JP2014091335A - 飛行体を利用した無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

飛行体を利用した無線通信システムおよび無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】飛行体を利用して、所望の場所に関する情報を高い精度で効率良く取得して管理するための、無線通信システムおよび無線通信方法を提供する。
【解決手段】無線通信システム1は、移動可能な飛行体40に搭載された第1無線ルータ434と、前記飛行体40の監視および制御を行うセンタ管理装置60とが、双方向通信可能なスーパーWiFiにより通信される。第1無線ルータ434には、当該飛行体40の動作を制御する動作制御装置435と、飛行体40の外部情報を取得する飛行船センサ装置436および第2無線ルータ437とが接続されている。第1無線ルータ434と、センタ管理装置60との間では、飛行体40の動作制御に関する情報、および取得した外部情報の管理に関する情報が、双方向通信可能なスーパーWiFiにより送受信される。
【選択図】図1

Description

本発明は、飛行体を利用した無線通信システムおよび無線通信方法に関する。
従来、無線LANのエントランス回線には一般的に光ケーブルが利用されている。しかし光ケーブルは、地方での敷設コストが高い、災害により通信施設が被災すると通信が不可能となる等の課題がある。
これを解決するため、光ケーブルに替えてエントランス回線に無線通信を利用する技術がある。その一つとして、無人飛行船等の移動可能な飛行体に無線中継器を搭載し、当該飛行体の飛行中に無線通信機能を有するセンサ等から取得した情報を無線で無線基地局へ送信するシステムがある。
このようにシステムを構成することにより、被災地やその上空等、人間が移動困難な場所や高度で発信される情報を適宜取得し、無線基地局を介して管制センタ管理装置等で管理することができる。
特開2006−311190号公報
しかし上述したシステムを稼動するにあたり、さらに高い精度で被災地等に関する情報を収集するために、飛行体を所望の位置や高度に移動させる技術や、エントランス回線に利用される無線通信の信頼性を高める技術が望まれていた。
一方近年、地上テレビジョン放送用の周波数帯であるUHF帯のホワイトスペースの実用化が注目されており、当該帯域をデータ通信に有効利用する技術が望まれていた。
よって本発明の目的は、所望の場所に関する情報を高い精度で効率良く取得して管理するための、飛行体を利用した無線通信システムおよび無線通信方法を提供することである。
上記目的を達成するための本発明の飛行体を利用した無線通信システムは、移動可能な飛行体に搭載された第1無線中継装置と、前記飛行体の監視および制御を行うセンタ管理装置とが、双方向通信可能な第1無線により通信される通信システムにおいて、前記第1無線中継装置は、前記飛行体に搭載され、前記飛行体の動作を制御する動作制御装置と、前記飛行体に搭載され、前記飛行体の外部情報を取得する外部情報取得装置とに接続され、前記センタ管理装置は、前記飛行体の動作を制御させるための情報を入力する入力部と、前記飛行体の外部情報を管理する外部情報管理部と、前記飛行体の動作制御に関する情報、および、前記取得した外部情報の管理に関する情報を、前記第1無線により前記第1無線中継装置と送受信するセンタ通信部とを備えることを特徴とする。
また本発明の飛行体を利用した無線通信方法は、移動可能な飛行体に搭載された、前記飛行体の動作を制御する動作制御装置および前記飛行体の外部情報を取得する外部情報取得装置に接続された第1無線中継装置と、双方向通信可能な第1無線により通信され、前記飛行体の監視および制御を行うセンタ管理装置とが、前記飛行体の動作制御に関する情報、および、前記取得した外部情報の前記センタ管理装置における管理に関する情報を、前記第1無線により送受信することを特徴とする。
よって本発明の飛行体を利用した無線通信システムおよび無線通信方法によれば、飛行体を利用して、所望の場所に関する情報を高い精度で効率良く取得して管理することができる。
本発明の一実施形態による無線通信システムの構成を示す全体図である。 本発明の一実施形態による無線通信システムに利用するセンタ管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による無線通信システムにおいて、飛行船の動作を制御するときの処理を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態による無線通信システムにおいて、飛行船で取得した外部情報をセンタ管理装置で管理させるときの処理を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態による無線通信システムにおいて、飛行船でユーザ端末装置をインターネットに接続させるための中継を行うときの処理を示すシーケンス図である。
本発明の一実施形態として、人間が移動困難な被災地等の上空に飛行船を飛行させ、当該飛行船に搭載された無線中継装置と、当該飛行体の監視および制御を行うセンタ管理装置とがUHF(Ultra-High Frequency)帯のホワイトスペースを利用してデータ通信を行うように構成することにより、被災地等から発信される情報を無線中継装置で収集してセンタ管理装置で統括して管理する無線通信システムについて説明する。
〈一実施形態による無線通信システムの構成〉
本発明の一実施形態による無線通信システムの構成の図1を、参照して説明する。図1は本実施形態による無線通信システム1の全体図である。
本実施形態による無線通信システム1は、地上に設置されたUHF基地局装置10と、地上の所定のモニタリングスポットに固定的に設置された複数の固定センサ装置21〜25と、地上のユーザにより使用されるユーザ端末装置であり無線通信機能を備えたスマートフォン31、タブレット端末32、パーソナルコンピュータ(PC)33と、UHF帯のホワイトスペースを利用した第1無線通信(スーパーWiFi)を行う第1無線通信手段を搭載するとともに汎用のWiFi(登録商標)を利用した第2無線通信を行う第2無線通信手段を搭載した飛行船40と、UHF基地局装置10にインターネット50を介して接続されたセンタ管理装置60と、センタ管理装置60に接続された飛行船コントローラ70とを有する。
UHF基地局装置10は、飛行船40に搭載された第1無線通信手段との無線通信を行い、また、インターネット50を介してセンタ管理装置60との通信を行う。
固定センサ装置21〜25はそれぞれ、設置された場所の環境情報、例えば放射線量等を計測する。
飛行船40は、飛行船40の動作機構として主翼に設置された補助翼41と、推進装置42とを有する。補助翼41は、回転動作により飛行船40の移動方向(姿勢)を操作する。推進装置42は、例えば旋回動作により飛行船40を推進させるプロペラ等である。
また飛行船40は船内に、高度計431と、位置情報取得装置432と、指向性アンテナ433と、第1の無線中継装置である第1無線ルータ434と、動作制御装置435と、外部情報取得装置としての飛行船センサ装置436、第2の無線中継装置である第2無線ルータ437、および撮像装置438とを搭載している。
高度計431は、飛行中の飛行船40の高度を計測する。
位置情報取得装置432は、GPS(Global Positioning System)機能等を利用して、飛行中の飛行船40の位置情報(緯度、経度情報)を取得する。
指向性アンテナ433は、UHF基地局装置10の方向に高レベルの感度を有する無線通信用のアンテナである。指向性アンテナ433は、飛行船40の発航時のUHF基地局装置10の方位を記憶しておき、航行中は慣性航法装置(ジャイロコンパス)により常に当該方位を補正することにより、UHF基地局装置10との無線通信を維持する。また、風の影響や操縦による方位の大きなずれが生じた場合はサーボを作動させることにより方位を修正することができる。
第1無線ルータ434は、指向性アンテナ433を介してスーパーWiFiを利用した無線通信を行うための情報を中継する。
動作制御装置435は、指向性アンテナ433、第1無線ルータ434を介して受信された、飛行船40の向き、位置、高度等を制御するための動作制御情報に基づいて、補助翼41や推進装置42の動作を制御する。
飛行船センサ装置436は、飛行船40の外部の環境情報、例えば放射線量等を計測し、計測値を飛行船40の外部情報として取得する。
第2無線ルータ437は、WiFi(登録商標)を利用して、固定センサ装置21〜25で計測された環境情報や、スマートフォン31、タブレット端末32、およびPC33から送信された情報を、飛行船40の外部情報として取得する。
撮像装置438は、飛行船40の下部に設置され、飛行中に地上を撮影した撮像情報を飛行船40の外部情報として生成する。
センタ管理装置60は飛行船40の監視および制御を行うものであり、図2に示すように、センタ通信部61と、外部情報管理部62と、出力部63と、入力部64とを有する。
センタ通信部61は、インターネット50を介してUHF基地局装置10との通信を行う。
外部情報管理部62は、飛行船40の高度計431で計測された高度情報や、位置情報取得装置432で取得された位置情報、固定センサ装置21〜25で計測された環境情報、飛行船センサ装置436で計測された飛行船40の外部の環境情報、撮像装置438で生成された撮像情報をセンタ通信部61から受信し、分析や集計を行い管理する。
出力部63は、外部情報管理部62で管理されている各種情報を表示するモニタである。
入力部64は、飛行船コントローラ70での操作内容に基づいて、飛行船40の動作制御情報を入力する。
飛行船コントローラ70は、出力部63のモニタを監視する管理者の操作により、飛行船40を所望の高度、位置に移動させるための操作が行われる。
〈一実施形態による無線通信システムの動作〉
次に、本実施形態による無線通信システム1を利用した動作として、〔1:飛行船40の動作を制御するときの処理〕、〔2:飛行船40で取得した外部情報をセンタ管理装置60で管理させるときの処理〕、〔3:飛行船40でユーザ端末装置をインターネット50に接続させるための中継を行うときの処理〕 について図3〜5のシーケンス図を参照して説明する。
〔1:飛行船の動作を制御するときの処理〕
まず、被災地等の所望の場所に飛行船40を移動させるときの処理について、図3を参照して説明する。
本実施形態において、飛行船40に搭載された高度計431では所定時間間隔で飛行船40の高度が計測され、第1無線ルータ434、指向性アンテナ433を介してスーパーWiFiにより無線で送信され(S1)、UHF基地局装置10からインターネット50を介してセンタ管理装置60のセンタ通信部61で受信される。
このとき、第1無線ルータ434において送信情報がパケット化され、位相偏移変調直角位相振幅変調等のデジタル変調が行われて、指向性アンテナ433から送信される。また、UHF基地局装置10において変調波が受信され、復調される。
センタ管理装置60では、センタ通信部61で受信された飛行船40の高度計測値が外部情報管理部62で取得され、管理される(S2)。
また、飛行船40に搭載された位置情報取得装置432では所定時間間隔で飛行船40の位置情報(緯度、経度情報)が取得され、同様に第1無線ルータ434、指向性アンテナ433を介してスーパーWiFiにより無線で送信され、UHF基地局装置10からインターネット50を介してセンタ管理装置60のセンタ通信部61で受信される。
センタ管理装置60では、センタ通信部61で受信された飛行船40の位置情報が外部情報管理部62で取得され、管理される(S4)。
センタ管理装置60の外部情報管理部62で管理されている飛行船40の高度計測値や位置情報は集計、分析されて出力部63のモニタに表示され(S5)、これを監視する管理者の操作により、飛行船コントローラ70で飛行船40を所望の高度、場所に移動させるための操作が行われる。
飛行船コントローラ70が操作されると、この操作内容に基づいてセンタ管理装置60の入力部64から飛行船40の動作制御情報が入力され、インターネット50、UHF基地局装置10を介してスーパーWiFiにより無線で送信される(S6)。送信された動作制御情報は、指向性アンテナ433、第1無線ルータ434を介して動作制御装置435で受信される。
このとき、UHF基地局装置10において送信情報がパケット化され、位相偏移変調直角位相振幅変調等のデジタル変調が行われて送信される。また、第1無線ルータ434において変調波が受信され、復調される。
動作制御装置435では、動作制御情報が取得されたことを示す応答情報が生成され、S1〜S4と同様にUHF基地局装置10を介してセンタ管理装置60に送信され通知される(S7)。通知された応答情報により、動作制御情報が動作制御装置435で取得されたことがセンタ管理装置60において確認される(S8)。
また動作制御装置435は、受信された動作制御情報に基づいて補助翼41の回転角度で移動方向(姿勢)を調整したり推進装置42の推進速度を調整することにより、飛行船40の動作を制御し、高度、位置を移動させる(S9、S10)。
このとき、センタ管理装置60の外部情報管理部62において、取得された飛行船40の位置情報の履歴情報を予め保持する地図データ上に対応付けることにより、出力部63のモニタで飛行船40の航跡を地図上で示すことができる。
また、飛行船40にさらに所望の場所に自動航行させる自動航行システムを搭載し、位置情報取得装置432で取得された位置情報を利用して自動航行させるようにしてもよい。この自動航行処理は、動作制御情報が予め設定した時間間隔以内に動作制御装置435で受信されないときに稼動されるようにしたり、予め設定された解除コードがセンタ管理装置60から入力されることにより再度遠隔操縦可能な状態に復帰されるようにしてもよい。
〔2:飛行船40で取得した外部情報をセンタ管理装置60で管理させるときの処理〕
上記(1)の処理により飛行船40が所望の位置に移動したと管理者が判断し、入力部64から飛行船40外の環境情報を要求するための操作が行われると、当該情報に関する外部情報取得要求が生成され、センタ通信部61からUHF基地局装置10を介して飛行船センサ装置436に送信される(S11)。
飛行船40の飛行船センサ装置436では、飛行船40の外部の環境情報、例えば現在の飛行位置における外気の放射線量が計測され、計測値が取得される。取得された計測値は、計測時の時刻情報に基づいて対応する高度計測値や位置情報と対応づけられ、(1)の場合と同様にUHF基地局装置10を介してセンタ管理装置60に送信される(S12)。
センタ管理装置60では、センタ通信部61で受信された外部情報が外部情報管理部62で取得され、管理される(S13)。
また管理者により入力部64から地上の所定場所のモニタリングスポットにおける環境情報を要求するための操作が行われると、当該情報に関する外部情報取得要求が生成され、センタ通信部61からUHF基地局装置10を介して第2無線ルータ437に送信される(S14)。
第2無線ルータ437では、地上の所定場所のモニタリングスポトットに固定的に設置された複数の固定センサ装置21〜25において計測された、それぞれ設置された場所の環境情報、例えば放射線量等が、汎用のWiFi(登録商標)通信により取得される。
取得された計測値は、計測時の時刻情報に基づいて対応する高度計測値や位置情報と対応付けられ、(1)の場合と同様にUHF基地局装置10を介してセンタ管理装置60に送信される(S15)。
センタ管理装置60では、センタ通信部61で受信された外部情報が外部情報管理部62で取得され、管理される(S16)。
また管理者により入力部64から地上を撮影した画像情報や映像情報を要求するための操作が行われると、当該情報に関する外部情報取得要求が生成され、センタ通信部61からUHF基地局装置10を介して撮像装置438に送信される(S17)。
飛行船40の撮像装置438では、地上を撮影した画像情報や映像情報等の撮像情報が生成される。生成された撮像情報は、撮影時の時刻情報に基づいて対応する高度計測値や位置情報と対応づけられ、(1)の場合と同様にUHF基地局装置10を介してセンタ管理装置60に送信される(S18)。
センタ管理装置60では、センタ通信部61で受信された撮像情報が外部情報管理部62で取得され、管理される(S19)。
上記ステップS13、S16、S19等においてセンタ管理装置60で管理された情報は、出力部63のモニタに表示され(S20)、管理者により監視される。
〔3:飛行船40でユーザ端末装置をインターネット50に接続させるための中継を行うときの処理〕
まず地上のユーザにより使用されるユーザ端末であるスマートフォン31、タブレット端末32、またはPC33から、インターネット50に接続するための通信確立要求が発信されると(S21)、飛行船40の第2無線ルータ437で受信される。
第2無線ルータ437で受信された通信確立要求は第1無線ルータ434、指向性アンテナ433を介してスーパーWiFiにより無線で送信され、UHF基地局装置10からインターネット50に送出される(S22)。
次に、通信確立要求がUHF基地局装置10からインターネット50に送出されたことを示す応答情報が生成され、スーパーWiFiにより第1無線ルータ434、第2無線ルータ437を介してWiFi(登録商標)により要求発信元のスマートフォン31、タブレット端末32、またはPC33に送信される(S23)。
要求発信元のスマートフォン31、タブレット端末32、またはPC33で応答情報が受信されると(S24)、これらの装置とインターネット50との通信が確立され、双方向通信可能な状態になる(S25)。
上述した実施形態において、ステップS1、S3、S12、S15、S18等において第1無線ルータ434からUHF基地局装置10にスーパーWiFiにより送信する外部情報と、ステップS7において第1無線ルータ434からUHF基地局装置10にスーパーWiFiにより送信する動作制御情報に対する応答情報とは、異なる周波数帯域で送信してもよいし、また輻輳させて同一周波数で送信してもよい。
また同様に、ステップS6においてUHF基地局装置10から第1無線ルータ434にスーパーWiFiにより送信する動作制御情報と、ステップS11、S14、S17等においてUHF基地局装置10から第1無線ルータ434にスーパーWiFiにより送信する外部情報取得要求とは、異なる周波数帯域で送信してもよいし、また輻輳させて同一周波数で送信してもよい。
以上の本実施形態によれば、飛行体を利用して、人間が移動困難な場所で発信される情報を高い精度で効率良く取得して管理することができる。その際、通信にスーパーWiFiを利用することにより、数キロメートルにおよぶ広範囲の情報を取得することができ、また、衛星放送のように音声情報と映像情報とのタイムラグが発生せずに通信を行うことができるため、安定した高精度の情報を取得し管理者に提供することができる。
また上記実施形態においては、飛行船コントローラ70で飛行船40を移動させるために行われた操作の情報がセンタ管理装置60、インターネット50、UHF基地局装置10、第1無線ルータ434を介して動作制御装置435で受信され、これにより補助翼41や推進装置42の動作が制御される場合について説明したが、飛行船コントローラ70と第2無線ルータ437とがWiFi(登録商標)を利用して通信可能な距離にある場合には、飛行船コントローラ70で行われた操作の情報がWiFi(登録商標)、第2無線ルータ437を介して、動作制御装置435で取得されるようにしてもよい。
また本実施形態においては、被災地等の地上のモニタリングスポットに設置された固定センサで計測された環境情報を、当該無線通信システムを利用してセンタ管理装置に送信して管理する場合について説明したが、他の形態として、個人の家屋やオフィスなどに人感センサ等のセキュリティ装置を設置しておき、当該センサで検知された外部からの侵入者に関する情報等を当該無線通信システムを利用して中央のセキュリティセンタに送信して管理する場合に利用してもよい。
また本実施形態においては、UHF基地局装置10が地上の所定位置に設置されている場合について説明したが、当該UHF基地局装置10の機能を搭載した気球や飛行船を所定位置に地上からロープ等で繋留して上空に飛ばし、高度の高い位置でUHF基地局装置10の機能(スーパーWiFiによる通信やセンタ管理装置60との通信)を実行させるようにしてもよい。このように構成することにより、スーパーWiFiを利用した第1無線通信が、より広範囲で実行可能になる。
1…無線通信システム
10…UHF基地局装置
21〜25…固定センサ装置
30…飛行体
31…スマートフォン
32…タブレット端末
33…PC
40…飛行船
41…補助翼
42…プロペラ
50…インターネット
60…センタ管理装置
61…センタ通信部
62…外部情報管理部
63…出力部
64…入力部
70…飛行船コントローラ
431…高度計
432…位置情報取得装置
433…指向性アンテナ
434…第1無線ルータ
435…動作制御装置
436…飛行船センサ装置
437…第2無線ルータ
438…撮像装置

Claims (10)

  1. 移動可能な飛行体に搭載された第1無線中継装置と、前記飛行体の監視および制御を行うセンタ管理装置とが、双方向通信可能な第1無線により通信される通信システムにおいて、
    前記第1無線中継装置は、
    前記飛行体に搭載され、前記飛行体の動作を制御する動作制御装置と、
    前記飛行体に搭載され、前記飛行体の外部情報を取得する外部情報取得装置と、
    に接続され、
    前記センタ管理装置は、
    前記飛行体の動作を制御させるための情報を入力する入力部と、
    前記飛行体の外部情報を管理する外部情報管理部と、
    前記飛行体の動作制御に関する情報、および、前記取得した外部情報の管理に関する情報を、前記第1無線により前記第1無線中継装置と送受信するセンタ通信部と
    を備えることを特徴とする飛行体を利用した無線通信システム。
  2. 前記第1無線中継装置は、さらに前記飛行体の位置情報を取得する位置情報取得装置に接続され、
    前記第1無線中継装置は、前記外部情報の管理に関する情報として、前記外部情報取得装置で取得された外部情報と、当該外部情報に関する時刻情報に基づいて対応付けられた前記位置情報とを前記センタ管理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の飛行体を利用した無線通信システム。
  3. 前記第1無線中継装置は、さらに前記飛行体から地上を撮影して撮像情報を生成する撮像装置に接続され、
    前記第1無線中継装置は、前記外部情報の管理に関する情報として、前記外部情報取得装置で取得された外部情報と、当該外部情報に関する時刻情報に基づいて対応付けられた前記撮像情報とを前記センタ管理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の飛行体を利用した無線通信システム。
  4. 前記外部情報取得装置は、前記外部情報として、前記飛行船に搭載した測定装置で計測された外気状態の計測値、または、予め地上の所定位置に設置された測定装置で計測され第2無線により送信された計測値を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の飛行体を利用した無線通信システム。
  5. 前記第1無線通信装置と前記センタ管理装置との間は、UHF帯の周波数を利用した第1無線により通信される
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の飛行体を利用した無線通信システム。
  6. 前記第1無線通信装置は、
    前記UHF基地局装置の方向に高レベルの感度を有する指向性アンテナを有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の飛行体を利用した無線通信システム。
  7. 前記センタ管理装置は、IPネットワークを介して前記第1無線の基地局装置に接続され、
    前記外部情報取得装置は、前記外部情報として、地上の利用者が使用する端末装置から前記第2無線により送信された通信情報を取得し、
    前記第1無線中継装置は、前記通信情報を、前記第1無線により前記基地局装置を介して前記IPネットワークに送出する
    ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の飛行体を利用した無線通信システム。
  8. 前記飛行体の動作を制御させるための情報には、前記センタ管理装置から前記飛行体に送信される前記飛行体の動作制御情報、および前記飛行体から前記センタ管理装置に送信される前記動作制御情報に対する応答情報を含み、
    前記取得した外部情報を前記センタ管理装置に管理させるための情報には、前記センタ管理装置から前記飛行体に送信される外部情報要求情報、および前記飛行体から前記センタ管理装置に送信される外部情報を含む
    ことを特徴とする請求項1〜7いずれか1項に記載の飛行体を利用した無線通信システム。
  9. 地上から繋留した飛行体に搭載され、前記センタ管理装置に接続された前記第1無線の基地局装置をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1〜8いずれか1項に記載の飛行体を利用した無線通信システム。
  10. 移動可能な飛行体に搭載された、前記飛行体の動作を制御する動作制御装置および前記飛行体の外部情報を取得する外部情報取得装置に接続された第1無線中継装置と、双方向通信可能な第1無線により通信され、前記飛行体の監視および制御を行うセンタ管理装置とが、
    前記飛行体の動作制御に関する情報、および、前記取得した外部情報の前記センタ管理装置における管理に関する情報を、前記第1無線により送受信する
    ことを特徴とする無線通信方法。
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