JP2014085753A - 検知機能を有する表面パネル及びその製造方法 - Google Patents

検知機能を有する表面パネル及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 特に、良好な密着性及び光学特性を得ることが可能な検知機能を有する表面パネルを提供すことを目的としている。
【解決手段】 PETからなる基材フィルム11の表面にアクリル系樹脂からなるアンダーコート層14,15を形成し、アンダーコート層の表面に、塩化酢酸ビニル系樹脂からなるバインダ層17,27を形成し、バインダ層の表面にPMMAからなる成形体12,13を形成する。これにより、PETで形成された基材フィルム11とPMMAで形成された成形体12,13との間の密着性を強固にできるとともに、優れた光学特性を得ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯機器やその他の電子機器の筐体の一部として使用される表面パネルに係り、特に、基材と成形体との間の接合構造に関する。
携帯用機器やその他の電子機器の筐体の一部として使用される表面パネルは、中央部に、液晶表示装置などの表示画面を透視できるとともに指によるタッチ操作が行われる透光領域が設けられている。
表面パネルは、センサフィルムを構成する透光性の基材の表面を、透光性の合成樹脂材料からなる成形体で覆う構造となっている。
特許文献1では、基材をポリエステルとし、成形体(熱可塑性樹脂)をPMMAとし、基材と成形体との間にポリ塩化ビニル−ポリ酢酸ビニル共重合体の接着層を介在させたパネル構造が開示されている。
また特許文献2には、基材のPETフィルムとPC樹脂との間にIMBバインダ(帝国インキ製造(株))を介在させた構造が開示されている。
特許文献3及び特許文献4には、センサフィルムとパネル(カバー)とが積層された構造が開示されているが、センサフィルムとパネルとの間の接合構造が明らかにされていない。
特開2007−196659号公報 特開2011−140201号公報 米国特許公開2008/0117186A1 米国特許公開2009/0073130A1
ところで各特許文献には、PETフィルムで形成された基材と、PMMAで形成された成形体との間の適切な接合構造について開示されていない。例えば特許文献1や特許文献2に記載された接合構造(接着層)では、基材(PETフィルム)と成形体(PMMA)との間の十分な剥離強さ(密着性)を得ることができない。また透光領域を備えるため、密着性とともに良好な光学特性が得られなければならない。光学特性は例えば透過率及びヘイズが指標とされる。
しかしながら従来では、良好な密着性とともに良好な光学特性を得ることが可能な基材(PETフィルム)と成形体(PMMA)との接合構造について言及されていなかった。
そこで本発明は上記従来の課題を解決するものであり、特に、良好な密着性及び光学特性を得ることが可能な検知機能を有する表面パネルを提供すことを目的としている。
本発明は、透光領域を有する表面パネルにおいて、
外表面および内表面を有する透光性の基材と、
前記基材の前記内表面に設けられて前記透光領域内に位置する透光性の検知電極層と、
前記基材の前記外表面に形成された透光性のアンダーコート層と、
前記アンダーコート層の表面に形成された透光性のバインダ層と、
前記バインダ層の表面に形成された透光性の外側成形体と、を有し、
前記基材はPETで形成され、前記外側成形体はPMMAで形成され、前記アンダーコート層はアクリル系樹脂で形成され、前記バインダ層は塩化酢酸ビニル系樹脂で形成されていることを特徴とするものである。本発明により、PETで形成された基材とPMMAで形成された外側成形体との間の密着性を強固にできるとともに、優れた光学特性を得ることができる。
本発明では、更に、前記透光領域を囲む加飾領域を備え、
前記加飾領域では、前記アンダーコート層と前記バインダ層との間に加飾層が設けられていることが好ましい。本発明によれば、加飾層を加飾領域内にて適切に形成することができ、また加飾層の剥離を抑制できる。
また本発明では、更に、前記基材の前記内表面側に前記アンダーコート層及び前記バインダ層を介してPMMAからなる内側成形体が形成されていることが好ましい。これにより、基材と内側成形体との間の密着性を強固にでき、しかも良好な光学特性を得ることができる。加えて、基材の中心を挟んで外側と内側とで基本的な積層構造が対称となり、各層の積層工程における応力差や熱変化による応力の差が、外側と内側とでバランスしやすくなり、パネルにゆがみや反りが発生しにくくなる。
また本発明は、透光領域を有する表面パネルの製造方法において、
外表面および内表面を有するPETからなる透光性の基材の前記内表面に前記透光領域内に位置する透光性の検知電極層を形成する第1工程、
前記基材の外表面にアクリル系樹脂からなる透光性のアンダーコート層を形成する第2工程、
前記アンダーコート層の表面に塩化酢酸ビニル系樹脂からなる透光性のバインダ層を形成する第3工程、
前記バインダ層の表面に、PMMAからなる透光性の外側成形体を成形する第4工程、
を有することを特徴とするものである。本発明では、第2工程及び第3工程に示すように、基材の外表面にアンダーコート層を形成し、アンダーコート層の表面にバインダ層を形成する。そして第4工程で、バインダ層の表面に、外側成形体を成形する。以上の工程を経ることで、PETで形成された基材とPMMAで形成された外側成形体との間の剥離強さを十分な大きさに保つことができる。それに加えて、表面パネルの優れた光学特性を得ることができる。
また本発明では、前記透光領域を囲む加飾領域を備えており、
前記第2工程と前記第3工程との間に、
前記加飾領域における前記アンダーコート層の表面に加飾層を印刷形成する第5工程、を有し、
前記第3工程では、前記バインダ層を前記透光領域における前記アンダーコート層の表面から前記加飾層の表面側にかけて形成することが好ましい。このように加飾層をアンダーコート層の表面に形成することで、加飾層を印刷形成する際に、印刷がのりやすく、加飾領域に適切に加飾層を形成できる。また加飾層の剥離を抑制できる。
本発明により、PETで形成された基材とPMMAで形成された成形体との間の密着性を強固にできるとともに、優れた光学特性を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態の表面パネルを示す斜視図、 図1に示す表面パネルのII−II線の断面図、 表面パネルの内表面に設けられた検知電極層と配線層のパターンを透視して示す平面図、 本発明の第2の実施の形態の表面パネルを示す断面図、 本発明の第3の実施の形態の表面パネルを示す断面図、 本発明の第4の実施の形態の表面パネルを示す断面図、 本発明の第5の実施の形態の表面パネルを示す断面図、 (A)(B)は、表面パネルの積層工程の一例を示す説明図、
図1と図2に示す第1の実施の形態の表面パネル1は、携帯電話、携帯情報端末などの携帯機器または電子機器の筐体の一部として使用される。
第1の実施の形態の表面パネル1は、平坦な構造であり平面形状は長方形状である。表面パネル1は、携帯機器または電子機器の筐体2の表面2aに設置される。筐体2の内部には、各種電子回路を実装した回路基板と共に表示装置が内蔵されている。この表示装置は、カラー液晶表示装置または有機エレクトロルミネッセンス表示装置などである。
表面パネル1は、光を透過できる透光領域3と、前記透光領域3を囲む加飾領域4を有している。表示装置の画面の表示内容は、透光領域3を透過して外部から目視可能である。
図2に、表面パネル1の積層構造が示されている。
表面パネル1は、基材フィルム11を有している。基材フィルム11は透光性である。本明細書での透光性とは、表示装置の表示内容を透視できる程度の光透過率を有していることを意味し、例えば全光線透過率が80%以上であり、好ましくは90%以上である。
基材フィルム11は、タッチセンサを形成するのに適した強度と耐熱性を有する合成樹脂であるPET(ポリエチレンテレフタレート)で形成される。基材フィルム11の厚みは、25〜125μm程度である。
基材フィルム11は、筐体2の外側に向けられた外表面11aと、筐体2の内部に向けられた内表面11bを有している。外表面11aがハードコート層であってもよい。図2に示すように、基材フィルム11の外表面11a全体にアンダーコート層14が形成されている。アンダーコート層14は例えば印刷により形成される。
アンダーコート層14は、透光性に優れたアクリル系樹脂で形成される。アンダーコート層14の厚みは、2〜15μm程度である。アンダーコート層14はイソシアネート硬化型アクリル樹脂であることが好ましい。PETで形成された基材フィルム11は、結晶化して耐熱性が高く官能基が少ないため、基本的に接着しづらい材料であるが、イソシアネートを含むアンダーコート層14との間でのウレタン結合により基材フィルム11とアンダーコート層14との間を強固に密着できる。
アンダーコート層14には、例えば帝国インキ製造(株)のMIXメジウムを用いることができる。
図2に示すように、加飾領域4では、アンダーコート層14の表面14aに加飾層23が形成されている。加飾層23は、印刷工程で形成されるものであり、着色塗膜が多層に塗られて形成されている。図1と図2に示すように、加飾層23によって透光領域3を囲む加飾領域4が形成されている。
図1に示すように、加飾領域4の一部にロゴ表示部30が設けられている。図2に示すように、ロゴ表示部30では、基材フィルム11の内表面11bに、反射層31が設けられている。この反射層31は、前記内表面11bに、金属粉を含む塗膜を印刷により形成し、または金属層をスパッタすることなどで形成されている。反射層31が形成されている部分は有機絶縁層32で覆われている。
ロゴ表示部30では、加飾層23の一部に透過部33が形成されている。この透過部33は、加飾層23の一部を除去することで形成され、または多層に塗られる着色塗膜の層の数を部分的に削減することで形成されている。透過部33は、製品名や製造者名あるいは型番などを示す文字や記号あるいはその組み合わせのロゴパターンとなるように形成されている。ロゴ表示部30では、加飾領域4の一部に金属色のロゴパターンが立体的な表示として目視できるようになる。
加飾層23は、顔料を含むアクリル系樹脂で形成される。加飾層23をアンダーコート層14の表面14aに形成することで、加飾層23を印刷形成する際の印刷ののりが良くなり、加飾層23を加飾領域4内にて適切に形成することができる。
また、加飾層23の表面は保護層18で覆われている。図2では、加飾領域4に透過部33が設けられているので、保護層18は透光性の材質である。ただし加飾領域4に透過部33が設けられていない形態では、保護層18は透光性であることに限定されない。
図2のように加飾層23の表面を保護層18で覆うことで、外側成形体12を成形加工する際の加飾層23に対する熱や射出圧力の影響を抑制することができる。
図2に示す保護層18は、顔料を含まない透光性のアクリル系樹脂であることが好適である。例えば、保護層18には帝国インキ製造(株)のMIX−HFメジウムを用いることができる。
図2に示すように、アンダーコート層14の表面14aから保護層18の表面18aにかけて透光性のバインダ層17が形成されている。バインダ層17の厚みは、2〜15μm程度である。
バインダ層17は、塩化酢酸ビニル系樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等)で形成されることが好適である。
バインダ層17には、後述するように、PC(ポリカーボネート)系樹脂を用いた実験も行ったが、アクリル系樹脂からなるアンダーコート層14との密着性が十分でなく、アンダーコート層14とバインダ層17との間で界面剥離が生じた。
これに対してバインダ層17に塩化酢酸ビニル系樹脂を用いた場合、アンダーコート層14との間の密着性、及び次に説明する外側成形体12との間の密着性に優れることがわかった。
バインダ層17には、例えば、(株)セイコーアドバンスのJT27を用いることができる。
図2に示すように、バインダ層17の表面17aには、外側成形体12が成形されている。外側成形体12は、PMMA(ポリメタクリル酸メチル)で形成されている。本実施形態では、外側成形体12の成形時、バインダ層17と外側成形体12との間を分子拡散・物理的吸着などで接着(熱融着)できる。
また図2に示すように、基材フィルム11の内表面11bには、検知電極層21と複数の配線層22が形成されている。
図3では、基材フィルム11の内表面11bに形成された検知電極層21と配線層22が、外表面11a側から透視して示されている。
検知電極層21は、表面パネル1の透光領域3に配置されている。図3に示すように、検知電極層21は右側電極21aと左側電極21bとに区分されている。右側電極21aと左側電極21bはそれぞれ複数設けられ、表面パネル1の長さ方向(図3の図示上下方向)に、交互に配列して形成されている。検知電極層21は、ITO(酸化インジウム・スズ)で形成されている。検知電極層21は、PETからなる基材フィルム11の内表面11bに成膜された後に、エッチングによって右側電極21aと左側電極21bに分離される。
図3に示すように、配線層22は、それぞれが右側電極21aと連続する右側配線層22aと、それぞれが左側電極21bと連続する左側配線層22bを有している。右側配線層22aと左側配線層22bは、加飾領域4の内側を通過して引き回されている。図3に示すように、右側配線層22aと左側配線層22bは、加飾領域4の上方領域まで延びて、それぞれが平行に配置されて引出し配線層24となっている。図2で配線層22の上方(基材フィルム11の外表面11a側)は加飾層23で覆われているため、操作者が表面パネル1の外側成形体12を介して見ても、配線層22は加飾層23に隠れて視認されない。
図2に示すように、検知電極層21の表面から配線層22の表面にかけてアンダーコート層15が形成されている。アンダーコート層15は、検知電極層21や配線層22が形成されていない部分では、基材フィルム11や有機絶縁層32に接している。
アンダーコート層15は、基材フィルム11の外表面11a側に形成されたアンダーコート層14と同様に、アクリル系樹脂で形成される。
図2に示すようにアンダーコート層15の表面15aには、バインダ層27が形成されている。バインダ層27は、基材フィルム11の外表面11a側に形成されたバインダ層17と同様に、塩化酢酸ビニル系樹脂で形成される。
そしてバインダ層27の表面27aに、PMMAからなる内側成形体13が成形されている。外側成形体12及び内側成形体13の厚みは、200〜800μm程度である。
図1と図2に示すように、基材フィルム11には、その上端から帯状に連続する配線帯16が一体に形成されており、前記引出し配線層24が、配線帯16に沿って形成されている。
右側配線層22aと右側配線層22bならびに引出し配線層24は、バインダ樹脂に低抵抗の導電体が含まれた有機導電層であり、例えば銀ペースト、銅ペーストあるいはカーボンペーストなどである。右側配線層22aと左側配線層22bならびに引出し配線層24を形成している有機導電層は、検知電極層21を形成しているITOよりも柔軟性に富んでいる。すなわち、同じ荷重に対する延伸率や湾曲率がITOよりも高くなっている。
右側配線層22aと左側配線層22bならびに引出し配線層24の形成工程では、基材フィルム11の内表面11bに形成されているITO層の上に有機導電層が成膜され、エッチング工程によって検知電極層21と右側配線層22aと左側配線層22bならびに引出し配線層24のパターンが形成される。その後に、検知電極層21の表面の有機導電層がエッチング工程で除去される。
または、右側配線層22aと左側配線層22bならびに引出し配線層24が有機導電層によって印刷工程で形成されてもよい。
図2に示すように、複数の配線パターンを有する引出し配線層24は、配線帯16の内表面 に沿って延び、配線帯16の先部に、引出し配線層24のそれぞれの配線パターンに個別に導通するコネクタ電極25が形成されている。また、配線帯16の内表面16bに形成されている引出し配線層24は有機絶縁層26で覆われている。
図2に示すように、表面パネル1は、パネル外面1aにおいて、外側成形体12の表面が表面保護層28で覆われ、パネル内面1bにおいて、内側成形体13の表面が表面保護層28で覆われている。さらに、表面パネル1の4辺のパネル端面1cの全てが表面保護層28で覆われている。4辺のパネル端面1cのうちの1辺から基材フィルム11の一部である配線帯16が延び出ているが、このパネル端面1cでは、配線帯16が延び出ている部分を除いて、表面保護層28で覆われている。
表面保護層28は、ハードコート層と呼ばれているものであり、基材フィルム11ならびに外側成形体12と内側成形体13よりも表面硬度が高く、例えば鉛筆硬度で3H〜5H程度である。表面保護層28は、アクリル系、シリコーン系、フッ素系などを主体とする紫外線硬化型樹脂材料で形成されている。
ハードコート層である表面保護層28は、本来は表面パネル1のパネル外面1aにのみ形成されていればよいが、この実施形態では、パネル外面1aのみならずパネル内面1bとパネル端面1cの全ての表面が表面保護層28で覆われている。
図4に本発明の第2の実施の形態の表面パネル201が示されている。この実施の形態では、第1の実施の形態の表面パネル1の構成要素と同じ機能を発揮する部材には同じ符号を付して説明する。
図4に示す表面パネル201は、基材フィルム11の内表面11bに検知電極層21と配線層などが形成され、その上にアンダーコート層15及びバインダ層27が形成されている。そしてバインダ層27の表面に内側成形体13が形成されている。
また、基材フィルム11の外表面11aに、アンダーコート層14が形成され、その表面に加飾層23が形成されている。さらに、加飾層23の表面が保護層18で覆われ、アンダーコート層14から保護層18の表面にかけてバインダ層17が形成されている。そして、バインダ層17の表面に外側成形体12が形成される。
上記した成形体12,13の成型工程で、表面パネル201にパネル外面201aとパネル内面201bが形成され、さらに4つの側辺または2つの側辺にパネル湾曲部201dが形成されて、表面パネル201が立体形状になる。その結果、パネル端面201cは図示下向きにとなる。前記加飾層23は、パネル外面201aの周囲からパネル湾曲部201dに渡って設けられている。
そして、パネル外面201a、パネル内面201b、パネル湾曲部201dならびにパネル端面201cの前面が表面保護層28で覆われる。この表面パネル201は携帯用電子機器などの筐体の表側の一部として使用される。
なお、図4に示すように、パネル湾曲部201dの内側に、さらに検知電極層51を設け、側部で指の接触を検知する側部センサを構成することも可能である。
図5に示す第3の実施形態では、図2に示す第1の実施形態と異なって、加飾領域4が設けられておらず透光領域3のみの構成となっている。なお図5に示す実施形態においても基材フィルム11の外表面11aにはアンダーコート層14、バインダ層17及び外側成形体12が順に形成されている。
また基材フィルム11の内表面11bにはアンダーコート層15、バインダ層27及び内側成形体13が順に形成されている。
図5に示す実施形態では、加飾領域を備える表面パネルを別に設けるか、あるいは、電子機器の筐体などに図5に示す全面が透光性の表面パネルを組み込むことができる。
また図5に示す形態では、図2と違って表面保護層28を形成していない。図2の実施形態やそのほかの実施形態において、表面保護層28を形成したほうが損傷や歪みが生じにくく好適であるが、表面保護層28を形成しない形態とすることもできる。
図6に示す第4の実施形態では、基材フィルム11の加飾領域4に位置する外表面11aに直接、加飾層23が形成されている。そして基材フィルム11の外表面11aから加飾層23を覆う保護層18の表面18aにかけてアンダーコート層14が形成されている。保護層18は、アンダーコート層14と同じ材質であれば形成しなくてもよい。そして、アンダーコート層14の表面14a全体にバインダ層17が形成され、バインダ層17の表面17aに外側成形体12が形成されている。
なお、基材フィルム11の内表面11b側の構成は図2と同様であるので説明を省略する。
図6では、基材フィルム11の外表面11aに対して前処理を施して印刷ののりを改善することで、加飾層23を直接、PETからなる基材フィルム11に印刷形成することができる。あるいは加飾層23を印刷以外の手法を用いて基材フィルム11の外表面11aに直接形成することもできる。
図7に示す第5の実施形態は、図2に示す形態の変形例であり、図2に示す実施形態と異なって、内側成形体13が形成されていない。なお内側成形体13を形成しないため、基材フィルム11の内表面11bにアンダーコート層15及びバインダ層27を設ける必要はないが、検知電極層21及び配線層22の表面を透光性の保護層29で覆うことが好ましい。例えば保護層29には、アンダーコート層と同じアクリル系樹脂を用いることができる。
図8には、前記表面パネル1の製造方法の一例が示されている。
製造工程では、PETフィルムからなる基材フィルム11の内表面11bに、検知電極層21、反射層31、有機絶縁層32、配線層22ならびに引出し配線層24を形成する。
続いて、基材フィルム11の外表面11aの全体に、アクリル系樹脂からなるアンダーコート層14を印刷形成する。アンダーコート層14を印刷した後、アンダーコート層14に対する乾燥工程を施す。アンダーコート層14に、イソシアネート硬化型アクリル樹脂を用いることが好ましい。PETで形成された基材フィルム11は、結晶化して耐熱性が高く官能基が少ないため、基本的に接着しづらい材料であるが、イソシアネートを含むアンダーコート層14との間でのウレタン結合により基材フィルム11とアンダーコート層14との間を強固に密着できる。
次に、アンダーコート層14の表面14aであって加飾領域4の部分に加飾層23を印刷形成する。加飾層23は例えば顔料を含むアクリル系樹脂である。アンダーコート層14上に加飾層23を印刷形成することで、印刷ののりを良好にでき、加飾層23を加飾領域4に適切に形成することができる。特に、この実施形態では、加飾層23とアンダーコート層14とに同種のアクリル系樹脂を用いているので、加飾層23とアンダーコート層14との間の密着性を高めることが可能である。
図8に示すように、加飾層23の表面に保護層18を印刷形成する。例えば保護層18に顔料を含まないアクリル系樹脂を使用する。保護層18とアンダーコート層14とに同じアクリル系樹脂を用いることができる。
そして、図8に示すように、アンダーコート層14の表面14aから保護層18の表面18aにかけて、塩化酢酸ビニル系樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等)からなるバインダ層17を印刷形成する。バインダ層17を印刷した後、バインダ層17に対する乾燥工程を施す。
また図8に示すように、検知電極層21の表面、配線層22の表面、露出する基材フィルム11の内表面11b及び有機絶縁層32の表面に、アクリル系樹脂からなるアンダーコート層15を印刷形成する。アンダーコート層15を印刷した後、アンダーコート層15に対する乾燥工程を施す。
次に、アンダーコート層15の表面15aに塩化酢酸ビニル系樹脂(塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等)からなるバインダ層27を印刷形成する。バインダ層27を印刷した後、バインダ層27に対する乾燥工程を施す。
続いて、バインダ層17の表面17aにPMMAからなる外側成形体12を形成する。
図8(A)に示すように、前記各層が形成された基材フィルム11が、一次成形型41a,41bの内部に設置されて、基材フィルム11の内表面11b側にキャビティ42が形成される。このキャビティ42内にPMMAが溶融状態で射出されて、外側成形体12が形成される。このとき外側成形体12とバインダ層17との間を、分子拡散・物理的吸着などで接着(熱融着)でき、互いに強固に密着できる。
図8(B)に示すように、各層を有する基材フィルム11と外側成形体12とが一体となったものが、二次成形型43a,43bの内部に設置されて、基材フィルム11の内表面11b側にキャビティ44が形成される。このキャビティ44内にPMMAが溶融状態で射出され、内側成形体13が形成される。本実施形態によれば、PETなどの基材フィルム11とPMMAからなる外側成形体12との間を強固に密着できる。
その後に、パネル外面1aとパネル内面1bならびにパネル端面1cに、ハードコート層である表面保護層28を形成する。表面保護層28の塗布工程は、各層を有する基材フィルム11と外側成形体12ならびに内側成形体13とが一体に形成されたものが、紫外線硬化性の溶融樹脂の内部に浸漬されて、配線帯16の突出部以外の表面に溶融樹脂が塗布される。その後に紫外線が照射され溶融樹脂が硬化されて、表面保護層28が形成される。
なお、図8の工程とは逆に、各層を有する基材フィルム11に対して先に内側成形体13を成型し、その後に、外側成形体12を成型して、基材フィルム11と外側成形体12ならびに内側成形体13を一体化してもよい。
図8に示す表面パネル1の製造方法は、図2に示す表面パネル1の製造方法であるが、図4ないし図7に示す各表面パネルについても図8に示す製造方法に準じて製造することができる。
本実施形態によれば、PETからなる基材フィルム11とPMMAからなる外側成形体12との間を接合するに際し、基材フィルム11の外表面11aにアクリル系樹脂からなるアンダーコート層14を形成し、アンダーコート層14の表面14aに塩化酢酸ビニル系樹脂からなるバインダ層17を形成し、バインダ層17の表面17aに外側成形体12を形成した。これにより、基材フィルム11とアンダーコート層14との間、外側成形体12とバインダ層17との間、及びアンダーコート層14とバインダ層17との間を強固に密着でき、したがって基材フィルム11と外側成形体12との間の剥離強さを十分な大きさに保つことができる。例えば本実施形態では、10N以上の剥離強さを得ることができる。
例えば、アンダーコート層14のみを使用した場合、PETからなる基材フィルム11とは密着性が優れるが、PMMAからなる外側成形体12とは適切に密着せず、またバインダ層17のみを使用した場合、PMMAからなる外側成形体12とは適切に密着するが、PETからなる基材フィルム11とは密着しない。
本実施形態では、PETからなる基材フィルム11とPMMAからなる外側成形体12との間の密着性に加えて良好な光学特性を得ることが可能である。ここで光学特性とは透過率やヘイズ(HAZE)を指標にできる。透過率は、JIS K 7361の測定方法に準ずるものであり、HM−150メイズメーター(村上色彩技術研究所製)により測定することができる。またヘイズは、JIS K 7136の測定方法に準ずるものであり、HM−150メイズメーター(村上色彩技術研究所製)により測定される。
本実施形態は、約90%以上の透過率、好ましくは約92%以上の透過率を得ることができる。また、2.0%以下のヘイズ、好ましくは1.0%以下のヘイズを得ることができる。
このように本実施形態によれば、PETからなる基材フィルム11とPMMAからなる外側成形体12との間を強固に密着(固着)できるとともに、優れた光学特性を得ることができる。
本実施形態では図2ないし図6に示すように、基材フィルム11の内表面11bにも、アクリル系樹脂からなるアンダーコート層15、塩化酢酸ビニル系樹脂からなるバインダ層27及びPMMAからなる内側成形体13を形成している。これにより、PETからなる基材フィルム11とPMMAからなる内側成形体13との間の密着性を強固に密着(固着)できるとともに優れた光学特性を得ることができる。
加えて、図2ないし図6に示す表面パネル1は、基材フィルム11を中心として、外側に、アンダーコート層14、バインダ層17及び外側成形体12ならびに表面保護層28が積層されており、内側に、アンダーコート層15、バインダ層27、及び内側成形体13ならびに表面保護層28が積層されており、外側と内側とで、積層構造が対称である。したがって、外側と内側とで接合時に作用する応力の差や温度変化による応力の差がきわめて小さくなる。そのため、歪や反りが発生しにくくなる。
また図2に示すように、表面パネル1の4辺の全てのパネル端面1cがハードコート層である表面保護層28で覆われている。パネル端面1cには、基材フィルム11と外側成形体12との接合部の端部、ならびに基材フィルム11と内側成形体13との接合部の端部が現れているが、これら接合部の端部が表面保護層28で覆われているため、基材フィルム11の外表面11aや内表面11bに沿って、水分が侵入したり、腐食ガスが侵入するのを効果的に防止できる。ただし表面保護層28を形成しない形態としてもよい。
図1に示すように、この表面パネル1が使用される携帯機器では、筐体2の内部に設けられた表示装置の表示画面が透光領域3の内側に対向し、表面パネル1の透光性の透光領域3を透過して表示内容を目視することができる。本実施形態によれば、透光領域3の透過率を約90%以上に高く、ヘイズを約2%以下に低く抑えることができ、透光領域3の光学特性を優れものにできる。
また、表示画面を目視できる透光領域3において外側成形体12の表面の表面保護層28に指を触れると、指といずれかの検知電極層21との間の静電容量に応じて検知出力が変化し、指が透光領域3のどの位置に触れられているかを検出することが可能になる。
本発明の表面パネルは、上記実施の形態の携帯機器用のケースに使用されるものに限られず、各種電気製品を操作するリモートコントローラやその他の電子機器のケースの一部として使用することが可能である。
図2に示す断面構造を有する表面パネルを形成した。
以下の表1に示す実施例1〜3及び比較例1〜5を製造した。
表1に示すように実施例及び比較例ともに基材フィルム11をPETフィルムとし、成形体12,13をPMMAで形成した。基材フィルム11の厚みを約50μmとした。成形体12,13の厚みをそれぞれ約450μmとした。PETフィルムには同じものを使用した。また表1に示すように、PMMAについては製造メーカが異なる複数種類を用意した。なお実施例及び比較例において表面パネル全体の板厚を約1.1mmとした。
表1の比較例1〜3では、アンダーコート層としてポリエステル系樹脂(帝国インキ製造(株)のIPXビクトリアあるいはMIBメジウム)を用いた。一方、比較例4,5及び実施例1〜3では、アンダーコート層としてアクリル系樹脂(帝国インキ製造(株)のMIXメジウム)を用いた。なお各アンダーコート層の厚みを4μmとした。各アンダーコート層を印刷形成し、続いて各アンダーコート層に対して乾燥工程を施した。
また、表1の比較例1では、バインダ層としてPC系樹脂とPMMA系樹脂との混合樹脂(帝国インキ製造(株)のIMB006)を用いた。また、比較例2〜5では、バインダ層としてPC系樹脂(帝国インキ製造(株)のIMB009)を用いた。また実施例1〜3では、バインダ層として塩化酢酸ビニル系樹脂((株)セイコーアドバンスのJT27)を用いた。なお各バインダ層の厚みを3μmとした。各バインダ層を各アンダーコート層の表面に印刷形成し、続いて各バインダ層に対して乾燥工程を施した。
図8に示す製造方法を用いて各成形体12,13を成形した。このときの射出圧力を約270MPaとし、溶融温度を約105℃とした。
また、表1の比較例1〜4、実施例1の成形材としてPMMA(三菱レーヨン(株)のアクリペット(登録商標)IRK304)を、比較例5と実施例3の成形材としてPMMA(ダイセルエボニック社製のPLEXIGLAS(登録商標)HW55)を、実施例2の成形材としおてPMMA(住友化学(株)スミペックス(登録商標)HT25)を用いた。
そして製造された比較例1〜5及び実施例1〜3の各表面パネルの剥離強さ、透過率及びヘイズを測定した。剥離強さは、成形体12、13間を引き離す方向に力を加え、剥離や層内に亀裂が生じたときの力を測定した。
また透過率及びヘイズは、HM−150メイズメーター(村上色彩技術研究所製)により測定した。
表1に示すように、実施例1〜3及び比較例1〜3では、10N以上の剥離強さを得ることができ、PETからなる基材フィルム11と各成形体12,13との間を強固に密着(固着)できていることがわかった。
しかしながら表1に示すように比較例1〜3では、ヘイズが5%以上となり光学特性が劣化していることがわかった。
これに対して、実施例1〜3では、約90%以上の透過率及び約2%以下のヘイズにでき、優れた光学特性を得ることができるとわかった。
以上により、PETからなる基材フィルム11と、PMMAからなる成形体12,13との間を接合するに際し、基材フィルムの表面にアクリル系樹脂からなるアンダーコート層を形成し、アンダーコート層の表面に塩化酢酸ビニル系樹脂からなるバインダ層を形成し、バインダ層の表面にPMMAからなる成形体を形成することで、強固な密着性及び優れた光学特性を得ることができるとわかった。
1 表面パネル
1a パネル外面
1b パネル内面
1c パネル端面
2 筐体
3 透光領域
4 加飾領域
11 基材フィルム
11a 外表面
11b 内表面
12 外側成形体
13 内側成形体
14、15 アンダーコート層
16 配線帯
17、27 バインダ層
18 保護層
21 検知電極層
22 配線層
23 加飾層
28 表面保護層
201 表面パネル
201c パネル端面

Claims (5)

  1. 透光領域を有する表面パネルにおいて、
    外表面および内表面を有する透光性の基材と、
    前記基材の前記内表面に設けられて前記透光領域内に位置する透光性の検知電極層と、
    前記基材の前記外表面に形成された透光性のアンダーコート層と、
    前記アンダーコート層の表面に形成された透光性のバインダ層と、
    前記バインダ層の表面に形成された透光性の外側成形体と、を有し、
    前記基材はPETで形成され、前記外側成形体はPMMAで形成され、前記アンダーコート層はアクリル系樹脂で形成され、前記バインダ層は塩化酢酸ビニル系樹脂で形成されていることを特徴とする検知機能を有する表面パネル。
  2. 更に、前記透光領域を囲む加飾領域を備え、
    前記加飾領域では、前記アンダーコート層と前記バインダ層との間に加飾層が設けられている請求項1記載の検知機能を有する表面パネル。
  3. 更に、前記基材の前記内表面側に前記アンダーコート層及び前記バインダ層を介してPMMAからなる内側成形体が形成されている請求項1又は2に記載の検知機能を有する表面パネル。
  4. 透光領域を有する表面パネルの製造方法において、
    外表面および内表面を有するPETからなる透光性の基材の前記内表面に前記透光領域内に位置する透光性の検知電極層を形成する第1工程、
    前記基材の外表面にアクリル系樹脂からなる透光性のアンダーコート層を形成する第2工程、
    前記アンダーコート層の表面に塩化酢酸ビニル系樹脂からなる透光性のバインダ層を形成する第3工程、
    前記バインダ層の表面に、PMMAからなる透光性の外側成形体を成形する第4工程、
    を有することを特徴とする検知機能を有する表面パネルの製造方法。
  5. 前記透光領域を囲む加飾領域を備えており、
    前記第2工程と前記第3工程との間に、
    前記加飾領域における前記アンダーコート層の表面に加飾層を印刷形成する第5工程、を有し、
    前記第3工程では、前記バインダ層を前記透光領域における前記アンダーコート層の表面から前記加飾層の表面側にかけて形成する請求項4記載の検知機能を有する表面パネルの製造方法。
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