JP2014087073A - パワーコンディショナ装置および該装置を備えたマルチパワーコンディショナシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発電手段3、5と、DC/ACインバータ6と、制御部7とを備え、発電手段3、5とDC/ACインバータ6とを接続する電力線L1から分岐した分岐電力線L4に蓄電池4が接続されるパワーコンディショナ装置2であって、分岐電力線L4には制御部7の制御下でオン状態とオフ状態とに切り替わる第3スイッチ手段10が介装されており、制御部7は、蓄電池4の充電が完了したことを条件に、発電電力と放電電力との和電力が負荷Rの消費電力を超えるか否かを判定し、その後も判定し続けて、和電力が消費電力を超えると、第3スイッチ手段10をオン状態からオフ状態に切り替えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
また、太陽電池103の発電電力で蓄電池104を充電することもできるが、電力会社は、逆潮流された電力が太陽電池103の発電電力に由来するものなのか、系統Gの電力に由来するものなのかを判別することができない。
したがって、従来のマルチパワーコンディショナシステム101では、太陽電池103の発電電力を系統Gに逆潮流させることができないため、太陽電池103の発電電力が十分に有効活用されているとはいえなかった。
分岐電力線には蓄電池を解列するための第3スイッチ手段が介装されており、該第3スイッチ手段が制御部の制御下でオン状態とオフ状態とに切り替わることにより、蓄電池の充放電と系統への逆潮流とが排他的に行われ、
制御部は、蓄電池の充電が完了したことを条件に、発電電力と放電電力との和電力が負荷の消費電力を超えるか否かを判定し、その後も判定し続けて、和電力が負荷の消費電力を超えると、第3スイッチ手段をオン状態からオフ状態に切り替えることを特徴とする。
したがって、この構成によれば、太陽電池の発電電力を系統に逆潮流させることが可能になり、太陽電池の発電電力を十分に有効活用することができる。
系統に第1スイッチ手段を介して接続され、かつ負荷に第2スイッチ手段を介して接続されるDC/ACインバータと、発電手段、DC/ACインバータ、第1スイッチ手段および第2スイッチ手段を制御する制御部とを有するパワーコンディショナ装置と、
発電手段とDC/ACインバータとを接続する電力線から分岐した分岐電力線に接続された蓄電池と、
を備えたマルチパワーコンディショナシステムであって、
分岐電力線には蓄電池を解列するための第3スイッチ手段が介装されており、該第3スイッチ手段が制御部の制御下でオン状態とオフ状態とに切り替わることにより、蓄電池の充放電と系統への逆潮流とが排他的に行われ、
制御部は、蓄電池の充電が完了したことを条件に、発電電力と放電電力との和電力が負荷の消費電力を超えるか否かを判定し、その後も判定し続けて、和電力が負荷の消費電力を超えると、第3スイッチ手段をオン状態からオフ状態に切り替えることを特徴とする。
したがって、この構成によれば、太陽電池の発電電力だけを系統に逆潮流させることが可能になり、太陽電池の発電電力を十分に有効活用することができる。
第3スイッチ手段がオン状態のときに、逆潮流検出手段により逆潮流が検出されると、制御部は、第3スイッチ手段をオン状態からオフ状態に切り替えるよう構成できる。
したがって、この構成によれば、蓄電池の放電電力が系統に逆潮流されるのを確実に防ぐことができる。
第3スイッチ手段がオン状態のときに、逆潮流検出手段により逆潮流が検出されると、制御部は、DC/ACインバータを停止させ、かつ第1スイッチ手段をオン状態からオフ状態に切り替えるよう構成できる。
したがって、この構成によれば、蓄電池の放電電力が系統に逆潮流されるのを確実に防ぐことができる。
図1に、本発明の第1実施形態に係るマルチパワーコンディショナシステム1を示す。同図に示すように、本実施形態に係るマルチパワーコンディショナシステム1は、パワーコンディショナ装置2と、太陽電池3と、蓄電池4とを備えている。
一方、配線用遮断器10がオフ状態になると、蓄電池4は解列される。
配線用遮断器10がオン状態でかつ蓄電池4の充電量が十分な場合、制御部7は、負荷Rに供給される電力の優先順位が太陽電池3の発電電力、蓄電池4の放電電力、系統Gの電力の順になるように、DC/DCコンバータ5およびDC/ACインバータ6を制御する。
一方、配線用遮断器10がオン状態でかつ蓄電池4の充電量が不足している場合、制御部7は、太陽電池3の発電電力、系統Gの電力、またはこれら両方の電力が蓄電池4に供給されるとともに、負荷Rに供給される電力の優先順位が太陽電池3の発電電力、系統Gの電力の順になるように、DC/DCコンバータ5およびDC/ACインバータ6を制御する。なお、太陽電池3の発電電力は、DC/DCコンバータ5により測定され、系統Gの電力は、DC/ACインバータ6により測定される。
配線用遮断器10がオフ状態でかつ太陽電池3の発電電力が負荷Rの消費電力以下の場合、制御部7は、太陽電池3の発電電力が優先的に負荷Rに供給され、不足分を系統Gの電力で補うように、DC/DCコンバータ5およびDC/ACインバータ6を制御する。
一方、配線用遮断器10がオフ状態でかつ太陽電池3の発電電力が負荷Rの消費電力を超えている場合、制御部7は、太陽電池3の発電電力のみが負荷Rに供給され、太陽電池3の発電電力の余剰分が系統Gに逆潮流されるように、DC/DCコンバータ5およびDC/ACインバータ6を制御する。
また、DC/ACインバータ6は、配線用遮断器10がオフ状態のときに直流側の電圧がフィードバックされるよう制御され、かつ配線用遮断器10がオン状態のときに直流側の電圧がフィードバックされないよう制御される。
図2に、本発明の第2実施形態に係るマルチパワーコンディショナシステム1’を示す。同図に示すように、本実施形態に係るマルチパワーコンディショナシステム1’は、パワーコンディショナ装置2と系統Gとを接続する電力線L2に設けられたカレントトランス11と、カレントトランス11に接続された逆潮流継電器(RPR)12とを備えていること以外の点について、第1実施形態に係るマルチパワーコンディショナシステム1と共通している。
なお、カレントトランス11および逆潮流継電器12は、本発明の「逆潮流検出手段」に相当する。
ただし、何らかの要因で配線用遮断器10の切り替えが行われなかった場合には、配線用遮断器10がオン状態であっても、蓄電池4の放電電力がパワーコンディショナ装置2から系統Gに向けて出力される可能性がある。
上記各実施形態に係るパワーコンディショナ装置2では、第3スイッチ手段として配線用遮断器10を用いているが、制御部7の制御下で蓄電池4を解列することができるものであれば任意に変更可能であり、例えば、電磁接触器(MC)を用いてもよい。
2 パワーコンディショナ装置
3 太陽電池
4 蓄電池
5 DC/DCコンバータ
6 DC/ACインバータ
7 制御部
8、9 電磁接触器
10 配線用遮断器
11 カレントトランス
12 逆潮流継電器
G 系統
R 負荷
Claims (4)
- DC側端子に発電手段と蓄電池からの直流電力が供給可能とされ、系統に第1スイッチ手段を介して接続され、かつ負荷に第2スイッチ手段を介して接続されるDC/ACインバータと、前記発電手段、前記DC/ACインバータ、前記第1スイッチ手段および前記第2スイッチ手段を制御する制御部とを備え、前記発電手段と前記DC/ACインバータとを接続する電力線から分岐した分岐電力線に蓄電池が接続されるパワーコンディショナ装置であって、
前記分岐電力線には前記蓄電池を解列するための第3スイッチ手段が介装されており、該第3スイッチ手段が前記制御部の制御下でオン状態とオフ状態とに切り替わることにより、前記蓄電池の充放電と前記系統への逆潮流とが排他的に行われ、
前記制御部は、前記蓄電池の充電が完了したことを条件に、前記発電電力と前記放電電力との和電力が前記負荷の消費電力を超えるか否かを判定し、その後も判定し続けて、前記和電力が前記負荷の消費電力を超えると、前記第3スイッチ手段をオン状態からオフ状態に切り替えることを特徴とするパワーコンディショナ装置。 - DC側端子に発電手段と蓄電池からの直流電力が供給可能とされ、系統に第1スイッチ手段を介して接続され、かつ負荷に第2スイッチ手段を介して接続されるDC/ACインバータと、前記発電手段、前記DC/ACインバータ、前記第1スイッチ手段および前記第2スイッチ手段を制御する制御部とを有するパワーコンディショナ装置と、
前記発電手段と前記DC/ACインバータとを接続する電力線から分岐した分岐電力線に接続された蓄電池と、
を備えたマルチパワーコンディショナシステムであって、
前記分岐電力線には前記蓄電池を解列するための第3スイッチ手段が介装されており、該第3スイッチ手段が前記制御部の制御下でオン状態とオフ状態とに切り替わることにより、前記蓄電池の充放電と前記系統への逆潮流とが排他的に行われ、
前記制御部は、前記蓄電池の充電が完了したことを条件に、前記発電電力と前記放電電力との和電力が前記負荷の消費電力を超えるか否かを判定し、その後も判定し続けて、前記和電力が前記負荷の消費電力を超えると、前記第3スイッチ手段をオン状態からオフ状態に切り替えることを特徴とするマルチパワーコンディショナシステム。 - 前記パワーコンディショナ装置と前記系統との間に、前記系統への逆潮流を検出するための逆潮流検出手段が設けられており、
前記第3スイッチ手段がオン状態のときに、前記逆潮流検出手段により逆潮流が検出されると、前記制御部は、前記第3スイッチ手段をオン状態からオフ状態に切り替えることを特徴とする請求項2に記載のマルチパワーコンディショナシステム。 - 前記パワーコンディショナ装置と前記系統との間に、前記系統への逆潮流を検出するための逆潮流検出手段が設けられており、
前記第3スイッチ手段がオン状態のときに、前記逆潮流検出手段により逆潮流が検出されると、前記制御部は、前記DC/ACインバータを停止させ、かつ前記第1スイッチ手段をオン状態からオフ状態に切り替えることを特徴とする請求項2に記載のマルチパワーコンディショナシステム。
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