JP2000018095A - 排熱発電装置 - Google Patents

排熱発電装置

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JP2000018095A
JP2000018095A JP10184686A JP18468698A JP2000018095A JP 2000018095 A JP2000018095 A JP 2000018095A JP 10184686 A JP10184686 A JP 10184686A JP 18468698 A JP18468698 A JP 18468698A JP 2000018095 A JP2000018095 A JP 2000018095A
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outside air
thermoelectric element
exhaust
temperature
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JP10184686A
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Masayuki Munekiyo
清 正 幸 宗
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱電素子を用いた排熱発電装置において、熱
電素子の高温端側がその使用上限温度以上に過熱されて
損傷するのを防止する。 【解決手段】 排気ガス4による加熱部(2)と、冷却
媒体6による冷却部(7)と、高温端5H側が加熱部
(2)により加熱されかつ低温端5L側が冷却部(7)
により冷却されて両端の温度差により熱電発電する熱電
素子5をそなえた排熱発電装置1において、排気ガス4
が流れる排気管2に、外気流通路4を通って熱電素子5
の高温端5H側を冷却する外気8を排気管2内部の排気
ガス流通路3に流す外気流通用小孔10を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼機関や燃焼装
置から排出される排気ガスのもつ熱エネルギーを電気エ
ネルギーに変換して従来廃棄していたエネルギーを再利
用することにより、エネルギー効率のより一層の向上を
図るのに好適な排熱発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃焼機関や燃焼装置、例えば、自動車用
エンジンから排出される排気ガスのもつ熱エネルギーを
電気エネルギーに変換して従来廃棄していたエネルギー
を再利用する自動車用排熱発電装置としては、例えば、
図18に示すようなものがある(特開平8−26106
4号公報等)。
【0003】図18に示す自動車用排熱発電装置101
は、図示しないエンジンに接続した排気管102に接触
した状態で発電ユニット103が配置された構造となっ
ている。
【0004】この発電ユニット103においては、図示
しないエンジンから矢印G方向に排気ガス104が流れ
る排気管(加熱部)102の外側に熱電素子105の高
温端105H側が面接触して取り付けられており、さら
に、その熱電素子105の外側すなわち低温端105L
側には、例えば、ラジエータ106を流れる冷却水など
の冷却媒体107が矢印C方向に流れることにより冷や
される冷却筒(冷却部)108が面接触して取り付けら
れている。
【0005】この発電ユニット103に組込まれている
熱電素子105は、ゼーベック効果を利用して発電を行
う素子であり、温度の高い排気管(加熱部)102と、
温度の低い冷却筒(冷却部)108とによって熱電素子
105の高温端105Hと低温端105Lとの間で大き
な温度差を生じさせることにより熱電発電を行うもので
ある。
【0006】この種の熱電素子105としては、例え
ば、Bi−Te、Si−Ge等の熱電素子が一般的であ
る。
【0007】なお、この従来例において、冷却ファン1
06Fをもつラジエータ106は、エンジンの冷却用の
ものとは別に備えた発電ユニット専用のものであり、冷
却水などの冷却媒体107は排気ガス104によって駆
動されるポンプタービン109により冷媒管110内を
循環し、ラジエータ106の冷却能力が過剰な時はサー
モスタット111の作動によりラジエータ106をバイ
パスしてバイパス管112に冷却媒体107を循環させ
る構成としている。
【0008】このようなゼーベック効果を利用して熱電
発電する熱電素子105は、その高温端105Hの温度
と低温端105Lの温度との間での温度差により熱電発
電し、この温度差が大きいほど発電効率がよく、出力も
大きい。したがって、一般的な熱電素子105の使用方
法としては、熱電素子105の低温端105Lの温度は
できるだけ低く、かつ、熱電素子105の高温端105
Hの温度はできるだけ高くするのが普通である。すなわ
ち、排気ガス104によって熱電素子105の高温端1
05Hの温度を高温に保ちながら、冷却水などの冷却媒
体107によって低温端105Lの温度を低く保ち、熱
電素子105の両端にできるだけ大きな温度差をつける
方が排気エネルギーを効率よく回収することにつながる
ため、上記した従来の技術のような排熱発電装置101
の構造とするのが一般的である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱電素
子はその両端の温度差が大きいほど発電出力は増大する
ものの、高温端の温度が熱電素子の種類による固有の使
用上限値(例えば、Bi−Te系の熱電素子では約30
0℃、Si−Ge系の熱電素子では約500℃)を超え
ると、出力が低下したり、損傷したり、信頼性が低下し
たりすることがあるという問題点があった。そして、一
般のガソリンエンジンでは、運転状況により排気ガス温
度が900℃を超えるため、熱電素子の高温端の温度は
容易に前記熱電素子の固有の使用上限温度を超えること
となる。
【0010】そこで、この問題点に対して、従来の自動
車用排熱発電装置においては、排気ガスの温度が高く、
熱電素子の高温端の温度が高い時に冷却水により熱電素
子の温度を下げているが、これはあくまでも冷却水によ
り熱電素子の低温端の温度を低くし、熱電素子の高温端
と低温端との間の温度差を付けるためであって、高温端
の温度を下げるためではないものとなっていた。
【0011】このため、従来例における自動車用排熱発
電装置では、排気ガスの温度が高温になることにより、
熱電素子の高温端の温度がその熱電素子固有の使用上限
温度を超えた場合には熱電素子が破損することになる可
能性が大きいという問題点があった。
【0012】また、設計上、排気ガスの温度が最も高い
ときに熱電素子が損傷しないように、例えば、断熱層を
設けるなどして排気ガスと熱電素子の高温端側との間で
の熱抵抗を増大したとすれば、通常の運転範囲である比
較的低い排気ガス温度のときに、熱電素子の高温端の温
度を高くすることができないため、発電出力が小さくな
らざるを得ないという問題点もあった。
【0013】
【発明の目的】本発明は、このような従来の問題点にか
んがみてなされたものであって、排気ガスの温度が高い
場合には、熱電素子の高温端側における排気ガスによる
過度の加熱を軽減し、排気ガスの温度が低い場合には、
熱電素子の高温端側における排気ガスによる加熱効率を
増大することによって、熱電素子の使用上限温度を超え
ることによる損傷を防止することができると共に、熱電
素子の高温端の温度が低くなることによる発電出力の低
下を防止し、熱電素子の高温端の温度を適切にコントロ
ールすることによって、効率のよい熱電発電を長期にわ
たって良好に行うことができるようにすることを目的と
している。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる排熱発電
装置は、請求項1に記載しているように、排気ガスによ
る加熱部と、冷却媒体による冷却部と、高温端側が前記
加熱部により加熱されかつ低温端側が前記冷却部により
冷却されて両端の温度差により熱電発電する熱電素子を
そなえた排熱発電装置において、前記熱電素子の高温端
側を外気によって冷却するための外気流通路および/ま
たは前記熱電素子の高温端側を排気ガスによって加熱す
るための排気ガスバイパス流通路ともなる遮熱空間をそ
なえた構成としたことを特徴としている。
【0015】そして、本発明に係わる排熱発電装置の実
施態様においては、請求項2に記載しているように、排
気ガスが流れる排気管に、外気流通路を通って熱電素子
の高温端側を冷却する外気を排気管内部の排気ガス流通
路に流す外気流通用小孔を形成した構成としたことを特
徴としている。
【0016】同じく、本発明に係わる排熱発電装置の実
施態様においては、請求項3に記載しているように、熱
電素子の高温端側と排気管とが面接触しかつ熱電素子の
高温端側と面接触していない排気管の部分に外気流通用
小孔を形成した構成としたことを特徴としている。
【0017】同じく、本発明に係わる排熱発電装置の実
施態様においては、請求項4に記載しているように、熱
電素子と、熱電素子の高温端側が面接触していない排気
管の部分と、熱電素子の低温端側が面接触していない冷
却部の部分とで形成された空間で外気流通路を形成した
構成としたことを特徴としている。
【0018】同じく、本発明に係わる排熱発電装置の実
施態様においては、請求項5に記載しているように、熱
電素子の高温端側と排気管との接触面に外気流通路用ス
リットを形成し、外気流通路用スリットの部分に外気を
排気管内部の排気ガス流通路に流す外気流通用小孔を形
成した構成としたことを特徴としている。
【0019】同じく、本発明に係わる排熱発電装置の実
施態様においては、請求項6に記載しているように、排
気管の肉厚部分に外気流通路を形成すると共に、前記外
気流通路を流れる外気を排気管内部の排気ガス流通路に
流す外気流通用小孔を形成した構成としたことを特徴と
している。
【0020】同じく、本発明に係わる排熱発電装置の実
施態様においては、請求項7に記載しているように、外
気流通路に外気を流す外気加圧装置をそなえ、前記外気
加圧装置は熱電素子からの出力により作動する構成のも
のとしたことを特徴としている。
【0021】同じく、本発明に係わる排熱発電装置の実
施態様においては、請求項8に記載しているように、外
気加圧装置により加圧送給される外気の流量はコントロ
ーラにより制御される構成のものとしたことを特徴とし
ている。
【0022】同じく、本発明に係わる排熱発電装置の実
施態様においては、請求項9に記載しているように、排
気ガスが流れる排気ガス流通路と熱電素子の高温端側と
の間に、前記排気ガス流通路と連通しかつ排気ガスバイ
パス流通路ともなる遮熱空間を形成した構成としたこと
を特徴としている。
【0023】同じく、本発明に係わる排熱発電装置の実
施態様においては、請求項10に記載しているように、
排気ガス流通路と排気ガスバイパス流通路ともなる遮熱
空間との連通部が排気ガスの流れ方向に対して上流側と
下流側の少なくとも2個所に設けられ、前記連通部の間
でかつ排気管の内部に、排気ガス流通路および排気ガス
バイパス流通路での排気ガスの流量を調整するバルブが
設けられている構成としたことを特徴としている。
【0024】同じく、本発明に係わる排熱発電装置の実
施態様においては、請求項11に記載しているように、
遮熱空間は排気ガス流通路の外側で形成されている構成
としたことを特徴としている。
【0025】同じく、本発明に係わる排熱発電装置の実
施態様においては、請求項12に記載しているように、
排気管の内部に仕切りを設け、仕切りの内側を排気ガス
流通路に形成すると共に仕切りの外側を排気ガスバイパ
ス流通路ともなる遮熱空間に形成する構成としたことを
特徴としている。
【0026】同じく、本発明に係わる排熱発電装置の実
施態様においては、請求項13に記載しているように、
排気ガス流通路と排気ガスバイパス流通路ともなる遮熱
空間との連通部が排気ガスの流れ方向に対して複数個所
に設けてあり、前記各連通部の間でかつ排気管の内部
に、排気ガス流通路および排気ガスバイパス流通路での
排気ガスの流量を調整するバルブが各々設けられている
構成としたことを特徴としている。
【0027】同じく、本発明に係わる排熱発電装置の実
施態様においては、請求項14に記載しているように、
バルブの開度が熱電素子の高温端側における温度により
調整される構成のものとしたことを特徴としている。
【0028】
【発明の作用】本発明による排熱発電装置では、上述し
た構成としたから、排気ガスの温度が高い場合には、ま
た、熱電素子の高温端側の温度が高い場合には、外気流
通路を介して熱電素子の高温端側を冷却することによっ
て、熱電素子の高温端側の温度が上昇しすぎるのが防止
され、また、排気ガスバイパス流通路内に排気ガスを流
さないことによってこの排気ガスバイパス流通路が遮熱
空間として作用するものとなすことにより、熱電素子の
高温端側の温度が高温の排気ガスによって上昇しすぎる
のが防止され、さらにまた、外気を排気管の内壁面に流
すことによって当該排気管の壁面が冷却されることによ
り熱電素子の高温端側の温度が過度に上昇するのが防止
されることとなる。
【0029】また、排気ガスの温度が低い場合には、そ
してまた、熱電素子の高温端側の温度が低い場合には、
外気流通路を介しての外気の流通を低減しないしは停止
し、また、排気ガスバイパス流通路内に排気ガスを必要
に応じて多量に流すことにより熱電素子の高温端側への
加熱を促進することによって、高温端側の温度が早期に
上昇することとなり、このようにして、熱電素子の高温
端側の温度を適切にコントロールするようになすことに
よって、熱電素子の高温端側での使用上限温度を超える
過熱による破損等の寿命低下を伴うことなく、効率のよ
い熱電発電が長期にわたって継続されることとなる。
【0030】
【発明の効果】本発明による排熱発電装置では、請求項
1に記載しているように、排気ガスによる加熱部と、冷
却媒体による冷却部と、高温端側が前記加熱部により加
熱されかつ低温端側が前記冷却部により冷却されて両端
の温度差により熱電発電する熱電素子をそなえた排熱発
電装置において、前記熱電素子の高温端側を外気によっ
て冷却するための外気流通路および/または前記熱電素
子の高温端側を排気ガスによって加熱するための排気ガ
スバイパス流通路ともなる遮熱空間をそなえた構成とし
たから、排気ガスの温度が高い場合には外気を導入する
ことによって熱電素子の高温端側における温度が高くな
りすぎるのを防止することができ、また、運転状況に応
じて外気の導入量を調整することによって熱電素子の高
温端側の温度を使用上限内で最高値に保つことが可能と
なって常に最大の発電出力を得ることが可能であり、ま
た、排気ガスの温度が高い場合に排気ガスバイパス流通
路に排気ガスを流さないで遮熱空間(断熱空間)として
作用させることによって熱電素子の高温端側の温度が上
昇しすぎるのを防止することが可能であり、熱電素子を
破損させることなく効率的に熱電発電を行わせることが
可能であるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0031】そして、請求項2に記載しているように、
排気ガスが流れる排気管に、外気流通路を通って熱電素
子の高温端側を冷却する外気を排気管内部の排気ガス流
通路に流す外気流通用小孔を形成した構成のものとする
ことによって、排気ガスの温度が高いときには外気の導
入によって熱電素子の高温端側を冷却することが可能で
あると共に、外気が排気管の内壁面に沿って層状に流れ
ることにより熱抵抗を大きなものとすることによって熱
電素子の高温端側の過度の温度上昇を防止することが可
能であるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0032】また、請求項3に記載しているように、熱
電素子の高温端側と排気管とが面接触しかつ熱電素子の
高温端側と面接触していない排気管の部分に外気流通用
小孔を形成した構成のものとすることによって、排気管
を介した熱電素子の高温端側への熱伝導を良好なものと
することが可能であって、高温端側の温度上昇を迅速に
することが可能であると共に排気ガスの温度が高いとき
には小孔を通して流入した外気が排気管の壁面で層を形
成することによって排気管の表面温度を低下させること
が可能であるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0033】さらにまた、請求項4に記載しているよう
に、熱電素子と、熱電素子の高温端側が面接触していな
い排気管の部分と、熱電素子の低温端側が面接触してい
ない冷却部の部分とで形成された空間で外気流通路を形
成した構成のものとすることによって、熱電素子の高温
端側の冷却および排気管の内壁面の冷却が効率的に行え
る外気流通路の形成を簡便な構造のものとして行うこと
が可能であるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0034】さらにまた、請求項5に記載しているよう
に、熱電素子の高温端側と排気管との接触面に外気流通
路用スリットを形成し、外気流通路用スリットの部分に
外気を排気管内部の排気ガス流通路に流す外気流通用小
孔を形成した構成のものとすることによって、スリット
および小孔を通過する外気により熱電素子の高温端側と
排気管の内面を直接冷却することができ、より少ない外
気量で熱電素子の損傷を防止することができるのでコン
プレッサ等の駆動出力を低減することができ、発電出力
を増加することが可能であるなどの著しく優れた効果が
もたらされる。
【0035】さらにまた、請求項6に記載しているよう
に、排気管の肉厚部分に外気流通路を形成すると共に、
前記外気流通路を流れる外気を排気管内部の排気ガス流
通路に流す外気流通用小孔を形成した構成のものとする
ことによって、排気管を直接冷却することが可能であ
り、供給する外気を少なくすることが可能となるのでコ
ンプレッサ等の駆動出力を低減することができ、発電出
力を増加することが可能であるという著しく優れた効果
がもたらされる。
【0036】さらにまた、請求項7に記載しているよう
に、外気流通路に外気を流す外気加圧装置をそなえ、前
記外気加圧装置は熱電素子からの出力により作動する構
成のものとすることによって、熱電素子の発電出力に応
じて熱電素子の高温端側での温度上昇を検知し、熱電素
子の使用上限温度以上に温度が上がりそうな場合にはコ
ンプレッサ等の外気加圧装置を必要に応じてより出力が
増大した状態で作動させることにより、熱電素子の高温
端側の温度を下げ、排気管の表面温度をも下げることが
可能であるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0037】さらにまた、請求項8に記載しているよう
に、外気加圧装置により加圧送給される外気の流量はコ
ントローラにより制御される構成のものとすることによ
って、熱電素子の高温端側での使用上限温度近くでの温
度コントロールによって発電出力を大きく維持すること
ができるようになり、熱電素子の損傷をも防止すること
ができるようになるという著しく優れた効果がもたらさ
れる。
【0038】さらにまた、請求項9に記載しているよう
に、排気ガスが流れる排気ガス流通路と熱電素子の高温
端側との間に、前記排気ガス流通路と連通しかつ排気ガ
スバイパス流通路ともなる遮熱空間を形成した構成のも
のとすることによって、熱電素子の高温端側の温度が低
いときには遮熱空間を排気ガスバイパス流通路として使
用することにより熱電素子の高温端側の温度を迅速に上
昇させることが可能であり、熱電素子の高温端側の温度
がその使用上限温度以上に高くなりそうなときには排気
ガスバイパス流通路内への排気ガスの流入量を低減ない
しは停止することにより遮熱空間として使用することに
よって熱電素子の高温端側の過度の温度上昇を防ぐこと
が可能であり、熱電素子の高温端側の温度を使用上限以
内の高めに設定しておくことによって、熱電素子を破損
することなくより大きな発電出力を得ることができるよ
うになるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0039】さらにまた、請求項10に記載しているよ
うに、排気ガス流通路と排気ガスバイパス流通路ともな
る遮熱空間との連通部が排気ガスの流れ方向に対して上
流側と下流側の少なくとも2個所に設けられ、前記連通
部の間でかつ排気管の内部に、排気ガス流通路および排
気ガスバイパス流通路での排気ガスの流量を調整するバ
ルブが設けられている構成のものとすることによって、
排気ガスによる熱電素子の高温端側での温度設定を良好
に行うことが可能であるという著しく優れた効果がもた
らされる。
【0040】さらにまた、請求項11に記載しているよ
うに、遮熱空間は排気ガス流通路の外側で形成されてい
る構成のものとすることによって、排気ガスバイパス流
通路ともなる遮熱空間を利用した熱電素子の高温端側で
の温度設定を良好に行うことができ、熱電素子の使用上
限温度内での高い温度で使用することによって熱電素子
を破損することなくより大きな熱電発電による出力を得
ることが可能であるという著しく優れた効果がもたらさ
れる。
【0041】さらにまた、請求項12に記載しているよ
うに、排気管の内部に仕切りを設け、仕切りの内側を排
気ガス流通路に形成すると共に仕切りの外側を排気ガス
バイパス流通路ともなる遮熱空間に形成するようになす
ことによって、熱電素子の高温端側での温度コントロー
ルをより簡便な機構により良好に実施することが可能で
あるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0042】さらにまた、請求項13に記載しているよ
うに、排気ガス流通路と排気ガスバイパス流通路ともな
る遮熱空間との連通部が排気ガスの流れ方向に対して複
数個所に設けてあり、前記各連通部の間でかつ排気管の
内部に、排気ガス流通路および排気ガスバイパス流通路
での排気ガスの流量を調整するバルブが各々設けられて
いるものとすることによって、排気ガスの流れ方向の下
流に行くに従って排気ガスの温度が低くなることにより
排気ガスエネルギーの回収効率が低下する傾向となるこ
とに対応して、前記各バルブの開度を漸次小さく変化さ
せることにより排気ガスの流れ方向の下流側に至るとき
でも排気ガスエネルギーの回収効率を高いものにするこ
とが可能であるという著しく優れた効果がもたらされ
る。
【0043】さらにまた、請求項14に記載しているよ
うに、バルブの開度が熱電素子の高温端側における温度
により調整されるものとなすことによって、熱電素子の
使用上限温度内での最大の熱電発電出力を得ることが可
能であり、排気ガスのもつ熱エネルギーを効率よく電気
エネルギーに変換して、エネルギーの再利用効率をより
一層高めたものにすることが可能であるという著しく優
れた効果がもたらされる。
【0044】
【実施例】以下、本発明による排熱発電装置の実施例に
ついて説明するが、本発明はこのような実施例に限定さ
れないことはいうまでもない。
【0045】(実施例1)図1および図2は本発明によ
る排熱発電装置の第1実施例を示すものであって、この
排熱発電装置1は、図示しないエンジンに接続した排気
管(加熱部)2に接触した状態で発電ユニットが配置さ
れた構造をなし、この発電ユニットにおいては、その内
部に図示しないエンジンから矢印G方向に排気ガス流通
路3内を排気ガス4が流れる排気管(加熱部)2の外側
に熱電素子5の高温端5H側が面接触した状態で取り付
けられており、さらに、その熱電素子5の外側には例え
ば図示しないラジエータの冷却水などの冷却媒体6が矢
印C方向に流れることにより冷やされる冷却筒(冷却
部)7が面接触した状態で取り付けられている。
【0046】発電ユニット内部に組込まれている熱電素
子5は、ゼーベック効果を利用して発電を行う素子であ
り、温度の高い排気管(加熱部)2と、温度の低い冷却
筒(冷却部)7によって熱電素子5の高温端5Hと低温
端5Lとの間に大きな温度差を生じさせることにより熱
電発電を行う。
【0047】そしてまた、熱電素子5の高温端5H側と
排気管2とが部分的に面接触し、熱電素子5の低温端5
L側と冷却筒7とが部分的に面接触した状態となってい
て、前記熱電素子5と排気管2と冷却筒7とで密閉され
た空間で矢印A方向に流入した外気8が流れる外気流通
路9が形成されていると共に、熱電素子5の高温端5H
側と排気管2とが面接触していない部分、すなわち、外
気流通路9の部分にある排気管2には、同じく外気流通
路となる外気流通用小孔10が形成されている。そし
て、外気8は外気流入口11より入り、外気流通路9お
よび外気流通用小孔10を経て排気管2の内部に流れる
間に熱電素子5の高温端5H側を冷却すると共に、排気
管2の壁面に外気8の薄層を形成して排気管2を冷却す
る。
【0048】また、冷却媒体流入口7Aより流入した冷
却媒体6は冷却筒7内を通過したのち冷却媒体流出口7
Bにより流出する間に熱電素子5の低温端5L側を冷却
する。
【0049】図3は本発明の第1実施例における排熱発
電装置1の全体構成を示す図であって、外気流入口11
には小型のエアコンプレッサ等の外気加圧装置13が接
続してあり、発電ユニットの外気流入口11を通して外
気を導入できるようにしてある。
【0050】また、コントローラ14を備えており、発
電ユニットの発電電力をバッテリー15に供給すると同
時に外気加圧装置13を駆動制御するように構成されて
いる。さらにまた、冷却媒体流入口7Aおよび冷却媒体
流出口7Bを介して冷却筒7に流す冷却媒体6を冷却す
るためのラジエータ16を備えている。そして、排気管
2を通過した排気ガス4は発電ユニットを通過したあと
マフラー17に入る。
【0051】このような構成を有する排熱発電装置1に
おいて、排気管2の内部を流れる排気ガス4の温度はエ
ンジンの負荷により大きく変動し、場合によっては熱電
素子5の使用上限温度を超える900℃もの高温にな
る。
【0052】そこで、この実施例では、発電ユニットの
発電出力により、コントローラ14において熱電素子5
の高温端5H側の温度を検出し、熱電素子5の使用上限
温度以上に温度が上がりそうな場合には、コントローラ
14でエアコンプレッサ等の外気加圧装置13を駆動
し、複数の外気流通路9および外気流通用小孔10を通
して発電ユニット内の排気管2の内表面へ外気を流し込
み、排気管12の表面温度を下げて、熱電素子5の温度
がさらに上昇するのを防止して、熱電素子5が破損する
のを防止する。
【0053】なお、複数の外気流通用小孔10から排気
管2の内部に供給された外気は、排気管2の内表面に沿
って排気ガス4と膜を形成するため、排気管2の内表面
に供給する外気の流量は排気ガス4の流量に比べ微小で
あっても、排気管2の内表面は十分な冷却効果が得られ
るので、エアコンプレッサ等の外気加圧装置13は小型
のものでよい。
【0054】熱電素子5が破損しないようにするために
は、図4の(B)に示すように、熱電素子5の使用上限
温度(Tu)以下で使用しなければならない。また、熱
電素子5は低温端5Lと高温端5Hとの間での温度差が
大きいほど大きな発電出力が得られるため、熱電素子5
の使用上限温度(Tu)以下でかつできるだけ高い温度
に設定することが望ましい。そのため、熱電素子5の使
用上限温度(Tu)よりも少し低い温度を設定温度(T
s)とし、高温端5Hの温度ができるだけこの値に近づ
くように設定温度範囲(Ts〜Ts)内で制御す
る。
【0055】以下、図4の(A)に示すコントローラの
制御フローチャートに従って、熱電素子5の温度制御に
ついて説明する。
【0056】ステップSにおいてエンジンをスタート
し、排気ガス4の温度が上昇するに従って排気管2の温
度が上昇する。そして、この排気管2に接触する熱電素
子5の高温端5Hの温度が温度範囲(Ts〜Ts
以内か否かをステップSにおいて判断し、設定温度
(Ts)以内でないとき(設定温度(Ts)よりも高い
とき)はステップSにおいてエアコンプレッサ等の外
気加圧装置13を駆動し、外気流通路8および外気流通
用小孔10を通して排気管2の内表面に冷却用外気(空
気)を流すことにより排気管2を冷却し、高温端5Hの
温度を下げる。
【0057】ここで、一度コンプレッサ等の外気加圧装
置13を駆動し始めると、今度は熱電素子5の高温端5
Hの温度が設定温度(Ts)の範囲内であるか否かをス
テップSにおいて判断し、一定の範囲内でないときに
はコンプレッサ等の外気加圧装置13の駆動出力を制御
して冷却用外気(空気)量を最適値にし、熱電素子5の
温度が設定温度範囲内にあるときにはステップSにお
いてコンプレッサ等の外気加圧装置13の駆動出力を一
定に制御する。この際、設定温度(Ts)に対し、例え
ば、±5%の幅をもたさせてこの温度範囲(Ts〜T
)に必ず入るように制御する。
【0058】運転状態が変化して排気ガス4の温度が下
がり、熱電素子5の高温端5Hの温度が下がったときに
はコンプレッサ等の外気加圧装置13の駆動出力を徐々
に低下し、冷却の必要がない温度になったときにはコン
プレッサ等の外気加圧装置13を自動的に停止する。そ
して、排気ガス4の温度が再び上昇し、熱電素子5の高
温端5Hの温度が設定温度(Ts)以上になったときに
は前記と同じ制御を繰り返す。
【0059】これにより、発電ユニットは、熱電素子5
の使用上限温度以内で最大の出力を引き出すことがで
き、効果的に排気ガス4のエネルギーを回収することが
できる。
【0060】さらに、エンジン停止後もこの熱電素子5
の高温端5Hの温度を制御するための回路を作動してお
くことにより、熱電素子5の高温端5Hの温度に応じ
て、排気管2内に冷却用外気を流すことができる。これ
により、従来では考慮されていなかった例えば高速道路
走行後のパーキングエリアなどで考えられるようなヒー
トソークバック、すなわち、エンジン停止後に熱電素子
5の冷却部7の冷却媒体6の循環が停止し、熱電素子5
の温度が排気管2などの余熱で上昇しそうになった場合
でも、排気管2に冷却用外気が供給できるため、熱電素
子5の損傷を防止できるという効果もある。
【0061】なお、熱電素子5の温度が低い場合には、
前述したように、冷却用外気の供給は自動的に停止し、
コンプレッサ等の外気加圧装置13で電力を消費するこ
とはない。
【0062】(実施例2)図5および図6は本発明によ
る排熱発電装置1の第2実施例を示す。この第2実施例
においては、第1実施例と大まかな構造で類似している
が、この第2実施例では、発電ユニット内の排気管2の
熱電素子5の高温端5Hとの接触面に外気流通用スリッ
ト20を設け、前記外気流通用スリット20の底面にも
外気流通用小孔10を形成したところが相違している。
【0063】これにより、熱電素子5と面接触する排気
管2の内面を直接冷却することができるため、より少な
い外気(空気)流量で発電ユニットの損傷を防止するこ
とができるので、エアコンプレッサ等の外気加圧装置1
3の駆動出力を低減することができ、発電出力を増加す
ることができる。
【0064】(実施例3)図7および図8は本発明によ
る排熱発電装置1の第3実施例を示す。この第3実施例
においては、排気管2の肉厚部分に外気流通路9を直接
加工して形成し、外気流通路9から外気流通用小孔10
を介して排気管2の内部に冷却用外気(空気)を直接流
すことができる構造とした。
【0065】これによって、排気管2をより直接的に冷
却することができるため、供給する冷却用外気(空気)
を少なくすることができ、エアコンプレッサ等の外気加
圧装置13の駆動出力を低減することができ、発電出力
を増加することができる。また、先の実施例におけるよ
うな熱電素子5と排気管2と冷却筒7との間で形成され
る空間を密閉する必要がなくなるため、熱電素子5の組
付け構造が簡素化できるという利点もある。
【0066】(実施例4)図9および図10は本発明に
よる排熱発電装置の第4実施例を示すものであって、こ
の排熱発電装置1は、図示しないエンジンに接続した排
気管(加熱部)2の外側に遮熱空間24が形成してあ
り、この遮熱空間24の前方側に排気ガス流入口24A
が設けてあると共に、遮熱空間24の後方側に排気ガス
流出口24Bが形成してあり、排気ガス流入口24Aと
排気ガス流出口24Bとの間における排気管2の内部に
バルブ25が設けてある。
【0067】この遮熱空間24は排気ガスバイパス流通
路(24)ともなりうるものであって、排気ガスのバイ
パス流量は前記バルブ25の開度を調整することにより
コントロールされる。
【0068】さらにまた、遮熱空間24を形成する加熱
管26の外側には発電ユニットが設置されており、加熱
管26の外側に熱電素子5の高温端5Hが面接触した状
態で取り付けられており、さらに、その熱電素子5の低
温端5Lの外側には、例えば、図示しないラジエータの
冷却水などの冷却媒体6が矢印C方向に流れることによ
り冷やされる冷却筒(冷却部)7が面接触した状態で取
り付けられている。
【0069】図11は本発明の第4実施例における排熱
発電装置1の全体構成を示す図であって、コントローラ
14を備えており、発電ユニットの発電出力をバッテリ
ー15に供給すると同時に、熱電素子5の温度によりバ
ルブ25を駆動制御するように構成され、さらには、冷
却媒体流入口7Aおよび冷却媒体流出口7Bを介して冷
却筒7に流す冷却媒体6を冷却するためのラジエータ1
6をそなえている。そして、排気管2を通過した排気ガ
ス4は発電ユニットを通過したあとマフラー17に入
る。
【0070】このような構成を有する排熱発電装置1に
おいて、排気管2の内部を流れる排気ガス4の温度はエ
ンジンの負荷により大きく変動し、場合によっては熱電
素子5の使用上限温度を超える900℃もの高温にな
る。
【0071】そこで、本実施例では、発電ユニットの発
電出力により、コントローラ14において熱電素子5の
高温端5H側の温度を検出し、熱電素子5の使用上限温
度以上に温度が上がりそうな場合には、コントローラ1
4でバルブ25を開方向に駆動し、排気管2と連通した
遮熱空間(排気ガスバイパス流通路)24内に流れる排
気ガス4の流量を低減してこの遮熱空間24を断熱層と
して作用させることにより、熱電素子5の高温端5Hの
表面温度を下げて、熱電素子5の温度がさらに上昇する
のを防止することにより熱電素子5が破損するのを防止
する。
【0072】また、エンジンのスタート直後や、アイド
リング時などのように排気ガスの温度が低いときには、
バルブ25を閉じ、排気ガスバイパス流通路(遮熱空
間)24に排気ガス4を積極的に流すことにより、熱電
素子5の高温端5Hの温度を早期に上昇させる。このよ
うに、熱電素子5に対する断熱ないしは加熱の程度をコ
ントロールすることができるため、エンジンの負荷によ
らず効率よく発電を行うことが可能となる。
【0073】以下、図12に示すコントローラの制御フ
ローチャートに従って、熱電素子5の温度制御について
説明する。
【0074】ステップS11においてエンジンをスター
トすると、排気ガス4の温度上昇に伴なって排気管2の
温度が上昇し、熱電素子5の高温端5Hの温度が上昇す
る。
【0075】そして、ステップS12において熱電素子
5の高温端5Hの温度が使用上限温度(Tu)以下の適
正値に定めた設定温度範囲(Ts〜Ts)にあるか
否かをバルブコントローラ14により判断し、設定温度
範囲(Ts〜Ts)を超える場合にはステップ13
においてバルブ25を開き、設定温度範囲(Ts〜T
)より低い場合にはステップ13においてバルブ2
5を閉じる。このようにして、バルブ25の開度を調整
することにより、熱電素子5の高温端5Hの温度が設定
温度範囲(Ts〜Ts)内となるようにし、設定温
度範囲内であるときにはステップS14においてバルブ
25の開度を一定にコントロールする。
【0076】そして、ステップS15においてエンジン
を停止した際には、ステップS16において、バルブ2
5を全開にしておき、例えば、次回のエンジンスタート
の際に排気抵抗が増大してスムースな始動の妨げとなら
いないようにする。
【0077】これにより、発電ユニットは、熱電素子5
の使用上限温度範囲内で最大の出力を引き出すことがで
き、排気ガス4のもつエネルギーを効果的に回収するこ
とができるようになる。
【0078】(実施例5)図13および図14は本発明
による排熱発電装置の第5実施例を示す。この第5実施
例による排熱発電装置1においては前記第4実施例にお
ける発電ユニット部分の構造と同じであるが、この第5
実施例では、排気管2の中に排気ガス4の通路を分岐す
る仕切り27を設け、この仕切り27によって排気ガス
バイパス流通路ともなる遮熱空間24を形成する構成と
した点で相違している。
【0079】これによって、前記第4実施例のように排
気ガス流入口24Aおよび排気ガス流出口24Bを介し
て排気ガス流通路3と排気ガスバイパス流通路(遮熱空
間)24とを連通するようにした場合に比べて構造を簡
略化することができ、製作が容易になって製造コストが
低減できることとなる。
【0080】(実施例6)図15および図16は本発明
による排熱発電装置の第6実施例を示す。この第6実施
例の排熱発電装置1においては、前記第5実施例におけ
る仕切り27の途中の3個所にガス流通孔27Hを形成
することによって4つの仕切り部27A,27B,27
C,27Dを形成し、それぞれの仕切り部27A,27
B,27C,27Dにおける排気ガス流通路3A,3
B,3C,3Dの内部にバルブ25A,25B,25
C,25Dを設けると共に、それぞれに対応して排気ガ
スバイパス流通路ともなる遮熱空間24A,24B,2
4C,24Dを形成し、各バルブ25A,25B,25
C,25Dの開度を排気ガス4の流れ方向の上流から下
流に向けて徐々に絞ることにより、遮熱空間24A,2
4B,24C,24Dに流れる排気ガス4の流量を徐々
に増加することができるようにしたものとしている。
【0081】一般に、排気ガス4の流れに沿って熱電素
子5を配置した排熱回収構造では、排気ガス4の下流に
なるほどその温度が低くなり、排気ガス4のもつエネル
ギーの回収効率が低下することになるが、本実施例によ
れば、排気ガス4の温度が排気ガス流れ方向に沿って低
下したとしても、排気ガスバイパス流通路24A,24
B,24C,24Dでの排気ガス4の流量を上流と下流
でコントロールでき、熱量を一定にできるため、排気ガ
ス4のもつエネルギーを効率良く回収することができる
ようになる。
【0082】(実施例7)図17は本発明による排熱発
電装置の第7実施例を示す。この第7実施例の排熱発電
装置1においては、図1に示した第1実施例における外
気流入口11、外気流通路9、外気流通用小孔10によ
って形成した外気の流通経路と、図13に示した第5実
施例における仕切り27の設置によって排気ガスバイパ
ス流通路ともなる遮熱空間24を形成することによる排
気ガスのバイパス流通経路を設けた場合を示す。
【0083】このような構成とした場合において、熱電
素子5の使用上限温度以上に高温端5Hの温度が上がり
そうなときには、コントローラ14の制御によってバル
ブ25を開くと共に外気加圧装置13を駆動し、外気流
入口11より外気を導入することによって熱電素子5の
高温端5Hを冷却する。
【0084】他方、排気ガスの温度が低く、熱電素子5
の高温端5Hの温度の低いときには、コントローラ14
の制御によって外気加圧装置13の駆動を停止したまま
にすると共にバルブ25を閉じて排気ガスバイパス流通
路(遮熱空間)24内に排気ガス4を積極的に流すこと
により、熱電素子5の高温端5Hの温度を早期に上昇さ
せる。
【0085】したがって、このような構成とすることに
より、外気の流通経路を形成することによる利点と、遮
熱空間ともなる排気ガスのバイパス流通路を形成するこ
とによる利点とを活かすことができ、よりアクティブな
温度制御を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による排熱発電装置の断面
説明図である。
【図2】図1のII−II線における断面説明図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例による排熱発電装置の全体
概略構成を示す説明図である。
【図4】本発明の第1実施例による排熱発電装置の制御
手順を示すフローチャート(図4の(A))および時間
と温度との関係を示す説明図(図4の(B))である。
【図5】本発明の第2実施例による排熱発電装置の断面
説明図である。
【図6】図5のVI−VI線における断面説明図であ
る。
【図7】本発明の第3実施例による排熱発電装置の断面
説明図である。
【図8】図7のVIII−VIII線における断面説明
図である。
【図9】本発明の第4実施例による排熱発電装置の断面
説明図である。
【図10】図9のX−X線における断面説明図である。
【図11】本発明の第4実施例による排熱発電装置の全
体概略構成を示す説明図である。
【図12】本発明の第4実施例による排熱発電装置の制
御手順を示すフローチャート(図12の(A))および
時間と温度との関係を示す説明図(図12の(B))で
ある。
【図13】本発明の第5実施例による排熱発電装置の断
面説明図である。
【図14】図13のXIV−XIV線における断面説明
図である。
【図15】本発明の第6実施例による排熱発電装置の断
面説明図である。
【図16】図15のXVI−XVI線における断面説明
図である。
【図17】本発明の第7実施例による排熱発電装置の断
面説明図である。
【図18】従来例による排熱発電装置の断面説明図であ
る。
【符号の説明】
1 排熱発電装置 2 排気管(加熱部) 3,3A,3B,3C,3D 排気ガス流通路 4 排気ガス 5 熱電素子 5H 熱電素子の高温端 5L 熱電素子の低温端 6 冷却媒体 7 冷却筒(冷却部) 8 外気 9 外気流通路 10 外気流通用小孔 11 外気流入口 13 外気加圧装置 14 コントローラ 15 バッテリー 16 ラジエータ 20 外気流通用スリット 24,24A,24B,24C,24D 排気ガスバイ
パス流通路(遮熱空間) 25,25A,25B,25C,25D バルブ 26 加熱管 27 仕切り A 外気の流入方向 C 冷却媒体の流れ方向 G 排気ガスの流れ方向

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ガスによる加熱部と、冷却媒体によ
    る冷却部と、高温端側が前記加熱部により加熱されかつ
    低温端側が前記冷却部により冷却されて両端の温度差に
    より熱電発電する熱電素子をそなえた排熱発電装置にお
    いて、前記熱電素子の高温端側を外気によって冷却する
    ための外気流通路および/または前記熱電素子の高温端
    側を排気ガスによって加熱するための排気ガスバイパス
    流通路ともなる遮熱空間をそなえたことを特徴とする排
    熱発電装置。
  2. 【請求項2】 排気ガスが流れる排気管に、外気流通路
    を通って熱電素子の高温端側を冷却する外気を排気管内
    部の排気ガス流通路に流す外気流通用小孔を形成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の排熱発電装置。
  3. 【請求項3】 熱電素子の高温端側と排気管とが面接触
    しかつ熱電素子の高温端側と面接触していない排気管の
    部分に外気流通用小孔を形成したことを特徴とする請求
    項2に記載の排熱発電装置。
  4. 【請求項4】 熱電素子と、熱電素子の高温端側が面接
    触していない排気管の部分と、熱電素子の低温端側が面
    接触していない冷却部の部分とで形成された空間で外気
    流通路を形成したことを特徴とする請求項2または3に
    記載の排熱発電装置。
  5. 【請求項5】 熱電素子の高温端側と排気管との接触面
    に外気流通路用スリットを形成し、外気流通路用スリッ
    トの部分に外気を排気管内部の排気ガス流通路に流す外
    気流通用小孔を形成したことを特徴とする請求項2ない
    し4のいずれかに記載の排熱発電装置。
  6. 【請求項6】 排気管の肉厚部分に外気流通路を形成す
    ると共に、前記外気流通路を流れる外気を排気管内部の
    排気ガス流通路に流す外気流通用小孔を形成したことを
    特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の排熱発
    電装置。
  7. 【請求項7】 外気流通路に外気を流す外気加圧装置を
    そなえ、前記外気加圧装置は熱電素子からの出力により
    作動するものとしたことを特徴とする請求項2ないし6
    のいずれかに記載の排熱発電装置。
  8. 【請求項8】 外気加圧装置により加圧送給される外気
    の流量はコントローラにより制御されるものとしたこと
    を特徴とする請求項7に記載の排熱発電装置。
  9. 【請求項9】 排気ガスが流れる排気ガス流通路と熱電
    素子の高温端側との間に、前記排気ガス流通路と連通し
    かつ排気ガスバイパス流通路ともなる遮熱空間を形成し
    たことを特徴とする請求項1に記載の排熱発電装置。
  10. 【請求項10】 排気ガス流通路と排気ガスバイパス流
    通路ともなる遮熱空間との連通部が排気ガスの流れ方向
    に対して上流側と下流側の少なくとも2個所に設けら
    れ、前記連通部の間でかつ排気管の内部に、排気ガス流
    通路および排気ガスバイパス流通路での排気ガスの流量
    を調整するバルブが設けられていることを特徴とする請
    求項9に記載の排熱発電装置。
  11. 【請求項11】 遮熱空間は排気ガス流通路の外側で形
    成されていることを特徴とする請求項9または10に記
    載の排熱発電装置。
  12. 【請求項12】 排気管の内部に仕切りを設け、仕切り
    の内側を排気ガス流通路に形成すると共に仕切りの外側
    を排気ガスバイパス流通路ともなる遮熱空間に形成する
    ことを特徴とする請求項9ないし11のいずれかに記載
    の排熱発電装置。
  13. 【請求項13】 排気ガス流通路と排気ガスバイパス流
    通路ともなる遮熱空間との連通部が排気ガスの流れ方向
    に対して複数個所に設けてあり、前記各連通部の間でか
    つ排気管の内部に、排気ガス流通路および排気ガスバイ
    パス流通路での排気ガスの流量を調整するバルブが各々
    設けられていることを特徴とする請求項9ないし12の
    いずれかに記載の排熱発電装置。
  14. 【請求項14】 バルブの開度が熱電素子の高温端側に
    おける温度により調整されることを特徴とする請求項1
    0または13に記載の排熱発電装置。
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