JP2023512476A - 発電装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の一実施例に係る発電装置は冷却部、前記冷却部の一面の第1領域に配置された熱電モジュール、前記冷却部の一面の第2領域に配置され、前記熱電モジュールに連結されるコネクタ部、前記コネクタ部上に配置され、前記コネクタ部の側面を露出するように配置された断熱部材、前記断熱部材および前記コネクタ部を覆うように配置されたシールド部材、および前記コネクタ部および前記シールド部材の間に配置された第1絶縁層を含む。

Description

本発明は発電装置に関し、より詳細には熱電素子の低温部と高温部の温度差を利用して発電させる発電装置に関する。
熱電現象は材料内部の電子(electron)と正孔(hole)の移動によって発生する現象で、熱と電気の間の直接的なエネルギー変換を意味する。
熱電素子は熱電現象を利用する素子を総称し、P型熱電材料とN型熱電材料を金属電極の間に接合させてPN接合対を形成する構造を有する。
熱電素子は電気抵抗の温度変化を利用する素子、温度差によって起電力が発生する現象であるゼーベック効果を利用する素子、電流による吸熱または発熱が発生する現象であるペルティエ効果を利用する素子などに区分され得る。
熱電素子は家電製品、電子部品、通信用部品などに多様に適用されている。例えば、熱電素子は冷却用装置、温熱用装置、発電用装置などに適用され得る。これに伴い、熱電素子の熱電性能に対する要求はますます高まっている。
最近、自動車、船舶などのエンジンから発生した高温の廃熱および熱電素子を利用して電気を発生させようとするニーズがある。この時、熱電素子の低温部側に第1流体が通過するダクトが配置され、熱電素子の高温部側に放熱フィンが配置され、第2流体が放熱フィンを通過することができる。これに伴い、熱電素子の低温部と高温部間の温度差によって電気が生成され得、発電装置の構造によって発電性能が変わり得る。
本発明が達成しようとする技術的課題は、熱電素子の低温部と高温部の温度差を利用して発電させる発電装置を提供することである。
本発明の一実施例に係る発電装置は冷却部、前記冷却部の一面の第1領域に配置された熱電モジュール、前記冷却部の一面の第2領域に配置され、前記熱電モジュールに連結されるコネクタ部、前記コネクタ部上に配置され、前記コネクタ部の側面を露出するように配置された断熱部材、前記断熱部材および前記コネクタ部を覆うように配置されたシールド部材、および前記コネクタ部および前記シールド部材の間に配置された第1絶縁層を含む。
前記冷却部の一面を基準として前記コネクタ部の高さは前記断熱部材の高さより高くてもよい。
前記コネクタ部は互いに離隔して配置される複数のコネクタを含み、前記第1絶縁層はコネクタごとに配置された複数の第1絶縁層であり得る。
前記コネクタ部は互いに離隔して配置される複数のコネクタを含み、前記第1絶縁層は前記複数のコネクタ上に一体に配置され得る。
前記第1絶縁層はポリイミド(polyimide、PI)を含むことができる。
前記熱電モジュールと前記シールド部材の側面の間に配置された第2絶縁層をさらに含むことができる。
前記シールド部材は第1面、および前記第1面より高さが高い第2面を含み、前記コネクタ部上に前記第2面が配置され、前記第2絶縁層は前記第1面の側面に配置され得る。
前記第2絶縁層は前記第1面の側面から前記第1面の下面および前記第1面の上面のうち少なくとも一つへ延びることができる。
前記コネクタ部に連結された電線部をさらに含み、前記電線部は前記第2領域で前記冷却部の一面と前記断熱部材の間に配置され得る。
前記熱電モジュールは、第1基板、前記第1基板上に配置される第1電極、前記第1電極上に配置される半導体構造物、前記半導体構造物上に配置される第2電極および前記第2電極上に配置される第2基板を含む熱電素子、および前記第1基板上に配置される連結電極部を含み、前記コネクタ部は前記連結電極部上に配置され、前記連結電極部は前記第1基板の外郭と所定距離以上離隔するように配置される。
本発明の他の実施例に係る発電装置は冷却部、前記冷却部の一面に互いに離隔するように配置された第1熱電モジュールおよび第2熱電モジュール、前記冷却部の一面の前記第1熱電モジュールおよび前記第2熱電モジュールの間に配置され、前記第1熱電モジュールに連結される第1コネクタ部および前記第2熱電モジュールに連結される第2コネクタ部、前記冷却部の一面の前記第1熱電モジュールおよび前記第2熱電モジュールの間で前記第1コネクタ部および前記第2コネクタ部の側面で前記第1コネクタ部の少なくとも一部および前記第2コネクタ部の少なくとも一部を露出するように配置された断熱部材、前記断熱部材、前記第1コネクタ部および前記第2コネクタ部を覆うように配置されたシールド部材、および前記第1コネクタ部および前記第2コネクタ部と前記シールド部材の間に配置された第1絶縁層を含む。
前記第1コネクタ部および前記第2コネクタ部それぞれは互いに離隔して配置される複数のコネクタを含み、前記第1絶縁層はコネクタごとに配置された複数の第1絶縁層であり得る。
前記第1コネクタ部および前記第2コネクタ部それぞれは互いに離隔して配置される複数のコネクタを含み、前記第1絶縁層は前記第1コネクタ部に含まれる複数のコネクタおよび前記第2コネクタ部に含まれる複数のコネクタ上に一体に配置され得る。
前記第1コネクタ部および前記第2コネクタ部それぞれは互いに離隔して配置される複数のコネクタを含み、前記第1絶縁層は前記第1コネクタ部に含まれる複数のコネクタのうち一部および前記第2コネクタ部に含まれる複数のコネクタのうち一部上に一体に配置された複数の第1絶縁層を含むことができる。
前記第1コネクタ部および前記第2コネクタ部それぞれは互いに離隔して配置される複数のコネクタを含み、前記第1絶縁層は前記第1コネクタ部に含まれる複数のコネクタ上に一体に配置され、前記第2コネクタ部に含まれる複数のコネクタのうち一部上に一体に配置された複数の第1絶縁層を含むことができる。
前記第1コネクタ部および前記第2コネクタ部それぞれは互いに離隔して配置される複数のコネクタを含み、前記シールド部材は第1面、および前記第1面によって囲まれて前記第1面より高さが高い複数の第2面を含み、前記第1コネクタ部に含まれる複数のコネクタのうち一部および前記第2コネクタ部に含まれる複数のコネクタのうち一部上に前記複数の第2面のうち一つが配置され、前記第1コネクタ部に含まれる複数のコネクタのうち他の一部および前記第2コネクタ部に含まれる複数のコネクタのうち他の一部上に前記複数の第2面のうち他の一つが配置され、前記第1面の側面と前記第1熱電モジュールの間および前記第1面の側面と前記第2熱電モジュールの間に配置された第2絶縁層をさらに含むことができる。
本発明の一実施例に係る熱電装置は本発明の一実施例に係る熱電装置は熱電素子、前記熱電素子と電気的に連結された連結電極部、前記連結電極部上に配置された複数の接合層、および前記複数の接合層上に配置されたコネクタ部を含み、前記複数の接合層は前記コネクタ部の底面の周りに沿って互いに離隔して配置される。
前記連結電極部は第1連結電極および前記第1連結電極と離隔した第2連結電極を含み、前記第1連結電極は第1-1連結電極領域および第1-2連結電極領域に分岐され、前記第2連結電極は第2-1連結電極領域および第2-2連結電極領域に分岐され、前記第1-1連結電極領域、前記第1-2連結電極領域、前記第2-1連結電極領域および前記第2-2連結電極領域それぞれには前記複数の接合層が配置され得る。
前記コネクタ部は複数のコネクタを含み、前記第1-1連結電極領域、前記第1-2連結電極領域、前記第2-1連結電極領域および前記第2-2連結電極領域それぞれには各コネクタが配置され得る。
前記複数の接合層と前記熱電素子の外郭間の第1方向の最短距離は前記複数の接合層と前記熱電素子の外郭間の第2方向の最短距離より短く、前記第1方向は前記熱電素子に前記連結電極部が連結される方向であり、前記第2方向は前記第1方向に垂直な方向であり得る。
前記コネクタ部の底面のうち一部は凹んだ形状を有する領域を含み、前記複数の接合層のうち一つの接合層は前記凹んだ形状を有する領域に対応するように配置され得る。
前記凹んだ形状は前記一つの接合層の内側面と外側面間に配置され得る。
前記複数の接合層のうち少なくとも一つの外側面は前記コネクタ部の底面の外側に配置され得る。
前記複数の接合層のうち少なくとも一つの内側面と前記コネクタ部の底面の外側間の距離は前記複数の接合層のうち少なくとも一つの外側面と前記コネクタ部の底面の外側間の距離より大きくもよい。
前記コネクタ部に連結される電線部をさらに含み、前記コネクタ部は前記電線部が固定される第1電線固定部材および前記第1電線固定部材を収容するフレームを含み、前記第1電線固定部材は前記電線部の着脱時に前記フレームの第1壁面および前記第1壁面に対向する前記フレームの第2壁面のうち少なくとも一つに向かう方向に移動し、前記複数の接合層は前記第1壁面から延びた第1底面と前記連結電極部間に配置された第1接合層、および前記第2壁面から延びて前記第1底面と離隔した第2底面と前記連結電極部間に配置された第2接合層を含むことができる。
前記連結電極部および前記第1電線固定部材の間は互いに離隔した前記第1接合層および前記第2接合層間で離隔するように配置され得る。
前記複数の接合層は前記フレームの電線進入口から延びた第3底面と前記連結電極部間に配置された第3接合層および前記電線進入口に対向する第3壁面から延びて前記第3底面と離隔した第4底面と前記連結電極部間に配置された第4接合層をさらに含むことができる。
前記コネクタ部は前記第3底面から延びた第2電線固定部材をさらに含み、前記連結電極部および前記第2電線固定部材は互いに離隔した前記第3接合層および前記第4接合層間で離隔するように配置され得る。
前記複数の接合層の総面積は前記第1底面、前記第2底面、前記第3底面および前記第4底面の総面積の80~120%であり得る。
前記複数の接合層の厚さは0.08~0.1mmであり得る。
前記熱電素子は第1基板、前記第1基板上に配置された第1絶縁層、前記第1絶縁層上に配置された複数の第1電極、前記複数の第1電極上に配置された複数のP型熱電レッグおよび複数のN型熱電レッグ、前記複数のP型熱電レッグおよび複数のN型熱電レッグ上に配置された複数の第2電極、前記複数の第2電極上に配置された第2絶縁層および前記第2絶縁層上に配置された第2基板を含み、前記連結電極部は前記第1基板上で前記複数の第1電極の側面に配置され、前記複数の第1電極と前記複数のP型熱電レッグおよび複数のN型熱電レッグの間に接合層がさらに配置され得る。
前記連結電極部と前記コネクタ部間に配置された前記複数の接合層の厚さと前記複数の第1電極と前記複数のP型熱電レッグおよび複数のN型熱電レッグの間に配置された前記接合層の厚さはそれぞれ0.8~0.1mmであり得る。
前記複数の接合層はソルダー層であり得る。
本発明の実施例によると、発電性能に優れた発電装置を得ることができる。特に、本発明の実施例によると、使われる部品数および占める体積を減らして組立が簡単でありながらも発電性能に優れた発電装置を得ることができる。
また、本発明の実施例によると、熱電素子への熱伝達効率が改善された発電装置を得ることができる。また、本発明の実施例によると、発電装置の個数を調節して発電容量を調節することができる。
また、本発明の実施例によると、第2流体と熱電モジュールの放熱フィンが接触する面積を最大化させることができ、これに伴い、発電効率を最大化させることができる。
また、本発明の実施例によると、シールド部材と熱電モジュールおよびコネクタ間絶縁性能を高めることができる。
また、本発明の実施例によると、性能が優秀で、信頼性が高い熱電素子を得ることができる。特に、本発明の実施例によると、電極と熱電レッグの間で要求されるソルダーの印刷厚さと連結電極とコネクタの間で要求されるソルダーの印刷厚さをすべて満足させることができるコネクタの接合構造を得ることができる。
本発明の一実施例に係る発電装置の斜視図である。 本発明の一実施例に係る発電装置の分解斜視図である。 本発明の一実施例に係る発電装置でシールド部材を除去した状態の上面図である。 本発明の一実施例に係る発電装置の一部拡大図である。 本発明の一実施例に係る熱電素子の断面図である。 本発明の一実施例に係る熱電素子の斜視図である。 本発明の一実施例に係るシールド部材を含む発電装置の一部斜視図である。 本発明の一実施例に係るシールド部材を含む発電装置のシールド部材付近の断面図である。 本発明の一実施例に係る第1絶縁層の配置構造を示す上面図である。 本発明の他の実施例に係る第1絶縁層の配置構造を示す上面図である。 本発明のさらに他の実施例に係る第1絶縁層の配置構造を示す上面図である。 図9~図11の実施例に係る第1絶縁層の配置構造の断面図である。 本発明のさらに他の実施例に係る第1絶縁層の配置構造を示す上面図である。 図13の実施例に係る第1絶縁層の配置構造の断面図である。 本発明の実施例により第2絶縁層が配置された第1シールド部材の上面図である。 本発明の実施例により第2絶縁層が配置された第1シールド部材の断面図である。 本発明の実施例に係る熱電素子に含まれる基板および電極の上面図である。 本発明の実施例に係る熱電素子上にヒートシンクが配置された熱電モジュールの斜視図である。 本発明の実施例により連結電極部上に配置されたコネクタおよびコネクタに連結された電線の斜視図である。 発明の実施例に係るコネクタの上面図である。 本発明の実施例に係るコネクタに電線が連結された状態の背面斜視図である。 本発明の一実施例により連結電極上に配置される接合層のパターンの一例である。
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
ただし、本発明の技術思想は説明される一部の実施例に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現され得、本発明の技術思想範囲内であれば、実施例間にその構成要素のうち一つ以上を選択的に結合、置き換えて使うことができる。
また、本発明の実施例で使われる用語(技術および科学的用語を含む)は、明白に特に定義されて記述されない限り、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に一般的に理解され得る意味で解釈され得、辞書に定義された用語のように一般的に使われる用語は関連技術の文脈上の意味を考慮してその意味を解釈することができるであろう。
また、本発明の実施例で使われた用語は実施例を説明するためのものであって、本発明を制限しようとするものではない。
本明細書で、単数型は文面で特に言及しない限り複数型も含むことができ、「Aおよび(と)B、Cのうち少なくとも一つ(または一つ以上)」と記載される場合、A、B、Cで組み合わせできるすべての組み合わせのうち一つ以上を含むことができる。
また、本発明の実施例の構成要素を説明するにあたって、第1、第2、A、B、(a)、(b)等の用語を使うことができる。
このような用語はその構成要素を他の構成要素と区別するためのものに過ぎず、その用語によって該当構成要素の本質や順番または順序などに限定されない。
そして、或る構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」または「接続」されると記載された場合、その構成要素はその他の構成要素に直接的に連結、結合または接続される場合だけでなく、その構成要素とその他の構成要素の間にあるさらに他の構成要素によって「連結」、「結合」または「接続」される場合も含むことができる。
また、各構成要素の「上(うえ)または下(した)」に形成または配置されるものと記載される場合、上(うえ)または下(した)は二つの構成要素が互いに直接接触する場合だけでなく、一つ以上のさらに他の構成要素が二つの構成要素の間に形成または配置される場合も含む。また、「上(うえ)または下(した)」で表現される場合、一つの構成要素を基準として上側方向だけでなく下側方向の意味も含むことができる。
図1は本発明の一実施例に係る発電装置の斜視図であり、図2は本発明の一実施例に係る発電装置の分解斜視図であり、図3は本発明の一実施例に係る発電装置でシールド部材を除去した状態の上面図であり、図4は本発明の一実施例に係る発電装置の一部拡大図である。
図1~図4を参照すると、発電装置1000はダクト1100、第1熱電モジュール1200、第2熱電モジュール1300および分岐部1400を含む。複数個の発電装置1000は所定間隔で離隔するように平行するように配置されて発電システムをなしてもよい。図示されてはいないが、所定間隔で離隔するように配置された二つの発電装置1000の間を第2流体が通過することができる。例えば、一つの発電装置1000の第2熱電モジュール1300および隣り合う他の発電装置1000の第1熱電モジュール1200が所定間隔で離隔するように平行するように配置され、これらの間を第2流体が通過することができる。
本発明の実施例に係る発電装置1000は、ダクト1100の内部を通じて流れる第1流体およびダクト1100の外部を通過する第2流体間の温度差を利用して電力を生産することができる。本明細書で、ダクト1100の内部を通じて流れる第1流体の温度はダクト1100の外部に配置された熱電モジュール1200、1300の放熱フィンを通過する第2流体の温度より低くてもよい。これに伴い、本明細書で、ダクト1100は冷却部と指称され得る。
このために、第1熱電モジュール1200は冷却部1100の第1面1110に配置され、第2熱電モジュール1300は冷却部1100の第1面1110に対向する第2面に配置され得る。この時、第1熱電モジュール1200と第2熱電モジュール1300それぞれの両面のうち、冷却部1100に向かうように配置される面が低温部となり、低温部と高温部間の温度差を利用して電力を生産することができる。冷却部1100の第1面1110および第2面に垂直に配置された第3面1130には分岐部1400が配置され得、第2流体は分岐部1400によって分岐されて第1熱電モジュール1200および第2熱電モジュール1300上で流れることができる。
冷却部1100内に流入する第1流体は水であり得るが、これに制限されるものではなく、冷却性能がある多様な種類の流体であり得る。冷却部1100に流入する第1流体の温度は100℃未満、好ましくは50℃未満、さらに好ましくは40℃未満であり得るが、これに制限されるものではない。冷却部1100を通過した後に排出される第1流体の温度は冷却部1100に流入する第1流体の温度より高くてもよい。
第1流体は冷却部1100の流体流入口から流入して流体排出口を通じて排出される。第1流体の流入および排出を容易にし、冷却部1100を支持するために、冷却部1100の流体流入口側および流体排出口側にはそれぞれ流入口フランジ(図示されず)および排出口フランジ(図示されず)がさらに配置され得る。または冷却部1100の第1面1110、第2面および第3面1130に垂直に配置された第4面1140には複数の流体流入口(図示されず)が形成され、第4面1140に対向する第6面1160には複数の流体排出口1162が形成され得る。複数の流体流入口および流体排出口1162は冷却部1100内の複数の流体通過管(図示されず)と連結され得る。これに伴い、各流体流入口に流入した第1流体は各流体通過管を通過した後に各流体排出口1162から排出され得る。これによると、第1流体の流量が冷却部1100の内部を充満させる程度に充分でなかったり、冷却部1100の表面積が広くなっても第1流体が冷却部1100内に均一に分散され得るため、冷却部1100の全面に対して均一な熱電変換効率を得ることが可能であり、流入口フランジおよび排出口フランジを省略することが可能である。
この時、各流体流入口は第1フィッティング部材(図示されず)を通じて流体流入管1182と連結され得、各流体排出口1162は第2フィッティング部材(図示されず)を通じて流体排出管1192と連結され得る。
ここで、流体流入管1182および流体排出管1192は冷却部1100の第4面1140および第6面1160から突出するように配置され得る。
図示されてはいないが、冷却部1100の内壁には放熱フィンが配置され得る。放熱フィンの形状、個数および冷却部1100の内壁を占める面積などは、第1流体の温度、第2流体の温度、要求される発電容量などによって多様に変更され得る。放熱フィンが冷却部1100の内壁を占める面積は、例えば冷却部1100の断面積の1~40%であり得る。これによると、第1流体の流動を妨げないながらも、高い熱電変換効率を得ることが可能である。この時、放熱フィンは第1流体の流動を妨げない形状を有することができる。例えば、放熱フィンは第1流体が流れる方向に沿って形成され得る。すなわち、放熱フィンは流体流入口から流体排出口に向かう方向に延びたプレート形状であり得、複数の放熱フィンは所定の間隔で離隔するように配置され得る。放熱フィンは冷却部1100の内壁と一体に形成されてもよい。
一方、第1熱電モジュール1200は冷却部1100の第1面1110上に配置され、第2熱電モジュール1300は冷却部1100の第2面上で第1熱電モジュール1200に対称となるように配置される。
第1熱電モジュール1200および第2熱電モジュール1300はスクリューを利用して冷却部1100と締結され得る。これに伴い、第1熱電モジュール1200および第2熱電モジュール1300は冷却部1100の表面に安定的に結合することができる。または第1熱電モジュール1200および第2熱電モジュール1300のうち少なくとも一つは、熱伝達物質(thermal interface material、TIM)を利用してダクト1100の表面に接着されてもよい。ここで、熱伝達物質(TIM)は熱伝達性能および接着性能を有する物質であり、例えばエポキシ樹脂およびシリコン樹脂のうち少なくとも一つおよび無機物を含む樹脂組成物であり得る。ここで、無機物はアルミニウム、ホウ素、ケイ素などの酸化物、炭化物または窒化物であり得る。
一方、第1熱電モジュール1200および第2熱電モジュール1300それぞれは、第1面1110および第2面それぞれに配置された熱電素子1210、1310および熱電素子1210、1310に配置された放熱フィン1220、1320を含む。このように、熱電素子1210、1310の両面のうち一面に第1流体が流れる冷却部1100が配置され、他面に放熱フィン1220、1320が配置され、放熱フィン1220、1320を通じて第2流体が通過すれば、熱電素子1210、1310の吸熱面と放熱面間の温度差を大きくすることができ、これに伴い、熱電変換効率を上げることができる。この時、第1流体が流れる方向と第2流体が流れる方向は異なり得る。例えば、第1流体が流れる方向と第2流体が流れる方向は略垂直であり得る。この時、発電装置に流入する第2流体の温度は発電装置の熱電モジュールに含まれた放熱フィンを通過した後に排出される第2流体の温度より高い。例えば、発電装置に流入する第2流体は自動車、船舶などのエンジンから発生する廃熱であり得るが、これに制限されるものではない。例えば、発電装置に流入する第2流体の温度は100℃以上、好ましくは200℃以上、さらに好ましくは220℃~250℃であり得るが、これに制限されるものではない。
この時、図4を参照すると、放熱フィン1220、1320と熱電素子1210、1310は複数の締結部材1230、1330によって締結され得る。このために、放熱フィン1220、1320と熱電素子1210、1310の少なくとも一部には、締結部材1230、1330が貫通する貫通ホールSが形成され得る。ここで、貫通ホールSと締結部材1230、1330の間には別途の絶縁体1240、1340がさらに配置され得る。別途の絶縁体1240、1340は締結部材1230、1330の外周面を囲む絶縁体または貫通ホールSの壁面を囲む絶縁体であり得る。例えば、絶縁体1240、1340はリング状であり得る。リング状を有する絶縁体1240、1340の内周面は締結部材1230、1330の外周面に配置され、絶縁体1240、1340の外周面は貫通ホールSの内周面に配置され得る。これによると、締結部材1230、1330と放熱フィン1220、1320および熱電素子1210、1310の間が絶縁され得る。
この時、熱電素子1210、1310の構造は図5~6に例示された熱電素子100の構造を有することができる。図5~図6を参照すると、熱電素子100は下部基板110、下部電極120、P型熱電レッグ130、N型熱電レッグ140、上部電極150および上部基板160を含む。
下部電極120は下部基板110とP型熱電レッグ130およびN型熱電レッグ140の下部底面間に配置され、上部電極150は上部基板160とP型熱電レッグ130およびN型熱電レッグ140の上部底面間に配置される。これに伴い、複数のP型熱電レッグ130および複数のN型熱電レッグ140は下部電極120および上部電極150によって電気的に連結される。下部電極120と上部電極150の間に配置され、電気的に連結される一対のP型熱電レッグ130およびN型熱電レッグ140は単位セルを形成することができる。
例えば、口出し線181、182を通じて下部電極120および上部電極150に電圧を印加すると、ペルティエ効果によってP型熱電レッグ130からN型熱電レッグ140に電流が流れる基板は熱を吸収して冷却部として作用し、N型熱電レッグ140からP型熱電レッグ130に電流が流れる基板は加熱して発熱部として作用することができる。または下部電極120および上部電極150間に温度差を加えると、ゼーベック効果によってP型熱電レッグ130およびN型熱電レッグ140内の電荷が移動し、電気が発生することもある。
ここで、P型熱電レッグ130およびN型熱電レッグ140はビズマス(Bi)およびテルル(Te)を主原料で含むビスマステルライド(Bi-Te)系熱電レッグであり得る。P型熱電レッグ130はアンチモン(Sb)、ニッケル(Ni)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、銀(Ag)、鉛(Pb)、ホウ素(B)、ガリウム(Ga)、テルル(Te)、ビズマス(Bi)およびインジウム(In)のうち少なくとも一つを含むビスマステルライド(Bi-Te)系熱電レッグであり得る。例えば、P型熱電レッグ130は全体重量100wt%に対して主原料物質であるBi-Sb-Teを99~99.999wt%で含み、ニッケル(Ni)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、銀(Ag)、鉛(Pb)、ホウ素(B)、ガリウム(Ga)およびインジウム(In)のうち少なくとも一つを0.001~1wt%で含むことができる。N型熱電レッグ140はセレニウム(Se)、ニッケル(Ni)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、銀(Ag)、鉛(Pb)、ホウ素(B)、ガリウム(Ga)、テルル(Te)、ビズマス(Bi)およびインジウム(In)のうち少なくとも一つを含むビスマステルライド(Bi-Te)系熱電レッグであり得る。例えば、N型熱電レッグ140は全体重量100wt%に対して主原料物質であるBi-Se-Teを99~99.999wt%で含み、ニッケル(Ni)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、銀(Ag)、鉛(Pb)、ホウ素(B)、ガリウム(Ga)およびインジウム(In)のうち少なくとも一つを0.001~1wt%で含むことができる。本明細書で熱電レッグは半導体構造物、半導体素子、半導体材料層、半導体物質層、半導体素材層、導電性半導体構造物、熱電構造物、熱電材料層、熱電物質層、熱電素材層などで指称されてもよい。
P型熱電レッグ130およびN型熱電レッグ140はバルク型または積層型で形成され得る。一般的にバルク型P型熱電レッグ130またはバルク型N型熱電レッグ140は熱電素材を熱処理してインゴット(ingot)を製造し、インゴットを粉砕して篩い分けして熱電レッグ用粉末を取得した後にこれを焼結し、焼結体をカッティングする過程を通じて得られ得る。この時、P型熱電レッグ130およびN型熱電レッグ140は多結晶熱電レッグであり得る。このように、P型熱電レッグ130およびN型熱電レッグ140は多結晶熱電レッグである場合、P型熱電レッグ130およびN型熱電レッグ140の強度が高くなり得る。積層型P型熱電レッグ130または積層型N型熱電レッグ140は、シート状の基材上に熱電素材を含むペーストを塗布して単位部材を形成した後、単位部材を積層しカッティングする過程を通じて得られ得る。
この時、一対のP型熱電レッグ130およびN型熱電レッグ140は同一の形状および体積を有したり、互いに異なる形状および体積を有することができる。例えば、P型熱電レッグ130とN型熱電レッグ140の電気伝導特性が異なるため、N型熱電レッグ140の高さまたは断面積をP型熱電レッグ130の高さまたは断面積と異なるように形成してもよい。
この時、P型熱電レッグ130またはN型熱電レッグ140は円筒状、多角柱状、楕円形柱状などを有することができる。
本発明の一実施例に係る熱電素子の性能は熱電性能指数(figure of merit、ZT)で示すことができる。熱電性能指数(ZT)は数式1のように示すことができる。
Figure 2023512476000002
ここで、αはゼーベック係数[V/K]であり、σは電気伝導度[S/m]であり、ασはパワー因子(Power Factor、[W/mK])である。そして、Tは温度、kは熱伝導度[W/mK]である。kはa・cp・ρで示すことができ、aは熱拡散度[cm/S]、cpは比熱[J/gK]、ρは密度[g/cm]である。
熱電素子の熱電性能指数を得るために、Zメーターを利用してZ値(V/K)を測定し、測定したZ値を利用して熱電性能指数(ZT)を計算することができる。
ここで、下部基板110とP型熱電レッグ130およびN型熱電レッグ140の間に配置される下部電極120、および上部基板160とP型熱電レッグ130およびN型熱電レッグ140の間に配置される上部電極150は銅(Cu)、銀(Ag)、アルミニウム(Al)およびニッケル(Ni)のうち少なくとも一つを含み、0.01mm~0.3mmの厚さを有することができる。下部電極120または上部電極150の厚さが0.01mm未満の場合、電極として機能が低下して電気導電性能が低くなり得、0.3mmを超過する場合、抵抗の増加によって伝導効率が低下し得る。
そして、相互に対向する下部基板110と上部基板160は金属基板であり得、その厚さは0.1mm~1.5mmであり得る。金属基板の厚さが0.1mm未満であるか、1.5mmを超過する場合、放熱特性または熱伝導率が過度に高くなり得るため、熱電素子の信頼性が低下し得る。また、下部基板110と上部基板160が金属基板である場合、下部基板110と下部電極120の間および上部基板160と上部電極150の間にはそれぞれ絶縁層170がさらに形成され得る。絶縁層170は1~20W/mKの熱伝導度を有する素材を含むことができる。この時、絶縁層170はエポキシ樹脂およびシリコン樹脂のうち少なくとも一つと無機物を含む樹脂組成物であるか、シリコンと無機物を含むシリコン複合体からなる層であるか、酸化アルミニウム層であり得る。ここで、無機物はアルミニウム、ホウ素、ケイ素などの酸化物、窒化物および炭化物のうち少なくとも一つであり得る。
この時、下部基板110と上部基板160の大きさは異なるように形成されてもよい。すなわち、下部基板110と上部基板160のうち一つの体積、厚さまたは面積は他の一つの体積、厚さまたは面積より大きく形成され得る。ここで、厚さは下部基板110から上部基板160に向かう方向に対する厚さであり得、面積は基板110から上部基板160に向かう方向に垂直な方向に対する面積であり得る。これに伴い、熱電素子の吸熱性能または放熱性能を高めることができる。好ましくは、下部基板110の体積、厚さまたは面積は上部基板160の体積、厚さまたは面積のうち少なくとも一つより大きく形成され得る。この時、下部基板110はゼーベック効果のために高温領域に配置される場合、ペルティエ効果のために発熱領域に適用される場合、または後述する熱電素子の外部環境から保護のためのシーリング部材が下部基板110上に配置される場合に、上部基板160より体積、厚さまたは面積のうち少なくとも一つをさらに大きくすることができる。この時、下部基板110の面積は上部基板160の面積対比1.2~5倍の範囲で形成することができる。下部基板110の面積が上部基板160に比べて1.2倍未満に形成される場合は熱伝達効率の向上に及ぼす影響は高くなく、5倍を超過する場合にはかえって熱伝達効率が顕著に落ち、熱電モジュールの基本形状を維持することが困難であり得る。
また、下部基板110と上部基板160のうち少なくとも一つの表面には放熱パターン、例えば凹凸パターンが形成されてもよい。これに伴い、熱電素子の放熱性能を高めることができる。凹凸パターンがP型熱電レッグ130またはN型熱電レッグ140と接触する面に形成される場合、熱電レッグと基板間の接合特性も向上し得る。熱電素子100は下部基板110、下部電極120、P型熱電レッグ130、N型熱電レッグ140、上部電極150および上部基板160を含む。
図示されてはいないが、下部基板110と上部基板160の間にはシーリング部材がさらに配置されてもよい。シーリング部材は下部基板110と上部基板160の間で下部電極120、P型熱電レッグ130、N型熱電レッグ140および上部電極150の側面に配置され得る。これに伴い、下部電極120、P型熱電レッグ130、N型熱電レッグ140および上部電極150は外部の湿気、熱、汚染などからシーリングされ得る。
この時、冷却部1100上に配置される下部基板110はアルミニウム基板であり得、アルミニウム基板は第1面1110および第2面それぞれと熱伝達物質(thermal interface material、TIM)によって接着され得る。アルミニウム基板は熱伝達性能が優秀であるため、熱電素子1210、1310の両面のうち一面と第1流体が流れる冷却部1100間の熱伝達が容易である。また、アルミニウム基板と第1流体が流れる冷却部1100が熱伝達物質(thermal interface material、TIM)によって接着されると、アルミニウム基板と第1流体が流れる冷却部1100間の熱伝達が妨害を受けないことができる。
一方、本発明の実施例によると、冷却部1100の第1面1110に配置される第1熱電モジュール1200は複数個であり得、冷却部1100の第2面に配置される第2熱電モジュール1300は複数個であり得る。要求される発電量によって熱電モジュールの大きさおよび個数を調節することができる。
この時、冷却部1100の第1面1110に配置された複数の第1熱電モジュール1200の少なくとも一部は電気的に互いに連結され、冷却部1100の第2面に配置された複数の第2熱電モジュール1300の少なくとも一部は電気的に互いに連結され得る。このために、各熱電素子に含まれた複数の電極のうち一部に電線が連結されて各熱電素子の外部に引き出され、引き出された電線は各熱電素子の外部に配置されたコネクタに連結され得る。
一方、電線およびコネクタは外部の熱または湿気に脆弱であり、放熱フィンを通過する第2流体が電線およびコネクタに直接接触する場合、電線およびコネクタが損傷する恐れがある。このため、本発明の実施例に係る発電装置は電線およびコネクタをカバーするためのシールド部材をさらに含むことができる。ただし、シールド部材が熱電モジュールの間に配置される場合、シールド部材が第2流体の流路を妨害することもある。本発明の実施例では、第2流体の流路を妨げないながらも電線およびコネクタをカバーできるシールド部材の構造を提供しようとする。
本発明の実施例に係る発電装置は、複数の第1熱電モジュール1200のうち隣り合う二つの第1熱電モジュール1200-1、1200-2の間に配置された第1シールド部材2100および複数の第2熱電モジュール1300のうち隣り合う二つの第2熱電モジュール1300のうち隣り合う二つの第2熱電モジュール1300-1、1300-2の間に配置された第2シールド部材2200を含むことができる。
図7は本発明の一実施例に係るシールド部材を含む発電装置の一部斜視図であり、図8は図7の発電装置のR領域の断面図である。
図1~図6で説明した内容と同一の内容については重複した説明を省略する。説明の便宜のために、冷却部の第1面に配置された複数の第1熱電モジュール間の第1シールド部材を例にして説明するが、同一の構造が第2シールド部材にも適用され得る。
図1~図3および図7~図8を参照すると、冷却部1100の第1面1110上に複数の第1熱電モジュール1200が配置される。複数の第1熱電モジュール1200それぞれは、第1面1110上に配置された熱電素子1210および熱電素子1210上に配置された放熱フィン1220を含む。そして、コネクタ400は各第1熱電モジュール1200の熱電素子1210に連結された連結電極(図示されず)上に配置され、コネクタ400には電線300が連結される。ここで、電線300は図6の口出し線181、182に対応することができる。
本発明の実施例によると、一つの第1熱電モジュール1200-1と隣り合う他の第1熱電モジュール1200-2の間に第1シールド部材2100が配置され、第1シールド部材2100は一つの第1熱電モジュール1200-1と隣り合う他の第1熱電モジュール1200-2間の電線300およびコネクタ400をカバーすることができる。これに伴い、冷却部1100の第1面1110と第1シールド部材2100の間には電線300およびコネクタ400が配置され得る。
この時、冷却部1100の第1面1110と第1シールド部材2100の間には断熱部材3000がさらに配置されてもよい。これによると、冷却部1100内の第1流体と第1シールド部材2100上の第2流体間の断熱が維持され得るため、熱電モジュールの低温部および高温部間の温度差を最大化することができ、発電装置の発電性能を高めることができる。
これに伴い、本発明の実施例に係る発電装置を通過する第2流体は、隣り合う二つの第1熱電モジュール1200-1、1200-2のうち一つの第1熱電モジュール1200-1の第1放熱フィン1220-1、第1シールド部材2100および隣り合う二つの第1熱電モジュール1200-1、1200-2のうち他の一つの第1熱電モジュール1200-2の第2放熱フィン1220-2を順次通過するように流れることができる。第2流体が流れる方向は、冷却部1100に第1流体が流入し排出される第1方向に垂直な第2方向であり得る。
本明細書で、説明の便宜のために第1シールド部材2100を中心に説明するが、同じ構造が第2シールド部材2200にも適用され得る。第1シールド部材2100は結合部材1900を利用して冷却部1100と結合され得る。この時、第1シールド部材2100、冷却部1100および第2シールド部材2200を共に結合するために、複数の結合部材1900は第1シールド部材2100および第2シールド部材2200に対称に配置され得、冷却部1100および断熱部材3000には結合部材1900が貫通するための貫通ホールhが形成され得る。
この時、本発明の実施例に係る第1シールド部材2100は第1面2110および第1面2110より高い高さを有する第2面2120を含む。そして、第1シールド部材2100は第1面2110の高さより高い高さを有し、第2面2120の高さより低い高さを有する第3面2130をさらに含むことができる。
この時、第1面2110は放熱フィン1220の底面1222と同一であるか底面1222より低い高さで配置され得る。第1シールド部材2100が互いに隣り合う二つの第1熱電モジュール1200-1、1200-2の間に配置される場合、第1シールド部材2100の第1面2110は互いに隣り合う二つの第1熱電モジュール1200-1、1200-2の間で対称となるように形成され得る。これによると、第1放熱フィン1220-1を通過した第2流体は流れに妨害を受けずに、第1シールド部材2100に沿って第2放熱フィン1220-2に流入することができる。
そして、第3面2130は電線300より高い高さで配置され、第2面2120は電線300およびコネクタ400より高い高さで配置され得る。例えば、第2面2120の最大高さは放熱フィン1220の底面1222から放熱フィン1220の底面1222と上面1224間の高さの差(H)の0.25倍、好ましくは0.2倍、さらに好ましくは0.18倍以下となるように配置され得る。これによると、第1放熱フィン1220-1および第2放熱フィン1220-2が第2面2120によって遮られる面積を最小化できるため、第2流体の流れが妨害を受けないことができる。
この時、第3面2130の面積は第2面2120の面積より広くてもよい。すなわち、第2面2120はコネクタ400をカバーするように形成され、第1面2110および第2面2120を除いたすべての領域は第3面2130となり得る。第1面2110は第1放熱フィン1220-1および第2放熱フィン1220-2にそって形成され得る。そして、第2面2120-1は一つの第1熱電モジュール1200-1に連結される第1極性および第2極性のうち一つの電線が連結される第1コネクタ400-1および他の一つの第1熱電モジュール1200-2に連結される第1極性および第2極性のうち一つの電線が連結される第2コネクタ400-5をカバーするように形成され得る。そして、第2面2120-2は一つの第1熱電モジュール1200-1に連結される第1極性および第2極性のうち他の一つの電線が連結される第3コネクタ400-2および他の一つの第1熱電モジュール1200-2に連結される第1極性および第2極性のうち他の一つの電線が連結される第4コネクタ400-6をカバーするように形成され得る。このように、第2面2120は互いに離隔する複数の第2面2120-1、2120-2を含むことができる。ここで、第1コネクタおよび第2コネクタは一つのコネクタまたは別途のコネクタであり得、第3コネクタおよび第4コネクタは一つのコネクタまたは別途のコネクタであり得る。
そして、第1シールド部材2100の第1面2110および第2面2120を除いた領域はすべて第3面2130であり得る。第2面2120が互いに離隔する複数の第2面を含む場合、互いに離隔する二つの第2面2120-1、2120-2の間には第3面2130が配置され得る。これによると、第2面2120の面積を最小化できるため、第1シールド部材2100が第1放熱フィン1220-1から第2放熱フィン1220-2までの第2流体の流路を妨害しないことができる
一方、本発明の実施例によると、第1面2110と第3面2130を連結する第1連結面2140および第3面2130と第2面2120を連結する第2連結面2150を含む。
ここで、第1連結面2140は第1面2110に対して0°より大きく90°より小さい角度θ1、好ましくは10°より大きく75°より小さい角度、さらに好ましくは20°より大きく60°より小さい角度で傾斜することができる。これと同様に、第2連結面2150は第2面2120に対して0°より大きく90°より小さい角度θ2、好ましくは10°より大きく75°より小さい角度、さらに好ましくは20°より大きく60°より小さい角度で傾斜することができる。これによると、第1放熱フィン1220-1を通過した気体が大きな抵抗なしに第1シールド部材2100に沿って第2放熱面1220-2に流入することができる。
一方、互いに離隔する二つの第2面2120-1、2120-2の間に第3面2130が配置される場合、第2連結面2150-1は第3面2130と第2面2120-1を連結し、第2連結面2150-2は第3面2130と第2面2120-2を連結するように対称に配置され得る。
一方、本発明の実施例の発電装置によると、冷却部1100の第1面1110の第1領域A1に第1熱電モジュール1200が配置され、冷却部1100の第1面1110の第2領域A2に第1熱電モジュール1200に連結されるコネクタ400が配置され、冷却部1100の第1面1110の第2領域A2に断熱部材3000が配置される。そして、冷却部1100の第2面1110の第2領域A2には断熱部材3000およびコネクタ400を覆うように第1シールド部材2100が配置され得る。
一般的に、断熱部材3000がコネクタ400を覆うように配置される場合、断熱部材3000の高さが必要以上に高くなることになり、これに伴い、第1熱電モジュール1200の第1ヒートシンク1220を通過する第2流体に流路抵抗が発生し得る。このような問題を解決するために、冷却部1100の第1面1110を基準として断熱部材3000の高さはコネクタ400の高さより低く配置され得る。これによると、コネクタ400の少なくとも一部が断熱部材3000によってカバーされず、第1シールド部材2100の第2面2120に露出され得る。すなわち、コネクタ400と第1シールド部材2100の第2面2120の内面の間には断熱部材3000が配置されず、コネクタ400の上面と第1シールド部材2100の第2面2120の内面が互いに対向したり、互いに接触するように配置され得る。
例えば、断熱部材3000は第1面1110の第2領域A2上でコネクタ400の側面に配置され得る。この時、断熱部材3000はコネクタ400と第1シールド部材2100の間には配置されなくてもよい。すなわち、断熱部材3000にはコネクタ400が貫通するホールが形成されてもよい。これによると、断熱部材3000によって第1シールド部材2100の高さがさらに高くなるのではないので、断熱部材3000が第2流体の流れに及ぼす影響を除去することができる。
一般的に、第1シールド部材2100は耐熱性、費用および形合わせ性などの理由によって金属材質からなり得る。これと同様に、コネクタ400は熱電素子の連結電極上に配置されるため、コネクタ400の少なくとも一部は金属材質からなり得る。これに伴い、第1シールド部材2100が断熱部材3000およびコネクタ400を覆うように配置される場合、第1シールド部材2100とコネクタ400の間には通電が発生し得る。
本発明の実施例によると、図8に図示された通り、コネクタ400と第1シールド部材2100の間に第1絶縁層5000を配置しようとする。これに伴い、コネクタ400と第1シールド部材2100間の通電が防止され得る。図8でシールド部材2100の第2面2120と第1絶縁層5000の間が離隔するものとして図示されているが、これに制限されるものではなく、第1絶縁層5000の少なくとも一部がシールド部材2100の第2面2120に接触してもよい。
図9は本発明の一実施例に係る第1絶縁層の配置構造を示す上面図であり、図10は本発明の他の実施例に係る第1絶縁層の配置構造を示す上面図であり、図11は本発明のさらに他の実施例に係る第1絶縁層の配置構造を示す上面図であり、図12は図9~図11の実施例に係る第1絶縁層の配置構造の断面図である。
図9~図12を参照すると、冷却部1100の第2領域A2上に断熱部材3000および複数のコネクタ400が配置され得る。断熱部材3000には結合部材1900が貫通するための貫通ホールhが形成され得る。この時、冷却部1100を基準として複数のコネクタ400の高さは断熱部材3000の高さより高くてもよい。一方、コネクタ400は互いに離隔して配置される複数のコネクタを含むことができる。各第1熱電モジュール1200は少なくとも2個のコネクタ400に連結され得る。図3で例示した通り、冷却部1100の第1面1110上に4個の第1熱電モジュール1200-1、1200-2、1200-3、1200-4が配置された場合、冷却部1100の第1面1110の第2領域A2には少なくとも8個のコネクタ400が配置され得る。
この時、第1絶縁層5000は複数のコネクタ400上に配置され得る。これに伴い、複数のコネクタ400および第1シールド部材2100間の通電が防止され得る。
ここで、第1絶縁層5000はポリイミド(polyimide、PI)を含むことができる。これによると、耐火性、耐熱性および絶縁特性に優れた第1絶縁層を得ることができる。ここで、第1絶縁層5000はポリイミドフィルム、ポリイミドテープ、ポリイミド樹脂、ゾル-ゲルポリイミド-シリカ複合体の形態を有することができる。そして、第1絶縁層5000は1~15μm、好ましくは3~10μm、さらに好ましくは5~10μmの厚さを有することができる。第1絶縁層5000の厚さがこのような数値範囲を満足する場合、耐火性、耐熱性および絶縁特性が優秀でありながらも第1絶縁層5000の追加によって第2流体の流路抵抗が発生する問題を防止することができる。
このように、コネクタ400と第1シールド部材2100の間に第1絶縁層5000がさらに配置される場合、コネクタ400と第1シールド部材2100間の通電を防止することができる。それだけでなく、第1絶縁層5000が耐火性および耐熱性を有する場合、第1シールド部材2100上を移動する高温の第2流体とコネクタ400の間を断熱することもできる。
一方、第1絶縁層5000はポリイミドの他にも、その他耐熱性高分子をさらに含むことができる。例えば、第1絶縁層5000はポリアセタール、ポリカーボネート、アセタール共重合体、ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンエーテル、ポリスルホン、ナイロン、ポリフェニレンスルフィド、ポリブチレンテレフタレート、ポリアリレート、ポリアミドイミド、ポリエステルスルホン、液晶ポリエステル、ポリアリレート、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、芳香族ポリエーテルケトン、ポリエーテルニトリル、ポリアリールエーテルケトン、ポリケトンスルフィド、ポリチオエーテルスルホン、ポリストリルピリミジンおよびポリアリールスルフィドからなるグループから選択された少なくとも一つをさらに含んでもよい。
一例として、図3および図9を参照すると、第1流体が通過する方向に互いに隣り合って配置される第1-1熱電モジュール1200-1および第1-3熱電モジュール1200-3で第1-1熱電モジュール1200-1に連結された2個のコネクタ400-1、400-2および第1-3熱電モジュール1200-に連結された2個のコネクタ400-3、400-4上には一つの第1絶縁層5000-1が一体に配置され得る。これと同様に、第1流体が通過する方向に互いに隣り合って配置される第1-2熱電モジュール1200-2および第1-4熱電モジュール1200-4で第1-2熱電モジュール1200-2に連結された2個のコネクタ400-5、400-6および第1-4熱電モジュール1200-4に連結された2個のコネクタ400-7、400-8上には他の一つの第1絶縁層5000-2が一体に配置され得る。この時、第1絶縁層5000-1および第1絶縁層5000-2は互いに離隔するように配置され得る。
他の例として、図3および図10を参照すると、第2流体が通過する方向に互いに離隔して配置される第1-1熱電モジュール1200-1および第1-2熱電モジュール1200-2で第1-1熱電モジュール1200-1に連結された2個のコネクタ400-1、400-2のうち一つ400-1と第1-2熱電モジュール1200-2に連結された2個のコネクタ400-5、400-6のうち一つ400-5上には一つの第1絶縁層5000-1が一体に配置され得る。これと同様に、第1-1熱電モジュール1200-1に連結された2個のコネクタ400-1、400-2のうち他の一つ400-2と第1-2熱電モジュール1200-2に連結された2個のコネクタ400-5、400-6のうち他の一つ400-6上には他の一つの第1絶縁層5000-2が一体に配置され得る。この時、第1絶縁層5000-1および第1絶縁層5000-2は互いに離隔するように配置され得る。
さらに他の例として、図3および図11を参照すると、第2流体が通過する方向に互いに離隔して配置される第1-1熱電モジュール1200-1および第1-2熱電モジュール1200-2で第1-1熱電モジュール1200-1に連結された2個のコネクタ400-1、400-2および第1-2熱電モジュール1200-2に連結された2個のコネクタ400-5、400-6上には一つの第1絶縁層5000が一体に配置され得る。
このように、一つの第1絶縁層5000が複数のコネクタ400上に配置される場合、第1絶縁層5000を配置する工程を簡素化することができる。
図13は本発明のさらに他の実施例に係る第1絶縁層の配置構造を示す上面図であり、図14は図13の実施例に係る第1絶縁層の配置構造の断面図である。
図13~図14を参照すると、冷却部1100の第2領域A2上に断熱部材3000および複数のコネクタ400が配置され得る。この時、冷却部1100を基準として複数のコネクタ400の高さは断熱部材3000の高さより高くてもよい。一方、コネクタ400は互いに離隔して配置される複数のコネクタを含むことができる。各第1熱電モジュール1200は少なくとも2個のコネクタ400に連結され得る。図3で例示した通り、冷却部1100の第1面1110上に4個の第1熱電モジュール1200-1、1200-2、1200-3、1200-4が配置された場合、冷却部1100の第1面1110の第2領域A2には少なくとも8個のコネクタ400が配置され得る。
この時、第1絶縁層4000はコネクタ400ごとに配置され得る。
例えば、図3および図13を参照すると、第2流体が通過する方向に互いに離隔して配置される第1-1熱電モジュール1200-1および第1-2熱電モジュール1200-2で第1-1熱電モジュール1200-1に連結された2個のコネクタ400-1、400-2および第1-2熱電モジュール1200-2に連結された2個のコネクタ400-5、400-6上にはコネクタごとに第1絶縁層5000-1、…、5000-4が配置され得る。
これによると、第1絶縁層5000と断熱部材3000の間の空き空間を最小化することができ、第1絶縁層5000の材料費を節減できる。
一方、本発明のさらに他の実施例によると、熱電モジュールとシールド部材の側面の間に第2絶縁層がさらに配置されてもよい。
図15は本発明の実施例により第2絶縁層が配置された第1シールド部材の上面図であり、図16は本発明の実施例により第2絶縁層が配置された第1シールド部材の断面図である。
図15~図16を参照すると、第1熱電モジュール1200と第1シールド部材2100の側面の間には第2絶縁層6000がさらに配置され得る。これによると、第1熱電モジュール1200と第1シールド部材2100間の接触による通電が防止され得る。
前述した通り、第1シールド部材2100は第1面2110および第1面2110より高さが高い第2面2120を含み、コネクタ400上に第2面2120が配置され得る。ここで、第2絶縁層6000は第1シールド部材2100の第1面2110の側面で第1シールド部材2100の縁に沿って配置され得る。
この時、図16(a)に図示された通り、第2絶縁層6000は第1面2110の側面に配置され得る。ここで、第2絶縁層6000の厚さは第1面2110の厚さと同一でもよく、第1面2110の厚さより大きくもよい。または図16(b)に図示された通り、第2絶縁層6000は第1面2110の側面に配置されるものの、第1面2110の下面および第1面2110の上面のうち少なくとも一つへ延びるように配置されてもよい。この時、第2絶縁層6000はポリイミド(polyimide、PI)を含むことができる。これによると、耐火性、耐熱性および絶縁特性に優れた第2絶縁層を得ることができる。ここで、第2絶縁層6000はポリイミドフィルム、ポリイミドテープ、ポリイミド樹脂、ゾル-ゲルポリイミド-シリカ複合体の形態を有することができる。これによると、第1熱電モジュール1200および第1シールド部材2100の間が絶縁され得るだけでなく、第1熱電モジュール1200および第1シールド部材2100の間を通じて外部の湿気、熱、汚染物質などが浸透することを防止することもできる。
以下、本発明の一実施例に係る発電装置で熱電モジュール、コネクタおよび電線間の連結関係を説明しようとする。
図17は本発明の一実施例に係る発電装置の熱電素子に含まれる基板および電極の上面図であり、図18は本発明の一実施例に係る発電装置の熱電素子上にヒートシンクが配置された熱電モジュールの斜視図である。
図17~図18を参照すると、本発明の実施例に係る熱電モジュールは熱電素子100および熱電素子100上に配置されたヒートシンク200を含む。熱電素子100と関連して前述した内容と同じ内容については重複した説明を省略する。
以下、第1基板110上に連結電極部400Eが配置されることを中心に説明する。
前述した通り、第1基板110上に第1絶縁層170が配置され、第1絶縁層170上に複数の第1電極120が配置される。
この時、複数の第1電極120は複数の電極外郭を形成するように配置され得、第1基板110は複数の電極外郭に対応する複数の基板外郭を有することができる。ここで、電極外郭は複数の第1電極120の縁を意味し得、基板外郭は第1基板110の縁を意味し得る。例えば、複数の第1電極120が四角の形状で配置される場合、複数の第1電極120は第1~第4電極外郭E1~E4を有することができ、第1基板110は第1~第4電極外郭E1~E4にそれぞれ対応する第1~第4基板外郭S1~S4を有することができる。
本発明の実施例によると、連結電極部400Eは極性が互いに異なる第1連結電極410Eおよび第2連結電極420Eを含むことができる。例えば、第1連結電極410Eに(-)端子が連結される場合、第2連結電極420Eに(+)端子が連結され得る。例えば、連結電極部400Eの第1連結電極410Eは熱電素子100と(-)端子を連結し、第2連結電極420Eは熱電素子100と(+)端子を連結することができる。これに伴い、連結電極部400Eの位置は熱電素子100の絶縁抵抗に影響を及ぼし得る。絶縁抵抗は所定の電圧を加えた時に絶縁体が示す電気抵抗を意味し、熱電素子100は所定の絶縁抵抗を満足しなければならない。例えば、熱電素子100は500Vのdc電圧を加えた時に500MΩ以上の絶縁抵抗を有する要件が満足されなければならない。
本発明の実施例によると、連結電極部400Eが第1電極外郭E1に連結される場合、第1電極外郭E1および第1基板外郭S1間の距離d1は第2~第4電極外郭E2~E4および第2~第4基板外郭S2~S4間の距離d2~d4より長くてもよい。この時、連結電極部400Eは第1基板110と第2基板160の間で第1絶縁層170、複数の第1電極120、複数のP型熱電素子130および複数のN型熱電素子140、複数の第2電極150および第2絶縁層170を囲むように配置されたシーリング部材(図示されず)の外部に引き出され得る。
ここで、連結電極部400Eと第1基板外郭S1間の最短距離A1、A2は12mm以上、好ましくは14mm以上、さらに好ましくは16mm以上であり得る。
そして、第1基板外郭S1に連結される第2基板外郭S2と第1連結電極410E間の最短距離B1および第1基板外郭S1に連結される第3基板外郭S3と第2連結電極420間の最短距離B2はそれぞれ12mm以上、好ましくは14mm以上、さらに好ましくは16mm以上であり得る。
または第1基板外郭S1と第2基板外郭S2が接する地点、すなわち第1基板外郭S1と第2基板外郭S2の間の頂点から第1連結電極410Eまでの最短距離F1および第1基板外郭S1と第3基板外郭S3が接する地点、すなわち第1基板外郭S1と第3基板外郭S3の間の頂点から第2連結電極420Eまでの最短距離F2はそれぞれ16mm以上、好ましくは19mm以上、さらに好ましくは21mm以上であり得る。
このように、基板外郭と連結電極部400E間の距離を調節すれば、500Vのdc電圧下で絶縁抵抗が500MΩ以上の熱電素子を得ることができる。
この時、第1連結電極410Eおよび第2連結電極420Eそれぞれには電線300が着脱方式で差し込まれるコネクタ400が配置され得る。電極連結部400E、第1連結電極410Eおよび第2連結電極420Eそれぞれはシーリング部材(図示されず)の外部に配置され得る。これによると、ワイヤ連結が手軽で、電極とワイヤ間の断線可能性を最小化することができる。この時、各連結電極上には2個のコネクタが配置されてもよく、各連結電極上に配置される2個のコネクタに連結される電線の極性は互いに異なるか、同一であり得る。
このために、図示された通り、各連結電極は分岐された複数の連結電極領域を含むことができる。例えば、第1連結電極410Eは第1-1連結電極領域412Eおよび第1-2連結電極領域414Eに分岐され得、第2連結電極420Eは第2-1連結電極領域422Eおよび第2-2連結電極領域424Eに分岐され得、各連結電極領域にはコネクタが配置され得る。
本発明の実施例によると、連結電極部上にコネクタが配置され得、コネクタに電線が着脱方式で連結され得る。
図19は本発明の実施例により連結電極部上に配置されたコネクタおよびコネクタに連結された電線の斜視図であり、図20は発明の実施例に係るコネクタの上面図であり、図21は本発明の実施例に係るコネクタに電線が連結された状態の背面斜視図である。
図19~図21を参照すると、連結電極400E上にコネクタ400が配置され、コネクタ400に電線300が連結される。この時、コネクタ400は導電性物質からなり得、これに伴い、熱電素子100は連結電極400Eおよびコネクタ400を通じて電線300まで電気的に連結され得る。
この時、コネクタ400は電線300が固定される第1電線固定部材410および第1電線固定部材410を収容するフレーム420を含むことができる。ここで、フレーム420は連結電極400Eに向かってオープンされた形状を有することができる。すなわち、フレーム420は連結電極400Eに向かって配置される第1底面4201を含む第1壁面4211および連結電極部400Eに向かって配置される第2底面4202を含む第2壁面4212を含むことができる。この時、第1電線固定部材410は連結電極部400Eと接触しないように所定距離離隔して配置され、電線300の着脱時にフレーム420の第1壁面4201および第1壁面4201に対向する第2壁面4202のうち少なくとも一つに向かう方向(X1、X2)に移動することができる。これに伴い、第1電線固定部材410は電線300を横方向に加圧することができる。ここで、横方向とは連結電極400Eが配置された方向と水平な方向を意味し得る。
そして、フレーム420は電線進入口(In)から延びた第3底面4203および電線進入口(In)に対向する第3壁面4213から延び、第3底面4203と離隔した第4底面4204をさらに含むことができる。この時、コネクタ400は第3底面4203から延びた第2電線固定部材430をさらに含むことができる。この時、第2電線固定部材430は連結電極400Eから所定距離で離隔し、連結電極400Eに向かう方向の反対方向に向かって傾斜するように配置され得る。これに伴い、第2電線固定部材430は電線300を縦方向に加圧することができる。ここで、縦方向とは連結電極400Eが配置された方向と垂直な方向を意味し得る。
このように、フレーム420は第1底面4201~第4底面4204を除いて連結電極部400Eから所定距離で離隔してオープンされた形状であり得る。これによると、フレーム420内部で第1電線固定部材410および第2電線固定部材430の移動によって電線300が容易に挿入され、挿入された電線300が高い引張強度、例えば2kgf以上の引張強度を有するように固定され得る。それだけでなく、導電性物質からなるコネクタ400に対して許容電圧および許容電流、例えばDC20Vおよび1.5mAの基準を満足させることができる。
一方、熱電素子100をなす複数の第1電極120および連結電極400Eは同一平面上、すなわち第1絶縁層170上に配置される。複数の第1電極120上には複数の熱電レッグが実装され、連結電極400E上にはコネクタ400が実装される。この時、複数の第1電極120と複数の熱電レッグの間および連結電極400Eとコネクタ400の間はソルダーによって接合され得る。製作工程上、複数の第1電極120上に複数の熱電レッグを実装する工程と連結電極400E上にコネクタ400を実装する工程は同時に進行され得る。これに伴い、複数の第1電極120および連結電極400E上にソルダーが同時に印刷され得る。以下、接合層は複数の第1電極120および複数の熱電レッグと連結電極400Eおよびコネクタ400を接合する層であり、例えばソルダリングのために塗布または印刷されたソルダー層であり得る。
一方、複数の第1電極120と複数の熱電レッグ間接合のために、接合層の収縮後の厚さは0.08~0.1mmの範囲を満足することが好ましい。このために、複数の第1電極120上に接合層は0.145~0.2mmの範囲で印刷されることが好ましい。
しかし、連結電極400Eの全体面積上に接合層が0.145~0.2mmの範囲で印刷される場合、コネクタ400の第1底面4201~第4底面4204の間の内部領域で接合層が上がってきて固まり得る。このような場合、第1電線固定部材410および第2電線固定部材420の動きに制約が加えられ得、その結果、電線300の挿入が難しくなったり、挿入された電線300を固定する力が弱くなり得る。
このような問題を解決するために、本発明の実施例では連結電極部上の接合層のパターンを調節しようとする。
図22は、本発明の一実施例により連結電極上に配置される接合層のパターンの一例である。
図22を参照すると、接合層700は連結電極部400Eの一部上に配置され得る。例えば、接合層700は連結電極400E上で互いに分離された複数の接合層710、720、730、740を有することができる。このように、接合層700が連結電極部400Eの全面ではなく一部上に配置される場合、連結電極400Eおよびコネクタ400は接合層700によって接合され得、複数の第1電極120と同一の厚さで印刷されてもコネクタ400の内部領域に接合層700が上がってくる問題を防止することができる。
この時、接合層700は複数の接合層710、720、730、740を含むことができ、複数の接合層710、720、730、740は連結電極400E上でコネクタ400の底面の周りに沿って互いに離隔するように配置され得る。
図17~図18に図示された通り、連結電極部400Eが第1連結電極410Eおよび第2連結電極420Eを含み、第1連結電極410Eが第1-1連結電極領域412Eおよび第1-2連結電極領域414Eに分岐され、第2連結電極420Eが第2-1連結電極領域422Eおよび第2-2連結電極領域424Eに分岐される場合、複数の接合層710、720、730、740は各連結電極領域412E、414E、422E、424Eに配置され得、各連結電極領域412E、414E、422E、424Eにコネクタ400が配置され得る。これに伴い、連結電極部400Eの連結方向、すなわち第1基板110の外郭S1に向かう方向を第1方向とし、第1方向に垂直な方向、すなわち第1基板110の外郭S2に向かう方向を第2方向とする時、複数の接合層710、720、730、740と第1基板110の外郭S1間の第1方向の最短距離a1は複数の接合層710、720、730、740と第1基板110の外郭S2間の第2方向の最短距離b1より短くてもよい。これによると、電線300をコネクタ400に連結することが容易であり、熱電素子100の絶縁抵抗を改善することができる。
一方、前述した通り、複数の接合層710、720、730、740はコネクタ400の底面の周りに沿って互いに離隔するように配置され得る。ここで、コネクタ400の底面はコネクタ400を連結電極400E上に配置する時、連結電極400Eに向かう面、すなわち連結電極400Eと直接接触するかまたは接合層700を媒介として連結電極400Eと接触する面を意味し得る。この時、コネクタ400の底面のうち一部は凹んだ形状を有する領域Cを含むことができる。ここで、凹んだ形状を有する領域Cはコネクタ400の電線進入口(In)から延びた底面であり得る。複数の接合層710、720、730、740のうち一つの接合層730は凹んだ形状C1を有する領域Cに対応するように配置され得る。例えば、凹んだ形状は接合層730の内側面732と外側面734の間に配置され得る。ここで、接合層の内側面はコネクタ400内部に向かう面であり、接合層の外側面はコネクタ400外部に向かう面を意味し得る。これによると、電線進入口(In)付近でコネクタ400が連結電極400Eと安定的に接合および固定され得る。
一方、複数の接合層710、720、730、740のうち少なくとも一つの外側面はコネクタ400の底面の外側に配置され得る。この時、複数の接合層710、720、730、740のうち少なくとも一つの内側面712、722、732、742とコネクタ400の底面の外側間の距離t1は、複数の接合層710、720、730、740のうち少なくとも一つの外側面714、724、734、744とコネクタ400の底面の外側間の距離t2より大きくもよい。これによると、コネクタ400の底面が複数の接合層710、720、730、740を通じて連結電極400Eと接合され得るため、コネクタ400と連結電極400E間の接合強度が高まり得る。
より具体的には、複数の接合層710、720、730、740は連結電極400Eに向かうフレーム420の底面の形状に対応するように配置され得る。例えば、連結電極400Eに向かうフレーム420の底面は第1底面4201~第4底面4204を含むことができる。例えば、接合層700は第1壁面4211から延びた第1底面4201および連結電極400Eの間に配置された第1接合層710および第2壁面4212から延び、第1底面4201と離隔した第2底面4202および連結電極400Eの間に配置された第2接合層720を含むことができる。この時、第1接合層710および第2接合層720は互いに離隔することができる。これに伴い、連結電極400Eおよび第1電線固定部材410の間には第1接合層710および第2接合層720が配置されず、電線300の着脱による第1電線固定部材410の移動が自由となり得る。
そして、接合層700はフレーム420の電線進入口(In)から延びた第3底面4203および連結電極400Eの間に配置された第3接合層730および電線進入口(In)に対向する第3壁面4213から延び、第3底面4203と離隔した第4底面4204および連結電極400Eの間に配置された第4接合層740をさらに含むことができる。この時、第3接合層730および第4接合層740は互いに離隔することができる。これによると、連結電極400Eおよび第2電線固定部材430の間には第3接合層730および第4接合層740が配置されず、電線300の着脱による第2電線固定部材430の移動が自由となり得る。
この時、複数の接合層710、720、730、740の総面積は第1底面4201、第2底面4202、第3底面4203および第4底面4204の総面積の80~120%であり得る。これによると、単一の工程および同じ厚さで複数の第1電極120および連結電極400E上にソルダーを印刷することができ、これに伴い、複数の第1電極120と熱電レッグ間接合層の厚さおよび連結電極400Eとコネクタ400間接合層の厚さはすべて0.08~0.1mmの範囲以内に形成され得る。これによると、連結電極400Eおよびコネクタ400の間の接合力が高いながらも、コネクタ400の内部領域に接合層700が配置されないため電線300の挿入が容易であり、挿入された電線300の引張強度が高く維持され得る。例えば、本発明の実施例に係る連結電極400Eおよびコネクタ400間接合層700が形成される場合、電線300をコネクタ400に挿入時に30N以下、好ましくは15N以下、さらに好ましくは10N以下の電線挿入力が要求され、挿入された電線300がコネクタ400から離脱時に30N以上、好ましくは40N以上、さらに好ましくは50N以上の引張強度が要求されることが分かる。
本発明の実施例に係る熱電素子は発電用装置、冷却用装置、温熱用装置などに作用され得る。
前記では本発明の好ましい実施例を参照して説明したが、該当技術分野の熟練した当業者は下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正および変更できることが理解できるであろう。

Claims (10)

  1. 冷却部、
    前記冷却部の一面の第1領域に配置された熱電モジュール、
    前記冷却部の一面の第2領域に配置され、前記熱電モジュールに連結されるコネクタ部、
    前記冷却部の一面で前記コネクタ部の少なくとも一部を露出するように配置された断熱部材、
    前記断熱部材および前記コネクタ部を覆うように配置されたシールド部材、および
    前記コネクタ部および前記シールド部材の間に配置された第1絶縁層を含む、発電装置。
  2. 前記冷却部の一面を基準として、前記コネクタ部の高さは前記断熱部材の高さより高い、請求項1に記載の発電装置。
  3. 前記コネクタ部は互いに離隔して配置される複数のコネクタを含み、
    前記第1絶縁層はコネクタごとに配置された複数の第1絶縁層である、請求項2に記載の発電装置。
  4. 前記コネクタ部は互いに離隔して配置される複数のコネクタを含み、
    前記第1絶縁層は前記複数のコネクタ上に一体に配置された、請求項2に記載の発電装置。
  5. 前記第1絶縁層はポリイミド(polyimide、PI)を含む、請求項1に記載の発電装置。
  6. 前記熱電モジュールと前記シールド部材の側面の間に配置された第2絶縁層をさらに含む、請求項1に記載の発電装置。
  7. 前記シールド部材は第1面および前記第1面より高さが高い第2面を含み、
    前記コネクタ部上に前記第2面が配置され、
    前記第2絶縁層は前記第1面の側面に配置された、請求項6に記載の発電装置。
  8. 前記第2絶縁層は前記第1面の側面から前記第1面の下面および前記第1面の上面のうち少なくとも一つへ延びた、請求項7に記載の発電装置。
  9. 前記コネクタ部に連結された電線部をさらに含み、
    前記電線部は前記第2領域で前記冷却部の一面と前記断熱部材の間に配置される、請求項1に記載の発電装置。
  10. 前記熱電モジュールは、
    第1基板、前記第1基板上に配置される第1電極、前記第1電極上に配置される半導体構造物、前記半導体構造物上に配置される第2電極および前記第2電極上に配置される第2基板を含む熱電素子、および
    前記第1基板上に配置される連結電極部を含み、
    前記コネクタ部は前記連結電極部上に配置され、
    前記連結電極部は前記第1基板の外郭と所定距離以上離隔するように配置された、請求項1に記載の発電装置。
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