JP2014089648A - 情報処理システム、端末装置、情報処理システムの制御方法、端末装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、端末装置、情報処理システムの制御方法、端末装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】テレワーク環境における印刷サービス利用時等の社内システムの管理外の印刷システムで印刷する場合の印刷実績の集計をより確実かつ安全に実現すること。
【解決手段】携帯端末2は、コンテンツサーバ1に対して文書の印刷表明を行う(S701)。コンテンツサーバ1は、携帯端末2による印刷表明に応じて、印刷対象の文書名と印刷設定を集計サーバ3に通知する(S702)。集計サーバ3は、通知される文書名と印刷設定を仮ログとして登録する(S703)。携帯端末2は、前記印刷表明後、印刷対象の文書の印刷要求を印刷サービス4に行う(S705)。携帯端末2は、前記印刷結果と印刷対象の文書名と印刷設定を含む印刷ログを記憶しておき、集計サーバ3との接続(S707)に応じて、該印刷ログを集計サーバ3に送信する(S708)。集計サーバ3は、携帯端末2から送信される印刷ログの受信に応じて、該印刷ログを用いて、仮ログとして登録した印刷ログを更新する(S709)。
【選択図】図5

Description

本発明は、テレワーク環境における印刷サービス利用時等の社内システムの管理外の印刷システム利用時の印刷実績のアカウンティングに関するものである。
オフィス内の業務においては、印刷に対する費用配布やトレーサビリティの観点から印刷デバイスに対する印刷実績の管理が一般的なものとなっている。
また、近年、スマートデバイスと称される情報通信機器の活用により、時間や場所の制約を受けない柔軟な勤務形態(テレワーク)の普及が進んでいる。テレワーク環境においては、コンビニエンスストア等に設置されたプリンタでの印刷(以下、コンビニプリント)、Webベースのファイルアップロード、サテライトオフィスでの印刷等、多種多様な印刷サービスが提供されており、テレワーク環境における勤務者(テレワーカー)は該サービスを業務目的で利用する需要がある。
一方、企業管理者は、テレワーク環境における印刷に関しても、オフィス内の印刷と同様に費用配布目的、機密管理目的から印刷実績を管理したいという需要がある。
特許文献1では、インターネット上のプリントサーバに制御されるプリンタを有するネットワークプリントシステムにおいて、イントラネット上の文書データを、利用者端末を経由することなく印刷する技術が提案されている。特許文献1では、印刷データを扱う中継サーバをインターネット上に配置する。そして、イントラネット上の文書管理サーバが、文書データを中継サーバに送信して格納させ、該文書データの中継サーバ内での格納先の情報を、プリンタサーバに通知する。プリンタサーバは、該格納先の情報を用いて中継サーバ内の文書データにアクセスして印刷する。このような構成により、特許文献1では、利用者端末を経由しない印刷を実現している。
なお、特許文献1には、インターネット上のプリントサーバが、イントラネット毎の印刷要求枚数、印刷枚数などの情報を集計し、印刷料金の請求に利用する形態が一例として述べられている。
特許文献2には、印刷対象となる印刷装置が、印刷の実績管理を行うサーバに対して、印刷完了前および印刷完了後の複数回にわたって印刷ログを送信する技術が開示されている。特許文献2は、印刷ログの欠落を抑制しながら、より正確に印刷実績を管理する目的で構成されている。
特開2007−004217号公報 特開2010−224950号公報
前述の通り、テレワーク環境における印刷サービスの形態は多種多様であり、それらはイントラネットとして構成された業務システムとは、独立しているのが通常である。
このようなテレワーク環境における印刷を、特許文献1を用いて実現する場合、インターネット上に中継サーバを配置する必要があるだけでなく、イントラネット内の文書管理サーバから文書データの格納先の情報を印刷サービスに送信する必要があるため、文書管理サーバが印刷サービスの接続先を予め知っておく必要がある。即ち、特許文献1の技術をテレワーク環境での印刷に用いる場合、業務システム(イントラネット)と接続した特定の印刷サービスでしか印刷できないこととなってしまう。
このため、特許文献1の技術を用いた場合、テレワーカーは、印刷サービスの利用に対する時間的制約、場所的制約の両方の制約を受けてしまうという問題がある。
さらに、特許文献1の技術をテレワーク環境での印刷に用いる場合、イントラネット上の文書管理サーバにおいて、印刷要求時の要求数や印刷枚数などの情報を集計することは可能であるが、該文書管理サーバでは、印刷完了の有無や、印刷サービス側における印刷設定の変更等を知ることができず、これらの情報を印刷実績の集計に反映させることができないという問題もある。
なお、特許文献2のように、文書管理サーバと外部の印刷サービスとの間で印刷実績に対する照合処理を行うことも考えられる。
しかし、テレワーク環境においては、企業における機密保持の観点から、外部ネットワークからアクセス可能な業務システム内の情報を必要最小限に抑えることが必要となる。つまり、テレワーク環境からは印刷対象となる文書を取得することは必要であるが、業務システムにアクセスして印刷実績を照合する処理等を、外部ネットワークを介して行うことは、機密保持の観点から禁止すべきである。
業務システム(イントラネット)と独立した印刷サービスを用いた印刷に、特許文献2のログ管理技術を用いた場合、外部ネットワークを用いて印刷完了前後で印刷ログを印刷サービスから業務システム内に送信することとなり、機密保持の観点から適当ではない。
このように、従来では、業務システムの管理外の印刷システムを用いた印刷実績の管理をより確実かつ安全に実現する仕組みがなく、そのようなシステムの開発が望まれていた。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、テレワーク環境における印刷サービス利用時等の社内システムの管理外の印刷システムで印刷する場合の印刷実績の集計をより確実かつ安全に実現する仕組みを提供することである。
本発明は、印刷実績を集計する集計システムと、端末装置とを有する情報処理システムであって、前記端末装置は、前記集計システムが印刷実績を管理するコンテンツを前記集計システムの管理外の印刷システムで印刷する場合に、前記情報処理システムに対して印刷表明を行った上で、印刷対象のコンテンツの印刷要求を前記管理外の印刷システムに対して行う要求手段と、前記印刷要求に対する印刷結果と前記印刷対象のコンテンツの識別情報と印刷設定とを含む印刷ログを記憶する記憶手段と、前記集計システムとの接続に応じて、前記記憶手段に記憶された印刷ログを前記集計システムに送信するログ送信手段と、を有し、前記集計システムは、前記端末装置による印刷表明に従う前記印刷対象のコンテンツの識別情報と印刷設定とを含む印刷ログを仮ログとして登録する登録手段と、接続された前記端末装置から送信される印刷ログの受信に応じて、該受信した印刷ログを用いて、前記仮ログとして登録された印刷ログを更新する更新手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、テレワーク環境における印刷サービス利用時等の社内システムの管理外の印刷システムで印刷する場合の印刷実績の集計をより確実かつ安全に実現することができる。
本発明の一実施例を示す情報処理システムの構成の一例を示す図である。 本実施例における携帯端末2、コンテンツサーバ1及び集計サーバ3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施例における携帯端末2のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施例におけるコンテンツサーバ1及び集計サーバ3のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施例における処理の全体の流れを示す図である。 図5のS701,S702,S704におけるアプリケーション9とコンテンツサーバ1の処理の流れを示すフローチャートである。 UI部401に表示されるアプリケーション9におけるファイル選択画面の一例を示す図である。 選択ファイルに対する印刷処理を行うための画面の一例を示す図である。 本実施例における印刷ログのフォーマットの一例を示す図である。 図5のS703における集計サーバ3の仮ログ作成時処理の流れを説明するフローチャートである。 図5のS705におけるアプリケーション9の印刷実行処理の流れを説明するフローチャートである。 アプリケーション9における印刷実行画面の一例を示す図である。 ブラウザからのアップロード、メール送付、又はメディア経由での印刷実行画面の一例を示す図である。 印刷完了確認画面の一例を示す図である。 アプリケーション9における印刷完了処理を示すフローチャートである。 実施例1の集計サーバ3における携帯端末2との接続/印刷ログ取得/照合/更新の流れを示すフローチャートである。 集計サーバ3に格納された印刷ログの一例を示す図である。 集計サーバ3におけるジョブ照合および更新処理に係る処理を説明したフローチャートである。 実施例2の集計サーバ3における携帯端末2との接続/印刷ログ取得/照合/更新の流れを示すフローチャートである。 実施例3の携帯端末2においてイントラネット6への接続後に携帯端末2の記憶部403に保持している印刷ログを集計サーバ3に送信する処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図1において、コンテンツサーバ1は、携帯端末2における印刷対象文書を格納するためサーバである。コンテンツサーバ1は、イントラネット6内に配置される。
携帯端末2内には、本発明に係るアプリケーション(アプリ)9がインストールされている。
集計サーバ3は、本発明に係る携帯端末2における印刷処理に対する印刷実績管理を行う集計システムを構成するサーバである。集計サーバ3は、イントラネット6内に配置され、インターネット7からのアクセスは不可能な接続形態となっている。
ファイアウォール8は、イントラネット6とインターネット7の間に配置されイントラネット内のデータ保全を実現している。以上が本発明における情報処理システムの基本構成となる。
印刷サービス4は、コンビニプリント(コンビニエンスストアに設置されたプリンタによる印刷)やサテライトオフィスなど、テレワーク環境においてテレワーカーがアクセス可能なサービスであり、本発明の情報処理システムとは特別な関連性を持たない。印刷サービス4へのデータ転送方法は、Webブラウザ経由でのアップロード、メールによる送信、SDカードなどに代表される外部メディア経由での転送が主な方法となっている。
印刷デバイス5は、印刷サービス4によって管理制御された印刷装置(デバイス)である。印刷デバイス5は、レーザプリンタ、インクジェット方式のプリンタ、コピー機能を有する複合機など、ここではその形式は問わない。また、印刷デバイス5は、印刷サービスによって接続可能であればよく、インターネット7に接続されているかどうかは印刷サービスに依存する。
図2は、本実施例における携帯端末2、コンテンツサーバ1及び集計サーバ3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2(a)は、本実施例における携帯端末2のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、本実施例では以下の構成を例に記載するが、本発明は情報通信を行うことが可能な機器(情報処理装置)に関して適用可能なものであり、特にこの図のとおりに機器を限定するものではない。例えば、携帯端末2は、スマートフォンであっても、携帯電話、タブレット型端末、ノートPC(ノート型のパーソナルコンピュータ)等であってもよい。
携帯端末2において、201は表示部であり、ユーザに対して情報の表示出力を行い、LCDドライバ、LCD表示デバイス等で構成される。202は操作部であり、ユーザが携帯端末2に対して操作情報を入力するための部位である。操作部202は、例えば、タッチパネル、ハードキー等で構成される。
203はカメラ部である。カメラ部203により撮影した画像データは、制御部208が有するFlashメモリあるいはSDカード等の外部メディアに格納される。204は外部I/F(インタフェース)であり、外部装置との間のインターフェースを提供し、通信インターフェース回路、Micro USB端子などで構成される。
206はネットワークI/Fであり、無線LANと通信するためのアンテナ205を備える。ネットワークI/F206は、例えばルータを介して無線通信によりネットワーク接続が可能に構成されている。207は電源部であり、バッテリ電源を基に各ブロックに必要な電力を発生、供給を行う。
208は制御部であり、携帯端末2の機能を実現するための主要部であり、図示しないCPU、EEPROM、Flash、SRAM等で構成される。
209は音声入力部であり、マイク210から入力されるアナログ音声信号をデジタル信号に変換する。212は音声出力部であり、受信したデジタル音声信号をスピーカー211から出力するためのアナログ音声信号に変換する。213はPF入出力部であり、アンテナ214を介して高周波送受信を行う。
215はデジタル信号処理部であり、マイク210を接続した音声入力部209、スピーカー211を接続した音声出力部212、アンテナ214を接続したRF入出力部213とそれぞれ接続されている。デジタル信号処理部215は、デジタル音声信号のエンコード、およびデジタル音声信号へのデコード等を行う。
図2(b)は、本実施例におけるコンテンツサーバ1及び集計サーバ3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、コンテンツサーバ1と集計サーバ3のハードウェア構成要件に差はなく、ここでは、集計サーバ3を例にとって説明する。また、本実施例では以下の構成を例に記載するが、特にこの図のとおりに機器を限定するものではない。
図2(b)において、300は制御部としてのCPUである。CPU300は、記憶装置305に格納されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)や各種制御プログラム等を実行する。さらに、CPU300は、RAM302に、プログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
301は不揮発性記憶部としてのROMである。ROM301には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データ等が記憶される。302は一時記憶部としてのRAMである。RAM302は、CPU300の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
303は入力I/F(インタフェース)であり、キーボードや、マウスなどのポインティングデバイスからの指示が入力される。304は表示I/Fであり、CRTや液晶ディスプレイ等の表示装置が接続される。
305は記憶装置であり、ハードディスクやフラッシュメモリなどの記憶媒体にプログラムやデータ等を記憶する。なお、記憶装置305に記憶されたプログラムは、CPU300の制御によってRAM302にロードされ実行される。
306はネットワークI/Fであり、無線や有線のネットワークを経由して、イントラネット6またはインターネット7に接続して、利用者情報や制御コマンド、各種データの送受信を行う。このネットワークI/F306は、イントラネット6を介して、携帯端末2と無線通信可能に構成されている。なお、この通信は、無線通信でダイレクトに通信しても良いし、有線ネットワーク上に設置したアクセスポイントを介して通信しても構わない。また、この通信の通信方法としては、Wi-Fi(WireleSS Fidelity)やbuluetooth等を含む。
307はシステムバスであり、サーバ装置内のデータの流れを司るものである。
図3は、本実施例における携帯端末2のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
401はUI部であり、OS405を介してアプリケーション9のユーザインタフェースを提供する。402は送受信部であり、OS405を介して、後述する印刷表明および印刷ログの送受信に係るデータ送受信処理等を行う。
403は記憶部であり、OS405が制御する格納領域(例えば図2(a)に示した制御部208内のFlashメモリ)を用いて、後述する印刷ログや内部処理に必要な格納情報等を記録する。
404は制御部であり、アプリケーション9の送受信処理や画面表示制御、印刷ログ生成処理等の各種制御を行う。
405はオペレーティングシステム(OS)であり、携帯端末2ハードウェア制御やアプリケーション(アプリ)9、ブラウザ406、メーラアプリケーション(メーラ)407、カメラアプリ408をはじめとするソフトウェア群の制御を行う。
なお、図3に示したソフトウェア構成は、携帯端末2の制御部208内のCPUが、制御部208内のフラッシュメモリにコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを実行することにより実現される。
図4は、本実施例におけるコンテンツサーバ1及び集計サーバ3のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
図4(a)は、本実施例におけるコンテンツサーバ1のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
図4(a)において、501はUI部であり、コンテンツサーバ1におけるユーザインタフェースを提供する。502は送受信部であり、携帯端末2および集計サーバ3に対する各種データ送受信を行う。
503は記憶部であり、格納領域(例えばコンテンツサーバ1内の記憶装置305)に、携帯端末2からアクセス可能なコンテンツや送受信のための情報等を格納する。504は制御部であり、後述するアプリケーション9におけるファイル一覧生成、表示用ファイル生成、印刷表明受信時のJOBID生成等、各種制御を行う。
なお、図4(a)に示したソフトウェア構成は、コンテンツサーバ1のCPU300が、記憶装置305にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラム(OSやアプリケーションプログラム)を実行することにより実現される。
図4(b)は、本実施例における集計サーバ3のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
図4(b)において、601はUI部であり、集計サーバ3におけるユーザインタフェースを提供する。602は送受信部であり、コンテンツサーバ1および携帯端末2に対する各種データ送受信を行う。
603は記憶部であり、格納領域(例えば集計サーバ3内の記憶装置305)に、印刷ログ情報等を格納する。604は制御部であり、後述する仮ログ生成処理や携帯端末2との通信における印刷ログ照合、更新処理、携帯端末2のイントラネット内の探索処理等の各種制御を行う。
なお、図4(b)に示したソフトウェア構成は、集計サーバ3のCPU300が、記憶装置305にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラム(OSやアプリケーションプログラム)を実行することにより実現される。
図5は、本実施例における処理の全体の流れを示す図である。なお、図中、S701〜S709は各ステップを示す。
S701において、携帯端末2上のアプリケーション9は、イントラネット6内の情報処理システム内に(本実施例ではコンテンツサーバ1)にアクセスし、印刷表明、及び印刷対象となる文書の取得要求を送信する。なお、印刷表明は、印刷設定の送信をともなって実施される。また、コンテンツサーバ1は、インターネット7を介して前記印刷表明を受信可能である。また、携帯端末2によるインターネット7からのコンテンツサーバ1への接続方法については、VPNによるアクセス、あるいは不図示のDMZ(De-Militarized Zone)にコンテンツサーバ1を配することによって実現してもよい。また、アプリケーション9からアクセス可能な領域は、コンテンツサーバ1におけるコンテンツ格納領域のみに限定されているものとする。
上記印刷表明等を受信すると、コンテンツサーバ1は、S702において、集計サーバ3に対して、印刷表明を受けた該当文書情報と印刷表明時の印刷設定を送信する。
S703において、集計サーバ3は、上記コンテンツサーバ1から受信した内容(文書情報、印刷設定等)をもとに、印刷ログを生成する。この時点で生成される印刷ログは、印刷表明直後、即ち印刷完了を確認していない状態のログであり、以降、この状態のログを説明のために「仮ログ」と称する。仮ログには、後述図9に示すように、ユーザ名や文書情報などからなる基本情報1101、印刷設定情報1102、基本情報1101及び印刷設定情報1102から算出した出力情報1103、印刷状況を示す情報1104、および、その他の追加情報1105が格納される。印刷ログのフォーマットは、以降図9において説明する。また、本ステップS703の詳細については以降図10を用いて詳細に説明する。
S704において、コンテンツサーバ1は、印刷表明を受けた対象コンテンツを、アプリケーション9に送信し、アプリケーション9はこれを受信する。
なお、上記ステップS701,S702,S704の詳細については、以降図6〜図8において説明する。
S705において、アプリケーション9は、印刷サービス4に対して印刷を実行するとともに、該印刷実行時のログを携帯端末内の記憶部403に生成、格納する。本ステップS705の処理については、以降図11〜図13を用いて詳細に説明する。
S706において、アプリケーション9は、印刷完了処理を行うとともに、記憶部403に格納されている印刷ログを更新する。本ステップS706の詳細については、以降図14〜図15を用いて詳細に説明する。
S707では、携帯端末2の利用者が外出先より戻り、イントラネットに接続可能となる。ここで、携帯端末2のイントラネット接続については、例えば、無線ルータ経由での接続によって行われる。
さらに、S708において、集計サーバ3は、携帯端末2の記憶部403から印刷ログを取得する。そして、S709において、集計サーバ3は、上記S704で作成した仮ログと、上記S708で携帯端末2から取得した印刷ログを照合し、仮ログを更新して最終的な印刷ログを生成する。これらのステップS706〜S709の詳細については、以降図16〜図18を用いて詳細に説明する。
以降、図5における各ステップの流れをフローチャート等を用いて詳細に説明する。
まず、図6〜図8を用いて、図5のS701,S702,S704におけるアプリケーション9とコンテンツサーバ1の処理の流れを説明する。
図6は、図5のS701,S702,S704におけるアプリケーション9とコンテンツサーバ1の処理の流れを示すフローチャートである。
なお、図6に示す携帯端末2側の処理は、携帯端末2の制御部208内のCPUが、制御部208内のフラッシュメモリにコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを実行することにより実現される。また、コンテンツサーバ1側の処理は、コンテンツサーバ1のCPU300が、記憶装置305にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを実行することにより実現される。
S801において、アプリケーション9は、コンテンツサーバ1からアクセス可能なファイル情報を取得し、取得結果としてファイル名一覧をUI部401に表示する。なお、図示しないが、コンテンツサーバ1は、アプリケーション9からアクセス可能なファイル情報の取得要求(端末ID、ユーザ名を含む)を受信すると、端末ID、ユーザ名等に基づいてアクセス可能なファイルの名称を取得してファイル名一覧を生成し、アプリケーション9に送信する。なお、端末IDは、携帯端末2と特定するための識別情報であり、例えば携帯端末のシリアル番号等である。
次に、S802において、アプリケーション9は、UI部401にファイル選択画面(図7のダイアログ901)を表示し、ユーザからの印刷表明を行いたいファイルの選択操作を受け付ける。
図7は、UI部401に表示されるアプリケーション9におけるファイル選択画面の一例を示す図である。
図7において、901は、ファイル選択画面としてのダイアログである。ダイアログ901上には、ユーザ選択可能なファイルを表示するリストボックス902が設けられており、ユーザからのファイル選択操作を受け付ける。
ユーザが、リストボックス902において、ファイルを選択後、OKボタン903を押下すると、アプリケーション9は、図6のS803へ処理を進め、選択ファイルに対する表示用ファイルの要求を、コンテンツサーバ1に対して行う。一方、キャンセルボタン904がユーザにより押下されると、アプリケーション9は、UI部401の表示を、不図示のアプリケーションメインダイアログに戻す。
コンテンツサーバ1は、S804において、上記S803で送信された表示用ファイルの要求を受信すると、S805において、表示ファイルをアプリケーション9に送信する(コンテンツ送信ステップ)。なお、この表示用ファイルは、上記表示要求時に、コンテンツサーバ1の制御部504によって生成され、該当ファイルと対応付けられて記憶部503に保持される。また、この表示用ファイルは、例えばサムネイル画像であり、印刷対象ファイルとは異なる表示専用のファイルである。このように、本実施例では、印刷表明の前に、印刷対象ファイルを携帯端末2に送信することなく、表示用ファイルを送信することにより、コンテンツの機密性を向上させている。
S806において、アプリケーション9は、上記S805で送信された表示用ファイルを受信すると、図8(a)に示すダイアログを表示する。
図8(a)は、選択ファイルに対する印刷処理を行うための画面の一例を示す図である。
図8(a)において、1001は、選択ファイルに対する印刷処理を行う画面としてのダイアログである。ダイアログ1001上には、文書表示領域1002、ページ変更ボタン1004〜1007、印刷表明ボタン1008、印刷設定ボタン1009、印刷実行ボタン1010、閉じるボタン1011が設けられている。なお、ダイアログ1001は、文書表示拡大縮小や表示ページ指定、ページ内の表示領域選択のためのスクロールバーなどを有するような形式に拡張することも可能である。
ダイアログ1001上で、印刷設定ボタン1009を押下すると、アプリケーション9は、S807に処理を進め、印刷設定処理を実行する。
上記S807の印刷設定処理では、アプリケーション9は、図8(b)に示す印刷設定ダイアログ1012を、UI部501に表示し、ユーザからの印刷設定操作を受け付ける。
印刷設定ダイアログ1012では、選択ファイル名称と用紙サイズを表示する領域1013の表示とともに、1016〜1019に示されるような印刷設定項目が指定可能となっている。即ち、印刷設定ダイアログ1012は、印刷表明の前に、集計サーバ3の管理外の印刷システム(印刷サービス4等)で印刷する場合の印刷設定を入力するためのものである。
ユーザによりOKボタン1014が押下されると、アプリケーション9は、同ダイアログで指定された印刷設定を保持し、UI部501の表示をダイアログ1001に戻す。一方、ユーザによりキャンセルボタン1015が押下されると、アプリケーション9は、同ダイアログで指定した印刷設定を破棄し、ダイアログ1012表示直前の印刷設定情報を保持して、UI部501の表示をダイアログ1001に戻す。
また、ユーザにより印刷表明ボタン1008が押下されると、アプリケーション9は、S808に処理を進め、選択ファイルに対する印刷表明を、コンテンツサーバ1に対して送信する。この際、アプリケーション9は、指定されたドキュメント情報(ドキュメント名(識別情報))および印刷設定情報に加えて、携帯端末2がGPS等によって取得した位置情報、印刷表明時刻、携帯端末2を特定するID、ユーザ名を追加情報として、コンテンツサーバ1に送信する。
なお、上記S807において、印刷設定ダイアログによる印刷設定がスキップされた場合は(即ち、印刷設定を変更することなく印刷表明ボタン1008が押下された場合は)、印刷設定の初期値が利用される。また、印刷実行ボタン1010は、印刷表明ボタン1008により印刷表明を実行し、後述する印刷用データを取得した後に利用可能となる。
コンテンツサーバ1は、S809において、上記S808でアプリケーション9から送信された印刷表明を受信すると、該印刷表明がなされた該当文書に対する印刷可能ファイルを指定し、S810において、JOBIDを生成する。なお、JOBIDは、ジョブを一意に特定するための識別情報である。
さらに、コンテンツサーバ1は、S811において、上記印刷表明がなされた該当文書に対するJOBIDと、アプリケーション9から受信したドキュメント情報、印刷設定情報、位置情報、印刷表明時刻、携帯端末2を特定するID、ユーザ名を、集計サーバ3に送信(通知)する。
集計サーバ3への通知が完了すると、コンテンツサーバ1は、S812において、上記JOBIDと印刷用ファイルを、携帯端末2のアプリケーション9に送信する。
アプリケーション9は、S813において、上記S811で送信された情報(JOBIDと印刷用ファイル)を受信する。なお、アプリケーション9は、ここで受信した情報を、上記S808の印刷表明時にコンテンツサーバ1に送信した情報と対応付け、記憶部403に保持しておく。
以上がアプリケーション9とコンテンツサーバ1における処理(図5のS701,S702,S704)の流れとなる。
ここで、本実施例における印刷ログのフォーマットについて説明する。
図9は、本実施例における印刷ログのフォーマットの一例を示す図である。なお、印刷ログには、JOBIDをキーとした情報が格納されている。印刷ログは、JOBIDごとに格納される。
図9に示すように、印刷ログは、ジョブ情報、ユーザ情報、文書情報からなる基本情報1101、印刷設定情報1102、出力情報1103、印刷状況1104、追加情報1105を含む。なお、これらの格納形式や格納順序は図9の形式にこだわらない。
基本情報1101は、印刷表明時に、図6のS811において、コンテンツサーバ1から集計サーバ3へ送信される情報である。基本情報1101は、JOBID、印刷表明時の時刻、印刷表明時の位置情報、端末ID、ユーザ名、ドキュメント名、用紙サイズ、ページ数等から構成されている。
印刷設定情報1102は、印刷表明時に、図6のS811において、コンテンツサーバ1から集計サーバ3へ、基本情報1101とともに送信される情報である。印刷設定情報1102は、図9に示すような印刷設定項目(カラーモード、ページレイアウト、両面印刷/片面印刷、部数等)に対応した情報から構成される。
出力情報1103は、基本情報1101内の用紙サイズ、ページ数および印刷設定情報1102から算出される情報である。出力情報1103は、カラーページ数(カラー面数)合計、白黒ページ数(白黒面数)合計、用紙サイズ毎のカラーページ数および白黒ページ数、用紙枚数等から構成されている。
印刷状況1104は、印刷完了状態を示す項目であり、「完了」、「未完了」、「中止」の状態(印刷結果)が指定可能である。
追加情報1105は、アプリケーション9における印刷後に保持されるログから収集される情報である。追加情報1105は、印刷完了確認時の位置情報、印刷完了確認時の時刻、印刷方法、金額、メモ等から構成されている。
次に、図10を用いて、図5のS703における集計サーバ3の仮ログ作成時処理の流れを説明する。
図10は、図5のS703における集計サーバ3の仮ログ作成時処理の流れを説明するフローチャートである。なお、図10に示す集計サーバ3の処理は、集計サーバ3のCPU300が、記憶装置305にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを実行することにより実現される。
集計サーバ3は起動中、システム終了命令(S1201)およびイベント入力(S1202)を監視し、システム終了命令およびイベント入力を待つ。
そして、システム終了命令を検知すると(S1201でYes)、集計サーバ3は、処理を終了する。
また、イベント入力を検知すると(S1202でYes)、集計サーバ3は、該イベントが印刷表明通知の受信であるか判定する(S1203)。
そして、イベントが印刷表明通知の受信であると判定した場合(S1203でYesの場合)、集計サーバ3は、S1204に処理を進める。
一方、イベントが印刷表明通知の受信でないと判定した場合(S1203でNoの場合)、集計サーバ3は、該イベントに応じた処理(その他の処理)を実行し、S1201に処理を戻す。
S1204およびS1205では、集計サーバ3は、上述した図6のS811でコンテンツサーバ1から通知された印刷表明情報を読み込む。具体的には、印刷表明情報として、印刷表明がなされた該当文書に対するJOBID、アプリケーション9から受信したドキュメント情報、印刷設定情報、位置情報、印刷表明時刻、携帯端末2を特定するID(端末ID)、ユーザ名を順次読み込む。これら印刷表明情報は、図9のログフォーマットにおいては基本情報1101および印刷設定情報1102に該当する。
次に、集計サーバ3は、S1206において、基本情報1101および印刷設定情報1102から、印刷結果として出力される情報(出力情報1103)を算出する。出力情報1103の算出方法について例を挙げて説明すると、例えば、7ページのA4文書をカラー両面で2in1印刷する場合、「(7+1)/2=4」がカラー面数合計及びカラー面数(A4)として算出される。また、用紙枚数として「4/2=2」が算出される。なお、その他の値は「0」となる。
そして、集計サーバ3は、最後に、S1207において、図9に示すフォーマットに従い、JOBIDをキーとした印刷ログを生成し、仮ログとして、記憶部603に保持する。なお、この時点では、印刷状況1104は「未完了」のステータスとなっている。
以上が集計サーバ3における仮ログ作成処理(図5のS703)の流れとなる。
次に、アプリケーション9における印刷実行処理(S705)の流れについて、図11に示すフローチャート及び図12〜図13に示す画面例を用いて説明する。
図11は、図5のS705におけるアプリケーション9の印刷実行処理の流れを説明するフローチャートである。なお、図11に示す携帯端末2の処理は、携帯端末2の制御部208内のCPUが、制御部208内のフラッシュメモリにコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを実行することにより実現される。
図8(a)の印刷実行ボタン1010が押下されると、アプリケーション9は、図11のフローチャートに示す印刷実行処理を開始する。
まず、S1300において、アプリケーション9は、印刷実行対象の文書に対してなされた印刷設定をもとに、印刷ログを生成する。印刷ログの生成フォーマットは、図9において説明した集計サーバ3上の印刷ログと同一である。印刷ログの基本情報1101には、印刷表明時にコンテンツサーバ1に対して送信した情報が格納される。また、印刷設定情報1102には、図8(b)に示した印刷設定項目に対応した情報が格納される。出力情報1103については、集計サーバ3と同じ算出方法によって算出された値が格納される。
S1301において、アプリケーション9は、図12に示すダイアログ1401を、UI部401に表示し、印刷方法(例えば、ブラウザからのアップロード、メール送付、メディア経由での印刷の3つの印刷方法)の選択(ユーザによる選択操作)を待つ。
図12は、アプリケーション9における印刷実行画面の一例を示す図である。
図12において、1401は、印刷実行画面としてのダイアログである。ダイアログ1401では、「ブラウザからのアップロード」1402、「メール送付」1403、「メディア経由での印刷」1404の3つの印刷方法がラジオボタンによって選択可能となっている。なお、ここでは、記「ブラウザからのアップロード」、「メール送付」、「メディア経由での印刷」の3つの印刷方法に限定して説明しているが、本発明は、上記3つの印刷方法に限定されるものではなく、集計サーバ3の管理外での印刷は全て含まれる。例えば、各種印刷アプリケーションや、アップル社のairprint等を用いて、自宅のプリンタ、客先のプリンタ等で印刷する印刷方法も含まれるものとする。例えば、ダイアログ1401に、ラジオボタン「その他」を設け、上記3つの印刷方法以外の印刷方法を用いる場合には、「その他」を選択するようにしてもよい。
OKボタン1405が押下されると、アプリケーション9は、S1301でYesと判定し、S1302以降の処理を実行し、UI部401に、上記ラジオボタン1402〜1404での選択項目に対応するダイアログを表示する。なお、キャンセルボタン1406が押下されると、アプリケーション9は、UI部401の表示を、図8(a)の画面に戻す。
まず、アプリケーション9は、「ブラウザからのアップロード」1402が選択されたと判定した場合(S1302でYesの場合)、S1303に処理を進める。
S1303では、アプリケーション9は、図13(a)に示す画面1501をUI部401に表示し、URL入力を受け付ける。
図13(a)は、ブラウザからのアップロードによる印刷実行画面1501の一例を示す図であり、図12の「ブラウザからのアップロード」1402選択時に表示される。
画面1501において、ユーザにより、入力領域1502にプリントサービス接続先のURLが入力され、接続ボタン1503が押下されると、アプリケーション9は、携帯端末2にインストールされているブラウザ406を起動する(図11のS1304)。
なお、ユーザにより入力されたURL情報は、例えばAndroid(商標)に代表されるIntentとよばれる方式によってブラウザ起動時に引渡される。以降、印刷サービスの提供内容に従い、ブラウザ406上で以降の印刷処理が実行される。なお、画面1501でキャンセルボタン1504が押下されると、アプリケーション9は、UI部401の表示を、図12のダイアログ1401に戻す。
また、アプリケーション9は、図12のダイアログ1401において、「ブラウザからのアップロード」1402が選択されていないと判定した場合(S1302でNo場合)、S1305に処理を進める。
そして、アプリケーション9は、「メール送付」1403が選択されたと判定した場合(S1305でYeso場合)、S1306に処理を進める。
S1306では、アプリケーション9は、図13(b)に示す画面1505をUI部401に表示し、メールアドレス入力を受け付ける。
図13(b)は、メール送付による印刷実行画面1505の一例を示す図であり、図12の「メール送付」1403選択時に表示される。
画面1505において、ユーザにより、入力領域1506にプリントサービスが提供する送付先の電子メールアドレスが入力され、送信ボタン1507が押下されると、アプリケーション9は、携帯端末2にインストールされているメールソフト(メーラアプリケーション407)を起動し、上記入力された電子メールアドレスに対して、印刷対象文書を送付する(図11のS1307)。以降、印刷サービスの提供内容に従い印刷処理が実行されることになる。なお、画面1505でキャンセルボタン1508が押下されると、アプリケーション9は、UI部401の表示を、図12のダイアログ1401に戻す。
上記S1304又はS1307の後、アプリケーション9は、S1308において、上記S1304にて起動されたブラウザ406又は上記S1307にて起動されたメーラアプリケーション407の終了を確認する。
そして、終了確認すると(S1308でYes)、アプリケーション9は、S1309において、印刷完了確認画面(図14(a))を表示する。印刷完了確認画面の詳細については後述する図14(a)で詳細に説明する。上記印刷完了確認画面の表示後、アプリケーション9は、S1315において、印刷完了確認画面表示用内部フラグをOFFにし、本フローチャートの処理を終了する。なお、印刷完了確認画面表示用内部フラグは、記憶部503に格納されている。印刷完了確認画面表示用内部フラグの詳細は後述する。
また、アプリケーション9は、図12のダイアログ1401において、「メール送付」1403が選択されていないと判定した場合(S1305でNo場合)、即ち、「メディア経由での印刷」1404が選択された場合、S1310に処理を進める。
S1310では、アプリケーション9は、図13(c)に示す画面1509をUI部401に表示し、印刷対象ファイルのメディアへの格納指示の入力を受け付け、印刷対象ファイルのメディア格納処理を実行する。
図13(c)は、メディア経由での印刷実行画面1509の一例を示す図であり、図12の「メディア経由での印刷」1404選択時に表示される。
メディア経由での印刷においては、携帯端末2の外部I/F204に装着された取り外し可能なSDカード等外部メディアを利用し、ネットワークから独立した印刷サービスに対して印刷対象ファイルを入力する。
画面1509において、ユーザにより、格納ボタン1510が押下されると、アプリケーション9は、上記図6のS813で受信した印刷用データに対応する印刷対象ファイルを、外部メディアへ格納し、S1311に処理を進める。なお、画面1509でキャンセルボタン1511が押下されると、アプリケーション9は、UI部401の表示を、図12のダイアログ1401に戻す。
上記印刷対象ファイルの外部メディアへの格納終了後、アプリケーション9は、S1311において、シャットダウン要求を行う。これは、外部メディアの着脱には通常システムのシャットダウンが要求されるためである。
また、アプリケーション9は、上記S1311のシャットダウン要求とともに、S1312において、印刷完了確認画面表示用内部フラグをONにする。なお、アプリケーション9は、起動時に、印刷完了確認画面表示用内部フラグを確認し、印刷完了確認画面表示用内部フラグがONの場合、起動後に印刷完了確認画面(図14(a))を表示するように構成されている。
そして、シャットダウン後(S1313でYes)、アプリケーション9が再起動されると(S1314でYes)、アプリケーション9は、印刷完了確認画面表示用内部フラグをONであるので、S1309において、印刷完了確認画面(図14(a))を表示する。上記印刷完了確認画面の表示後、アプリケーション9は、S1315において、印刷完了確認画面表示用内部フラグをOFFにし、本フローチャートの処理を終了する。
なお、携帯端末2が、外部メディアの着脱にシャットダウンが必要ない機器である場合には、シャットダウン及び再起動は行わず、S1310の処理の後、そのままS1309に処理を進めるものとする。
以上がアプリケーション9における印刷処理(図5のS705)の流れとなる。
次に、図5のS706における、アプリケーション9の印刷完了処理について図14、図15を用いて説明する。
図14(a)は、印刷完了確認画面の一例を示す図である。本実施例では、図11に示した印刷処理に連動して印刷完了確認画面を表示する例を説明したが、図不示のアプリケーション9のメインメニュー等から印刷完了確認画面の表示を指示する構成でもよい。
図14(a)において、1601は、印刷完了確認画面としてのダイアログである。ダイアログ1601上には、印刷実行済の文書の文書名及び印刷方法が列挙される。
また、上記列挙された各文書には、チェックボックス1602が設けられており、該当文書のチェックボックス1602をチェックし、OKボタン1604を押下することで、アプリケーション9は、後述する図15に示す印刷完了処理を実行する。この印刷完了処理により、チェックボックス1602をチェックされた文書のアプリケーション9内での印刷ログが更新され、印刷ステータスが印刷完了に更新される。
また、キャンセルボタン1605を押下すると不図示のアプリケーション9のメイン画面に戻る。
また、チェックボックス1602をチェックし、中止ボタン1616を押下することで、アプリケーション9は、チェックした文書の印刷を中止したと判断し、該文書の印刷ログ内の印刷状況を「中止」に更新する。
また、上記列挙された各文書には、印刷設定ボタン1603が設けられており、該当文書の印刷設定ボタン1603を押下することで、図14(b)のダイアログ1606を表示し、該当文書の印刷時の印刷設定を確認、変更できる。
図14(b)は、印刷設定ボタン1603の押下により表示される印刷設定確認画面(ダイアログ1606)の一例を示す図である。
ダイアログ1606では、1607〜1610によって、印刷表明時の印刷設定と同じ項目が編集可能に表示される。1607〜1610により印刷設定を変更することにより、印刷サービスによって提供された印刷設定によって独立してなされた設定項目を反映可能となる。例えば、印刷表明時の印刷設定では「両面印刷」を設定していたにも関わらず、印刷サービスで片面印刷が行われた場合は、1610により印刷方法を「片面印刷」に変更することで、印刷サービスによる実際に印刷された印刷設定を、印刷ログに反映させることができる。また、印刷サービス等で印刷を行う際に、ユーザの意思により、印刷設定を変更して印刷した場合等も、1607〜1610により実際に印刷した印刷設定に変更することにより、実際に印刷された際の印刷設定を印刷ログに反映可能となる。
また、ダイアログ1606では、付加情報として、金額情報1611、テキスト情報1612が追加可能となっている。
また、カメラ起動ボタン1613を押下すると、携帯端末2にインストールされているカメラアプリ408が起動し、カメラ部203による画像撮影が可能となる。ここで、カメラアプリ408起動時には、アプリケーション9からJOBID情報が渡され、撮影される画像ファイル名はJOBIDを含む形式として保存される。このことで、印刷に対する領収書や印刷サービス側でなされた印刷設定値を反映した印刷物自体を撮影するなどの撮影画像による、印刷ログへの情報付加も可能となる。
以上のように、図14の画面1601、1606は、集計サーバ3の管理外の印刷システム(印刷サービス4等)を利用して印刷を行う印刷要求に対する印刷結果の入力(完了、中止)と、印刷表明の前に、図8(b)の画面1012で設定した印刷設定の変更を受け付けることができる。
図15は、アプリケーション9における印刷完了処理を示すフローチャートである。なお、この処理は、図14(a)のOKボタン1604押下により印刷完了確認が実行された際に携帯端末2において実行される。また、図15に示す携帯端末2の印刷完了処理は、携帯端末2の制御部208内のCPUが、制御部208内のフラッシュメモリにコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを実行することにより実現される。
S1701において、アプリケーション9は、印刷完了確認実行時に選択された文書(チェックボックス1602をチェックされた文書)の全てに対して、S1702以降の処理が終了したか判定する。
そして、まだ選択された文書で処理が終了していないものがあると判定した場合(S1701でNoの場合)、アプリケーション9は、S1702に処理を進める。
S1702では、アプリケーション9は、上記選択された文書から、まだ処理していない文書を1つ取得し、該取得した文書のJOBIDをキーとする印刷ログを、記憶部403から読み込む。
そして、S1703において、アプリケーション9は、印刷設定画面1606で変更された設定情報を用いて、上記S1702で取得した印刷ログを更新する。
さらに、S1704において、アプリケーション9は、上記S1703で更新済の印刷設定情報を用いて、上記S1703で更新した印刷ログ内の出力情報1103を更新する。なお、算出方法については、上述した仮ログ生成時の算出方法と同じである。
次に、S1705において、アプリケーション9は、図14(b)における付加情報(金額情報1611、テキスト情報1612)を、上記S1704で更新した印刷ログに書き込む。また、アプリケーション9は、現在時刻を取得し、該取得した現在時刻を、印刷完了時刻として、上記印刷ログの追加情報11104内の時刻(印刷完了確認時)に書き込む。合わせて、アプリケーション9は、現在位置情報を取得し、該取得した現在位置情報を、印刷完了時の位置情報として、上記印刷ログの追加情報11104内の位置情報(印刷完了確認地点)に書き込む。さらに、アプリケーション9は、印刷実行時に選択された印刷方法すなわち利用サービス形態(ブラウザからのアップロード、メール送付、メディア経由の印刷)と入力領域1502に入力されたURLまたは入力領域1506に入力されたメールアドレスを、上記印刷ログの追加情報11104内の印刷方法(利用サービス形態)に書き込む。
次に、S1706にて、アプリケーション9は、上記S1705で追加情報を書き込んだ印刷ログの印刷ステータス(印刷状況1104)を、「完了」に変更し、S1707に処理を進める。
S1707では、アプリケーション9は、次の選択された文書に処理を移すように制御し、S1701に処理を戻す。
そして、上記S1701において、選択された文書の全てに対して処理が終了したと判定した場合(S1701でYesの場合)、アプリケーション9は、本フローチャートの処理を終了する。
以上がアプリケーション9における印刷完了処理(図5のS706)の流れとなる。
以降、図5のS707〜S709に係る、携帯端末2の利用者が外出先より戻り実行される、イントラネット接続/印刷ログ取得/照合/更新の処理について、図16〜図18を用いて説明する。
図16は、実施例1の集計サーバ3における携帯端末2との接続/印刷ログ取得/照合/更新の流れを示すフローチャートである。図16に示す集計サーバ3の処理は、集計サーバ3のCPU300が、記憶装置305にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを実行することにより実現される。
なお、図16に示す処理は、集計サーバ3により定期的に実行される。
S1801において、集計サーバ3は、図17に例示するような、記憶部603に格納された印刷ログから、ネットワーク上を探索すべき端末IDを抽出する。
図17は、集計サーバ3に格納された印刷ログの一例を示す図である。
上記S1801では、具体的には、集計サーバ3は、記憶部603に格納された印刷ログを用いて、JOBID毎の印刷状況1104を確認し、印刷状況1104が「未完了」となっているJOBIDを含む基本情報1101に格納された端末ID、即ち「仮ログ」状態のJOBIDに対応する端末IDを抽出する。
図17の例では、印刷状況1104が「未完了」である「端末ID:aaaa」および「端末ID:bbbb」が抽出される。
次に、集計サーバ3は、S1802において、上記S1801で抽出した端末IDを有する各携帯端末が、イントラネット6上に接続されているかどうか探索する。探索の結果、イントラネット6に接続されたデバイスのIPアドレス、MACアドレス等とともに端末IDが取得される。
次に、S1803において、集計サーバ3は、上記S1801で抽出した全ての端末IDに対して、S1804以降の処理が終了したか判定する。
そして、まだ処理が終了していない端末IDがあると判定した場合(S1803でNoの場合)、アプリケーション9は、いずれか未処理の端末IDを1つ取得し、S1804に処理を進める。
S1804では、集計サーバ3は、上記取得した端末IDを有する携帯端末2が、イントラネット6に接続されているか確認する。
そして、上記取得した端末IDを有する携帯端末2のイントラネット6への接続確認がとれなかった場合(S1804でNoの場合)、集計サーバ3は、そのままS1809に処理を進める。
一方、上記取得した端末IDを有する携帯端末2のイントラネット6への接続確認がとれた場合(S1804でYesの場合)、集計サーバ3は、S1805に処理を進める。
S1805では、集計サーバ3は、上記取得した端末IDを有する携帯端末2との接続を確立する。
次に、S1806において、集計サーバ3は、上記1805で接続した携帯端末2の記憶部403に格納された印刷ログ情報を取得する。この際、例えば、携帯端末2は、集計サーバ3との接続に応じて、記憶部403に記憶された印刷ログ情報を集計サーバ3に送信する(ログ送信処理)。
そして、S1807において、集計サーバ3は、上記S1806で携帯端末2から取得した印刷ログと、集計サーバ3の記憶部603に格納されている仮ログとの照合更新処理(ジョブ照合および更新処理)を実行する。なお、上記S1807のジョブ照合および更新処理の詳細は、後述する図18で説明する。
次に、S1808において、集計サーバ3は、上記1805で接続した携帯端末2との接続を終了し、S1809に処理を進める。
S1809では、集計サーバ3は、次の端末IDの処理に移行するように制御し、S1803に処理を戻す。
そして、上記S1801で抽出した全ての端末IDに対して、上記S1804以降の処理が終了したと判定した場合(S1803でYesの場合)、アプリケーション9は、本フローチャートの処理を終了する。
以上が集計サーバ3における携帯端末2との接続/印刷ログ取得/照合/更新の処理(図5のS707〜S709)の流れとなる。
図18は、集計サーバ3におけるジョブ照合および更新処理(図5のS709及び図16のS1807)に係る処理を説明したフローチャートである。この処理は、図5のS703で作成した仮ログと携帯端末2から取得した印刷ログと仮ログを照合し最終的な印刷ログに更新する処理に対応する。なお、図18に示す集計サーバ3の処理は、集計サーバ3のCPU300が、記憶装置305にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを実行することにより実現される。
S2001において、集計サーバ3は、上述の図16のS1805で接続した携帯端末2の端末IDに対応する集計サーバ3の記憶部603に格納された印刷ログ内の全てのJOBIDについてS2002以降の処理が終了した判定する。
そして、まだ処理していないJOBIDが存在すると判定した場合(S2001でNoの場合)、集計サーバ3は、S2002に処理を進める。
S2002では、集計サーバ3は、上記接続した携帯端末に対応する全てのJOBIDの中から、未処理のJOBIDを一つ取得し、該取得したJOBID(処理中のJOBID)が、上述の図16のS1806で携帯端末2から取得した印刷ログ内のJOBIDと合致するか判定する。
そして、JOBIDが合致しないと判定した場合(S2002でNoの場合)、集計サーバ3は、そのままS2009に処理を進める。
一方、JOBIDが合致すると判定した場合(S2002でYesの場合)、集計サーバ3は、S2003に処理を進める。
S2003では、集計サーバ3は、集計サーバ3の記憶部603に格納された印刷ログと、上記携帯端末2から取得した印刷ログのJOBIDを照合し、上記取得したJOBID(上記合致したJOBID)に対応する印刷ログを、それぞれ取得する。
次に、S2004において、集計サーバ3は、上記携帯端末2から取得した印刷ログ側の印刷状況を確認する。
次に、S2005において、集計サーバ3は、上記携帯端末2から取得した印刷ログの印刷状況が「完了」であるか判定する。
そして、上記携帯端末2から取得した印刷ログの印刷状況が「完了」であると判定した場合(S2005でYesの場合)、集計サーバ3は、S2006に処理を進める。
S2006では、集計サーバ3は、上記取得した集計サーバ側の印刷ログの印刷状況が「完了」であるか判定する。
そして、上記集計サーバ側の印刷ログの印刷状況が「完了」であると判定した場合(S2006でYesの場合)、集計サーバ3は、すでに照合処理が過去になされたと判断し、そのままS2009に処理を進める。
一方、上記集計サーバ側の印刷ログの印刷状況が「完了」でないと判定した場合(S2006でNoの場合)、集計サーバ3は、S2007に処理を進める。
S2007では、集計サーバ3は、携帯端末2の記憶部403から該当JOBIDに対応する画像ファイルを取得し、記憶部603に格納する。なお、上述したように、図14のカメラ起動ボタン1613の押下により撮影された画像ファイルのファイル名はJOBIDを含む形式で携帯端末2の記憶部403に保存されている。
さらに、S2008において、集計サーバ3は、上記携帯端末2から取得した上記処理中のJOBIDの印刷ログ情報によって、集計サーバ3の記憶部603に記憶される上記処理中のJOBIDの印刷ログ情報を更新する。この処理により、集計サーバ3側に保持されていた該当JOBIDの印刷状況が「完了」となり、仮ログ状態から最終ログ状態に変わる。
そして、上記S2008の処理後、集計サーバ3は、S2009に処理を進める。
また、上記S2005において、集計サーバ3は、上記携帯端末2から取得した印刷ログの印刷状況が「完了」でないと判定した場合(S2005でNoの場合)、S2010に処理を進める。
S2010では、集計サーバ3は、上記携帯端末2から取得した印刷ログの印刷状況が「中止」であるか判定する。
そして、上記携帯端末2から取得した印刷ログの印刷状況が「中止」であると判定した場合(S2010でYesの場合)、集計サーバ3は、S2011に処理を進める。
S2011では、集計サーバ3は、集計サーバ側の印刷ログの印刷状況が「中止」であるか判定する。
そして、上記集計サーバ側の印刷ログの印刷状況が「中止」であると判定した場合(S2011でYesの場合)、集計サーバ3は、すでに照合処理が過去になされたと判断し、そのままS2009に処理を進める。
一方、上記集計サーバ側の印刷ログの印刷状況が「中止」でないと判定した場合(S2011でNoの場合)、集計サーバ3は、S2008の処理を実行する。
また、上記携帯端末2から取得した印刷ログの印刷状況が「中止」でないと判定した場合(S2010でNoの場合)、集計サーバ3は、S2012に処理を進める。
S2012では、集計サーバ3は、印刷表明時刻と現在時刻を比較して印刷表明から現在までの期間を確認する。
次に、S2013において、集計サーバ3は、印刷表明から現在までの期間が指定期間以上経過したか判定する。
そして、印刷表明から現在までの期間が指定期間以上経過したと判定した場合(S2013でYesの場合)、集計サーバ3は、S2014に処理を進める。
S2014では、集計サーバ3は、印刷完了確認処理の要求を、上記図16のS1805で接続した携帯端末2に対して行い、S2009に処理を進める。当該携帯端末2は、上記印刷完了処理の要求を受信すると、印刷完了確認画面表示フラグをONにする。これにより、携帯端末2では、アプリケーション9の起動時に、印刷完了確認画面(図14(a))が表示されるようになり、ユーザに対して印刷完了処理を行うように促すことができる。
一方、印刷表明から現在までの期間が指定期間未満と判定した場合(S2013でNoの場合)、集計サーバ3は、そのままS2009に処理を進める。
S2009では、集計サーバ3は、処理対象を、次のJOBIDに移行するように制御し、S2001に処理を戻す。
そして、上記S2001において、上述の図16のS1805で接続した携帯端末2の端末IDに対応する集計サーバ3の記憶部603に格納された印刷ログ内の全てのJOBIDについてS2002以降の処理が終了したと判定した場合(S2001でYesの場合)、集計サーバ3は、本フローチャートの処理を終了する。
以上が集計サーバ3におけるジョブ照合および更新処理(図5のS709及び図16のS1807)の流れとなる。
以上の処理により、テレワーク環境における印刷サービスを利用して印刷を行った携帯端末2がイントラネット6に接続した場合に、イントラネット6上の集計サーバ3に保持された仮ログと携帯端末2に保持された印刷完了時の印刷ログとを照合し、集計サーバ3に保持されたログを更新することができる。これにより、テレワーク環境における印刷サービス利用時の印刷に対するアカウンティングを、より確実かつ安全に実現することが可能となる。
以上、実施例1によれば、モバイル機器(携帯端末2)などで、オフィス(オンプレミス)ネットワーク(イントラネット6)上の集計サーバ3の管理外(例えば、印刷サービス4のような独立した印刷システム)で印刷された場合の印刷履歴(印刷ログ)を、集計サーバ3に残すことができる。よって、テレワーク環境における社内システムとは独立した印刷サービスの利用時等の、集計サーバ3の管理外の印刷に対するアカウンティングをより確実かつ安全に実現することができる。
実施例1では、イントラネット上の集計サーバ3における携帯端末との接続確認は、以下の通りであった。即ち、図16のS1801およびS1802に示した通り、集計サーバ3は印刷ログの印刷状況から探索すべき端末IDを抽出し(S1801)、該当端末IDの探索処理を実施した(S1802)。
実施例2では、図19のS2101およびS2102に示す通り、端末IDの抽出と探索処理の順序を変更するように構成することも可能である。以下、詳細に説明する。
図19は、実施例2の集計サーバ3における携帯端末2との接続/印刷ログ取得/照合/更新の流れを示すフローチャートである。図19に示す集計サーバ3の処理は、集計サーバ3のCPU300が、記憶装置305にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを実行することにより実現される。
イントラネット6内に配置されるデバイス管理用のサーバ(デバイス管理サーバ10(図1では不図示))が独立して定期的に、ネットワーク(イントラネット6)上の携帯端末2の探索を実施し、該探索結果を集計サーバ3に定期的に送信する。集計サーバ3は、S2101において、上記デバイス管理サーバ10から送信されたネットワーク(イントラネット6)上の携帯端末2の探索結果を受信(取得)する。
そして、S2102において、集計サーバ3は、上記S2101で受信した探索結果を用いて、記憶部603に格納された印刷ログから、ネットワーク上に探索された端末IDを持つ各携帯端末2に対応する印刷状況が「未完了」のJOBIDを全て抽出する。
以降の処理(S1803〜S1808)は、実施例1(図16)と同一であるので説明は省略する。
実施例2では、このような手順で携帯端末2の接続確認を実施することで、実施例1の効果に加え、探索処理はデバイス管理サーバ10に委譲し、集計サーバ3はより本来の目的である集計処理に特化する構成を実現することができる。
上記実施例1、2においては、イントラネット6上のサーバが定期的に携帯端末2の接続状況を検知する構成を説明した。
実施例3では、接続のリアルタイム性を向上させるために、携帯端末2側で特定ネットワーク接続(イントラネット6への接続)を検知し、印刷ログの送信処理を実施するように構成する。
図20は、実施例3の携帯端末2においてイントラネット6への接続後に携帯端末2の記憶部403に保持している印刷ログを集計サーバ3に送信する処理を示すフローチャートである。なお、図20に示す処理は、携帯端末2の制御部208内のCPUが、制御部208内のフラッシュメモリにコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを実行することにより実現される。
S2201において、携帯端末2のOS405は、利用可能なWifiネットワークのアクセスポイントの検出処理を実行する。
そして、Wifiネットワークのアクセスポイントを検出すると(S2201でYesの場合)携帯端末2のOS405は、該検出したWifiネットワークのアクセスポイントが社内ネットワーク(イントラネット6)に接続されているか(該アクセスポイントを提供する無線ルータがイントラネット6に接続されているか)判定する(S2202)。
そして、該アクセスポイントが社内ネットワークに接続されていないと判定した場合(S2202でNOの場合)、携帯端末2のOS405は、S2201に処理を戻す。
一方、該アクセスポイントが社内ネットワークに接続されていると判定した場合(S2202でYesの場合)、携帯端末2のOS405は、イントラネット6に接続する。なお、イントラネット6との無線接続のためのセキュリティーキーは予め携帯端末2において設定、保持されている。
携帯端末2がイントラネット6に接続すると、S2204において、携帯端末2のOS405は、アプリケーション9を起動する。起動方法としては、例えば、携帯端末2のOS405がAndroid(登録商標)である場合には、Broadcast Receiverを利用して特定ネットワーク接続を検知後、指定アプリケーションを起動するよう設定するなどで実現すればよい。
アプリケーション9が起動されると、S2205において、アプリケーション9は、記憶部403に格納されている印刷ログが、前回集計サーバ3に印刷ログを送信してから更新されているかどうか確認する。なお、ログの更新状態確認においては、例えば、記憶部403に記憶される内部フラグを利用し、更新時にフラグをONにし、送信後同フラグをOFFにするといった方法で行う。
そして、印刷ログが更新されていないと判定した場合(S2205でNoの場合)、アプリケーション9は、S2201に処理を戻す。
一方、印刷ログが更新されていると判定した場合(S2205でYesの場合)、アプリケーション9は、S2206に処理を進める。
S2206では、アプリケーション9は、記憶部403に格納されている印刷ログを、集計サーバ3に対して送信する(ログ送信処理)。
このように、携帯端末2において特定ネットワーク(イントラネット6)接続を検知し、印刷ログの送信処理を実施する場合、集計サーバ3側では図16及び図19で説明した端末IDの定期的な探索や未処理のJOBIDの抽出処理等を省略する。そして、集計サーバ3では、携帯端末2から送信された印刷ログに対して、図16のS1807及び図18で説明したジョブ照合・更新処理を実施する。
実施例3では、このような手順で携帯端末2からイントラネット6への接続を検知して印刷ログを集計サーバ3へ送信することで、実施例1、2の効果に加え、携帯端末2の利用者が外出先よりオフィスに戻った際に、社外(集計サーバ3の管理外)で印刷した印刷ログを、速やかに集計サーバ3へ送信し、処理することができる。
以上示したように、本発明によれば、テレワーク環境における印刷サービス利用時の印刷に対するアカウンティングをより確実かつ安全に実現することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施例について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
1 コンテンツサーバ
2 携帯端末
3 集計サーバ
4 印刷サービス
6 イントラネット
7 インターネット

Claims (14)

  1. 印刷実績を集計する集計システムと、端末装置とを有する情報処理システムであって、
    前記端末装置は、
    前記集計システムが印刷実績を管理するコンテンツを前記集計システムの管理外の印刷システムで印刷する場合に、前記情報処理システムに対して印刷表明を行った上で、印刷対象のコンテンツの印刷要求を前記管理外の印刷システムに対して行う要求手段と、
    前記印刷要求に対する印刷結果と前記印刷対象のコンテンツの識別情報と印刷設定とを含む印刷ログを記憶する記憶手段と、
    前記集計システムとの接続に応じて、前記記憶手段に記憶された印刷ログを前記集計システムに送信するログ送信手段と、を有し、
    前記集計システムは、
    前記端末装置による印刷表明に従う前記印刷対象のコンテンツの識別情報と印刷設定とを含む印刷ログを仮ログとして登録する登録手段と、
    接続された前記端末装置から送信される印刷ログの受信に応じて、該受信した印刷ログを用いて、前記仮ログとして登録された印刷ログを更新する更新手段と、を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記情報処理システムは、コンテンツを記憶するコンテンツサーバを有し、
    前記印刷表明では、前記端末装置から前記コンテンツサーバに対して前記印刷対象のコンテンツの識別情報と印刷設定とが送信され、
    前記コンテンツサーバは、
    前記印刷表明に応じて、前記印刷対象のコンテンツを前記端末装置に送信するコンテンツ送信手段と、
    前記印刷表明に応じて、前記印刷対象となるコンテンツの識別情報と印刷設定を前記集計システムに通知する通知手段と、を有し、
    前記登録手段は、前記コンテンツサーバから通知される前記印刷対象のコンテンツの識別情報と印刷設定とを含む印刷ログを仮ログとして登録することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記コンテンツサーバは、インターネットを介して前記印刷表明を受け付けることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記端末装置は、
    前記印刷表明の前に、前記管理外の印刷システムで印刷する場合の印刷設定を入力する設定手段と、
    前記印刷要求に対する印刷結果の入力と、前記設定手段で設定した印刷設定の変更を受け付ける確認手段と、を有し、
    前記印刷表明では、前記設定手段により設定された印刷設定が前記コンテンツサーバに送信され、
    前記記憶手段は、前記確認手段により印刷結果が入力された場合に、該入力された印刷結果と変更された印刷設定を印刷ログとして記憶することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理システム。
  5. 前記ログ送信手段は、前記端末装置が前記集計システムを含むイントラネット内で前記集計システムと接続した場合、前記記憶手段に記憶された印刷ログを前記集計システムに送信すること特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記更新手段は、前記集計システムを含むイントラネット内で前記端末装置を検知した場合、該端末装置から前記記憶手段に記憶された印刷ログを取得することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 印刷実績を集計する集計システムと、端末装置とを有する情報処理システムにおける端末装置であって、
    前記集計システムが印刷実績を管理するコンテンツを前記集計システムの管理外の印刷システムで印刷する場合に、前記情報処理システムに対して印刷表明を行った上で、印刷対象のコンテンツの印刷要求を前記管理外の印刷システムに対して行う要求手段と、
    前記印刷要求に対する印刷結果と前記印刷対象のコンテンツの識別情報と印刷設定を含む印刷ログを記憶する記憶手段と、
    前記集計システムとの接続に応じて、前記記憶手段に記憶された印刷ログを前記集計システムに送信するログ送信手段と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  8. 前記印刷表明では、前記印刷対象のコンテンツを記憶するコンテンツサーバに対して前記印刷対象のコンテンツの識別情報と印刷設定とが送信されることを特徴とする請求項7に記載の端末装置。
  9. 前記印刷表明では、インターネットを介して、前記コンテンツサーバに対して前記印刷対象のコンテンツの識別情報と印刷設定とが送信されることを特徴とする請求項8に記載の端末装置。
  10. 前記印刷表明の前に、前記管理外の印刷システムで印刷する場合の印刷設定を入力する設定手段と、
    前記印刷要求に対する印刷結果の入力と、前記設定手段で設定した印刷設定の変更を受け付ける確認手段と、を有し、
    前記印刷表明では、前記設定手段により設定された印刷設定が前記コンテンツサーバに送信され、
    前記記憶手段は、前記確認手段により印刷結果が入力された場合に、該入力された印刷結果と変更された印刷設定を印刷ログとして記憶することを特徴とする請求項8又は9に記載の端末装置。
  11. 前記ログ送信手段は、前記端末装置が前記集計システムを含むイントラネット内で前記集計システムと接続した場合、前記記憶手段に記憶された印刷ログを前記集計システムに送信すること特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の端末装置。
  12. 印刷実績を集計する集計システムと、端末装置とを有する情報処理システムにおける制御方法であって、
    前記端末装置が実行する、
    前記集計システムが印刷実績を管理するコンテンツを前記集計システムの管理外の印刷システムで印刷する場合に、前記情報処理システムに対して印刷表明を行った上で、印刷対象のコンテンツの印刷要求を前記管理外の印刷システムに対して行う要求ステップと、
    前記印刷要求に対する印刷結果と前記印刷対象のコンテンツの識別情報と印刷設定とを含む印刷ログを記憶手段に格納する格納ステップと、
    前記集計システムとの接続に応じて前記記憶手段に記憶された印刷ログを前記集計システムに送信するログ送信ステップと、
    前記集計システムが実行する、
    前記端末装置による印刷表明に従う前記印刷対象のコンテンツの識別情報と印刷設定とを含む印刷ログを仮ログとして登録する登録ステップと、
    接続された前記端末装置から送信される印刷ログの受信に応じて、該受信した印刷ログを用いて、前記仮ログとして登録された印刷ログを更新する更新ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  13. 印刷実績を集計する集計システムと、端末装置とを有する情報処理システムにおける端末装置の制御方法であって、
    前記端末装置が実行する、
    前記集計システムが印刷実績を管理するコンテンツを前記集計システムの管理外の印刷システムで印刷する場合に、前記情報処理システムに対して印刷表明を行った上で、印刷対象のコンテンツの印刷要求を前記管理外の印刷システムに対して行う要求ステップと、
    前記印刷要求に対する印刷結果と前記印刷対象のコンテンツの識別情報と印刷設定を含む印刷ログを記憶手段に格納する格納ステップと、
    前記集計システムとの接続に応じて、前記記憶手段に記憶された印刷ログを前記集計システムに送信するログ送信ステップと、
    を有することを特徴とする端末装置の制御方法。
  14. コンピュータを、請求項7乃至11のいずれか1項に記載された手段として機能させるためのプログラム。
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