JP2014092613A - 現像装置 - Google Patents

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和奈 田口
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啓介 高橋
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Abstract

【課題】本発明は、現像部における現像剤の水位を安定させることができる現像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】トナー収容部130と、ブラシローラ112を有する現像部110と、トナー収容部130に回転可能に設けられたアジテータ132と、トナーをブラシローラ112の軸方向に搬送するように構成されるオーガ115と、トナーを現像部110に供給するように構成される供給路121と、トナーをトナー収容部130に戻すように構成される戻し路122と、供給路121と戻し路122との間に少なくとも一つ設けられ、トナーを現像部110に供給するように構成される中間供給路123とを備えた現像装置(現像カートリッジ10)である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブラシローラを備える現像装置に関する。
画像形成装置における現像装置として、現像剤を収容する現像剤収容部と、外周面に繊維が植設されてなるブラシ層を有するブラシローラを有する現像部とを備えたものが知られている(特許文献1)。この現像装置では、現像剤収容部の現像剤が現像部に搬送されることによりブラシローラに現像剤が供給される。
また、現像部と現像剤収容部との間で現像剤を循環させるため、現像部と現像剤収容部とを連通する供給口と戻り口が設けられた現像装置が知られている(特許文献2)。この現像装置では、現像剤は、現像剤収容部から供給口を通って現像部に入り、現像部からは戻り口を通って現像剤収容部に戻されるようになっている。そして、現像剤は、現像部の中では、オーガにより供給口から戻り口へ向けて搬送されるようになっている。
特開昭57−92341号公報 特開2008−216454号公報
ところで、現像部内における現像剤の水位は、形成される画像の品質に影響を与え、現像室内においては、現像剤の水位は幅方向にわたってできるだけ均一であることが望ましいことが分かってきている。しかしながら、特許文献2の技術では、供給口と戻り口との間では現像剤収容室から現像部に現像剤が供給されないので、特許文献1の技術に特許文献2の技術を採用した構成の場合、ブラシローラにより現像剤が持って行かれることで、戻り口に近づくほど現像剤の水位が低くなるおそれがあった。また、現像剤の水位が低くなると、幅方向において現像剤の量が均一でなくなり、画像の印字濃度にオーガの羽のピッチに対応したムラが生じるおそれがあった。一方、現像剤の水位が高くなり過ぎるとブラシローラに現像剤が過剰に供給されるので、印字かぶりが発生したり、ブラシローラの回転トルクが大きくなるおそれがあった。
そこで、本発明は、現像部における現像剤の水位を安定させることができる現像装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の現像装置は、現像剤を収容する現像剤収容部と、ローラ本体と、当該ローラ本体の外周面に繊維が植設されてなるブラシ層とを有するブラシローラを収容する現像部と、現像剤収容部に回転可能に設けられ、現像剤収容部から現像部に向けて現像剤を搬送するように構成される回転部材と、現像部に回転可能に設けられ、ブラシローラに隣接して配置され、回転部材によって搬送された現像剤をブラシローラの軸方向に搬送するように構成される搬送部材と、搬送部材の現像剤の搬送方向上流側で搬送部材と対向する位置に設けられ、回転部材によって搬送された現像剤を現像部に供給するように構成される供給路と、搬送部材の現像剤の搬送方向下流側で搬送部材と対向する位置に設けられ、搬送部材によって搬送された現像剤を現像剤収容部に戻すように構成される戻し路と、搬送部材の現像剤の搬送方向における供給路と戻し路との間に少なくとも一つ設けられ、回転部材によって搬送された現像剤を現像部に供給するように構成される中間供給路とを備える。
このような構成によれば、供給路と戻し路との間に少なくとも一つの中間供給路を設けたので、中間供給路を通して現像剤収容部から現像部に現像剤を供給することができる。そのため、現像部における現像剤の水位を安定させることができる。
前記した構成において、中間供給路は、供給路と連続しており、供給路および中間供給路を合わせた搬送部材の搬送方向における長さは、戻し路の搬送部材の搬送方向における長さよりも長い構成とすることができる。なお、ここでの供給路、中間供給路および戻し路の長さは、これらが複数ある場合には、複数を合わせた長さの意味である。
また、前記した構成において、中間供給路は、供給路および戻し路と連続している構成とすることができる。
また、前記した構成において、中間供給路は、複数個設けられている構成とすることができる。
前記した構成において、中間供給路は、前記供給路よりも小さく形成されている構成とすることができる。
このような構成によれば、中間供給路が供給路よりも小さく形成されているので、中間供給路から現像剤を供給しすぎるのを抑制することができる。
前記した構成において、回転部材は、中間供給路に対向する位置における搬送能力が、供給路に対向する位置における搬送能力よりも低くなるような構成とすることができる。
このような構成によれば、中間供給路に対向する位置での搬送能力が供給路に対向する位置での搬送能力よりも低いので、中間供給路から現像剤を供給しすぎるのを抑制することができる。
前記した構成において、搬送部材の回転中心は、ブラシローラの回転中心よりも下方に位置する構成とすることができる。
前記した構成において、搬送部材は、第1回転軸と、前記第1回転軸の周囲に設けられた螺旋状の羽部とを備えるオーガである構成とすることができる。
前記した構成において、回転部材は、第2回転軸と、第2回転軸に支持され、現像剤収容部内において戻し路に対向する位置から供給路に対向する位置に向けて現像剤を搬送する第1回転翼を有する構成とすることができる。
このような構成によれば、第1回転翼により戻し路から現像剤収容部に戻された現像剤を供給路に向けて搬送することができる。
前記した回転部材が第1回転翼を有する構成において、回転部材は、第2回転軸に支持され、現像剤収容部から現像部に向けて現像剤を搬送するための第2回転翼を有し、第2回転翼は、供給路および中間供給路と対向する位置に配置され、戻し路と対向する位置には配置されていない構成とすることができる。
このような構成によれば、第2回転翼が供給路および中間供給路と対向する位置を通過するので、現像剤を供給路および中間供給路から現像部に搬送することができる。また、第2回転翼が戻し路と対向する位置に配置されていないので、戻し路から現像剤を供給することを抑制することができる。
本発明によれば、供給路と戻し路との間に少なくとも一つの中間供給路を設けたので、中間供給路を通して現像剤収容部から現像部に現像剤を供給することができる。そのため、現像部における現像剤の水位を安定させることができる。
本発明の実施形態に係る現像カートリッジを示す拡大図である。 図1のX−X断面図(a)と、図2(a)のY−Y断面図(b)である。 第1変形例に係る図2(a)に相当する図(a)と、図2(b)に相当する図(b)である。 第2変形例に係る図2(b)に相当する図(a)と、第3変形例に係る図2(b)に相当する図(b)と、第4変形例に係る図2(b)に相当する図(c)と、第5変形例に係る図2(b)に相当する図(d)である。 第6変形例に係る現像カートリッジを示す拡大図である。 第6変形例に係る現像カートリッジをZ方向から見た斜視図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下の説明では、本発明の実施形態に係る現像カートリッジ10の詳細な構成について説明する。
なお、以下の説明において、方向は、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
<現像カートリッジの詳細構成>
現像カートリッジ10は、図1に示すように、筐体100を備え、現像部110と、現像剤収容部の一例としてのトナー収容部130とから構成されており、現像部110とトナー収容部130は仕切り部120によって仕切られている。なお、仕切り部120の詳細については後述する。
現像部110は、現像室111を構成しており、ブラシローラ112と、規制ブレード114と、搬送部材の一例としてのオーガ115とが配置されている。
ブラシローラ112は、ローラ本体112Aと、ローラ本体112Aの外周面に繊維が植設されてなるブラシ層112Bとを有しており、感光ドラム61の前側に配置されている。このブラシローラ112は、ブラシ層112Bにトナーを取り込んで感光ドラム61の表面と摺接することによって、感光ドラム61の表面に形成された静電潜像にトナーを供給するように構成される部材である。
規制ブレード114は、ブラシローラ112と接触することでブラシローラ112上のトナー量を規制するように構成された部材である。この規制ブレード114は、ブラシローラ112の上方で基端部が固定され、この基端部から略下方向に突出した先端部がブラシローラ112の前側のブラシ層112Bに接触している。
オーガ115は、現像室111内のトナーを左右方向(ブラシローラ112の軸方向)に搬送するように構成された部材であり、現像部110内に回転可能に設けられている。このオーガ115は、ブラシローラ112の前側に隣接して配置されており、その回転中心がブラシローラ112の回転中心よりも下方で、かつ、その上端が規制ブレード114とブラシローラ112の接触位置よりも下方に位置している。
オーガ115は、図2(a)に示すように、第1回転軸115Aと、第1回転軸115Aの周囲に設けられた螺旋状の羽部115Bとを備えている。このようなオーガ115は、回転することにより、左側から右側へ向けてトナーを搬送するように構成されている。
図1に戻り、トナー収容部130は、トナーを収容するトナー収容室131を構成している。トナー収容室131内には、回転部材の一例としてのアジテータ132が回転可能に設けられている。
アジテータ132は、トナー収容室131内のトナーを撹拌するとともに、トナー収容室131内から現像室111に向けてトナーを搬送するように構成される部品である。なお、アジテータ132の詳細については後述する。
この現像カートリッジ10では、トナー収容室131内に収容されているトナーが、アジテータ132により現像室111に搬送され、ブラシローラ112のブラシ層112Bに供給される。そして、ブラシ層112Bに供給されたトナーは、ブラシローラ112の回転に伴って、規制ブレード114により最適なトナー量に規制され、ブラシローラ112上に担持される。
[仕切り部]
次に、仕切り部120について説明する。
仕切り部120は、その下部に図2(b)に示すような供給路121,戻し路122および中間供給路123が形成されている。この供給路121および戻し路122の下端縁がおよそ現像部110におけるトナーの水位の上限を規定する。
供給路121は、現像室111とトナー収容室131とを連通する開口であり、アジテータ132によって搬送されたトナーを現像室111に供給するように構成されている。この供給路121は、オーガ115の左端部、つまり、現像室111内におけるトナーの搬送方向上流側でオーガ115と対向する位置に設けられている。
戻し路122は、現像室111とトナー収容室131とを連通する開口であり、オーガ115によって搬送されたトナーをトナー収容室131に戻すように構成されている。この戻し路122は、オーガ115の右端部、つまり、現像室111内におけるトナーの搬送方向下流側でオーガ115と対向する位置に設けられている。
中間供給路123は、現像室111とトナー収容室131とを連通する開口であり、アジテータ132によって搬送されたトナーを現像室111に供給するように構成されている。この中間供給路123は、トナーの搬送方向における供給路121と戻し路122との間に3個設けられており、供給路121よりもトナーの供給能力が小さくなるように供給路121よりも小さく形成されている。より詳細に、中間供給路123は、左右方向および上下方向における長さが供給路121および戻し路122の左右方向および上下方向における長さよりも短くなるように形成されており、開口面積が供給路121および戻し路122よりも小さく設定されている。また、中間供給路123の下端縁は、供給路121および戻し路122の下端縁よりも上に位置しており、現像室111内のトナーがトナー収容室131に戻るのを抑制している。
[アジテータ]
次に、アジテータ132について説明する。
アジテータ132は、図2(a)に示すように、第2回転軸133と、第1回転翼134と、第2回転翼135とから構成されている。
第2回転軸133は、左右の側壁に回転可能に支持されており、径方向外側に延びる第1支持部133Aと、径方向外側に第1支持部133Aと反対側に延びる第2支持部133Bとを有している。
第1回転翼134は、第1支持部133Aに複数個支持されており、弾性変形可能に構成されている。この第1回転翼134は、その先端部が右側から左側に向かうにつれて第2回転軸133からの距離が遠くなるように左右方向に対して斜めに形成されている。また、第1回転翼134は、その先端部がトナー収容室131の内面と摺接可能な長さに構成されている。このような第1回転翼134は、その先端部がトナー収容室131の内面を摺接するように回転することで、右側(戻し路122に対向する位置)から左側(供給路121に対向する位置)に向けてトナーを搬送するように構成されている。
第2回転翼135は、第2支持部133Bに支持されており、弾性変形可能に構成されている。この第2回転翼135は、供給路121と対向する位置に配置された供給翼135Aと、中間供給路123と対向する位置に配置された複数個の中間供給翼135Bとを有しており、戻し路122と対向する位置には配置されていない構成となっている。
供給翼135Aは、矩形状に形成されており、供給路121の左右方向における長さよりも幅が広くなっている。この供給翼135Aは、その先端部がトナー収容室131の内面と摺接可能な長さに構成されている。
中間供給翼135Bは、その先端部が右側から左側に向かうにつれて第2回転軸133からの距離が遠くなるように左右方向に対して斜めに形成されている。また、中間供給翼135Bは、その先端部がトナー収容室131の内面と摺接可能な長さに構成されている。このように中間供給翼135Bは斜めに形成されているので、中間供給路123に対向する位置における搬送能力が、供給路121に対向する位置における搬送能力よりも低くなるように構成されている。
以上のような第2回転翼135は、その先端部がトナー収容室131の内面を摺接するように回転することで、トナー収容室131から供給路121および中間供給路123を介して現像室111に向けてトナーを搬送可能である。
[トナー搬送動作]
ここで、図2(a)を参照しつつ、トナー搬送動作について説明する。
アジテータ132が回転することにより、第2回転翼135が供給路121および中間供給路123を通じて現像室111内にトナーを供給する(矢印A,B参照)。
現像室111内に供給されたトナーは、オーガ115が回転することにより、左側から右側、つまり、供給路121および中間供給路123に対向する位置から戻し路122に対向する位置に向けて搬送される(矢印C参照)。そして、この搬送されたトナーは、戻し路122からトナー収容室131に戻される(矢印D参照)。
トナー収容室131に戻されたトナーは、アジテータ132が回転することにより、第1回転翼134により右側から左側、つまり、戻し路122に対向する位置から供給路121に対向する位置に向けて搬送される(矢印E参照)。このような動作が繰り返し行われることで、トナーの供給および循環が行われる。
ここで、現像室111内では、ブラシローラ112のブラシ層112Bにトナーが供給されるので、現像室111内におけるトナー量は、ブラシ層112Bへの供給量に応じて減少する。そのため、現像室111内のトナーの水位は、戻し路122に近づくほど低くなりやすくなる。また、トナーの水位が低くなると、オーガ115の羽部115Bのあるところとないところでブラシローラ112のブラシ層112Bへのトナー供給量が不均一になりやすくなる。
しかし、本実施形態に係る現像カートリッジ10では、供給路121と戻し路122との間に複数個の中間供給路123を設けたことにより、ブラシローラ112のブラシ層112Bに供給したトナーを補充するように、中間供給路123を通してトナー収容室131から現像室111にトナーを供給することができる。そのため、現像室111内におけるトナー量を一定水準に保つことができ、現像部110におけるトナーの水位を安定させ、ブラシローラ112のブラシ層112Bへのトナー供給量を略均一にすることができる。
また、中間供給路123は、供給路121よりも小さく形成されているので、中間供給路123からトナーを供給しすぎるのを抑制することができる。
また、アジテータ132は、中間供給路123に対向する位置での搬送能力が供給路121に対向する位置での搬送能力よりも低いので、中間供給路123からトナーを供給しすぎるのを抑制することができる。
また、アジテータ132は、第1回転翼134を有しているので、第1回転翼134により戻し路122からトナー収容部130に戻されたトナーを供給路121に向けて搬送することができる。
また、アジテータ132は、第2回転翼135が供給路121および中間供給路123と対向する位置を通過するので、トナーを供給路121および中間供給路123から現像室111に搬送することができる。また、第2回転翼135が戻し路122と対向する位置に配置されていないので、戻し路122から現像室111にトナーが入ることを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。なお、以下の説明では、前記実施形態と略同様の構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
<第1変形例>
前記実施形態では、供給路121が仕切り部120の右端側に配置され、戻し路122が左端側に配置されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図3(a),(b)に示すように、仕切り部220の中央部に供給路221が配置され、左右両端側に戻し路222が配置されるような構成であってもよい。
この構成における中間供給路223A,223Bは、供給路221と右側の戻し路222との間および供給路221と左側の戻し路222との間にそれぞれ1個ずつ設けられており、供給路221よりもトナーの供給能力が小さくなるように供給路221よりも小さく形成されている。より詳細に、中間供給路223A,223Bは、左右方向および上下方向における長さが供給路221および戻し路222の左右方向および上下方向における長さよりも短くなるように形成されており、開口面積が供給路221および戻し路222よりも小さく設定されている。
オーガ215は、第1回転軸215Aの周囲に左右対称に配置され、螺旋方向がそれぞれ異なった第1羽部215Bおよび第2羽部215Cを備えている。このようなオーガ215は、第1羽部215Bで中央部から右側に、第2羽部215Cで中央部から左側に向けてトナーを搬送するように構成されている。
第1回転翼234は、左右対称に配置された右回転翼234Aおよび左回転翼234Bを有している。このような第1回転翼234は、右回転翼234Aで右側から中央部に、左回転翼234Bで左側から中央部に向けてトナーを搬送するように構成されている。
第2回転翼235は、供給翼235Aと、供給翼235Aを挟んで左右対称に配置された第1中間供給翼235Bおよび第2中間供給翼235Cとを有している。第1中間供給翼235Bおよび第2中間供給翼235Cは、その先端が斜めに形成されているので、中間供給路223A,223Bに対向する位置における搬送能力が、供給路221に対向する位置における搬送能力よりも低くなるように構成されている。
[トナー搬送動作]
ここで、図3(a)を参照しつつ、トナー搬送動作について説明する。
アジテータ232が回転することにより、第2回転翼235が供給路221および中間供給路223を通じて現像室111内にトナーを供給する(矢印A1,A2,B1,B2参照)。
供給路221の右半分および中間供給路223Aから供給されたトナーは、オーガ215が回転することにより、第1羽部215Bに沿って右側に搬送される(矢印C1参照)。また、供給路221の左半分および中間供給路223Bから供給されたトナーは、第2羽部215Cに沿って左側に搬送される(矢印C2参照)。そして、これらのトナーは、左右の戻し路222からトナー収容室131に戻される(矢印D1,D2参照)。
左右の戻し路222から戻されたトナーは、アジテータ232の右回転翼234Aおよび左回転翼234Bにより中央側に向けて搬送される(矢印E1,E2参照)。このような動作が繰り返し行われることで、トナーの供給および循環が行われる。
このような構成であっても、前記実施形態と同様に、中間供給路223を通してトナー収容室131から現像室111にトナーを供給することができる。
<第2変形例>
前記実施形態では、仕切り部120に3個の中間供給路123が設けられていたが、図4(a)に示すような中間供給路123Aを設けてもよい。
この構成における中間供給路123Aは、供給路121Aと連続している。
供給路121Aおよび中間供給路123Aを合わせた左右方向(オーガ115の搬送方向)における長さは、戻し路122Aの左右方向における長さより長くなっている。
このような構成であっても、前記実施形態と同様に、中間供給路123Aを通してトナー収容室131から現像室111にトナーを供給することができる。
<第3変形例>
また、図4(b)に示すような中間供給路123Bを設けてもよい。
この構成における中間供給路123Bは、供給路121Bおよび戻し路122Bと連続している。
このような構成であっても、前記実施形態と同様に、中間供給路123Bを通してトナー収容室131から現像室111にトナーを供給することができる。
<第4変形例>
また、図4(c)に示すような中間供給路123Cを設けてもよい。
この構成における中間供給路123Cは、左から右にいくにつれて徐々に上下方向の大きさが大きくなるように構成されている。
このような構成であっても、前記実施形態と同様に、中間供給路123Cを通してトナー収容室131から現像室111にトナーを供給することができる。
<第5変形例>
また、図4(d)に示すような中間供給路123Dを設けてもよい。
この構成における中間供給路123Dは、供給路121Dと戻し路122Dとの中間地点に1個設けられている。なお、中間供給路123Dの左右方向における長さは、供給路121Dおよび戻し路122Dと連続しない限り、任意に変更可能である。
このような構成であっても、前記実施形態と同様に、中間供給路123Dを通してトナー収容室131から現像室111にトナーを供給することができる。
<第6変形例>
前記実施形態の現像カートリッジ10は、仕切り部120に形成された供給路121および中間供給路123に直接アジテータ132によりトナーを供給するような構成であったが、図5,図6に示すような現像カートリッジ10Aであってもよい。
この構成における現像カートリッジ10Aは、仕切り部320と前側で隣接するトナー貯留部340と、貫通路350とが新たに設けられている。
仕切り部320は、その下端部に供給路321、戻し路322および中間供給路323が形成されている。
トナー貯留部340は、供給路321および中間供給路323を通して現像室111に供給するトナーを溜めておく部分であり、仕切り部320の下端部から前斜め上方に延びて形成される区画壁341を有している。このトナー貯留部340は、区画壁341と仕切り部320との間でトナーを溜めることが可能となっている。
区画壁341は、トナー収容室331とトナー貯留部340を区画する壁であり、その上を通してトナー収容室331からトナーが供給されるようになっている。
貫通路350は、戻し路322から戻されたトナーがトナー収容室331に戻る経路であり、左右方向における区画壁341の戻し路322と対向する位置に設けられている。この貫通路350は、トナー収容室331とトナー貯留部340とを貫通するように、望ましくはその底面351がトナー収容室331に向かって下り勾配となるように形成されている。より詳細に、貫通路350は、その底面351が戻し路322からトナー収容室331に続いており、その幅が戻し路322と略同じになるように形成されている。また、貫通路350の底面351の左右両端には、区画壁341とトナー収容室331の底壁をつなぐ一対の側壁352が形成されている。なお、貫通路350の形状は、任意に設定可能であり、例えば、貫通孔のような形状であってもよい。
[トナー搬送動作]
次に、トナー搬送動作について説明する。
アジテータ132が回転することにより、トナーがトナー貯留部340に溜められる。トナー貯留部340に溜められたトナーは、供給路321および中間供給路323から現像室111に供給される。そして、オーガ115の回転により戻し路322に搬送されたトナーは、戻し路322から貫通路350を通過してトナー収容室331に戻される。この動作が繰り返し行われる。
このような構成であっても、前記実施形態と同様に、中間供給路323を通してトナー収容室331から現像室111にトナーを供給することができる。
前記実施形態の現像カートリッジ10は、現像部110およびトナー収容部130が一体となった筐体100として構成されていたが、本発明はこれに限定されず、トナー収容部を含む部分が現像部とは別体のトナーカートリッジとして構成されていてもよい。
前記実施形態では、本発明の現像装置として現像カートリッジ10を例示したが、本発明はこれに限定されず、感光ドラム及びブラシローラを備えた、いわゆるプロセスカートリッジを現像装置としてもよい。
10 現像カートリッジ
10A 現像カートリッジ
110 現像部
112 ブラシローラ
112A ローラ本体
112B ブラシ層
114 規制ブレード
115 オーガ
115A 第1回転軸
115B 羽部
121 供給路
122 戻し路
123 中間供給路
130 トナー収容部
132 アジテータ
133 第2回転軸
134 第1回転翼
135 第2回転翼

Claims (10)

  1. 現像剤を収容する現像剤収容部と、
    ローラ本体と、当該ローラ本体の外周面に繊維が植設されてなるブラシ層とを有するブラシローラを収容する現像部と、
    前記現像剤収容部に回転可能に設けられ、前記現像剤収容部から前記現像部に向けて現像剤を搬送するように構成される回転部材と、
    前記現像部に回転可能に設けられ、前記ブラシローラに隣接して配置され、前記回転部材によって搬送された現像剤を前記ブラシローラの軸方向に搬送するように構成される搬送部材と、
    前記搬送部材の現像剤の搬送方向上流側で前記搬送部材と対向する位置に設けられ、前記回転部材によって搬送された現像剤を前記現像部に供給するように構成される供給路と、
    前記搬送部材の現像剤の搬送方向下流側で前記搬送部材と対向する位置に設けられ、前記搬送部材によって搬送された現像剤を前記現像剤収容部に戻すように構成される戻し路と、
    前記搬送部材の現像剤の搬送方向における前記供給路と前記戻し路との間に少なくとも一つ設けられ、前記回転部材によって搬送された現像剤を前記現像部に供給するように構成される中間供給路とを備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記中間供給路は、前記供給路と連続しており、
    前記供給路および前記中間供給路を合わせた前記搬送部材の搬送方向における長さは、前記戻し路の前記搬送部材の搬送方向における長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記中間供給路は、前記供給路および前記戻し路と連続していることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  4. 前記中間供給路は、複数個設けられていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  5. 前記中間供給路は、前記供給路よりも小さく形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 前記回転部材は、前記中間供給路に対向する位置における搬送能力が、前記供給路に対向する位置における搬送能力よりも低くなるように構成されたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記搬送部材の回転中心は、前記ブラシローラの回転中心よりも下方に位置することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 前記搬送部材は、第1回転軸と、前記第1回転軸の周囲に設けられた螺旋状の羽部とを備えるオーガであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 前記回転部材は、
    第2回転軸と、
    前記第2回転軸に支持され、前記現像剤収容部内において前記戻し路に対向する位置から前記供給路に対向する位置に向けて現像剤を搬送する第1回転翼を有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の現像装置。
  10. 前記回転部材は、前記第2回転軸に支持され、前記現像剤収容部から前記現像部に向けて現像剤を搬送するための第2回転翼を有し、
    前記第2回転翼は、前記供給路および前記中間供給路と対向する位置に配置され、前記戻し路と対向する位置には配置されていないことを特徴とする請求項9に記載の現像装置。
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