JP6777795B1 - Cltパネルを利用した建築資材 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の第1実施形態としての建築資材20a,20b,20c(総称して、建築資材20とも呼ぶ)を用いて建設された建物10の一部分を示す概略図である。図示する例では、建物10は3階建てである。建築資材20aは、土台15の上に複数枚並べて設置されている。建築資材20aは、2階分の高さを有しており、1階および2階の壁として機能する。建築資材20bは、建築資材20aの上に設置されており、梁として機能する。建築資材20cは、建築資材20bの上に複数枚並べて設置されている。建築資材20cは、1階分の高さを有しており、3階の壁として機能する。かかる建物10は、例えば、建築資材20aを先行施工して、1・2階壁、2階梁・床、3階梁・床の順に施工することができる。
図8は、本発明の第2実施形態としての接合構造を示す透視図である。以下、第1実施形態と同一の構成要素については、第1実施形態と同一の符号を付して、その説明を省略する。図8においても外装材40の図示は省略している。建物210のパネル230aは、その水平方向の両端付近に、外面231aおよび内面232aと平行に(より具体的には、鉛直方向に)延在する2つの縦穴251aを有している。また、パネル230aは、内面232aから少なくとも縦穴251aまで延在する複数の横穴252aを有している。本実施形態では、横穴252aは、縦穴251aを超えて外面231a付近まで延在している。
図9は、本発明の第3実施形態としての接合構造を示す透視図である。以下、第1および第2実施形態と同一の構成要素については、第1または第2実施形態と同一の符号を付して、その説明を省略する。図9においても外装材40の図示は省略している。建物310は、第1実施形態の接合金物50a,50b,50cに代えて、接合金物350bを備えている点が第1実施形態と異なっている。
15…土台
20,20a,20b,20c…建築資材
30,30a,30b,30c,230a,230b,330c…CLTパネル
31,31a,31b,231a,231b…第1の面(外面)
32,32a,32b,232a,232b…第2の面(内面)
35…切込部
40…外装材
60…ナット
256…ドリフトピン
50a,50c…接合構造
51a,51c…箱形コネクタ(接合金物)
52a,52c…貫通穴
53a,53c…貫通穴
70a,70c…接合金物
71a…金物本体
72a…凸部
73a…貫通穴
74a…ドリフトピン
80b…接合金物
81b…貫通穴(凹部)
90…接合プレート
91…ビス 250b…接合金物
251a…縦穴
251b…ベースプレート
252a…横穴
252b…シャフト部
253b…突出部
254b…貫通穴
255b…横穴
257b…横穴
350b…接合金物
351c…縦穴
352c…横穴
353b…突出部
355b…横穴
Claims (5)
- 建築資材であって、
第1の面と、該第1の面と反対側の第2の面と、をそれぞれ有する複数のCLTパネルと、
前記第1の面に全面的に取り付けられた外装材と、
前記複数のCLTパネルを接合する接合部材と
を備え、
前記複数のCLTパネルは、前記外装材に加工を行うことなく前記建築資材を他の建築資材と接合可能な接合構造を備え、
前記接合構造は、前記CLTパネルの外縁部に埋め込まれた箱形の接合金物を備え、
前記箱形の接合金物は、前記建築資材を他の建築資材に接合するための棒状の接合金物を挿入するための貫通穴を有し、
前記箱形の接合金物の前記第2の面側は、露出し、かつ、開口しており、
前記箱形の接合金物は、前記接合部材によって接合された前記複数のCLTパネル全体の水平方向における両端のみに設けられた
建築資材。 - 建築資材であって、
第1の面と、該第1の面と反対側の第2の面と、をそれぞれ有する複数のCLTパネルと、
前記第1の面に全面的に取り付けられた外装材と、
前記複数のCLTパネルを接合する接合部材と
を備え、
前記複数のCLTパネルは、前記外装材に加工を行うことなく前記建築資材を他の建築資材と接合可能な接合構造を備え、
前記接合構造は、前記CLTパネルに埋め込まれた棒状の接合金物であって、前記第1の面と平行に延在する棒状の接合金物を備え、
前記棒状の接合金物の少なくとも一端は、前記CLTパネルから外部に突出し、
前記棒状の接合金物は、前記接合部材によって接合された前記複数のCLTパネル全体の水平方向における両端のみに設けられた
建築資材。 - 請求項2に記載の建築資材であって、
前記CLTパネルから外部に突出する前記少なくとも一端は、ネジ部を備える
建築資材。 - 請求項2に記載の建築資材であって、
前記棒状の接合金物は、前記第1の面と直交する方向に貫通する横穴を、前記CLTパネルから外部に突出する部位に有する
建築資材。 - 建築資材であって、
第1の面と、該第1の面と反対側の第2の面と、をそれぞれ有する複数のCLTパネルと、
前記第1の面に全面的に取り付けられた外装材と、
前記複数のCLTパネルを接合する接合部材と
を備え、
前記複数のCLTパネルは、前記外装材に加工を行うことなく前記建築資材を他の建築資材と接合可能な接合構造を備え、
前記接合構造は、
第1の棒状の接合金物を挿入するための縦穴であって、前記第1の面と平行に延在する縦穴と、
第2の棒状の接合金物を挿入するための横穴であって、前記第2の面から少なくとも前記縦穴まで延在する横穴と
を備え、
前記縦穴および前記横穴は、前記接合部材によって接合された前記複数のCLTパネル全体の水平方向における両端のみに設けられた
建築資材。
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JP2019138681A JP6777795B1 (ja) | 2019-07-29 | 2019-07-29 | Cltパネルを利用した建築資材 |
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JP2021021255A JP2021021255A (ja) | 2021-02-18 |
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