JP2014091586A - 天井連結構造、乗りかご、及び、乗りかご製造方法 - Google Patents

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恭一 池田
Naoto Hanawa
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Abstract

【課題】乗りかご製造作業性の向上を図る。
【解決手段】実施形態の天井連結構造は、締結部材と、天井とを備える。前記締結部材は、側板の鉛直方向上端部に固定される固定部材と当該固定部材の鉛直方向上側に設けられる可動部材とが螺合したものである。前記天井は、前記可動部材を挿入可能に形成される大孔と、前記大孔と連続し当該大孔と連続する方向と交差する方向に対する幅が当該大孔より狭く形成される小孔とを含む被締結孔部を有し前記側板の鉛直方向上側に配置される。前記天井は、前記締結部材の前記可動部材側が前記大孔に挿入された仮固定位置と、前記締結部材が前記小孔側に位置する締結可能位置とに移動可能である。前記締結部材は、前記天井が前記締結可能位置にある場合に前記可動部材と前記固定部材との間に前記天井を挟んで当該天井と前記側板とを締結可能である。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、天井連結構造、乗りかご、及び、乗りかご製造方法に関する。
従来、エレベータは、昇降路内を乗りかごが移動することにより、乗りかごを任意の階床に移動させる。このようなエレベータは、乗りかごを構成する側板、天井、かご床面等の構造体が種々の連結構造によって連結されている。
特開2011−136795号公報
ところで、従来技術においては、作業性の向上の点でさらなる改善の余地がある。
実施形態の天井連結構造は、締結部材と、天井とを備える。前記締結部材は、エレベータの乗りかごの側板の鉛直方向上端部に固定される固定部材と当該固定部材の鉛直方向上側に設けられる可動部材とが螺合したものである。前記天井は、前記可動部材を挿入可能に形成される大孔と、前記大孔と連続し当該大孔と連続する方向と交差する方向に対する幅が当該大孔より狭く形成される小孔とを含む被締結孔部を有し前記側板の鉛直方向上側に配置される。前記天井は、前記固定部材と前記可動部材とが螺合した状態で前記締結部材の前記可動部材側が前記大孔に挿入された仮固定位置と、前記締結部材が前記小孔側に位置する締結可能位置とに移動可能である。前記締結部材は、前記天井が前記締結可能位置にある場合に前記可動部材と前記固定部材との間に前記天井を挟んで当該天井と前記側板とを締結可能である。
図1は、実施形態1に係る乗りかごの概略構成例を示す模式的斜視図である。 図2は、実施形態1に係る天井連結構造の概略構成例を示す模式的斜視図である。 図3は、実施形態1に係る天井連結構造の締結部材近傍の鉛直方向に沿った概略断面図である。 図4は、実施形態1に係る天井連結構造の締結部材近傍の鉛直方向に沿った概略断面図である。 図5は、実施形態1に係る天井連結構造のフランジ部の概略平面図である。 図6は、実施形態1に係る天井連結構造の被締結孔部の部分平面図である。 図7は、変形例に係る天井連結構造の被締結孔部の部分平面図である。 図8は、変形例に係る天井連結構造の被締結孔部の部分平面図である。 図9は、実施形態1に係る天井連結構造の天井の概略平面図である。 図10は、実施形態1に係る天井連結構造の天井の仮固定位置を表す概略平面図である。 図11は、実施形態1に係る天井連結構造の天井の仮固定位置を表す部分平面図である。 図12は、実施形態1に係る天井連結構造の天井の締結可能位置を表す概略平面図である。 図13は、実施形態1に係る天井連結構造の天井の締結可能位置を表す部分平面図である。 図14は、実施形態1に係る天井連結構造における天井と側板の締結状態を表す概略断面図である。 図15は、実施形態1に係る乗りかご製造方法を説明するフローチャートである。 図16は、実施形態1に係る乗りかご製造方法を説明する模式的斜視図である。 図17は、実施形態1に係る乗りかご製造方法を説明する模式的斜視図である。 図18は、実施形態1に係る乗りかご製造方法を説明する模式的斜視図である。 図19は、実施形態1に係る乗りかご製造方法を説明する模式的斜視図である。 図20は、変形例に係る天井連結構造の天井の概略平面図である。 図21は、変形例に係る天井連結構造を表す概略断面図である。 図22は、変形例に係る天井連結構造を表す部分平面図である。 図23は、変形例に係る天井連結構造を表す概略断面図である。 図24は、実施形態2に係る天井連結構造の天井の概略平面図である。 図25は、実施形態2に係る天井連結構造を表す部分平面図である。 図26は、実施形態3に係る天井連結構造を表す部分平面図である。 図27は、実施形態3に係る天井連結構造を表す概略断面図である。 図28は、実施形態4に係る天井連結構造の概略構成を表す模式図である。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る乗りかごの概略構成例を示す模式的斜視図である。図2は、実施形態1に係る天井連結構造の概略構成例を示す模式的斜視図である。図3、図4は、実施形態1に係る天井連結構造の締結部材近傍の鉛直方向に沿った概略断面図である。図5は、実施形態1に係る天井連結構造のフランジ部の概略平面図である。図6は、実施形態1に係る天井連結構造の被締結孔部の部分平面図である。図7、図8は、変形例に係る天井連結構造の被締結孔部の部分平面図である。図9は、実施形態1に係る天井連結構造の天井の概略平面図である。図10は、実施形態1に係る天井連結構造の天井の仮固定位置を表す概略平面図である。図11は、実施形態1に係る天井連結構造の天井の仮固定位置を表す部分平面図である。図12は、実施形態1に係る天井連結構造の天井の締結可能位置を表す概略平面図である。図13は、実施形態1に係る天井連結構造の天井の締結可能位置を表す部分平面図である。図14は、実施形態1に係る天井連結構造における天井と側板の締結状態を表す概略断面図である。図15は、実施形態1に係る乗りかご製造方法を説明するフローチャートである。図16、図17、図18、図19は、実施形態1に係る乗りかご製造方法を説明する模式的斜視図である。図20は、変形例に係る天井連結構造の天井の概略平面図である。図21は、変形例に係る天井連結構造を表す概略断面図である。図22は、変形例に係る天井連結構造を表す部分平面図である。図23は、変形例に係る天井連結構造を表す概略断面図である。
図1に示す本実施形態に係る乗りかご1は、エレベータに適用され、昇降路内を昇降することで任意の目的階の乗り場に移動することができるものである。乗りかご1は、かご床面2と、当該かご床面2の鉛直方向上側に配置される側板3と、当該側板3の鉛直方向上側に配置される天井4とを含んで構成される。かご床面2は、略矩形状に形成され、鉛直方向下側を区画する構造体である。側板3は、略矩形状に形成され、水平方向を区画する構造体である。側板3は、かご床面2の4辺に鉛直方向に沿って立てられるようにして4枚設けられる。側板3は、かご床面2の4方を囲うようにロの字型に配置される。天井4は、略矩形状に形成され、鉛直方向上側を区画する構造体である。天井4は、ロの字型に配置された複数の側板3の鉛直方向上側に載置される。乗りかご1は、かご床面2、複数の側板3、及び、天井4によって全体として概略箱状に構成される。乗りかご1は、四方を囲む側板3のうちの1つの面に出入口5が形成されている。乗りかご1は、出入口5に扉装置6が設けられる。また、乗りかご1は、内部空間において、出入口5の脇のリターンパネル(袖壁)7に、この乗りかご1が適用されているエレベータを操作するための利用者の種々の操作を受け付ける操作盤8が設けられる。
図2に示す本実施形態に係る天井連結構造50は、図1で説明した上記乗りかご1の側板3と天井4との連結部分に適用される。天井連結構造50は、乗りかご1の側板3と天井4とを連結するものである。なお、かご床面2と側板3とを連結する連結構造、隣接する側板3同士を連結する連結構造は、種々の構造によって構成されればよい。
本実施形態の天井連結構造50は、図2に示すように、締結部材60と、被締結孔部70を有する天井4とを備える。本実施形態の締結部材60と被締結孔部70とは、それぞれ対応するようにして複数組設けられる。
締結部材60は、固定部材としてのナット61と、可動部材としてのボルト62とを有する。ナット61は、側板3の鉛直方向上端部に固定される。ボルト62は、ナット61の鉛直方向上側に設けられる。締結部材60は、このナット61とボルト62とが一体的に螺合したものである。
ここで、各側板3は、図2、図3に示すように、鉛直方向上端部に水平方向に沿ったフランジ部31を有している。フランジ部31は、各側板3の鉛直方向上端部が乗りかご1の外側(利用客が乗り込む内部空間の外側)に向けてL字型に屈曲して形成される。4つの側板3は、それぞれフランジ部31を有している。各フランジ部31は、各側板3の鉛直方向上側にて組み合わさることで略ロの字型に構成される(後述の図5等も参照)。後述するように、天井4は、4辺の縁部が各フランジ部31の鉛直方向上側の面に載置されるようにして配置される。
ナット61は、例えば、プレスナット、ウェルドナット等が用いられ、フランジ部31の鉛直方向下側の面に固定される。ナット61は、例えば、溶接、かしめ等の種々の手法によりフランジ部31に固定される。ナット61は、フランジ部31を鉛直方向に貫通するようにして設けられる孔と螺合孔とが鉛直方向に沿って連続するような位置関係で固定される。
ボルト62は、図2、図4に示すように、ナット61の鉛直方向上側に位置する。ボルト62は、一方の端部に形成されるボルト頭63がナット61の鉛直方向上側に位置するような位置関係でナット61に螺合し固定される。ここでは、ボルト頭63は、ナット61と同等の大きさに形成される。
この締結部材60は、図4、図5に示すように、フランジ部31に設けられ、ナット61、及び、ボルト62の水平方向に沿った長さ、ここでは、正六角形状のナット61及びボルト頭63の外径φ1がフランジ部31の水平方向に沿った長さWより短く形成される。ここで、フランジ部31の水平方向に沿った長さWは、L字型に屈曲して形成された突出部分の長さ(折り曲げ部の厚み)に相当する。つまり、締結部材60は、フランジ部31の平面視において、ナット61、ボルト頭63がフランジ部31の幅内に収まり、水平方向に対してナット61、ボルト頭63がフランジ部31から出っ張らないような大きさに形成される。
締結部材60は、1つのナット61と1つのボルト62とを一対として複数設けられる。本実施形態の締結部材60は、図5に示すように、ロの字型に構成された各フランジ部31の4隅にそれぞれ1つずつと、各4隅の間にそれぞれ2つずつ、合計12個が設けられる。つまり、複数の締結部材60は、ロの字型に並んで形成される。複数の締結部材60は、ロの字型に構成された各フランジ部31において、ほぼ等間隔で12個設けられる。
なお、乗りかご1は、各側板3がそれぞれ複数枚のパネルによって構成される場合がある。この場合、締結部材60は、側板3を構成する各パネルのフランジ部31に少なくとも1つ以上が設けられることが好ましい。
天井4の被締結孔部70は、図2、図6に示すように、大孔71と小孔72とを含んで構成される。
大孔71は、天井4を貫通して形成される。大孔71は、ボルト62を挿入可能な大きさに形成される。ここでは、大孔71は、略正円状に形成される。大孔71は、直径D1がボルト62のボルト頭63の外径φ1より大きく形成される(D1>φ1)。これにより、大孔71は、ボルト62のボルト頭63側の端部を挿入可能な構成となる。
なお、大孔71は、略正円状に形成されるものとして説明したがこれに限らない。大孔71は、ボルト62を挿入可能に形成されればよく、例えば、図7に示す被締結孔部70Aのように略矩形状に形成されてもよいし、図8に示す被締結孔部70Bのように略半円状に形成されてもよい。
小孔72は、大孔71と同様に天井4を貫通して形成される。小孔72は、大孔71と連続して形成される。つまり、小孔72と大孔71とは、連通している。小孔72は、大孔71と連続する方向と交差する方向に対する幅D2が当該大孔71より狭く形成される。つまり、小孔72は、幅D2が大孔71の直径(大孔71の幅)D1より狭く形成される(D2<D1)。また、小孔72は、幅D2がボルト62の螺合軸部64の外径φ2(φ2<φ1)より広く形成される(D2>φ2)。
つまり、被締結孔部70は、大孔71の直径D1と小孔72の幅D2とが下記の数式(1)を満たすように形成される。

φ2<D2<φ1<D1 ・・・ (1)
被締結孔部70は、1つの大孔71と1つの小孔72とを一対として複数設けられる。本実施形態の被締結孔部70は、図9に示すように、矩形状に形成される天井4の3辺の縁部にそれぞれ設けられる。本実施形態の天井連結構造50は、矩形状に形成される天井4の残りの1辺の縁部に切り欠き73が形成されている。切り欠き73は、上述の小孔72とほぼ同様の形状、大きさで形成される。
ここで、天井4は、ロの字型に構成されるフランジ部31の鉛直方向上側の面に4辺の縁部が載置されるようにして配置される。そして、被締結孔部70と切り欠き73とは、天井4がフランジ部31上に載置された際に、当該天井4において、フランジ部31と鉛直方向に対向して接触する4辺の縁部に形成される。
被締結孔部70と切り欠き73とは、上述の複数の締結部材60に対応して複数形成されている。被締結孔部70は、天井4の3辺の縁部に、コの字型に並んで8個設けられる。切り欠き73は、天井4の残りの1辺の縁部に、一列に並んで4個設けられる。被締結孔部70と切り欠き73とは、天井4をフランジ部31上に載置した状態で、締結部材60と鉛直方向に対向する位置に形成される。つまり、被締結孔部70と切り欠き73とは、全体として複数の締結部材60と対応してロの字型に並んで形成される。被締結孔部70と切り欠き73とは、複数の締結部材60と同様に、ほぼ等間隔で12個設けられる。
そして、複数の被締結孔部70は、大孔71と小孔72との並び方向が同じ方向となるように形成される。言い換えれば、複数の被締結孔部70は、大孔71と小孔72とが並ぶ向きがすべて同じ向きである。図9では、複数の被締結孔部70は、大孔71が下側、小孔72が上側に位置するように形成される。つまり、複数の被締結孔部70は、コの字型の3辺の真ん中の辺側に小孔72が位置し、被締結孔部70が設けられていない反対側の辺側(コの字型の3辺の真ん中の辺と対応する辺側)に大孔71が位置するように形成される。そして、複数の切り欠き73は、天井4において、大孔71と小孔72との並び方向における大孔71側の辺、すなわち、複数の被締結孔部70が配列されたコの字型の3辺の真ん中の辺と対向する辺側に形成される。各切り欠き73は、天井4の縁まで貫通している。
なおここでは、天井連結構造50は、構成や作業の簡略化のため、天井4の3辺の縁部にそれぞれ被締結孔部70が設けられ、残りの1辺に切り欠き73が設けられるものとして説明するがこれに限らない。天井連結構造50は、例えば、残りの1辺を含め4辺にそれぞれ被締結孔部70が設けられ、切り欠き73を備えない構成であってもよい。
そして、本実施形態の天井4は、各フランジ部31の鉛直方向上側の面に配置された状態で、図10、図11に示す仮固定位置P1と、図12、図13に示す締結可能位置P2とに移動可能である。天井4は、各側板3に対して水平方向に相対移動することで、仮固定位置P1と締結可能位置P2とに移動可能である。なお、後述の図17は、天井4が上記仮固定位置P1にある場合を表しており、後述の図18、図19は、天井4が上記締結可能位置P2にある場合を表している。
仮固定位置P1は、図10、図11に示すように、天井4を側板3の各フランジ部31の鉛直方向上側の面に仮固定するための位置である。この仮固定位置P1は、ナット61とボルト62とが螺合した状態で締結部材60のボルト62側が大孔71に挿入された挿入位置である。天井4は、各被締結孔部70に対応する各締結部材60のナット61とボルト62とが螺合した状態で、各ボルト頭63側を各大孔71内に挿入するようにして仮固定位置P1に配置される。天井4は、仮固定位置P1にある場合に、各大孔71の縁部が各締結部材60に当接することでこれらがストッパ、あるいは、仮固定部材として機能する。これにより、天井4は、側板3の各フランジ部31上の所定の位置に位置決めされ仮固定されるので、例えば、各フランジ部31からの落下等が防止される。つまり、天井4の仮固定位置P1は、当該天井4の位置決め位置、あるいは、仮置き位置に相当する。また、天井4は、仮固定位置P1にある場合、各切り欠き73の開口側に、対応する各締結部材60が隣接して位置する状態となっている。
一方、締結可能位置P2は、図12、図13に示すように、各側板3の各フランジ部31と天井4とを締結部材60によって本締めし、各側板3と天井4とを締結するための位置である。締結可能位置P2は、締結部材60が小孔72側に位置する位置である。天井4は、仮固定位置P1から、締結部材60が小孔72内に移動する方向(図10中に示す矢印A方向)に水平移動することで、締結可能位置P2に移動することができる。天井4は、締結可能位置P2では、各ボルト62の螺合軸部64が小孔72内に挿入された状態で、各ナット61が鉛直方向下面側に位置し、各ボルト頭63が天井4の鉛直方向上面側に位置する。また、天井4は、締結可能位置P2にある場合、各切り欠き73内に、対応する各ボルト62の螺合軸部64が挿入された状態となる。これにより、天井4は、締結可能位置P2にある場合にナット61とボルト62とによって各側板3の各フランジ部31に締結可能な状態となる。
そして、本実施形態の各締結部材60は、天井4が上述の締結可能位置P2にある場合に、図14に示すように、各ボルト62と各ナット61の間に天井4を挟んで当該天井4と側板3とを締結可能である。つまり、各締結部材60は、天井4が締結可能位置P2にある場合に各ボルト62と各ナット61とが螺合することで天井4と各フランジ部31とを締結可能である。
次に、図15のフローチャート、及び、図16乃至図19の模式的斜視図を参照して本実施形態に係る乗りかご製造方法を説明する。以下で説明する乗りかご製造方法は、上述した天井連結構造50を用いて乗りかご1を製造する方法であり、基本的には、作業員によって行われる。
まず、作業員は、固定工程として、工場等の作業場にて、ナット61を側板3に固定する(ステップST1)。作業員は、例えば、各ナット61を、各フランジ部31の下面の所定の位置に溶接、かしめ等により固定する。
次に、作業員は、螺合工程として、各ナット61と各ボルト62とを螺合する(ステップST2)。このとき、作業員は、側板3の所定の箇所に設けられた各ナット61に対して必要な数のボルト62を所定の締込力によって締めておく。
次に、作業員は、孔部形成工程として、天井4の所定の位置に被締結孔部70を形成する(ステップST3)。各被締結孔部70は、それぞれ大孔71と小孔72とが連続するようにして形成される。
次に、作業員は、搬入工程として、各ナット61と各ボルト62とを螺合したままの状態で、かご床面2、側板3、天井4、その他の乗りかご1の構成部材を、工場からエレベータを据え付ける建物に出荷、搬入する(ステップST4)。
次に、作業員は、組上工程として、建物の昇降路内の所定の位置に設けられた受け治具等の上に、かご床面2、側板3等を組み上げる(ステップST5)。例えば、作業員は、乗りかご1の下梁等を掛け渡して仮固定し、下梁上にかご床面2を設置した後、かご床面2上にかご縦枠、側板3、上梁等を順次、組み上げていく。
ここで、本実施形態の天井連結構造50は、フランジ部31の平面視において、締結部材60を構成するナット61、及び、ボルト62のボルト頭63がフランジ部31の幅内に収まるように形成されている。このため、この天井連結構造50は、側板3を昇降路内の所定の位置に搬入する際に、ナット61やボルト頭63が昇降路内の他の設備にひっかかったり、ナット61、ボルト頭63自体が破損したりすることを抑制することができる。
次に、作業員は、各ボルト62を一旦緩める。そして、作業員は、仮固定工程として、図16に示すように、各ナット61と各ボルト62とが螺合した状態で各締結部材60のボルト62側を天井4に形成された各大孔71に挿入しつつ、天井4を各側板3のフランジ部31上に蓋をするようにして載置する(ステップST6)。これにより、天井4は、図17に示すように、各締結部材60が各被締結孔部70の大孔71に係合した状態となり、仮固定位置P1に位置した状態となる。この結果、天井連結構造50は、各大孔71の縁部が各締結部材60に当接してストッパとして機能することで、天井4を各フランジ部31上の所定の位置に位置決めし、落下しないように仮固定することができる。
次に、作業員は、移動工程として、天井4を仮固定位置P1から締結可能位置P2に移動する(ステップST7)。作業員は、図17に示すように、天井4を仮固定位置P1から、締結部材60が小孔72内に移動する方向に水平移動させる。これにより、天井4は、図18に示すように、各小孔72内に各ボルト62の螺合軸部64が挿入され、ナット61とボルト62とによって各フランジ部31に締結可能な締結可能位置P2に位置した状態となる。またこのとき、天井4は、各切り欠き73内にも各ボルト62の螺合軸部64が挿入された状態となる。
次に、作業員は、締結工程として、各小孔72、各切り欠き73にて、各締結部材60によって各ボルト62と各ナット61との間に天井4を挟んで当該天井4と各側板3とを締結する(ステップST8)。作業員は、図18に示すように、工具を用いて各ボルト62を回転させ完全に締めることで、図19に示すように、各ボルト62と各ナット61との緊縛力によって天井4と各フランジ部31とを固定し、締結する。その後、作業員は、乗りかご1のその他の種々の設備を組みつけていき、本実施形態の乗りかご製造方法を終了する。
上記のように構成される乗りかご1、天井連結構造50は、天井4を側板3上に連結する際に、天井4を仮固定位置P1に位置させることで、各大孔71の縁部と各締結部材60とがストッパとして機能する。これにより、乗りかご1、天井連結構造50は、天井4を各側板3上に本締めする前の仮固定の段階でも、当該天井4を各フランジ部31上の所定の位置に位置決めすることができ、天井4の位置ずれや落下を抑制することができる。
このとき、乗りかご1、天井連結構造50は、少なくとも天井4の3辺の縁部にそれぞれ被締結孔部70が設けられ、被締結孔部70と対応して設けられる複数の締結部材60が当該被締結孔部70と係合する。これにより、乗りかご1、天井連結構造50は、確実に天井4を所定の位置に位置決めして固定することができる。
また、乗りかご1、天井連結構造50は、天井4を各側板3上に本締めする前の段階でも、当該天井4が箍(たが)のように機能することで各側板3が外側に開いてしまうことを抑制できる。これによっても、乗りかご1、天井連結構造50は、天井4の落下等を抑制することができる。
この結果、乗りかご1、天井連結構造50は、少ない作業員数でも天井4を側板3上に連結する際の作業性を向上することができると共に、このときの作業の安全性を向上することができる。
そして、乗りかご1、天井連結構造50は、天井4を仮固定位置P1から締結可能位置P2に移動させ、この位置で締結部材60によって天井4と各側板3とを締結することで、天井4と各側板3とを適切に連結することができる。このとき、乗りかご1、天井連結構造50は、複数の被締結孔部70の大孔71と小孔72との並び方向が同じ方向となるように構成されているので、天井4を仮固定位置P1から締結可能位置P2に移動させる際に、ひっかかりなく円滑に天井4を移動させることができる。
さらに、上記のように構成される乗りかご1、天井連結構造50は、工場からの出荷時に、側板3の所定の箇所に設けられた各ナット61に対して必要な数のボルト62をきちんと締めた上で建物に搬入することができる。これにより、乗りかご1、天井連結構造50は、現場においてボルト62を取り出し、ナット61と嵌合する作業工程を省略することができる。また、乗りかご1、天井連結構造50は、現場でボルト62の欠品、不足等を招くことを抑制することができる。この点でも、乗りかご1、天井連結構造50は、天井4を側板3上に連結する際の作業性をさらに向上することができる。
以上で説明した実施形態に係る天井連結構造50によれば、締結部材60と天井4とを備える。締結部材60は、エレベータの乗りかご1の側板3の鉛直方向上端部に固定されるナット61と当該ナット61の鉛直方向上側に設けられるボルト62とが螺合したものである。天井4は、ボルト62を挿入可能に形成される大孔71と、大孔71と連続し当該大孔71と連続する方向と交差する方向に対する幅が当該大孔71より狭く形成される小孔72とを含む被締結孔部70を有し側板3の鉛直方向上側に配置される。天井4は、ナット61とボルト62とが螺合した状態で締結部材60のボルト62側が大孔71に挿入された仮固定位置P1と、締結部材60が小孔72側に位置する締結可能位置P2とに移動可能である。締結部材60は、天井4が締結可能位置P2にある場合にボルト62とナット61との間に天井4を挟んで当該天井4と側板3とを締結可能である。
以上で説明した実施形態に係る乗りかご1によれば、かご床面2と、当該かご床面2の鉛直方向上側に配置される側板3と、当該側板3の鉛直方向上側に配置される天井4とを含んで構成されるエレベータの乗りかご1であって、天井連結構造50を備える。
以上で説明した実施形態に係る乗りかご製造方法によれば、天井連結構造50を用いて、乗りかご1を製造する乗りかご製造方法であって、固定工程(ステップST1)と、螺合工程(ステップST2)と、仮固定工程(ステップST6)と、移動工程(ステップST7)と、締結工程(ステップST8)とを含む。固定工程(ステップST1)では、ナット61を側板3に固定する。螺合工程(ステップST2)では、固定工程(ステップST1)の後にナット61とボルト62とを螺合する。仮固定工程(ステップST6)では、螺合工程(ステップST2)の後にナット61とボルト62とが螺合した状態で締結部材60のボルト62側を大孔71に挿入する。移動工程(ステップST7)では、仮固定工程(ステップST6)の後に天井4を仮固定位置P1から締結可能位置P2に移動する。締結工程(ステップST8)では、移動工程(ステップST7)の後に締結部材60によってボルト62とナット61との間に天井4を挟んで当該天井4と側板3とを締結する。
したがって、天井連結構造50、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、天井4を仮固定位置P1に位置させることで天井4の位置ずれや落下を抑制することができると共に、天井4を締結可能位置P2で各側板3と適切に連結することができる。この結果、天井連結構造50、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、天井4を側板3上に連結する際の作業性を向上することができる。
なお、この天井連結構造50が適用される天井4は、例えば、図20に示すように、分割構造となっていてもよい。図20に示す天井4は、パネル等の複数の分割体、ここでは、2つの分割体4A、4Bに分割されている。そしてこの場合、被締結孔部70は、各分割体4A、4Bにそれぞれ設けられ、締結部材60は、各被締結孔部70に対応して複数設けられる。ここでは、被締結孔部70は、分割体4Aの3辺の縁部にコの字型に配列されて6個設けられ、分割体4Bの2辺の縁部にそれぞれ1つずつ設けられる。なお、切り欠き73は、分割体4Bの1辺の縁部に一列に4個設けられる。この場合、作業員は、分割体4A、分割体4Bの一方を仮固定位置P1に設置した後、他方を仮固定位置P1に設置する。このとき、分割体4Aと分割体4Bとは、分割体4Aにおいての被締結孔部70が設けられている3辺、分割体4Bにおいての被締結孔部70、切り欠き73が設けられている3辺が各フランジ部31上に配置される。分割体4Aと分割体4Bとは、この状態で被締結孔部70、切り欠き73が設けられていない辺が互いに対向する。そして、作業員は、分割体4A、分割体4Bを仮固定位置P1から締結可能位置P2に移動し、締結部材60によって天井4の分割体4A、分割体4Bと各側板3のフランジ部31とを締結する。この場合であっても、天井連結構造50、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、上記と同様に、天井4を側板3上に連結する際の作業性を向上することができる。
また、この天井連結構造50の締結部材60は、例えば、図21に示すように、ボルト62側の端部であるボルト頭63が先細り形状となっていてもよい。この場合、各締結部材60は、ボルト頭63に徐々に先細りになる先細り部65が形成される。これにより、天井連結構造50、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、作業員が各締結部材60のボルト62側を各大孔71に挿入する際に、この先細り部65が大孔71へのガイドとして機能する。この結果、天井連結構造50、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、各締結部材60のボルト62側を各大孔71に挿入しやすくすることができる。したがって、天井連結構造50、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、天井4を側板3上に連結する際の作業性をさらに向上することができる。
さらに、この天井連結構造50は、例えば、図22、図23に示すように、凹部溝部74を備えていてもよい。凹部溝部74は、天井4に凹部状に形成され、締結部材60のボルト62側の端部であるボルト頭63を収容するものである。凹部溝部74は、天井4において、当該天井4が締結可能位置P2にある状態で、ボルト頭63が位置する箇所に形成される。ここでは、凹部溝部74は、略正円状に形成され、ボルト頭63の高さとほぼ同等の深さに形成される。凹部溝部74は、天井4が締結可能位置P2にあり締結部材60がナット61とボルト62との間に天井4を挟んで当該天井4と側板3とを締結した状態でボルト頭63を収容する。この場合、天井連結構造50は、天井4が締結可能位置P2にあり締結部材60が天井4と側板3とを締結した状態で、ボルト頭63の先端面と天井4の表面とがほぼ面一になる。したがって、天井連結構造50、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、ボルト頭63の先端面と天井4の表面とがほぼ面一になることから、例えば、作業員の作業中にボルト頭63が引っかかることを抑制することができるので、さらに作業性を向上することができる。
[実施形態2]
図24は、実施形態2に係る天井連結構造の天井の概略平面図である。図25は、実施形態2に係る天井連結構造を表す部分平面図である。実施形態2に係る天井連結構造、乗りかご及び乗りかご製造方法は、位置決め締結部を備える点で実施形態1とは異なる。その他、上述した実施形態と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する。また、乗りかごの構成については、適宜図1等を参照する。以下で説明する他の実施形態も同様である。
本実施形態の乗りかご1に適用される天井連結構造250は、図24、図25に示すように、位置決め締結部275を備える。位置決め締結部275は、実施形態1で説明した複数の被締結孔部70のうちの1つにかえて、1つ設けられる。なお、位置決め締結部275は、これに限らず、複数の被締結孔部70のうちの2つにかえて、2つ設けられてもよいし、さらに多く設けられてもよい。位置決め締結部275は、複数の被締結孔部70の個数をかえずに追加で設けられてもよい。本実施形態の位置決め締結部275は、図24に示すように、天井4の角部(図24では右上の角部)に設けられる。
位置決め締結部275は、図25に示すように、貫通孔276と、位置決め部材としてのボルト277とを含んで構成される。貫通孔276は、天井4を貫通して形成される。ボルト277は、貫通孔276に挿入され天井4と側板3との位置関係を固定して締結するものである。ボルト277は、天井4の鉛直方向上側から貫通孔276に挿入され、フランジ部31の鉛直方向下面に固定されたナット61(図3等参照)と螺合する。ここでは、貫通孔276は、内径がボルト277の螺合軸部278の外径よりやや大きな円形状に形成される。作業員は、天井4が締結可能位置P2にある状態で、締結部材60によって天井4と側板3とを締結した後に、ボルト277を貫通孔276に挿入し、ナット61と螺合することで、天井4と側板3との位置関係を固定して締結する。
以上で説明した実施形態に係る天井連結構造250、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、天井4を側板3上に連結する際の作業性を向上することができる。
さらに、以上で説明した実施形態に係る天井連結構造250、乗りかご1及び乗りかご製造方法によれば、天井4を貫通して形成される貫通孔276と、当該貫通孔276に挿入され天井4と側板3との位置関係を固定して締結するボルト277とを含む位置決め締結部275を備える。したがって、天井連結構造250、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、例えば、各締結部材60のボルト62が緩んで天井4が締結可能位置P2からずれそうになった場合であってもボルト277が天井4の位置ずれを確実に抑制することができる。この結果、天井連結構造250、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、さらなる安全性の向上を実現することができる。
[実施形態3]
図26は、実施形態3に係る天井連結構造を表す部分平面図である。図27は、実施形態3に係る天井連結構造を表す概略断面図である。実施形態3に係る天井連結構造、乗りかご及び乗りかご製造方法は、突起部を備える点で実施形態1、2とは異なる。
本実施形態の乗りかご1に適用される天井連結構造350は、図26、図27に示すように、突起部379を備える。突起部379は、天井4の鉛直方向上側の面に形成される。突起部379は、各被締結孔部70の大孔71と小孔72との接続部分と隣接し鉛直方向上側に向って突出して形成される。突起部379は、天井4の鉛直方向上側の面から鉛直方向上側に向って突出する。ここでは、突起部379は、大孔71と小孔72との接続部分の両脇に一対で設けられる。さらに詳細に言えば、各突起部379は、天井4の平面視にて、天井4が締結可能位置P2にある状態で、ボルト62のボルト頭63に隠れずに露出する位置に形成される。
以上で説明した実施形態に係る天井連結構造350、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、天井4を側板3上に連結する際の作業性を向上することができる。
さらに、以上で説明した実施形態に係る天井連結構造350、乗りかご1及び乗りかご製造方法によれば、天井4の鉛直方向上側の面に、大孔71と小孔72との接続部分と隣接し鉛直方向上側に向って突出して形成される突起部379を備える。したがって、作業員は、天井4を仮固定位置P1から締結可能位置P2に移動させた際に、ボルト62のボルト頭63と突起部379との位置関係を目視にて確認することで、天井4が適正に締結可能位置P2に位置しているか否かを確認することができる。そして、この天井連結構造350は、天井4を仮固定位置P1から締結可能位置P2に移動した後、締結部材60で締結する前に、天井4が締結可能位置P2からずれそうになった場合、突起部379がボルト頭63に当接することで、ストッパとして機能する。これにより、天井連結構造350は、突起部379がストッパとして機能することで、天井4の締結可能位置P2からの位置ずれを規制することができる。この結果、天井連結構造350、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、天井4を側板3上に連結する際の作業性をさらに向上することができる。
[実施形態4]
図28は、実施形態4に係る天井連結構造の概略構成を表す模式図である。実施形態4に係る天井連結構造、乗りかご及び乗りかご製造方法は、隣接する被締結孔部の間隔が所定の間隔になるように構成される点で実施形態1、2、3とは異なる。
本実施形態の乗りかご1に適用される天井連結構造450は、図28に示すように、上述の実施形態と同様に、締結部材60と被締結孔部70とが、所定の方向に沿って複数組設けられる。そして、本実施形態の天井連結構造450は、隣接する被締結孔部70の所定の方向に沿った間隔が段階的に広くなるように構成される。ここで、所定の方向とは、複数の被締結孔部70が並ぶ方向である。さらに言えば、本実施形態の天井連結構造450は、隣接する被締結孔部70の所定の方向に沿った間隔が、隣接する締結部材60の所定の方向に沿った間隔に対して段階的に広くなるように構成される。隣接する被締結孔部70の間隔とは、例えば、大孔71の中心位置同士の間隔である。隣接する締結部材60の間隔とは、例えば、ボルト62の中心軸線位置同士の間隔である。なお、以下の説明では、所定の方向に沿って順に隣接するように設けられる被締結孔部470A、470B、470Cを例にとって説明する。
ここでは、隣接する締結部材60は、所定の方向に沿った間隔D3が互いに同等となるように等間隔で形成される。一方、隣接する被締結孔部470Aと被締結孔部470Bとの所定の方向に沿った間隔D4は、間隔D3より広く形成される。さらに、隣接する被締結孔部470Bと被締結孔部470Cとの所定の方向に沿った間隔D5は、間隔D3、D4に対してさらに段階的に広くなるように形成される。
つまり、天井連結構造450は、複数の被締結孔部470A、470B、470Cと複数の締結部材60の並び方向とを合わせた場合、下記のような寸法関係となる。すなわち、天井連結構造450は、被締結孔部470Aの大孔71の中心位置とこれと対応する締結部材60の中心軸線位置とを合わせた場合、被締結孔部470Bの大孔71の中心位置とこれと対応する締結部材60の中心軸線位置とがずれるように構成される。同様に、天井連結構造450は、被締結孔部470Cの大孔71の中心位置とこれと対応する締結部材60の中心軸線位置とがずれるように構成される。そして、天井連結構造450は、被締結孔部470Cの大孔71の中心位置と締結部材60の中心軸線位置とのずれ量ΔD2が被締結孔部470Bの大孔71の中心位置と締結部材60の中心軸線位置とのずれ量ΔD1よりも大きくなるように構成される。そして、本実施形態の天井連結構造450は、当該ずれ量が段階的に大きくなるように形成されることで、隣接する被締結孔部70の間隔が段階的に広くなるような構成となる。
また、本実施形態の複数の被締結孔部470A、470B、470Cは、小孔72の所定の方向(被締結孔部470A、470B、470Cの並び方向)に沿った長さがそれぞれ上記ずれ量に応じた長さとなるように形成される。ここでは、各小孔72の長さは、被締結孔部470Aの小孔72の長さが最も長く、隣接する被締結孔部70同士の間隔が段階的に広くなるのにしたがって徐々に短くなるように形成される。被締結孔部470Bの小孔72の長さは、被締結孔部470Aの小孔72の長さよりずれ量ΔD1に応じて短く設定され、被締結孔部470Cの小孔72の長さは、被締結孔部470Aの小孔72の長さよりずれ量ΔD2に応じた分だけ短い。さらに言えば、被締結孔部470Cの小孔72の長さは、被締結孔部470Bの小孔72の長さよりずれ量ΔD2−ΔD1に応じて短く設定される。なおここでは、被締結孔部470A、470B、470Cは、各小孔72の長さがそれぞれ異なるものとして説明したがこれに限らず、最も長いものの長さ、ここでは、被締結孔部470Aの小孔72の長さにあわせてすべて同等の長さで形成してもよい。
上記のように構成される天井連結構造450は、隣接する被締結孔部70の間隔が、隣接する締結部材60の間隔に対して段階的に広くなる構成であることを利用して、各締結部材60を段階的に各被締結孔部70の大孔71に挿入していくことができる。すなわち、作業員は、各締結部材60を全て一気に各被締結孔部70の大孔71に挿入するのではなく、一部の締結部材60を大孔71に挿入した後、天井4を移動させながら、段階的に各締結部材60を各被締結孔部70の大孔71に挿入していくことができる。例えば、作業員は、被締結孔部470Aに対応する締結部材60を当該被締結孔部470Aの大孔71に挿入した後、この状態で当該挿入した締結部材60が被締結孔部470Aの小孔72内に位置するように天井4を移動させる。次に、作業員は、天井4のたわみを利用しつつ、被締結孔部470Bに対応する締結部材60を当該被締結孔部470Bの大孔71に挿入した後、この状態で当該挿入した締結部材60が被締結孔部470Bの小孔72内に位置するように天井4を移動させる。このとき、被締結孔部470Aの小孔72内の締結部材60は、当該被締結孔部470Aの小孔72の長さが相対的に長く形成されていることから、当該天井4の移動を許容することができる。言い換えれば、被締結孔部470Aの小孔72の長さは、被締結孔部470Bの小孔72内に締結部材60を位置させるための天井4の移動を許容することができる長さに設定されている。被締結孔部470B、被締結孔部470Cの小孔72の長さも同様である。そして、作業員は、同様に、被締結孔部470Cに対応する締結部材60を当該被締結孔部470Cの大孔71に挿入しこの状態で当該挿入した締結部材60が被締結孔部470Cの小孔72内に位置するように天井4を移動させる手順を繰り返していく。このようにして、作業員は、最終的に各締結部材60が各被締結孔部70の小孔72内に位置するように天井4を順次移動させていくことで、当該天井4を締結可能位置P2に位置決めすることができる。
以上で説明した実施形態に係る天井連結構造450、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、天井4を側板3上に連結する際の作業性を向上することができる。
さらに、以上で説明した実施形態に係る天井連結構造450、乗りかご1及び乗りかご製造方法によれば、締結部材60と被締結孔部70とは、所定の方向に沿って複数組設けられ、隣接する被締結孔部70の所定の方向に沿った間隔が段階的に広くなる。したがって、天井連結構造450、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、各締結部材60を段階的に各被締結孔部70の大孔71に挿入していきつつ天井4を移動させることで、当該天井4を容易に締結可能位置P2に位置決めすることができる。この結果、天井連結構造450、乗りかご1及び乗りかご製造方法は、さらに作業性を向上することができる。
なお、上述した実施形態に係る天井連結構造、乗りかご、及び、乗りかご製造方法は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。本実施形態に係る天井連結構造、乗りかご、及び、乗りかご製造方法は、以上で説明した各実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
以上の説明では、締結部材は、固定部材がナット61であり、可動部材がボルト62であるものとして説明したがこれに限らない。締結部材は、固定部材がボルトであり、可動部材がナットであるものとしてもよい。この場合、締結部材は、ボルトが側板3に固定され、ナットがボルトの鉛直方向上側に位置するように当該ボルトに螺合される。
なお、以上で説明したように、天井連結構造では、前記天井は、矩形状に形成され、前記被締結孔部は、少なくとも前記天井の3辺の縁部にそれぞれ設けられ、前記締結部材は、各前記被締結孔部に対応して複数設けられる場合がある。
また、以上で説明したように、天井連結構造では、前記天井は、複数の分割体に分割されており、前記被締結孔部は、各前記分割体にそれぞれ設けられ、前記締結部材は、各前記被締結孔部に対応して複数設けられる場合がある。
また、以上で説明したように、天井連結構造では、前記天井を貫通して形成される貫通孔と、当該貫通孔に挿入され前記天井と前記側板との位置関係を固定して締結する位置決め部材とを含む位置決め締結部を備える場合がある。
また、以上で説明したように、天井連結構造では、前記天井の鉛直方向上側の面に、前記大孔と前記小孔との接続部分と隣接し鉛直方向上側に向って突出して形成される突起部を備える場合がある。
また、以上で説明したように、天井連結構造では、前記締結部材と前記被締結孔部とは、所定の方向に沿って複数組設けられ、隣接する前記被締結孔部の前記所定の方向に沿った間隔が段階的に広くなる場合がある。
また、以上で説明したように、天井連結構造では、前記締結部材は、前記可動部材側の端部が先細り形状となっている場合がある。
以上で説明した実施形態、変形例に係る天井連結構造、乗りかご、及び、乗りかご製造方法によれば、天井を側板上に連結する際の作業性を向上することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 乗りかご
2 かご床面
3 側板
4 天井
4A、4B 分割体
5 出入口
6 扉装置
8 操作盤
31 フランジ部
50、250、350、450 天井連結構造
60 締結部材
61 ナット(固定部材)
62 ボルト(可動部材)
63 ボルト頭
64 螺合軸部
65 先細り部
70、70A、70B、470A、470B、470C 被締結孔部
71 大孔
72 小孔
73 切り欠き
74 凹部溝部
275 位置決め締結部
276 貫通孔
277 ボルト(位置決め部材)
278 螺合軸部
379 突起部
P1 仮固定位置
P2 締結可能位置
実施形態の天井連結構造は、締結部材と、天井とを備える。前記締結部材は、エレベータの乗りかごの側板の鉛直方向上端部に固定される固定部材と当該固定部材の鉛直方向上側に設けられる可動部材とが螺合したものである。前記天井は、前記可動部材を挿入可能に形成される大孔と、前記大孔と連続し当該大孔と連続する方向と交差する方向に対する幅が当該大孔より狭く形成される小孔とを含む被締結孔部を有し前記側板の鉛直方向上側に配置される。前記天井は、前記固定部材と前記可動部材とが螺合した状態で前記締結部材の前記可動部材側が前記大孔に挿入された仮固定位置と、前記締結部材が前記小孔側に位置する締結可能位置とに移動可能である。前記締結部材は、前記天井が前記締結可能位置にある場合に前記可動部材と前記固定部材との間に前記天井を挟んで当該天井と前記側板とを締結可能である。当該締結部材は、鉛直方向に沿って設けられ、前記固定部材がナット、前記可動部材がボルトであり、当該ボルトのボルト頭が前記乗りかごの外側に配置される。

Claims (6)

  1. エレベータの乗りかごの側板の鉛直方向上端部に固定される固定部材と当該固定部材の鉛直方向上側に設けられる可動部材とが螺合した締結部材と、
    前記可動部材を挿入可能に形成される大孔と、前記大孔と連続し当該大孔と連続する方向と交差する方向に対する幅が当該大孔より狭く形成される小孔とを含む被締結孔部を有し前記側板の鉛直方向上側に配置される天井とを備え、
    前記天井は、前記固定部材と前記可動部材とが螺合した状態で前記締結部材の前記可動部材側が前記大孔に挿入された仮固定位置と、前記締結部材が前記小孔側に位置する締結可能位置とに移動可能であり、
    前記締結部材は、前記天井が前記締結可能位置にある場合に前記可動部材と前記固定部材との間に前記天井を挟んで当該天井と前記側板とを締結可能であることを特徴とする、
    天井連結構造。
  2. 前記締結部材と前記被締結孔部とは、複数組設けられ、
    複数の前記被締結孔部は、前記大孔と前記小孔との並び方向が同じ方向である、
    請求項1に記載の天井連結構造。
  3. 前記側板は、鉛直方向上端部に水平方向に沿ったフランジ部を有し、
    前記締結部材は、前記フランジ部に設けられ、前記固定部材、及び、前記可動部材の水平方向に沿った長さが前記フランジ部の水平方向に沿った長さより短い、
    請求項1又は請求項2に記載の天井連結構造。
  4. 前記天井に形成され、前記天井が前記締結可能位置にあり前記締結部材が前記可動部材と前記固定部材との間に前記天井を挟んで当該天井と前記側板とを締結した状態で、当該締結部材の前記可動部材側の端部を収容する凹部溝部を備える、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の天井連結構造。
  5. かご床面と、当該かご床面の鉛直方向上側に配置される側板と、当該側板の鉛直方向上側に配置される天井とを含んで構成されるエレベータの乗りかごであって、
    前記側板の鉛直方向上端部に固定される固定部材と当該固定部材の鉛直方向上側に設けられる可動部材とが螺合した締結部材と、前記天井を貫通し前記可動部材を挿入可能に形成される大孔、及び、前記大孔と連続し当該大孔と連続する方向と交差する方向に対する幅が当該大孔より狭く形成される小孔を含む被締結孔部とを有する天井連結構造を備え、
    前記天井は、前記固定部材と前記可動部材とが螺合した状態で前記締結部材の前記可動部材側が前記大孔に挿入された仮固定位置と、前記締結部材が前記小孔側に位置する締結可能位置とに移動可能であり、
    前記締結部材は、前記天井が前記締結可能位置にある場合に前記可動部材と前記固定部材との間に前記天井を挟んで当該天井と前記側板とを締結可能であることを特徴とする、
    乗りかご。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の天井連結構造を用いて、前記乗りかごを製造する乗りかご製造方法であって、
    前記固定部材を前記側板に固定する固定工程と、
    前記固定部材と前記可動部材とを螺合する螺合工程と、
    前記固定部材と前記可動部材とが螺合した状態で前記締結部材の前記可動部材側を前記大孔に挿入する仮固定工程と、
    前記仮固定工程の後に前記天井を前記仮固定位置から前記締結可能位置に移動する移動工程と、
    前記移動工程の後に前記締結部材によって前記可動部材と前記固定部材との間に前記天井を挟んで当該天井と前記側板とを締結する締結工程とを含むことを特徴とする、
    乗りかご製造方法。
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