JP2014093059A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファームウェアのリモート更新を可能にする新規な情報処理装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば、ファームウェアを構成する各モジュールのバージョン情報を含む構成情報を保持する手段と、各前記のモジュールの最新のバージョン情報を含むファームウェア情報を外部から取得する手段と、前記構成情報に含まれる前記バージョン情報と前記ファームウェア情報に含まれる前記最新のバージョン情報を比較し、両者が一致しない場合にファームウェアの更新が可能と判断する手段と、更新可能と判断したファームウェアに対応する最新バージョンのファームウェアを外部からダウンロードする手段と、ダウンロードした前記最新バージョンのファームウェアを構成する各モジュールのバージョン情報と、前記構成情報に含まれる各モジュールのバージョン情報を比較し、バージョンが異なるモジュールのみを更新する手段とを含む情報処理装置が提供される。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置に関し、より詳細には、情報処理装置が搭載するファームウェアのリモート更新に関する。
機能向上や不具合解消のために、プロジェクタは、ファームウェアを随時更新する必要がある。この点につき、更新データを記憶したUSBメモリなどの記憶媒体をプロジェクタに接続してファームウェアを更新する技術が既に知られている。
しかしながら、この方法では、ファームウェアの更新を利用者が手動で行わなければならず、その煩雑さが問題となっていた。
この点につき、特開2004−234056号公報(特許文献1)は、ネットワーク経由で周辺機器のファームウェアを更新する方法を開示する。しかしながら、特許文献1の方法は、ファームウェアの更新対象として、常時に電源ONされている利用形態の機器を想定するものであり、プロジェクタのように常時に電源ONすることを前提としない機器に適用することができない。
本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、本発明は、ファームウェアのリモート更新を可能にする新規な情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明者は、ファームウェアのリモート更新を可能にする新規な情報処理装置につき鋭意検討した結果、以下の構成に想到し、本発明に至ったのである。
すなわち、本発明によれば、複数のモジュールから構成されるファームウェアを搭載する情報処理装置であって、ファームウェアを構成する各モジュールのバージョン情報を含む構成情報を保持する構成情報保持手段と、前記構成情報に基づいて各前記のモジュールの最新のバージョン情報を含むファームウェア情報を外部から取得するファームウェア情報取得手段と、前記構成情報に含まれる前記バージョン情報と前記ファームウェア情報に含まれる前記最新のバージョン情報を比較し、両者が一致しない場合にファームウェアの更新が可能と判断する更新可否判断手段と、更新可能と判断したファームウェアに対応する最新バージョンのファームウェアを外部からダウンロードするファームウェア取得手段と、ダウンロードした前記最新バージョンのファームウェアを構成する各モジュールのバージョン情報と、前記構成情報に含まれる各モジュールのバージョン情報を比較し、バージョンが異なるモジュールのみを更新するファームウェア更新手段とを含む情報処理装置が提供される。
本実施形態の映像出力装置を含むネットワークシステムの構成図。 ファームウェアのリモート更新に係るシーケンス図。 本実施形態の映像出力装置の機能ブロック図。 本実施形態における構成情報生成手段が実行する処理のフローチャート。 本実施形態におけるファームウェアのデータ構造を示す図。 本実施形態における構成情報のデータ構造を示す図。 本実施形態におけるファームウェアIDのデータ構造を示す図。 本実施形態におけるファームウェア情報管理テーブルを示す図。 本実施形態におけるファームウェア情報のデータ構造を示す図。 本実施形態における更新可否判断手段14が実行する処理のフローチャート。 本実施形態におけるファームウェアのデータ構造を示す図。 本実施形態におけるファームウェア更新手段が実行する処理のフローチャート。 本実施形態の映像出力装置が実行する処理のシーケンス図。 本実施形態におけるUI画面を示す図。 本実施形態における更新可能通知手段が実行する処理のフローチャート。 本実施形態の映像出力装置が実行する処理のシーケンス図。 本実施形態の映像出力装置が実行する処理のシーケンス図。 本実施形態の映像出力装置が実行する処理のシーケンス図。 本実施形態の映像出力装置が実行する処理のシーケンス図。 本実施形態の映像出力装置が実行する処理のシーケンス図。 本実施形態の映像出力装置が実行する処理のシーケンス図。 本実施形態におけるファームウェア情報のデータ構造を示す図。 本実施形態の映像出力装置が実行する処理のシーケンス図。
以下、本発明を、実施形態をもって説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。なお、以下に参照する各図においては、共通する要素について同じ符号を用い、適宜、その説明を省略するものとする。
図1は、本発明の実施形態である映像出力装置100を含むネットワークシステム1000の構成図を示す。
ネットワークシステム1000は、複数の映像出力装置100と、ファームウェア管理サーバ200と、ネットワーク中継装置300とを含み、各装置がLAN、VPN、インターネットなどとして参照されるネットワーク400を介して相互に接続されている。
映像出力装置100は、スクリーンに画像を投影する装置であり、プロジェクタとして参照することができる。各映像出力装置100は、所定のファームウェアを搭載しており、当該ファームウェアが映像投影をはじめとする各種機能を実現するための情報処理を実行する。ここでは、各映像出力装置100は、機種毎に異なるファームウェアを搭載しており、また、同じ機種であっても異なるバージョンのファームウェアを搭載している場合もありえる。
ファームウェア管理サーバ200は、ネットワーク400に接続される映像出力装置100のファームウェアを管理する装置であり、ファイルサーバとして参照することができる。ファームウェア開発者は、新たにリリースしたファームウェアをその都度ファームウェア管理サーバ200にアップロードする。ファームウェア管理サーバ200は、常にファームウェアの最新バージョンを保持し、一元管理する。
本実施形態において、映像出力装置100は、ファームウェアの更新にあたり、ファームウェアの最新バージョンをファームウェア管理サーバ200からダウンロードしてインストールするように構成されている。このファームウェアの更新に関して、ネットワーク中継装置300は、映像出力装置100とファームウェア管理サーバ200の間でアップロードされた最新ファームウェアに係る所定の情報(以下、ファームウェア情報という)を中継する。この点につき、図2に基づいて具体的に説明する。
図2は、ファームウェアのリモート更新に係るシーケンス図である。ファームウェアの開発者は、リリースした新しいファームウェアをファームウェア管理サーバ200にアップロードする(S1)。これを受けて、ファームウェア管理サーバ200は、アップロードされた最新ファームウェアに係るファームウェア情報をネットワーク中継装置300に登録する(S2)。ネットワーク中継装置300において、最新のファームウェア情報は、当該ファームウェアの識別情報(以下、ファームウェアIDという)に紐付けて登録される。なお、ファームウェア情報の詳細については後述する。
一方、映像出力装置100は、所定のタイミングでネットワーク中継装置300からファームウェア情報を取得する(S3)。映像出力装置100は、取得したファームウェア情報に基づいて更新すべきファームウェアを判断し、当該ファームウェアをファームウェア管理サーバ200から取得(ダウンロード)する(S4)。
以上、本実施形態におけるファームウェアのリモート更新について概説したが、続いて、映像出力装置100の機能構成を説明する。
図3は、映像出力装置100の機能ブロック図を示す。以下、図3に示す各機能手段について概説する。
構成情報生成手段10は、映像出力装置100に搭載されたファームウェアの構成情報を動的に生成し、生成した構成情報を構成情報保持手段11に格納するための機能手段である。なお、構成情報については後述する。
ファームウェア情報取得手段12は、ネットワーク中継装置300からファームウェア情報を取得するための機能手段である。ファームウェア情報取得条件判定手段13は、ファームウェア情報を取得するための条件を判定し、条件の成立をファームウェア情報取得手段12に通知する。ファームウェア情報取得手段12は、条件成立の通知に応答してファームウェア情報を取得する。
ファームウェア取得手段15は、ファームウェア管理サーバ200からファームウェアをダウンロードして保持するための機能手段である。ダウンロード条件判定手段30は、ファームウェア管理サーバ200からファームウェアをダウンロードするための条件を判定し、条件の成立をファームウェア取得手段15に通知する。ファームウェア取得手段15は、条件成立の通知に応答してファームウェアをダウンロードする。
更新可否判断手段14は、ネットワーク中継装置300から取得したファームウェア情報と構成情報保持手段11に保持される構成情報に基づいて、ファームウェアの更新の可否を判断するための機能手段である。ファームウェア更新手段16は、更新可否判断手段14が更新可と判断したファームウェアを更新するための機能手段である。
更新可能通知手段24は、ファームウェアが更新可能であることを映像出力装置100の利用者へ通知するための機能手段であり、外部通知手段21は、ファームウェアの更新可能であることを外部(例えば、管理者)へ通知するための機能手段である。なお、通知先保持手段22は、外部の情報通知先(例えば、メールアドレス)を保持する。
更新指示受付手段25は、映像出力装置100の利用者から更新指示を受け付けるための機能手段であり、再通知要否設定手段23は、利用者に対する更新可能通知に係る再通知の要否の設定を保持する。
新規デバイス接続検出手段42は、現在のファームウェアが対応していないデバイスが接続されたことを検出するための機能手段であり、エラー検出手段44は、映像出力装置100内にエラーが発生したことを検出するための機能手段である。
ファームウェア情報取得日時検知手段46は、予め定められたファームウェア情報を取得する設定日時の到来を検知するための機能手段である。
認証手段52は、利用者認証を行うための機能手段であり、認証要否設定手段54は、利用者認証の要否の設定を保持する。
入力信号検出手段32は、入力信号が一定時間ないことを検出するための機能手段であり、ダウンロード日時検知手段34は、予め定められたファームウェアをダウンロードする設定日時の到来を検知するための機能手段である。
UI制御部60は、UI画面を介して利用者に通知を行ったり、利用者の操作を受け付けたりするための機能手段であり、投影制御部70は、投影手段80を制御してUI制御部60が生成するUI画面をスクリーンに投影するための機能手段である。
以上、映像出力装置100の機能構成を概説したが、続いて、上述した各機能手段が実行する具体的な処理の内容について順を追って説明する。なお、以下の説明においては、適宜、図3を参照するものとする。
最初に、構成情報生成手段10が実行する処理を図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
構成情報生成手段10は、適切なタイミング(例えば起動時)で構成情報の生成処理を開始する(ステップ100)。映像出力装置100は、まず、搭載するファームウェア110のモジュール構成に関する情報を収集する(ステップ101)。
ここで、映像出力装置100が図5に示すファームウェア110を搭載しているケースを例にとって説明する。図5に示すファームウェア110は、モジュールA(112)、モジュールB(114)およびモジュールC(116)という3つのモジュールから構成されており、各モジュールは、自身のバージョン情報([00], [10], [20])およびバリエーション情報(量産[00]または特注[10])を保持している。なお、図5に示す例の場合、モジュールA(112)は、映像出力装置100の機種情報[ALT1]とモデル情報[X]を併せて保持している。
構成情報生成手段10は、モジュールA〜Cのそれぞれから、機種、モデル、バージョンおよびバリエーションの情報を収集し(ステップ102、Yes)、収集した情報から所定の生成規則に従って構成情報を生成する(ステップ103)。
図6は、ステップ103で生成された構成情報120を例示的に示す。図6は、(“機種”_”モデル”_”各モジュールのバージョン情報の羅列”_”各モジュールのバリエーション情報の羅列”)という生成規則に従って生成された構成情報120“ALT1_X_001020_001000”を例示している。このようにして生成された構成情報120は、後の使用に供するために構成情報保持手段11に保持される。
一方、ファームウェア情報取得手段12は、構成情報保持手段11に保持された構成情報から所定の規則に従ってファームウェア110の識別情報であるファームウェアIDを生成した後、当該ファームウェアIDを含むファームウェア情報取得要求をネットワーク中継装置300に対して発行する。
図7は、ファームウェア情報取得手段12が生成するファームウェアID130を例示的に示す。図7は、(“機種”_”モデル”_”各モジュールのバリエーション情報の羅列”)という生成規則に従って生成されたファームウェアID130“ALT1_X_001000”を例示している。なお、上述した構成情報およびファームウェアIDの生成規則は例示であってこれに限定されるものではなく、その他の適切な生成規則を採用してもよい。
ここで、ネットワーク中継装置300は、上述したように、ファームウェア管理サーバ200から受領したファームウェア情報を登録・管理している。本実施形態におけるファームウェア情報は、最新のファームウェアを構成する各モジュールのバージョン情報と、当該ファームウェアのロケーション情報からなり、各ファームウェア情報はファームウェアIDに紐付けて登録・管理される。図8は、ネットワーク中継装置300が備えるファームウェア情報管理テーブル2000を例示的に示す。ファームウェア情報管理テーブル2000においては、ロケーション情報として、ファームウェアのダウンロード用URLが格納されている。
ネットワーク中継装置300は、映像出力装置100(ファームウェア情報取得手段12)からファームウェア情報取得要求を受領すると、当該ファームウェア情報取得要求に含まれるファームウェアIDをキーとしてファームウェア情報管理テーブル2000を検索し、ファームウェアIDに紐付いたファームウェア情報を返す。図8に示す例においては、ファームウェアID130“ALT1_X_001000”に紐付いたファームウェア情報(矢印で指す)を映像出力装置100に返す。
図9は、映像出力装置100に返されるファームウェア情報140のデータ構造を例示的に示す。ファームウェア情報140は、ファームウェア110を構成するモジュールA〜Cのバージョン情報の羅列“031020”を格納するバージョン情報部142とファームウェアのロケーション情報“http://aaa.co.jp/bbb”を格納するロケーション情報部144からなる。
以上、ファームウェア情報140を取得するまでの一連の処理について説明してきたが、本実施形態においては、構成情報生成手段10が適切なタイミングで構成情報を生成する処理を繰り返し実行して構成情報を定期的に更新することが好ましい。そのようにすれば、例えば、ボード交換によってファームウェアの一部を差し替えられたような場合でも、正しい最新ファームウェア情報を取得することが可能になる。
映像出力装置100がネットワーク中継装置300からファームウェア情報140を受領すると、続いて、更新可否判断手段14が当該ファームウェア情報140に基づいてファームウェアの更新の可否を判断する。以下、更新可否判断手段14が実行する判断処理を図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
更新可否判断手段14は、映像出力装置100がネットワーク中継装置300からファームウェア情報140を受領したことに応答して処理を開始する(ステップ200)。最初に、更新可否判断手段14は、構成情報保持手段11に保持される構成情報120“ALT1_X_001020_001000”からバージョン情報の羅列部分“001020”を抽出する(ステップ201)。
続いて、更新可否判断手段14は、ネットワーク中継装置300から受領したファームウェア情報140のバージョン情報部142に格納されたバージョン情報の羅列“031020”を抽出する(ステップ202)。
続いて、抽出した2つのバージョン情報の羅列を比較して、両者が一致するか否かを判断する(ステップ203)。その結果、両者が完全に一致する場合は(ステップ203、Yes)、現在のファームウェアのバージョンは最新であり更新の必要がないので、そのまま処理を終了する。一方、両者が完全に一致しない場合は(ステップ203、No)、現在のファームウェアの更新が可能と判断する(ステップ204)。
現在のファームウェアの更新が可能と判断した場合、更新可否判断手段14は、ファームウェア取得手段15にファームウェア情報140を渡して最新のファームウェアの取得を依頼する。
ファームウェア取得手段15は、更新可否判断手段14から受領したファームウェア情報140のロケーション情報部144に格納されたロケーション情報“http://aaa.co.jp/bbb”に基づいてファームウェア管理サーバ200にアクセスして最新のファームウェアをダウンロードする。
図11は、ファームウェア管理サーバ200からダウンロードしたファームウェアのデータ構造150を例示的に示す。ヘッダ152には、ファームウェアを構成するモジュールA〜Cのバージョン情報の羅列“031020”を格納するバージョン情報部154、ファームウェアが対応する機種“ALT1”を格納する機種情報部155、ファームウェアが対応するモデル“X”を格納するモデル情報部156を含んでいる。
ファームウェア取得手段15は、ファームウェア管理サーバ200からダウンロードした最新のファームウェアをファームウェア更新手段16に渡す。これを受けて、ファームウェア更新手段16は、最新のファームウェアを構成する全モジュールのうち、更新対象とすべきモジュールを選別する。以下、ファームウェア更新手段16が実行する選別処理を図12に示すフローチャートに基づいて説明する。
ファームウェア更新手段16は、ファームウェア取得手段15から最新のファームウェアを受領したことに応答して処理を開始する(ステップ300)。最初に、ファームウェア更新手段16は、構成情報保持手段11に保持される構成情報120“ALT1_X_001020_001000”のバージョン情報の羅列部分“001020”を各モジュールのバージョン情報“00”、“10”、“20”に分解する(ステップ301)。
続いて、ファームウェア更新手段16は、ファームウェア取得手段15から受領した最新のファームウェアのヘッダ152のバージョン情報部154に格納されたバージョン情報の羅列“031020”を同様に各モジュールのバージョン情報“03”、“10”、“20”に分解する(ステップ302)。
続いて、ファームウェア更新手段16は、ステップ301で得たバージョン情報“00”、“10”、“20”とステップ302で得たバージョン情報“03”、“10”、“20”を比較して、各モジュールに係る2つのバージョン情報が一致するか否かを判断する(ステップ303→ステップ305,No)。その結果、2つのバージョン情報が一致しないモジュール(ステップ303、No)を更新対象として決定する(ステップ304)。
続いて、上述した一連の処理を図13に示すシーケンス図に基づいて時系列で説明する。
構成情報生成手段10は、任意のタイミングで、ファームウェアに係る構成情報“ALT1_X_001020_001000”を生成し(S1)、生成した構成情報を構成情報保持手段11が保持する(S2)。
ファームウェア情報取得条件判定手段13は、ファームウェア情報を取得するためのトリガーとして予め定義されたイベントの発生を監視し、当該イベントを検知したタイミングに同期してファームウェア情報取得手段12に対してファームウェア情報の取得を指示する(S3)。
上記指示を受けたファームウェア情報取得手段12は、構成情報保持手段11から映像出力装置100の構成情報“ALT1_X_001020_001000”を取得する(S4)。
ファームウェア情報取得手段12は、構成情報“ALT1_X_001020_001000”からファームウェアID“ALT1_X_001000”を生成した後(S5)、“ALT1_X_001000”を含むファームウェア情報取得要求をネットワーク中継装置300に対して発行して(S6)、ネットワーク中継装置300から映像出力装置100に係る最新のファームウェア情報(図9参照)を取得する。
ファームウェア情報取得手段12は、取得したファームウェア情報を更新可否判断手段14に渡し、ファームウェア更新の可否判断を依頼する(S7)。これを受けて可否判断手段14は、構成情報保持手段11から映像出力装置100の構成情報“ALT1_X_001020_001000”を取得し(S8)、ネットワーク中継装置300から受領したファームウェア情報に含まれるバージョン情報の羅列“031020”と構成情報“ALT1_X_001020_001000”に含まれるバージョン情報の羅列“001020”が一致するか否かに基づいてファームウェアの更新の可否を判断する(S9)。
ここで、ファームウェアが更新可能であると判断した場合、更新可否判断手段14は、ファームウェア取得手段15にファームウェア情報を渡してファームウェアのダウンロードを依頼する(S10)。これを受けて、ファームウェア取得手段15は、ファームウェア情報に含まれるロケーション情報“http://aaa.co.jp/bbb”にアクセスしてファームウェア管理サーバ200から最新のファームウェアをダウンロードする(S11)。
最新のファームウェアをダウンロードしたファームウェア取得手段15は、ファームウェア更新手段16に対してファームウェアの更新を依頼する(S12)。これを受けて、ファームウェア更新手段16は、構成情報保持手段11から構成情報“ALT1_X_001020_001000”を取得した後(S13)、構成情報“ALT1_X_001020_001000”に含まれるバージョン情報の羅列“001020”とダウンロードしたファームウェアのヘッダ152に含まれるバージョン情報の羅列“031020”の相違に基づいて更新対象のモジュールを選別する(S14)。
以上、ファームウェア更新の可否が判断されるまでの一連の処理について説明したが、続いて、ファームウェアが更新可能であると判断された後に実行される一連の処理について説明する。
ファームウェアが更新可能であると判断した更新可否判断手段14は、更新可能通知手段24に対してその旨を通知する。この通知を受けて、更新可能通知手段24は、UI制御部60に対して更新可能通知を指示する。これを受けたUI制御部60は、投影制御部70にファームウェア更新可能通知画面の投影を依頼し、投影手段80がスクリーンにファームウェア更新可能通知画面を投影する。図14(a)は、スクリーンに投影されたファームウェア更新可能通知画面160を例示的に示す。このように、本実施形態によれば、更新可能なファームウェアがリリースされていることを利用者は自動的に知ることができる。
ファームウェア更新可能通知画面160において、利用者が“OK”を選択したことを受けて、UI制御部60は、投影制御部70にファームウェア更新指示画面の投影を依頼する。図14(b)は、スクリーンに投影されるファームウェア更新指示画面162を例示的に示す。ファームウェア更新指示画面162において、利用者が“OK”を選択したことを受けて、UI制御部60は、利用者が更新を要求している旨を更新指示受付手段25に通知する。これを受けて更新指示受付手段25は、更新可否判断手段14に利用者が更新を要求している旨を通知する。
一方、ファームウェア更新指示画面162において、利用者が“キャンセル”を選択した場合には、UI制御部60は、投影制御部70に再通知設定画面の投影を依頼する。図14(c)は、スクリーンに投影される再通知設定画面164を例示的に示す。再通知設定画面164において、利用者が選択した内容(再通知する・再通知しない)は、再通知要否設定手段23に保持・設定される。以降、更新可能通知手段24は、再通知要否設定手段23に保持された設定内容に応じて更新可能通知の要否を判断する。
更新可能通知手段24が更新可能通知の要否を判断する処理を図15に示すフローチャートに基づいて説明する。
更新可能通知手段24は、更新可否判断手段14からファームウェアが更新可能である旨の通知の依頼を受けたことに応答して処理を開始する(ステップ400)。更新可能通知手段24は、まず、通知に係るファームウェアのファームウェア情報が、過去に更新可能でありながら利用者が更新しなかったファームウェアのファームウェア情報と同一か否かを判断する(ステップ401)。
その結果、同一でないと判断された場合には(ステップ401、No)、更新可能通知手段24は、UI制御部60に対してファームウェア更新可能通知画面の表示を指示する(ステップ403)。一方、ファームウェア情報が同一であると判断された場合には(ステップ401、Yes)、再通知要否設定手段23から要否の設定を読み出し、再通知「要」の設定になっているか否かを判断する(ステップ402)。
その結果、再通知「要」の設定になっている場合には(ステップ402、Yes)、UI制御部60に対してファームウェア更新可能通知画面の表示を指示する(ステップ403)。一方、再通知「要」の設定になっていない場合には(ステップ402、No)、そのまま処理を終了する。
以上、更新可能通知手段24が利用者に対する更新可能通知の要否を判断する処理について説明したが、本実施形態においては、ファームウェアが更新可能である旨を外部に通知することもできる。その場合、更新可否判断手段14は、ファームウェアが更新可能であると判断した時点で外部通知手段21に対してその旨を通知する。これを受けて、外部通知手段21は、通知先保持手段22から外部の通知先を読み出して映像出力装置100のファームウェアが更新可能である旨を通知する。
次に、ファームウェアの更新可能を判断した後、更新可能の通知から更新が実行されるまでの間に実行される一連の処理を図16に示すシーケンス図に基づいて時系列で説明する。
更新可否判断手段14は、ファームウェアの更新の可否を判断する(S1)。その結果、更新可能と判断した場合、更新可否判断手段14は、外部通知手段21に対して、その旨の通知を依頼する(S2)。これを受けて、外部通知手段21は、通知先保持手段22から指定された外部(例えば、管理者)の通知先(例えば、メールアドレス)を取得し(S3)、当該通知先にファームウェアの更新が可能であることを通知する(例えば、管理者に電子メールを送る)(S4)。
また、更新可否判断手段14は、ファームウェア更新が可能である旨の利用者への通知を更新可能通知手段24に対して依頼する(S5)。更新可能通知手段24は、当該通知依頼に係るファームウェアのファームウェア情報が、過去に更新可能とされながら利用者が更新しなかったファームウェアのファームウェア情報と同一であるか否かを確認し、同一である場合には、再通知要否設定手段23に保持される設定内容を確認した上で通知の要否を判断する(S6)。
更新可能を利用者に通知する場合、更新可能通知手段24は、UI制御部60に対してファームウェア更新可能の通知を指示し(S7)、これを受けたUI制御部60は、投影制御部70にファームウェア更新可能通知画面の投影を依頼する(S8)。
スクリーンに投影されたファームウェア更新可能通知画面160(図14(a)、図14(b)参照)を介して利用者がファームウェアの更新の要否を選択したことに応答して(S9)、UI制御部60は、更新要否の選択結果を更新指示受付手段25に通知する(S10)。これを受けて、更新指示受付手段25は、当該選択結果を更新可否判断手段14に通知する(S11)。
更新可否判断手段14は、受け取った選択結果に基づいて更新実行の要否につき最終判断を行う(S12)。その結果、更新する場合は、ファームウェア更新手段16に対して更新を依頼する(S13)。ファームウェア更新手段16は、先に述べた手順で選別した更新対象のモジュールの更新(インストール)を実行する(S14)。本ケースの場合、ファームウェア更新手段16は、バージョンが00から03に更新されているモジュールAを更新対象として選別し、モジュールAのみをインストールする。
一方、更新しない場合は、更新可能通知手段24に更新可能であるにもかかわらず利用者が更新を選択しなかったファームウェアのファームウェア情報を更新可能通知手段24に格納する(S15)。
以上、更新可能の通知から更新が実行されるまでの間に実行される一連の処理について説明してきたが、次に、ファームウェア情報取得条件判定手段13が実行する処理について説明する。
既に上述したように、ファームウェア情報取得条件判定手段13は、ファームウェア情報を取得するための条件として予め定義されたイベント(以下、トリガーイベントという)の発生を監視し、トリガーイベントを検知したことに応答してファームウェア情報取得手段12に対してファームウェア情報の取得を指示する。以下、ファームウェア情報取得条件判定手段13が採用することができるトリガーイベントについて説明する。
本実施形態においては、映像出力装置100の起動をトリガーイベントとすることができる。この場合、ファームウェア情報取得条件判定手段13は、映像出力装置100が起動したことに応答して、ファームウェア情報取得手段12に対してファームウェア情報の取得を指示する。この指示に応答して、これ以降、上述した一連のファームウェア更新処理が実行される(以下、同様)。このように構成すれば、映像出力装置100の起動時に取得すべきその他の情報と一緒にファームウェア情報を取得することができ、サーバ側の負担が軽減する。
また、本実施形態においては、利用者がファームウェアの更新を要求したことをトリガーイベントとすることができる。この場合、ファームウェア情報取得条件判定手段13は、更新指示受付手段25がUI制御部60から更新「要」の選択結果を受領したことを検知し、そのタイミングに同期してファームウェア情報取得手段12に対してファームウェア情報の取得を指示する。
また、本実施形態においては、映像出力装置100の電源OFFスイッチの押下をトリガーイベントとすることができる。なお、電源OFFスイッチは、ハードウェアスイッチまたはソフトウェアスイッチのどちらであってもよい。この場合、ファームウェア情報取得条件判定手段13は、映像出力装置100の電源OFFスイッチの押下を検知したことに応答してファームウェア情報取得手段12に対してファームウェア情報の取得を指示する。この指示に応答してファームウェア情報取得手段12は、電源OFFスイッチの押下を検知した後、映像出力装置100への給電が停止するまでの間にネットワーク中継装置300から取得する。
また、本実施形態においては、映像出力装置100に新しいデバイスの接続の検出をトリガーイベントとすることができる。この場合、新規デバイス接続検出手段42が現在のファームウェアが対応していないデバイスの接続を検出し、その旨をファームウェア情報取得条件判定手段13に通知する。ファームウェア情報取得条件判定手段13は、当該通知に応答して、ファームウェア情報取得手段12に対してファームウェア情報の取得を指示する。具体例として、無線LAN機能を持たない映像出力装置100に対して無線LANデバイスが接続されたことに応答して、無線LANデバイスの利用を可能とする最新ファームウェアに係るファームウェア情報を取得するといったケースを挙げることができる。
また、本実施形態においては、エラーの発生をトリガーイベントとすることができる。この場合、エラー検出手段44がエラー発生を検出し、その旨をファームウェア情報取得条件判定手段13に通知する。ファームウェア情報取得条件判定手段13は、当該通知に応答して、ファームウェア情報取得手段12に対してファームウェア情報の取得を指示する。このように構成することによって、エラーに対応したファームウェアに係るファームウェア情報をいち早く取得することが可能になり、映像出力装置100の利用不能時間を短縮することができる。
また、本実施形態においては、所定の日時の到来をトリガーイベントとすることができる。この場合、予め決めたファームウェア更新の日程をファームウェア情報取得日時検知手段46に設定しておく。具体的には、“2012/8/10の10:00”といったように特定の日時を設定したり、“毎日16:00”や“毎週火曜日の12:00”といったように特定の周期を設定したりすることができる。ファームウェア情報取得日時検知手段46は、現在時刻を監視し、設定された日時が到来した時点でその旨をファームウェア情報取得条件判定手段13に通知する。ファームウェア情報取得条件判定手段13は、当該通知に同期してファームウェア情報取得手段12に対してファームウェア情報の取得を指示する。このように、利用者がファームウェア更新の日程を自由に指定できるように構成することにより、利便性が向上する。
以上、ファームウェア情報取得条件判定手段13について説明してきたが、続いて、ファームウェアのダウンロードに係る利用者認証について説明する。なお、利用者認証に係るUIはUI制御部60によって提供されるものであるが、ここでは、便宜上、UI制御部60に関する図示および説明を省略する。
ファームウェアのダウンロードに係る利用者認証の第1の態様を図17に示すシーケンス図に基づいて説明する。更新可能通知手段24は、利用者に対してファームウェアが更新可能である旨を通知する(S1)。その後、更新指示受付手段25は、利用者からの更新要求に応答して(S2)、利用者に認証情報を要求する(S3)。これを受けて利用者は、所定の認証情報(利用者名、パスワードなど)を入力して返す。更新指示受付手段25は、利用者から受領した認証情報に基づく認証を認証手段52に依頼する(S4)。これを受けて、認証手段52は、受領した認証情報に基づく認証を行い、認証結果(成功/失敗)を更新指示受付手段25に返す。更新指示受付手段25は、認証が成功した場合、更新可否判断手段14に対して利用者の更新要否の選択結果「要」を通知する(S5)。
次に、ファームウェアのダウンロードに係る利用者認証の第2の態様を図18に示すシーケンス図に基づいて説明する。第2の態様においては、認証要否設定手段54がファームウェア更新における利用者認証の要否を設定値として保持している。更新可能通知手段24は、利用者に対してファームウェアが更新可能である旨を通知する(S1)。その後、更新指示受付手段25は、利用者からの更新要求に応答して(S2)、認証要否設定手段54から認証要否の設定を取得する(S2.1)。その結果、認証要と設定されていた場合は、S3〜S5の処理(図17について説明したのと同様の処理)を実行する。なお、認証要否の設定は、利用者毎に行ってもよい。
次に、ファームウェアのダウンロードに係る利用者認証の第3の態様を図19に示すシーケンス図に基づいて説明する。更新可能通知手段24は、利用者に対してファームウェアが更新可能である旨を通知するとともに(S1)、更新指示受付手段25に対してもファームウェアが更新可能である旨を通知する(S2)。更新指示受付手段25は、更新可能通知手段24からファームウェアが更新可能である旨の通知を受け付けたことに応答して、利用者に認証情報を要求する(S3)。これを受けて利用者は、所定の認証情報(利用者名、パスワードなど)を入力して返す。更新指示受付手段25は、利用者から受領した認証情報に基づく認証を認証手段52に依頼する(S4)。これを受けて、認証手段52は、認証情報に基づく認証を行い、認証結果(成功/失敗)を更新指示受付手段25に返す。これを受けて、更新指示受付手段25は、認証手段52に認証結果の保存を要求する(S5)。
その後、更新指示受付手段25は、利用者から更新要求を受け付けると(S6)、認証手段52から保存された認証結果を取得する(S7)。更新指示受付手段25は、認証結果が成功であった場合、更新可否判断手段14に対して利用者の更新要否の選択結果「要」を通知する(S8)。上述した第3の態様によれば、事前認証が可能になるので、例えば、管理者が事前に認証を済ませておけば、その後は、任意のタイミングでファームウェアを更新することが可能になる。
その他、本実施形態においては、ファームウェア取得手段15が最新バージョンのファームウェアのダウンロードを開始する直前に認証手段52に利用者認証を依頼するように構成してもよい。この場合、認証手段52がファームウェアのダウンロード直前に認証を実行するので、ダウンロードの主体を確実に認証することが可能になる。
以上、ファームウェアのダウンロードに係る利用者認証について説明してきたが、続いて、ファームウェアのダウンロードに係るタイミング制御について説明する。
ファームウェアのダウンロードに係るタイミング制御の第1の態様を図20に示すシーケンス図に基づいて説明する。更新可否判断手段14は、ファームウェア取得手段15にファームウェアのダウンロードを依頼する(S1)。第1の態様では、ファームウェア取得手段15は、依頼を受けた後ただちにダウンロードを実施せず、ダウンロード条件判定手段30からの開始要求を待機する。
一方、入力信号検出手段32は、投影手段80に対する入力信号が一定時間ないことを検出した時点で(S2)、その旨をダウンロード条件判定手段30に通知する(S3)。ダウンロード条件判定手段30は、当該通知を受領したことに応答して、ファームウェア取得手段15に対してダウンロードの開始を要求する(S4)。ファームウェア取得手段15は、当該開始要求を受けて、ファームウェア管理サーバ200にアクセスし、最新のファームウェアをダウンロードする(S5)。入力信号が一定時間ない場合は映像出力装置100が利用されていないとみなすことができ、第1の態様によれば、その未使用時間を有効利用して最新のファームウェアをダウンロードすることができる。
続いて、ファームウェアのダウンロードに係るタイミング制御の第2の態様を図21に示すシーケンス図に基づいて説明する。更新可否判断手段14は、ファームウェア取得手段15にファームウェアのダウンロードを依頼する(S1)。第2の態様においても、当該依頼を受けたファームウェア取得手段15は、すぐにダウンロードを実施せず、ダウンロード条件判定手段30からの開始要求を待機する。
第2の態様においては、予め決めたファームウェアのダウンロードの日程をダウンロード日時検知手段34に設定しておく。具体的には、“2012/8/10の10:00”といったように特定の日時を設定したり、“毎日16:00”や“毎週火曜日の12:00”といったように特定の周期を設定したりすることができる。ダウンロード日時検知手段34は、設定した日時の到来を検知した時点で(S2)、その旨をダウンロード条件判定手段30に通知する(S3)。ダウンロード条件判定手段30は、当該通知を受領したことに応答して、ファームウェア取得手段15に対してダウンロードの開始要求を発行する(S4)。
ファームウェア取得手段15は、当該開始要求を受けて、ファームウェア管理サーバ200にアクセスし、最新のファームウェアをダウンロードする(S5)。第2の態様によれば、例えば、昼休みや業務時間外を日程に指定することによって、映像出力装置100の未使用時間を有効利用して最新のファームウェアをダウンロードすることができる。
その他、本実施形態においては、映像出力装置100の電源OFFスイッチの押下を検知したことに応答して、電源OFFスイッチの押下を検知した後、映像出力装置100への給電が停止するまでの間にファームウェア管理サーバ200にアクセスして最新のファームウェアをダウンロードするように構成することもできる。このように、利用者が映像出力装置100の利用を終えたタイミングでファームウェアを自動更新するように構成すれば、映像出力装置100の利用中に更新を行う煩わしさがなくなり、利便性が向上する。
以上、ファームウェアのダウンロードに係るタイミング制御について説明してきたが、続いて、上述した実施形態における設計変更の一例について説明する。
図22は、ファームウェア情報に係る別の実施形態であるファームウェア情報170のデータ構造を例示的に示す。ファームウェア情報170は、ファームウェア110を構成するモジュールA〜Cのバージョン情報の羅列“031020”を格納するバージョン情報部172とファームウェアのロケーション情報を格納するロケーション情報部174からなる。ここで、ロケーション情報部174には、ファームウェアを構成する各モジュールに固有のロケーション情報が格納されている。
図22に示すように、ファームウェアを構成する各モジュールに固有のロケーションがある場合におけるファームウェアのリモート更新を図23に示すシーケンス図に基づいて説明する。
更新可否判断手段14は、ファームウェアの更新の可否を判断し(S1)、更新が可能であると判断した場合には、先に説明した実施形態において、ファームウェア更新手段16が実行したのと同様の手順で、更新が必要なモジュールを決定する(S2)。具体的には、映像出力装置100の構成情報のバージョン情報(例えば、“001020”)とファームウェア情報170に含まれるバージョン情報の羅列172“031020”とを比較し、両者の相違に基づいて更新対象のモジュールを決定する。
続いて、更新可否判断手段14は、ファームウェア取得手段15にファームウェア情報170を渡してファームウェアのダウンロードを依頼する(S3)。このとき、更新可否判断手段14は、引数としてS2で決定した更新対象のモジュールを指定する。
この依頼を受けたファームウェア取得手段15は、引数として指定された更新対象のモジュールのロケーション情報に基づいてファームウェア管理サーバ200にアクセスして、当該更新対象のモジュールのみをダウンロードする(S4)。
更新対象のモジュールをダウンロードしたファームウェア取得手段15は、ファームウェア更新手段16に対してファームウェアの更新を要求する(S5)。このとき引数として、更新対象のモジュールを指定する。これを受けて、ファームウェア更新手段16は、更新対象のモジュールのみをインストールする(S6)。このように構成すれば、ファームウェア更新に係るダウンロードサイズを減らすことでき、更新時間の短縮が可能となる。なお、この場合、ファームウェア更新手段16は、先に述べた更新対象のモジュールを決定する処理を行わなくてもよい。
上述した実施形態の各機能は、C、C++、C#、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語などで記述された装置実行可能なプログラムにより実現でき、本実施形態のプログラムは、ハードディスク装置、CD−ROM、MO、DVD、フレキシブルディスク、EEPROM、EPROMなどの装置可読な記録媒体に格納して頒布することができ、また他装置が可能な形式でネットワークを介して伝送することができる。
以上、本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、利用者からのファームウェアの更新指示をファームウェア情報のトリガーイベントとすることもできる。この場合、利用者は、好きなタイミングでファームウェアリリース情報を取得することが可能になる。
また、更新可否判断手段14がファームウェアの更新が可能と判断した直後に、ファームウェア取得手段15が最新のファームウェアをダウンロードするように構成してもよい。この場合、速やかにファームウェアを更新することが可能になる。
さらに、ファームウェア情報を取得してから所定時間が経過してもファームウェアがダウンロードされなかった場合に、再度、ファームウェア情報をネットワーク中継装置300から取得するようにファームウェア情報取得手段12を構成してもよい。この場合、更新可能なファームウェアの存在を通知された後であって、実際にファームウェアをダウンロードするまでの間に相当時間が経過してしまった場合であっても、その間にリリースされたより新しいファームウェアをダウンロードすることが可能になる。
なお、これまで、本発明を映像出力装置に係る実施形態をもって説明してきたが、本発明は、その適用範囲を映像出力装置に限定するものではなく、本発明は、ファームウェアを搭載する任意の情報処理装置に対して適用することができるその他、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
10…構成情報生成手段
11…構成情報保持手段
12…ファームウェア情報取得手段
13…ファームウェア情報取得条件判定手段
14…更新可否判断手段
15…ファームウェア取得手段
16…ファームウェア更新手段
21…外部通知手段
22…通知先保持手段
23…再通知要否設定手段
24…更新可能通知手段
25…更新指示受付手段
30…ダウンロード条件判定手段
32…入力信号検出手段
34…ダウンロード日時検知手段
42…新規デバイス接続検出手段
44…エラー検出手段
46…ファームウェア情報取得日時検知手段
52…認証手段
54…認証要否設定手段
60…UI制御部
70…投影制御部
80…投影手段
100…映像出力装置
110…ファームウェア
120…構成情報
140…ファームウェア情報
142…バージョン情報部
144…ロケーション情報部
150…データ構造
152…ヘッダ
154…バージョン情報部
155…機種情報部
156…モデル情報部
160…ファームウェア更新可能通知画面
162…ファームウェア更新指示画面
164…再通知設定画面
170…ファームウェア情報
172…バージョン情報部
174…ロケーション情報部
200…ファームウェア管理サーバ
300…ネットワーク中継装置
400…ネットワーク
1000…ネットワークシステム
2000…ファームウェア情報管理テーブル
特開2004−234056号公報

Claims (20)

  1. 複数のモジュールから構成されるファームウェアを搭載する情報処理装置であって、
    ファームウェアを構成する各モジュールのバージョン情報を含む構成情報を保持する構成情報保持手段と、
    前記構成情報に基づいて各前記モジュールの最新のバージョン情報を含むファームウェア情報を外部から取得するファームウェア情報取得手段と、
    前記構成情報に含まれる前記バージョン情報と前記ファームウェア情報に含まれる前記最新のバージョン情報を比較し、両者が一致しない場合にファームウェアの更新が可能と判断する更新可否判断手段と、
    更新可能と判断したファームウェアに対応する最新バージョンのファームウェアを外部からダウンロードするファームウェア取得手段と、
    ダウンロードした前記最新バージョンのファームウェアを構成する各モジュールのバージョン情報と、前記構成情報に含まれる各モジュールのバージョン情報を比較し、バージョンが異なるモジュールのみを更新するファームウェア更新手段と
    を含む情報処理装置。
  2. 前記構成情報を動的に生成して前記構成情報保持手段に格納する構成情報生成手段を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記更新可否判断手段がファームウェアの更新が可能と判断した場合に、利用者に更新可能の旨を通知し、利用者から更新指示を受け付けるためのUIを提供するUI制御部を含む、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. さらに、前記ファームウェア情報の取得条件を判定するファームウェア情報取得条件判定手段を含み、
    前記ファームウェア情報取得手段は、前記取得条件が成立したときに前記ファームウェア情報を外部から取得する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記ファームウェア情報の取得条件は、装置の起動である、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記ファームウェア情報の取得条件は、利用者からのファームウェアの更新指示である、請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記ファームウェア情報の取得条件は、装置の電源OFFスイッチの押下の検出であり、
    前記ファームウェア情報取得手段は、前記電源OFFスイッチの押下を検出した後、前記装置への給電が停止するまでの間に前記ファームウェア情報を外部から取得する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  8. さらに、ファームウェア更新を要する新規デバイスの接続を検出するための新規デバイス接続検出手段を含み、
    前記ファームウェア情報の取得条件は、前記新規デバイスの接続の検出である、請求項4に記載の情報処理装置。
  9. さらに、装置内に発生したエラーを検出するためのエラー検出手段を含み、
    前記ファームウェア情報の取得条件は、前記エラーの検出である、請求項4に記載の情報処理装置。
  10. さらに、予め設定された前記ファームウェア情報の取得日時の到来を検知するためのファームウェア情報取得日時検知手段を含み、
    前記ファームウェア情報の取得条件は、前記取得日時の到来である、請求項4に記載の情報処理装置。
  11. 前記ファームウェア情報取得手段は、前記ファームウェア情報を取得してから所定時間が経過しても該ファームウェア情報に係るファームウェアがダウンロードされなかった場合に、再度、ファームウェア情報を外部から取得する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. さらに、前記最新バージョンのファームウェアのダウンロード条件を判定するダウンロード条件判定手段を含み、
    前記ファームウェア取得手段は、前記ダウンロード条件が成立したときに前記最新バージョンのファームウェアを外部からダウンロードする、
    請求項1〜11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. さらに、装置に対する入力信号が一定時間ないことを検出するための入力信号検出手段を含み、
    前記ダウンロード条件は、前記入力信号が一定時間ないことである、請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 予め設定された前記最新バージョンのファームウェアのダウンロード日時の到来を検知するためのダウンロード日時検知手段を含み、
    前記ダウンロード条件は、前記ダウンロード日時の到来である、請求項12に記載の情報処理装置。
  15. 前記ダウンロード条件は、装置の電源OFFスイッチの押下の検出であり、
    前記ファームウェア取得手段は、前記電源OFFスイッチの押下を検出した後、前記装置への給電が停止するまでの間に前記最新バージョンのファームウェアを外部からダウンロードする、
    請求項12に記載の情報処理装置。
  16. 前記ファームウェア取得手段は、前記更新可否判断手段がファームウェアの更新が可能と判断した直後に前記最新バージョンのファームウェアを外部からダウンロードする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  17. 前記ファームウェア取得手段は、前記ファームウェア情報取得手段が取得した前記最新バージョンのファームウェアを構成する各モジュールのバージョン情報と、前記構成情報に含まれる各モジュールのバージョン情報を比較し、バージョンが異なるモジュールのみを外部からダウンロードする、請求項1〜16のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  18. 利用者認証を実行する認証手段を含む、請求項1〜17のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  19. 前記認証手段は、前記ファームウェア取得手段が前記最新バージョンのファームウェアのダウンロードを開始する直前に利用者認証を実行する、
    請求項18に記載の情報処理装置。
  20. 前記認証手段は、前記更新可否判断手段がファームウェアの更新が可能と判断した直後に利用者認証を実行する、請求項18に記載の情報処理装置。
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