋体2内に確実に収納することができ、外部から駆動手段はもちろん、送風手段も全く見えないように設置することができ、蓋体2そのものを極めてシンプルな、スッキリとしたものに構成することができる。
なお、図3中の符号14は、蓋体2中央の蒸気キャップ設置溝2g部分に設置された調圧用の蒸気キャップであり、調圧通路14a,14b、調圧ボール12cを備えている。
また、符号S2は、内蓋2d部分に設けられた蒸気センサである。
(変形例1)
図4は、例えば、上述の実施の形態1の電気炊飯器において採用し得る変形例1の構成を示している。
図4は、例えば、上述の実施の形態1の電気炊飯器において採用し得る変形例1の構成を示している。
この変形例の構成では、上述の内蓋23回転用の駆動モータ21の駆動軸21aに対して、上述した内蓋23に代えて図示のような、内部に水循環通路27、ろ過フィルタ28、水循環ポンプ29を有する所定の板厚の回転円板26および撹拌羽根26a,26bを取り付け、同撹拌羽根26a,26bによる米の撹拌および内鍋3内の水の循環浄化(洗米後の米糠の除去)を可能としたものである。
このような構成によると、上記内蓋駆動モータ21により、回転円板26を介して撹拌羽根26a,26bを回転させることにより、内鍋3内の米を撹拌し、洗米することができる。
また、吸水や沸騰維持工程でも、所望の速度で米を撹拌し、均一な加熱を可能とすることができる。
一方、上記洗米終了後においては、上述の回転を止め、上記回転円板26内の水循環ポンプ29を駆動し、水循環通路27を介して、洗米後の「糠(ぬか)」成分を含む水Wを循環させ、ろ過フィルタ28で「糠(ぬか)」成分を捕集することによって、水Wを清浄化する。
その結果、以後は、従来のように洗米後の水を捨てることなく、そのまま炊飯工程に移ることができ、全自動での洗米、炊飯が可能になる。
なお、図4の符号26cは、撹拌羽根26a,26bを一体化した回転円板26のモータ駆動軸21aに対する着脱可能な取り付け部を示している。
(変形例2)
次に、図5は、例えば、上記実施の形態2の電気炊飯器に適用される図4と同様の洗米後の水Wの浄化装置の構成を示している。
次に、図5は、例えば、上記実施の形態2の電気炊飯器に適用される図4と同様の洗米後の水Wの浄化装置の構成を示している。
上述した実施の形態2の場合、実施の形態1のような内蓋等の回転駆動手段を備えていない。
そこで、図示のように、ろ過フィルタ28、水循環ポンプ29部分を内ケース4の外側、外ケース5との間に設置し、水循環通路30a(吸入側)、30b(戻し側)を介して内鍋3内に連通させた構成としている。
このような構成によっても、上記図4の場合と全く同様の洗米後の水Wの浄化を図ることができる。
(変形例3)
上述の実施の形態1では、内蓋23の回転駆動部(モータ21)を別途蓋体2の中央部に設けたが、例えば蓋体2の中央部に調圧用の蒸気キャップ嵌合孔2hがある場合、同部分を利用して着脱自由に設けることもできる。
上述の実施の形態1では、内蓋23の回転駆動部(モータ21)を別途蓋体2の中央部に設けたが、例えば蓋体2の中央部に調圧用の蒸気キャップ嵌合孔2hがある場合、同部分を利用して着脱自由に設けることもできる。
2:蓋体、2a:カバー部材、2b:内枠、2c:放熱板、2d:内蓋、2e:パッキン、2f:パッキン、2g:蒸気キャップ設置溝、2h:蒸気キャップ嵌合孔、3:内鍋、3a:内鍋底部、3b:内鍋側部、3c:内鍋開口縁部、4:内ケース、4a:内ケース底部、4b:内ケース側部、5:外ケース、5a:外ケース筒状部材、5b:底部材、6:空気吸込グリル、13:蓋開閉レバー、14:調圧用蒸気キャップ、15:遠心ファン、15a:ファンケーシング、15b:空気吸込口、15c:遠心羽根車、15d:空気吹出口、16:空気ダクト、21:内蓋駆動モータ、21a:モータ駆動軸、20:操作パネル、23:内蓋、23a:内蓋の上板、23b:ブレード、31:表示窓、31a:液晶パネル、P1:マイコン基板、P2:制御基板、S1:センターセンサー、C1,C2:第1,第2のワークコイルである。
一方、符号2は蓋体であり、該蓋体2は、その器体中心部分を構成するとともに調圧用の蒸気キャップ設置溝(調圧用蒸気キャップの設置用凹部)2gおよび蒸気パイプ嵌合孔2hを有する合成樹脂製のカバー部材2aと、該カバー部材2aの外周縁部下方に設けられた合成樹脂製の内枠2bと、該内枠2bの内側に設けられた蒸気パイプ嵌合孔2hを有する金属製の放熱板2cとを備えて構成されている。また、放熱板2cの下方には、内蓋23が、後述するモータ軸21aに対して着脱可能な状態で設けられている。そして、上記内枠2bの内周縁部と放熱板2cの外周縁部との間には内鍋3の開口縁部3cの内周面に対応するパッキン2e(延びた非当接状態で図示)が設けられ、また内蓋23の下部には、内鍋3の開口縁部3cの内側にあって、内鍋3内の水Wに旋回流を形成する所定翼角以上の翼角をもつ送風用のブレード23b,23b・・・が設けられている。
Claims (5)
- 米等を収容する内鍋と、この内鍋を収容する内鍋収容口および内鍋加熱手段を有する炊飯器本体と、この炊飯器本体の上記内鍋収容口の上部に開閉可能に設けられた蓋体と、上記内鍋加熱手段による内鍋の加熱状態を制御する内鍋加熱制御手段とを備え、炊飯又は調理を実行するようにしてなる電気炊飯器において、上記蓋体側から上記内鍋内に送風する送風手段を設け、該送風手段からの風により内鍋内の水を旋回させるようにしたことを特徴とする電気炊飯器。
- 送風手段が、蓋体部にあり、蓋体内に設けられた駆動手段により駆動されるようになっていることを特徴とする請求項1記載の電気炊飯器。
- 蓋体の下面側には内蓋が回転可能に設けられており、送風手段が、当該内蓋の下面に設けられた送風ブレードであることを特徴とする請求項1又は2記載の電気炊飯器。
- 送風手段が、遠心ファンであり、該遠心アファンが蓋体内に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の電気炊飯器。
- 遠心ファンの空気吹出口が、蓋体下面の内鍋内に対応する外周に位置して開口され、内鍋の周方向に向けて所定角傾斜して設けられていることを特徴とする請求項4記載の電気炊飯器。
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