JP6700676B2 - 回転繰出容器 - Google Patents
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Description
この化粧品繰出容器において、化粧材は先筒の先端開口孔から進出可能であるが、先筒と基筒との相対回転によって化粧材を後退させようとすると、押出杆の後部に取り付けられたストッパー部が、基筒に形成されるラチェット段部に当接して化粧材を後退不能としている構成のものである。
また、本発明は、棒状部材を充填構造で収容できシール性の高い構造が簡単で組み立てが容易な回転繰出容器を提供しようとするものである。
先軸の後部に複数のスリットを形成し、スリット間に片持ちで撓む弾発部を設け、前記弾発部は回転動作により後軸内部に複数形成された凹凸部を乗り越えることを特徴とする回転繰出容器である。
前記シール部材は、先軸内面寸法(d)よりも僅かに大きい(d1)寸法で配設され、シール部材後方には軸線方向に移動可能で先軸内回転方向には規制されているネジ棒がシール部材後部と噛み合う又は当接するように配設されていることが好適である。
キャップ22は、図3に示すように、先方が閉じ後方の開口した円筒状体である。不使用時には、図1に示すように、先軸10を覆って筒状のキャップ22を嵌めた状態にできる。また、使用時には、図2に示すように、キャップを外して先軸10を露出しその先端から棒状部材14を繰出して露出できる。前記キャップ22の後端部内周には、先軸10(突起10b)との嵌合用の凸部22aが形成されている。
先軸10は、図4に示すように、棒状部材14の装填通路(芯装填部に相当)10aが、横断面楕円形状に形成され、かつ装填通路10aが先方向きに開口した先端部から中央部に渡って貫通して形成されている。
後軸12は、図5に示すよう、後端の閉じた円筒状であり、前端部の内周に前記縦リブ12aが形成され、縦リブ12aの後方部には、ネジ体20が回転不能に嵌め込まれ、前方部に前記ラチェット部24が当接する。
図6に示すように、ネジ棒18の前部は、横断面形状が楕円で平坦外周面の押し部18aになっている。前端面には、凹部が形成されている。
ネジ棒18の後部は、外周面に雄ネジの形成されたネジ部18bであり、ネジ部18bは、略正円形状のネジに側面に平面部18b1が形成されている。
ネジ体20は、図7に示すように、概略筒状であり、前端部外周には、回り止め用リブ20aが複数形成され、後端部内周には、雌ネジが形成されている。
保持部材(ピストン)16は、ネジ棒18の先端部に棒状部材(芯)14を装着するものである。
前記棒状部材14は、前記先軸10内に直接充填された固形化粧料としている。そして、前記棒状部材14の後方に保持部材(シール部材に相当)16を配置している。
保持部材16は、先軸10内面寸法(d)よりも僅かに大きい(d1)寸法で配設される。そして、前記保持部材16後方には軸線方向に移動可能で先軸内回転方向には規制されているネジ棒18が保持部材後部と当接する(噛み合わせても良い)ように配設されている。
つまり、図2に示すように、回転繰出容器では、前記先軸10の後軸12組み付け側(後端部)にアーム24aが円周方向に片持ちで撓むように設けられる共に、後軸12内周に複数(例えば18本)の縦リブ12aが均等に配設されることによりクリック感を奏する。その場合に、アーム24aの先端の突部24bが、縦リブ12aの頂部と谷部の凸凹(凸凹間の段差0.2mm)を乗り越えることでクリック感を出している。先軸10に対しての後軸12回転方向は、順回転のみで逆回転方向には規制されている。従って一度繰出された棒状部材14の装填芯は戻すことはできない。
また、後軸12内部と螺合するネジ棒18が備えられ、前記ネジ棒18の先端部は棒状部材14と略同形状に形成され、後端部側は非正円形状にネジ部18bが形成されており,先軸10の装填通路10a内に保持部材16まで材料を充填すれば棒状部材14ができ、先軸10に対して後軸12を回転させることにより棒状部材14を簡単な構造で繰出すことができるという優れた効果を奏し得る。
また、棒状部材を先軸の充填通路に充填して成型することに限定されず、別途作成した成型芯を装填しても良い。また、棒状部材が充填通路と同断面形状であることに限定されず、他の断面形状の芯を装填するようにしても良い。
また、前記ラチェット部は回転方向を規制する以外に、逆回転を許容する構造とすることもできる。
図1の実施形態と比較し、棒状部材14の芯形状が円形であること、先軸10、保持部材(ピストン)16、ネジ棒18が異なる。
10a 装填通路
12 後軸
14 棒状部材(芯)
16 保持部材(シール部材)
16c シール部
18 ネジ棒
20 ネジ体
24 ラチェット部
Claims (2)
- 筒状の先軸の後方に該先軸に対して相対回転自在に設けられた筒状の後軸と、先軸内に挿入されて楕円形状の棒状部材を支持するための保持部材を有してなり、後軸に対して先軸を回転させることによって棒状部材を先軸に対して軸方向に移動させる回転繰出容器であって、
先軸の後部に複数のスリットを形成し、スリット間に片持ちで撓む弾発部を設け、前記弾発部は回転動作により後軸内部に複数形成された凹凸部を乗り越えると共に、先軸の先端部は楕円形状に形成され、先軸の中央部の外周面には棒状部材を覆うキャップとの嵌合用の突起が形成され、中央部から後方には円筒形状の気密部と、前記キャップのシール部が外嵌めする気密構造になり、前記棒状部材は、前記先軸内に直接充填された固形化粧料であり、前記棒状部材の後方にシール部材を配置しており、
前記シール部材後方には軸線方向に移動可能で先軸内回転方向には規制されているネジ棒がシール部材後部と噛み合う又は当接するように配設されていると共に、前記シール部材は、前記棒状部材を支持するための保持部材であり、
前記ネジ棒のネジ部の後端のネジ山の高さを低くし、後端面内部には肉盗みの穴を設けたことを特徴とする回転繰出容器。 - 前記棒状部材は揮発性シリコーン、揮発性炭化水素と溶剤に溶解するフィルム形成樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載の回転繰出容器。
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JP2015109986A JP6700676B2 (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | 回転繰出容器 |
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Family Applications (1)
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JP2015109986A Active JP6700676B2 (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | 回転繰出容器 |
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