JP2014086003A - 携帯型入力受付装置および入力受付プログラム - Google Patents

携帯型入力受付装置および入力受付プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作性に優れた携帯型入力受付装置および入力受付プログラムを提供する。
【解決手段】携帯端末が、1以上のアイコンを表示する表示パネル、端末本体の、左右方向の移動や表示画面に垂直な方向の移動を検出する3軸加速度センサー、3軸加速度センサーによる検出結果に基づき表示パネルの表示制御を行う制御部などを備える。制御部は、3軸加速度センサー出力より携帯端末の左右方向の移動を検出した場合(S21:Yes)、表示画面のスクロール処理Aを実行する(S22)。一方、表示画面に垂直な方向であってユーザーに近づく方向の移動を検出した場合は(S21:No)、表示倍率の拡大縮小処理を実行して(S22)、表示倍率を拡大させる。そして、表示画面に全体が表示されるアイコンが1つだけになった場合には(S24:Yes)、当該1つのアイコンがユーザーによって選択されたと判定するようにした(S25)。
【選択図】図9

Description

本発明は、例えばスマートフォン、PDA、タブレット端末などの携帯型入力受付装置、および当該装置で実行される入力受付プログラムに関する。
近年、スマートフォンなどの多機能携帯電話や、PDA、タブレット端末などの携帯情報端末(以下、これらを「携帯端末」と総称する。)が広く普及している(例えば、特許文献1)。
このような携帯端末の普及に伴い、携帯端末内で保持された画像データやテキストデータをプリンターに無線で直接送信して印刷できるようにした印刷システムが提案されている。
かかる印刷システムでは、印刷の際に、携帯端末の画面に、用紙サイズやカラーまたはモノクロ印刷の指定など、印刷条件を設定するための複数のアイコを表示して、タップ操作によってアイコンを選択することによりユーザーから印刷条件を受け付けるように構成されているものが多い。
特開2011−252970号公報
しかしながら、最近ではプリンターの機能が多くなり、印刷条件を設定するためのアイコンの数も増加する傾向にある。そのため、表示画面のサイズの限られている携帯端末においては、個々のアイコンのサイズを小さくせざるを得ず、これにより、タップ操作による入力ミスが生じやすくなってきている。
すなわち、アイコンサイズが小さいと、指でタップするときに目的のアイコンだけでなくその隣のアイコンに指が触れ誤って入力されるおそれがある。特に、片手で携帯端末を操作する場合には、通常、携帯端末の背面を親指以外の四指で支え、親指の腹でアイコンをタップすることになるが、五指のうちで一番太い親指では繊細なタップ操作がしにくい上、タップするときに親指の付け根が画面に当たってしまい、意図せぬ入力操作をしてしまう可能性が高い。
このような問題は、携帯端末による印刷条件の設定入力操作のみならず、およそ何らかのアイコンの選択を受け付けて、これに関連付けられたアプリケーションの起動やファイルの選択などの操作を受け付ける携帯型の入力受付装置一般において生じ得る。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであって、操作性に優れた携帯型入力受付装置および入力受付プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯型入力受付装置は、複数のアイコンの中から一のアイコンを選択することにより入力を受け付ける携帯型入力受付装置であって、前記複数のアイコンのうち、少なくとも一部のアイコンを表示する表示手段と、装置本体の、第1の方向における移動を検出する第1の移動検出手段と、前記第1の方向とは異なる第2の方向における移動を検出する第2の移動検出手段と、前記第1の移動検出手段による検出結果に基づいて、前記表示手段に表示された表示画面をスクロールさせるスクロール表示制御を実行するとともに、前記第2の移動検出手段による第2の方向における移動を検出したときに、前記表示画面の表示倍率を拡大する拡大表示制御を実行する表示制御手段と、前記表示倍率の拡大により、前記表示画面に、全体が表示されるアイコンが1つだけになった場合に、当該1つのアイコンが操作者によって選択されたと判定する判定手段とを備えることを特徴とする。
ここで、前記表示制御手段は、前記判定手段により選択されたと判定されたアイコンに下位階層の複数のアイコンが関連付けられている場合には、当該下位階層のアイコンを前記表示手段に表示する構成としてもよい。
また、装置本体の第3の方向への移動を検出する第3の移動検出手段と、第4の方向への移動を検出する第4の移動検出手段とを、さらに備え、前記表示制御手段は、下位階層のアイコンの選択のため、当該下位階層の複数のアイコンのうちの一のアイコンのみ全体を前記表示手段に表示させ、前記第3の移動検出手段による検出結果に基づいて、前記表示手段の表示画面をスクロールして全体が表示されたアイコンを切り替えると共に、前記第4の移動検出手段により第4の方向への移動が検出されたときには、前記表示倍率を縮小させる制御を実行し、前記判定手段は、前記表示倍率が所定値以下に縮小されたとき、当該縮小前に前記表示手段の表示画面に全体が表示されていたアイコンが最終的に選択されたと判定する構成としてもよい。
前記表示倍率の所定値は、前記表示画面に全体が表示される下位階層のアイコンが2つ以上になるときの倍率である構成としてもよい。
また、装置本体の第3の方向への移動を検出する第3の移動検出手段と、第4の方向への移動を検出する第4の移動検出手段とを、さらに備え、前記表示制御手段は、下位階層のアイコンの選択のため、当該下位階層の複数のアイコンをポップアップ表示させ、前記第3の移動検出手段による検出結果に基づいて、前記ポップアップされた複数のアイコンのうち選択対象となるべきアイコンの指定を変更すると共に、前記第4の移動検出手段により第4の方向への移動が検出されたときには、前記表示倍率を縮小させる制御を実行し、前記判定手段は、前記表示倍率が所定値以下に縮小されたとき、ポップアップ表示上で指定されたアイコンが最終的に選択されたと判定する構成としてもよい。
前記表示倍率の所定値は、前記表示画面に前記ポップアップ表示させなければ、全体が表示される上位階層のアイコンが2つ以上になるときの倍率である構成としてもよい。
ここで、前記表示制御手段は、前記判定手段により下位階層のアイコンが最終的に選択されたと判定された後、前記表示画面に、上位階層のアイコンが表示されるように制御する構成としてもよい。
前記第1の方向の移動は、前記表示画面に平行な方向における平行移動であり、前記表示制御手段は、装置本体の、当該第1の方向の移動方向とは反対方向に前記表示画面をスクロールさせるように制御する構成としてもよい。
前記第1の移動検出手段は、前記第1の方向の第1移動量を検出する第1の移動量検出手段を備え、前記表示制御手段は、第1移動量と等しい距離だけ前記表示画面をスクロールさせるように制御する構成としてもよい。
また、前記第1の方向の移動は、操作者が前記表示画面を自分に向けた状態で装置本体を保持した場合に、当該装置本体を左右方向に傾ける回転移動であり、前記表示制御手段は、前記第1の移動検出手段により、装置本体が右方向に傾くのを検出した場合には、前記表示画面を右方向にスクロールさせ、装置本体が左方向に傾くのを検出した場合には前記表示画面を左方向にスクロールさせる構成としてもよい。
前記第2の方向の移動は、前記表示画面に垂直な方向で、操作者側に向かう方向への直線移動であり、前記第4の方向への移動は、前記第2の方向と反対側に向かう直線移動である構成としてもよい。
また、前記第2の方向の移動は、操作者が前記表示画面を自分に向けた状態で装置本体を保持した場合に、当該装置本体を、前記表示画面の手前方向に傾ける回転移動であり、前記第4の方向の移動は、前記第2の方向と反対方向に傾ける回転移動である構成としてもよい。
前記第3の方向の移動は、操作者が前記表示画面を自分に向けた状態で装置本体を保持した場合に、当該装置本体を左右方向に傾ける回転移動であり、前記表示制御手段は、前記第3の移動検出手段により、装置本体が右方向に傾くのを検出した場合には、前記表示画面を右方向にスクロールさせ、装置本体が左方向に傾くのを検出した場合には前記表示画面を左方向にスクロールさせる構成としてもよい。
ここで、前記階層構造をなすアイコンが、特定プログラムの動作環境を設定するためのものであって、上位階層のアイコンが動作環境の設定項目を示し、下位階層が、当該設定項目の具体的な設定内容を示す構成としてもよい。
前記表示制御手段は、
アイコンの表示倍率を拡大する際に、1個のアイコンが前記表示画面に収まりきれなくなる前に、表示倍率の拡大を停止させる構成としてもよい。
また、前記表示制御手段は、前記表示倍率を縮小する際に、アイコンの縮小率が、所定値になったときに縮小を停止させる構成としてもよい。
前記第1〜第4の移動検出手段として、3軸加速度センサーが用いられている構成としてもよい。
ここで、前記第1〜第4の移動検出手段のうち、直線移動を検出する手段として3軸加速度センサーが用いられ、回転移動を検出する手段として2軸ジャイロセンサーが用いられている構成としてもよい。
また、本発明は、装置本体の、第1の方向における移動を検出する第1の移動検出手段および前記第1の方向とは異なる第2の方向における移動を検出する第2の移動検出手段と、アイコンを表示する表示手段とを備える携帯型入力受付装置で実行される入力受付プログラムであってもよく、当該入力受付プログラムは、1以上のアイコンを表示手段に表示するアイコン表示ステップと、前記第1の移動検出手段による検出結果に基づいて、前記表示手段に表示された表示画面をスクロールさせるスクロールステップと、前記第2の移動検出手段により第2の方向における移動を検出したときに、前記表示画面の表示倍率を拡大する拡大表示ステップと、前記拡大表示ステップにおいて、前記表示画面に、全体が表示されるアイコンが1つだけになった場合に、当該1つのアイコンが操作者によって選択されたと判定する判定ステップとを含むことを特徴とする。
上記構成の携帯型入力受付装置によれば、装置本体を第1の方向に移動させることにより、表示画面をスクロールして目的のアイコンを画面の所定位置に表示させた後、第2の方向に移動させて表示倍率を拡大し、表示画面内に、全体が表示されるアイコンを1つにすることにより、当該1つのアイコンが選択されたと判定するので、タップ操作なしに目的のアイコンを選択することができる。
これにより、従来のタップ操作による入力ミス発生のおそれがなくなり、片手でも容易にアイコン選択の入力操作を行える。
本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末が複合機に接続される様子を示す図である。 携帯端末の構成を示すブロック図である。 印刷条件の設定項目の一例を示すツリー図である。 (a)は、印刷条件設定画面および携帯端末の平行移動を説明するための図であり、(b)は、携帯端末を傾ける回転移動を説明するための図、(c)は、印刷条件設定画面に表示されるアイコン配列画像を説明するための図である。 (a)および(b)は、表示画面のスクロール可能範囲を説明するための図である。 (a)〜(c)は、携帯端末の移動動作と、表示倍率の拡大縮小との関係を説明するための図である。 制御部による「印刷条件設定処理」の制御の一例を示すフローチャートである。 印刷要求を受け付ける画面の一例を示す図である。 項目アイコンの選択処理の内容を示すサブルーチンである。 表示画面のスクロール処理Aの内容を示すサブルーチンである。 表示倍率の拡大縮小処理の内容を示すサブルーチンである。 設定アイコンの選択処理の内容を示すサブルーチンである。 表示画面のスクロール処理Bの内容を示すサブルーチンである。 (a)〜(c)は、携帯端末を傾ける回転動作と表示画面のスクロール制御との関係を説明するための図である。 (a)〜(c)は、表示倍率の縮小により、設定アイコンを最終的に選択する操作を説明するための図である。 (a)および(b)は、第2の実施の形態における、携帯端末を前後方向に傾ける回転動作と表示倍率の拡大縮小の制御との関係を説明するための図である。 第2の実施の形態における表示倍率の拡大縮小処理の内容を示すサブルーチンである。 (a)および(b)は、第3の実施の形態におけるポップアップ画面を説明するための図である。
<第1の実施の形態>
本発明に係る携帯型入力受付装置の第1の実施の形態について、デジタル式カラー複合機(MFP)に接続される携帯端末を例にして図面に基づき説明する。
以下、本明細書では、デジタル式カラー複合機を単に「複合機」という。
図1は、本実施の形態に係る携帯端末1が複合機200に接続される様子を示す図である。
複合機200は、プリンター、コピー、ファクシミリ、スキャナーの機能、およびソートやステープルなどのフィニッシャー機能を有するものであり、携帯端末1が無線通信(例えばBluetooth(登録商標))を介して接続されるとともに、図示していないネットワーク(例えばLAN)を介して他の端末が接続されている。
また、複合機200は、携帯端末1や他の端末からの印刷ジョブの実行指示を受付けると、その指示に基づいて印刷処理を実行するように構成されている。
(1)携帯端末の構成について
図2は、携帯端末1の構成を示すブロック図である。
携帯端末1は、例えば、小サイズのタブレット型パーソナルコンピューターであり、図2に示すように、制御部10と、表示/入力部11と、3軸加速度センサー13と、電源ボタン12およびバッテリー(不図示)などを有する。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、通信I/F部104、印刷条件記憶部105、アイコン配列記憶部106などを備える。
CPU101は、表示/入力部11および通信I/F部104等を制御するためのプログラムを実行する。ROM102は、CPU101により実行される各種プログラムを格納するストレージである。RAM103は、CPU101がプログラムを実行するときのワークエリアである。通信I/F部104は、複合機200の制御部210と無線通信するためのインターフェースであり、内部に電波を送受信するためのアンテナが内蔵されている。
印刷条件記憶部105は、複合機200に印刷指示するための各種の印刷条件を格納する。
アイコン配列記憶部106には、印刷条件を設定するための各アイコンの画像データや各アイコンのメモリアドレスに関する情報が格納されている。
図3は、本実施の形態における印刷条件の設定項目の階層の一例を示すツリー図である。
同図に示すように、印刷条件の設定項目として、カラー、画像品質、濃度、用紙サイズ、印刷方向、両面/片面、ページ集約、仕上り、印刷部数などがある(項目アイコン2a〜2i)。また、例えば、カラー設定の内容として下位階層に、カラー、モノクロがあり(設定アイコン2a1,2a2)、用紙サイズ設定の内容として下位階層に、A3,A4,A5,B4およびB5の各サイズがある(設定アイコン2d1〜2d5)。同様に、他の設定項目(印刷部数を除く)も、下位階層に設定内容がそれぞれ設けられている。印刷部数は数値入力によって設定される。
上位の設定項目を表す項目アイコンが配列された項目アイコン配列20の画像データや、各項目の下位にある具体的な内容を表すアイコンが配列された設定アイコン配列21〜28の各画像データが、アイコン配列記憶部106内のそれぞれ異なるページメモリに格納される。下位のアイコン配列のページメモリは、その上位のアイコン配列のページメモリに関連付けされている。また、各ページメモリごとに、表示されるアイコンの内容とその矩形のアイコンの四隅のメモリアドレスを対応付けたテーブルが作成されている。
図3では、各設定項目のデフォルト値が太枠で囲まれている。印刷部数における数値入力29のデフォルト値は「1部」に設定されている。印刷条件記憶部105には、このデフォルト値が初期値として記憶されている。
表示/入力部11は、バックライト112、LCD(Liquid Crystal Display)113、タッチパネル114が積層されてなる表示パネル111と、この表示パネル111の駆動制御のため設けられたLCDコントローラー115、VRAM(Video Random Access Memory)116、タッチパネルコントローラー117などで構成されている。
VRAM116は、LCD113に表示する画像データを格納するためのメモリである。LCDコントローラー115は、LCD113を駆動制御し、VRAM116に格納された画像データをLCD113に表示する。CPU101は、LCD113で表示すべき画像データをVRAM116に格納するとともにLCDコントローラー115を制御してその画像データをLCD113に表示させる。
タッチパネルコントローラー117は、タッチパネル114を駆動制御し、タッチパネル114を介して受け付けたユーザーのタッチ操作に応じて入力信号を生成しCPU101に出力する。これにより、CPU101は、ユーザーのタッチ操作、例えば特定のアイコンをタップして選択する操作、または画面をフリックしてスクロールする操作などを検出することができる。
ここで、「フリック」とは、画面に指先を当接し、その指先を、表示画像を移動させたい方向へ向けて軽くはじくような感覚でスライドさせる動作のことを意味する。また、「スクロール」とは、例えば、表示画像を右に移動させて、画面で見えなかった左の部分を見えるようにすることを右スクロールと言い、その逆を左スクロールと言う。
3軸加速度センサー13は、携帯端末1の移動動作に伴うX軸、Y軸、Z軸の3軸方向の加速度Ax,Ay,Azを検出し、CPU101に出力する。ここで、X軸方向は、表示パネル111の横方向(左右方向)であり、Y軸方向は表示パネル111の縦方向、Z軸方向はパネル面に対する垂直方向となるように設定されている(図4(a)参照)。
CPU101は、携帯端末1にかかる重力加速度を考慮して、3軸加速度センサー13により検出された加速度Ax,Ay,Azから移動方向、移動速度、移動量を求め、携帯端末1の、X,Y,Z軸方向の移動(平行移動)を検出する。
また、CPU101は、加速度Ax,Ay,Azの変化量に基づき、X,Y,Z軸方向の何れかに平行な軸に対する傾き量(回転移動量)を検出することができる(例えば図4(b)参照)。なお、このような3軸加速度センサーの検出値に基づき、回転移動量を検出する方法自体は公知であるため、ここでの説明を省く。
CPU101は、特定の画面表示の際、携帯端末1の上記平行移動または傾ける回転移動を検出した場合に、移動方向に応じて表示画面をスクロールする、または表示倍率を拡大縮小するように制御する。以下、この制御について説明する。
(2)表示画面のスクロール、表示倍率の拡大縮小の制御について
図4(a)は、印刷条件を設定するための印刷条件設定画面40を示す一例であり、その初期画面が表示されている。
同図に示す印刷条件設定画面40は、タイトルバー40aと、アイコン表示領域40bと、印刷スタートボタン41およびリセットボタン42が表示されたボタン表示領域40cで構成されている。
制御部10は、印刷条件設定画面40の、タイトルバー40a、アイコン表示領域40b、ボタン表示領域40cの画像データをそれぞれ生成してVRAM116に格納するとともに、LCDコントローラー115を制御してLCD113に表示する。
このうちアイコン表示領域40bに表示する画像データとして、図4(c)に示す項目アイコン2a〜2iが横一列に配列された項目アイコン配列20の画像データが生成され、VRAM116に格納されている。図4(c)において、破線で囲まれた部分Hが、アイコン表示領域40bに表示されている。
印刷スタートボタン41は、ユーザーが印刷条件の設定を終えて、印刷開始を指示するためのアイコンボタンである。リセットボタン42は、印刷条件をデフォルト値に戻すためのアイコンボタンである。印刷スタートボタン41とリセットボタン42は、片手だけでも操作がしやすいようになるべく離さないように考慮しつつ、一方のボタンをタップする際に、他方のボタンに指や指の付け根が触れないように、ボタン同士の間隔を確保した位置に配されている。
本実施の形態では、この印刷条件設定画面40のうち、項目アイコン配列20が表示されるアイコン表示領域40bを、スクロールや表示倍率の拡大縮小の対象としている。よって、以下、スクロールや表示倍率を拡大縮小する「表示画面」とは、印刷条件設定画面40の「アイコン表示領域40b」のことを意味するものとする。
まず、表示画面のスクロールについて説明する。
例えば、ユーザーが携帯端末1を右側(X方向)に移動させたとき、制御部10は、その右側の移動を3軸加速度センサー13からの出力結果より検出して、検出した移動量に応じて、アイコン配列記憶部106の項目アイコン配列20の画像データから読み出すメモリアドレスを変更することにより、アイコン表示領域40bに表示されているアイコンの画像を左側(移動方向とは反対側)にスクロールさせる。このスクロールによるアイコンの画面上の移動量が、携帯端末1の移動量と等しくなるように、予め画像データのメモリアドレスの変化量が設定されている。
例えば、携帯端末1を右方向に10mm移動させたときには、アイコン画像が、左方向に10mm移動するように、読み出すメモリアドレスが変更されていくように制御されている(表示画面の画素のピッチがαμmとすれば、メモリアドレスは、(10/α)×1000個の画素分だけ左方向にずれることになる。)。
これにより、ユーザーは画面のスクロールを直感的に行うことができ、操作性が増す。
ユーザーは、項目アイコン配列20のより右側のアイコン(図4(c)の場合には項目アイコン2g〜2i)を、アイコン表示領域40bに表示させることができる。
また反対に、ユーザーが携帯端末1を左側(X’方向)に移動させたときには、制御部10は、項目アイコン配列20を右側にスクロールさせる。
ここで、表示画面のスクロール可能範囲は、次のように設定されている。
まず、左側のスクロールは、項目アイコン配列20における最右端の項目アイコン2fの中心点C2が、印刷条件設定画面40の左右方向中心線CLに達するまで(図5(a)参照)、右側のスクロールは、最左端の項目アイコン2aの中心点C1が中心線CLに達するまでとなっている(図5(b)参照)。
これにより、項目アイコン配列20における最左端および最右端の項目アイコン2a,2fを画面中央の位置まで移動させることができるようにするとともに、アイコンが1つも表示されなくなるような無駄なスクロールを防止している。
設定アイコン配列21〜28についても同様であり、最左端および最右端の設定アイコンを画面中央の位置まで移動させることができるように、スクロール可能範囲が設定されている。
このように携帯端末1を左右方向に移動させることにより、印刷条件設定画面40に表示されるアイコンを切り替えることができる。
次に、表示倍率の拡大縮小は、携帯端末1を、表示パネル111の垂直方向(Z軸方向)に移動させることにより行うことができる。
例えば、図6(a)に示すように、ユーザーが、片手(左手)で保持した携帯端末1を、Z方向に移動させ、ユーザー自身に近づけたときには、制御部10が、その移動を3軸加速度センサー13からの出力結果より検出し、検出された移動量に応じてアイコン表示領域40bの中央にあるアイコンを中心にズームインして拡大表示する(図6(b)→(c)参照)。アイコン画像の拡大表示は、例えば線形補間法を用いて行うことができる。図6(b)には、拡大された領域が破線で示されている。
また、反対に、携帯端末1をZ’方向、つまりユーザーから離れる方向に移動させたときには、制御部10は、検出された移動量に応じてアイコン表示領域40bをズームアウトしてアイコンを縮小表示する(図6(c)→(b)参照)。アイコン画像の縮小表示は、例えば、画像データの画素をその縮小率に応じて間引くことにより行うことができる。
そして、表示倍率の拡大により、図6(c)に示すように、アイコン表示領域40bにおいて全体が表示されるアイコンが1つになった場合には、制御部10は、そのアイコンがユーザーにより選択されたと判定するように構成されている。
全体が表示されるアイコンが1つだけであるか否かの判定は、例えば次のようにして行うことができる。
制御部10は、まず、VRAM116のページメモリの項目アイコン配列20の画像データのメモリアドレスから、各アイコン画像の4角のアドレスM1,M2,M3,M4とともに、アイコン表示領域40bに表示される部分Hのメモリアドレス範囲M10を取得する。このメモリアドレス範囲M10内に、4角のアドレスM1,M2,M3,M4全てが含まれていれば、そのアイコンは全体がアイコン表示領域40bに表示されていると判断できるので、その数をカウントし、1つであれば、全体が表示されるアイコンが1つだけであると判定する。
これによって、ユーザーはアイコンをタップしなくても、表示倍率を拡大して特定のアイコンのみ、その全体が表示されるようにして選択することができるので、片手だけでもアイコン選択を容易に行うことができる。図6(c)の印刷条件設定画面40に、下位階層の設定アイコンを表示して選択する処理については後述する。
本実施の形態において表示倍率の上限は、少なくとも1個のアイコンの全体が表示される限界までの拡大率としている。すなわち、表示されている特定のアイコンの4隅のメモリドレスの全部が、アイコン表示領域40bの表示範囲より収まりきらない程度までの拡大は行わないようにしている。それ以上に拡大しても意味がないからである。
また、表示倍率の下限(最小縮小率)は、アイコンが小さくなり過ぎて識別できなくなるのを防止するため、ユーザーの視力の違いなど識別能力の個人差を考慮して、適当なアイコンサイズの下限値が予め設定されており、その下限値に対応して設けられている。
なお、本実施の形態では、表示パネル111の横方向一列にアイコンが並べられているので、携帯端末1を縦方向(Y軸方向)に移動させてもスクロールされない構成としている。
また、検出した携帯端末1の平行移動の方向が、X,Y,Z軸方向に対して傾いている場合には、X,Y,Z軸方向の移動量のうち最も移動量の大きな方向を携帯端末1の移動方向と判定するようにしている。
さらに、手ブレによる表示画面のスクロールや表示倍率の拡大縮小を防止するため、携帯端末1の移動速度が瞬間的に大きくなって所定値を超えるときには手ブレと判定し、携帯端末1の移動として検出しないようにして、その間、表示画面のスクロールまたは表示倍率を拡大縮小しないよう構成している。
ここで、所定値は、予め測定して求めた手ブレ時の速度をもとに、個人差も考慮して適当な大きさが設定される。
携帯端末1の回転移動の場合には、傾き量(回転角)が所定値を超えないときには、手ブレと判定し、携帯端末1の移動として検出しないようにしている。
(3)印刷条件設定処理について
次に、印刷条件設定画面40による印刷条件設定処理について説明する。
図7は、制御部10による「印刷条件設定処理」の制御の一例を示すフローチャートである。
この処理は、携帯端末1全体を制御するメインフローチャート(不図示)のサブルーチンとして実施されるものである。
同図に示すように、制御部10は、ユーザーからの印刷要求を受け付けると(ステップS1)、表示パネル111に、印刷条件設定の項目アイコンが配列された、印刷条件設定画面40の初期画面(図4(a)参照)を表示し(ステップS2)、フラグF=1に設定する(ステップS3)。
上記ステップS1の印刷要求は、例えば、印刷すべき画像とし、図8に示すような文字と写真が表示された画面30において設けられたプリントマーク31のタップによって受け付けられる。
この後、印刷スタートボタン41(図4(a)等参照)がタップされた場合には(ステップS4:Yes)、制御部10は、印刷条件設定処理を終了し、不図示のメインフローチャートにリターンする。この場合、制御部10は、印刷条件を上記デフォルト値のままで印刷指示コマンドを生成し、印刷指示コマンドとともに印刷対象の画像データを複合機200に送信する。また同時に、表示パネル111に印刷要求を受け付けた元の画面(ここでは図8の画面30)を表示する。なお、後続ステップにおいて印刷条件の設定を受け付けた後、印刷スタートボタン41がタップされた場合は、受け付け後の印刷条件に基づいて印刷指示コマンドを生成し、印刷指示コマンドおよび画像データを複合機200に送信する。
印刷スタートボタン41がタップされていない場合(ステップS4:No)、フラグF=1であるか否かによって処理が分かれる(ステップS5)。
フラグF=1の場合において(ステップS5:Yes)、携帯端末1の、画面に垂直な方向または左右方向への移動を検出すれば(ステップS6:Yes)、項目アイコンの選択処理等を行う(ステップS7〜S10)。一方、フラグF=1でない場合には(ステップS5:No)、携帯端末1の、画面に垂直な方向への移動または左右方向に傾ける移動(回転移動)を検出すれば(ステップS11:Yes)、設定アイコンの選択処理等を行う(ステップS12〜S15)。
(3−1)項目アイコンの選択処理
図9は、上記ステップS7における「項目アイコンの選択処理」の内容を示すサブルーチンである。
同図に示すように、検出した移動方向が左右方向のときには(ステップS21:Yes)、表示画面のスクロール処理Aを行い(ステップS22)、そうでなく垂直な方向のときには、表示倍率の拡大縮小処理を行う(ステップS23)。
(3−1−1)表示画面のスクロール処理
図10は、「表示画面のスクロール処理A」の内容を示すサブルーチンである。
同図に示すように、携帯端末1の移動方向が右側の場合には(ステップS31:Yes)、制御部10は、まず、アイコン表示領域40bの画面がスクロール可能範囲の右端に達しているか否かを確認する(ステップS32)。
スクロール可能範囲の右端に達しているか否かの判定は、次のようにして行うことができる。
例えば、図5(a)に示すように、アイコン表示領域40bに項目アイコン配列20が表示されている場合、制御部10は、まず、VRAM116上の項目アイコン配列20の画像データのメモリアドレスから、最右端のアイコン2iの画像の中心点C2のアドレスMc2と、アイコン表示領域40bに表示される部分Hのうち中心線CLより左側部分のメモリアドレス範囲M10a(上記メモリアドレス範囲M10の一部)を取得する。このメモリアドレス範囲M10a内にアドレスMc2が含まれていなければ、アイコン表示領域40bの中心線CLよりも左側の領域に、アイコン2iの中心点C2がまだきていないと判断することができるので、スクロール可能範囲の右端に達していないと判定する。
スクロール可能範囲の右端に達していない場合には(ステップS32:No)、制御部10は、3軸加速度センサーの検出結果より求めたX軸方向の移動量に応じて、アイコン表示領域40bの画面を左側にスクロールさせる(ステップS33)。右端に達している場合には(ステップS32:Yes)、ステップS33をスキップして、スクロールを停止する。
制御部10は、携帯端末1の右側への移動を検出している間(ステップS34:Yes)、上記ステップS32,S33を繰り返す。
一方、携帯端末1の移動方向が左側の場合には(ステップS31:No)、アイコン表示領域40bの画面がスクロール可能範囲の左端に達しているか否かを確認する(ステップS35)。
スクロール可能範囲の左端に達しているか否かの判定は、右端に達しているか否かの判定と同様であり、次のようにして行うことができる。
今度は、図5(b)を参照する。制御部10は、まず、VRAM116上の項目アイコン配列20の画像データのメモリアドレスから、最左端のアイコン2aの画像の中心点C1のアドレスMc1と、アイコン表示領域40bに表示される部分Hのうち中心線CLより右側部分のメモリアドレス範囲M10b(上記メモリアドレス範囲M10の一部)を取得する。このメモリアドレス範囲M10b内にアドレスMc1が含まれていなければ、アイコン表示領域40bの中心線CLよりも右側の領域に、アイコン2aの中心点C1がまだきていないと判断することができるので、スクロール可能範囲の左端に達していないと判定する。
スクロール可能範囲の左端に達していない場合には(ステップS35:No)、制御部10は、3軸加速度センサーの検出結果より求めたX軸方向の移動量に応じて、アイコン表示領域40bの画面を右側にスクロールさせる(ステップS36)。左端に達している場合には(ステップS35:Yes)、ステップS36をスキップして、スクロールを停止する。
制御部10は、携帯端末1の左側への移動を検出している間(ステップS37:Yes)、上記ステップS35,S36を繰り返す。
このようなスクロール処理の際、実際の左右方向移動量とスクロール量とを略同じにすることにより、ユーザーは直感的に操作しやすくなる。
以上が表示画面のスクロール処理Aである。
(3−1−2)表示倍率の拡大縮小処理とアイコン選択
次に、図11は、上記ステップS23における「表示倍率の拡大縮小処理」の内容を示すサブルーチンである。
同図に示すように、携帯端末1の移動方向がユーザーに近づく方向の場合には(ステップS41:Yes)、制御部10は、まず、アイコン表示領域40bに、全体が表示されたアイコンが1つだけであるか否かを確認する(ステップS42)。
全体が表示されたアイコンが1つだけでない場合には(ステップS42:No)、制御部10は、表示倍率がまだ上限に達していないと判定し、3軸加速度センサーの検出結果より求めたZ軸方向の移動量に応じて、アイコン表示領域40bの表示倍率を拡大させる(ステップS43)。全体が表示されたアイコンが1つだけの場合には(ステップS42:Yes)、ステップS43をスキップして、表示倍率の拡大を停止する。
制御部10は、携帯端末1のユーザーに近づく方向への移動を検出している間(ステップS44:Yes)、上記ステップS42,S43を繰り返す。
一方、携帯端末1の移動方向がユーザーから離れる方向の場合には(ステップS41:No)、表示されたアイコンのサイズが下限値であるか否かを確認する(ステップS45)。
アイコンサイズが下限値でない場合には(ステップS45:No)、制御部10は、表示倍率がまだ下限に達していないと判定し、3軸加速度センサーの検出結果より求めたZ軸方向の移動量に応じて、アイコン表示領域40bの表示倍率を縮小させる(ステップS46)。アイコンサイズが下限値の場合には(ステップS45:Yes)、ステップS46をスキップして、表示倍率の縮小を停止する。
そして、携帯端末1のユーザーから離れる方向への移動を検出している間(ステップS47:Yes)、上記ステップS45,S46を繰り返す。
ここで、アイコンサイズは、例えば、次のようにして求めることができる。
制御部10は、まず、VRAM116上の項目アイコン配列20の画像データのメモリアドレスから、アイコン表示領域40bに全体が表示されたアイコンの4角のアドレスM1,M2,M3,M4を取得する。次に、LCDコントローラー115の制御情報より、アドレスM1,M2,M3,M4上の画像データが対応付けられた各画素の座標情報を取得することにより、1つのアイコン表示に用いられる画素数を算出してそのサイズを求めることができる。
以上が表示倍率の拡大縮小処理である。
図9に戻って、ステップS24において、表示倍率の拡大によりアイコン表示領域40bに全体が表示された項目アイコンが1つだけとなる場合には(Yes)、制御部10は、その全体が表示された項目アイコンがユーザーにより選択されていると判定する(ステップS25)。
例えば、図6(c)に示すように、全体が表示された1つのアイコンが、用紙サイズ設定のための項目アイコン2d(以下、「用紙サイズアイコン2d」ともいう)である場合には、制御部10は、用紙サイズアイコン2dが選択されたと判定する。一方、全体が表示されたアイコンが1つでなく2つ以上ある場合には、アイコンがまだ選択されていないと判定する。
図7に戻って、ステップS8において、項目アイコンが選択された場合には(Yes)、制御部10は、下位の設定アイコン配列を表示し(ステップS9)、フラグF=2に設定する(ステップS10)。項目アイコンが選択されていない場合には(ステップS8:No)、ステップS9,S10をスキップする。
この後、リセットボタン42がタップされなければ(ステップS16:No)、ステップS4に戻って以降の処理を実行する。一方、リセットボタン42がタップされれば(ステップS16:Yes)、印刷条件記憶部105に記憶された印刷条件設定をリセットしデフォルト値に戻した後(ステップS17)、ステップS2に戻り印刷条件設定画面40の初期画面を改めて表示するとともにフラグF=1に設定して(ステップS2,S3)、ステップS4以降の処理を実行する。
上記ステップS10においてフラグF=2に設定され、その後、リセットボタン42および印刷スタートボタン41がタップされなければ(ステップS16,S4:No)、上記ステップS5においてフラグF=1ではないので(No)、制御部10によって設定アイコンの選択処理等のステップS11〜S15が実行される。
(3−2)設定アイコンの選択処理
図14(a)は、下位の設定アイコン配列の表示画面の一例であり、用紙サイズアイコン2dが選択されたと判定された直後に表示された、下位の設定アイコン配列24の表示画面を示す図である。
なお、このように画面を切り替える際には、例えばアニメーションやエフェクトを使うなどして画面が切り替わったことをユーザーが認識しやすいように構成するのが望ましい。そうすれば、本実施の形態のように、上位の項目アイコン配列の表示画面(図6参照)と下位の設定アイコン配列24の表示画面(図14(a))との画面構成が似ている場合であっても、画面が切り替わったことをユーザーはすぐに気付くことができる。
同図に示すように、本実施の形態では、下位の設定アイコン配列を表示する際、制御部10が、1つのアイコンのみ全体が表示されるように(ここでは印刷条件のデフォルト値であるA4サイズを表す設定アイコン2d2のみ全体が表示されている)、表示倍率を調整して表示している。これは次の理由による。
各項目アイコンにそれぞれ関連付けられる下位の設定アイコンの数は、図3に示すように、例えばカラー設定、印刷方向設定、両面設定では2つであり、最も多い用紙サイズ設定でも5つと、項目アイコン配列20と比べて少ない。
このため、目的のアイコンを見つける際、アイコン数が少ない分表示画面のスクロールが少なくて済むので、最初から全体が表示されるアイコンを1つにしておくことにより、ユーザーが表示倍率を拡大する操作を省略でき、操作負荷の軽減が図れるからである。
一方、項目アイコン配列20においても、最初から全体が表示されるアイコンが1つのみになるように表示しても構わないが、この場合には、表示倍率を拡大した分画面に表示されるアイコン数が少なくなるので、もともとアイコン数が多い項目アイコン配列20の場合には、目的のアイコンを見つけるためのスクロール操作が多くなって、結果的に操作負荷が増加する可能性が高い。
そこで、本実施の形態では、下位の設定アイコン配列を表示するときには、最初から1つのアイコンだけ全体が表示されるように構成している。そして、制御部10が、当該全体が表示された1つのアイコンを仮選択し、表示倍率が縮小され所定値以下(縮小により全体が表示されたアイコンが2つ以上(1つから)になる倍率以下)になったときに、仮選択したアイコンがユーザーにより最終的に選択されたと判定するようにしている。
図12は、図7のステップS12における「設定アイコンの選択処理」の内容を示すサブルーチンである。
同図に示すように、制御部10は、まず全体が表示された1つの設定アイコンを仮選択するとともに、当該設定アイコンの意味する設定内容をRAM103の記憶領域αにセットする(ステップS51)。
次に、携帯端末1の移動が、左右方向に傾ける移動のときには(ステップS52:Yes)、表示画面のスクロール処理Bを行い(ステップS53)、そうでなく垂直な方向への移動ときには、表示倍率の拡大縮小処理を行う(ステップS54)。
(3−2−1)表示画面のスクロール処理
表示画面のスクロール処理Bは、携帯端末1の左右方向に傾ける回動移動を検出する毎に、全体が表示される1つのアイコンが傾く方向(左または右)の隣のアイコンに切り替わるようスクロールするように構成されている。この点が、上記表示画面のスクロール処理A(図10参照)と異なっている。
ここで、携帯端末1の「傾ける回動移動を検出する毎」とは、ユーザーにより携帯端末1を傾けて元に戻す動作の1回毎を意味する。
携帯端末1を傾けたままでは画面が見にくいので、ユーザーは携帯端末1を傾けた後、画面が見やすいように元の状態に傾きを戻す動作を行うと考えられることから、本実施の形態では、携帯端末1を傾ける動作および元に戻す動作を一連の動作として捉え、制御するように構成している(詳細は後述する)。
図13は、上記「表示画面のスクロール処理B」の内容を示すサブルーチンである。
同図に示すように、携帯端末1が左に傾く方向に移動する場合(ステップS61:Yes)、表示画面がスクロール可能範囲の右端に達してなければ(ステップS62:No)、制御部10は、画面を左側にスクロールさせることにより、全体が表示された設定アイコンを切り替える(ステップS63)。
この後、携帯端末1の傾きを元に戻す戻し動作(携帯端末1を水平状態から最初に傾けた方向と反対方向に傾けて水平に戻す動作)が完了するのを待って(ステップS66:Yes)、図12にリターンする。
これにより、表示画面をスクロールさせることなく、傾けた携帯端末1の傾きを元に戻すことができる。つまり、携帯端末1の傾きを戻すときに、全体が表示された設定アイコンが切り替え前のアイコンに戻るようなことがないようにしている。
なお、制御部10は、3軸加速度センサー13の検出結果より先に検出した傾きの方向とは反対側にほぼ同じ角度だけ戻す回転移動を検出することにより、戻し動作が完了したと判定する。
携帯端末1の右に傾く方向に移動する場合には(ステップS61:No)、表示画面がスクロール可能範囲の左端に達してなければ(ステップS64:No)、画面を右側にスクロールさせることにより、全体が表示された設定アイコンが切り替えられる(ステップS65)。
この後、上記したように、携帯端末1の傾きを元に戻す戻し動作が完了するのを待って(ステップS66:Yes)、図12にリターンする。
例えば、図14(a)の状態から、携帯端末1を左に傾けて元に戻すように回転移動させた場合には、図14(b)に示すように、表示画面が左側にスクロールされて、全体が表示された設定アイコンがA4サイズの設定アイコン2d2から、その右側のA5サイズの設定アイコン2d3に切り換えられる。
さらにもう1回、携帯端末1を左に傾けて元に戻すように回転移動させると、図14(c)に示すように、表示画面が左側にスクロールされて、全体が表示された設定アイコンが、A5サイズの設定アイコン2d3から、さらに右側のB4サイズの設定アイコン2d4に切り換えられる。なお、図14(b)の状態から、右に傾けて元に戻す回転移動させた場合には、図14(a)の状態に戻される。
以上が表示画面のスクロール処理Bである。
(3−2−2)表示倍率の縮小処理と選択アイコンの確定
図12に戻って、上記ステップS54の「表示倍率の拡大縮小処理」は、項目アイコンの選択処理における表示倍率の拡大縮小処理(図11参照)と同じ内容である。なお、ここでは、全体が表示されるアイコンが最初から1つになっているので、基本的には、表示倍率の縮小が主な処理となる。
上記ステップS54において表示倍率が縮小され、全体が表示されたアイコンが1つから2つ以上になった場合には(ステップS55:Yes)、制御部10は、上記ステップS51で仮選択された設定アイコンが、ユーザーにより最終的に選択されたと判定して設定アイコンを確定する(ステップS56)。そして、上記ステップS51において記憶領域αにセットされた設定内容で、印刷条件記憶部105に記憶された印刷条件を変更する(ステップS57)。
ここで、全体が表示されたアイコンが1つから2つ以上になったか否かの判定は、次のようにして行うことができる。
制御部10は、上記したようにVRAM116上のアイコン画像の4角のアドレス情報とアイコン表示領域40bに表示される部分Hのアドレス情報より、アイコン表示領域40bにアイコン全体が表示されているか否かを判定し、全体が表示されているアイコンをカウントすることができるので、例えば、上記ステップS54において表示倍率を縮小させるときには、縮小前の全体が表示されるアイコンのカウント数(n1)と、縮小後において全体が表示されるアイコンのカウント数(n2)とを記憶しておき、n1,n2が、n2>n1=1の式を満たせば、全体が表示されたアイコンが1つから2つ以上になったと判定する。
例えば、図15(a)に示すように、B4サイズの設定アイコン2d4のみ全体が表示され仮選択された状態から、携帯端末1をユーザーから離れる方向に移動させると、図15(b)に示すように、表示倍率が縮小されて、B4とB5サイズの2つの設定アイコン2d4,2d5の全体が表示される。この時点で、事前に仮選択された設定アイコン2d4が確定されて、上記したように印刷条件が変更される。
この後、図7に戻り、ステップS13において選択された設定アイコンが確定されているので(Yes)、制御部10は、図15(c)に示すように上位の項目アイコン配列20を画面に表示し(ステップS14)、フラグF=1に設定する(ステップS15)。
なお、選択された設定アイコンが確定されていない場合には(ステップS13:No)、ステップS14,S15をスキップする。
この場合、ユーザーが変更内容を確認できるよう、画面の用紙サイズアイコン2dに、変更後の設定内容を表示するのが望ましい(図15(c)参照)。
上記構成の携帯端末1によれば、項目アイコンの選択処理では、携帯端末1を左右方向に移動させることにより表示画面をスクロールして目的のアイコンを画面の中央位置に表示させた後、携帯端末1を画面に垂直な方向(ユーザーに近づける方向)に移動させて表示倍率を拡大し、表示画面内に、全体が表示されるアイコンを1つにすれば、当該1つのアイコンが選択されたと判定される。また、設定アイコンの選択処理では、携帯端末1を左右方向に傾けて回転移動させることにより表示画面をスクロールして目的のアイコンを画面の中央位置に表示させ、その後、携帯端末1を画面に垂直な方向(ユーザーから離れる方向)へ移動させて表示倍率を縮小して、表示画面内に、全体が表示されるアイコンが1つから2つ以上なれば、当該1つのアイコンが最終的に選択されたと判定される。これらより、タップ操作をしなくてもよく片手だけでもアイコン選択を行うことができるので、タップ操作によるミスをなくすことができ、片手でもアイコン選択の入力操作が容易に行えるようになる。
本実施の形態では、携帯端末1の左方向または右方向における移動が「第1の方向における移動」であり、携帯端末1をユーザーに近づける方向(画面に垂直な方向)の移動が「第2の方向における移動」である。また、携帯端末1を左方向に傾けるまたは右方向に傾ける回転移動が「第3の方向への移動」であり、携帯端末1をユーザーから離す方向(画面に垂直な方向)への移動が「第4の方向への移動」である。
本実施の形態において、表示パネル111が、複数のアイコンのうち、少なくとも一部のアイコンを表示する表示手段として機能する。また、制御部10および3軸加速度センサー13が、携帯端末1本体の、第1の方向への移動、第2の方向への移動、第3の方向への移動および第4の方向への移動をそれぞれ検出する第1、第2、第3および第4の移動検出手段として機能する。
さらに、制御部10が、3軸加速度センサー13の検出結果に基づいて、表示画面のスクロール処理および表示倍率の拡大縮使用処理(上記図8および図9の各ステップ)を実行するときに、本発明における表示制御手段として機能する。また、制御部10が、印刷条件設定処理中に、表示倍率の拡大により、表示画面内に全体が表示されるアイコンが1つだけになった場合において、当該1つのアイコンがユーザー(操作者)によって選択されたと判定するとき(上記図7の該当するステップを実行するとき)に、本発明における判定手段として機能する。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態では、表示倍率の拡大縮小の制御が、携帯端末1を前後に傾ける回転移動を検出したときに行われるように構成されている。この点において、携帯端末1の画面の垂直方向への移動(平行移動)を検出したときに表示倍率の拡大縮小の制御が行われる第1の実施の形態と相違する。
その他の構成については、基本的に第1の実施の形態の携帯端末1と同様であるので、同じ構成については、同じ符号で示し、その説明を省略する。
図16(a)および(b)は、携帯端末1を前後に傾ける回転動作と表示倍率の拡大縮小の制御との関係を説明するための図である。
図16(a)に示すように、携帯端末1を手前側に傾けたときには(矢印K1)、制御部10は、携帯端末1の傾き量(回転角)に応じて、表示倍率を拡大し、例えば破線で囲んだ領域をズームインする。
反対に、図16(b)に示すように、携帯端末1を後ろ側に傾けたときには(矢印K2)、制御部10は、その傾き量に応じて表示倍率を縮小し、ズームアウトする。
図17は、本実施の形態の「表示倍率の拡大縮小処理」の内容を示すサブルーチンである。この処理は、第1の実施の形態と同様、図9の項目アイコンの選択処理、図12の設定アイコンの選択処理のサブルーチンとして実施される。
同図に示すように、制御部10は、携帯端末1の移動方向が手前に傾く方向の場合(ステップS111:Yes)、全体が表示されたアイコンが1つだけでなければ(ステップS112:No)、3軸加速度センサーの検出結果より求めた傾き量に応じて、アイコン表示領域40bの表示倍率を拡大させる(ステップS113)。全体が表示されたアイコンが1つだけの場合は(ステップS112:Yes)、ステップS113をスキップする。
制御部10は、携帯端末1の前に傾く回転移動を検出している間(ステップS114:Yes)、上記ステップS112,S113を繰り返す。
携帯端末1の前に傾く回転移動を検出しなくなった後(ステップS114:No)、携帯端末1の傾きを元に戻す戻し動作が完了するのを待って(ステップS118:Yes)、図9または図12にリターンする。
一方、携帯端末1の移動方向が後ろに傾く方向の場合(ステップS111:No)、表示されたアイコンのサイズが下限値でなければ(ステップS115:No)、3軸加速度センサーの検出結果より求めた傾き量に応じて、アイコン表示領域40bの表示倍率を縮小させる(ステップS116)。アイコンサイズが下限値の場合には(ステップS115:Yes)、ステップS116をスキップする。
そして、携帯端末1の後ろに傾く回転移動を検出している間(ステップS117:Yes)、上記ステップS115,S116を繰り返す。
携帯端末1の後ろに傾く回転移動を検出しなくなった後(ステップS117:No)、携帯端末1の傾きを元に戻す戻し動作が完了するのを待って(ステップS118:Yes)、図9または図12にリターンする。
また、本実施の形態では、図7のステップS6,S11の内容を次のように変更する(「」内が変更部分を示す)。
ステップS6では、携帯端末1の「画面に垂直な方向」または左右方向への移動を検出したか否かの判定に代えて、携帯端末1の「前後方向に傾ける回転移動」または左右方向への移動を検出したか否かを判定する構成とする。
ステップS11では、携帯端末1の「画面に垂直な方向への移動」または横方向に傾ける回転移動を検出したか否かの判定に代えて、携帯端末1の「前後方向に傾ける回転移動」または横方向に傾ける回転移動を検出したか否かを判定する構成とする。
本実施の形態においても、携帯端末1を移動させて表示画面のスクロールや表示倍率の拡大縮小を制御することができ、項目アイコンの選択処理では、表示画面内に全体が表示されるアイコンを1つにすれば当該1つのアイコンが選択されたと判定され、設定アイコンの選択処理では、表示画面内に全体が表示されるアイコンが1つから2つ以上なれば当該1つのアイコンが最終的に選択されたと判定される構成となっている。
よって、第1の実施の形態と同様、タップ操作をしなくてもよく片手だけでもアイコン選択を行うことができるので、タップ操作によるミスをなくすことができ、片手でもアイコン選択の入力操作が容易に行えるようになる。
本実施の形態では、携帯端末1の左方向または右方向における移動が「第1の方向における移動」、携帯端末1を手前方向に傾ける回転移動が「第2の方向における移動」、左方向に傾けるまたは右方向に傾ける回転移動が「第3の方向への移動」、携帯端末1を後ろ方向に傾ける回転移動が「第4の方向への移動」である。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態は、下位の設定アイコン配列を、上位の項目アイコンが表示されている画面上にポップアップ表示させる点において、第1の実施の形態と相違する。
その他の構成については、基本的に第1の実施の形態の携帯端末1と同様であるので、同じ構成については、同じ符号で示し、その説明を省略する。
図18(a)は、用紙サイズアイコン2dが選択されて表示されたポップアップ画面の一例を示す図である。
同図に示すように、ポップアップ画面50は、下位の設定アイコン2d1〜2d5が表示パネル111の縦方向(Y軸方向)に配列されてなり、アイコン表示領域40bにおいて用紙サイズアイコン2dの横にポップアップ表示されている。
また、アイコン表示領域40bには、ポップアップ画面50の中から1つの設定アイコンを指し示すカーソル51が表示されている。
本実施の形態では、制御部10が、携帯端末1の縦方向(Y軸方向)への移動に応じてカーソル51を移動制御し、指示したアイコンを切り替えることができるよう構成されている。そして、携帯端末1の縦方向に移動させて目的の設定アイコンをカーソル51で指示した後、携帯端末1をユーザーから離れる方向に移動させることにより表示倍率を縮小して、ポップアップ画面50を閉じたと仮定したときに、表示画面に全体が表示される項目アイコンが2つ以上になる表示倍率以下になれば、カーソル51で指示した設定アイコンが、ユーザーにより最終的に選択されたと判定する。また、この判定とともに、ポップアップ画面を閉じる図18(b)参照)。
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様、タップ操作をしなくてもよく、片手だけでもアイコン選択を行うことができるので、タップ操作によるミスをなくすことができ、片手でもアイコン選択の入力操作が容易に行えるようになる。
本実施の形態では、携帯端末1をユーザーに近づける方向(画面に垂直な方向)の移動が「第2の方向における移動」、携帯端末1の縦方向上側または下側への移動が「第3の方向への移動」、携帯端末1をユーザーから離す方向(画面に垂直な方向)への移動が「第4の方向への移動」である。なお、説明を省略したが、携帯端末1の「第1の方向の移動」は、第1の実施の形態と同様、左右方向の移動となっている。
<変形例>
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、次のような変形例も考えることができる。
(1)上記の実施の形態では、印刷条件設定画面40にアイコンが横一列または縦一列に並べられる構成を示したが、これに限らず、縦横のマトリックス状に並べられた構成としても構わない。
この場合、3軸加速度センサー13の検出結果より、携帯端末1のX軸方向の移動を検出した場合に、表示画面を左右方向にスクロールし、Y軸方向の移動を検出した場合に、表示画面を縦方向にスクロールするように構成すればよい。
(2)上記実施の形態では、アイコン表示領域40bの中央を中心にズームイン/ズームアウトするように表示倍率を拡大縮小する構成を示したが、これに限定するものではない。
例えば、アイコン表示領域40bの中央から少しずれた位置、あるいは端部の位置を中心にしても構わない。
(3)上記実施の形態では、表示画面のスクロールにより、スクロール可能範囲の端に達した場合、スクロールを停止する構成を示したが、これに限定するものではない。
例えば、アイコン配列をループ状の配列と見立てて、表示画面のスクロールによってアイコンを循環表示するようにしても構わない。
具体的には、図4(c)に示す項目アイコン配列20を例にして説明すると、右側のスクロールでは、同図の最左端のアイコン2aが表示された後には最右端のアイコン2iが表示され、逆の左側のスクロールでは、最右端のアイコン2iが表示された後に最左端のアイコン2aが表示されるように構成することができる。
この場合、配列されたアイコンを一通り確認した後、最初のアイコンに戻りたいような場合に、簡単に戻れるようになるという利点がある。
(4)上記実施の形態では、携帯端末1を左右方向に傾ける回転移動および前後方向に傾ける回転移動を検出するのに3軸加速度センサー13を用いた構成を示したが、これに限定するものではない。
例えば、X軸方向またはY軸方向を軸として回転する角度や角速度を検出する公知のジャイロセンサーを用いて上記回転移動を検出することもできる。
(5)上記の実施の形態では、各項目アイコンの下位に1以上の設定アイコンが設けられた2階層の階層構造の中から、目的のアイコンを選択する構成について説明したが、これに限定するものではない。
アイコンの階層構造が3階層あるいは4階層以上であってもよく、また階層のないフラットな構造であっても、本発明を適用することができる。
(6)上記の実施の形態では、表示画面のスクロール制御が、項目アイコンの選択処理中と設定アイコンの選択処理中では異なる構成(表示画面のスクロール処理A,B)を示したが、これに限定するものではない。
例えば、第1の実施の形態において、設定アイコンの選択処理での表示画面のスクロール制御を、項目アイコンの選択処理と同じように、携帯端末1の左右方向の移動の検出によって行う構成としても構わない。また、第2の実施の形態において、項目アイコンの選択処理での表示画面のスクロール制御を、設定アイコンの選択処理と同じように、携帯端末1の左右方向に傾ける回転移動の検出によって行う構成としても構わない。
(7)上記の実施の形態では、携帯端末1を右に傾けた場合には表示画面が右方向にスクロールし、左に傾けた場合には表示画面が左方向にスクロールするようにして、携帯端末1の傾き方向とスクロール方向が一致する構成を示したが、これに限定するものではない。携帯端末1の傾き方向とは反対方向にスクロールさせる構成としても構わない。
(8)上記の実施の形態では、下位階層の設定アイコン配列を表示する際、最初から全体が表示されるアイコンを1つになるように表示倍率を拡大して表示する構成を示したが、これに限定するものではない。
例えば、下位階層のアイコン数が比較的に多い場合には、目的のアイコンを見つけやすく、スクロール操作を軽減できるという観点より、上位の項目アイコン配列の初期画面と同じように、表示画面に、全体が表示されるアイコンが複数あるのが望ましい。
(9)上記の実施の形態では、印刷条件設定のためのアイコン選択を例にして説明したが、これに限定するものではない。
例えば、音楽ファイルなどは、通常、ジャンルやアーティスト毎に分類され、階層化されて管理されており、目的の音楽を聴くためには各階層でのアイコン選択が必要になるので、特に、電車内でつり革につかまっているときやカバンを持っているときなど、片手でしか操作ができないようなときに本発明は有効に適用できる。
また、携帯端末1の起動後のメニュー画面においてアイコン選択する場合にも、本発明を適用することができる。
また、例えば、上記複合機200(図1参照)に、コピー設定、ファックス設定、スキャン設定などを行うための携帯型の専用操作パネルを設けた場合には、当該専用操作パネルのアイコン選択による各種設定画面において、本発明を適用することができる。
(10)第3の実施の形態では、ポップアップ画面50が、縦方向(Y軸方向)に配列された設定アイコンからなる構成を示したが、これに限定するものではなく、設定アイコンを横方向(X軸方向)に配列しても構わない。この場合、第1の実施の形態と同様に、携帯端末1を左右方向に一瞬傾けるようにして回転移動させることにより、カーソル51を移動させるように構成することもできる。
(11)上記の実施の形態では、印刷条件設定画面40に四角形のアイコンを表示して説明したが、アイコンの形状はこれに限らず、三角形や五角形などの多角形、または丸形でも構わない。
(12)上記の実施の形態では、複数のアイコンのうち、少なくとも一部のアイコンを表示する表示手段として、LCD113とタッチパネル114とが積層されてなる表示パネル111を用いた構成を示したが、これに限定するものではない。
例えば、LCDパネルに代えて、有機ELパネル(organic electroluminescence panel)を用いても構わない。
また、タッチパネル114を積層しない構成としても構わない。この場合、印刷スタートボタン41やリセットボタン42を、ハードキーに代えることにより、上記実施の形態と同様、印刷スタートや、印刷条件のリセットを行うことができるようになる。また、例えば、印刷スタートボタン41やリセットボタン42を、アイコン表示領域40bのアイコン配列に並べて表示して、選択できるようにしても構わない。
このような印刷スタートボタンやリセットボタンの配置位置は、特に限定されるものではなく、携帯端末の仕様に応じて、操作性を損なわないように配置位置を設定するのが望ましい。また、例えば、上記実施の形態のように、印刷スタートボタンやリセットボタンを表示画面上のソフトキーで構成した場合、ユーザーが携帯端末を右手で操作する場合と、左手で操作する場合とで、配置位置を変更できるように構成しても構わない。この場合、右手でも左手でも操作性を良くすることができるという利点を有する。
(13)上記実施の形態のように、表示パネル111にタッチパネル114が組み込まれたものを使用していれば、例えば、印刷条件設定処理中に、項目アイコンまたは設定アイコンが指でタップされた場合に、当該タップによるアイコン選択を受け付けるようにしても構わない。
(14)上記実施の形態では、携帯端末1と複合機200との間をBluetooth(登録商標)による無線通信により接続させた構成を示したが、これに限定するものではない。
例えば、赤外線による無線通信や、WiFiなどの無線LANを介して接続する構成にしても構わない。
また、USBケーブルやLANケーブルなど有線で接続する構成にしても構わない。この場合でも、ユーザーは、片手で保持した携帯端末1を移動させることができるので、上記構成の携帯端末1であれば、タップ操作をしなくても、携帯端末1を移動させることによってアイコン選択を行うことができる。
(15)上記実施の形態では、携帯型入力受付装置として、タブレット型のパーソナルコンピューターを用いて説明したが、本発明の適用範囲は、これに限らず、スマートフォンなどの多機能携帯電話や、PDAなどの携帯情報端末などに適用することができる。
上記実施の形態および各変形例は可能な限り組み合わせてもよい。
本発明は、例えばスマートフォン、PDA、タブレット端末などの携帯型入力受付装置、および当該装置内のコンピューターで実行される入力受付プログラムに関し、特に、片手での操作性を向上させる技術として好適である。
1 携帯端末
2a〜2i 項目アイコン
10 制御部
11 表示/入力部
13 3軸加速度センサー(第1、第2、第3および第4の移動検出手段)
40 印刷条件設定画面
40b アイコン表示領域
50 ポップアップ画面
51 カーソル
111 表示パネル
200 複合機

Claims (19)

  1. 複数のアイコンの中から一のアイコンを選択することにより入力を受け付ける携帯型入力受付装置であって、
    前記複数のアイコンのうち、少なくとも一部のアイコンを表示する表示手段と、
    装置本体の、第1の方向における移動を検出する第1の移動検出手段と、
    前記第1の方向とは異なる第2の方向における移動を検出する第2の移動検出手段と、
    前記第1の移動検出手段による検出結果に基づいて、前記表示手段に表示された表示画面をスクロールさせるスクロール表示制御を実行するとともに、前記第2の移動検出手段による第2の方向における移動を検出したときに、前記表示画面の表示倍率を拡大する拡大表示制御を実行する表示制御手段と、
    前記表示倍率の拡大により、前記表示画面に、全体が表示されるアイコンが1つだけになった場合に、当該1つのアイコンが操作者によって選択されたと判定する判定手段とを備えることを特徴とする携帯型入力受付装置。
  2. 前記表示制御手段は、
    前記判定手段により選択されたと判定されたアイコンに下位階層の複数のアイコンが関連付けられている場合には、当該下位階層のアイコンを前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型入力受付装置。
  3. 装置本体の第3の方向への移動を検出する第3の移動検出手段と、第4の方向への移動を検出する第4の移動検出手段とを、さらに備え、
    前記表示制御手段は、下位階層のアイコンの選択のため、当該下位階層の複数のアイコンのうちの一のアイコンのみ全体を前記表示手段に表示させ、
    前記第3の移動検出手段による検出結果に基づいて、前記表示手段の表示画面をスクロールして全体が表示されたアイコンを切り替えると共に、前記第4の移動検出手段により第4の方向への移動が検出されたときには、前記表示倍率を縮小させる制御を実行し、
    前記判定手段は、前記表示倍率が所定値以下に縮小されたとき、当該縮小前に前記表示手段の表示画面に全体が表示されていたアイコンが最終的に選択されたと判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯型入力受付装置。
  4. 前記表示倍率の所定値は、前記表示画面に全体が表示される下位階層のアイコンが2つ以上になるときの倍率である
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯型入力受付装置。
  5. 装置本体の第3の方向への移動を検出する第3の移動検出手段と、第4の方向への移動を検出する第4の移動検出手段とを、さらに備え、
    前記表示制御手段は、下位階層のアイコンの選択のため、当該下位階層の複数のアイコンをポップアップ表示させ、
    前記第3の移動検出手段による検出結果に基づいて、前記ポップアップされた複数のアイコンのうち選択対象となるべきアイコンの指定を変更すると共に、前記第4の移動検出手段により第4の方向への移動が検出されたときには、前記表示倍率を縮小させる制御を実行し、
    前記判定手段は、前記表示倍率が所定値以下に縮小されたとき、ポップアップ表示上で指定されたアイコンが最終的に選択されたと判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯型入力受付装置。
  6. 前記表示倍率の所定値は、前記表示画面に前記ポップアップ表示させなければ、全体が表示される上位階層のアイコンが2つ以上になるときの倍率である
    ことを特徴とする請求項5に記載の携帯型入力受付装置。
  7. 前記表示制御手段は、
    前記判定手段により下位階層のアイコンが最終的に選択されたと判定された後、前記表示画面に、上位階層のアイコンが表示されるように制御する
    ことを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の携帯型入力受付装置。
  8. 前記第1の方向の移動は、前記表示画面に平行な方向における平行移動であり、
    前記表示制御手段は、装置本体の、当該第1の方向の移動方向とは反対方向に前記表示画面をスクロールさせるように制御する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の携帯型入力受付装置。
  9. 前記第1の移動検出手段は、前記第1の方向の第1移動量を検出する第1の移動量検出手段を備え、
    前記表示制御手段は、第1移動量と等しい距離だけ前記表示画面をスクロールさせるように制御することを特徴とする請求項8に記載の携帯型入力受付装置。
  10. 前記第1の方向の移動は、操作者が前記表示画面を自分に向けた状態で装置本体を保持した場合に、当該装置本体を左右方向に傾ける回転移動であり、
    前記表示制御手段は、
    前記第1の移動検出手段により、装置本体が右方向に傾くのを検出した場合には、前記表示画面を右方向にスクロールさせ、装置本体が左方向に傾くのを検出した場合には前記表示画面を左方向にスクロールさせる
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の携帯型入力受付装置。
  11. 前記第2の方向の移動は、前記表示画面に垂直な方向で、操作者側に向かう方向への直線移動であり、前記第4の方向への移動は、前記第2の方向と反対側に向かう直線移動であることを特徴とする請求項3から7のいずれかに記載の携帯型入力受付装置。
  12. 前記第2の方向の移動は、操作者が前記表示画面を自分に向けた状態で装置本体を保持した場合に、当該装置本体を、前記表示画面の手前方向に傾ける回転移動であり、
    前記第4の方向の移動は、前記第2の方向と反対方向に傾ける回転移動である
    ことを特徴とする請求項3から7のいずれかに記載の携帯型入力受付装置。
  13. 前記第3の方向の移動は、操作者が前記表示画面を自分に向けた状態で装置本体を保持した場合に、当該装置本体を左右方向に傾ける回転移動であり、
    前記表示制御手段は、
    前記第3の移動検出手段により、装置本体が右方向に傾くのを検出した場合には、前記表示画面を右方向にスクロールさせ、装置本体が左方向に傾くのを検出した場合には前記表示画面を左方向にスクロールさせる
    ことを特徴とする請求項3から7のいずれかに記載の携帯型入力受付装置。
  14. 前記階層構造をなすアイコンが、特定プログラムの動作環境を設定するためのものであって、上位階層のアイコンが動作環境の設定項目を示し、下位階層が、当該設定項目の具体的な設定内容を示す
    ことを特徴とする請求項2から13のいずれかに記載の携帯型入力受付装置。
  15. 前記表示制御手段は、
    アイコンの表示倍率を拡大する際に、1個のアイコンが前記表示画面に収まりきれなくなる前に、表示倍率の拡大を停止させる
    ことを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の携帯型入力受付装置。
  16. 前記表示制御手段は、
    前記表示倍率を縮小する際に、アイコンの縮小率が、所定値になったときに縮小を停止させることを特徴とする請求項3または4に記載の携帯型入力受付装置。
  17. 前記第1〜第4の移動検出手段として、3軸加速度センサーが用いられている
    ことを特徴とする請求項3から7のいずれかに記載の携帯型入力受付装置。
  18. 前記第1〜第4の移動検出手段のうち、直線移動を検出する手段として3軸加速度センサーが用いられ、回転移動を検出する手段として2軸ジャイロセンサーが用いられている
    ことを特徴とする請求項3から7のいずれかに記載の携帯型入力受付装置。
  19. 装置本体の、第1の方向における移動を検出する第1の移動検出手段および前記第1の方向とは異なる第2の方向における移動を検出する第2の移動検出手段と、アイコンを表示する表示手段とを備える携帯型入力受付装置で実行される入力受付プログラムであって、
    1以上のアイコンを表示手段に表示するアイコン表示ステップと、
    前記第1の移動検出手段による検出結果に基づいて、前記表示手段に表示された表示画面をスクロールさせるスクロールステップと、
    前記第2の移動検出手段により第2の方向における移動を検出したときに、前記表示画面の表示倍率を拡大する拡大表示ステップと、
    前記拡大表示ステップにおいて、前記表示画面に、全体が表示されるアイコンが1つだけになった場合に、当該1つのアイコンが操作者によって選択されたと判定する判定ステップとを含むことを特徴とする入力受付プログラム。
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