JP2014091286A - 発泡成形品およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に、端末部分のシール性を向上させて、製品品質を向上し得るようにする。
【解決手段】芯材2と表皮材4とが発泡層3によって一体化された発泡成形品に関する。芯材2の端末部分に、表皮材4へ向かって延びる端部壁21を設ける。表皮材4の端末部分に、芯材2へ向かって延びると共に、発泡層3を成形する際の発泡圧によって上記端部壁21の内面に圧接される端面シール壁部22を設ける。更に、表皮材4の端末部分の近傍に、発泡層3の原料となる発泡液6が、表皮材4の端末部分へ到達するのを防止可能な可撓性液止壁部23を、端面シール壁部22から離して設ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、端末部分のシール性を向上できるようにした発泡成形品およびその製造方法に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部に、図6に示すような、インストルメントパネルまたはダッシュボードなどと呼ばれる車室前部内装パネル1が設けられている。
このような車室前部内装パネル1には、図7に示すように、芯材2と発泡層3と表皮材4とを一体に有する多層構造の発泡成形品によって構成されるものが存在する(例えば、特許文献1参照)。
ここで、芯材2は硬質厚肉の樹脂によって構成され、発泡層3は、例えば、発泡ウレタンなどの発泡材によって構成され、表皮材4は、軟質薄肉の樹脂によって構成されている。
このような多層構造の車室前部内装パネル1は、図8に示すように、発泡成形装置の発泡成形型5にセットされた芯材2と表皮材4との間に、発泡層3の原料となる発泡液6を注入して、発泡成形型5の内部で発泡液6を発泡させることによって製造されている。
この際、硬質厚肉で形状保持性の高い芯材2が上側となり、軟質薄肉で形状保持性のないまたは形状保持性の低い表皮材4が下側となるように、発泡雄型7および発泡雌型8にそれぞれセットされるのが一般的である。
なお、上記した芯材2と表皮材4とは、発泡成形の際に、発泡成形型5に形成された位置規制部11,12に対して、それぞれ、位置規制部13,14を嵌合させることによって位置規制が行われている。
上記した発泡成形品では、芯材2と表皮材4との端末部分から発泡層3がハミ出さないように、発泡液6などの漏れをシールする必要がある。しかし、発泡液6などの漏れを完全にシールすることは難しいので、従来は、芯材2と表皮材4とを製品の外形よりも一回り程度大きく形成して、発泡成形後の後工程で、発泡成形品における製品の外形よりも外側となる部分を切断除去して製品の外形を整えるようにしていた。
特許第3163956号公報
しかし、発泡成形品を製品の外形よりも大きく作ることは無駄が多いので、発泡成形品を製品と同じ大きさに形成して、切断除去する部分をなくす、または、切断除去する部分を少なくすることが望まれている。
但し、発泡成形品を製品そのものの大きさに発泡成形できるようにするためには、発泡層3のハミ出しによる外観不良などが生じることのないように、上記したシールの問題を十分に解決する必要がある。
そこで、図9に示すように、芯材2の端末部分に、表皮材4へ向かって延びる端部壁15を設け、表皮材4の端末部分に、芯材2へ向かって延びると共に、発泡層3を成形する際の発泡圧によって端部壁15の内面に圧接される端面シール壁部16を設けることによって、発泡圧を利用して端末部分のシールを行わせるようにしている。
更に、芯材2の端末部分近傍に、発泡層3の原料となる発泡液などが、芯材2の端末部分へ到達するのを防止可能な固定液止壁部17を、端面シール壁部16から離して設けることにより、固定液止壁部17によって発泡液が芯材2の端末部分へ直接到達しないようにしている。また、発泡液が発泡してできる泡状流動体を、固定液止壁部17によって一旦停止させてから破線で示すように乗り越えさせるようにすることにより、泡状流動体の流れを調整させるようにしている。
しかし、固定液止壁部17が固定のものとされ、また、固定液止壁部17によって表皮材4の内面との間隔が狭く絞られていると、可撓性液止壁部を乗り越える泡状流動体の流れに、却って不均一を生じさせてしまうことになり、発泡成形品の端末部分における泡状流動体の流れが悪くなった部分に、泡状流動体が充填させないことによる空隙部を生じさせるおそれがあった。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、芯材と表皮材とが発泡層によって一体化された発泡成形品において、芯材の端末部分に、表皮材へ向かって延びる端部壁を設け、表皮材の端末部分に、芯材へ向かって延びると共に、発泡層を成形する際の発泡圧によって前記端部壁の内面に圧接される端面シール壁部を設け、更に、表皮材の端末部分近傍に、発泡層の原料となる発泡液が、表皮材の端末部分へ到達するのを防止可能な可撓性液止壁部を、前記端面シール壁部から離して設けたことを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、上記において、前記芯材の端末部分の近傍に、芯材の裏面側へ凹む拡張部が形成され、前記可撓性液止壁部が、前記拡張部の頂面または内壁面と対向する位置またはその近傍に設けられたことを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、上記において、前記表皮材の端面シール壁部の内面に、ベコ付き防止用の強度確保部を設けたことを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、上記において、前記芯材の端部壁の中間部に、樹脂溜まりを設けたことを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、上記において、前記芯材の端部壁の樹脂溜まりよりも基部側の部分に、シール性向上部を設けたことを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、発泡成形型にセットされた芯材と表皮材との間に、発泡層の原料となる発泡液を注入することにより、芯材と表皮材とが発泡層によって一体化された発泡成形品を製造する発泡成形品の製造方法において、芯材の端末部分に設けた、表皮材へ向かって延びる端部壁の内面に対して、表皮材の端末部分に設けた、芯材へ向かって延びる端面シール壁部を、発泡層を成形する際の発泡圧によって圧接させることにより、表皮材と芯材との端末部分のシールを行わせると共に、表皮材の端末部分近傍に端面シール壁部から離して設けた可撓性液止壁部によって、発泡層の原料となる発泡液が、表皮材の端末部分へ到達するのを防止することを特徴とする。
請求項1に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、発泡層を成形する際の発泡圧によって、端面シール壁部が端部壁の内面に圧接されることにより、芯材と表皮材との端末部分のシールを行わせることができる。
この際、表皮材の端末部分の近傍に、端面シール壁部から離して可撓性液止壁部を設けたことにより、発泡層の原料となる発泡液(例えば、液状ウレタンなど)が、表皮材の端末部分へ直接到達するのを防止することができる。これによって、例えば、表皮材の端末部分に到達した発泡液が、端末部分から直接漏れてしまうような不具合を防止することができる。
そして、発泡液が発泡してできる泡状流動体(例えば、粘性ウレタンなど未固化発泡体)は、可撓性液止壁部によって一旦停止されてから可撓性液止壁部を乗り越えることとなるため、これによって、泡状流動体の流れを規制し、調整することができる。
この際、可撓性液止壁部は、文字通り、可撓性を有しているので、泡状流動体の圧力によって容易に撓められることとなり、この可撓性液止壁部の撓みによって、泡状流動体が、可撓性液止壁部を容易に乗り越えて表皮材の端末部分の隅々にまで行き渡ることができる。
しかも、この可撓性液止壁部の撓みによって、発泡成形空間の端末部分が拡張されるので、泡状流動体は、更に容易に可撓性液止壁部を乗り越えることができるようになる。よって、泡状流動体は、大きく乱れることなく、ほぼ均一な状態で可撓性液止壁部を乗り越えることになる。これによって、例えば、発泡成形品の端末部分に泡状流動体が行き渡らないことにより空隙部が生じるのを防止することができる。
請求項2に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、芯材の端末部分の近傍に、芯材の裏面側へ凹む拡張部が形成されたことにより、発泡成形空間の端末部分が更に拡張されるので、泡状流動体が、可撓性液止壁部を更に容易に乗り越えられるようになると共に、泡状流動体が可撓性液止壁部を乗り越える際に、乱れが生じるのをより有効に防止することができる。
また、可撓性液止壁部が、拡張部の頂面または内壁面と対向する位置またはその近傍に設けられたことにより、拡張部の機能と、可撓性液止壁部の機能とを強く関連付けて相乗効果を持たせることができる。
更に、芯材の端末部分に拡張部が形成されることにより、端末部分の剛性を向上することができる。
請求項3に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、表皮材の端面シール壁部の内面に、ベコ付き防止用の強度確保部を設けたことにより、仮に、発泡液が発泡してできる泡状流動体が端末部分に完全に行き渡らないことによって、端末部分に空隙部分が発生したような場合であっても、強度確保部が存在することによって、空隙部分によるベコ付きを抑制することができる。また、強度確保部が表皮材の端末部分の強度を向上するので、端末部分が損傷を起こし難くなるようにすることができる。
請求項4に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、芯材の端部壁の中間部に、樹脂溜まりを設けたことにより、端部壁の内面と端面シール壁部との圧接部分(シール部分)の内部に、発泡液や発泡液が発泡してできる泡状流動体が入り込んだ場合でも、これらを樹脂溜まりで捕集して、外部へ漏れないようにすることができる。
請求項5に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、前記芯材の端部壁の樹脂溜まりよりも基部側の部分に、シール性向上部を設けたことにより、端部壁の内面と端面シール壁部との圧接部分(シール部分)の入側で、発泡液や発泡液が発泡してできる泡状流動体を確実に食い止めて、これらの漏れを有効に防止することができる。
請求項6に記載された発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、表皮材と芯材との端末部分でシールを行わせると共に、表皮材の端末部分の近傍に端面シール壁部から離して設けた可撓性液止壁部によって、発泡層の原料となる発泡液が、表皮材の端末部分へ到達するのを防止することにより、請求項1と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の実施例にかかる発泡成形品の端末部分の部分拡大縦断面図(型締状態)である。 図1の作動図である。 芯材の平面図である。 図1の変形例の部分拡大縦断面図である。 図1の変形例の部分拡大縦断面図である。 車室前部内装パネルの斜視図である。 図6の縦断面図である。 図6の車室前部内装パネルを成形する発泡成形型を示す図である(型開状態)。 現在検討中の外壁シール構造を示す、発泡成形品の端末部分の部分拡大縦断面図である。
自動車などの車両には、車室内の前部に、図6に示すような、インストルメントパネルまたはダッシュボードなどと呼ばれる車室前部内装パネル1が設けられる。
このような車室前部内装パネル1を、図7に示すように、芯材2と発泡層3と表皮材4とを一体に有する多層構造の発泡成形品によって構成する。
このような多層構造の車室前部内装パネル1は、図8に示すように、発泡成形装置の発泡成形型5にセットされた芯材2と表皮材4との間(発泡成形空間)に、発泡層3の原料となる後述するような発泡液6を注入して、発泡成形型5の内部で発泡液6を発泡させることによって製造する。
そして、発泡成形型5は、発泡雄型7と、発泡雌型8とを有しており、この場合、芯材2は発泡雄型7に、表皮材4は発泡雌型8に対してそれぞれセットされるようにしている。
この際、硬質厚肉で形状保持性の高い芯材2が上側となり、軟質薄肉で形状保持性のないまたは形状保持性の低い表皮材4が下側となるように、発泡雄型7および発泡雌型8にそれぞれセットされる。
なお、上記した芯材2と表皮材4とは、発泡成形の際に、発泡成形型5に形成された位置規制部11,12に対して、それぞれ、位置規制部13,14を嵌合させることによって位置規制が行われている。
なお、以上の説明は、上記した従来例のものとほぼ同じである。
この発明は、上記した車室前部内装パネル1などの発泡成形品に対して適用することが可能な、発泡成形品およびその製造方法に関するものである。但し、発泡成形品の適用対象は車室前部内装パネル1のみに限るものではない。
以下、本実施の形態を具体化した実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図5は、この実施例およびその変形例を示すものである。なお、図面の都合上、発泡成形型5の一部を省略している場合がある。
<構成>以下、構成について説明する。
この実施例では、以上のような構成を前提として、以下のような構成を備えるようにしている。
まず、芯材2と表皮材4とが発泡層3(特に図示せず)によって一体化された発泡成形品の構成について説明する。
(構成1)
図1(図2も併せて参照)に示すように、芯材2の端末部分に、表皮材4へ向かって延びる端部壁21を設ける。
また、表皮材4の端末部分に、芯材2へ向かって延びると共に、発泡層3を成形する際の発泡圧によって上記端部壁21の内面に圧接される端面シール壁部22を設ける。
更に、表皮材4の端末部分の近傍に、発泡層3の原料となる発泡液6が、表皮材4の端末部分へ到達するのを防止可能な可撓性液止壁部23を、端面シール壁部22から離して設ける。
(補足説明1)
ここで、上記した「芯材2」は、硬質厚肉の樹脂によって構成される。芯材2は、例外的な部分を除き、全体としてほぼ均一の肉厚となるように形成される。芯材2の端末部分とは、芯材2の周縁部のことである。
上記した「表皮材4」は、軟質薄肉の樹脂によって構成される。表皮材4は、例外的な部分を除き、全体としてほぼ均一の肉厚となるように形成される。表皮材4の端末部分とは、表皮材4の周縁部のことである。
表皮材4は、一般に、パウダースラッシュ成形や真空成形などによって製造されている。
上記したパウダースラッシュ成形は、要するに、加熱した型に対して樹脂粉末を溶融付着させて成形を行うものであり、また、上記した真空成形は、要するに、加熱軟化した熱可塑性樹脂シートを、真空吸引して真空成形型に密着させることにより、熱可塑性樹脂シートを賦形するようにしたものである。パウダースラッシュ成形や真空成形は、均一肉厚の表皮材4を製造するのに適している。
また、表皮材4を、射出成形によって製造することも行われつつある。射出成形は、肉厚の異なる部分を有する表皮材4や、複雑形状の表皮材4などを製造するのに適している。但し、射出成形自体は一般的なものであるが、表皮材4は、軟質薄肉の(しかも大面積の)ものであるため、射出成形によって製造するのは難しく、通常の射出成形よりもはるかに高度の技術が必要になる。
この場合には、表皮材4は、射出成形によって製造するのが好ましい。
上記した「発泡層3」は、例えば、発泡ウレタンなどの発泡材によって構成される。発泡層3は、芯材2と表皮材4との間に介在されて、芯材2と表皮材4とを一体化するものとされる。発泡層3は、例外的な部分を除き、全体としてほぼ均一の肉厚となるように形成される。
上記した「発泡液6」は、例えば、液状の樹脂原料に発泡剤を混合したものなどとされる。発泡液6には、例えば、液状ウレタンなどが使用される。そして、例えば、発泡層3の発泡倍率を5倍にする場合には、発泡液6の注入量は、発泡成形空間の容積の1/5などとする。発泡液6は、発泡すると、ガスを発生し、このガスによって、発泡液6が発泡して泡状流動体(例えば、粘性ウレタンなどの未固化発泡体)ができる。この泡状流動体は、その後、架橋により硬化して発泡層3となる。
上記した「端部壁21」は、芯材2に一体に形成されて、発泡成形品の端面またはその一部となると共に、製品の端面またはその一部ともなるものである。この端部壁21は、芯材2および表皮材4の面に対して面直になるような屈曲形状に形成するのが好ましい。但し、端部壁21は、芯材2および表皮材4の面に対して傾斜するものなどとしても良い。
この場合には、端部壁21の長さは、発泡成形品の厚みとほぼ同じ長さか、それよりも若干短いまたは若干長いものとされる。なお、端部壁21の長さは、発泡成形品の厚みの半分程度以上とするのが好ましい。端部壁21は、発泡成形品の縁部に沿って周方向に連続して延びるものなどとされる。但し、発泡成形品の形状によっては、端部壁21を、周方向に不連続のものとしても良い。
上記した「端面シール壁部22」は、表皮材4に一体に形成されて、上記した端部壁21の内周面側に重複されることにより、発泡成形品の端面の一部となると共に、製品の端面の一部ともなるものである。この端面シール壁部22は、芯材2および表皮材4の面に対して面直になるような屈曲形状に形成するのが好ましい。但し、端面シール壁部22は、芯材2および表皮材4の面に対して傾斜するものなどとしても良い。
この場合には、端面シール壁部22の長さは、芯材2の内面に対して、ぎりぎり到達しない程度の長さとされる。端面シール壁部22は、発泡成形品の縁部に沿って周方向に連続して延びるものなどとされる。但し、発泡成形品の形状によっては、端面シール壁部22を、周方向に不連続のものとしても良い。
端面シール壁部22は、表皮材4の他の部分とほぼ同じ肉厚に形成される。
上記した「可撓性液止壁部23」は、表皮材4に一体に形成される。
この可撓性液止壁部23は、芯材2および表皮材4の面に対してほぼ面直になるように突出形成される。
この可撓性液止壁部23の長さ(高さh)は、芯材2と表皮材4との間(の発泡成形空間)に注入される発泡液6の量に応じて設定される。例えば、発泡層3の発泡倍率を5倍にするために、発泡液6の注入量を、発泡成形空間の容積の1/5とする場合には、可撓性液止壁部23の長さ(高さh)は、発泡成形空間の高さの少なくとも1/5以上とする。即ち、発泡液6をギリギリ堰き止められる高さよりも高くなるようにする。但し、発泡成形空間には、製品の形状によって凹凸や高低差などがあるのが普通なので、これらの凹凸や高低差などを更に考慮して設定するのは勿論である。なお、可撓性液止壁部23は、芯材2に到達しない長さ(高さh)にするのが好ましい。
可撓性液止壁部23の設置位置は、可撓性液止壁部23が外方へ向けて撓んだ時に、端面シール壁部22に接触しないようにするために必要な距離sを有して、可撓性液止壁部23など(後述する強度確保部27を含む)から内方へ離れた位置とするのが好ましい。即ち、上記した距離sが、可撓性液止壁部23の高さhと同じかそれよりも大きくなるようにするのが好ましい(s≧h)。
(構成2)
上記において、上記芯材2の端末部分の近傍に、芯材2の裏面側へ凹む拡張部24が形成されるようにしても良い。
そして、上記可撓性液止壁部23が、上記拡張部24の頂面25または内壁面26と対向する位置またはその近傍に設けられるようにする。
(補足説明2)
ここで、上記した「拡張部24」は、発泡成形空間の端末部分の容積を拡張するものである。拡張部24は、発泡成形品の縁部に沿って周方向に連続して延びる周溝または凹部などとされる。但し、発泡成形品の形状によっては、拡張部24を、周方向に不連続のものとしても良い。拡張部24は、ほぼ一定の肉厚を有して内外面共に凹形状となるように構成されている。
上記した「頂面25」は、端面シール壁部22よりも幅が広くなるように形成された、芯材2の面と平行な面とされている。
上記した「内壁面26」は、頂面25の内方端部から可撓性液止壁部23の上端部の上方へ向かって内下がりに傾斜する傾斜面とされている。
(構成3)
上記において、上記表皮材4の端面シール壁部22の内面に、ベコ付き防止用の強度確保部27を設けるようにしても良い。
(補足説明3)
ここで、上記した「強度確保部27」は、例えば、補強リブや部分的厚肉部などとすることができる。この強度確保部27は、少なくとも、端面シール壁部22における、端面シール壁部22と端部壁21とが重複していない部分に対して設けられるようにする。強度確保部27は、その上端部を、端面シール壁部22と端部壁21とが重複する位置にまで延長しても良い。但し、強度確保部27は、余り高くすると、端面シール壁部22上部の端部壁21に対する追随性、即ち、シール性を阻害してしまうおそれが生じるので、端面シール壁部22の上端部にまでは達しない高さにするのが好ましい。例えば、強度確保部27は、後述する樹脂溜まり28に達する程度またはそれ以下の高さなどとする。
この強度確保部27は、図3に示すように、表皮材4の端末部分の近傍の周縁部に沿い、間隔を置いて複数設けられるようにする。強度確保部27は、ベコ付き防止機能が有効に発揮できるように、細か目のピッチで設けるのが望ましい。
(構成4)
上記において、上記芯材2の端部壁21の中間部に、樹脂溜まり28を設けるようにしても良い。
(補足説明4)
ここで、上記した「樹脂溜まり28」は、発泡層3の原料となる発泡液6や、発泡液6が発泡してできる泡状流動体を収容するための空間である。この樹脂溜まり28は、発泡成形品の厚み方向の中間部の位置に設けられる。この樹脂溜まり28は、端部壁21に沿って周方向へ延びるものとされる。この樹脂溜まり28は、発泡液6から発生されたガスや、発泡成形型5に閉じこめられた空気などを収容することもできる。
そして、上記した樹脂溜まり28によって端部壁21の内面と端面シール壁部22の外面との圧接部分(シール部)が、発泡成形品の厚み方向に分断されることによって、二重シール構造が形成されることになる(シール部S1,S2)。
(構成5)
上記において、図4、図5に示すように、上記芯材2の端部壁21の樹脂溜まり28よりも基部側の部分に、シール性向上部29を設けるようにしても良い。
(補足説明5)
ここで、上記した「シール性向上部29」は、文字通り、端部壁21の基部側(芯材2側または図中上側)のシール性をより向上させるためのものである。このシール性向上部29によって、端部壁21の基部側のシール性が、端部壁21の先端側(表皮材4側)のシール性よりも向上されることとなる。このシール性向上部29は、例えば、図4に示すような、小突起部31や、図5に示すような、段差部32などとすることができる。
上記した「小突起部31」は、端面シール壁部22が隙間無く当接できるように追従し得るようなもの、例えば、僅かな突出量と、なだらかな斜面部分とを有するような、小さなものなどとするのが好ましい。
また、上記した「段差部32」は、端面シール壁部22が隙間無く当接できるように追従し得るようなもの、例えば、内方へ向かう僅かな段差量を有するものなどとされる。
次に、発泡成形品の製造方法について説明する。
(構成6)
発泡成形型5にセットされた芯材2と表皮材4との間に、発泡層3の原料となる発泡液6を注入することにより、芯材2と表皮材4とが発泡層3によって一体化された発泡成形品を製造する。
この際、芯材2の端末部分に設けた、表皮材4へ向かって延びる端部壁21の内面に対して、
表皮材4の端末部分に設けた、芯材2へ向かって延びる端面シール壁部22を、発泡層3を成形する際の発泡圧によって圧接させることにより、表皮材4と芯材2との端末部分のシールを行わせると共に、
更に、表皮材4の端末部分の近傍に端面シール壁部22から離して設けた可撓性液止壁部23によって、発泡層3の原料となる発泡液6が、表皮材4の端末部分へ到達するのを防止させるようにする。
(補足説明6)
より具体的には、多層構造の車室前部内装パネル1は、図8に示すように、発泡成形装置の発泡成形型5における、発泡雄型7と発泡雌型8とを開いた状態(型開状態)にして、芯材2を発泡雄型7に、また、表皮材4を発泡雌型8にそれぞれセットする(芯材・表皮材セット工程)。
この際、硬質厚肉で形状保持性の高い芯材2が上側となり、軟質薄肉で形状保持性のないまたは形状保持性の低い表皮材4が下側となるように、発泡雄型7および発泡雌型8にそれぞれセットされる。
次に、発泡成形型5にセットされた芯材2と表皮材4との間に、発泡層3の原料となる発泡液6を注入して、発泡雄型7と発泡雌型8とを型締めする(型締工程)。なお、発泡液6の注入は、発泡成形型5の型締め後に、発泡成形型5に設けた注入口から行わせるようにしても良い。
そして、型締めされた発泡成形型5の内部では、発泡液6が発泡されて、芯材2と表皮材4との間に発泡層3が形成される(発泡工程)。
この際、発泡成形型5の内部では、まず、発泡液6が自重によって型内に拡がり、ある程度拡がったところで、発泡液6からガスが発生されて発泡が開始される。そして、上記したガスが発泡成形型5の内部に拡がろうとすると共に、発泡液6がガスによって発泡された泡状流動体(例えば、粘性ウレタンなどの未固化発泡体)が、ガスを追いかけるようにして発泡成形型5の内部を末端まで拡がろうとする。
そして、上記した型締状態を所定の時間保持することにより、発泡成形型5の内部に末端まで行き届いた泡状流動体が固化したら、発泡成形品ができ上った状態となるので、発泡成形型5を開いて発泡成形型5から成形された発泡成形品を取出すようにする(型開工程および発泡成形品取出工程)。
その後、後工程で発泡成形品における製品にとって必要のない部分を切除することにより、製品が完成される。なお、製品にとって必要ない部分とは、この場合、製品に形成された開口部の内側となる部分などのことである。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(作用効果1)
発泡層3を成形する際の発泡圧によって、端面シール壁部22が端部壁21の内面に圧接されることにより、芯材2と表皮材4との端末部分のシールを行わせることができる。
この際、表皮材4の端末部分の近傍に、端面シール壁部22から離して可撓性液止壁部23を設けたことにより、発泡層3の原料となる発泡液6(例えば、液状ウレタンなど)が、表皮材4の端末部分へ直接到達するのを防止することができる。これによって、例えば、表皮材4の端末部分に到達した発泡液6が、端末部分から直接漏れてしまうような不具合を防止することができる。
そして、発泡液が発泡してできる泡状流動体(例えば、粘性ウレタンなど未固化発泡体)は、可撓性液止壁部23によって一旦停止されてから可撓性液止壁部23を乗り越えることとなるため、これによって、泡状流動体の流れを規制し、調整することができる。
この際、可撓性液止壁部23は、文字通り、可撓性を有しているので、泡状流動体の圧力によって容易に撓められることとなり、この可撓性液止壁部23の撓みによって、泡状流動体が、可撓性液止壁部23を容易に乗り越えて表皮材4の端末部分の隅々にまで行き渡ることができる。
しかも、この可撓性液止壁部23の撓みによって、発泡成形空間の端末部分が拡張されるので、泡状流動体は、更に容易に可撓性液止壁部23を乗り越えることができるようになる。よって、泡状流動体は、大きく乱れることなく、ほぼ均一な状態で可撓性液止壁部23を乗り越えることになる。これによって、例えば、発泡成形品の端末部分に泡状流動体が行き渡らないことにより空隙部が生じるのを防止することができる。
(作用効果2)
芯材2の端末部分の近傍に、芯材2の裏面側へ凹む拡張部24が形成されたことにより、発泡成形空間の端末部分が更に拡張されるので、泡状流動体が、可撓性液止壁部23を更に容易に乗り越えられるようになると共に、泡状流動体が可撓性液止壁部23を乗り越える際に、乱れが生じるのをより有効に防止することができる。
また、可撓性液止壁部23が、拡張部24の頂面25または内壁面26と対向する位置またはその近傍に設けられたことにより、拡張部24の機能と、可撓性液止壁部23の機能とを強く関連付けて相乗効果を持たせることができる。
更に、芯材2の端末部分に拡張部24が形成されることにより、端末部分の剛性を向上することができる。
(作用効果3)
表皮材4の端面シール壁部22の内面に、ベコ付き防止用の強度確保部27を設けたことにより、仮に、発泡液6が発泡してできる泡状流動体が端末部分に完全に行き渡らないことによって、端末部分に空隙部分が発生したような場合であっても、強度確保部27が存在することによって、空隙部分によるベコ付きを抑制することができる。また、強度確保部27が表皮材4の端末部分の強度を向上するので、端末部分が損傷を起こし難くなるようにすることができる。
(作用効果4)
芯材2の端部壁21の中間部に、樹脂溜まり28を設けたことにより、端部壁21の内面と端面シール壁部22との圧接部分(シール部分)の内部に、発泡液6や発泡液6が発泡してできる泡状流動体が入り込んだ場合でも、これらを樹脂溜まり28で捕集して、外部へ漏れないようにすることができる。
(作用効果5)
上記芯材2の端部壁21の樹脂溜まり28よりも基部側の部分に、シール性向上部29を設けたことにより、端部壁21の内面と端面シール壁部22との圧接部分(シール部分)の入側で、発泡液6や発泡液6が発泡してできる泡状流動体を確実に食い止めて、これらの漏れを有効に防止することができる。
(作用効果6)
表皮材4と芯材2との端末部分でシールを行わせると共に、表皮材4の端末部分の近傍に端面シール壁部22から離して設けた可撓性液止壁部23によって、発泡層3の原料となる発泡液6が、表皮材4の端末部分へ到達するのを防止することにより、上記した(作用効果1)と同様の作用効果を得ることができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 車室前部内装パネル
2 芯材
3 発泡層
4 表皮材
5 発泡成形型
6 発泡液
15 端部壁
16 端面シール壁部
17 固定液止壁部
21 端部壁
22 端面シール壁部
23 可撓性液止壁部
24 拡張部
25 頂面
26 内壁面
27 強度確保部
28 樹脂溜まり
29 シール性向上部
31 小突起部
32 段差部
S1 シール部(第一)
S2 シール部(第二)

Claims (6)

  1. 芯材と表皮材とが発泡層によって一体化された発泡成形品において、
    芯材の端末部分に、表皮材へ向かって延びる端部壁を設け、
    表皮材の端末部分に、芯材へ向かって延びると共に、発泡層を成形する際の発泡圧によって前記端部壁の内面に圧接される端面シール壁部を設け、
    更に、表皮材の端末部分近傍に、発泡層の原料となる発泡液が、表皮材の端末部分へ到達するのを防止可能な可撓性液止壁部を、前記端面シール壁部から離して設けたことを特徴とする発泡成形品。
  2. 前記芯材の端末部分の近傍に、芯材の裏面側へ凹む拡張部が形成され、
    前記可撓性液止壁部が、前記拡張部の頂面または内壁面と対向する位置またはその近傍に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の発泡成形品。
  3. 前記表皮材の端面シール壁部の内面に、ベコ付き防止用の強度確保部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発泡成形品。
  4. 前記芯材の端部壁の中間部に、樹脂溜まりを設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発泡成形品。
  5. 前記芯材の端部壁の樹脂溜まりよりも基部側の部分に、シール性向上部を設けたことを特徴とする請求項4に記載の発泡成形品。
  6. 発泡成形型にセットされた芯材と表皮材との間に、発泡層の原料となる発泡液を注入することにより、芯材と表皮材とが発泡層によって一体化された発泡成形品を製造する発泡成形品の製造方法において、
    芯材の端末部分に設けた、表皮材へ向かって延びる端部壁の内面に、
    表皮材の端末部分に設けた、芯材へ向かって延びる端面シール壁部を、
    発泡層を成形する際の発泡圧によって圧接させることにより、
    表皮材と芯材との端末部分のシールを行わせると共に、
    表皮材の端末部分近傍に端面シール壁部から離して設けた可撓性液止壁部によって、発泡層の原料となる発泡液が、表皮材の端末部分へ到達するのを防止することを特徴とする発泡成形品の製造方法。
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