JP2014086650A - 熱電変換モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】熱電変換効率を向上させ、各種産業機器及び自動車等等の排ガス等の圧縮性流体の廃熱等を熱源とする実用性に富んだ熱電変換モジュールの提供。
【解決手段】圧縮性流体を流すための筒状の管体31と、管体の上面側及び下面側それぞれに配設され、管体と電気的に絶縁された高温側電極部12と、高温側電極部上においてp型熱電半導体及びn型熱電半導体が電気的に直列に接続された熱電変換素子13と、熱電変換素子上において、p型熱電半導体及びn型熱電半導体を電気的に直列に接続する低温側電極部14と、低温側電極部との間に冷媒を流すための空隙を設けるようにして、管体、高温側電極部、熱電変換素子及び低温側電極部を収納するためのケース部材15とを具え、管体の圧縮性流体の流路方向と略垂直な方向であって、熱電変換素子の非形成領域に相当する内部空間の少なくとも一部を閉塞させるようにして熱電変換モジュールを構成する。
【選択図】図7

Description

本発明は、例えば各種産業機器及び自動車等の排ガス等の圧縮性流体の廃熱を熱源とする、熱電変換モジュールに関する。
従来の熱電変換モジュールは、複数のp型熱電半導体及びn型熱電半導体の上下面、すなわち高温熱源側の面及び低温熱源側の面に電極を配設して電気回路を構成し、さらに上記電極の外側両面にセラミックスなど電気絶縁板を備える構造が一般的である。
一方、近年においては、上記熱電変換モジュールにおいて、高温熱源として各種産業機器及び自動車等の排ガス等の圧縮性流体の廃熱を利用することが試みられている(特許文献1参照)。
圧縮性流体から効率よく受熱するためには、上記熱電変換モジュールの圧縮性流体が流れる管体、すなわちエクゾースト管の管壁は薄い方がよい。しかしながら、管体の管壁を薄くすると、当該管壁が変形するため管壁を薄くすることができないでいた。このため、圧縮性流体からの受熱が悪くなり、上記熱電変換モジュールの発電効率が低下してしまうという問題があった。
さらに、管体には温度分布があるため、熱電変換モジュールが均一に膨張せず破壊する恐れがあった。
特開2007−221895号
本発明は、熱電変換効率を向上させ、各種産業機器及び自動車等などの排ガス等の圧縮性流体の廃熱等を熱源とする、実用性に富んだ熱電変換モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は、
圧縮性流体を流すための筒状の管体と、
前記管体の上面側及び下面側それぞれに配設され、前記管体と電気的に絶縁された高温側電極部と、
前記高温側電極部上において、少なくとも一対のp型熱電半導体及びn型熱電半導体が電気的に直列に接続された熱電変換素子と、
前記熱電変換素子上において、前記p型熱電半導体及び前記n型熱電半導体を電気的に直列に接続する低温側電極部と、
前記低温側電極部との間に冷媒を流すための空隙を設けるようにして、前記管体、前記高温側電極部、前記熱電変換素子、及び前記低温側電極部を収納するためのケース部材とを具え、
前記管体の、前記圧縮性流体の流路方向と略垂直な方向であって、前記熱電変換素子の非形成領域に相当する内部空間の少なくとも一部を閉塞させたことを特徴とする、熱電変換モジュールに関する。
本発明によれば、例えば各種産業機器及び自動車等の排ガス等の圧縮性流体を流す熱電変換モジュールにおける管体の、熱電変換素子の非形成領域に相当する内部空間の少なくとも一部を閉塞するようにしている。したがって、上記圧縮性流体は、管体内の熱電変換素子が形成されている領域の下方及び上方に相当する内部空間のみを流れるようになり、熱電変換素子の非形成領域に相当する、例えば管体の端部に位置する空間を流れないようになる。すなわち、熱電変換素子の非形成領域に相当する内部空間を流れることによる、熱交換率の低下を抑制することができる。
したがって、従来のように、管体の内部空間の全体に亘って圧縮性流体を流す場合に比較して、圧縮性流体からの廃熱は、熱電変換素子が配設されている管体の上面及び下面のみに効率よく伝達されるようになるので、当該廃熱の利用効率が向上する。結果として、管体内を流れる圧縮性流体の廃熱を熱電変換素子の下部に効率良く伝達することができるので、熱電変換素子のゼーベック効果が向上して熱電変換効率が向上し、熱電変換モジュールからより大きな電気エネルギーを取り出すことができる。
すなわち、本発明によれば、管体内を流れる圧縮性流体の流路を狭窄するという簡易な方法によって、熱電変換素子の熱電変換効率を向上させ、熱電変換モジュールから大きな電気エネルギーを取り出すことができる。
なお、上記発明は、構成自体は簡易であるが、本発明者らの長年に亘る研究開発の結果として得た着想に基づくものであって、従来、存在しなかった発想に基づくものである。
管体の内部空間の閉塞は、例えば管体の当該内部空間に封止部材を配設して行うことができる。また、管体の少なくとも側面を内部空間側に凹ませて行うことができる。
以上、本発明によれば、熱電変換効率を向上させ、各種産業機器及び自動車等などの排ガス等の圧縮性流体の廃熱等を熱源とする、実用性に富んだ熱電変換モジュールを提供することができる。
実施形態の熱電変換モジュールの一例を概略的に示す斜視図である。 図1に示す熱電変換モジュールの平面図である。 図1に示す熱電変換モジュールのI−I線に沿った断面図である。 図1に示す熱電変換モジュールのII-II線に沿った断面図である。 第1の実施形態における熱電変換モジュールの概略構成を示す平面図である。 第2の実施形態における熱電変換モジュールの概略構成を示す平面図である。 図6に示す熱電変換モジュールの断面図である。 図6に示す熱電変換モジュールの管体の斜視図である。
以下、本発明の熱電変換モジュールの詳細並びにその他の特徴について、実施の形態に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図5は、本実施形態における熱電変換モジュールの概略構成を示す図であり、図1は、本実施形態の熱電変換モジュールの一例を概略的に示す斜視図であり、図2は、図1に示す熱電変換モジュールの平面図である。また、図3は、図1に示す熱電変換モジュールのI−I線に沿った断面図であり、図4は、図1に示す熱電変換モジュールのII-II線に沿った断面図である。さらに、図5は、本実施形態の熱電変換モジュールの管体のみを取り出して示す斜視図である。
図1〜5に示すように、熱電変換モジュール10は、圧縮性流体を流すための、平坦な上面21A及び下面21Bを有する筒状の管体21と、管体21の上面21A側及び下面21B側それぞれに配設され、管体21と電気的に絶縁された高温側電極部12,12とを有している。また、高温側電極部12,12上において、p型熱電半導体131及びn型熱電半導体132が互いに隣接するようにしてマトリックス状に配設されているとともに、電気的に直列に接続されてなる熱電変換素子13,13が配設されている。さらに、熱電変換素子13,13上において、p型熱電半導体131及びn型熱電半導体132を電気的に直列に接続する低温側電極部14,14が配設され、管体21と電気的に絶縁されて当接されている。
また、管体21の、熱電変換素子13,13が配設された領域の上下に相当する内部空間内にはフィン21Dが配設され、管体21のフィン21Dが配設された領域の両側、すなわち管体21の端部の内部空間21S内には、図中矢印で示す圧縮性流体の導入方向前方において、内部空間21Sを封止する封止部材23が配設されている。
封止部材23は、管体21を製造する際に、内部空間21Sの形成と同時に当該内部空間21S内に組み込むこともできるし、管体21を製造した後に、後加工を行うことによって内部空間21S内に組み込むこともできる。
なお、本実施形態では、封止部材23を内部空間21S内の圧縮性流体の導入方向前方に配設したが、内部空間21Sの一部を閉塞させ、以下に説明する作用効果を奏する限りにおいて配設場所が限定されるものではなく、内部空間21Sの圧縮性流体の導入方向後方に配設してもよいし、内部空間21Sの略中央部に配設してもよい。
また、封止部材23は、バルク状の材料である必要はなく、板状のいわゆる蓋体のようなものであってもよい。この蓋体も内部空間21Sの圧縮性流体の導入方向前後方に配設してもよいし、内部空間21Sの略中央部に配設してもよい。
図3に示すように、管体21の内部には、管体21内を流れる圧縮性流体の廃熱を、その上下面21A及び21Bに効率よく伝達するためのフィン21Dが形成されている。
管体21、高温側電極部12,12、熱電変換素子13、13、及び低温側電極部14、14は、気密に保持されたケース部材15中に収納され、低温側電極部14,14とケース部材15との間には、ケース部材15(熱電変換モジュール10)の外部に設けられた、冷媒の導入口18及び排出口19を通じて、ケース部材15の上壁面15A及び下壁面15Bで形成される空間内に冷媒を導入及び排出して、低温側電極部14,14を冷却するための空隙16が形成されている(図3参照)。
また、図4に示すように、空隙16中の、冷媒の導入口18及び排出口19と相対する側には、冷媒からの冷熱を低温側電極部14,14に効率良く伝達するための冷却フィン16Aが配設されている。
なお、ケース部材15は、図1及び図4に示すように、II-II方向の断面において、高温側電極部12,12、熱電変換素子13、13、及び低温側電極部14、14が収納され、冷媒を流すための空隙16が形成された部分が最も厚くなっており、当該部分から外方に向けてステップ状に薄くなるように構成されている。
ケース部材15の、高温側電極部12、12、熱電変換素子13,13、及び低温側電極部14,14を収納した空間は、真空排気されて真空状態に保持されている。
なお、管体21の上面21A及び下面21Bに高温側電極部12,12が当接しており、ケース部材15の、冷媒を流すための空間を形成している上壁面15Aに対抗する下壁面15Bに低温側電極部14,14が当接しているが、いずれか一方をろう材等で接合してもよい。
このとき、熱電変換素子13,13等を収納した上記空間を真空にすることによって、ケース部材15の下壁面15Bが熱電変換素子13,13を加圧して、上述した当接部の密着性が向上する。
なお、上述した当接部には、緩衝材や予備材等を管体11の上面21A及び下面21Bと高温側電極部12,12との間、並びにケース部材15の下壁面15Bと低温側電極部14,14との間に挟み込まれるようにして配設することもできる。
さらに、ケース部材15(熱電変換モジュール10)には、熱電変換素子13,13にて発生した電流を外部に取り出すための電極端子17,17が、図示しないリード線を介して熱電変換素子13,13と電気的に接続されている。
管体21及び封止部材23は、各種産業機器及び自動車等の排ガス等の圧縮性流体を流し、この圧縮性流体に含まれる腐食性ガスに対して抗することができるように、例えばステンレス鋼から構成する。
高温側電極部12,12及び低温側電極部14,14は、耐熱性及び機械的強度に優れるとともに、比較的高い導電性を示すことが要求され、例えば、Mo,Cu,W,Ti,Niおよびこれらの合金あるいはステンレス鋼などから構成することができる。なお、電極端子17,17も同様の材料から構成することができる。
また、ブリッジ状電極25は、例えば、薄板、板ばね状の電極部材、銅線、銅の撚り線等の柔軟性に富んだ電極材料から構成することが好ましい。
熱電変換素子13,13を構成するp型熱電半導体131及びn型熱電半導体132は熱伝導率が低く、高温側及び低温側で大きな温度差を得、ゼーベック効果により大きな電位差を生成する材料から構成することが好ましく、例えば、Bi−Te系,Pb−Te系,Si−Ge系,あるいはMg−Si系等の半導体材料から構成する。
また、ケース部材15は、熱電変換モジュール10を搭載する各種産業機器及び自動車等の軽量化、耐食性及び剛性の観点から、例えばMg,Al、Mo,Cu,W,Ti,Ni,Fe,ステンレス鋼あるいはこれらの合金から構成することができる。
なお、図示しない以下に説明するリード線は、電気的良導体、例えばCu,Ag,Au,Ni,Feおよびこれらの合金等から構成することができる。
図1〜4に示す熱電変換モジュール10においては、管体21内に各種産業機器及び自動車等の排ガス等の圧縮性流体を導入し、当該圧縮性流体の廃熱によって管体21の上面21A及び下面21Bを加熱する。一方、ケース部材15の空隙16中には冷媒を導入する。管体21の上面21A及び下面21Bを加熱した熱は高温側電極部12,12を介して熱電変換素子13,13の下方に伝達され、熱電変換素子13,13の下部を加熱する。一方、空隙16内に導入された冷媒からの冷熱は低温側電極部14,14を介して熱電変換素子13,13の上方に伝達され、熱電変換素子13,13の上部を冷却する。
その結果、熱電変換素子13,13には、ゼーベック効果によって起電力が生じ、この起電力によって、熱電変換素子13,13を構成するp型熱電半導体131及びn型熱電半導体132を電気的に直列に接続した高温側電極部12,12及び低温側電極部14,14を通じて、熱電変換素子13,13の全体に亘って電流が流れるようになり、当該電流は、図示しないリード線を介して、電極端子17,17から熱電変換モジュール10の外部に取出される。
この際、上述したように、ゼーベック効果、すなわち熱電変換効率は、熱電変換素子13,13の上下における温度差が大きくなるにつれて高くなるので、管体21内を流れる圧縮性流体の廃熱を可能な限り有効利用する必要がある。
本実施形態の熱電変換モジュール10においては、管体21のフィン21Dが配設された内部空間の両側、すなわち管体21の端部に位置する内部空間21S内に封止部材21Sを配設し、内部空間21S内を圧縮性流体が流れないようにしている。このため、上記圧縮性流体は、管体21内の熱電変換素子13,13が形成されている領域の下方及び上方に相当する、フィン21Dが形成されている内部空間のみを流れるようになる。すなわち、熱電変換素子13,13の非形成領域に相当する内部空間21Sを流れることによる、圧縮性流体の圧力損失を抑制することができる。
したがって、従来のように、管体の内部空間の全体に亘って圧縮性流体を流す場合に比較して、圧縮性流体からの廃熱は、熱電変換素子13,13が配設されている管体21の上面21A及び下面21Bのみに効率よく伝達されるようになるので、当該廃熱の利用効率が向上する。結果として、管体21内を流れる圧縮性流体の廃熱を熱電変換素子13,13の下部に効率良く伝達することができるので、熱電変換素子13,13のゼーベック効果が向上して熱電変換効率が向上し、熱電変換モジュール10からより大きな電気エネルギーを取り出すことができる。
すなわち、本実施形態によれば、管体21内を流れる圧縮性流体の流路を狭窄するという簡易な方法によって、熱電変換素子13,13の熱電変換効率を向上させ、熱電変換モジュール10から大きな電気エネルギーを取り出すことができる。
(第2の実施形態)
図6〜図8は、本実施形態における熱電変換モジュールの概略構成を示す図であり、図6に示す本実施形態の熱電変換モジュールは、第1の実施形態の熱電変換モジュール10の、図2に示す断面図に相当するものであり、図7に示す本実施形態の熱電変換モジュールは、第1の実施形態の熱電変換モジュール10の、図3に示す断面図に相当するものである。また、図8は、本実施形態の熱電変換モジュールの管体のみを取り出して示す斜視図である。
なお、本実施形態の熱電変換モジュールの全体構成を示す概略構成は、第1の実施形態の図1に示す構成と同一であるので、記載を省略する。
また、図1〜4に示す熱電変換モジュールの構成要素と類似あるいは同一の構成要素に関しては、同一の符号を用いている。
本実施形態の熱電変換モジュール30は、第1の実施形態の熱電変換モジュール10において、管体21の内部空間21S内に封止部材23を配設して閉塞させる代わりに、管体31の側面31Eの一部を加工して内部空間31S側に凹ませてフィン31Dの端部に当接させることによって、管体31の内部空間31Sを閉塞させている。
したがって、本実施形態においても、管体31内に導入された圧縮性流体は、管体31内の熱電変換素子13,13が形成されている領域の下方及び上方に相当する、フィン31Dが形成されている内部空間のみを流れ、熱電変換素子13,13の非形成領域に相当する内部空間31Sを流れないようになる。
このため、従来のように、管体の内部空間の全体に亘って圧縮性流体を流す場合に比較して、圧縮性流体からの廃熱は、熱電変換素子13,13が配設されている管体31の上面31A及び下面31Bのみに効率よく伝達されるようになるので、当該廃熱の利用効率が向上する。結果として、管体31内を流れる圧縮性流体の廃熱を熱電変換素子13,13の下部に効率良く伝達することができるので、熱電変換素子13,13のゼーベック効果が向上して熱電変換効率が向上し、熱電変換モジュール30からより大きな電気エネルギーを取り出すことができる。
すなわち、本実施形態によれば、管体31内を流れる圧縮性流体の流路を狭窄するという簡易な方法によって、熱電変換素子13,13の熱電変換効率を向上させ、熱電変換モジュール30から大きな電気エネルギーを取り出すことができる。
なお、その他の構成及び特徴については、第2の実施形態における熱電変換モジュール20と同様であるので説明を省略する。
以上、本発明を上記具体例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記具体例に限定されるものではなく、本発明の範疇を逸脱しない限りにおいてあらゆる変形や変更が可能である。
10,30 熱電変換モジュール
21,31 管体
21D,31D (管体内の)フィン
12 高温側電極部
13 熱電変換素子
14 低温側電極部
15 ケース部材
16 (低温側電極部及びケース部材間の)空隙
17 電極端子
18 冷媒導入口
19 冷媒排出口
21S,31S 管体の熱電変換素子の非形成領域に相当する内部空間
23 封止部材
31F 凹み加工

Claims (3)

  1. 圧縮性流体を流すための筒状の管体と、
    前記管体の上面側及び下面側それぞれに配設され、前記管体と電気的に絶縁された高温側電極部と、
    前記高温側電極部上において、少なくとも一対のp型熱電半導体及びn型熱電半導体が電気的に直列に接続された熱電変換素子と、
    前記熱電変換素子上において、前記p型熱電半導体及び前記n型熱電半導体を電気的に直列に接続する低温側電極部と、
    前記低温側電極部との間に冷媒を流すための空隙を設けるようにして、前記管体、前記高温側電極部、前記熱電変換素子、及び前記低温側電極部を収納するためのケース部材とを具え、
    前記管体の、前記圧縮性流体の流路方向と略垂直な方向であって、前記熱電変換素子の非形成領域に相当する内部空間の少なくとも一部を閉塞させたことを特徴とする、熱電変換モジュール。
  2. 前記内部空間の閉塞は、前記管体の当該内部空間に封止部材を配設して行うことを特徴とする、請求項1に記載の熱電変換モジュール。
  3. 前記内部空間の閉塞は、前記管体の少なくとも側面を前記内部空間側に凹ませて行うことを特徴とする、請求項1に記載の熱電変換モジュール。
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