JP2014091403A - 産業車両のアクスル支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】前後一対のアクスルサポートのいずれかのアクスルサポートに損傷が生じた場合には、車体側部材ごと交換しなくても、損傷を生じたアクスルサポートを単体で交換するだけで済むようにする。
【解決手段】アクスル支持構造は、フォークリフトのリヤフレーム12に設けられかつ支持孔37を有する前後一対のアクスルサポート30,32と、一対のアクスルサポート30,32の間に配置されかつ各両アクスルサポート30,32の支持孔37に回動可能に支持される一対のセンタピン27を有するリヤアクスル16とを備える。一対のアクスルサポート30,32は、リヤフレーム12に対してボルト手段を介してそれぞれ着脱可能に構成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、フォークリフト等の産業車両のアクスル支持構造に関する。
例えば、カウンタバランス型のフォークリフトでは、平坦でない路面の走行時における車体の安定性を向上させるため、車体側部材である機台フレーム(機台のリヤフレーム)に対してリヤアクスルがロール面内で揺動可能に支持されている。このようなアクスル支持構造の従来例を述べる。図15は産業車両のアクスル支持構造を示す断面図である。
図15に示すように、機台フレーム150には、前後方向(図15において左右方向)に前後一対のアクスルサポート151,152が設けられている。両アクスルサポート151,152には、それぞれ支持孔156,157が形成されている。各アクスルサポート151,152は、支持孔156,157を上下に半割する二分割構造となっており、それぞれ上側のサポート部材151a,152aと下側のサポート部材151b,152bとから構成されている。各上側のサポート部材151a,152aは、機台フレーム150に溶接等により固定されている。また、各下側のサポート部材151b,152bは、各上側のサポート部材151a,152aに対してボルト手段を介してそれぞれ着脱可能に構成されている。ボルト手段は、頭付ボルト160と、各上側のサポート部材151a,152aに設けられかつボルト160を螺合するねじ穴(図示省略)とにより構成されている。また、左右の両アクスルサポート151,152の間にリヤアクスル153が配置されている。リヤアクスル153の前後両側面に前後一対のセンタピン154,155が設けられている。各センタピン154,155は、各アクスルサポート151,152の支持孔156,157内にそれぞれ回動可能に支持されている。
前記機台フレーム150に前記リヤアクスル153を支持させるには、両アクスルサポート151,152における下側のサポート部材151b,152bを上側のサポート部材151a,152aから取り外した状態で、リヤアクスル153の各センタピン154,155を各上側のサポート部材151a,152aの支持孔156,157の上半部内に配置する。その後、各下側のサポート部材151b,152bの支持孔156,157の下半部内に各センタピン154,155の下半部を支持させるようして、各上側のサポート部材151a,152aに各下側のサポート部材151b,152bをそれぞれボルト160により締結する。また、各センタピン154,155と各支持孔156,157との間には軸受としてのブッシュ162が介在される。なお、各アクスルサポート151,152の両サポート部材のいずれか一方のサポート部材、例えば前側のアクスルサポート151の下側のサポート部材151b、及び、後側のアクスルサポート152の上側のサポート部材152aには、リヤアクスル153側とは反対側へのブッシュ162の通り抜けを防止する抜け止め用プレート163が溶接等により固定されている。また、各上側のサポート部材151a,152aにはグリスニップル(図示省略)がそれぞれ装着されている。
前記機台フレーム150及び前記リヤアクスル153に寸法のばらつきがあっても、両アクスルサポート151,152の間にリヤアクスル153を組み付けることができるように、両アクスルサポート151,152とリヤアクスル153との間にクリアランスCが設定されている。クリアランスCの設定によるリヤアクスル153の車両前後方向のがたつきを防止するために、例えば、前側のアクスルサポート151にリヤアクスル153を寄せた状態で、後側のアクスルサポート152とリヤアクスル153との間のクリアランスCにシム158が配置されている。このとき、クリアランスCに対応するシム158の枚数を選択したり、クリアランスCに対応する厚さのシム158を選択したりする調整作業が行われる。
また、特許文献1には、前後一対のアクスルサポートをそれぞれ上下二分割構造とし、各上側のサポート部材を機台フレームに固定し、各上側のサポート部材に対して各下側のサポート部材をボルト手段を介してそれぞれ着脱可能に構成したアクスル支持構造が記載されている。
特開2000−16039号公報
前記従来例によると、両アクスルサポート151,152の各上側のサポート部材151a,152aが機台フレーム150にそれぞれ溶接等により固定されている。このため、リヤアクスル153による摺動部の摩耗、グリスニップルの取付部の破損等により、いずれか一方の上側のサポート部材151a,152aに損傷が生じた場合には、機台フレーム150ごとの交換を余儀なくされるという問題があった。なお、フォークリフトに限らず、機台フレームに対してアクスルが揺動可能に支持されている産業車両、例えばトラクタショベル、ショベルローダ、トーイングトラクタ等においても同様の問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、前後一対のアクスルサポートのいずれかのアクスルサポートに損傷が生じた場合には、車体側部材ごと交換しなくても、損傷を生じたアクスルサポートを単体で交換するだけで済むようにすることにある。
前記の課題は、以下の各発明により解決される。
第1の発明は、産業車両の車体側部材に設けられかつ支持孔を有する前後一対のアクスルサポートと、一対のアクスルサポートの間に配置されかつ各アクスルサポートの支持孔に回動可能に支持される一対のセンタピンを有するアクスルとを備える産業車両のアクスル支持構造であって、一対のアクスルサポートは、車体側部材に対してボルト手段を介してそれぞれ着脱可能に構成されている。この構成によると、前後一対のアクスルサポートのいずれかのアクスルサポートに損傷が生じた場合には、車体側部材に対して一対のアクスルサポートをそれぞれボルト手段を介して取り外し、アクスルに対して、損傷を生じたアクスルサポートを単体で新旧交換し、再び、車体側部材に対して一対のアクスルサポートをそれぞれボルト手段を介して取り付ける。これにより、車体側部材ごと交換しなくても、損傷を生じたアクスルサポートを単体で交換するだけで済む。
第2の発明は、第1の発明において、一対のアクスルサポートのうちの一方のアクスルサポートと車体側部材との間には、車体側部材に対する一方のアクスルサポートの組み付け時の水平方向の位置決めをなす水平方向位置決め手段が設けられている。この構成によると、車体側部材に対する一方のアクスルサポートの組み付け時に、一方のアクスルサポートを水平方向位置決め手段により位置決めすることができる。このため、車体側部材の所定位置に一方のアクスルサポートを精度良く組み付けることができる。
第3の発明は、第2の発明において、一対のアクスルサポートのうちの他方のアクスルサポートと車体側部材との間には、車体側部材に対する他方のアクスルサポートの組み付け時において他方のアクスルサポートの車両前後方向の位置を調整する前後方向位置調整手段が設けられている。この構成によると、車体側部材に対する他方のアクスルサポートの組み付け時に、他方のアクスルサポートを前後方向位置調整手段により車両前後方向の位置を調整することができる。この場合、他方のアクスルサポートの車両前後方向の位置調整によりリヤアクスルの車両前後方向のがたつきを防止することができるので、従来例で必要とされたシムの調整作業を省略することができる。
第4の発明は、第2又は第3の発明において、水平方向位置決め手段は、一方のアクスルサポートと車体側部材とのいずれか一方の部材に設けられた位置決めピンと、他方の部材に設けられかつ車体側部材に対する一方のアクスルサポートの組み付けにともなって位置決めピンを嵌合可能な位置決め凹部とからなる。この構成によると、水平方向位置決め手段を、位置決めピンと位置決め凹部とにより簡単かつコンパクトに構成することができる。
第5の発明は、第3の発明において、前後方向位置調整手段は、他方のアクスルサポートに設けられ、ボルト手段のボルトを車両前後方向に移動可能に挿通するボルト挿通孔により構成されている。この構成によると、前後方向位置調整手段を、ボルト挿通孔により簡単かつコンパクトに構成することができる。
第6の発明は、第3又は第5の発明において、他方のアクスルサポートと車体側部材との間には、車体側部材に対する他方のアクスルサポートの組み付け時において他方のアクスルサポートを車両左右方向に位置決めする左右方向位置決め手段が設けられている。この構成によると、車体側部材に対する他方のアクスルサポートの組み付け時に、他方のアクスルサポートを左右方向位置決め手段により位置決めすることができる。このため、車体側部材に対して他方のアクスルサポートを車両左右方向に精度良く組み付けることができる。
第7の発明は、第1〜第6のいずれか1つの発明において、アクスルの一対のセンタピンの少なくとも一方のセンタピンと、センタピンに対応するアクスルサポートの支持孔との間に軸受が介在され、一方のセンタピンに対応するアクスルサポートの支持孔のアクスル側とは反対側の端部には、アクスル側から支持孔内に嵌合される軸受の通り抜けを防止するストッパ部が形成されている。この構成によると、アクスルの一対のセンタピンの少なくとも一方のセンタピンに対応するアクスルサポートの支持孔のアクスル側とは反対側の端部に形成されたストッパ部によって、アクスル側から支持孔内に嵌合される軸受の通り抜けを防止することができる。
第8の発明は、第7の発明において、ストッパ部が形成された支持孔のアクスル側とは反対側の端部には、アクスル側から支持孔内に嵌合される軸受のストッパ部側の端面の一部を、軸受を取り外す際に使用する押し出し治具に対応する当接部としてアクスル側とは反対側の端面に露出する治具用開口部が形成されている。この構成によると、支持孔から軸受を取り外す際には、アクスル側とは反対側から治具用開口部に押し出し治具を挿入し、その押し出し治具の先端部を軸受のストッパ部側の端面に当接させた状態で、押し出し治具により軸受を取り外し方向へ押し出すことができる。これにより、支持孔から軸受を容易に取り外すことができる。
実施形態1にかかるフォークリフトを示す側面図である。 アクスル支持構造を示す正面図である。 図2のIII−III線矢視断面図である。 図3のIV−IV線矢視断面図である。 図4のV−V線矢視断面図である。 図3のVI−VI線矢視断面図である。 図6のVII−VII線矢視断面図である。 アクスル支持構造にかかる構成部品を示す分解斜視図である。 支持孔の周辺部を示す断面図である。 実施形態2にかかる後側のアクスルサポートの平断面図である。 実施形態3にかかる支持孔の周辺部を示す正面図である。 図11のXII−XII線矢視断面図である。 実施形態4にかかる支持孔の周辺部を示す正面図である。 図13のXIV−XIV線矢視断面図である。 従来例にかかるリアアクスルの支持構造を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための一実施形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]
実施形態1を説明する。本実施形態では、カウンタバランス型のフォークリフトのリヤアクスルに適用したアクスル支持構造について例示する。図1はフォークリフトを示す側面図、図2はアクスル支持構造を示す正面図、図3は図2のIII−III線矢視断面図である。
図1に示すように、フォークリフト10の車体の後部(図1において右部)は、カウンタウェイト11とリヤフレーム12により構成されている。リヤフレーム12は、鋳込み成形によりブロック状に形成されている。図2に示すように、リヤフレーム12の下面側には、左右一対の後輪14、リヤアクスル16等を収容する空間が形成されている。なお、フォークリフト10は本明細書でいう「産業車両」に相当する。また、リヤフレーム12は本明細書でいう「車体側部材」に相当する。
前記リヤアクスル16は、その両端部に左右の両後輪14を支持するものである。リヤアクスル16は、上下に平行状に配置された帯板状のアッパアクスルビーム17及びロアアクスルビーム18を備えている。アッパアクスルビーム17及びロアアクスルビーム18は、長手方向すなわち車両左右方向の中央部において鉛直方向に沿った前側の連結板19及び後側の連結板20によって連結されている。したがって、リヤアクスル16の長手方向の中央部の断面形状は四角形枠状である(図3参照)。また、アッパアクスルビーム17及びロアアクスルビーム18は、長手方向の両端部においても中央部と同様に鉛直方向に沿った前後2枚の連結板21によって連結されている(図2参照)。なお、リヤアクスル16は本明細書でいう「アクスル」に相当する。
図2に示すように、前記リヤアクスル16の内部には、ステアリングシリンダ23が収容されている。左右の両後輪14は、ステアリングシリンダ23の左右の両ピストンロッド23aに対してリンク機構(図示せず)を介してキングピン24を中心に回動するように連結されている。したがって、前記フォークリフト10のステアリングホイール25(図1参照)の操作に基づいてステアリングシリンダ23(図2参照)が駆動されることにより両後輪14が操舵される。
図3に示すように、前記リヤアクスル16の長手方向(図3において紙面表裏方向)の中央部には、前側の連結板19及び後側の連結板20に前後一対のセンタピン27が設けられている。詳しくは、センタピン27は、その一端部(基端部)に取付基板28を一体に有している。取付基板28は、各連結板19,20にそれぞれ溶接等により固定されている。前後の両センタピン27は同一軸線上に配置されている。リヤアクスル16が両センタピン27を中心に揺動することで、両後輪14(図2参照)が接地したまま、車体のロール方向の揺動が許容されるようになっている。
次に、前記リヤアクスル16の両センタピン27を回動可能に支持するアクスル支持構造について説明する。図4は図3のIV−IV線矢視断面図、図5は図4のV−V線矢視断面図、図6は図3のVI−VI線矢視断面図、図7は図6のVII−VII線矢視断面図、図8はアクスル支持構造にかかる構成部品を示すを示す分解斜視図である。
図3に示すように、アクスル支持構造は、リヤアクスル16と前後一対のアクスルサポート30,32とを備える。前後の両アクスルサポート30,32は、前記リヤフレーム12の下面に対して車両前後方向(図3において左右方向)に離隔して配置されている。リヤフレーム12の下面は、水平面又はほぼ水平面で形成されている。両アクスルサポート30,32は、リヤフレーム12に対してボルト手段を介してそれぞれ着脱可能に構成されている。なお、ボルト手段は、頭付ボルト(以下、「ボルト」という)34と、ボルト34を螺合するねじ穴47,54(後述する)とにより構成されている(図4、図6及び図8参照)。
図8に示すように、前記前側のアクスルサポート30は、正面側(前面側)から見て略T字型ブロック状に形成されている。前側のアクスルサポート30は、例えば長尺のT字型鋼材を溶断等により所定の厚さ毎に切断することによって形成されている。前側のアクスルサポート30の上端面は、リヤフレーム12の下面に対して面接触状に当接可能に形成されている。前側のアクスルサポート30の中央部には、厚さ方向すなわち車両前後方向に貫通する円形の支持孔37が形成されている。支持孔37内には、円筒形状を有する樹脂製のブッシュ38が嵌合(詳しくは圧入)されている。すなわち、支持孔37内には、前記リヤアクスル16の前側のセンタピン27がブッシュ38を介して回動可能に支持されるようになっている(図3〜図7参照)。なお、ブッシュ38は本明細書でいう「軸受」に相当する。
前記支持孔37について説明する。図9は支持孔の周辺部を示す断面図である。
図9に示すように、支持孔37は、ブッシュ38を嵌合(詳しくは圧入)する嵌合孔部40と、嵌合孔部40の孔径よりも小さい孔径で形成された中空孔部41とが軸方向に同心状に並設され、嵌合孔部40と中空孔部41との段付部によりストッパ部42が形成されている。ストッパ部42は、リヤアクスル側(図9において右側)から支持孔37内に嵌合されるブッシュ38の反対側(図9において左側)への通り抜けを防止する。
また、支持孔37の中空孔部41の孔径がブッシュ38の内径よりも大きく設定され、中空孔部41の内周部に治具用開口部43が形成されている。治具用開口部43は、リヤアクスル側(図9において右側)から支持孔37内に嵌合されるブッシュ38のストッパ部側の端面の一部すなわち内周部を、リヤアクスル側とは反対側の端面(図9において左端面)に露出する。ブッシュ38のストッパ部側の端面の内周部は、ブッシュ38を取り外す際に使用する押し出し治具61の円環状部材61a(後述する)に対応する当接部とされている。なお、支持孔37のストッパ部42(治具用開口部43を含む)は本明細書でいう「軸受の抜け止め構造」を構成している。
図8に示すように、前記前側のアクスルサポート30の左右両端部には、上下方向に貫通する左右一対のボルト挿通孔45が左右対称状に形成されている。ボルト挿通孔45は、ボルト34の軸部34aを挿通可能な中空円筒状に形成されている(図4及び図5参照)。また、前側のアクスルサポート30の上端面に左右両端部には、有底の中空円筒状の左右一対のピン穴(「下側のピン穴」という)46が左右対称状に形成されている。各下側のピン穴46は、各ボルト挿通孔45の外側にそれぞれ配置されている。下側のピン穴46は、ノックピン48を嵌入可能な有底の中空円筒状に形成されている。
前記後側のアクスルサポート32は、基本的には前記前側のアクスルサポート30と同様、正面から見て略T字状に形成されているとともに円形の支持孔37(前側のアクスルサポート30の支持孔と同一符号を付す)が形成されている。支持孔37は、前側のアクスルサポート30の支持孔37に対して前後対称状に形成されている。支持孔37の嵌合孔部40内には、前側のアクスルサポート30と同様、ブッシュ38が嵌合(詳しくは圧入)されている(図9参照)。また、後側のアクスルサポート32の左右両端部には、上下方向に貫通する左右一対のボルト挿通孔50が左右対称状に形成されている。ボルト挿通孔50は、前側のアクスルサポート30のボルト挿通孔45(図4及び図5参照)の孔径よりも大きい孔径すなわちボルト34の軸部34aを所定の隙間をもって遊嵌状に挿通可能な中空円筒状に形成されている(図6及び図7参照)。なお、後側のアクスルサポート32には、前側のアクスルサポート30と異なり、前記下側のピン穴46(図4及び図5参照)は形成されていない。
図8に示すように、前記リヤフレーム12の下面には、前記前側のアクスルサポート30の両ボルト挿通孔45に対応する左右一対のねじ穴(「前側のねじ穴」という)ねじ穴47が形成されている。左右の両前側のねじ穴47は、前記ボルト34の軸部34aを螺合可能に形成されている。また、リヤフレーム12の下面には、前側のアクスルサポート30の両下側のピン穴46に対応する左右一対のピン穴(「上側のピン穴」という)52が形成されている。両上側のピン穴52は、前記ノックピン48を嵌入可能な有天の中空円筒状に形成されている。また、リヤフレーム12の下面には、前記後側のアクスルサポート32の両ボルト挿通孔50に対応する左右一対のねじ穴(「後側のねじ穴」という)54が形成されている。左右の両後側のねじ穴54は、前記ボルト34の軸部34aを螺合可能に形成されている。
図6に示すように、リヤフレーム12の下面には、左右一対の案内凸部56が左右対称状に形成されている。左右の両案内凸部56の相互間に、後側のアクスルサポート32の上端部を嵌合する嵌合凹部57が形成されている。嵌合凹部57は、前後方向(図6において紙面表裏方向)に延びる浅溝状に形成されている。両案内凸部56は、リヤフレーム12に対する後側のアクスルサポート32の組み付け時において後側のアクスルサポート32を車両左右方向に位置決めするものである。また、両案内凸部56の対向面には、その上半部において後側のアクスルサポート32の上端部の左右両側部を車両左右方向に位置決めする位置決め面58と、その下半部において下方に向けて次第に溝幅を拡大するテーパ状の案内斜面59とが形成されている。なお、両案内凸部56を有する嵌合凹部57と後側のアクスルサポート32とは本明細書でいう「左右方向位置決め手段」を構成している。また、後側のアクスルサポート32の上端部の左右両側部は本明細書でいう「左右方向位置決め凸部」に相当する。また、嵌合凹部57は本明細書でいう「左右方向位置決め凹部」に相当する。また、各アクスルサポート30、32には、グリスニップル(図示省略)がそれぞれ装着されている。また、図8ではリヤアクスル16、及び、両案内凸部56を有する嵌合凹部57が省略されている。
次に、前記リヤフレーム12にリヤアクスル16を組み付ける手順について説明する。
リヤアクスル16の前側のセンタピン27と前側のアクスルサポート30の支持孔37のブッシュ38とを嵌合する。また、リヤアクスル16の後側のセンタピン27と後側のアクスルサポート32の支持孔37のブッシュ38とを嵌合する。また、前側のアクスルサポート30の両下側のピン穴46内にノックピン48をそれぞれ嵌合する。詳しくは、ノックピン48は、その下半部が下側のピン穴46に嵌合され、その上半部が前側のアクスルサポート30の上端面から突出される。この状態で、リヤアクスル16及び両アクスルサポート30,32とリヤフレーム12とを上下方向に相対的に近付ける。
そして、前側のアクスルサポート30の両ノックピン48の先端部(上端部)をリヤフレーム12の両上側のピン穴52に嵌合させる。これにより、リヤフレーム12に対して前側のアクスルサポート30が水平方向すなわち前後方向及び左右方向に位置決めされ、リヤフレーム12の両前側のねじ穴47と前側のアクスルサポート30の両ボルト挿通孔45とが整合される。この状態で、2本の各ボルト34を、それぞれ前側のアクスルサポート30の両ボルト挿通孔45を介してリヤフレーム12の前側の各前側のねじ穴47にそれぞれねじ付ける。このとき、ボルト34を緩めに締め付けることにより、リヤフレーム12に前側のアクスルサポート30を仮止めする。なお、前側のアクスルサポート30のノックピン48とリヤフレーム12の上側のピン穴52とは本明細書でいう「水平方向位置決め手段」を構成している。また、ノックピン48は本明細書でいう「位置決めピン」、「位置決め凸部」に相当する。また、上側のピン穴52は本明細書でいう「位置決め凹部」に相当する。
次に、2本の各ボルト34を、それぞれ後側のアクスルサポート32の両ボルト挿通孔50を介してリヤフレーム12の各後側のねじ穴54にそれぞれねじ付ける。そして、各ボルト34を締め付けながら、後側のアクスルサポート32の上端部をリヤフレーム12の嵌合凹部57すなわち両案内凸部56の間に嵌合させる。このとき、後側のアクスルサポート32の上端部の左右両側部が両案内凸部56の案内斜面59により案内されながら位置決め面58に嵌合されていくことで、リヤフレーム12に対して後側のアクスルサポート32が左右方向に位置決めされていく。このとき、ボルト34を緩めに締め付けることにより、リヤフレーム12に後側のアクスルサポート32を仮止めする。この状態では、後側のアクスルサポート32の両ボルト挿通孔50と両ボルト34(詳しくは軸部34a)との間に形成される隙間によって、後側のアクスルサポート32が車両前後方向に移動可能すなわち位置調整可能となっている。このとき、後側のアクスルサポート32は、リヤアクスル16に対して、例えば、凡そ、従来例のクリアランスに相当する程度の隙間をもって後方へ離しておく。なお、後側のアクスルサポート32の両ボルト挿通孔50は本明細書でいう「前後方向位置調整手段」に相当する。
次に、前側の2本のボルト34を完全に締め付けることにより、リヤフレーム12に前側のアクスルサポート30を本止めすなわち固定する(図4参照)。続いて、後側のアクスルサポート32を車両前方(図3において左方)に移動させることにより、そのアクスルサポート32の前後位置を調整する(図3参照)。すなわち、リヤアクスル16の後側のセンタピン27の取付基板28に後側のアクスルサポート32を摺動させて近付ける。このとき、センタピン27の取付基板28と後側のアクスルサポート32との間の隙間が所定量に調整される。この状態で、後側の2本のボルト34を完全に締め付けることにより、リヤフレーム12に前側のアクスルサポート30を本止めすなわち固定する(図6参照)。これにより、リヤフレーム12に対するリヤアクスル16の組み付けが完了する。
また、リヤアクスル19による摺動部の摩耗、グリスニップルの取付部の破損等により、いずれか一方のアクスルサポート30,32に損傷が生じた場合には、前記したリヤアクスル16の組み付け時とは逆の手順によって、リヤフレーム12からリヤアクスル16を取り外し、損傷を生じたアクスルサポート30,32を単体で新旧交換した後、再び、リヤフレーム12にリヤアクスル16を組み付ければよい。
また、いずれか一方のアクスルサポート30,32のブッシュ38に損傷が生じた場合には、前記したリヤアクスル16の組み付け時とは逆の手順によって、リヤフレーム12からリヤアクスル16を取り外し、損傷を生じたブッシュ38を新旧交換した後、再び、リヤフレーム12にリヤアクスル16を組み付ければよい。
また、ブッシュ38の新旧交換に際して、いずれか一方のアクスルサポート30,32からブッシュ38を取り外す際には、ブッシュ38のストッパ部側の端面に全周に亘って当接する円環状部材61aを先端部に有する押し出し治具61(図9参照)が用いられる。
まず、支持孔37の治具用開口部43にアクスル側とは反対側(図9において左側)から押し出し治具61(詳しくは円環状部材61a)を挿入し、その押し出し治具61の円環状部材61aをブッシュ38のストッパ部側の端面に当接させた状態で、押し出し治具61によりブッシュ38を取り外し方向(図9において右方)へ押し出す。この場合、押し出し治具61によりブッシュ38を支持孔37から押し出して取り外してもよいし、押し出し治具61によりブッシュ38を支持孔37から所定量押し出した後、引抜治具によりブッシュ38を支持孔37から引抜いて取り外してもよい。その後、再び、支持孔37にブッシュ38を組み付ければよい。
前記フォークリフト10のアクスル支持構造によると、前後一対のアクスルサポート30,32のいずれかのアクスルサポート30,32に損傷が生じた場合には、リヤフレーム12に対して一対のアクスルサポート30,32をそれぞれボルト34を含むボルト手段を介して取り外し、リヤアクスル16に対して、損傷を生じたアクスルサポート30,32を単体で新旧交換し、再び、リヤフレーム12に対して一対のアクスルサポート30,32をそれぞれボルト34を含むボルト手段を介して取り付ける。これにより、リヤフレーム12ごと交換しなくても、損傷を生じたアクスルサポート30,32を単体で交換するだけで済む。
また、ストッパ部42が形成された支持孔37のアクスル側とは反対側の端部に治具用開口部43が形成されている(図9参照)。これにより、支持孔37からブッシュ38を容易に取り外すことができる。このため、いずれか一方のアクスルサポート30,32のブッシュ38に損傷が生じた場合には、前記したリヤアクスル16の組み付け時とは逆の手順によって、リヤフレーム12からリヤアクスル16を取り外し、損傷を生じたブッシュ38を新旧交換した後、再び、リヤフレーム12にリヤアクスル16を組み付けることができる。
また、前側のアクスルサポート30とリヤフレーム12との間には、リヤフレーム12に対する前側のアクスルサポート30の組み付け時の水平方向の位置決めをなす、ノックピン48と上側のピン穴52とからなる水平方向位置決め手段が設けられている(図4及び図5参照)。したがって、リヤフレーム12に対する前側のアクスルサポート30の組み付け時に、前側のアクスルサポート30を水平方向位置決め手段(ノックピン48と上側のピン穴52)により位置決めすることができる。このため、リヤフレーム12の所定位置に前側のアクスルサポート30を精度良く組み付けることができる。
また、後側のアクスルサポート32とリヤフレーム12との間には、リヤフレーム12に対する後側のアクスルサポート32の組み付け時において後側のアクスルサポート32の車両前後方向の位置を調整する両ボルト挿通孔50からなる前後方向位置調整手段が設けられている(図6及び図7参照)。したがって、リヤフレーム12に対する後側のアクスルサポート32の組み付け時に、後側のアクスルサポート32を前後方向位置調整手段(両ボルト挿通孔50)により車両前後方向の位置を調整することができる。この場合、後側のアクスルサポート32の車両前後方向の位置調整によりリヤアクスル16の車両前後方向のがたつきを防止することができるので、従来例で必要とされたシムの調整作業を省略することができる。なお、センタピン27の取付基板28と後側のアクスルサポート32との間にはシムを配置してもよく、この場合もシムの調整作業は不要である。
また、水平方向位置決め手段は、前側のアクスルサポート30に設けられたノックピン48と、リヤフレーム12に設けられかつリヤフレーム12に対する前側のアクスルサポート30の組み付けにともなってノックピン48を嵌合可能な上側のピン穴52とからなる(図4及び図5参照)。したがって、水平方向位置決め手段を、ノックピン48と上側のピン穴52とにより簡単かつコンパクトに構成することができる。
また、前後方向位置調整手段は、後側のアクスルサポート32に設けられ、ボルト34を車両前後方向に移動可能に挿通するボルト挿通孔50により構成されている(図6及び図7参照)。したがって、前後方向位置調整手段を、ボルト挿通孔50により簡単かつコンパクトに構成することができる。
また、後側のアクスルサポート32とリヤフレーム12との間には、リヤフレーム12に対する後側のアクスルサポート32の組み付け時において後側のアクスルサポート32を車両左右方向に位置決めする、嵌合凹部57と後側のアクスルサポート32とからなる左右方向位置決め手段が設けられている(図6参照)。したがって、リヤフレーム12に対する後側のアクスルサポート32の組み付け時に、後側のアクスルサポート32を左右方向位置決め手段(嵌合凹部57と後側のアクスルサポート32)により位置決めすることができる。このため、リヤフレーム12に対して後側のアクスルサポート32を車両左右方向に精度良く組み付けることができる。
また、リヤアクスル16の一対のセンタピン27と、両センタピン27に対応する両アクスルサポート30,32の支持孔37との間にブッシュ38がそれぞれ介在され、両アクスルサポート30,32の支持孔37のアクスル側(図9において右側)とは反対側(図9において左側)の端部には、アクスル側から支持孔37内に嵌合されるブッシュ38の通り抜けを防止するストッパ部42が形成されている(図9参照)。したがって、両アクスルサポート30,32の支持孔37のアクスル側とは反対側の端部に形成されたストッパ部42によって、アクスル側から支持孔37内に嵌合されるブッシュ38の通り抜けを防止することができる。これにより、従来例で必要とされた抜け止め用プレート及び上側又は下側のサポート部材に対する抜け止め用プレートの溶接を省略し、ブッシュ38の抜け止めに要する部品点数及び製造工数を削減することができる。
また、ストッパ部42が形成された支持孔37のアクスル側とは反対側の端部には、アクスル側から支持孔37内に嵌合されるブッシュ38のストッパ部側の端面の一部を、ブッシュ38を取り外す際に使用する押し出し治具61(詳しくは、円環状部材61a)に対応する当接部としてアクスル側とは反対側の端面に露出する治具用開口部43が形成されている(図9参照)。したがって、支持孔37からブッシュ38を取り外す際には、アクスル側とは反対側から治具用開口部43に押し出し治具61(詳しくは円環状部材61a)を挿入し、その押し出し治具61の円環状部材61aをブッシュ38のストッパ部側の端面に当接させた状態で、押し出し治具61によりブッシュ38を取り外し方向(図9において右方)へ押し出すことができる。これにより、支持孔37からブッシュ38を容易に取り外すことができる。
また、ストッパ部42が形成された支持孔37は、ブッシュ38を嵌合する嵌合孔部40と、嵌合孔部40の孔径よりも小さい孔径で形成された中空孔部41とが軸方向に同心状に並設され、嵌合孔部40と中空孔部41との段付部によりストッパ部42が形成されている(図9参照)。したがって、支持孔37の嵌合孔部40と中空孔部41との段付部により容易に円環状のストッパ部42を形成することができる。また、円環状のストッパ部42によりブッシュ38のストッパ部側の端面を全周に亘ってバランス良く受け止めることができる。
また、支持孔37の中空孔部41の孔径がブッシュ38の内径よりも大きく設定され、中空孔部41の内周部に治具用開口部43が形成されている(図9参照)。したがって、支持孔37の中空孔部41の内周部に容易に円環状の治具用開口部43を形成することができる。また、ブッシュ38のストッパ部側の端面に全周に亘って当接する円環状部材61aを先端部に有する押し出し治具61を用いることができ、その押し出し治具61の円環状部材61aによりブッシュ38のストッパ部側の端面を全周に亘ってバランス良く押し出すことができる。また、ブッシュ38のストッパ部側の端面に周方向に等間隔であるいは分散的に当接する複数本の脚片状部材を先端部に有する押し出し治具を用いることができる。この場合、ブッシュ38のストッパ部側の端面に対する押し出し治具の複数の脚片状部材の当接位置が所定位置に限定されないので作業性を向上することができる。また、ブッシュ38のストッパ部側の端面に当接する1本の脚片状部材を先端部に有する押し出し治具を用いてもよい。この場合、ブッシュ38のストッパ部側の端面に対する押し出し治具の脚片状部材の当接位置を徐々にずらしながらブッシュ38を徐々に押し出せばよい。
[実施形態2]
実施形態2を説明する。本実施形態は、前記実施形態1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図10は後側のアクスルサポートの平断面図である。
図10に示すように、本実施形態は、前記実施形態1における後側のアクスルサポート32の両ボルト挿通孔50(図7参照)を、前後方向に延びる長円筒状のボルト挿通孔63に変更したものである。したがって、後側のアクスルサポート32の両ボルト挿通孔63と両ボルト34(詳しくは軸部34a)との間に形成された隙間によって、後側のアクスルサポート32は車両前後方向に移動可能すなわち位置調整可能である。この場合、両案内凸部56を有する嵌合凹部57を省略することも可能である。なお、後側のアクスルサポート32のボルト挿通孔63は本明細書でいう「前後方向位置調整手段」に相当する。また、後側のアクスルサポート32のボルト挿通孔63は本明細書でいう「左右方向位置決め手段」を兼ねている。
[実施形態3]
実施形態3を説明する。本実施形態は、前記実施形態1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図11は支持孔の周辺部を示す正面図、図12は図11のXII−XII線矢視断面図である。
図11及び図12に示すように、本実施形態は、前記実施形態1(図9参照)における支持孔37のストッパ部42及び治具用開口部43を変更したものである。すなわち、支持孔37の中空孔部(符号、65を付す)が、ブッシュ38の内径よりも小さい孔径で形成されている。また、ストッパ部(符号、66を付す)には、軸方向に延びるU字溝からなる治具用開口部(符号、67を付す)が形成されている。治具用開口部67は、ブッシュ38のストッパ部側の端面に対応して周方向に等間隔又はほぼ等間隔で複数(図11では2個)形成されている。各治具用開口部67の溝底面(ストッパ部66の半径方向の外側の面)は、ブッシュ38の外周面とほぼ同一面をなすように形成されている。この場合、ブッシュ38のストッパ部側の端面に周方向に等間隔又はほぼ等間隔で当接する複数本(図では2本)の脚片状部材68aを先端部に有する押し出し治具68を用いればよい。なお、治具用開口部67の溝深さ、溝幅は、適宜変更することができる。また、中空孔部65の孔径を小さくするほど、アクスル側とは反対側(図12において左側)から中空孔部65内を通ってブッシュ38側への塵埃の侵入を防止する防塵効果を向上することができる。
[実施形態4]
実施形態4を説明する。本実施形態は、前記実施形態1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図13は支持孔の周辺部を示す正面図、図14は図13のXIV−XIV線矢視断面図である。
図13及び図14に示すように、本実施形態は、前記実施形態1(図9参照)における支持孔37のストッパ部42及び治具用開口部43を変更したものである。すなわち、支持孔37のストッパ部(符号、69を付す)が、前記中空孔部41(図9参照)を全面的に閉鎖する端壁状に形成されている。また、ストッパ部69には、軸方向に延びる中空孔からなる治具用開口部(符号、70を付す)が形成されている。治具用開口部70は、ブッシュ38のストッパ部側の端面に対応して周方向に等間隔又はほぼ等間隔で複数(図13及び図14では2個)形成されている。この場合、ブッシュ38のストッパ部側の端面に周方向に等間隔又はほぼ等間隔で当接する複数本(図では2本)の脚片状部材72aを先端部に有する押し出し治具72を用いればよい。また、ストッパ部69により、アクスル側とは反対側(図14において左側)からブッシュ38側への塵埃の侵入を全面的に防止することができる。
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、フォークリフト10に限らず、トラクタショベル、ショベルローダ、トーイングトラクタ等の産業車両のアクスル支持構造に適用することができる。また、本発明は、リヤアクスル16に限らず、トーイングトラクタ等の産業車両のフロントアクスルにも適用することができる。また、車体側部材としては、リヤフレーム12に代え、機台のカウンタウェイト11を用いることもできる。また、ボルト手段は、ボルト34とねじ穴47、54とで構成する他、車体側部材に設けたスタッドボルトと、スタッドボルトに螺合するナットとにより構成することができる。また、各アクスルサポート30,32に使用するボルト34の本数は、左右2本に限らず、左右2本ずつの計4本に増加してもよく、適宜変更することができる。
また、水平方向位置決め手段は、前側のアクスルサポート30側に代え、後側のアクスルサポート32側に配置してもよい。この場合、前後方向位置調整手段及び左右方向位置決め手段は、後側のアクスルサポート32側に代え、前側のアクスルサポート30側に配置すればよい。また、水平方向位置決め手段のノックピン48と上側のピン穴52とを逆に配置、すなわちノックピン48をリヤフレーム12に配置し、ノックピン48を下側のピン穴46に嵌合してもよい。また、ノックピン48と上側のピン穴52とによる水平方向位置決め手段は、左右2組に限らず、1組あるいは3組以上に適宜増減することができる。また、水平方向位置決め手段の配置位置も、適宜変更することができる。また、水平方向位置決め手段は、ノックピン48と上側のピン穴52とにより構成するものに限らず、車体側部材に対する前側のアクスルサポート30の組み付け時の位置決めをなすものであればよく、車体側部材と前側のアクスルサポート30とのいずれか一方の部材に設けた位置決め凸部と、他方の部材に設けた位置決め凹部とにより構成することができる。また、左右方向位置決め手段は、嵌合凹部57と後側のアクスルサポート32の上端部の左右両側部とにより構成するものに限らず、車体側部材に対する後側のアクスルサポート32の組み付け時の左右方向の位置決めなすものであればよく、車体側部材と後側のアクスルサポート32とのいずれか一方の部材に設けた左右方向位置決め凸部と、他方の部材に設けた左右方向位置決め凹部とにより構成することができる。また、左右方向位置決め手段は、必要に応じて設ければよく、省略してもよい。
また、軸受としては、ブッシュ38に代え、ボールベアリング、ニードルベアリング等のベアリングを用いることもできる。また、支持孔37のストッパ部42,66,69は、前側のアクスルサポート30又は後側のアクスルサポート32のいずれか一方のアクスルサポートに設け、他方のアクスルサポートからは省略してもよい。この場合、他方のアクスルサポートには、従来例のように抜け止め用プレートを溶接等により固定すればよい。また、支持孔37のストッパ部42,66,69は、アクスル側から支持孔37内に嵌合される軸受の通り抜けを防止するものであればよく、その形状、配置形態等は、適宜変更することができる。また、支持孔37の中空孔部41,65は、嵌合孔部40に対して偏心状に形成したり、多角形孔等に変更したりすることができる。また、支持孔37の治具用開口部43,67,70は、アクスル側から支持孔37内に嵌合される軸受のストッパ部側の端面の一部を、軸受を取り外す際に使用する押し出し治具に対応する当接部としてアクスル側とは反対側の端面に露出するものであればよく、その形状、個数、配置形態等は、適宜変更することができる。また、支持孔37の中空孔部41,65に対して該中空孔部41,65を閉鎖する閉鎖部材、例えば樹脂製のキャップ、カバー等を装着し、アクスル側とは反対側からブッシュ38側への塵埃の侵入を防止するとよい。また、両アクスルサポート30,32の少なくとも一方のアクスルサポートの支持孔37のストッパ部42,66,69を省略し、その一方のアクスルサポートに抜け止め用プレート(従来例参照)を溶接等により固定してもよい。また、両アクスルサポート30,32の少なくとも一方のアクスルサポートの軸受は省略してもよい。
10…フォークリフト(産業車両)
11…カウンタウェイト
12…リヤフレーム(車体側部材)
16…リヤアクスル(アクスル)
27…センタピン
30…前側のアクスルサポート
32…後側のアクスルサポート
34…ボルト
37…支持孔
38…ブッシュ(軸受)
40…嵌合孔部
41…中空孔部
42…ストッパ部
43…治具用開口部
45…ボルト挿通孔
48…ノックピン(位置決めピン)
50…ボルト挿通孔(前後方向位置調整手段)
52…上側のピン穴(位置決め凹部)
57…嵌合凹部
61…押し出し治具
63…ボルト挿通孔(前後方向位置調整手段)
65…中空孔部
66…ストッパ部
67…治具用開口部
68…押し出し治具
69…ストッパ部
70…治具用開口部
72…押し出し治具

Claims (8)

  1. 産業車両の車体側部材に設けられかつ支持孔を有する前後一対のアクスルサポートと、
    前記一対のアクスルサポートの間に配置されかつ各アクスルサポートの支持孔に回動可能に支持される一対のセンタピンを有するアクスルと
    を備える産業車両のアクスル支持構造であって、
    前記一対のアクスルサポートは、前記車体側部材に対してボルト手段を介してそれぞれ着脱可能に構成されていることを特徴とする産業車両のアクスル支持構造。
  2. 請求項1に記載の産業車両のアクスル支持構造であって、
    前記一対のアクスルサポートのうちの一方のアクスルサポートと前記車体側部材との間には、車体側部材に対する一方のアクスルサポートの組み付け時の水平方向の位置決めをなす水平方向位置決め手段が設けられていることを特徴とする産業車両のアクスル支持構造。
  3. 請求項2に記載の産業車両のアクスル支持構造であって、
    前記一対のアクスルサポートのうちの他方のアクスルサポートと前記車体側部材との間には、車体側部材に対する他方のアクスルサポートの組み付け時において他方のアクスルサポートの車両前後方向の位置を調整する前後方向位置調整手段が設けられていることを特徴とする産業車両のアクスル支持構造。
  4. 請求項2又は3に記載の産業車両のアクスル支持構造であって、
    前記水平方向位置決め手段は、前記一方のアクスルサポートと前記車体側部材とのいずれか一方の部材に設けられた位置決めピンと、他方の部材に設けられかつ前記車体側部材に対する前記一方のアクスルサポートの組み付けにともなって前記位置決めピンを嵌合可能な位置決め凹部とからなることを特徴とする産業車両のアクスル支持構造。
  5. 請求項3に記載の産業車両のアクスル支持構造であって、
    前記前後方向位置調整手段は、前記他方のアクスルサポートに設けられ、前記ボルト手段のボルトを車両前後方向に移動可能に挿通するボルト挿通孔により構成されていることを特徴とする産業車両のアクスル支持構造。
  6. 請求項3又は5に記載の産業車両のアクスル支持構造であって、
    前記他方のアクスルサポートと前記車体側部材との間には、車体側部材に対する他方のアクスルサポートの組み付け時において他方のアクスルサポートを車両左右方向に位置決めする左右方向位置決め手段が設けられていることを特徴とする産業車両のアクスル支持構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の産業車両のアクスル支持構造であって、
    前記アクスルの一対のセンタピンの少なくとも一方のセンタピンと、センタピンに対応する前記アクスルサポートの支持孔との間に軸受が介在され、
    前記一方のセンタピンに対応する前記アクスルサポートの支持孔のアクスル側とは反対側の端部には、アクスル側から支持孔内に嵌合される前記軸受の通り抜けを防止するストッパ部が形成されている
    ことを特徴とする産業車両のアクスル支持構造。
  8. 請求項7に記載の産業車両のアクスル支持構造であって、
    前記ストッパ部が形成された支持孔のアクスル側とは反対側の端部には、アクスル側から支持孔内に嵌合される軸受のストッパ部側の端面の一部を、軸受を取り外す際に使用する押し出し治具に対応する当接部としてアクスル側とは反対側の端面に露出する治具用開口部が形成されていることを特徴とする産業車両のアクスル支持構造。
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