JP2014093056A - 電力料金計算装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】料金メニューの多様化やデマンドレスポンスによる料金体系の変化に対して、迅速かつ柔軟に対応する料金計算システムを提供する。
【解決手段】スマートメータを特定する情報と契約種別の情報とを対応付けて記憶する契約情報テーブルと、前記契約種別の情報と、時間帯毎の料金単価の情報を対応付けて記憶する料金メニューテーブルと、前記スマートメータから前記スマートメータを特定する情報と、定期的に前記検針値を受信して、前記スマートメータを特定する情報と前記契約情報テーブルから特定契約種別の情報を特定し、前記特定した契約種別の情報と前記料金メニューテーブルから各時間帯と各時間帯毎の単価を特定し、前記各時間帯の終わりの時間の検針値と、始まりの時間の検針値との差から各時間帯での電力使用量を算出し、前記算出された電力使用量を前記各時間帯の料金単価に掛け合わせて各時間帯の電力料金を算出する。
【選択図】図1

Description

スマートメータを使用した電力需要家の電力使用量および電気料金を算定するための技術に関する。
電気料金は、基本料金と電力量料金を加算することによって算出されている。基本料金は、契約形態によって決定され、電力量料金は、電力使用量と、契約によって決定される1kWhあたりの単価を乗算することで算出されている。このうち、電力量料金の算出諸元である電力使用量については、電力メータに表示される指示数を月単位に確認し、当月の指示数から前月の指示数を減算することで算出されている。
契約形態によっては、電力を使用する時間帯毎に1kWhあたりの単価が異なる契約があり、この場合は、時間帯毎に指示数が表示される電力メータを設置し、時間帯毎の指示数からそれぞれの電力使用量を算出している。例えば、特開2010-44595号公報(特許文献1)には、電力使用量を算定する技術として、電力メータで時間単位の電力使用量を計測する技術が開示されている。
一方、スマートメータのように、電力メータを直接確認しなくとも、検針値がネットワークを通じてサーバへ自動的に収集されるような仕組みが検討されている。
特開2010-44595号公報
特許文献1においては、事前に電力メータ毎に電力使用量を算定する時間単位の設定が必要であるため、設定時間に変更が生じた場合、電力メータの設定変更が必要となる。スマートメータにおける設定時間変更については、現在考慮されておらず、特許文献1の仕組みでは、ぞれぞれのスマートメータの設定時間を変更する必要があり、変更作業が煩雑になる課題がある。
上記課題を解決する為に、スマートメータを特定する情報と、時間毎に検針値を記憶する検針値テーブルと、前記スマートメータを特定する情報と契約種別の情報とを対応付けて記憶する契約情報テーブルと、前記契約種別の情報と、時間帯毎の料金単価の情報を対応付けて記憶する料金メニューテーブルと、前記スマートメータから前記スマートメータを特定する情報と、定期的に前記検針値を受信して時間毎に検針値を検針値テーブルに記憶する検針値格納処理部と、前記スマートメータを特定する情報と、前記契約情報テーブルで特定契約種別の情報を特定し、前記特定した契約種別の情報と前記料金メニューテーブルから、各時間帯と各時間帯毎の単価を特定し、前記検針値テーブルの前記各時間帯の終わりの時間の検針値と、始まりの時間の検針値との差から各時間帯での電力使用量を算出し、前記算出された電力使用量を前記各時間帯の料金単価に掛け合わせて各時間帯の電力料金を算出する演算処理部とを有する。
本発明によれば、電力料金の算出にあたり、料金体系の変化に柔軟に対応することができる。
実施例における料金計算システム1の概要を示した図である。 実施例における検針値テーブルのデータ構成図である。 実施例における契約情報テーブルのデータ構成図である。 実施例における料金メニューテーブルのデータ構成図である。 実施例1における使用量算定処理に対する起動引数の構成図である。 実施例1における時間帯別使用量テーブルのデータ構成図である。 実施例2における緊急ピーク時課金情報テーブルのデータ構成図である。 実施例1における使用量算定処理のフローチャートを示す図である。 実施例1における電力使用量算定処理のフローチャートを示す図である。 実施例1における月次使用量算定処理のフローチャートを示す図である。 実施例2における使用量算定処理のフローチャートを示す図である。 実施例2における使用量算定処理に対する起動引数の構成図である。 実施例3における一括使用量算定処理のフローチャートを示す図である。 実施例3における使用量算定処理に対する起動引数の構成図である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、料金計算システム101の概要を示した図である。本実施形態において、料金計算システム101を構成するメータデータ管理サーバ102は光通信などのネットワーク103を介して、電力需要家宅に設置されたスマートメータ104と接続する。このメータデータ管理サーバ102が本発明の電力料金計算装置に相当する。
スマートメータ104は、それぞれ需要家宅における30分単位に検針値を測定し、メータデータ管理サーバ102へ送信する。なお、検針値を計測する単位は30分としたが、異なる時間単位でもよい。
メータデータ管理サーバ102は、ネットワーク103と接続する送受信部105、使用量算定に関する演算処理を行う演算処理部106、使用量算定に必要な情報を保持する記憶部107から構成されている。
演算処理部106には、送受信部105から連係された30分検針値を電力需要家宅ごとに格納する検針値格納処理108、格納した30分検針値をもとに当該の電力需要家宅における電力使用量を算定する使用量算定処理109、算定した電力使用量から料金メニューに基づき、電気料金を計算する料金計算処理110を備える。
記憶部107は、電力需要家宅に設置されているスマートメータ104から連係された30分検針値を保持する検針値テーブル111、電力需給の契約情報を保持する契約情報テーブル112、料金メニューごとに、料金単価等、時間帯毎に異なる情報を保持する料金メニューテーブル113などにより構成されている。なお、メータデータ管理サーバ102内に各テーブルを配置する構成としているが、他システムのサーバに配置して参照する方式でもよい。
図2には、検針値テーブル111のデータ構成図を示す。本例の検針値テーブル111では、電力需給契約ごとに30分検針値201を蓄積・管理する。なお、本例ではスマートメータ104が検針値データを送信する単位を「30分」とするが、スマートメータ104の設定を変更することにより、「10分」「1時間」などにも自由に設定可能である。また、検針値テーブル111は、スマートメータ104から連係されてくる時限値に応じて変更することで対応できる。
図3には、契約情報テーブル112のデータ構成図を示す。本例の契約情報テーブル112では、電力需要家宅に設置したスマートメータを識別するスマートメータ識別番号301や契約種別302などの情報を保持する。契約種別には、電力を使用した時間帯に関わらず、1ヶ月の電力使用量に応じて電気料金を算出する従量制契約や、電力を使用した時間帯により料金単価が異なる時間帯別契約などがある。本例では、電力需要家である顧客Aのスマートメータ識別番号が「SM01」、契約種別に「時間帯別契約」が設定されている。
ここで、「時間帯別契約」は、5つの時間帯で異なる料金単価を設定したものである。夜間の時間帯における単価の設定を割安にする一方、電力需要のピーク時である昼間の時間帯は割高に設定される。また、朝・夕の時間帯については、昼間のピーク時の時間帯に比べて割安に設定される。本実施例では5つの時間帯としているがこれに限定されるものではなく、契約種別により、3つや4つのように時間帯を区切るものであってもよい。その場合、契約情報テーブル112の契約種別の情報に対応付けて、料金メニューテーブルで区分される時間帯が異なる。
図4には、料金メニューテーブル113のデータ構成図を示す。本例の料金メニューテーブル113では、契約種別の情報に対応付けて、電力会社が設定した各種の料金メニューに関連する情報を保持しており、契約種別の情報料金単価の異なる時間帯の区分数401や各時間帯区分の開始時刻・終了時刻402、および該当時間帯の料金単価403がある。本例では、「時間帯別契約」の料金メニューが定義されており、単価の異なる時間帯の区分数「5」、時間帯区分1の開始時刻「0:00」、終了時刻「7:00」、時間帯区分2の開始時刻「7:00」、終了時刻「13:00」、時間帯区分3の開始時刻「13:00」、終了時刻「18:00」、時間帯区分4の開始時刻「18:00」、終了時刻「23:00」、時間帯区分5の開始時刻「23:00」、終了時刻「24:00」、および各時間帯区分の料金単価が設定されている。なお、料金メニューの追加・変更、また、料金単価に変更が生じた場合には、料金メニューテーブル113に保持する情報を変更することで、容易にシステムに反映することができる。また、料金メニューテーブルを複数もたせる構成としてもよい。
次に、この実施の形態による料金計算システム101を用いた実施例1における具体例を図2〜6、図8〜10を用いて説明する。ここでは、例として、契約種別が「時間帯別契約」である顧客Aを対象に電力使用量を算定するケースを想定する。
以下、図8に示すフローチャートの流れに沿って説明を行う。
まず、スケジューラにより、当日使用量算定処理が起動し、動作を開始する(ステップS801)。次に、当日の使用量を算定する顧客Aの契約情報を、契約情報テーブル112より取得する(ステップS802)。メータデータ管理サーバは、スマートメータのスマートメータ識別番号を受信し、契約情報テーブルに照合することで、契約種別を特定する。本実施例ではスマートメータ識別番号としているが、例えば顧客を特定する情報をもとに、契約種別と特定するような構成としてもよく、これに限定されるものではない。
取得した顧客Aの契約種別「時間帯別契約」に基づいて、料金メニューテーブル113より時間帯区分の個数や当該時間帯区分の開始時刻、終了時刻などを取得する(ステップS803)。そして、取得した時間帯区分数だけ、電力使用量算定処理ステップS804に対して起動要求を行う。本実施例では料金メニューテーブルは5つの時間帯に区分されているが、これに限定されるものではない。電力使用量算定処理ステップS804に連係される起動引数は、以下の4つの形式に統一する。
(1)使用量算定日時 自(形式:yyyyMMddhhmm)
(2)使用量算定日時 至(形式:yyyyMMddhhmm)
(3)時間帯 自 (形式:hhmm)
(4)時間帯 至 (形式:hhmm)
ここで、「(1)使用量算定日時 自」は、使用量を算定する期間の開始日時を設定し、「(2)使用量算定日時 至」については、終了日時を設定する。また、「(3)時間帯 自」は、時間帯別契約など単価の異なる時間帯の開始時刻を設定し、「(4)時間帯 至」については、その終了時刻を設定する。
従来、時間帯別に単価の異なる料金メニューは、時間(hh)オーダーでの時間帯区分の設定が一般的であったが、本発明を使用することにより、分(mm)オーダーでの設定が可能となり、電力会社としてより細かな料金メニューの設定を行うことができる。また、従来の契約解除や契約開始に伴う料金計算では、日単位で使用量算定が行われてきたが、使用量算定の開始時刻、終了時刻を分(mm)オーダーまで持たせることにより、時刻単位での使用量算定が可能となるため、電力需要家に対して、より正確に料金を請求することができる。上記4つの形式を起動引数とすることにより、電力使用量算定に際して、より柔軟なインタフェースを提供できる。
図5には、実施例1の電力使用量算定処理ステップS804に要求する起動引数の構成図を示す。当ケースでは、2010年10月15日に当日使用量算定処理が起動すると仮定する。本例において、契約種別が「時間帯別契約」である起動引数の要求1は、「(1)使用量算定日時 自」、および「(2)使用量算定日時 至」には、2010年10月15日の0時、およびその翌日の0時を設定し、「(3)時間帯 自」、および「(4)時間帯 至」には、料金メニューテーブル113より取得した時間帯区分1の開始時刻0時、終了時刻8時を設定する。なお、要求1と同様に、要求2〜5についても、料金メニューテーブル113より取得した開始時刻、および終了時刻を各々の要求に設定し、時間帯区分数である5回の要求を行う。
次に、要求を受けた電力使用量算定処理ステップS804により、顧客Aの日単位の電力使用量を算定する。電力使用量算定処理ステップS804で実施する処理を図9のフローチャートに示す。
まず、前述した起動引数を受けた電力使用量算定処理ステップS804が起動する(ステップS901)。そして、検針値テーブル111から「(1)使用量算定日時 自」から「(2)使用量算定日時 至」の期間内において、「(3)時間帯 自」および「(4)時間帯 至」の検針値を取得する(ステップS902)。次に、「(4)時間帯 至」に設定されている時刻に対応する検針値から、「(3)時間帯 自」に設定されている時刻に対応する検針値を減算し、1日の時間帯別電力使用量を算定する(ステップS903)。そして、「(3)使用量算定日時 自」から「(4)使用量算定日時 至」の期間全日分に対して、日々の時間帯別電力使用量を算定する(ステップS904)。日々の時間帯別電力使用量の算定が、使用量算定期間の全日分、終了した場合、「(3)使用量算定日時 自」から「(4)使用量算定日時 至」の期間内について積算する(ステップS905)。そして、算定した当該時間帯区分の使用量を応答として返却する(ステップS906)。
本例では、時間帯区分数である要求数5回に対して、それぞれ電力使用量算定処理ステップS804が起動し、応答を返却する。
最後に、電力使用量算定処理ステップS804より算出した電力使用量を時間帯別使用量テーブル114に格納し、顧客Aに対する当日使用量算定処理が終了する(ステップS805)。
図6には、時間帯別使用量テーブル114のデータ構成図を示す。本例の時間帯別使用量テーブル114では、スマートメータごと、および契約種別に応じて時間帯区分が分かれており、各々の項目に対して該当する電力使用量を保持する。
そして、料金計算のタイミングで実施する月次使用量算定処理を図10のフローチャートに示す。まず、顧客Aの当月における検針日が到来すると、月次使用量算定処理が起動し、動作を開始する(ステップS1001)。以降のステップステップS1002からステップS1003までは、図8のステップS802からステップS803までと同様のフローで進行する。次に、当日使用量算定処理にて格納した時間帯別使用量テーブル114より、前回検針日と次回検針日の期間内における1日の時間帯別電力使用量を取得する(ステップS1004)。そして、この1日の各時間帯の電力使用量を料金計算期間分について時間帯別に積算し、月次使用量算定処理を終了する(ステップS1005)。ここで「料金計算期間」とは、前回検針日と次回検針日の間の期間である。
なお、料金計算期間分の各時間帯別電力使用量に対して、料金メニューテーブル113に設定されている各時間帯別の料金単価を乗じることで、各時間帯別の料金を算出し、これを合計することで、顧客Aに対して請求する電気料金の内、電力量料金を算出する。
実施例2では、緊急ピーク時課金を考慮した電力使用量の算定を行う方式である。
本実施例における料金計算システム101の概要については、図1と同じであるが、テーブルのデータ構成や処理フローが一部異なる。
緊急ピーク時課金の情報は、緊急ピーク時課金情報テーブル115に予め定義されているものとする。
緊急ピーク時課金情報テーブル115のデータ構成図を図7に示す。緊急ピーク時課金情報テーブル115では、緊急ピーク時課金が適用された日時、課金情報等を管理するテーブルである。緊急ピーク時課金の情報として保持する項目は、緊急ピーク時課金識別ID701ごとに、緊急ピーク時課金の実施日702、実施期間の開始時刻と終了時刻703、およびその期間内の料金単価704が設定されている。ここで、緊急ピーク時課金識別ID701とは、緊急ピーク時課金を一意に特定するための識別キーである。
以下、実施例2における具体例を図7、図11〜12を用い、図11に示すフローチャートの流れに沿って説明を行う。
まず、スケジューラにより、当日使用量算定処理が起動し、動作を開始する(ステップS1101)。以降のステップS1102からステップS1103までは、図8のステップS802からステップS803までと同様のフローで進行する。次に、緊急ピーク時課金情報テーブル115を参照し、処理対象日に緊急ピーク時課金情報が存在するかどうかチェックする(ステップS1104)。当ケースでは、緊急ピーク時課金識別ID「A0001」に対応する緊急ピーク時課金が処理当日に実施されていると仮定する。そのため、緊急ピーク時課金存在チェック(ステップS1104)の結果、緊急ピーク時課金情報「有」の分岐を通過する。緊急ピーク時課金情報が存在した場合には、緊急ピーク時課金情報を取得する(ステップS1105)。そして、電力使用量算定処理ステップS1106に対して起動要求を行う。なお、電力使用量算定処理ステップS1106と、実施例1の電力使用量算定処理ステップS804は同等の処理を行うものとする。一方、緊急ピーク時課金情報が存在しない場合は、実施例1と同様に、電力使用量算定処理ステップS1106へ遷移し、当日の時間帯別電力量を算定する。
図12には、実施例2の電力使用量算定処理ステップS1106に要求する起動引数の構成図を示す。当ケースでは、2010年10月15日の13時から18時までの期間が、緊急ピーク時課金を実施している期間と仮定する。したがって、本例において、緊急ピーク時課金実施期間を対象とした起動引数である要求1は、「(1)使用量算定日時 自」に「201010150000」、「(2)使用量算定日時 至」に「201010160000」、「(3)時間帯 自」に「1300」、「(4)時間帯 至」に「1800」を設定する。また、緊急ピーク時課金実施期間以外の時間帯については、実施例1と同様に、料金メニューテーブル113より取得した時間帯区分に従い起動引数を設定する。したがって、図12に示したように電力使用量算定処理ステップS1106に対して、5回の起動要求を行う。
起動要求を受けた電力使用量算定処理ステップS1106が終了すると、その応答として返却された緊急ピーク時課金実施期間における電力使用量、および緊急ピーク時課金実施期間以外の電力使用量は、時間帯別使用量テーブル114に格納する(ステップS1107)。
そして、料金計算のタイミングで、実施例1の図10に示す月次使用量算定処理と同様のフローで進行する。なお、料金計算については、料金計算期間における時間帯別使用量テーブル114に格納している緊急ピーク時課金時の電力使用量602に対して、緊急ピーク時課金情報テーブル115に格納されている料金単価を乗じることで、緊急ピーク時課金を実施期間中の料金を算出することができる。そして、各時間帯別電力使用量については、時間帯別使用量テーブル114に格納している電力使用量601に、料金メニューテーブル113に設定されている各時間帯別の電気料金単価を乗じることで、各時間帯別の料金を算出する。これらを合計することで、緊急ピーク時課金を考慮した電気料金を算出することが可能となる。
実施例3では、料金計算のタイミングで電力使用量の算定を行う方式である。また、実施例1の当日使用量算定処理において、過去に遡って電力使用量を算定する事象が発生した場合には、本処理へ遷移するものとする。なお、電力使用量の算定方式は、電力会社側で当日使用量算定処理を実施するか、一括使用量算定処理を実施するか、任意に選択することが可能である。
以下、実施例3における具体例を図13〜14を用いて説明を行う。
料金計算のタイミングで実施する一括使用量算定処理を図13のフローチャートに示す。はじめに、顧客Aの当月における電力使用量の計測日が到来すると、一括使用量算定処理が起動し、動作を開始する(ステップS1301)。以降のステップS1302からステップS1304までは、図8のステップS802からステップS804までと同様のフローで進行する。
図14には、実施例3の電力使用量算定処理ステップS1304に要求する起動引数の構成図を示す。当ケースでは、前月検針日を2010年10月15日、当月検針日を2010年11月15日とし、両者とも0時の時限値を検針時刻とする。したがって、本例において電力使用量算定処理ステップS1304に対して要求する起動引数の内、要求1は、「(1)使用量算定日時 自」に「201010150000」、「(2)使用量算定日時 至」に「201011160000」、「(3)時間帯 自」に「0000」、「(4)時間帯 至」に「0700」を設定する。また、その他の起動引数については「(1)使用量算定日時 自」、「(2)使用量算定日時 至」には要求1と同様の値を設定し、「(3)時間帯 自」、「(4)時間帯 至」については、料金メニューテーブル113より取得した開始時刻、終了時刻を各々、設定する。したがって、図14に示したように電力使用量算定処理ステップS1304に対して、5回の起動要求を行う。
最後に、実施例1と同様に、図9に示す電力使用量算定処理ステップS1304が起動し、一括使用量算定処理が終了する。また、月中に料金メニューの変更が生じた場合については、顧客Aの契約情報を確認し、旧料金メニューにて使用量算定を実施後、そのプロセスとは別に、新料金メニューにて使用量算定を実施することにより対応が可能である。
101:料金計算システム、102:メータデータ管理サーバ、103:ネットワーク、104:スマートメータ、105:送受信部、106:演算処理部、107:記憶部、108:検針値格納処理、109:使用量算定処理、110:料金計算処理、111:検針値テーブル、112:契約情報テーブル、113:料金メニューテーブル、114:時間帯別使用量テーブル、115:緊急ピーク時課金情報テーブル、201:30分検針値、301:スマートメータ識別番号、302:契約種別、401:時間帯区分数、402:時間帯区分の開始時刻・終了時刻、403:当該時間帯区分の料金単価、601:契約種別に応じた各時間帯項目の電力使用量、602:緊急ピーク時課金実施時の電力使用量、701:緊急ピーク時課金識別ID、702:緊急ピーク時課金実施日、703:緊急ピーク時課金実施期間の開始時刻・終了時刻、704:緊急ピーク時課金実施期間における料金単価

Claims (4)

  1. スマートメータを特定する情報と、時間毎に検針値を記憶する検針値テーブルと、
    前記スマートメータを特定する情報と契約種別の情報とを対応付けて記憶する契約情報テーブルと、
    前記契約種別の情報と、時間帯毎の料金単価の情報を対応付けて記憶する料金メニューテーブルと、
    前記スマートメータから前記スマートメータを特定する情報と、定期的に前記検針値を受信して時間毎に検針値を検針値テーブルに記憶する検針値格納処理部と、
    前記スマートメータを特定する情報と、前記契約情報テーブルで特定契約種別の情報を特定し、前記特定した契約種別の情報と前記料金メニューテーブルから、各時間帯と各時間帯毎の単価を特定し、
    前記検針値テーブルの前記各時間帯の終わりの時間の検針値と、始まりの時間の検針値との差から各時間帯での電力使用量を算出し、前記算出された電力使用量を前記各時間帯の料金単価に掛け合わせて各時間帯の電力料金を算出する演算処理部と
    を有することを特徴とする電力料金計算装置。
  2. 請求項1に記載の電力料金計算装置であって、
    更に、
    緊急時の時間帯と料金単価の情報を記憶する緊急ピーク時課金情報テーブルと、
    前記計算処理部が、
    当該時間区間を、前記緊急ピーク時課金情報テーブルと照合して、一致する場合、当該時間区間の料金単価を前記緊急時課金情報テーブルの料金単価として、電力料金を算出する
    ことを特徴とする電力料金算出装置。
  3. 請求項1乃至請求項2そのどちらか一方に記載の電力料金算出装置であって、
    前記演算処理部が使用量算定期間の開始日時から終了日時における前記使用量算定期間全日に対してそれぞれ時間帯毎の電力使用量を算出して電力料金を算出する
    ことを特徴とする電力料金算出装置。
  4. スマートメータを特定する情報と、時間毎に検針値を記憶するステップと、
    前記スマートメータを特定する情報と契約種別の情報とを対応付けて記憶するステップと、
    前記契約種別の情報と、時間帯毎の料金単価の情報を対応付けて記憶するステップと、 前記スマートメータから前記スマートメータを特定する情報と、定期的に前記検針値を受信して時間毎に検針値を検針値テーブルに記憶するステップと、
    前記スマートメータを特定する情報と、前記契約情報テーブルで特定契約種別の情報を特定し、前記特定した契約種別の情報と前記料金メニューテーブルから、各時間帯と各時間帯毎の単価を特定し、前記検針値テーブルの前記各時間帯の終わりの時間の検針値と、始まりの時間の検針値との差から各時間帯での電力使用量を算出し、前記算出された電力使用量を前記各時間帯の料金単価に掛け合わせて各時間帯の電力料金を算出するステップと
    を有することを特徴とする電力料金計算方法。
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