JP2014087428A - 開放型の使い捨ておむつ - Google Patents

開放型の使い捨ておむつ Download PDF

Info

Publication number
JP2014087428A
JP2014087428A JP2012238332A JP2012238332A JP2014087428A JP 2014087428 A JP2014087428 A JP 2014087428A JP 2012238332 A JP2012238332 A JP 2012238332A JP 2012238332 A JP2012238332 A JP 2012238332A JP 2014087428 A JP2014087428 A JP 2014087428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic
fixed
region
liquid
chassis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012238332A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014087428A5 (ja
JP6033040B2 (ja
Inventor
Kenichi Sasayama
賢一 笹山
Kunihiko Katsuragawa
邦彦 桂川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unicharm Corp
Original Assignee
Unicharm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unicharm Corp filed Critical Unicharm Corp
Priority to JP2012238332A priority Critical patent/JP6033040B2/ja
Publication of JP2014087428A publication Critical patent/JP2014087428A/ja
Publication of JP2014087428A5 publication Critical patent/JP2014087428A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6033040B2 publication Critical patent/JP6033040B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 排泄物の横漏れを確実に防止するとともに、前後ウエスト域において排泄物を収容するために十分な大きさを有する収容スペースが形成される開放型の使い捨ておむつの提供。
【解決手段】 シャーシ14のサイド弾性部25は、前後端接合域68,69を介して主体部65に固定された前後固定端部70,71と、主体部65に固定されていない中間部72とを有する。前ウエスト域11において、前端接合域68を介して主体部65に固定され、かつ、サイド弾性部25の内側縁25aに連結された前連結パネル51が配置され、弾性ベルト片16,17と連続又は別体であって、後端接合域69を介して主体部65に固定され、かつ、サイド弾性部25の内側縁25aに連結された後連結パネル52とを有し、前後連結パネル51,52は、それぞれ、サイド弾性部25の前記内側縁25a間に位置する非固定域75,78を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、使い捨ておむつ、特に、開放型の使い捨ておむつに関する。
従来、後ウエスト域の両側縁部の内面に位置するファスナ部と、前ウエスト域の外面に位置するファスナ部が係止される受止部とを有する開放型の使い捨ておむつは公知である。例えば、特許文献1には、後ウエスト域の両側縁から横方向の外側へテープファスナが延びており、テープファスナを前ウエスト域の外面に止着することによって、着用者の身体に着用される開放型の使い捨ておむつが開示される。
特開平7−184947号公報
特許文献1に開示の開放型の使い捨ておむつは、吸収体から起立可能な一対のバリアカフと、前後ウエスト域のすくなくとも一方において、吸収体の前後端縁の縦方向の外側に位置するエンドフラップと、各バリアカフの内側縁とに固定された連結パネルとを有する。連結パネルは、その各バリアカフの内側縁に固定された固定側部とエンドフラップに固定された固定端部との間に位置する中央非接合域を有し、中央非接合域と吸収体との間には排泄物を収容するための収容スペースが形成される。
しかし、かかるおむつでは、バリアカフを形成するバリアシートが前後ウエスト域においてエンドフラップに固定され、かつ、クロッチ域において吸収体の両側縁から横方向の外側に位置するサイドフラップに固定されているので、バリアカフの高さ寸法が比較的に小さくなり、中央非接合域と吸収体との間に形成される収容スペースが比較的に幅狭であって、移動した排泄物を収容、保持しうる十分な大きさの収容スペースを形成することができない。
そこで、本発明の課題は、従来の技術の改良であって、排泄物の横漏れを確実に防止するとともに、前後ウエスト域において排泄物を収容するために十分な大きさを有する収容スペースが形成される開放型の使い捨ておむつに関する。
前記課題を解決するために、本発明は、縦方向及び横方向を有し、肌対向面及び非肌対向面と、前ウエスト域と、後ウエスト域と、前後ウエスト域間に位置するクロッチ域と、少なくとも前記クロッチ域において前記縦方向へ延びる吸液構造体を有するシャーシと、前記後ウエスト域において前記シャーシの両側縁から前記横方向の外側へ延び、前記肌対向面にファスナ部が配置された弾性ベルト片を含む開放型の使い捨ておむつに関する。
本発明は、前記シャーシは、前記吸液構造体が配置された主体部と、前記主体部の前記横方向の外方に位置する両側部と、前記シャーシの前後端部の肌対向面に配置された前後端接合域と、前記両側部を内方へ折曲することによって形成される一対のサイド弾性部とを有し、前記サイド弾性部は、前記前後端接合域を介して前記主体部に固定された前後固定端部と、前記主体部に固定されていない中間部とを有し、前ウエスト域において、前記前端接合域を介して前記主体部に固定され、かつ、前記サイド弾性部の内側縁に連結された前連結パネルが配置され、後ウエスト域において、前記弾性ベルト片と連続又は別体であって、前記後端接合域を介して前記主体部に固定され、かつ、前記サイド弾性部の前記内側縁に連結された後連結パネルが配置されており、前記前後連結パネルは、それぞれ、前記サイド弾性部の前記内側縁間に位置する非固定域を有することを特徴とする。
本発明に係る開放型の使い捨ておむつによれば、前後ウエスト域において、シャーシの一部と折り曲げて形成されたサイド弾性部の内側縁間に前後連結パネルが接合され、前後連結パネルは該内側縁間に非固定域を有するので、前後連結パネルとシャーシとの間に収容スペースが形成され、該スペースにおいて前後ウエスト域に移動した排泄物を収容、保持することができる。
本発明の第1実施形態における開放型の使い捨ておむつの斜視図。 おむつのサイドシーム部を剥離して前後方向に伸展した状態をその内面から見た展開平面図。 おむつの分解斜視図。 吸液構造体を仮想線で示し、シャーシと各接合域のみを実線で示す、おむつ展開平面図。 図4のシャーシを展開した様子を示す図。 各弾性ベルト片を仮想線で示す、おむつの展開平面図。 図2のVII−VII線に沿う模式的断面図。 図2のVIII−VIII線に沿う模式的断面図。 図2のIX−IX線に沿う模式的断面図。 図1のX−X線に沿う断面図。 第2実施形態における図2と同様のおむつの展開平面図。 図11のXII−XII線に沿う模式的断面図。 第3実施形態における図2と同様のおむつの展開平面図。 第3実施形態における吸液構造体の一部破断平面図。
<第1実施形態>
図1〜図3を参照すると、本実施形態に係る開放型の使い捨ておむつ10は、縦方向Yとそれに直交する横方向Xと、縦軸P及び横軸Qとを有する。おむつ10は、肌対向面及び非肌対向面と、前ウエスト域11と、後ウエスト域12と、前後ウエスト域11,12間を縦方向Yへ延びるクロッチ域13とを有するシャーシ14と、少なくともクロッチ域13の肌対向面に取り付けられた吸液構造体15と、シャーシ14の後ウエスト域12における両側縁部から横方向Xの外側へ延出する第1及び第2弾性ベルト片16,17とを含む。
シャーシ14は、縦長の略矩形状であって、カバーシート20から形成される。
カバーシート20は、不透液性の繊維不織布シート、プラスチックフィルム又はそれらのラミネートシートから形成された内外面シート22,23を有する。内外面シート22,23は、両シート22,23のうちのいずれか一方のシートの内面に塗布されたホットメルト接着剤(図示せず)を介して互いに接合される。カバーシート20の両側部は、内方へ折り曲げられて、クロッチ域13において縦方向Yへ延びる一対のサイド弾性部25が形成される。サイド弾性部25は、内側縁25aと、カバーシート20の折曲部位からなる外側縁25bとを有する。
各サイド弾性部25には、縦方向Yへ延びる複数条のストランド状又はストリング状の第1及び第2レッグ弾性体26,27が配設されており、少なくとも縦方向Yにおいて弾性化されている。第1レッグ弾性体26はサイド弾性部25の内側縁25aに沿って縦方向Yへ直状に延びる。第2レッグ弾性体27は、第1レッグ弾性体26の横方向Xの外側に位置し、横軸Qから前ウエスト域11側へ延びる直状部29と、横軸Qから後ウエスト域12側へ延びる曲状部30とを有する。曲状部30は、後方に向かうにつれて次第に横方向Xの外側に延びる。第1及び第2レッグ弾性体26,27は、それらの全周に塗布されたホットメルト接着剤又は/および内外面シート22,23のいずれか一方の内面に塗布されたホットメルト接着剤を介して縦方向Yに伸縮可能な状態で両シート22,23間に固定される。
各弾性ベルト片16,17は、縦方向Yにおいて離間対向する両端縁32,33と、横方向Xにおいて離間対向する内外側縁34,35とを有する。内側縁34は縦方向Yへ延びる直状を有し、外側縁35は横方向の外方へ向かって凸となる形状を有する。各弾性ベルト片16,17の内側縁34は、後記のとおり、サイド弾性部25の外側縁25bに沿って縦方向Yへ延びる接合域36を介してシャーシ14に接合される。各弾性ベルト片16,17は、横方向Xに伸縮可能な第1弾性部40と、第1弾性部40から横方向Xの外側に位置するフラップ部41とをさらに有する。
第1弾性部40は、繊維不織布又はプラスチックシートから形成された、肌対向面側に位置する第1シート42と、非肌対向面側に位置する第2シート43と、横方向Xへ延びる複数条のストランド状又はストリング状の第1ウエスト弾性体44とを有する。第1ウエスト弾性体44は、第1ウエスト弾性体44の全周に塗布されたホットメルト接着剤又は/及び第1及び第2シート42,43のいずれか一方の内面に塗布されたホットメルト接着剤を介して横方向Xに伸縮可能な状態で両シート42,43間に固定される。フラップ部41は、略台形状の補強シート45から形成される。補強シート45は、例えば、繊維不織布又はプラスチックシートから形成された2枚のシートから形成される。両シートは、それぞれ、第1シート42と第2シート43とに接着又は溶着によって接合されており、第1弾性部40の外側部が補強シート45間に介在された状態で固定される。
補強シート45の外側部の肌対向面には、プラスチックフィルム、繊維不織布、それらのラミネート等の比較的に剛性及び引張強度の高いシート材料から形成され、メカニカルファスナのフック群を有するファスナ部47が配置される。このように、第1弾性部40を形成するシート部材とは別体の非伸縮性かつ比較的に高剛性のシートを第1弾性部40に連結し、それにファスナ部47を配置させることによって、伸縮域に配置する場合に比して、ファスナ部47をより安定的に受止シート48に止着することができる。
受止シート48は、プラスチックフィルムに繊維不織布や編み物等を貼付して形成された、メカニカルファスナのループ群を有する。受止シート48は、ホットメルト接着剤、熱シール、粘着テープ等の各種公知の接合手段によって前ウエスト域11のほぼ外面全体に配置されており、ファスナ部47を受止シート48に係脱可能に止着することによって、ウエスト開口49と一対のレッグ開口とが画定される。
図2を参照すると、受止シート48は、前ウエスト域11のほぼ外面全体に配置されているので、ファスナ部47のターゲット範囲が広く、サイズ調整が容易である。また、通常、開放型おむつは着用者を仰寝させた状態で着用させるところ、受止シート48は比較的に剛性の高いシート材料から形成されているので、着用者が立位状態であっても、着用補助者が一方の手で前ウエスト域11を着用者の腹部全体に押し当てた状態のまま他方の手でファスナ部47を受止シート48に止着することによって、比較的容易に着用操作を行うことができる。なお、受止シート48にループ要素を配置せず、受止シート48を繊維不織布シートから形成し、ファスナ部47のフック群を該シートを構成する繊維に係止させることによって止着してもよいし、受止シート48を用いることなく、前ウエスト域11の外面を形成する繊維不織布シートに直接止着してもよい。また、ファスナ部47として、フック群のほかに粘着剤を使用してもよいし、その場合には受止シート48は表面が平滑なプラスチックフィルムから形成してもよい。
前後ウエスト域11,12のサイド弾性部25間において、前後連結パネル51,52が吸液構造体15を跨ぐように内側縁25a近傍に取り付けられる。連結パネル51,52は、質量約10〜20g/mの不透液性のSMS(スパンボンド・メルトブローン・スパンボンド)繊維不織布若しくはスパンボンド不織布から形成された内面シート53と、透湿性プラスチックシートから形成された外面シート54とを有する。
後ウエスト域12に位置する後連結パネル52は、さらに、内外面シート53,54間に介在された複数条のストランド状又はストリング状の第2ウエスト弾性体55を有する。第2ウエスト弾性体55は、第2ウエスト弾性体55の全周に塗布されたホットメルト接着剤又は/及び内外面シート53,54のいずれか一方の内面に塗布されたホットメルト接着剤を介して横方向Xに伸縮可能な状態で両シート53,54間に固定される。後連結パネル52は、第2ウエスト弾性体55の配置された領域において、少なくとも横方向Xにおいて弾性化された第2弾性部56を有する。第2弾性部56が形成されることによって、後連結パネル52の着用者の肌に対するフィット性が向上する。一方、前連結パネル51にも弾性部を設けてもよいが、前連結パネル51に弾性部を設けないことによって、前ウエスト域11全体が非弾性領域となるので、その外面に配置された受止シート48に弾性部材の収縮作用による襞や皺が形成されることはなく、その平面性が確保でき、ファスナ部47を安定的に止着することができる。
本実施形態のおむつ10においては、第1及び第2ベルト片16,17をシャーシ14に連結するための接合域36と、後連結パネル52をシャーシ14に連結するための後記のサイド接合域77において弾性部材が配設されていないので、弾性部材を配設するために多量の接着剤を使用して、該接合域の剛性が高くなって肌に違和感を与えたりするおそれはない。
第1及び第2レッグ弾性体26,27は、太さ470〜940dtex、伸長倍率約2.0〜2.8倍、第1ウエスト弾性体44は、太さ約470〜940dtex、伸長倍率約1.5〜3.5倍、第2ウエスト弾性体55は、太さ約470〜940dtex、伸長倍率約1.5〜3.5倍のストランド状又はストリング状の弾性材料からそれぞれ形成することができる。また、第1及び第2ウエスト弾性体44,55の縦方向Yにおける離間寸法(ピッチ)は、約5.0〜15.0mmである。おむつ10が縦方向Y及び横方向Xに伸展された状態において、第1ウエスト弾性体44の横方向Xの寸法、すなわち、第1弾性部40の横方向Xの寸法は、第2ウエスト弾性体55の横方向Xの寸法、すなわち、第2弾性部56の横方向Xの寸法よりも大きくなっている。具体的には、前者が約190〜230mm、後者が約120〜160mmである。このように、第1弾性部40の横方向Xの寸法が第2弾性部56の横方向Xの寸法よりも大きいことによって、着用者のウエスト周りに対するフィット性が向上し、着用時におけるクロッチ域の位置ずれを防止することができる。
図3を参照すると、吸液構造体15は、ホットメルト接着剤を介してカバーシート20の主体部65の肌対向面に固定されており、吸液層60と、透液性シートから形成された吸液層の少なくとも肌対向面側を被覆する身体側ライナ61とを有する。吸液層60は、不水溶性かつ自己質量の10倍以上の吸水力を有するいわゆる高吸収性ポリマー粒子(SAP)、木材フラッフパルプ、オプションとして熱可塑性繊維を僅かに含む混合物から形成された吸収性コアを親水性SMS不織布などの透液性シートで被包することによって形成される。
図4及び5を参照すると、カバーシート20は、その展開状態において、横方向Xへ互いに並行して直状に延びる両端縁20a,20bと、縦方向Yへ互いに並行して直状に延びる両側縁20c,20dとによって画定された矩形状であって、吸液構造体が配置される主体部65(シャーシの主体部)と、縦方向Yに延びる一対の折曲ライン67と、折曲ライン67の横方向Xの外側に位置する本体両側部66とを有する。カバーシート20の両側部66の内面には、両側縁20c,20d間において両端縁20a,20bに沿って横方向Xに一連に延びる前後端接合域68,69が配置されており、折曲ライン67に沿って両側部66を主体部65に向かって折り曲げ、前後端接合域68,69を介して互いに固定することによって、サイド弾性部25が形成される。図4を参照すると、サイド弾性部25の前後固定端部70,71は、それぞれ、前後端接合域68,69を介して主体部65に固定され、前後固定端部70,71間に位置する中間部72は主体部65に固定されていない。このように、中間部72全体が主体部65に固定されていないことから、着用状態において、前後固定端部70,71間において比較的に高さ寸法の大きなバリアカフが形成される。
図6,7及び10を参照すると、前連結パネル51は、その中央部がサイド弾性部25の前固定端部70間に位置する前端接合域68を介してシャーシ14に接合され、かつ、その両側部がサイド弾性部25の内側縁25aに沿って縦方向Yへ延びるサイド接合域74を介してシャーシ14に接合される。前端接合域68の縦方向Yの寸法はサイド接合域74の縦方向Yの寸法よりも小さく、前端接合域68とサイド接合域74との間には前連結パネル51が主体部65に固定されていない非固定域75が画定される。図7に示すとおり、かかる非固定域75が画定されることによって、主体部65と前連結パネル51との間には、排泄物を収容するための前中央スペース76が形成される。また、前ウエスト域11においては、サイド弾性部25の中間部72のうちの前固定端部70寄りの部位である前端自由部80と主体部65との間に形成された前サイドスペース82と前連結パネル51の下方に位置する前中央スペース76とが横方向Xにおいて連通することによって、前収容スペース(前方ポケット)83が形成される。
図6及び8〜10を参照すると、後ウエスト域12において、第1及び第2弾性ベルト片16,17は、サイド弾性部25の外側縁25bに沿って縦方向Yに延びる接合域36を介してシャーシ14に固定される。また、後連結パネル52は、その中央部がサイド弾性部25の固定後端部71間に位置する後端接合域69を介してシャーシ14に接合され、かつ、その両側部がサイド弾性部25の内側縁25aに沿って縦方向Yへ延びるサイド接合域77を介してシャーシ14に接合される。後端接合域69の縦方向Yの寸法はサイド接合域77の縦方向Yの寸法よりも小さく、後端接合域69とサイド接合域77との間には後連結パネル52が主体部65に固定されていない非固定域78が画定される。図8に示すとおり、かかる非固定域78が画定されることによって、主体部65及び吸液構造体15の後端部と後連結パネル52との間には排泄物を収容するための後中央スペース79が形成される。
図8を参照すると、後ウエスト域12においては、サイド弾性部25の中間部72の後固定端部71寄りの部位である後端自由部81と主体部65との間に形成された後サイドスペース84と、後連結パネル52の下方に位置する後中央スペース79とが横方向Xにおいて連通することによって、後収容スペース(後方ポケット)85が形成される。後連結パネル52においては、第2弾性部56が配置されていることによって、着用者の身体に対する密着性が向上し、着用者の姿勢等による影響を受けることなく後収容スペース85が安定的に形成される。
ここで、例えば、サイド弾性部25がシャーシ14の主体部65と別体のシート部材から形成され、かつ、その前後端部及び両側縁部が主体部65に固定されている場合には、バリアカフの立ち上がり起点となる部位がサイド弾性部25の外側縁25b(折曲縁)よりも横方向Xの内方に位置するので、バリアカフの高さ寸法が比較的に小さくなる。したがって、前後サイドスペース82,84が狭小となり、前後収容スペース83,85が前後ウエスト域11,12に移動した排泄物を十分に収容することができないおそれがある。本実施形態に係るおむつ10の場合には、サイド弾性部25の前後端自由部80,81が前後ウエスト域11,12に位置し、前後連結パネル51,52の下方に位置する前後中央スペース76,79と連通してシャーシ14の横方向X寸法全体に延びる前後収容スペース(前後ポケット)83,85が形成されるから、前後ウエスト域11,12に移動した排泄物を十分に収容することができ、排泄物が着用者の胴周りに付着するのを防止することができる。このように、比較的に高さ寸法の大きなバリアカフが形成されることから、バリアカフの自由縁部(サイド弾性部25の内側縁25a)が着用者の大腿部に密着して排泄物の横漏れを防止されるとともに、吸液構造体15の中央部は着用者の身体から離間するので、シャーシ14内にはより大きな排泄物の収容スペースが形成される(図10参照)。
再び、図6を参照すると、本実施形態においては、サイド弾性部25の第1レッグ弾性体26の後端26aが後連結パネル52の第2弾性部56の下端に近接している。ここで、「第1レッグ弾性体26が近接する」とは、サイド弾性部25と後連結パネル52とが連結されるサイド接合域77と第1レッグ弾性体26の実質的に伸縮性を発現している部分が重なること、又は、かかる実質的に伸縮性を発現する部分は重ならないが、カットバックされて実質的に伸縮性に発現していない部分とが重なることを意味する。このように、第1レッグ弾性体26が第2弾性部56に近接するので、着用者の姿勢が変化したり、着用者の体型が異なる場合であっても、それらが連動してサイド弾性部25と後連結パネル52とが着用者の身体に密着し、後方収容スぺース85が安定的に形成される。
<第2実施形態>
図11及び図12を参照すると、本実施形態においては、第1及び第2弾性ベルト片16,17と後連結パネル52とに相当する部分が、一連に横方向Xに延びる弾性ウエストパネル90から形成される。弾性ウエストパネル90は、サイド弾性部25の肌対向面に位置し、第2弾性部56を囲むように横軸Qに向かってコ字状を有する接合域89を介してシャーシ14に固定される。かかる態様においても、前後ウエスト域11,12においてサイドスペースと中央スペースとが連通した前後収容スペースが形成されるので、前後ウエスト域11,12に移動した排泄物を確実に収容することができる。
<第3実施形態>
図13及び図14を参照すると、本実施形態においては、吸液構造体15の吸液層60は、主として高吸収性ポリマー粒子から形成された吸収性コアと、肌対向面側に位置する質量約8.0〜15.0g/m、好ましくは、質量約10.0g/mの透液性の繊維不織布から形成された第1シート(上面シート)91と、非肌対向面側に位置する質量約8.0〜15.0g/m、好ましくは、11.0g/mの透液性又は難透液性或いは不透液性のSMS繊維不織布から形成された第2シート(下面シート)92とを含む。
吸液層60は、さらに、吸収性コアが配置された、縦方向Yへ所与寸法離間する略矩形状に画定された吸液域93と、吸収性コアが実質的に配置されていない、吸液域を取り囲むように形成されたシール部94とを有する。なお、本実施形態において、吸液域93は、8つの区域に区分されているが、吸液構造体15の要する吸収性能に応じてその面積、区域数を適宜変更することができ、例えば、8つ以上の区域に区分されていてもよいし、吸液構造体15の全体に延びる1つの区域のみから形成されていてもよい。
吸液域93では、第1シート91の内面には、ホットメルト接着剤96を介して質量約30〜300g/m、好ましくは、質量約40〜280g/mの高吸収性ポリマー粒子95がほぼ一様に固定されている。高吸収性ポリマー粒子95には、吸液層60全体の吸収速度を調整するために、例えば、吸収速度の異なる2種類のものを併用することができる。また、後記の本発明の効果を奏する限りにおいて、吸収性コアには、高吸収性ポリマー粒子95のみならずフラッフパルプやオプションとして熱可塑性繊維などの公知の材料を比較的に低い混合率でその一部に含むものであってもよい。具体的には、フラッフパルプ等の吸水性繊維を混合する場合は、吸収性コア全体に対して約0〜30質量%の割合で混合されていることが好ましい。ホットメルト接着剤96には、各種公知のものを使用することができるが、体液の吸収後であって、吸収性ポリマー粒子が第1シート91から剥離しないようにするために、疎水性を有する接着剤を使用することが好ましい。
このように、吸液層60の吸収性コアは、吸収性ポリマー粒子95とそれを被包するシート部材のみから形成されているので、吸液構造体15は、吸収性コアが吸収性ポリマー粒子95とフラッフパルプとの混合物から形成されている場合に比して薄くなる。したがって、シャーシ14内において、比較的に多量の排泄物を収容、保持しうるより大きな収容スペースが形成される。
おむつ10を構成する各構成部材には、本明細書に記載されている材料のほかに、この種の物品において通常用いられている各種の公知の材料を制限なく用いることができる、また、本発明の明細書及び特許請求の範囲において、「第1」、「第2」および「第3」の用語は、同様の要素、位置などを単に区別するために用いられている。
以上に記載した本発明に関する開示は、少なくとも下記事項に要約することができる。
縦方向及び横方向を有し、肌対向面及び非肌対向面と、前ウエスト域と、後ウエスト域と、前後ウエスト域間に位置するクロッチ域と、少なくとも前記クロッチ域において前記縦方向へ延びる吸液構造体を有するシャーシと、前記後ウエスト域において前記シャーシの両側縁から前記横方向の外側へ延び、前記肌対向面にファスナ部が配置された弾性ベルト片を含む開放型の使い捨ておむつにおいて、
前記シャーシは、前記吸液構造体が配置された主体部と、前記主体部の前記横方向の外方に位置する両側部と、前記シャーシの前後端部の肌対向面に配置された前後端接合域と、前記両側部を内方へ折曲することによって形成される一対のサイド弾性部とを有し、前記サイド弾性部は、前記前後端接合域を介して前記主体部に固定された前後固定端部と、前記主体部に固定されていない中間部とを有し、前ウエスト域において、前記前端接合域を介して前記主体部に固定され、かつ、前記サイド弾性部の内側縁に連結された前連結パネルが配置され、後ウエスト域において、前記弾性ベルト片と連続又は別体であって、前記後端接合域を介して前記主体部に固定され、かつ、前記サイド弾性部の前記内側縁に連結された後連結パネルが配置されており、前記前後連結パネルは、それぞれ、前記サイド弾性部の前記内側縁間に位置する非固定域を有する前記おむつ。
上記段落0037に開示した本発明は、少なくとも下記の実施の形態を含むことができる。
(1)前記サイド弾性部は、前記内側縁部に沿って前記縦方向へ延びる第1レッグ弾性体と、前記第1レッグ弾性体の前記横方向の外側に位置して前記縦方向へ延びる第2弾性体とを有する。
(2)前記第2レッグ弾性体は、前記前ウエスト域側から後方へ延びる直状部と、前記後ウエスト域側において前記縦方向の外側へ向かうにつれて次第に前記横方向の外側へ延びる曲状部を有する。
(3)前記後連結パネルは前記横方向に伸縮可能な伸縮域を有し、前記前連結パネルには伸縮域が形成されていない。
(4)前記吸液構造体は、透液性の身体側ライナと吸液層とを有し、前記吸液層は、透液性の第1シートと、透液性又は不透液性の第2シートと、第1及び第2シート間に介在された吸収性ポリマー粒子とを有する。
10 開放型の使い捨ておむつ
11 前ウエスト域
12 後ウエスト域
13 クロッチ域
14 シャーシ
15 吸液構造体
16,17 弾性ベルト片
25 サイド弾性部
25a サイド弾性部の内側縁
25b サイド弾性部の外側縁
26 第1レッグ弾性体
27 第2レッグ弾性体
29 第2レッグ弾性体の直状部
30 第2レッグ弾性体の曲状部
47 ファスナ部
51 前連結パネル
52 後連結パネル
55 第2ウエスト弾性体
56 第2弾性部
60 吸液層
65 シャーシの主体部
66 シャーシの両側部
68 前端接合域
69 後端接合域
70 サイド弾性部の前固定端部
71 サイド弾性部の後固定端部
72 サイド弾性部の中間部
91 第1シート
92 第2シート
93 吸液域
94 シール部
95 吸収性ポリマー粒子
X 横方向
Y 縦方向

Claims (5)

  1. 縦方向及び横方向を有し、肌対向面及び非肌対向面と、前ウエスト域と、後ウエスト域と、前後ウエスト域間に位置するクロッチ域と、少なくとも前記クロッチ域において前記縦方向へ延びる吸液構造体を有するシャーシと、
    前記後ウエスト域において前記シャーシの両側縁から前記横方向の外側へ延び、前記肌対向面にファスナ部が配置された弾性ベルト片を含む開放型の使い捨ておむつにおいて、
    前記シャーシは、前記吸液構造体が配置された主体部と、前記主体部の前記横方向の外方に位置する両側部と、前記シャーシの前後端部の肌対向面に配置された前後端接合域と、前記両側部を内方へ折曲することによって形成される一対のサイド弾性部とを有し、
    前記サイド弾性部は、前記前後端接合域を介して前記主体部に固定された前後固定端部と、前記主体部に固定されていない中間部とを有し、
    前ウエスト域において、前記前端接合域を介して前記主体部に固定され、かつ、前記サイド弾性部の内側縁に連結された前連結パネルが配置され、
    後ウエスト域において、前記弾性ベルト片と連続又は別体であって、前記後端接合域を介して前記主体部に固定され、かつ、前記サイド弾性部の前記内側縁に連結された後連結パネルが配置されており、
    前記前後連結パネルは、それぞれ、前記サイド弾性部の前記内側縁間に位置する非固定域を有する前記おむつ。
  2. 前記サイド弾性部は、前記内側縁部に沿って前記縦方向へ延びる第1レッグ弾性体と、前記第1弾性体の前記横方向の外側に位置して前記縦方向へ延びる第2レッグ弾性体とを有する請求項1に記載のおむつ。
  3. 前記第2レッグ弾性体は、前記前ウエスト域側から後方へ延びる直状部と、前記後ウエスト域側において前記縦方向の外側へ向かうにつれて次第に前記横方向の外側へ延びる曲状部を有する請求項1又は2に記載のおむつ。
  4. 前記後連結パネルは前記横方向に伸縮可能な伸縮域を有し、前記前連結パネルには伸縮域が形成されていない請求項1〜3のいずれかに記載のおむつ。
  5. 前記吸液構造体は、透液性の身体側ライナと吸液層とを有し、前記吸液層は、透液性の第1シートと、透液性又は不透液性の第2シートと、第1及び第2シート間に介在された吸収性ポリマー粒子とを有する請求項1〜4のいずれかに記載のおむつ。
JP2012238332A 2012-10-29 2012-10-29 開放型の使い捨ておむつ Expired - Fee Related JP6033040B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012238332A JP6033040B2 (ja) 2012-10-29 2012-10-29 開放型の使い捨ておむつ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012238332A JP6033040B2 (ja) 2012-10-29 2012-10-29 開放型の使い捨ておむつ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014087428A true JP2014087428A (ja) 2014-05-15
JP2014087428A5 JP2014087428A5 (ja) 2015-11-05
JP6033040B2 JP6033040B2 (ja) 2016-11-30

Family

ID=50789934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012238332A Expired - Fee Related JP6033040B2 (ja) 2012-10-29 2012-10-29 開放型の使い捨ておむつ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6033040B2 (ja)

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02156946A (ja) * 1988-12-08 1990-06-15 Daio Paper Corp 紙おむつ
JPH03136653A (ja) * 1988-12-21 1991-06-11 Procter & Gamble Co:The 一体的使い捨て吸収性物品
JPH0435663A (ja) * 1990-05-31 1992-02-06 Kao Corp パンツ型の使い捨ておむつ
JPH0467864A (ja) * 1990-07-06 1992-03-03 Uni Charm Corp 使い捨て吸収性着用物品
JPH07184947A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Daio Paper Corp 使い捨ておむつ
JPH09509350A (ja) * 1994-02-28 1997-09-22 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 複数帯域の構造的弾性様フィルムウェブの延伸可能な腰部要素を有する吸収物品
JPH10504741A (ja) * 1994-08-03 1998-05-12 キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド ブリッジフラップを有する吸収性物品
JP2008104873A (ja) * 2006-09-29 2008-05-08 Daio Paper Corp 紙おむつ、及び紙おむつの製造における止着部を有する伸縮性胴回り部の形成方法
JP2009207778A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Oji Nepia Co Ltd 吸収性物品
JP2011250878A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Daio Paper Corp 吸収性物品
JP2012050634A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Unicharm Corp 使い捨て着用物品
WO2013183602A1 (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
WO2013183603A1 (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02156946A (ja) * 1988-12-08 1990-06-15 Daio Paper Corp 紙おむつ
JPH03136653A (ja) * 1988-12-21 1991-06-11 Procter & Gamble Co:The 一体的使い捨て吸収性物品
JPH0435663A (ja) * 1990-05-31 1992-02-06 Kao Corp パンツ型の使い捨ておむつ
JPH0467864A (ja) * 1990-07-06 1992-03-03 Uni Charm Corp 使い捨て吸収性着用物品
JPH07184947A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Daio Paper Corp 使い捨ておむつ
JPH09509350A (ja) * 1994-02-28 1997-09-22 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 複数帯域の構造的弾性様フィルムウェブの延伸可能な腰部要素を有する吸収物品
JPH10504741A (ja) * 1994-08-03 1998-05-12 キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド ブリッジフラップを有する吸収性物品
JP2008104873A (ja) * 2006-09-29 2008-05-08 Daio Paper Corp 紙おむつ、及び紙おむつの製造における止着部を有する伸縮性胴回り部の形成方法
JP2009207778A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Oji Nepia Co Ltd 吸収性物品
JP2011250878A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Daio Paper Corp 吸収性物品
JP2012050634A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Unicharm Corp 使い捨て着用物品
WO2013183602A1 (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
WO2013183603A1 (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6033040B2 (ja) 2016-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6021447B2 (ja) 開放型の使い捨ておむつ
JP5761949B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP2014124509A (ja) 吸収性物品およびその製造方法
JP4746880B2 (ja) 使い捨ての着用物品
JP2014023949A (ja) パンツタイプ使い捨ておむつ
JP2009273830A (ja) 吸収性物品
JP4969894B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP2014239799A (ja) 吸収性物品
JP5907603B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP5529481B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP5828907B2 (ja) 吸収体物品及びその製造方法
JP6061219B2 (ja) パッドタイプ使い捨ておむつ
JP6173219B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP6008592B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP5960388B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP5774819B2 (ja) おむつ
JP6033040B2 (ja) 開放型の使い捨ておむつ
JP2017217257A (ja) 吸収性物品
JP6099357B2 (ja) 開放型の使い捨ておむつ
JP2014079290A (ja) 開放型の使い捨ておむつ
JP5933251B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP6076678B2 (ja) 使い捨て吸収性物品
JP6150875B2 (ja) 使い捨て着用物品
JP6389422B2 (ja) 吸収性物品
JP5931473B2 (ja) テープタイプ使い捨ておむつ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150916

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150916

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160705

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6033040

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees