JP2013212804A - 産業用車両のアクスル懸架装置 - Google Patents

産業用車両のアクスル懸架装置 Download PDF

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【課題】アクスルサポートを大型化せずに、部材の加工工数を少なくして、アクスルサポートからアクスルビームを取り外すことなく、アクスルビームとアクスルビームとの間の前後方向の隙間の調整を行うことができる耐久性の高いアクスル懸架装置を提供する。
【解決手段】一方のクレードルピン21Rの基端側でアクスルサポート32Rの支持孔33に回動自在に支持されかつ先端面が支持孔33の外端面より後退された支持軸部35と、支持軸部35の先端面に突設されたねじ軸部36と、ねじ軸部36に螺着され支持孔33の外端面でねじ軸部36への移動を規制されるとともに、任意位置で固定可能な偏心ロックナット27とを具備するとともに、ねじ軸部36で支持軸部35の先端面とアクスルサポート32Rとの間に、調整用空隙部37が形成された隙間調整機構25を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、フォークリフトなどの産業用車両に装備されるアクスル懸架装置に関する。
フォークリフトなどにおけるアクスル懸架装置は、両端に車輪を支持するアクスルビームの中央部に前後一対のクレードルピンを突設し、車体フレームの下部に両クレードルピンを回動自在に支持する支持孔を有するアクスルサポートを設けた装置であって、例えば路面の凹凸に応じて両端の車輪の高さが変化する場合、アクスルビームがクレードルピンを中心として上下揺動することにより、車体フレームに加わる衝撃を緩和することができるように構成されている。
アクスルビームは、クレードルピンを中心としてロール方向に上下揺動可能となるように、アクスルサポートとの間に前後方向に僅かな隙間を設けてアクスルサポートに取り付けられている。アクスルビームとアクスルサポートとの間の隙間の大きさは、車両の発進や制動等を繰り返すことにより、磨耗等によって拡大する傾向にある。この隙間が過度に拡大すると、車両の運転時に、アクスルビームとアクスルサポートとの間にガタツキが発生し、異常音が発生する等の原因になる。このため、アクスルビームとアクスルサポートとの間の隙間の大きさは、適宜調整される必要がある。
従来のアクスル懸架装置では、アクスルビームとアクスルサポートとの間の前後方向の隙間が拡大した場合、アクスルビームをアクスルサポートから一旦取り外し、隙間を埋めるための必要数のドーナツ型の板状のシムをアクスルビームのクレードルピンに挿入した後、アクスルビームをアクスルサポートに再度取り付けることにより、アクスルビームとアクスルサポートとの間の前後方向の隙間の調整を行っていた。
しかし、従来のアクスル懸架装置では、重量の大きなアクスルビームをアクスルサポートから取り外すためにジャッキ等の大掛かりな装置が必要とされるため、隙間調整の作業には多大な時間と手間を要していた。また、シムの枚数を加減するために、アクスルビームの脱着を繰り返し行う必要があった。さらに、隙間の調整幅がシムの前後方向の厚みに制限されるため、隙間の調整が不完全になりやすく、ガタツキが残存する場合があった。
そこで、アクスルビームをアクスルサポートから取り外すことなく、アクスルビームとアクスルサポートとの間の前後方向の隙間の大きさの調整が可能なアクスル懸架装置が例えば特許文献1に提案されている。
特許文献1のアスクル懸架装置は、一方のアクスルサポートの支持孔の内周全長に雌ねじ部を形成し、一方の軸ピン(クレードルピン)の外周に、アクスルサポートとの間に回動可能にアジャスタを介設するとともに、アジャスタの外周にねじ軸を設け、アジャスタのねじ軸をアクスルサポートの雌ねじ部に螺合し、アジャスタの外側に固着ナットを螺着してなり、アジャスタを回動させてアジャスタを軸ピン(クレードルピン)の軸方向に沿って移動させることにより、アクスルビームが前後方向に移動しうる隙間の調整を行うことができるように構成されている。
上記構成によれば、アジャスタの内端面が磨耗して、隙間が拡大した場合、固着ナットを緩めて後退させ、アジャスタを回動してアジャスタを軸ピン(クレードルピン)の軸方向に沿って移動させ、アジャスタの内端面と他方のアクスルサポートの内端面との距離を変化させて再び固着ナットを螺着することにより隙間の調整を行うことができ、隙間調整を行う際にアクスルビームをアクスルサポートから取り外す必要がない。
特開平5−155597号公報
しかしながら、特許文献1のアクスル懸架装置では、アジャスタの厚みの分だけアクスルサポートの支持孔の径が大きくなるため、強度を維持するためにアクスルサポートの大型化が必要になるという問題がある。
さらに、アクスルサポートの支持孔の内周やアジャスタの外周の全域をねじ加工するので、部材の加工工数が多くなりコストアップとなる。
加えて、アクスルサポートの雌ねじ部およびアジャスタのねじ軸により車体の荷重を受ける構造となっているため、ねじ部分が応力集中により破損するおそれがあり、隙間の調整を行うことが困難になるおそれがある。
本発明は、上記問題点を解決して、アクスルサポートを大型化せずに、部材の加工工数を少なくして、アクスルサポートからアクスルビームを取り外すことなく、アクスルビームとアクスルビームとの間の前後方向の隙間の調整を行うことができる耐久性の高いアクスル懸架装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、両端に車輪を支持するアクスルビームの中央部に前後一対のクレードルピンを突設し、車体フレームに設けられた前後一対のアクスルサポートの支持孔に両クレードルピンを回動自在に支持することにより、クレードルピンを中心にしてアクスルビームが上下揺動自在に支持される産業用車両のアクスル懸架装置であって、
前後一方のクレードルピンおよびアクスルサポートに隙間調整機構を設け、
当該隙間調整機構は、
一方のクレードルピンの基端側でアクスルサポートの支持孔に回動自在に支持されかつ先端面が前記支持孔の外端面より後退された支持軸部と、当該支持軸部の先端面に突設されたねじ軸部と、当該ねじ軸部に螺着され前記支持孔の外端面でねじ軸部への移動を規制されるとともに、任意位置で固定可能な緩み止めナットとを具備するとともに、前記ねじ軸部で前記支持軸部の先端面とアクスルサポートとの間に調整用空隙部が形成され、
アクスルサポートとアクスルビームとの間に前後方向の隙間が形成された時に、前記緩み止めナットを締め付けて前記調整用空隙部を収縮することで当該隙間を吸収しうるように構成されたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成において、緩み止めナットを締め付ける際、緩み止めナットを一方のアクスルサポートに一定トルクで締め付けた後、所定角度緩めることにより一方のアクスルサポートに対する緩み止めナットの加圧力を調整して緩み止めナットが固定されたものである。
請求項1記載の発明によれば、アクスルビームとアクスルサポートとの間にアクスルビームが前後方向に移動可能な隙間が形成された場合、緩み止めナットを締め付けて調整用空隙部を収縮することで当該隙間を吸収するように構成したので、従来のようにアクスルサポートの支持孔の径を大きくする必要がなく、アクスルサポートの大型化を回避できる。
また、アクスルサポートにねじ加工を行う必要がないので、従来に比べて部材の加工工数を少なくできる。
さらに、一方のクレードルピンの支持軸部と一方のアクスルサポートとの接触面積を大きく確保できるため、応力集中が発生しにくく、従来よりも高い耐久性を実現できる。
請求項2記載の発明によれば、緩み止めナットを一方のアクスルサポートに一定トルクで締め付けた後、所定角度緩めることにより一方のアクスルサポートに対する緩み止めナットの加圧力を調整して緩み止めナットを固定することにより、アクスルビームとアクスルサポートとの間にガタツキが生じず、且つアクスルサポートに対してアクスルビームがスムーズに上下揺動することが可能とされる。
本発明に係る実施例であるフォークリフトのリアアクスル懸架装置の中央断面図である。 同リアアクスル懸架装置の要部断面図である。 本発明に係る実施例であるフォークリフトのリアアクスル懸架装置の分解斜視図である。 本発明に係る実施例であるフォークリフトのリアアクスル懸架装置において隙間が生じた場合の隙間調整前の状態を示す要部断面図である。 同リアアクスル懸架装置において隙間が生じた場合の隙間調整後の状態を示す要部断面図である。
[実施例1]
以下、本発明に係る実施例であるフォークリフトのリアアクスル懸架装置について図面に基づいて説明する。
図3に示すように、車体フレーム31の後部には、リアアクスル懸架装置10により支持されたリアアクスルビーム(アクスルビーム)11が配置され、このリアアクスルビーム11の左右両端部にキングピン12を介してそれぞれナックルアーム13が前後方向に回動自在に取り付けられ、左右のナックルアーム13にそれぞれ後輪14が回転自在に支持されている。なお、図3では、後輪14を操向するステアシリンダは省略されている。
リアアクスル懸架装置10は、リアアクスルビーム11の中央部の前後面に、取付穴34を介して前後一対のクレードルピン21F,21Rが前後方向にそれぞれ突設されている。車体フレーム31の下部には、前後方向の支持孔33を有する前後一対のアクスルサポート32F,32Rがそれぞれ複数のボルト15により固定して設けられている。各クレードルピン21F,21Rは、円形断面を有することが好ましい。さらに、各クレードルピン21F,21Rは、左右方向に長軸を有する楕円形断面を有していてもよく、この場合、リアアクスルビーム11の復元性を高めることができる。
図1に示すように、アクスルサポート32F,32Rの支持孔33には、クレードルピン21F,21Rがそれぞれ回動自在に支持され、リアアクスルビーム11がクレードルピン21F,21Rを中心にして車体フレーム31に対して揺動自在に支持されている。一方のクレードルピン21Rおよび一方のアクスルサポート32Rには隙間調整機構25が設けられている。
隙間調整機構25は、図2に示すように、一方のクレードルピン21Rの基端側でアクスルサポート32Rの支持孔33に回動自在に支持されかつ先端面が支持孔33の外端面より後退された支持軸部35と、支持軸部35の先端面に突設されたねじ軸部36と、ねじ軸部36に螺着され支持孔33の外端面でねじ軸部36への移動を規制されるとともに、任意位置で固定可能な偏心ロックナット(緩み止めナット)27とを具備するとともに、ねじ軸部36で支持軸部35の先端面とアクスルサポート32Rとの間に調整用空隙部37が形成されたものである。
隙間調整機構25をこのような構造とすることにより、車両の重量による荷重がアクスルサポート32Rを介してクレードルピン21Rの支持軸部35により受け持たれるため、支持孔33と支持軸部35との間の接触面積が十分に確保され、応力集中が発生しにくく、従来よりも高い耐久性を実現できる。
クレードルピン21Rにアクスルサポート32Rの外側から偏心ロックナット27を螺着するので、クレードルピン21Rの長さは、前後方向においてアクスルサポート32Rの支持孔33の前後方向の長さDよりも長くなるように形成されている。
また、調整用空隙部37を確保するために、クレードルピン21Rの支持軸部35の長さHは、アクスルサポート32Rの支持孔33の幅Dよりも短く形成されている。
ねじ軸部36は、支持軸部35の先端面に突設されており、リアアクスルビーム11をアクスルサポート32Rに取り付けた際にアクスルサポート32Rの外端面より内側に位置される調整用空隙部37と、リアアクスルビーム11をアクスルサポート32Rに取り付けた際にアクスルサポート32Rの外側に位置する突出部38とを有している。
偏心ロックナット27は、外側に偏心したテーパ付き凹部を形成した内ナット28と、内側にテーパ付き凸部を形成した外ナット29を一組として構成されている。偏心ロックナット27は、内ナット28をねじ軸部36に螺合した後、外ナット29を内ナット28の外側からねじ軸部36に螺合して締め付け、外ナット29の凸部テーパを内ナット28の凹部テーパに噛み込ませて内ナット28でねじ軸部36を半径方向に締め付けることにより、ねじ軸部36上の任意位置に固定可能とされている。なお、この偏心ロックナット27は、一対のナットに楔機能付きのテーパ凹部とテーパ凸部を嵌合させるハードロックナットや、2つのナットを締付けるダブルナットであってもよい。
図2に示すように、リアアクスルビーム11をアクスルサポート32Rに取り付ける際には、偏心ロックナット27は、リアアクスルビーム11の外端面と内ナット28の内端面により、アクスルサポート32Rの支持孔33の両端面を挟み込むことで、リアアクスルビーム11とアクスルサポート32Rとの間に前後方向の隙間が殆ど生じないようにされて、ねじ軸部36の突出部38上に固定されている。
偏心ロックナット27をねじ軸部36上に固定する際には、例えばトルクレンチなどを用いて、偏心ロックナット27の内ナット28を一方のアクスルサポート32Rに一定トルクで締め付けた後、内ナット28を所定角度緩めてから、外ナット29を内ナット28に締め付けて固定される。これにより、内ナット28を緩める所定角度によりアクスルサポート32Rに対する偏心ロックナット27の加圧力が調整されて偏心ロックナット27が固定される。これにより、リアアクスルビーム11の外端面および内ナット28の内面がアクスルサポート32Rに固定されたり、大きい摩擦抵抗が生じることなく、スムーズに揺動される。この際、偏心ロックナット27の加圧力は、リアアクスルビーム11が上下揺動をスムーズに行うことができるように隙間がほとんどないように調整されることが好ましい。このようにして、アクスルサポート32F,32Rに対するリアアクスルビーム11の取り付けが行われる。
このような隙間調整機構25とすることにより、リアアクスルビーム11やアクスルサポート32R等において要求される寸法精度が低くなるので、リアアクスルビーム11やアクスルサポート32R等を鋳造により製造することが可能になり、リアアクスル懸架装置10の製造コストを下げることができる。
さて、車両を長期間使用していると、リアアクスルビーム11とアクスルサポート32Rとが衝突や摺動をすることにより部材が磨耗して、リアアクスルビーム11とアクスルサポート32Rとの間に前後方向の隙間が形成される。
図4は、一例としてアクスルサポート32Rまたはリアアクスルビーム11の対面部分が前後に磨耗して減容した状態を示しており、リアアクスルビーム11とアクスルサポート32Rとの間に、前後方向の隙間40が形成されている。このような状態になると、隙間40内においてリアアクスルビーム11がアクスルサポート32Rに対して前後方向に移動するため、車両の運転時に、リアアクスルビーム11とアクスルサポート32Rとの間に前後方向のガタツキが生じる。このため、この前後方向の隙間40を詰める調整が行われる。
以下、リアアクスルビーム11とアクスルサポート32Rとの間の隙間40の調整について説明する。
まず、ねじ軸部36の突出部38に固定された偏心ロックナット27の固定を解除する。すなわち、外ナット29を緩めて後退させ、内ナット28を回動可能な状態にする。続いて、内ナット28をアクスルサポート32R側へ締め込んで調整用空隙部37を収縮させる。そして、内ナット28に外ナット29を締め付けて偏心ロックナット27をねじ軸部36に固定する。これにより、図2に示される調整用空隙部37の前後方向の長さG1が図5に示すようにG2へ収縮され、これにより、リアアクスルビーム11とアクスルサポート32Rとの間の前後方向の隙間40が吸収され、リアアクスルビーム11とアクスルサポート32Rとの間のガタツキが解消される。
また、隙間40を詰める調整を行うときにも、リアアクスルビーム11をアクスルサポート32Rに取り付けるときと同様に、偏心ロックナット27を固定する際に、例えばトルクレンチなどを用いて、偏心ロックナット27の内ナット28をアクスルサポート32Rに一定トルクで締め付けた後、内ナット28を所定角度緩めることによりアクスルサポート32Rに対する偏心ロックナット27の加圧力が調整されて偏心ロックナット27が固定される。これにより、リアアクスルビーム11および内ナット28がアクスルサポート32Rに対してスムーズに揺動可能とされる。この際、偏心ロックナット27の加圧力は、リアアクスルビーム11が上下揺動をスムーズに行うことができるように、大きい摩擦抵抗が生じることがないように調整されることが好ましい。
このように、偏心ロックナット27の内ナット28をアクスルサポート32Rに締め付ける一定トルクと偏心ロックナット27の内ナット28を緩める所定角度をもってアクスルサポート32Rに対する偏心ロックナット27の内ナット28による加圧力を一律に調整することができるため、隙間調整の作業を簡便に行うことができる。
以上のように、上記実施例によれば、リアアクスルビーム11をアクスルサポート32Rから取り外すことなく、リアアクスルビーム11とアクスルサポート32Rとの間に生じた隙間40を調整することができる。
また、アクスルサポート32Rの支持孔33は、クレードルピン21Rを収納可能な径であれば足りるので、支持孔33の径を大きくする必要がなく、アクスルサポート32Rが大型化することを回避できる。
そして、アクスルサポート32Rの支持孔33にねじ加工を施す必要がないため、部材の加工工数を少なくできる。
さらに、クレードルピン21Rの支持軸部35とアクスルサポート32Rにより車体の荷重を受け持つ構造であるため、応力集中が発生しにくく、従来よりも耐久性の向上が実現できる。
また上記実施例によれば、偏心ロックナット27の内ナット28を一方のアクスルサポート32Rに一定トルクで締め付けた後、所定角度緩めることにより一方のアクスルサポート32Rに対する偏心ロックナット27の内ナット28の加圧力を調整して偏心ロックナット27を固定することにより、リアアクスルビーム11とアクスルサポート32Rとの間にガタツキが生じず、且つアクスルサポート32Rに対してリアアクスルビーム11がスムーズに上下揺動可能とされる。
なお、上記実施例では、隙間調整機構25を、一方のクレードルピン21Rおよび一方のアクスルサポート32Rには設けていたが、他方のクレードルピン21Fおよび他方のアクスルサポート32Fに設けてもよい。
なお、上記実施例では、リアアクスル懸架装置について説明したが、フロントアクスル懸架装置であってもよい。
D アクスルサポートの幅
G1 調整用空隙部の長さ
G2 調整用空隙部の長さ
H 支持軸部の長さ
10 リアアクスル懸架装置
11 リアアクスルビーム(アクスルビーム)
21F,21R クレードルピン
25 隙間調整機構
27 偏心ロックナット(緩み止めナット)
28 内ナット
29 外ナット
31 車体フレーム
32F,32R アクスルサポート
33 支持孔
35 支持軸部
36 ねじ軸部
37 調整用空隙部
38 突出部
40 隙間

Claims (2)

  1. 両端に車輪を支持するアクスルビームの中央部に前後一対のクレードルピンを突設し、車体フレームに設けられた前後一対のアクスルサポートの支持孔に両クレードルピンを回動自在に支持することにより、クレードルピンを中心にしてアクスルビームが上下揺動自在に支持される産業用車両のアクスル懸架装置であって、
    前後一方のクレードルピンおよびアクスルサポートに隙間調整機構を設け、
    当該隙間調整機構は、
    一方のクレードルピンの基端側でアクスルサポートの支持孔に回動自在に支持されかつ先端面が前記支持孔の外端面より後退された支持軸部と、当該支持軸部の先端面に突設されたねじ軸部と、当該ねじ軸部に螺着され前記支持孔の外端面でねじ軸部への移動を規制されるとともに、任意位置で固定可能な緩み止めナットとを具備するとともに、前記ねじ軸部で前記支持軸部の先端面とアクスルサポートとの間に調整用空隙部が形成され、
    アクスルサポートとアクスルビームとの間に前後方向の隙間が形成された時に、前記緩み止めナットを締め付けて前記調整用空隙部を収縮することで当該隙間を吸収しうるように構成された
    ことを特徴とする産業用車両のアクスル懸架装置。
  2. 緩み止めナットを締め付ける際、緩み止めナットを一方のアクスルサポートに一定トルクで締め付けた後、所定角度緩めることにより一方のアクスルサポートに対する緩み止めナットの加圧力を調整して緩み止めナットが固定された
    ことを特徴とする請求項1記載の産業用車両のアクスル懸架装置。
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