JP2014088142A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】操作荷重の増加を抑制するために回動操作レバーの回動範囲を大きくする場合においても、回動操作レバーの回動による各種機能手段への操作の際に操作力の伝達が損なわれることなく、回動操作レバーに対する操作把持部の相対的な姿勢が回動操作レバーの回動に応じて変化させて操作性を向上させる。
【解決手段】回動操作レバーLは、シート本体1のクッションフレーム3fを固定リンクとし、操作把持部32側には、操作把持部32を支持する支持リンク30が配設されており、クッションフレーム3fと支持リンク30との間が、第1連結リンク10と第2連結リンク20によって四節リンク機構でリンク連結されており、第1連結リンク10と第2連結リンク20の少なくとも一方は、操作把持部32からの操作力をリクライニング装置6(各種機能手段)に伝達する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用シートに関する。
従来、シートクッションとシートバックとを有するシート本体と、該シート本体に備えられた各種機能手段に操作把持部からの操作力を伝達する回動操作レバーとを有する車両用シートとして、例えば図3に示すような技術が知られている。図3に図示されるように、車両用シート100は、背凭れ部となるシートバック112と、着座部となるシートクッション113とを有してシート本体110を構成する。シート本体110は、各種機能手段としてリクライニング装置116を備える。リクライニング装置116は、シートバック112の幅方向の両サイド下部に設けられることでシートクッション113と連結されている。これにより、シートバック112は、シートクッション113に対する背凭れ角度の調整を行ったり、シートクッション113の上側に前倒し可能な構成である。すなわち、シート本体110は、シートバック112がシートクッション113に対して起立した起立状態110Aと、シートクッション113の上側に前倒しされた前倒れ状態110Bの2位置を設定することができる。リクライニング装置116は、常時は、シートバック112の背凭れ角度を固定したロック状態とされて保持されている。リクライニング装置116は、シートクッション113のサイドに回動操作レバー100Lを回動操作することにより、上記のロック状態が解除されてシートバック112の背凭れ角度の調整移動が行えるようになっている。ここで示す回動操作レバー100Lは、主にシート本体110に対し後方座席の操作者がシートバック112の背凭れ角度を調整をする際に使用されるものであるため、シートクッション113に対して車両後方側に配設されている。そのため、回動操作レバー100Lは、操作者が操作しにくい部位に配設されている。このような回動操作レバー100Lを適用した車両用シートとして、例えば特許文献1が知られている。
上述のように、回動操作レバー100Lは、操作者が操作しにくい部位に配設されることに鑑み、操作荷重の増加の抑制を図ることが求められている。回動操作レバー100Lの操作荷重の増加の抑制を図るには、回動操作レバー100Lの長さを大きくする対策か、又は、回動操作レバー100Lの回動範囲100Ls(ストローク)を大きくする対策が考えられる。回動操作レバー100Lの長さを大きくする対策は、車両の限られたスペースでは困難な場合もある。これに対し、回動操作レバー100Lの回動範囲100Ls(ストローク)を大きくする対策は、回動操作レバー100Lの長さを大きくすること無く操作荷重の増加の抑制を図ることができる。
特開2008−290650号公報
しかしながら、図3に図示されるように、回動操作レバー100Lの回動範囲100Ls(ストローク)を大きくする対策は、回動操作レバー100Lの回動角度が大きくなることに伴い、回動操作レバー100Lの操作把持部118が初期位置と操作後の位置(いわゆるフルストローク)とでは大きく姿勢が異なってしまう。すなわち、回動操作レバー100Lの初期位置における操作は、操作把持部118の姿勢が略水平であることから後方に引くような操作となる。一方、操作後の操作把持部118は略垂直な姿勢の姿勢角度120となり、上方に向かって操作力を及ぼす方向へと変化するため操作しにくいという懸念が生じる。ここで回動操作レバー100Lは、操作把持部118を独立して回動可能に支持することで姿勢変更可能にする対策も考えられる。ところが、このような対策を施した場合、回動操作レバー100Lは、操作把持部118が操作する際にがたついてしまい各種機能手段への操作力の伝達が損なわれてしまうことが懸念される。すなわち、回動操作レバー100Lに対する操作力の損失が懸念される。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、シートクッションとシートバックとを有するシート本体と、シート本体に備えられた各種機能手段に操作把持部からの操作力を伝達する回動操作レバーとを有する車両用シートにおいて、操作荷重の増加を抑制するために回動操作レバーの回動範囲を大きくする場合においても、回動操作レバーの回動による各種機能手段への操作の際に操作力の伝達が損なわれることなく、回動操作レバーに対する操作把持部の相対的な姿勢を回動操作レバーの回動に応じて変化させて操作性を向上させることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートは次の手段をとる。
先ず、第1の発明に係る車両用シートは、シートクッションとシートバックとを有するシート本体と、該シート本体に備えられた各種機能手段に操作把持部からの操作力を伝達する回動操作レバーとを有する車両用シートであって、前記回動操作レバーは、前記シート本体の骨格等のベース部材を固定リンクとし、前記操作把持部側には、該操作把持部を支持する支持リンクが配設されており、前記ベース部材と前記支持リンクとの間が、第1連結リンクと第2連結リンクによって四節リンク機構でリンク連結されており、前記第1連結リンクと第2連結リンクの少なくとも一方は、前記操作把持部からの操作力を前記各種機能手段に伝達する構成であることを特徴とする。
この第1の発明によれば、シート本体の骨格等のベース部材を固定リンクとし、支持リンクと、第1連結リンクと、第2連結リンクとによって、四節リンク機構でリンク連結されている。支持リンクは、第1連結リンクと第2連結リンクが回動されるのに応じて、これら第1連結リンク、第2連結リンクに対する相対的な姿勢が変化する。また、支持リンクに支持される操作把持部は、第1連結リンク、第2連結リンクを回動させる際にがたつくことが無い。そのため、回動操作レバーの回動による各種機能手段への操作の際に操作力の伝達が損なわれることがない。
したがって、操作荷重の増加を抑制するために回動操作レバーの回動範囲を大きくする場合においても、回動操作レバーの回動による各種機能手段への操作の際に操作力の伝達が損なわれることなく、回動操作レバーに対する操作把持部の相対的な姿勢を回動操作レバーの回動に応じて変化させて操作性を向上させることができる。
次に、第2の発明に係る車両用シートは、第1の発明において、前記回動操作レバーは、前記シート本体に構成されるシートクッションに対して車両後方側に配設されており、且つ前記操作把持部が前記シートクッションの下面側に配設されていることを特徴とする。
この第2の発明によれば、回動操作レバーが、操作者の操作しにくい部位に配設されていても、回動操作レバーの回動に応じて操作者が操作する操作把持部の姿勢を変化させて操作性を向上し得るため好適である。
次に、第3の発明に係る車両用シートは、第2の発明において、前記回動操作レバーは、前記シートクッションの側面を覆うシールド内に配設されており、前記操作把持部が前記シールドを板厚方向に貫通して開口形成されたスリットを通じて前記支持リンクに支持されていることを特徴とする。
この第3の発明によれば、回動操作レバーは、シートクッションの側面を覆うシールド内に配設されている。操作把持部は、シールドを板厚方向に貫通して開口形成されたスリットを通じて支持リンクに支持されている。そのため、回動操作レバーの露出を抑制して見栄えの向上を図れる。
次に、第4の発明に係る車両用シートは、第3の発明において、前記第1連結リンクと第2連結リンクは、帯板状の板部材が屈曲して形成されることで前記回動操作レバーの操作前の初期位置においては前記シールド内に格納される位置状態に配設されることを特徴とする。
この第4の発明によれば、第1連結リンクと第2連結リンクは、帯板状の板部材が屈曲して形成されることで回動操作レバーの操作前の初期位置においてはシールド内に格納される位置状態に配設される。そのため、回動操作レバーは、操作前の初期位置における見栄えをより一層向上することができる。
次に、第5の発明に係る車両用シートは、第4の発明において、前記第1連結リンクは、一端部が前記ベース部材と回動可能に連結され前記操作把持部からの操作力を前記各種機能手段に伝える第1軸心部と、他端部が前記支持リンクと回動可能に連結される第2軸心部とを有しており、前記第1軸心部から第2軸心部への連結構成は、前記第1軸心部から径方向外方側に向かって延出する第1腕部と、該第1腕部の先端部位から前記第2軸心部に向かって延出する第2腕部とが屈曲して一体的に接続されており、前記第1腕部と第2腕部の接続部は、操作前の初期位置において相対的に前記第1軸心部より前記スリットから遠ざかる位置に配置構成されており、前記第2連結リンクは、一端部が前記第1軸心部に隣接して前記ベース部材と回動可能に連結される第3軸心部と、他端部が前記支持リンクと回動可能に連結される第4軸心部とを有しており、前記第3軸心部から第4軸心部への連結構成は、前記第3軸心部から径方向外方側に向かって延出する第3腕部と、該第3腕部の先端部位から前記第4軸心部に向かって延出する第4腕部とが屈曲して一体的に接続されており、前記第3腕部と第4腕部の接続部は、操作前の初期位置において相対的に前記第3軸心部より前記スリットから遠ざかる位置に配置構成されていることを特徴とする。
この第5の発明によれば、第1連結リンクと第2連結リンクの回動範囲の多くをシールド内とすることで、操作中の第1連結リンクと第2連結リンクの露出を抑制して見栄えを向上させることができる。また、スリットの開口部分を小さくすることができるため見栄えの向上を図ることができる。
本発明は上記各発明の手段をとることにより、シートクッションとシートバックとを有するシート本体と、シート本体に備えられた各種機能手段に操作把持部からの操作力を伝達する回動操作レバーとを有する車両用シートにおいて、操作荷重の増加を抑制するために回動操作レバーの回動範囲を大きくする場合においても、回動操作レバーの回動による各種機能手段への操作の際に操作力の伝達が損なわれることなく、回動操作レバーに対する操作把持部の相対的な姿勢を回動操作レバーの回動に応じて変化させて操作性を向上させることができる。
実施形態に係る車両用シートの回動操作レバーの初期位置状態を表した作動図である。 実施形態に係る車両用シートの回動操作レバーを操作した状態を表した作動図である。 従来の車両用シートの回動操作レバーを初期位置状態から操作した状態を表した作動図である。
以下に、本発明の実施形態について、図1、2を用いて説明する。なお、各図に適宜矢印で示す方向は、車両用シートを適用する車両の前方、後方、上方、下方とそれぞれ一致する方向である。なお、各図は、実施形態の構成を分かり易く説明するために、シート本体の内部構造を主体として図示している。そのため、シートバック2やシートクッション3については、骨格を成すバックフレーム2fやクッションフレーム3fなどの内部の骨組み構造を主体とする図示とし、外部に装着される表皮やシートパッド等の装備品を省略している。
[車両用シートの作動内容の概略]
先ず、実施形態における車両用シートの作動内容の概略を説明する。車両用シートは、図1に図示されるように車両の後部側座席として配設されており、シート本体1を構成する背凭れ部となるシートバック2と、着座部となるシートクッション3を有する。シート本体1は、シートバック2の幅方向の両サイド下部に設けられたリクライニング装置6,6(図1には片方のみ図示)によって、シートクッション3と連結されている。これにより、シートバック2は、シートクッション3に対する背凭れ角度の調整を行ったり、シートクッション3の上側に前倒し可能な構成である。すなわち、シート本体1は、シートバック2がシートクッション3に対して起立した起立状態1Aと、シートクッション3の上側に前倒しされた前倒れ状態1Bの2位置を設定することができる。なお、リクライニング装置6,6が本発明の「シート本体に備えられる各種機能手段」に相当する。
これらリクライニング装置6,6は、図1、2に図示されるように、常時は、シートバック2の背凭れ角度を固定したロック状態とされて保持されている。図示を省略するが、各リクライニング装置6,6は、シートクッション3の側方に配設されたリクライニングレバーを回動操作することにより、上記のロック状態が解除されてシートバック2の背凭れ角度の調整移動が行えるようになっている。
更に、各リクライニング装置6,6は、シートクッション3に対して車両後方側であり且つシートクッション3の側面を覆うシールド4内に配設された回動操作レバーLを後方側に引く操作(回動操作)を行うことにより、上記のロック状態が一斉に解除操作されるようになっている。
各リクライニング装置6,6は、ロッド部品(図示省略)によって互いのロック機構の操作部品が連結されており、そのロック及びロック解除の切換えが左右で同期して行われる。したがって、シートバック2は、回動操作レバーLを後方側に引くことにより、各リクライニング装置6,6のロック状態が一斉に解除されてシートバック2の背凭れ角度の固定状態が解かれシートクッション3に対して前倒れして倒しこまれた前倒れ状態1Bとされる。
ここで、シートバック2は、図1、2に図示されるように、シートクッション3との間にバネ部材2sが掛け着けられている。バネ部材2sは、常時は前倒しの回動方向に付勢されている。したがって、シートバック2は、シート本体1に乗員が着座していない状態で回動操作レバーLを後方側に引くことにより、バネ部材2sの付勢によって自動的に前倒しされてシートクッション3の上側に畳み込まれるようになっている。前述した各リクライニング装置6,6は、常時はロック状態となる作動方向に付勢がかけられており、回動操作レバーLの回動操作をやめることによって自動的にロック状態に戻されるようになっている。しかし、リクライニング装置6,6には、更に、回動操作レバーLの回動操作をやめることでロック状態に戻されるロックゾーンと、回動操作レバーLの回動操作をやめてもロック状態に戻されないフリーゾーンが設定されている。
前者のロックゾーンは、通常、シート本体1に着座した乗員が背凭れとして使用する角度領域に設定されている。すなわち、ロックゾーンは、シートバック2がシートクッション3に対して起立した起立状態1A(図1参照)の姿勢となる回動位置とシートバック2が目一杯後方側に倒し込まれた回動位置との間の領域に設定されている。そして、後者のフリーゾーンは、乗員が着座使用することのない角度領域に設定されている。すなわち、フリーゾーンは、シートバック2が起立状態1A(図1参照)の姿勢となる回動位置とシートバック2が目一杯前方側に倒し込まれた前倒れ状態1B(図2参照)の姿勢となる回動位置との間の領域に設定されている。したがって、シートバック2は、前倒しするに際して、回動操作レバーLを後方側に引くことで、シートバック2が起立状態1A(図1参照)の姿勢から前方に傾けば、あとは回動操作レバーLの操作をやめても、シートバック2がシートクッション3の上側に畳み込まれる位置まで自動的に倒し込まれて前倒れ状態1B(図2参照)の姿勢となる。
ここで、図1、2に図示されたシートクッション3の側方のリクライニング装置6,6は、シートバック2の骨格を成すバックフレーム2fと前述したクッションフレーム3fとの間の板面間に挟まれて配設されており、この両者を互いに連結している。回動操作レバーLが配設される側のリクライニング装置6には、前述したロックの作動状態を切換えるための切換軸6rが、クッションフレーム3fの外方側に突出するかたちで板厚方向に貫通して挿通されている。そして、切換軸6rの突出した先には、切換アーム6aが回動方向に一体的に嵌合されて装着されている。切換アーム6aは、切換軸6rに挿通され、その幅方向外方側から固定リング6tが装着されることにより、切換軸6rに対して抜け止めされている。これにより、切換軸6rは、切換アーム6aの回動操作によって回動し、両リクライニング装置6,6の作動状態を切換えられる。具体的には、切換アーム6aは、常時はリクライニング装置6,6に組み付けられた図示しないバネ部材の付勢力によって、図1に示される各リクライニング装置6,6がロック状態となる初期位置の状態に保持されている。
そして、切換アーム6aは、図2に示されるように回動操作レバーLの回動操作によって図示上、時計回り方向に回動操作されることにより、切換軸6rを軸回動させて各リクライニング装置6,6のロック状態を解除する。詳しくは、各リクライニング装置6,6のロック状態が解除される切換アーム6aの回動操作位置は、回動操作レバーLが図2で示された回動位置まで回動操作されたときの操作位置である。なお、各リクライニング装置6,6は、前述したようにそのロック状態が解除されてシートバック2が前倒しされていく段階では、前述したフリーゾーンの状態となる。したがって、切換アーム6aは、図2に示されるように、その回動操作をやめても元の初期位置には戻されずに図示された回動操作された位置状態に保持される。
ところで、切換アーム6aの下端部には、図1、2に図示されるように、係合ピン6cが装着されている。この係合ピン6cは、切換アーム6aに板厚方向に挿通されて取り付けられており、その挿通された先で円筒形状のころ6eが差し込まれると共に固定リング(図示省略)に固定されて抜け止めされている。これにより、係合ピン6cに差し込まれたころ6eが係合ピン6cに対して空転可能な状態に取り付けられている。この係合ピン6cに装着されたころ6eは、後述する回動操作レバーLの回動操作時に操作力の伝達を受ける機能部品として設けられている。
クッションフレーム3fには、図1、2に示されるように、上記した切換アーム6aの回動操作を行うための機能部品が組み付けられている。
具体的には、先ず、クッションフレーム3fとバックフレーム2fの連結部位には、シートバック2の前倒れ移動を規制するための前倒れストッパ3sが形成されている。前倒れストッパ3sは、シートバック2が前倒しされた際に、バックフレーム2fに一体的に設けられたL字板状のバネ掛けブラケット2bが押し当てられてシートバック2の動きを規制するようになっている。
[回動操作レバーLの構成]
次に、回動操作レバーLの構成について説明する。回動操作レバーLは、図1、2に示されるように、シートクッション3の骨格を成すクッションフレーム3fに対して組み付けられている。そして、回動操作レバーLは、後方側に引く操作を行うことにより、図示された一方側のリクライニング装置6から突設された切換軸6rを軸回動操作して、両リクライニング装置6,6のロック状態を一斉に解除するようになっている。
シート本体1は、図1、2に示されるように、図示された一方側のリクライニング装置6に対し、操作把持部32からの操作力を伝達する回動操作レバーLが備えられている。回動操作レバーLは、四節リンク機構でリンク連結されている。回動操作レバーLの四節リンク機構は、シート本体1のシートクッション3のクッションフレーム3fを固定リンクとする。クッションフレーム3fが本発明の「ベース部材」に相当する。操作把持部32側には、操作把持部32を支持する支持リンク30が配設されている。クッションフレーム3fの固定リンクと支持リンク30との間は、第1連結リンク10と第2連結リンク20がリンク連結される。これにより、回動操作レバーLは、クッションフレーム3fの固定リンク、支持リンク30、第1連結リンク10、第2連結リンク20がリンク連結されることで四節リンク機構を構成する。
回動操作レバーLは、図1、2に示されるように、シート本体1に構成されるシートクッション3に対して車両後方側に配設されており、且つ操作把持部32がシートクッション3の下面側に配設されている。詳しくは、回動操作レバーLは、シートクッション3の側面を覆うシールド4内に配設されている。そして、操作把持部32がシールド4を板厚方向に貫通して開口形成されたスリット4sを通じて支持リンク30に支持されている。
第1連結リンク10は、図1、2に示されるように、帯板状の板部材からなり、第1腕部11と第2腕部12が一体的に接続されて略U字状に屈曲している。
第1腕部11の端部は、クッションフレーム3fと回動可能に連結され操作把持部32からの操作力を図示された一方側のリクライニング装置6に伝える第1軸心部11aが構成される。ここで、第1軸心部11aが本発明の「第1連結リンクの一端部」に相当する。
第1軸心部11aには、図1、2に示されるように、そのアーム形状の先端部に、口述する切換アーム6aの係合ピン6cに装着されたころ6eを押し操作することのできる操作部11bが形成されている。操作部11bは、回動操作レバーLを図示反時計回り方向に回動操作した際に、ころ6eを押圧して切換アーム6aを一体的に押し動かす。これにより、回動操作レバーLは、切換アーム6aを図示時計回り方向に回動操作して、各リクライニング装置6,6のロック状態を解除することができる。
第2腕部12の端部は、支持リンク30と回動可能に連結される第2軸心部12aが構成される。ここで、第2軸心部12aが本発明の「第1連結リンクの他端部」に相当する。
第1腕部11は、第1軸心部11aから径方向外方側に向かって延出する。そして、第2腕部12は、第1腕部11の先端部位から第2軸心部12aに向かって延出する。第1腕部11と第2腕部12の接続部13は、操作前の初期位置において相対的に第1軸心部11aよりスリット4sから遠ざかる位置に配置構成されている。
これにより、第1連結リンク10は、屈曲して形成されることで回動操作レバーLの操作前の初期位置においてはシールド4内に格納される位置状態に配設される。
第2連結リンク20は、図1、2に示されるように、帯板状の板部材からなり、第3腕部23と第4腕部24が一体的に接続されて略U字状に屈曲している。
第3腕部23の端部は、第1軸心部11aに隣接してクッションフレーム3fと回動可能に連結される第3軸心部23aが構成される。ここで、第3軸心部23aが本発明の「第2連結リンクの一端部」に相当する。
第4腕部24の端部は、支持リンク30と回動可能に連結される第4軸心部24aが構成される。ここで、第4軸心部24aが本発明の「第2連結リンクの他端部」に相当する。
第3腕部23は、第3軸心部23aから径方向外方側に向かって延出する。そして、第4腕部24は、第3腕部23の先端部位から第4軸心部24aに向かって延出する。
第3腕部23と第4腕部24の接続部25は、操作前の初期位置において相対的に第3軸心部23aよりスリット4sから遠ざかる位置に配置構成されている。
これにより、第2連結リンク20は、屈曲して形成されることで回動操作レバーLの操作前の初期位置においてはシールド4内に格納される位置状態に配設される。
支持リンク30は、図1、2に示されるように、第1連結リンク10の第2軸心部12aと、第2連結リンク20の第4軸心部24aが回動可能に軸支する連結部30aと、操作把持部32を支持する支持部30bとが一体的に形成されている。
クッションフレーム3fには、図1、2に示されるように、アーム状の板部材より成る第1連結リンク10の第1軸心部11aが支軸8によって回動可能に軸支連結されている。支軸8は、クッションフレーム3fに対して一体的に結合されており、第1連結リンク10に対してこれを回動可能に軸支する連結状態とされている。
そして、第1連結リンク10とクッションフレーム3fとの間には、第1連結リンク10を図示時計回り方向に回動付勢する巻きバネ8bが掛着されている。巻きバネ8bは、その一端が前述したクッションフレーム3fと一体的となっている支軸8の頭部に嵌め込まれて掛着されており、他端が第1連結リンク10に掛着されて取り付けられている。これにより、第1連結リンク10は、クッションフレーム3fに対して図示時計回り方向に回動付勢されており、図示を省略したストッパに当接することで回動操作レバーLの操作把持部32が垂下した姿勢状態に保持されている。
また、第1連結リンク10の第2軸心部12aは、前述した支持リンク30の連結部30aと回動可能に軸支連結されている。
クッションフレーム3fには、図1、2に示されるように、アーム状の板部材より成る第2連結リンク20の第3軸心部23aが支軸9によって回動可能に軸支連結されている。
支軸9は、支軸8と隣接している。支軸9は、クッションフレーム3fに対して一体的に結合されており、第2連結リンク20に対してこれを回動可能に軸支する連結状態とされている。また、第2連結リンク20の第4軸心部24aは、前述した支持リンク30の連結部30aと回動可能に軸支連結されている。
支持リンク30の支持部30bには、操作把持部32が固定されている。これにより、操作把持部32は、支持リンク30と一体的に回動操作されるようになっている。
このように、実施形態の車両用シートによれば、シート本体1の骨格であるクッションフレーム3fを固定リンクとし、支持リンク30と、第1連結リンク10と、第2連結リンク20とによって、四節リンク機構でリンク連結されている。支持リンク30は、第1連結リンク10と第2連結リンク20が回動されるのに応じて、これら第1連結リンク10、第2連結リンク20に対する相対的な姿勢が変化する。そして、支持リンク30に支持される操作把持部32も第1連結リンク10、第2連結リンク20に対する相対的な姿勢が変化する。図2に図示されるように、初期位置における操作把持部32(仮想線で図示)は、略水平の姿勢である。これに対し、操作後の操作把持部32(実線で図示)は、初期位置の略水平の姿勢との関係において相対的に姿勢角度34を有する。
図3に示すように、従来の回動操作レバー100Lの操作後の操作把持部118は、略垂直な姿勢の姿勢角度120である。これに対し、本実施形態の回動操作レバーLの操作後の操作把持部32の姿勢角度34は、姿勢角度120より小さい。すなわち、操作把持部32の姿勢角度34は、初期位置と操作後の姿勢変化が少ない。そのため、操作把持部32に対する操作は、初期位置から操作終了まで後方に引くような操作力を及ぼすことができる。また、支持リンク30に支持される操作把持部32は、第1連結リンク10、第2連結リンク20を回動させる際にがたつくことが無い。そのため、回動操作レバーLの回動によるリクライニング装置6,6への操作の際に操作力の伝達が損なわれることがない。
また、図2に示す回動操作レバーLの操作把持部32における回動範囲Lsは、図3に示す従来の回動操作レバーLの操作把持部118における回動範囲100Lsと同等の回動範囲を得られる。
したがって、操作荷重の増加を抑制するために回動操作レバーLの操作把持部32における回動範囲Lsを大きくする場合においても、回動操作レバーLの回動によるリクライニング装置6,6への操作の際に操作力の伝達が損なわれることなく、回動操作レバーLに対する操作把持部32の相対的な姿勢が回動操作レバーLの回動に応じて変化させて操作性を向上させることができる。
また、回動操作レバーLは、シート本体1に構成されるシートクッション3に対して車両後方側に配設されており、且つ操作把持部32が、シートクッション3の下面側に配設されている。そのため、回動操作レバーLが、操作者の操作しにくい部位に配設されていても、回動操作レバーLの回動に応じて操作者が操作する操作把持部32の姿勢を変化させて操作性を向上し得るため好適である。
また、回動操作レバーLは、シートクッション3の側面を覆うシールド4内に配設されている。操作把持部32は、シールド4を板厚方向に貫通して開口形成されたスリット4sを通じて支持リンク30に支持されている。そのため、回動操作レバーLの露出を抑制して見栄えの向上を図れる。
また、第1連結リンク10と第2連結リンク20は、帯板状の板部材が屈曲して形成されることで回動操作レバーLの操作前の初期位置においてはシールド4内に格納される位置状態に配設される。そのため、回動操作レバーLは、操作前の初期位置における見栄えをより一層向上することができる。
第1連結リンク10における第1腕部11と第2腕部12の接続部13は、操作前の初期位置において相対的に第1軸心部11aよりスリット4sから遠ざかる位置に配置構成されている。また、第2連結リンク20における第3腕部23と第4腕部24の接続部25は、操作前の初期位置において相対的に第3軸心部23aよりスリット4sから遠ざかる位置に配置構成されている。すなわち、第1連結リンク10と第2連結リンク20が回動する範囲の多くをシールド4内とすることで、操作中の第1連結リンク10と第2連結リンク20の露出を抑制して見栄えを向上させることができる。
また、第1連結リンク10の第2腕部12、第2連結リンク20の第4腕部24は、帯板状の板部材が屈曲して形成されることで、シールド4の下面側に向かって突き出るような作動となる。そのため、シールド4のスリット4sの開口部分は、シールド4の下面側にのみ開口させればよくなるため開口部分を小さくすることができ、見栄えの向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の車両用シートは、実施形態に限定されず、その他各種の形態で実施することができるものである。例えば、本実施形態においては、回動操作レバーを車両用シートの各種機能手段の一態様であるリクライニング装置に適用するものについて説明した。しかしながら、本発明の車両用シートは、いわゆるスペースアップシートと呼ばれる跳ね上げ格納式の車両用シートにも適用可能である。スペースアップシートと呼ばれる跳ね上げ格納式の車両用シートは、概略シートクッションとシートバックとを有するシート本体と、シート本体と車両の床面等の車体構成部材との間に設けられシート本体をスライド移動可能に車体構成部材に設置するスライド機構と、を有している。シート本体は、シートバックがシートクッションに対して起立した起立状態と、前倒れした前倒れ状態との2位置を設定することができる。前倒れ状態では車室内側面方向に跳ね上げて格納することのできるように構成されている。詳細は、例えば特開2008−296817号公報に示されている。また、上記回動操作レバーは、スペースアップシートのうちスライド機構を有さない構成にも適用し得る。
上記以外にも、本発明の車両用シートの各種機能手段は、車両用シートに備えられ得る各種機能手段に適用可能である。例えば、車両用シートの各種機能手段は、シートバックを前傾姿勢にした状態でシート本体をスライド可能な構成とするウォークイン機構、シートクッションを前方に跳ね上げるとともにシートバックを前方に前倒れ状態の構成とするダブルフォールディング機構、シートバックとシートクッションを車両フロア面に畳み込むチルトダウン機構等、種々の各種機能がある。これら各種機能手段において、本発明の車両用シートに構成される回動操作レバーを適用できる。かかる場合、回動操作レバーの配設位置は、上記各種機能の用途に合わせて車両内の種々の位置に設定できる。例えば、シートバックの肩部に設定されるものであってもよい。
本実施形態における固定リンクは、シート本体の骨格等のベース部材としてクッションフレーム3fを適用したがこれに限定されない。たとえば、固定リンクは、シート本体の骨格を構成する各種フレームであってもよいし、これら、各種フレームと剛結合されたブラケット等をベース部材として適用してもよい。
本実施形態における回動操作レバーLの回動によるリクライニング装置6,6への操作の際に操作力の伝達は、回動操作レバーLの第1連結リンク10の第1軸心部11aにおける操作部11bが切換アーム6aを押し操作する構成とされている。しかしながら、これに限定されない。回動操作レバーによる各種機能手段への操作力の伝達は、回動操作レバーが直接、各種機能手段に連結される構成でもよいし、ワイヤケーブルによる牽引により操作力を伝達する構成や、リンク機構、カム機構、ギヤ機構、プーリ機構等の種々の機械的伝達手段を適用できる。
1 シート本体
1A 起立状態
1B 前倒れ状態
2 シートバック
2b バネ掛けブラケット
2f バックフレーム
2s バネ部材
3 シートクッション
3f クッションフレーム(ベース部材)
3s 前倒れストッパ
4 シールド
4s スリット
6 リクライニング装置(各種機能手段)
6a 切換アーム
6c 係合ピン
6e ころ
6r 切換軸
6t 固定リング
8 支軸
8b 巻きバネ
9 支軸
10 第1連結リンク
11 第1腕部
11a 第1軸心部
11b 操作部
12 第2腕部
12a 第2軸心部
13 接続部
20 第2連結リンク
23 第3腕部
23a 第3軸心部
24 第4腕部
24a 第4軸心部
25 接続部
30 支持リンク
30a 連結部
30b 支持部
32 操作把持部
34 操作把持部の姿勢角度
L 回動操作レバー
Ls 操作把持部の回動範囲

Claims (5)

  1. シートクッションとシートバックとを有するシート本体と、該シート本体に備えられた各種機能手段に操作把持部からの操作力を伝達する回動操作レバーとを有する車両用シートであって、
    前記回動操作レバーは、前記シート本体の骨格等のベース部材を固定リンクとし、
    前記操作把持部側には、該操作把持部を支持する支持リンクが配設されており、
    前記ベース部材と前記支持リンクとの間が、第1連結リンクと第2連結リンクによって四節リンク機構でリンク連結されており、
    前記第1連結リンクと第2連結リンクの少なくとも一方は、前記操作把持部からの操作力を前記各種機能手段に伝達する構成であることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    前記回動操作レバーは、前記シート本体に構成されるシートクッションに対して車両後方側に配設されており、且つ前記操作把持部が前記シートクッションの下面側に配設されていることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項2に記載の車両用シートであって、
    前記回動操作レバーは、前記シートクッションの側面を覆うシールド内に配設されており、
    前記操作把持部が前記シールドを板厚方向に貫通して開口形成されたスリットを通じて前記支持リンクに支持されていることを特徴とする車両用シート。
  4. 請求項3に記載の車両用シートであって、
    前記第1連結リンクと第2連結リンクは、帯板状の板部材が屈曲して形成されることで前記回動操作レバーの操作前の初期位置においては前記シールド内に格納される位置状態に配設されることを特徴とする車両用シート。
  5. 請求項4に記載の車両用シートであって、
    前記第1連結リンクは、
    一端部が前記ベース部材と回動可能に連結され前記操作把持部からの操作力を前記各種機能手段に伝える第1軸心部と、
    他端部が前記支持リンクと回動可能に連結される第2軸心部とを有しており、
    前記第1軸心部から第2軸心部への連結構成は、前記第1軸心部から径方向外方側に向かって延出する第1腕部と、該第1腕部の先端部位から前記第2軸心部に向かって延出する第2腕部とが屈曲して一体的に接続されており、
    前記第1腕部と第2腕部の接続部は、操作前の初期位置において相対的に前記第1軸心部より前記スリットから遠ざかる位置に配置構成されており、
    前記第2連結リンクは、
    一端部が前記第1軸心部に隣接して前記ベース部材と回動可能に連結される第3軸心部と、
    他端部が前記支持リンクと回動可能に連結される第4軸心部とを有しており、
    前記第3軸心部から第4軸心部への連結構成は、前記第3軸心部から径方向外方側に向かって延出する第3腕部と、該第3腕部の先端部位から前記第4軸心部に向かって延出する第4腕部とが屈曲して一体的に接続されており、
    前記第3腕部と第4腕部の接続部は、操作前の初期位置において相対的に前記第3軸心部より前記スリットから遠ざかる位置に配置構成されていることを特徴とする車両用シート。
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