JP2014087547A - 繰出し容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】残圧に起因した開孔からの内容物の漏れ出しを防止することができる繰出し容器を提供することである。
【解決手段】開孔4が形成された繰出しヘッド3を軸方向の一端に備える筒状の容器本体2の軸方向の他端に回転操作部材6を回転自在に取り付け、容器本体2の内部に、回転操作部材6とともに回転するスクリューロッド7を設け、スクリューロッド7にピストン部材10をねじ結合する。スクリューロッド7を、連結部材8により、回転操作部材6に対して容器本体2の軸方向に移動自在となるように弾性支持させ、この連結部材8に、回転操作部材6の軸心を中心として周方向に等間隔に並ぶとともに軸方向に向けて突出する複数の突起13を設けるとともに、容器本体2の端壁15aに、突起13とは反対側へ向けて突出して突起13に噛み合う複数の凸部14を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転操作部材の回転操作により、容器本体に収容した内容物を開孔から徐々に繰り出すことができる繰出し容器に関する。
従来から、この種の繰出し容器は、液状やクリーム状の化粧料や整髪料、制汗剤等の内容物を収容する容器として多く用いられている。
例えば、特許文献1には、一端側に開孔が設けられた筒状の容器本体の他端に、回転操作部材を回転自在に設け、この回転操作部材の回転操作により、容器本体の内部に設けたピストン部材を開孔の側へ向けて移動させて、容器本体に収容された内容物を、ピストン部材により押して、開孔から適量ずつ繰り出すようにした繰出し容器が記載されている。
特開2009−131506号公報
しかしながら、このような繰出し容器では、内容物を適量ずつ吐出させるために、開孔は、ピストン部材の押圧面積に対して小さく形成されているので、内容物の繰出し後に、容器本体の内部に残圧が生じ、この残圧により、内容物が開孔から徐々に漏れ出てしまう恐れがあった。
本発明の目的は、残圧に起因した開孔からの内容物の漏れ出しを防止することができる繰出し容器を提供することにある。
本発明の繰出し容器は、開孔が形成された繰出しヘッドを軸方向の一端に備えた筒状の容器本体と、前記容器本体の軸方向の他端に回転自在に取り付けられた回転操作部材と、前記容器本体の内部に配置され、前記回転操作部材に連結されて該回転操作部材とともに回転するスクリューロッドと、前記スクリューロッドにねじ結合するねじ孔を備え、前記容器本体の内部で軸方向に移動自在のピストン部材と、を有する繰出し容器であって、前記スクリューロッドと前記回転操作部材との間に、前記スクリューロッドと前記回転操作部材とを連結するとともに、前記スクリューロッドを前記回転操作部材に対して、前記容器本体の軸方向に移動自在となるように弾性支持する連結部材を設け、前記容器本体または前記連結部材の何れか一方に、前記回転操作部材の軸心を中心として周方向に等間隔に並ぶとともに軸方向に向けて突出する複数の突起を設け、前記容器本体または前記連結部材の何れか他方に、前記突起とは反対側に向けて突出して、前記突起に噛み合う少なくとも1つの凸部を設けたことを特徴とする。
上記構成においては、前記連結部材は、前記スクリューロッドに一体に連なる内側環状部、前記回転操作部材に固定される外側環状部、および、軸方向に弾性変形自在に形成され、前記内側環状部と前記外側環状部とを連結する連結片を有するのが好ましい。
上記構成においては、前記容器本体の他端に、前記スクリューロッドが貫通する貫通孔を備えるとともに前記連結部材に対向する端壁を設け、前記内側環状部または前記端壁のいずれか一方に複数の前記突起を設け、前記内側環状部または前記端壁のいずれか他方に複数の前記凸部を設けるのが好ましい。
上記構成においては、前記連結部材の前記外側環状部に、周方向に等間隔に並ぶとともに軸方向に突出する複数の副突起を設け、前記端壁に、前記副突起に噛み合うとともに前記副突起に対して軸方向に弾性的に移動自在の爪部を設けるのが好ましい。
本発明によれば、内容物を繰り出すために、回転操作部材を回転操作すると、凸部が突起を次々に乗り越えることにより、スクリューロッドが容器本体に対して軸方向に繰り返し進退動作するので、ピストン部材は、スクリューロッドの回転と進退動作により、軸方向への進退動作を伴いながら繰出しヘッドの側へ向けて移動することになる。ピストン部材が進退動作を伴いながら移動することにより、内容物の繰り出しの際に容器本体の内部に生じる残圧は、ピストンの進退動作の度に開放されるので、内容物の繰り出し後における容器本体の内部の残圧を低減させて、残圧に起因した開孔からの内容物の漏出を防止することができる。
本発明の一実施の形態である繰出し容器の縦断面図である。 図1に示す繰出し容器の繰出しヘッドの周りを拡大して示す拡大断面図である。 図2に示す繰出しヘッドの平面図である。 図1に示す繰出し容器の回転操作部材の周りを拡大して示す拡大断面図である。 図4に示す進退機構の分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に例示説明する。
図1に示す本発明の一実施の形態である繰出し容器1は、断面楕円形の筒状に形成された容器本体2を備えている。図2に示すように、容器本体2の軸方向の一端は口部2aとなっており、この口部2aには、例えばゴムや樹脂材料等により形成される繰出しヘッド3がアンダーカット係合により取り付けられている。なお、繰出しヘッド3は、アンダーカット係合に限らず、ねじ結合など他の手段により口部2aに取り付けることもでき、また、容器本体2と一体に形成することもできる。繰出しヘッド3の円形ドーム状に形成された塗布面3aには、図3に示すように、8本のスリット状の開孔4が形成されている。これらの開孔4は放射状に配置され、それぞれ容器本体2の内部に連通している。なお、開孔4は、例えば4本とするなど、その本数は任意に設定することができ、また、その配置も放射状に限らず、任意の配置とすることができる。また、開孔4の形状は、スリット状に限らず、例えば、丸孔形状や渦巻き形状など、種々の形状とすることもできる。
図1、図2に示すように、容器本体2の口部2aにはキャップ5が着脱自在に取り付けられる。不使用時には、このキャップ5を取り付けることにより、繰出しヘッド3の塗布面3aをキャップ5で覆うことができる。図示する場合では、キャップ5は、ねじ結合により口部2aに取り付けられる構造とされているが、アンダーカット係合等の他の手段により口部2aに取り付ける構造とすることもできる。
図1、図4に示すように、容器本体2の他端つまり口部2aとは反対側の軸方向端部は取付け部2bとなっており、この取付け部2bには回転操作部材6が取り付けられている。回転操作部材6は、容器本体2と同等の外径寸法を有する有底筒状に形成されており、その側壁6aの内周面の開口端よりの部分には、環状の凹溝6bが形成されている。一方、容器本体2の取付け部2bの外周面には、径方向外側に向けて突出する環状の係合突起2cが設けられており、回転操作部材6は、その凹溝6bが容器本体2の係合突起2cにアンダーカット係合することにより、容器本体2に、当該容器本体2の軸心を中心として回転自在に取り付けられている。
なお、回転操作部材6は、図示するアンダーカット係合に限らず、他の手段により、容器本体2に回転自在に取り付けられてもよい。
容器本体2の内部には、容器本体2の軸心に沿ってスクリューロッド7が配置されている。スクリューロッド7は、細長い中空筒状に形成され、その外周面にねじ部7aを備えている。スクリューロッド7の先端は、繰出しヘッド3の内面に一体に設けられた支持筒3bに遊嵌され、当該支持筒3bに相対回転自在かつ軸方向に相対移動自在に支持されている。
一方、スクリューロッド7の基端(回転操作部材と対向する側の端部)には、連結部材8が一体に設けられている。図4、図5に示すように、連結部材8は、スクリューロッド7の基端に一体に連なる内側環状部8aと、内側環状部8aと同軸の円環状に形成された外側環状部8bとを備えており、内側環状部8aと外側環状部8bとは、周方向に間隔を空けて並ぶ複数の連結片8cにより連結されている。これらの連結片8cは、外側環状部8bの側よりも内側環状部8aの側の方が、繰出しヘッド3に近くなるように、容器本体2やスクリューロッド7の径方向に対して僅かに傾斜する板状に形成されている。連結部材8は、連結片8cが傾斜するテーパ状の外形を有するので、スクリューロッド7の基端および内側環状部8aは回転操作部材6の底壁6cに対して軸方向に間隔を有している。また、連結片8cは、それぞれ、内側環状部8aと外側環状部8bの軸方向距離を増減させるように、容器本体2の軸方向に向けて弾性変形自在となっている。
連結部材8の外側環状部8bは、回転操作部材6の側壁6aの内周面に嵌め込まれるとともに、回転操作部材6の底壁6cに設けられた固定筒6dの外周面に回り止め部9により凹凸係合することにより、回転操作部材6に固定されている。これにより、スクリューロッド7は、連結部材8を介して、回転操作部材6に固定され、つまり、一体回転可能に連結されている。また、スクリューロッド7は、容器本体2の軸方向へ向けて弾性変形自在の連結片8cを備えた連結部材8により、回転操作部材6に対して、容器本体2の軸方向に移動自在となるように弾性支持されているので、連結片8cを弾性変形させて、回転操作部材6や容器本体2に対して、その軸方向に進退移動することができる。
容器本体2の内部には、ピストン部材10が軸方向に移動自在に収容されている。ピストン部材10は、断面が楕円形状の筒状の内筒部10aと外筒部10bとを備えており、これらの筒部10a,10bが、その一端側において、口部2aの形状に合わせた外形形状を有する連結筒部10cで連結された中空構造となっている。内筒部10aの内周側はねじ孔11となっており、このねじ孔11に設けられた雌ねじ11aにおいて、ピストン部材10はスクリューロッド7にねじ結合している。ピストン部材10の外筒部10bは、容器本体2の内径寸法よりも僅かに小さい外径寸法に形成されており、その外周面には、容器本体2の内周面に摺接して、ピストン部材10と容器本体2との間を液密に保持する上下2段のシール部10d,10eが一体に設けられている。ピストン部材10は、容器本体2とともに断面が楕円形状に形成され、容器本体2に対して回り止めされているので、回転操作部材6が回転操作されて、回転操作部材6とともにスクリューロッド7が回転すると、ピストン部材10はスクリューロッド7により駆動されて、容器本体2の内部を軸方向に移動する。
この繰出し容器1には、回転操作部材6の回転に伴ってスクリューロッド7を軸方向に進退動作させるために、進退機構12が設けられている。この進退機構12は、複数の突起13と複数の凸部14とを有している。
複数の突起13は、連結部材8の内側環状部8aの繰出しヘッド3の側を向く表面に一体に設けられている。これらの突起13は、それぞれ、当該表面から繰出しヘッド3の側へ向けて容器本体2の軸方向へ突出するとともに、回転操作部材6の軸心を中心として周方向に等間隔に並べて配置されている。つまり、これらの突起13は、スクリューロッド7の周りに等間隔に並べて配置され、それぞれスクリューロッド7の外周面に連ねられている。各突起13をスクリューロッド7の外周面に連ねることにより、突起13の剛性を高めることができる。
一方、複数の凸部14は、容器本体2の取付け部2bの開口端に取り付けられたプレート部材15に設けられる。このプレート部材15は、連結部材8に対向する端壁15aを備えており、この端壁15aの外周縁に設けられた4つの凸片15bが、取付け部2bの開口端に設けられた4つの凹部2dに係合することにより、プレート部材15は、容器本体2に対して回り止めされている。端壁15aの軸心には貫通孔15cが設けられており、スクリューロッド7は、この貫通孔15cを貫通している。複数の凸部14は、プレート部材15の端壁15aの、連結部材8と対向する側の表面に設けられ、当該表面から連結部材8の側へ向けて突出している。また、複数の凸部14は、貫通孔15cの周りに、当該貫通孔15cの軸心を中心として、つまり回転操作部材6の軸心を中心として周方向に等間隔に並べて設けられている。
本実施の形態においては、突起13と凸部14は、それぞれ同数が設けられている。そして、突起13と凸部14は、軸方向に重複して並ぶように配置されて、互いに噛み合わされている。
この繰出し容器1は、回転操作部材6の回転操作に節度感(クリック感)を与えるために、節度機構16を備えている。この節度機構16は、複数の副突起17と爪部18を有している。
複数の副突起17は、連結部材8の外側環状部8bのプレート部材15の側を向く表面に、回転操作部材6の軸心を中心として周方向に等間隔に並べて、当該外側環状部8bと一体に設けられている。これらの副突起17は、それぞれ、外側環状部8bからプレート部材15の側へ向けて軸方向に突出している。一方、プレート部材15の端壁15aには、その外周縁に筒状部15dが一体に設けられており、爪部18は、この筒状部15bに一体に設けられている。爪部18は、容器本体2の軸方向へ向けて弾性変形自在のアーム部15eの先端に設けられ、このアーム部15eの弾性変形により、当該軸方向に弾性的に移動することができる。爪部18は副突起17に噛み合っており、回転操作部材6が回転操作されると、軸方向に弾性的に移動して次々に副突起17を乗り越え、回転操作部材6の回転操作に節度感(クリック感)を与えることができる。これにより、回転操作部材6の操作性を高めることができる。
なお、図5においては、複数の突起13、凸部14および副突起17の一部にのみ符号を付してある。
次に、このような繰出し容器1の作用について説明する。
容器本体2の内部の、ピストン部材10と繰出しヘッド3との間の部分は収容室19となっており、この収容室19に、例えば液状、クリーム状または半固体状の化粧料や整髪料、制汗剤等の内容物(不図示)が収容される。
キャップ5を取り外した状態で回転操作部材6を所定の方向に回転操作すると、回転操作部材6とともにスクリューロッド7が回転し、ピストン部材10がスクリューロッド7により駆動されて繰出しヘッド3の側へ向けて軸方向に移動する。ピストン部材10が繰出しヘッド3の側へ移動することにより、収容室19に収容された内容物がピストン部材10により押されて、繰出しヘッド3の開孔4から順次繰り出される。回転操作部材6を回転させる量に応じて、繰り出す内容物の量を調整することができる。開孔4から内容物が繰り出されると、その内容物が繰出された繰出しヘッド3の塗布面3aを、被塗布面に押し当てながら動かすことにより、開孔4から繰り出した内容物を、塗布面3aを用いて被塗布面に塗布し、塗り広げることができる。図1、2に仮想線で示すように、ピストン部材10がストローク端位置にまで移動すると、ピストン部材10の連結筒部10cが口部2aの内側に入り込んで、容器本体2から全ての内容物を繰り出すことができる。
ここで、本発明の繰出し容器1では、回転操作部材6を回転させると、ピストン部材10は、スクリューロッド7により駆動されて繰出しヘッド3の側へ向けて軸方向に移動するだけでなく、進退機構12により、スクリューロッド7とともに軸方向に沿って進退動作することになる。つまり、回転操作部材6が回転操作され、回転操作部材6やスクリューロッド7とともに連結部材8が回転すると、連結部材8に設けられた複数の突起13が、容器本体2に固定された端壁15aに設けられた凸部14を次々に乗り越え、その乗り越えの度に、連結部材8が繰出しヘッド3から離れる軸方向へ向けて弾性変形する。これにより、スクリューロッド7は軸方向に進退動作つまり往復動し、スクリューロッド7にねじ結合するピストン部材10も、スクリューロッド7とともに軸方向に進退動作することになる。このとき、凸部14は、突起13と同数設けられているので、連結部材8をその軸心を中心とした周方向について均等に弾性変形させて、スクリューロッド7を確実に進退動作させることができる。
このように、内容物を繰り出すために、回転操作部材6を回転操作すると、ピストン部材10は、スクリューロッド7の回転に伴って繰出しヘッド3の側へ向けて移動するとともに、スクリューロッド7とともに容器本体2に対して軸方向に進退動作することになる。これにより、内容物の繰り出しの際に、容器本体2の内部の内容物が、ピストン部材10により開孔4に向けて押されても、その際に容器本体2の内部に生じる残圧は、ピストン部材10が進退動作する度に開放されることになるので、内容物の繰り出しを終了したときには、容器本体2の内部の残圧は低減されることになる。したがって、本発明の繰出し容器1では、内容物の繰り出し後における、容器本体2の内部の残圧を低減して、内容物の繰り出し後における、残圧に起因する開孔4からの内容物の漏出を防止することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前記実施の形態においては、連結部材8に複数の突起13を設け、端壁15aに複数の凸部14を設けるようにしているが、連結部材8に複数の凸部14を設け、端壁15aに複数の突起13を設けるようにしてもよい。
また、前記実施の形態においては、突起13と同数となる複数の凸部14を設けるようにしているが、これに限らず、凸部14は少なくとも1つ設けられていればよい。
さらに、前記実施の形態においては、連結部材8をスクリューロッド7と一体に設けるようにしているが、これに限らず、連結部材8を回転操作部材6と一体に設けて、スクリューロッド7に対して固定する構造とすることもでき、また、連結部材8を回転操作部材6やスクリューロッド7とは別体に形成し、これを回転操作部材6とスクリューロッド7のそれぞれに固定する構造とすることもできる。
さらに、容器本体2に収容する内容物としては、化粧料や整髪料、制汗剤に限らず、液状、クリーム状または半固体状のものであれば他のものを用いることもできる。
さらに、前記実施の形態においては、容器本体2とピストン部材10とが断面楕円形状に形成されているが、これに限らず、容器本体2とピストン部材10とを、断面円形に形成するようにしてもよい。この場合、容器本体2とピストン部材10との間に、例えば、軸方向に延びる溝と、当該溝に係合する凸部とを有する回り止め機構を設けて、ピストン10を容器本体2に対して回り止めするようにしてもよい。
1 繰出し容器
2 容器本体
2a 口部
2b 取付け部
2c 係合突起
2d 凹部
3 繰出しヘッド
3a 塗布面
3b 支持筒
4 開孔
5 キャップ
6 回転操作部材
6a 側壁
6b 凹溝
6c 底壁
6d 固定筒
7 スクリューロッド
7a ねじ部
8 連結部材
8a 内側環状部
8b 外側環状部
8c 連結片
9 回り止め部
10 ピストン部材
10a 内筒部
10b 外筒部
10c 連結筒部
10d,10e シール部
11 ねじ孔
11a 雌ねじ
12 進退機構
13 突起
14 凸部
15 プレート部材
15a 端壁
15b 凸片
15c 貫通孔
15d 筒状部
15e アーム部
16 節度機構
17 副突起
18 爪部
19 収容室

Claims (4)

  1. 開孔が形成された繰出しヘッドを軸方向の一端に備えた筒状の容器本体と、前記容器本体の軸方向の他端に回転自在に取り付けられた回転操作部材と、前記容器本体の内部に配置され、前記回転操作部材に連結されて該回転操作部材とともに回転するスクリューロッドと、前記スクリューロッドにねじ結合するねじ孔を備え、前記容器本体の内部で軸方向に移動自在のピストン部材と、を有する繰出し容器であって、
    前記スクリューロッドと前記回転操作部材との間に、前記スクリューロッドと前記回転操作部材とを連結するとともに、前記スクリューロッドを前記回転操作部材に対して、前記容器本体の軸方向に移動自在となるように弾性支持する連結部材を設け、
    前記容器本体または前記連結部材の何れか一方に、前記回転操作部材の軸心を中心として周方向に等間隔に並ぶとともに軸方向に向けて突出する複数の突起を設け、
    前記容器本体または前記連結部材の何れか他方に、前記突起とは反対側に向けて突出して、前記突起に噛み合う少なくとも1つの凸部を設けたことを特徴とする繰出し容器。
  2. 前記連結部材は、前記スクリューロッドに一体に連なる内側環状部、前記回転操作部材に固定される外側環状部、および、軸方向に弾性変形自在に形成され、前記内側環状部と前記外側環状部とを連結する連結片を有する、請求項1記載の繰出し容器。
  3. 前記容器本体の他端に、前記スクリューロッドが貫通する貫通孔を備えるとともに前記連結部材に対向する端壁を設け、前記内側環状部または前記端壁のいずれか一方に複数の前記突起を設け、前記内側環状部または前記端壁のいずれか他方に複数の前記凸部を設けた、請求項2記載の繰出し容器。
  4. 前記連結部材の前記外側環状部に、周方向に等間隔に並ぶとともに軸方向に突出する複数の副突起を設け、前記端壁に、前記副突起に噛み合うとともに前記副突起に対して軸方向に弾性的に移動自在の爪部を設けた、請求項3記載の繰出し容器。
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