JP2014087023A - 情報処理装置及びその制御方法並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 メールサーバ101はクライアント通信部301を介してクライアント端末102から電子メールを受信すると、その受信メールの内容を解析することにより、その電子メールが属すると分野と当該分野に属する度合を示す分野組成を算出する。そして、メールサーバ101の送信可否判定部303は、算出した分野組成と、過去に送信された電子メールの分野組成との類似度を算出し、予め設定された閾値とを比較し、受信した電子メールの送信の可否を判定する。その電子メールの送信が否と判定された場合、メールサーバ101は、その電子メールを保留にし、送信元に所定の警告メールを送信する。
【選択図】 図3
Description
電子メールの送信を制御する情報処理装置であって、
送信指示された電子メールの内容を解析することにより、当該電子メールが属する分野と当該分野に属する度合を示す分野組成を算出する分野組成算出手段と、
前記分野組成算出手段により算出された前記送信指示がされた電子メールの分野組成と、過去に送信された電子メールの分野組成との類似度を算出する分野組成類似度算出手段と、
前記分野組成類似度算出手段により算出された類似度と予め設定された閾値とを比較して、前記送信指示された電子メールの送信の可否を判定する送信可否判定手段と、
前記送信可否判定手段により前記送信指示された電子メールの送信が否と判定された場合は、前記送信指示された電子メールを保留にし、警告する警告手段とを備える。
X’=[A:50、B:30、C:20、D:0]
Y’=[A:0、B:40、C:60、D:10]
そして、分野組成X’,Y’はそれぞれ同一の4次元座標(分野数が4であるので)のベクトルを表わしているものとし、余弦類似度を求める。余弦類似度は0乃至1の範囲の実数の値を取るが、1に近いほど類似度が高いことを示すことになる。なお、実施形態では、余弦類似度を用いる例で説明を続けるが、これは一例であって、上記の目的を達成できる計算方法であれば異なる計算方法を用いても構わない。
102 クライアント端末
103 LAN
Claims (10)
- 電子メールの送信を制御する情報処理装置であって、
送信指示された電子メールの内容を解析することにより、当該電子メールが属する分野と当該分野に属する度合を示す分野組成を算出する分野組成算出手段と、
前記分野組成算出手段により算出された前記送信指示がされた電子メールの分野組成と、過去に送信された電子メールの分野組成との類似度を算出する分野組成類似度算出手段と、
前記分野組成類似度算出手段により算出された類似度と予め設定された閾値とを比較して、前記送信指示された電子メールの送信の可否を判定する送信可否判定手段と、
前記送信可否判定手段により前記送信指示された電子メールの送信が否と判定された場合は、前記送信指示された電子メールを保留にし、警告する警告手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 電子メールの引用部分を識別するための情報を記憶する、引用部分識別情報の記憶手段を更に備え、
前記分野組成算出手段は、電子メールの本文から前記引用部分識別情報の記憶手段に記憶された情報により識別される引用部分を除いた部分に基づき、当該電子メールの分野組成を算出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 電子メールの署名部分を識別するための情報を記憶する、署名部分識別情報の記憶手段を更に備え、
前記分野組成算出手段は、電子メールの本文から前記署名部分識別情報の記憶手段に記憶された情報により識別される署名部分を除いた部分に基づき、当該電子メールの分野組成を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記送信可否判定手段は、さらに、送信が指示された電子メールの予め定められた分野に属する度合いを、予め定められた閾値と比較することで、前記送信指示された電子メールの送信の可否を判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 送信が指示された電子メールが、過去に送信された電子メールと同一のスレッドに属するか否かを判定するスレッド判定手段を更に備え、
前記送信可否判定手段は、前記スレッド判定手段により、過去に送信された電子メールと同一のスレッドに属すると判定された電子メールについて送信可と判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - ユーザそれぞれの異動日時を含む人事情報を記憶する、人事情報の記憶手段を更に備え、
前記分野組成類似度算出手段は、前記人事情報の記憶手段に記憶された人事情報に含まれる異動日時以降に送信された電子メールと、送信指示がされた電子メールとの類似度を算出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記警告手段は、前記送信指示された電子メールの送信元に、所定の警告メールを送信することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- ユーザから前記送信可否判定手段により送信不可と判定された電子メールに対する指示を受け付ける受け付け手段と、
前記受け付け手段により受け付けた指示が、当該電子メールを送信する旨の指示である場合、および前記送信可否判定手段により送信可と判定された場合に、当該電子メールを送信する送信手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 電子メールの送信を制御する情報処理装置の制御方法であって、
分野組成算出手段が、送信指示された電子メールの内容を解析することにより、当該電子メールが属する分野と当該分野に属する度合を示す分野組成を算出する分野組成算出工程と、
分野組成類似度算出手段が、前記分野組成算出工程により算出された前記送信指示がされた電子メールの分野組成と、過去に送信された電子メールの分野組成との類似度を算出する分野組成類似度算出工程と、
送信可否判定手段が、前記分野組成類似度算出工程により算出された類似度と予め設定された閾値とを比較して、前記送信指示された電子メールの送信の可否を判定する送信可否判定工程と、
警告手段が、前記送信可否判定工程により前記送信指示された電子メールの送信が否と判定された場合は、前記送信指示された電子メールを保留にし、警告する警告工程と
を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータを、電子メールの送信を制御する情報処理装置として機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
送信指示された電子メールの内容を解析することにより、当該電子メールが属する分野と当該分野に属する度合を示す分野組成を算出する分野組成算出手段と、
前記分野組成算出手段により算出された前記送信指示がされた電子メールの分野組成と、過去に送信された電子メールの分野組成との類似度を算出する分野組成類似度算出手段と、
前記分野組成類似度算出手段により算出された類似度と予め設定された閾値とを比較して、前記送信指示された電子メールの送信の可否を判定する送信可否判定手段と、
前記送信可否判定手段により前記送信指示された電子メールの送信が否と判定された場合は、前記送信指示された電子メールを保留にし、警告する警告手段として機能させるためのプログラム。
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