JP2014090618A - パワーコンディショナ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係るパワーコンディショナ装置1は、DC/ACインバータ2のAC側入出力端と系統10とを接続する系統電力線4と、AC側入出力端と負荷20とを接続する負荷電力線5と、系統電力線4に介装された系統開閉器SW1と、負荷電力線5に介装された負荷開閉器SW2と、系統開閉器SW1の系統10側において一端が系統電力線4に接続され、負荷開閉器SW2の負荷20側において他端が負荷電力線5に接続されたバイパス用開閉器SW3を備える。バイパス用開閉器SW3は、制御部6によって開閉制御されるものであり、バイパス用開閉器SW3が閉じられると、当該バイパス用開閉器SW3を通じて系統10から負荷20への電力供給が可能となる。
【選択図】図1
Description
なお、このとき、スイッチ105は開(オフ)状態とされ、パワーコンディショナシステム100は系統10から切り離される(解列される)。
解列のためのスイッチが開(オフ)状態となると、系統からの電力を負荷に供給することができなくなる。また、当該異常がDC/ACインバータの異常であれば、DC/ACインバータを介して蓄電池の電力または太陽電池の電力を負荷に供給することもできなくなる。
(1)異常検出部によって異常が検出されると、制御部がDC/ACインバータを停止させ、系統開閉器および負荷開閉器を開状態とし、バイパス用開閉器を閉状態とすることにより、バイパス状態とする。
(2)バイパス状態においてバイパス用遮断器が閉じられると、制御部がバイパス用開閉器を開状態とする。
(3)バイパス状態において異常が回復すると、制御部が系統開閉器および負荷開閉器を閉状態とし、その後、バイパス用開閉器を開状態とする。
図1は、本発明に係るパワーコンディショナ装置の回路図である。同図に示すように、パワーコンディショナ装置1は、AC側入出力端とDC側入出力端の2つの入出力端を有するDC/ACインバータ2と、DC/ACインバータ2のAC側入出力端と系統10とを接続する系統電力線4と、DC/ACインバータ2のAC側入出力端と負荷20とを接続する負荷電力線5と、系統電力線4に介装された系統開閉器SW1と、負荷電力線5に介装された負荷開閉器SW2とを備えている。
本実施形態では、DC/ACインバータ2のDC側入出力端に蓄電池3が接続されているが、従来のパワーコンディショナ装置と同様、DC/DCコンバータおよび太陽電池がさらに接続されていてもよい(図13参照)。
また、パワーコンディショナ装置1は、図1に示されていないトランス、開閉器、遮断器等をさらに備えていてもよい。
なお、遮断器SW5および遮断器SW6を備える場合、バイパス用遮断器SW4は、一端が遮断器SW5の系統10側に接続され、他端が遮断器SW6の負荷20側に接続される。
このようなスイッチ手段としては、例えば、コイルに電流を流しているときだけ接触子同士が接触し、閉状態となる電磁接触器(MC)がある。なお、当然ではあるが、コイルに電流が流れなくなると電磁接触器は開(オフ)状態となる。
バイパス用遮断器SW4および遮断器SW5、SW6は手動で開閉制御されることを基本としているが、閉状態を開状態とする制御については、制御部6によって行われることが可能となっていてもよい。一方、開(オフ)状態を閉(オン)状態とする制御は、制御部6によっては行われない。
続いて、パワーコンディショナ装置1の動作について、状態遷移図(図2)および各状態の回路図(図3〜図12)を参照しながら説明する。なお、図3〜図12の各図においては、トランスT1、T2、および遮断器SW5、SW6の図示を省略している。
一方、系統開閉器SW1が開(オフ)状態となると、系統開閉器SW1を通じて系統10の電力を負荷20に供給することができなくなる。しかしながら、本実施形態に係るパワーコンディショナ装置1では、バイパス用開閉器SW3が閉(オン)状態となって系統10と負荷20の間にバイパス路が形成されるので、系統開閉器SW1が開(オフ)状態となったとしても、負荷20への電力供給は遮断されない。
より詳しくは、系統開閉器SW1および負荷開閉器SW2を開(オフ)状態から閉(オン)状態とする制御と、バイパス用開閉器SW3を閉(オン)状態から開(オフ)状態とする制御を時間差なく行うと、ごく短時間ではあるが、全ての開閉器が開(オフ)状態となって負荷20への電力供給が途切れてしまう可能性があるからである。
しかしながら、手動で開閉制御されるバイパス用遮断器SW4は閉(オン)状態のままである。このため、本実施形態に係るパワーコンディショナ装置1では、メンテナンスモードにおいても系統10から負荷20に電力を供給し続けることができる。
2 DC/ACインバータ
3 蓄電池
4 系統電力線
5 負荷電力線
10 系統
20 負荷
SW1 系統開閉器
SW2 負荷開閉器
SW3 バイパス用開閉器
SW4 バイパス用遮断器
Claims (5)
- AC側入出力端とDC側入出力端とを有するDC/ACインバータと、
前記AC側入出力端と系統とを接続する系統電力線と、
前記AC側入出力端と負荷とを接続する負荷電力線と、
前記系統電力線に介装された系統開閉器と、
前記負荷電力線に介装された負荷開閉器と、
前記系統開閉器の前記系統側において一端が前記系統電力線に接続され、前記負荷開閉器の前記負荷側において他端が前記負荷電力線に接続されたバイパス用開閉器と、
前記DC/ACインバータ、前記系統開閉器、前記負荷開閉器および前記バイパス用開閉器を制御する制御部とを備え、
前記制御部によって前記バイパス用開閉器が閉じられると、前記バイパス用開閉器を通じて前記系統から前記負荷への電力供給が可能となることを特徴とするパワーコンディショナ装置。 - 前記系統開閉器の前記系統側において一端が前記系統電力線に接続され、前記負荷開閉器の前記負荷側において他端が前記負荷電力線に接続されたバイパス用遮断器をさらに備え、
前記バイパス用遮断器は、手動で開閉制御されるものであり、
前記バイパス用開閉器および前記バイパス用遮断器の少なくとも一方が閉じられると、当該少なくとも一方を通じて前記系統から前記負荷への電力供給が可能となることを特徴とする請求項1に記載のパワーコンディショナ装置。 - 少なくとも前記DC/ACインバータの異常を検出する異常検出部をさらに備え、
前記異常検出部によって異常が検出されると、前記制御部によって前記DC/ACインバータが停止させられ、前記系統開閉器および前記負荷開閉器が開けられ、前記バイパス用開閉器が閉じられることによりバイパス状態とされ、前記系統から前記負荷への電力供給が可能となることを特徴とする請求項1または2に記載のパワーコンディショナ装置。 - 前記バイパス状態において前記バイパス用遮断器が閉じられると、前記制御部によって前記バイパス用開閉器が開けられることを特徴とする請求項3に記載のパワーコンディショナ装置。
- 前記バイパス状態において前記異常が回復すると、前記制御部によって前記系統開閉器および前記負荷開閉器が閉じられ、その後、前記バイパス用開閉器が開けられることを特徴とする請求項3に記載のパワーコンディショナ装置。
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2012
- 2012-10-31 JP JP2012240155A patent/JP2014090618A/ja active Pending
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